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南沙良『21世紀の女の子』出演決定!! 新進映画監督15名が集結!短編オムニバス


映画情報どっとこむ ralph 山戸結希監督が企画・プロデュースを務める映画『21世紀の女の子』(英題:21st Century Girl)に、若手実力派女優の南沙良の出演が決定。


同作は、80年代後半〜90 年代生まれの新進映画監督、

山戸結希/井樫彩、枝優花、加藤綾佳、坂本ユカリ、首藤凜、竹内里紗、夏都愛未、東佳苗、ふくだももこ、松本花奈、安川有果、山中瑶子/金子由里奈(監督公募)/玉川桜(アニメーション)

総勢15名が集結。

オムニバス全編に共通した“あるひとつのテーマ”を、各監督が8 分以内の短編で表現するオムニバス作品で、南さんは松本花奈監督の「愛はどこにも消えない」に出演する。

今回出演が発表された南沙良さんは、昨年公開の映画「幼な子われらに生まれ」で映画初出演を果たした。その後初主演映画となった「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」で、吃音というコンプレックスを持った非常に難易度の高い主人公を演じきり、高く評価された。

11月に開催となる「MOOSIC LAB 2018」の長編部門出品作品で、シンガーソングライター西山小雨さんの「未来へ」を原案として製作された映画「無限ファンデーション」でも主演を務めることが発表されており、今回解禁された『21世紀の女の子』の出演にも期待が集まる。


南沙良さんからのコメント
お話をいただいた時からわくわくが止まりませんでした。劇中では、可愛らしい制服を着ることができましたし、花火をするシーンがあったのですが今年最初の花火ということもあり、とても心踊りました。

映画情報どっとこむ ralph 「21世紀の女の子」は、2019年新春全国劇場公開予定。

21 世紀の女の子公式HP:
http://21st-century-girl.com

映画「21世紀の女の子」

企画・プロデュース:山戸結希
公開:2019 年新春全国劇場公開予定
製作:21 世紀の女の子製作委員会(ABCライツビジネス、VAP)
製作幹事・配給・宣伝:ABC ライツビジネス
製作・配給協力:映画24 区和エンタテインメント


参加監督

山戸結希/井樫彩、枝優花、加藤綾佳、坂本ユカリ、首藤凜、竹内里紗、夏都愛未、東佳苗、ふくだももこ、松本花奈、安川有果、山中瑶子/金子由里奈(監督公募)/玉川桜(アニメーション)


~南沙良~

公式HP:
sara_minami/

公式Twitter:
@lespros_sara

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堀未央奈(乃木坂46)が映画初主演 山戸結希監督『ホットギミック』製作決定!


映画情報どっとこむ ralph このたび、山戸結希監督 新作映画『ホットギミック』の製作が決定しました。
ただの甘いラブストーリーではなく、十代の揺さぶられる心とヒリヒリした肌感覚を描く本作。

すべては「若者の胸に鮮烈に刺さる、新しい時代の青春映画を作りたい」という情熱から。

全ての発端は、山戸結希監督の前作『溺れるナイフ』(16)のかなり前に遡り、2014年冬。当時東映㈱の若手社員であった現プロデューサーの高橋さん&山尾さんが、テアトル新宿で上映されていた山戸監督作品『おとぎ話みたい』(14)を鑑賞し、その濃密な世界観に衝撃を受け、衝動的に山戸監督と連絡を取ったことに始まったそう。

山戸監督は、新世代の映画監督の中でも、ひときわ異彩を放つ存在。
2015年、日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞。
メジャーデビュー作となった『溺れるナイフ』では、驚異の口コミ力で興行収入7億円強の大ヒットを記録し、一躍その名を世間に轟かせました。さらに、企画・プロデュースを務める映画『21世紀の女の子』は、本年度の東京国際映画祭に正式招待されています。

山戸結希監督コメント
たったひとりの女の子のために、漫画を描き続けてきた相原先生の心の美しさに、せめてこの作品を作っている間だけは、どうか共鳴しながら、心から美しいと感じるキャストの皆さんを、その感覚そのままに、スクリーンに映し出せることを祈っています。
なにも良いことがないと地獄のような日々を生きている、たったひとりの十代の女の子が、近所のショッピングセンターの中にあるシネコンに、ふらりと劇場に迷い込んだときに、たった一回出会えるような作品にしたいと願っています。たったひとりの十代の女の子へと、お手紙を書くように、この映画を撮りたいとずっと思っていました。

映画情報どっとこむ ralph 堀未央奈さん(乃木坂46)が映画初出演にして初主演!主人公・初(はつみ)役に挑む!

3人の男性との恋に揺れ動く主人公・成田 初(なりたはつみ)を演じるのは、国民的アイドルグループ乃木坂46の次世代エース・堀未央奈さん。人気女性ファッション誌「ar」のレギュラーモデル、1stソロ写真集「君らしさ」は発行部数が10万部を突破した存在。

山戸監督が14thシングル「ハルジオンが咲く頃」のMVを手掛けた際に、そのみずみずしい存在感が印象に残ったため、今回は映画初出演にも関わらずいきなりの主演に抜擢されました!キャスティングに至る経緯について、制作側は「ずっと見ていたくなるようなフレッシュでみずみずしいヒロイン像を探す中で、堀未央奈さんの存在が浮上しました。映画界ではまだ無名ですが、だからこそ未知数な可能性を秘めたヒロインを新たに作り出せるはず。映画界ではニューカマーとなる堀が、山戸監督作品の中でどんな女優として輝くのか、期待が高まります!」と語っています。

堀 未央奈(成田初 役)コメント
私自身、映画は初主演と言う事で不安な気持ちはありますが、クランクインして、監督の演出、共演の皆さんとのお芝居、その1つ1つの撮影が本当に楽しいです。実は人見知りなので、最初は現場に溶け込めるか不安でしたが、共演のみんなも年が近く話しかけてくれるので、ほっとしています。元々、山戸監督とは、乃木坂46のMVでご一緒したことがありましたし、作品もいくつか拝見していました。ずっと、もっと一緒にお話ししてみたいなと思っていたのですが、今回、撮影が始まる前に2人でじっくり話せる機会がありました。この映画にかける思いを本気で話すことができ、カメラの前に私がいる時の気持ちも、汲み取ってくれているんじゃないかな?と、思っています。原作は、凄く面白い作品。誰かと付き合っていたとしても、ほかの誰かに気持ちが迷ってしまう事、誰にでも起こりうることじゃないかなと思っています。そんな初のリアルな心情、心の揺れを新鮮にリアクションしていきたいです。

映画情報どっとこむ ralph ■さらに、主人公・初に恋する3人の男性陣には映画界で最注目の若手俳優が集結!

主人公と同じマンションに住む幼馴染・橘 亮輝(たちばなりょうき)を演じるのは、清水尋也さん。
エリート男子高に通い頭脳明晰・容姿端麗な女子の憧れの的でありながら、初への想いをうまくぶつけられない亮輝の繊細な心情の変化をどのように表現するのか、注目です。

清水尋也さん(橘亮輝役) コメント
山戸監督と作品を作れる事への喜びと、良い物にしなければ、というプレッシャーを共に感じました。とても難しい役所ではありますが、決して妥協せず、皆様の心に残る橘亮輝を演じ、そして生きたいと思います。



もう一人の幼馴染・小田切 梓(おだぎりあずさ)を演じるのは、板垣瑞生さん。
人気ヴォーカルダンスユニット「M!LK」のメンバー。
ティーンに絶大な人気を誇る現役高校生の板垣が今作では、人気モデルとして華やかな世界で活躍するも、過去のとある出来事から心に暗い影を潜め、どこかミステリアスな雰囲気を持つ梓を熱演します。

板垣瑞生(小田切梓役)さん コメント
山戸さんの作品は前から観ていたのもあって、自分が出られるだなんて思っていなかったのですが、出演させていただける以上は全力をぶつけてみたいと思います。それに、清水(尋也)君とも前に共演したので、また一緒に作品に出られることが楽しみで仕方がないです。一緒にいい作品にしたいです。梓の闇の部分も、すごくキラキラとした部分もどっちもたくさんの方に魅力的に伝わるように楽しめればと思っています。


初の兄・成田 凌(なりたしのぐ)を演じるのは、間宮祥太朗さん。
いま世間に大注目されている間宮さんが、誰にも言えない気持ちを胸に秘め、葛藤しながら生きてきた凌を演じる姿は必見です!

間宮祥太朗(成田凌役) コメント
山戸監督と初めてご一緒するので、一刻も早く山戸組の撮影リズムに入り込みたいと思っています。凌はとても切ないキャラクターです。山戸監督とも、それをしっかり表現できたらいいね、という話をしていたので、しっかりキャラクターを作っていきたいですね。僕はどうも、年下の女優さんから「怖い」と思われてしまうことがあるのですが(笑)、堀さんとは兄と妹の役ですから、そう思われないように関係を作っていかなくちゃいけないなと思っています。

映画情報どっとこむ ralph 若い才能が結集し生み出される、次世代青春映画。2019年、映画『ホットギミック』が青春映画の流れを変える―。

ホットギミック

2019年全国公開です。

ストーリー
どこにでもいる平凡な女子高生・成田初(なりたはつみ)。優しい兄・凌(しのぐ)、元気な妹・茜(あかね)と両親と、ごく普通の家庭で暮らしていた。ある日、同じマンションに住む橘亮輝(たちばなりょうき)に弱みを握られ、亮輝の無茶な命令に振り回されることに。
そんな時、数年前に突然引っ越していった幼馴染・小田切梓(おだぎりあずさ)が帰ってきた。人気モデルとして活躍し、遠い存在だと思っていた梓が、昔と変わらず自分を守ってくれる姿に初は自然と魅かれていく。亮輝に邪魔をされながらも、初と梓は付き合うことに。幸福感に溶けてゆく初だったが、実は梓にはある目的があった―。
さらに、兄・凌の秘密を知ってしまう。今まで通りではいられなくなり、戸惑う初。

昔から憧れの存在だった梓。口は悪いが傷ついた初を励ましてくれる亮輝。幼い頃からいつも自分を守ってくれる凌。
そんな3人の男性との恋に揺れ動く初の運命は…。


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キャスト:堀 未央奈 清水尋也 板垣瑞生 / 間宮祥太朗 ほか

原作:相原実貴「ホットギミック」(全12巻・小学館「Betsucomiフラワーコミックス」刊)
監督・脚本:山戸結希(『溺れるナイフ』他)
クランクイン:2018年9月中旬
クランクアップ:2018年10月中旬予定
都内近郊にて撮影予定


二ノ宮隆太郎監督『枝葉のこと』予告編解禁&公開日決定!山戸結希監督コメントも到着


映画情報どっとこむ ralph この度、新鋭・二ノ宮隆太郎監督の最新作『枝葉のこと』の公開日が5月12日(土)に決定。上映劇場はシアター・イメージフォーラム。

これにあわせ予告編が解禁となりました。

この度、解禁された予告編には、冒頭、自宅で庭仕事をしている父親に近づく隆太郎が、思いつめた様子で「裕佑のおばちゃん、死ぬよ」と告げるシーンから始まっている。6歳で母親を亡くし、幼少期に友達である裕佑の母親、龍子に世話になっていた隆太郎は、7年前から彼女の病気を知っていたにも関わらず、一度も会いに行っていなかったのだ。

予告編は、郊外の自動車整備工場で働く隆太郎が、仕事が終わると、先輩や後輩に誘われて近所の居酒屋やガールズバーに飲みに行く毎日が描かれている。周囲の人間を見下し、常に苛立ちを隠せずにいる隆太郎は、人から疎まれ嫌われているが、その心の奥に隠した大切な感情を、死ぬ間際の龍子に出会うことで変わっていこうとする。



この映画は、一人の若者の、人生を変えなくてはいけないと感じるその瞬間を切り取った、今までに無い、全く独創的な青春映画。

映画情報どっとこむ ralph 本作に『溺れるナイフ』などの山戸結希監督からコメントが!

山戸結希(映画監督)

孤独な人間にしか作れない映画があることを、よく思う。

『枝葉のこと』を観ると、ずっと寂しかった彼の横顔や背中に鬼気迫る想いがする。
暗闇と溶け合うために生まれてきた人。
彼自身が、一筋の寂しい光となって。

それゆえ 二ノ宮隆太郎と映画館は、いつでも宿命的な出会いを果たす。


映画情報どっとこむ ralph 隆太郎、27歳。苛立ちと鬱屈の毎日に訪れた、人生を変える転機の出来事

前作『魅力の人間』が第34回ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞し、海外映画祭でも注目を集めた新鋭・二ノ宮隆太郎の劇場公開デビュー作となる本作は、監督自身の実体験を基に作り上げた独創的な「私小説的」映画作品である。

枝葉のこと

2018年5月12日(土)シアター・イメージフォーラムにて公開

公式URL: edahanokoto.com

物語・・・
横浜の自動車整備工場で働く隆太郎は、関わること全てに諦念を抱く無気力な男。
無駄話に興じる職場の先輩や後輩。ガールズバーで出会った女の子。誰にも心の内を語らない隆太郎は、周囲からも変わり者扱いされている。そんな折、幼馴染の裕佑から1本の電話が入る。「うちの母ちゃんが会いたがっている」裕佑の母・龍子はC型肝炎から発症した肝臓がんで余命数日に迫っていた。6歳で母親を亡くし、幼少期に龍子に世話になっていた隆太郎は、7年前から彼女の病気を知っていたにも関わらず、一度も会いに行っていなかった。
これは、龍子に会いに行くことを決めた隆太郎の人生の数日間の物語。

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『枝葉のこと』 [2017年/日本/DCP/カラー/114分]
監督・脚本・編集:二ノ宮隆太郎
出演:二ノ宮隆太郎、矢島康美、松本大樹、木村知貴ほか
宣伝・配給協力:岩井秀世
配給:九輪家
海外セールス:Free Stone Productions Co., Ltd. ©Kurinke
   


山戸結希監督最新作『Girls of Cinema』オンライン公開開始!


映画情報どっとこむ ralph 『Girls of Cinema』(2017年12月29日オンライン公開)は、2016年12月29日の新宿の街にてアジア中の女の子へと向けて、全編英語で撮影された、まさしく鮮烈・静かなる怒涛の8分42秒間!
主演に、ミスiD2016グランプリを受賞した、新進女優の保紫萌香。

同じく女優のひらく、上埜すみれも出演。

3人の女の子が新宿・歌舞伎町の街でダベるシーンから始まり、やがてどうしようもなく加速してゆく物語。全編英語で構成され、アジア中の「映画の女の子」たちに向けて誘い、呼びかけ、奮い立つ映像となっている。

劇中音楽はサニーデイ・サービス。「苺畑でつかまえて」、 「パンチドランク・ラブソング」の2曲が使用されています。

映画情報どっとこむ ralph 山戸結希監督 コメント

2016年12月29日に撮影した『Girls of Cinema』を、2017年12月29日に公開する運びとなりました。今回のバージョンをep.0として、長編映画としても撮影しようと考えています。これからも一緒に闘ってくださる女の子に声をかけ、プロジェクトを立ち上げてゆきますので、このあとの展開も是非、お楽しみにされてください。そして、ぜひ、ご参加下さいね。

映画の女の子、Please Join us!

未来へ。

映画情報どっとこむ ralph 作品名:『Girls of Cinema

Vimeoにて、2017年12月29日にオンライン公開

公開URL:
https://vimeo.com/248983172

※2017年12月29日、18時より視聴可能。
映画情報どっとこむ ralph オンライン公開なので、掲載するか迷いましたが山戸結希監督最新作ですし、監督曰く、『今回のバージョンをepisode.0として、長編映画としても撮影』とあるので、パイロット版もしくは短編映画くくりとして御紹介!

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脚本・監督:山戸結希
出演:保紫萌香、ひらく、上埜すみれ
音楽:サニーデイ・サービス(ROSE RECORDS)

「苺畑でつかまえて」「パンチドランク・ラブソング」


スクリーンで蘇る!『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』大絶賛コメント続々


映画情報どっとこむ ralph 名匠エドワード・ヤン監督が1991年に発表した、伝説の傑作『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』が4Kレストア・デジタルリマスター、3時間56分版として、3月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館(3/18~)他全国順次公開となります。


エドワード・ヤン監督の生誕70年、没後10年となる節目の今年、本作が25年ぶりに日本のスクリーンに!

1960年代の台湾を舞台に、実際に起きた事件に着想を得た本作は、少年少女の青春のきらめきと残酷さ、そして「時代のうねり」を鮮烈な映像と秀逸な脚本で映し出し、BBCが1995年に選出した「21世紀に残したい映画100本」に台湾映画として唯一選出されるなど、映画史上に燦然と輝く傑作として、評価され、これまで世界中のクリエイターや多くの映画ファンたちに熱狂的に支持されてきました。

映画情報どっとこむ ralph 日本では初上映以来25年間DVD化もされず、観る機会がなかっただけに、公開を待ち望んでいた各界の著名人(加瀬 亮、から公開が待ち遠しくなるような、アツいコメントが数多く寄せられましたのでご紹介!


問答は無用だ。だまって映画館にかけつけ、この真の傑作に打ちのめされるがよい。
――蓮實重彦(映画評論家)

デジタルリマスタリングには基本的には否定的だが、本作を観て考えを改めざるを得なかった。初見の記憶を遥かに上回る奇妙で圧倒的な感動。異様に新鮮で懐かしい血と光、青春の生々し過ぎる躍動と家族という原理。全ての日本人が観るべき。 
―― 菊地成孔(音楽家/文筆家)

『牯嶺街少年殺人事件』は二十二歳の時に観ました。当時いろいろと将来のことを不安におもい迷っていた自分は、懐中電灯で足元だけを小さな光で頼りなく照らしながらなんとか先の見えない闇の中を歩いていく少年の姿にひどく動揺したものでした。映画というものが自分自身の内面の現実に深く触れてきたことも初めてでしたし、映画の言葉にならない大きな力を感じたのもこのときが最初でした。観終わったあとに感じた胸の痛みが、自分が映画の道に進むきっかけとなりました。 
―― 加瀬 亮(俳優)

小四が懐中電灯を消した直後の残像は、まだ光の世界かそれとももう闇の世界か? わずかな瞬間に全てがまるごと見える。その姿はなんと痛ましく残酷で、そして、息苦しいほどみずみずしいことか。嗚呼、プレスリーが切なく美しく胸に迫ります! 
―― イッセー尾形(俳優)

まだ映画館の闇と映写機の光、そこに身を沈めるよろこびを知らない人こそ、この映画に駆けつけて欲しい。『牯嶺街少年殺人事件』は繭(まゆ)のような闇の中で自分を作り変える体験を、見る者すべてに約束する光だ。この映画をスクリーンで発見できる若い世代を、心の底から羨ましく思います。 
―― 濱口 竜介(映画監督)

何も知らずに、私はあの撮影現場にいた。その時は、台湾映画史に残る傑作映画になるとは分かるはずもなかった。もう一度あの日の現場に戻って、もっといろいろなものを見たいと思った。自分の現場もあの日のような空気感になっているだろうかと、今でも考える。『牯嶺街少年殺人事件』は、僕にとって「映画の原風景」である。偶然では作れない緻密な作品だが、ある少年の青春の一瞬を偶然にとらえた奇跡の映画でもある。唯一無二の映画だ。
―― 行定勲(映画監督)

どこか懐かしく穏やかな暮らしの風景と、青春のまばゆい光。それらの隙間に絶望の影がひたひたと浸透していくさまを私たちは遠くから見つめることしか出来ない。
―― ほしよりこ(漫画家)

語っていないのに伝わってくるという、イーストウッドの『許されざる者』と近い空気感。個々の人間を描きながら、同時にその人間が生きている社会、世界を描いている。スクリーンの外にも世界があり、時間が続いていることを感じさせる稀有な傑作。 
―― 李相日(映画監督)

90年代のはじまりに現れたこの映画は、90年代のすべてを超越している。最小から最大まで、光と闇の間にあるあらゆるもののつながりを可視化し、世界全体を視野に収めつつ、一少年の感情の移ろいを鮮明に描きだす。そんな唯一無二の作品である。
―― 阿部 和重(作家)

映画情報どっとこむ ralph 私のよく知る台北の街角で起きた殺人事件に瞠目した。時を経ても変わらない少年の純真と激情、報われない憧憬が、やり場のない怒りへと育ってゆく。すべての少年時代が内包する脆さを見事に描ききった傑作だ。
―― 東山 彰良(作家)

盗んだ懐中電灯で照らされる範囲だけが少年に見える場所。この先を少女が照らしてくれさえしたら進めると思ったの? 「君を守りたい」なんて少年にしか言えない。どうしようもない取り返しのつかない一瞬 ――。 訳ありの少女と居場所のない少年の台北60’sボーイ・ミーツ・ガール。
―― 松田洋子(漫画家)

『牯嶺街少年殺人事件』は、長いこと忘れかけていた、日本もアジアなのだということを相対化する視点を与えてくれ、しかもアジアが楽園であり、その楽園はすでに蹂躙され尽くしているのだということをも報せてくれた。映画を作るときに、頭の片隅にいつもある作品だ。どれほど待ち焦がれても権利問題で上映が叶わず、その理由はいわくつきの噂と共にもはや都市伝説化していった。だったら俺たちがと数年前に思い立ち、動きはじめると本当にたくさんの方々に一緒にやろうと声をかけられ驚いた。その後の詳しい経緯は知らないが、最後はスコセッシが話をつけてくれたという噂。さすがはストリートの大先輩、とかなんとか。とにかくリバイバルにご尽力くださった皆さまに感謝を!漸くその時はきた!あざす!
―― 富田克也(空族)

こんな映画に選ばれてしまった少年少女の運命よ。だから青春映画が好きだと思うのかもしれない。若い身体に、映画を刻み込むような236分、青春の影――撮影現場の暗闇を、踊り場から覗き込むふたりと、確かに目が合った。 
―― 山戸結希(映画監督)

印象的なのは、少年、少女たちの瞳が危うくも堂々としていること。こんな映画に出会えて、とても嬉しかった。
―― 茂木 欣一(東京スカパラダイスオーケストラ/フィッシュマンズ)

舞台は台湾なのに、日本の昭和30年代が生々しくよみがえる。 思春期の純粋が、残酷で無謀なまま息づいていた時代が。
―― 姫野カオルコ(作家)

最高傑作という言葉を、10年に一度だけ使ってよいとすれば、迷わず『牯嶺街少年殺人事件』を挙げるだろう。揺るぎないショットを刻む映画作家として、社会を洞察する思想家として、人間性を優しく見つめる一人の年長者として、エドワード・ヤンを深く敬愛する。
―― 舩橋淳(映画作家)

『牯嶺街少年殺人事件』は、夭折した偉大な映画監督エドワード・ヤンの最高傑作だ。
―― マーティン・スコセッシ

『牯嶺街少年殺人事件』が1991年に発表された時、新たな才能の登場に世界中が驚いた。いま、若い観客が初めてこの傑作を観て興奮できることが、非常に嬉しい。
―― ウォン・カーウァイ

エドワード・ヤンの作品は常に私の映画に影響を与えてくれた。彼は世界を新たな秩序で作り替えることの出来る、冷徹かつ思いやりのある明晰な観察者である。
―― オリヴィエ・アサイヤス

映画情報どっとこむ ralph 物語・・・
1960年代の台湾・台北。夜間中学に通う小四(シャオスー)は不良グループ〝小公園“に属する王茂(ワンマオ)らといつもつるんでいた。小四はある日、小明(シャオミン)という少女と知り合う。

彼女は小公園のボス、ハニーの女で、ハニーは対立するグループ〝217”のボスと、小明を奪い合い、相手を殺し、姿を消していた。

小明への淡い恋心を抱く小四だったが、ハニーが突然戻ってきたことからグループの対立は激しさを増し、小四たちを巻き込んでいく。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件

3月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館(3/18~)ほか全国順次ロードショー!

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監督:エドワード・ヤン 
出演:チャン・チェン、リサ・ヤン、チャン・クオチュー
1991 年/台湾/236分 /
配給:ビターズ・エンド
(C)1991 Kailidoscope