映画情報どっとこむ ralph この度、2017年NHK 朝ドラ「ひよっこ」の寮長役で注目を集めた小島藤子さんが初主演を務める映画『馬の骨』が、 第32回高崎映画祭にてプレミア上映され、小島藤子さん、深澤大河さん、ベンガルさん、桐生コウジさんが登壇し舞台挨拶を行いまし た。

本作は、平成元年に「イカ天」と呼ばれた伝説のテレビ番組「三宅裕司のいかすバンド天国」に出演した過去の栄光を 忘れられずに鬱屈した日々を送る中年男性・熊田と「イカ天」を知らない平成生まれのアイドル歌手・ユカとの、奇妙な交流を描くオブビート音楽コメディー。

ロケ地でもある高崎にて、完成したばかりの本作をいち早くプレミア上映し、撮影当時の思い出などを振り返りながら息の合ったトークを繰り広げ、会場を盛り上げました!

また、公開初日が6月2日(土)に決定したことも合わせて発表となりました!

第32回高崎映画祭 『馬の骨』プレミア上映
日時:4月7日(土)
会場:高崎シティギャラリーコアホール
部門:まちと映画 高崎フィルム・コミッション支援作品
登壇:小島藤子、深澤大河、ベンガル、桐生コウジ

映画情報どっとこむ ralph 昨年(2017年)11月に3日間かけて高崎でロケが行われた映画『馬の骨』。
開催中の第32回高崎映画祭「まちと映画高崎フィルム・コミッション支援作品」部門にてプレミア上映&舞台挨拶が行われました!

上映後に拍手で迎えられ小島藤子さん、深澤大河さん、ベンガルさん、桐生コウジ監督が登壇。

監督・脚本・出演を務めて

桐生監督:高崎の街のおかげでいい作品ができました!

と挨拶。高崎での撮影について聞かれると、

桐生コウジ監督
桐生監督:本編の中に、新宿の「JAM」というライブハウスの近くで殴られるシーンがあるんですけれど、実際には歌舞伎町で乱闘シーンの撮影を行うのはなかなか難しいんです。そこで、どうしようか考えていた時に、高崎電気館の近辺を思い出したんです。歌舞伎町の裏通りの雰囲気にすごく似てるなと思って、ここで撮影しました。また、30年前に 実際に「馬の骨」のバンドメンバーで通っていた喫茶店のようなロケ地を探してみたのですが東京にはなかなかなくて。 高崎の商店街のレトロな感じがぴったりきて、ここで撮りたい!と思いました。高崎はレトロな部分と近代的な部分が 両方あって本当にいい街ですね!

と高崎が映画を撮るのに魅力で適していることを語りました!

映画情報どっとこむ ralph 小島さんは、ラストの路上ライブのシーンを高崎で撮影したそうで、

小島さん:路上ライブを聴いているお客様を演じて下さった方々 は、高崎で実際に駅前を歩いていた方にその場でお声をかけて集まってくれた方々なんです。現地スカウトなんです(笑)。 やっているうちにちょこちょこ人数が増えていって。「今何やってるんですか?」と聞かれたりして「すみません、今から歌います」と言って歌い始めたんですが、本当の路上ライブみたいでした(笑)。何回か撮り直したりしたんですが、 皆さん飽きずに付き合ってくれて、「疲れていませんか?」と逆に声をかけてもらったりして、本当に優しかったんです。 高崎の人たちはみんないい人だな、と感動しました!

と温かい裏話を交え思い出を語ってくれました。

ただ一人高崎での撮影シーンがなかった深澤さんは、

深澤さん:僕は高崎の現場に来てないんですけど・・・でも実は今日客席で映画を観ていたのですが、こうやって高崎映画祭に来れて皆さんと一緒に映画を観れたことが本当に光栄です!

と語った。

ベンガルさんは、高崎では楽器屋での撮影があったそうですが、

ベンガルさん:高崎で有名な楽器屋さんでの撮影だったんですが、僕はちょっとなめてまして、あんなにすごいお店だと思ってなかったんで、びっくりしましたね。ものすごい高いギターやいろんな楽器がずらっと並んでいて、しかもすごく大きくて。こんなお店が高崎にあるなんて、東京とか外国とかからわざわざ買 いに来る人もいるんじゃないかな。だって高崎の人口の割合と考えても楽器の数が多すぎるでしょう(笑)

と語り、会場を沸かせました。

また、劇中で初めてギターの弾き語りを披露している小島さんは、

小島さん:もともとは歌を歌うことは得意ではないんです。だから、 監督と最初にお会いした時に「練習はするけど責任は取れませんよ」とずっと言ってて(笑)それでも良いと言ってく れたんで、出来るところまでは一生懸命頑張ろうと思いました。

とオファーをもらった時のことを振り返り、

小島さん:台本を読んだ時にすごく好きなテイストだなと思いました。役自体は等身大の女の子だったので、気張らず変に役を作り込ん でいくのはやめて、ナチュラルな芝居ができたらいいなと思って演じていました。

と役作りについて語りました。

映画情報どっとこむ ralph 小島さんは作詞にも 挑戦していて、

小島さん:監督から「台本を読んでユカの気持ちになって思いつくワードを書いてみて。」といきなりに言われて、詩を書いたことが全くなかったので、本当に難しかったですね。スタッフさんたちが口ずさんでくれているのが恥ずかしくてなるべく聞かないようにしてました(笑)

と照れた様子だった。 透明感のある歌声とストレートな歌詞に注目が集まる。

一方、劇中でいきなりドラムをやることになった男を演じているベンガルさんは

ベンガルさん:実際にスティックを買って部屋で練習したけど、やっぱり大変だったね。でも、僕はやればできちゃうタイプだから(笑)

と語り会場を笑いの渦に包んだ。

映画『馬の骨』

2018年6月2日(土)よりテアトル新宿ほか全国順次公開!



あらすじ・・・
工事作業員の熊田(桐生コウジ)は元イカ天バンド「馬の骨」のボーカリスト。作業現場で遠藤(大和田健介)とトラ ブルを起こし解雇される。社員寮から追い出された熊田は、家賃1万5千円の格安シェアハウスに転がり込む。シェア ハウスには、垣内(深澤大河)、宝部(ベンガル)など曰くありげな面々に加えて、アイドルのユカ(小島藤子)も住ん でいた。住人たちから「職業は?」と問われた熊田は、つい「音楽関係」と口走ってしまう。 アイドルを卒業し密かにシンガーソングライターを志していたユカは、熊田に猛アプローチするが── やがて、熊田の正体が発覚し……。 夢を途中で投げ出し、その後 30 年近く後悔ばかり抱いて暮らしてきた中年男が、一途に夢を追い続ける若者との出会 いによって、自分も青春の後悔にケリをつけようと再起を図る。

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小島藤子 深澤大河/ しのへけい子 信太昌之 黒田大輔 大浦龍宇一 髙橋洋 粟田麗 大和田健介/ 志田友美(夢みるアドレセンス) 茜屋日海夏(i☆Ris) 河上英里子 萩原健太(音楽評論家) 石川浩司(元「たま」) ベンガル 桐生コウジ

脚本・監督:桐生コウジ
脚本:坂ノ下博樹・杉原憲明
撮影:佐々木靖之
音楽:岡田拓郎
製作・配給:株式会社オフィス桐生
Ⓒ2018 オフィス桐生
    

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