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大林宣彦監督『海辺の映画館—キネマの玉手箱』予告編解禁!


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大林宣彦監督が、20年振りに「尾道」へ還ってきた!!
尾道にある海辺の映画館を舞台にした最新作は、まさに“キネマの玉手箱”!
物語は、戦争の歴史を辿りながら、無声映画、トーキー、アクション、ミュージカルと様々な映画表現で展開していく……。

大林宣彦監督が手掛ける『海辺の映画館-キネマの玉手箱』公開初日が、4月10日(金)決定しました!また併せて予告編も解禁。

尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」が閉館を迎え、日本の戦争映画特集を観ていた若者3人は、突然劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリーンの世界にタイムリープする。

戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島へ——。

そこで出会ったのは移動劇団「桜隊」だった。
歴史上では原爆の犠牲になった「桜隊」の未来を変えるため、戦争を知らない3人の若者は、歴史を変えようと奔走するのだ!!!

榎本健一の名曲「武器ウギ<無茶坊弁慶>」を武田鉄矢がカバーした主題歌にのせて、大林監督の”映画への情熱”と”平和への思い”に賛同し、集結した、小林稔侍、高橋幸宏、尾美としのり、武田鉄矢、南原清隆、片岡鶴太郎、柄本時生、稲垣吾郎、蛭子能収、浅野忠信、伊藤歩、中江有里、笹野高史、満島真之介、渡辺えり、窪塚俊介、長塚圭史ら豪華キャストが次々と。

ラストは、山田洋次監督の「とにかくおもしろい。大林監督と病気を闘いながら、前作『花筐/HANAGATAMI』を上まわる作品を作られたことに、とても勇気づけられました。」というあたたかいメッセージで締め括られる映像となっている。

映画情報どっとこむ ralph 『海辺の映画館—キネマの玉手箱』

映画は未来を変えられる——!!大林宣彦監督が新しい世代へ託すメッセージ。

尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」が閉館を迎えた。最終日は、「日本の戦争映画大特集」のオール
ナイト興行。そこで映画を観ていた若者3人は、突然劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリーンの世界にタイムリープする。戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島へ——。そこで出会ったのは移動劇団「桜隊」だった。「桜隊」を救うため、3人の男たちは運命を変えようと奔走するのだが……!?
大林宣彦監督が、20年振りに「尾道」へ還ってきた。尾道にある海辺の映画館を舞台にした最新作は、まさに
“キネマの玉手箱”!物語は、戦争の歴史を辿りながら、無声映画、トーキー、アクション、ミュージカルと様々
な映画表現で展開していく。生のエネルギーに溢れた誰も体験したことがないエンタテインメントが、幕を開ける!

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大林宣彦 監督作品
厚木拓郎 細山田隆人 細田善彦 吉田 玲(新人)  成海璃子 山崎紘菜 常盤貴子
製作:『海辺の映画館—キネマの玉手箱』製作委員会(吉本興業/TANAKA/バップ/アミューズメントメディア総合学院) 
製作協力:大林恭子 エグゼクティブ・プロデューサー:奥山和由 企画プロデューサー:鍋島壽夫 脚本・編集:大林宣彦 脚本:内藤忠司/小中和哉 
音楽:山下康介 撮影監督・編集・合成:三本木久城 VFX:塚元陽大 美術監督:竹内公一 照明:西表燈光 録音:内田誠 整音:山本逸美 
配給:アスミック・エース
製作プロダクション :PSC
©2020「海辺の映画館—キネマの玉手箱」製作委員会/PSC




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閉館へ向け、有楽町スバル座では「スバル座の輝き〜メモリアル上映〜」特別興行10月5日(土) 〜


映画情報どっとこむ ralph 「有楽町スバル座」は、2019年10月20日(日)をもちまして閉館することとなりました。

1946年に開館した、「日本初の洋画ロードショー劇場」であった丸の内スバル座を継承し、1966年4月有楽町ビルの竣工とともに「有楽町スバル座」として再オープンしました。

現在のスバル座外観
(現在のスバル座外観)

1946年スバル座外観
(1946年当時のスバル座外観)

丸の内スバル座から長きにわたり、お客様や地域の皆様にご愛顧いただきましたことに感謝し、映画史を飾った作品を選りすぐり、「スバル座の輝き〜メモリアル上映〜」と題し、特別興行を行うこととなりました。

スバル座で上映した作品を中心に16日間計49作品を上映致します。
スバル座の輝き〜メモリアル上映〜タイムテーブル

チケット情報:

・当日券1,000円均一(1作品鑑賞料金・各回定員入替制・全席自由席)
(当日券のみ、開館時より各回発売。/舞台挨拶付きのチケットは、お一人様4枚迄。)

・メモリアルチケット5,000円(昔のスバル座の外観を印刷したオリジナルクオカード500円分付)
有楽町スバル座窓口のみにて好評販売中(数量限定/上映期間中のすべての作品をご覧いただける大変お得なメモリアルチケット。)

*映画監督、俳優による舞台挨拶等を予定。
*各回先着順入場者プレゼント実施予定(スバル座オリジナルグッズプレゼント/数量限定)

舞台挨拶登壇ゲスト(予定)
安藤サクラ、安藤桃子監督、大林宣彦監督、五頭岳夫、阪本順治監督、佐向大監督、篠田伸二監督、高橋伴明監督、瀧川鯉昇(落語家)、竹下昌男監督、玉置玲央、七瀬公、根岸吉太郎監督、原田泰造、林家正楽(紙切り)、林家彦いち、平山秀幸監督、ほか続々追加予定。

詳細は劇場HPをご確認ください。
https://subaru-kougyou.jp/movies/

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大林宣彦監督特集が決定!第32回東京国際映画祭 Japan Now部門


映画情報どっとこむ ralph 10月28日(月)~11月5日(火)開催の第32回東京国際映画祭における特集企画として大林宣彦(おおばやしのぶひこ)監督の特集を実施することが決定しました。

近年の日本映画を振り返り、現在の日本を代表する作品の数々を、映画祭独自の視点でセレクションするJapan Now部門。

本部門では、今一番海外へ紹介したい映画人として、これまでに岩井俊二監督や安藤サクラさん、蒼井優さん、満島ひかりさん、宮﨑あおいさんら女優4名、昨年度は役所広司さんを特集。本年度は映像の魔術師と呼ばれ、今なお最前線で活躍している日本映画のレジェンド、大林宣彦監督を特集します。
第32回東京国際映画祭_大林宣彦監督特集

幼少の頃から映画を撮り始め、大学時代に自主制作映画のパイオニア的存在となり、CM、映画と日本の映像史を最先端で切り拓いた、まさに“映像の魔術師”・大林宣彦監督。77年に『HOUSE/ハウス』で商業映画に進出し、80年代の『転校生』(82)、『時をかける少女』(83)、『さびしんぼう』(85)のあまりにも有名な<尾道三部作>は世代を超えて熱狂的な支持を集めました。『SADA』(98)のベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞を始め、国内外で数々の受賞を果たしてきた、その映像の魔術に迫るべく大規模な特集上映を展開します。反戦の思いを込めた『この空の花〜長岡花火物語』(11)、『野のなななのか』(14)、『花筐/HANAGATAMI』(17)の<大林的戦争三部作>の後に、今またさらなる最新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』を手掛けており、その最新作も今回の特集で世界初上映される予定です。

映画情報どっとこむ ralph ■大林宣彦監督コメント
「自由に生きよ、それが平和の証だ」と父に言われ、当て所も無く18歳で上京した僕に、形見代りに持たせてくれた8ミリ映画を用い、銀座の画廊の一角で自作の8ミリ映画を上映した所、「新しきフィルム・アーチスト誕生」と世界から認定され、以降60年間テレビCM演出を資金に個人映画を創り続けて来ました。東宝映画からの招きで、門外漢が初めてメジャーの撮影所内で撮った『HOUSE/ハウス』から、ジャンルを選択すれば如何なる純文学も商業映画になり得ると学び、あの太平洋戦争の純真な軍国少年であった体験を元に、様々なジャンルの映画にその思いを潜めつつ「厭戦映画」を作り続けて来ました。「売れない作家の女房になる覚悟」で61年間、僕の映画を支え「私が最初の観客よ」と世界と僕の映画を結びながら共に生きて来た大林恭子と11歳で『HOUSE~』の原案者に名を連ねた長女千茱萸、ご亭主の絵の作家森泉岳土、そして親しい旧・新の世代の仲間たちと、今日も映画作りに励んでおります。上映作品を自ら選むのは難しい。普段皆様が見る事の出来ぬ映画を、この際ご覧いただけたらと。時代はいつか、個人映画ばかりになり、僕が願った映画作りの世になりました。その個人の自由と権力者の不自由の証を、愉しんで下されば、と。僕の正体が炙り出されれば、愉しいかな。

映画情報どっとこむ ralph ■「JAPAN NOW」プログラミングアドバイザー
安藤紘平コメント

大林宣彦監督は、今ではほとんどの監督にとって当たり前であるインディペンデント映画監督の先駆けである。
商業映画初監督の『HOUSE ハウス』で撮影所監督にはない独特のタッチで世を驚かせ、70年代から80年代の日本映画を尾道3部作など“大林ワールド”と呼ばれる幻想的で詩的な作品で牽引してきた。近年、再び実験的で独特の語り口を駆使し、一貫した平和思想と人間愛を軸に、みずみずしい映画を創り続けている。 大林映画の中では、死んだ大切な人が、歴史と失われた青春が、それぞれの想い出が、そして夢のハッピーエンドが映像に描かれ、後から現実が追いかけてくる。今年の「JAPAN NOW」では、そんな、日本映画のレジェンド大林宣彦監督の特集として、代表的作品とゲストを交えてのトークをお楽しみ頂けます。

映画情報どっとこむ ralph <第32回東京国際映画祭 開催概要>
開催期間:2019年10月28日(月)~11月5日(火)
会場:六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)他
公式サイト:www.tiff-jp.net

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ノーメイクス初主演『キネマ純情』公開日決定!青春百合映画


薬師丸ひろ子、原田知世など、80年代のスクリーンを彩った「女優にしてアイドル」「アイドルにして女優」の復活を目指して、井口昇監督がプロデュースしている女優アイドルグループ「ノーメイクス」が初主演!

キネマ純情

瑞々しい感性で、切なく美しい「青春百合映画」のヒロインたちを演じた

キネマ純情

が渋谷アップリンクにて3月12日(土)に公開が決定しました。

公開決定と共に、チラシビジュアルと予告も解禁となりました。また、巨匠・大林宣彦監督から絶賛のコメントを頂戴し、井口昇監督から熱いコメントも到着しました。

大林宣彦監督からのコメント
大林宣彦監督のコメント

井口昇監督からのコメント
僕は自分にとって大事な事を語りたくなる時、必ず女性が主人公の物語になってしまいます。
男子の話が嫌だという訳でないけど、自分の心の奥にある気持ちを伝えたい時、女性の人物に託してしまうのです。小さい頃から、女の子どうしが手を繋いでトイレに行ったり、軽いノリでキスできたり戯れられる女子の姿に憧れ、それが叶わない息苦しさをずっと感じて生きています。
この作品は自主で作っているだけに、思い入れの強い作品です。

主人公の5人の少女は、それぞれ自分の分身でもあります。愛とか、死とか、運命とか。どうしても描かなくてはいけない事を託せる女優さんを自分で探したくなり、オーディションをやりました。

そして選んだ5人で「ノーメイクス」というアイドルを結成し、主演をして貰いました。

アイドルは、女神でもあります。「ノーメイクス」は繊細かつ大胆な演技でスクリーンに輝いています。それは僕の想いよりずっと力強く、感動的に、迷える人々を救ってくれる気がしています。

いま、思います。僕はこの映画を彼女達で撮るために生まれてきたのだと。

井口 昇
キネマ純情s2

本作は夕張国際ファンタスティック映画際2016にも正式出品が決まっている本作、

キネマ純情』 

2016年3月12日(土)、渋谷アップリンクほか全国順次ロードショーです。
キネマ純情s1

公式HP:http://kinema-junjo.com/

少女たちはその唇で お互いの棘を抜く。
高校演劇部のヨシエ(洪潤梨)は、親友・アカリ(荒川実里)、部長のアキ(柳杏奈)と共に、姉・ケイコ (上埜すみれ)に誘われ、自主映画に出演する事になる。が、サディスティックな監督のナオミ(中村朝佳)に精神的に追い込まれ続けるうち、安定していたはずのヨシエたちの関係に歪みが生じる。アキはカメラの前で思いがけない「秘密」をアカリに告白、動揺したヨシエもやがて本当の自分の想いに気づく。様々な感情が交錯する中、物語は急展開、やがて想像を超えたクライマックスを迎える・・・・

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キネマ純情ポスター出演:ノーメイクス<中村朝佳(『あの娘、はやくババアになればいいのに』)、
洪潤梨、荒川実里、上埜すみれ(『あの娘が海辺で踊ってる』)、柳杏奈>
大部彩夏 (lyrical school)、山本愛莉 ほか
監督・脚本:井口昇 
音楽:福田裕彦 
擬斗:カラサワイサオ
プロデューサー:福井真奈 
(2016/日本/カラー/16:9 ビスタ/ステレオ/82分/HD)
©2016ワンダーヘッド




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山田洋次、大林宣彦ら多数コメント『ヒトラー暗殺、13分の誤算』


戦後70年目となる今年、ドイツ国家が封印した真実に迫る衝撃の実話。

ヒトラー暗殺、13分の誤算』が10月16日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズ他にて全国順次公開いたします。
ヒトラー暗殺、13分の誤算

1939年11月8日、ミュンヘンのビアホールで恒例の記念演説を行っていたヒトラーは、いつもより早く切り上げた。その直後、ホールに仕掛けられていた時限爆弾が爆発、ヒトラーが退席して13分後のことだった。

今回、劇場公開に先駆け、本作を鑑賞した各界著名人から絶賛の声が多数到着しています!

戦後を描いた『母と暮せば』の公開を12月に控える山田洋次監督は、「どうしても創らねばならないというドイツ映画人の使命感が、この力強い作品を生み出した。」とコメント。

大林宣彦監督は「国家が戦争に突入する時、一人の家具職人が立ち上がった。『僕は自由だった。正しい事をする。自由を失ったら死ぬ』今この日本では!?」とコメントし、我々に問いかけています。

ヒトラー

【各界からの絶賛コメント】

あの時代に、あと一人でも本音をぶつけられる者がいたらもしかしたら、
時代は変わっていたのかもしれない。
坂上忍さん(俳優)

暴力と差別が蔓延する世界に、自由を求めて立ち向かう男。その信念の深さに頭を垂れ、勇気をもらった。
中江有里さん(女優、作家)

集団心理というのは実に恐ろしい。しかしなぜ平凡な男は流されなかったのか?戦後70年…今、日本でこそ見なければならない1本!
有村昆さん(映画コメンテーター)

歴史を変えられた人の物語はあるが、歴史を変えられなかった人の物語は実に興味深い。耐えるしかないヒーローになりきれなかったエルザーに感動。
デーブ・スペクターさん(放送プロデューサー)

歴史の暗闇に散った真実と正義を求めた男。人間の美しさと残酷さを見事に描いたスーパークラスムービーと言っても言い過ぎではない。
落合信彦さん(国際政治ジャーナリスト・作家)

もし成功していれば、終戦も早く、日本の原爆投下もなかったのではと、全身に力が入った。戦後70年の今だからこそ、ぜひ見るべき、凄い映画です。
佐伯チズさん(美容家)

なぜ悔やみ切れない思いが湧くのか。景気の期待、差別、反論しにくい空気。映画に描かれた史実と符合する今の状況に寒気を感じる。
松尾貴史さん(俳優)

この13分は一瞬であり、永遠でもある。最大の被害者が一市民達なら、最強の兵士も一市民達だ。
そして恐ろしい男は哀れな男だ。
岩井志麻子さん(小説家)

彼は失敗した。しかし彼の失敗は、小さな一個人でも歴史を変えられるかも、という一筋の光を私たちに見せてくれた。真実の力は強い。
辛坊治郎さん(ニュースキャスター)

自由を愛する者と自由を束縛する者との戦い。前者が敗者となるのが必然だとしても、その生き方はこうして語り継がれるのだ。
松江哲明さん(ドキュメンタリー監督)

ドイツの田舎町に住むちょっと正義感の強いちょっと内向的なモテ男。他人に対する思いやりが強すぎるようだ。そして、その思いが強すぎて当時の最高権力者ヒトラーへのテロを思いつく心優しい男。
堀江貴文さん(実業家)

さらに多くのコメントが届いています!!
詳細は『ヒトラー暗殺、13分の誤算』公式サイトでhttp://13minutes.gaga.ne.jp/ 

ひとりの家具職人が夢見た世界。ヒトラーがもっとも恐れた“平凡な男”の驚愕の信念とは? 他国の歴史でありなから、我々日本人にとっても戦後70年目の今だからこそ見ておくべき、その真実をぜひ劇場で。

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監督オリヴァー・ヒルシュビーゲル
【ヒトラー暗殺、13分の誤算】ポスター『es [エス]』、『ヒトラー ~最期の12日間~』、『インベーション』、『ダイアナ』 
製作ボリス・アウサラー、オリヴァー・シュンドラー、フレート・ブライナースドファー
脚本レオニー=クレア・ブライナースドファー
撮影ユーディット・カウフマン 
音楽デヴィッド・ホームズ 

出演:クリスティアン・フリーデル『白いリボン』、カタリーナ・シュットラー『コーヒーをめぐる冒険』、ブルクハルト・クラウスナー『白いリボン』、
ヨハン・フォン・ビュロー
配給:ギャガ  
【2015年/ドイツ映画/言語:ドイツ/114分/カラー】 
(c)2015 LUCKY BIRD PICTURES GMBH,DELPHIMEDIEN GMBH,PHILIPP FILMPRODUCTION GMBH & CO.KG  
(c)Bernd Schuller
  




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大林宣彦監督熱く語る『あの日の声を探して』試写会レポ


ミシェル・アザナヴィシウス監督が、長年あたためてきて、今この時代にどうしても描きたかったという映画

あの日の声を探して

が4月24日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開。

この度、『転校生』、『時をかける少女』など大林宣彦監督とのティーチ・インつき試写会イベントを実施されました。

本作をいち早くご覧になり、‘日本人が今観なくてはいけない映画’であると、賞賛してくださっていることから実現した本イベント。大林監督ご自身が経験された戦争体験を現代にも伝え続けていかねばならないという想い、フィクションがもたらす映画の力、先日亡くなった愛川欽也さんとの思い出話などをも多いに語り、観客は大林監督の言葉に深くうなづきながら真剣に耳を傾ける様子をみせました。

大林宣彦監督あの日の声を探して2

映画『あの日の声を探して』 大林宣彦監督ティーチ・インイベント概要
日 時:4月19日(日)
登壇者:大林宣彦監督
場 所:都内試写室

Q:これからティーチ・インイベントを始めるにあたり、一言お願いいたします。

高畑勲や山田洋次と仲がよく、三人揃って戦争体験をしているわけなんだけども、僕らはその戦争体験を伝えていかなければいけないねと思っているわけです。世界のティーチ・インイベントで必ず最初に「貴方の戦争体験は?」という質問がでる。それは素晴らしい質問で、それを聞けば監督が作品込めたメッセージや正体が全部わかってきます。

Q:『山河遥かなり』との共通点や相違点、どういったところに注目して観るべきか教えてください。

フレッド・ジンネマン監督の『山河遥かなり』は戦争が終わって三年目の映画です。『山河遥かなり』のラストは離れ離れとなった親に再会し抱き合うというハッピーエンドで終わる。当時は戦争が終わったばかりで、ラストシーンが甘いという批判もでた。だけど、彼自身ユダヤ人で、実際に両親をホロコーストで殺され、一人で生き残ったという経験をしている。そんな彼だからこそ例え夢のようでも、ご都合主義だといわれても、そういった結末が、自分を含め多くの人の心を救うのだと、切実な想いで描いたのだろうと今は理解できるのです。

ミシェル監督もユダヤ系のフランス人なんですね。
この映画はただ殺戮を描きたかったわけではない。普通のロック好きの少年がちょとしたきっかけで軍に入れられ、次第に人を殺すようになる。戦争というものがどんなに人間を殺人鬼にしていくかということが描かれいます。それは現代を生きる人間としての重要なテーマです。ロシア兵が村の人々を殺すところをビデオカメラで撮影しているシーンから始まるのですが、実際にビデオカメラを回しているはミシェル監督自身なんです。これも重要なこと。つまり、極悪非道の人間になった側のカメラを自分で回すというところで、現代の戦争体験を自らするわけなんです。
そうしてようやく戦争の殺戮を描く資格が自分にできのだと納得してこの映画をつくつ資格を得るわけです。

『山河遥かなり』はとてもシンプルです。もう戦争など二度としないようにという想いが込められている。しかし、それから二度も三度も戦争が起こっている。そして今、同じユダヤの血を引くミシェル監督がこの映画に着想を得て描く。戦争を体験して描いたフレッド・ジンネマン、現代のミシェル監督という部分を意識して、是非比較してご覧になったらいいと思います。

大林宣彦監督あの日の声を探して

Q:戦争を語るのであれば、ドキュメンタリーという手法もあると思いますが、

この映画はフィクションにインスパイアされたフィクションでありながら心に深く突き刺さるものあがりました。フィクションの力というものはなんでしょう?

映画とはそもそも記録装置です。記録をするという意味では、ドキュメンタリーというのは大変な力をもっているものです。ただし、リアルな記録は風化されてしまう。なぜなら、辛いことはもうみたくない忘れたいと思うからです。忘れた方がいいこともある。実際に辛い体験をした人はそれでいい。しかし、同じ過ちを繰り返さない為には、自分たちの体験が風化されないよう伝える為には、映画を観るという喜びを感じながらの方が風化せずに伝わる。それが、フィクションのもつ力なんです。1948年の新聞を読みますか?読まないですよね。しかし、1984年の『山河遥かなり』は今でも観るんですよね。そこに劇映画の力があるわけです。

日本の作家がうまいことを言っています。「花も実もある絵空事」、「根も葉もある嘘八百」。
つまり劇映画は、嘘なんだけど、真実以上の真を伝える力がある。ただそれが単なる絵空事にならないようにする為には、作家がどういう想いでこの作品をつくったかということが重要なのです。それ故に「貴方の戦争体験は?」という質問に意味があるのです。
『あの日の声を探して』はCGを使わず、実際に現地のエキストラたちを使って撮影をしている。それが、ミシェル監督のフィロソフィー。多くの人を撮影で動かすというのがどれほど大変なことか僕は知っている。だからこそこの映画に感動する。「嘘からでたまこと」をつくる為には、本当の汗を流して、一万人の衣装や食事を用意することが、この映画のアプローチ。

Q:私は戦争の知らない者として今この日本に生きていますが、この映画でいろんな視点の人物を追体験できるような気がしました。監督ご自身が特に印象に残ったキャラクターはいらっしゃいますか?

一般の方は登場人物の喜怒哀楽に寄り添って観るのだろうけれど、僕らは残念ながらつくり手であるので、映画という制度に囚われて観てしまう。でもこの映画を二度目にみたときは、登場人物に寄り添ってみてしまった。だから僕は何度も観てほしい。一度目はいい映画だったねとただ感じる。二度目は、良いも悪いも忘れて登場人物に感情移入する。三度目は、また違う何かが見えてくる。この作品の多くはプロではなく素人の俳優を使っている。そこに生きている人たちの呼吸そのままを伝えようとしている。ハジのお姉さん役の子は、自分も戦争を体験し、誰かがこれを伝えなければという想いでこの作品に参加していて、それはミシェル監督も同じで、誰かがこういう映画を撮らなければいけないという人間としての共感を持っている。映画をつくるということしか自分にはできないけれど、どうか映画を越えて、人の問題、国の問題、人間の問題として、この映画を観てくださいという想いを込めて、映画人として撮ったというところにこの映画の素晴らしさがある。映画をつくったねと同じ映画人として僕は言いたくない。アザナヴィシウスよ、映画を使ってアンタは見事な何かをやったね。その何かとはきっと僕たちの永遠の願いである、映画をつくるなにかだったね。と僕は思っています。

Q:先日お亡くなりになった愛川欽也さんとは「私の心はパパのもの」(1992)でお仕事されていますね。突然の訃報をどう思われましたか?

敗戦後10歳だった欽也さんは、切実な想いがおありになったと思うし、まさに自分たちの体験を忘れずにい続けたというのが、生き延びた人の責務として僕たちにある。しかし、そんなことをいっても誰も耳を貸さないから、欽也さんはTVの司会者やパーソナリティ、俳優として、エンターテイナーとしてそれを伝えていこうとお考えになっていた。実はお亡くなりになるまで、伝わりきれていないことが多いんです。ご自身で自主的に八本もの映画をつくって、自分で映画館をつくってそれを上映していたんです。それは素晴らしい映画人ですよ。でもそれは情報として何も伝わってきていない。僕も知らなかった。明るくお茶目な欽也さんのイメージしかなかった。そういった日本人の大事なところが伝わらないという本質、それをもって平和難民だと残念ながらそう言わざるえないね。本当に惜しい。欽也さんもっと語りたかったね。

Q:最後に、映画が公開するにあたって、今の時代に公開する意味、何を感じとって欲しいかなどをお聞かせ下さい。

映画は感じるものだから観た人がそれぞれに感じてもらえればいいのだけれど、上手に感じる為には教養というものが必要。今それがあまりにも失われてしまった。チェチェン戦争を背景として、永遠の戦争に対する、平和に対する想いを描こうというところに彼の素晴らしさがある。そういう風に理解することが僕たちが観る理由であり、それは人事でも何でも無い。僕たちがこの映画を観ることで、明日をどう生きるかということを考えることに繋がっている。この時代にこの映画を観ているのだという僕たちの意識、映画は世の中の鏡だし、風化しないジャーナリズムという。そういう教養を持ってこの映画を観れば、この映画の本当の楽しさがよくわかるし、その上で映画が語った戦争の歴史の中から、重要な一通の手紙を今受け取ったと思えばいいのではないか。そして、それを元にして自分なりに考えを紡いでいったいただければいいのではないかと思っています。

あの日の声を探してメイン

アカデミー賞監督がどうしても描きたかった衝撃の感動作!!
ミシェル・アザナヴィシウス(『アーティスト』)最新作

あの日の声を探して

4月24日(金) TOHOシネマズ シャンテ他 全国順次公開

今も世界のどこかで起きている戦争を子供からみた目線で見事に描く、オスカー監督の渾身の一作です。

公式HP:http://ano-koe.gaga.ne.jp/

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あの日の声を探して_ポスター物語・・・
1999年、ロシアに侵攻されるチェチェン。両親を殺され、声を失った9歳の少年ハジ。一人放浪する彼はEU職員キャロルに拾われる。彼が伝えたかったこととは?生き別れた姉弟と再び会うことはできるのかー?

監督・脚本:ミシェル・アザナヴィシウス『アーティスト』
出演:ベレニス・ベジョ『アーティスト』、アネット、ベニング『キッズ・オールライト』、
アブドゥル・カリム・ママツイエフ、マキシム・エメリヤノフ
原題:THE SEARCH
2014年/フランス・グルジア合作/135分/カラー/ビスタ/5.1chデジタル/字幕翻訳訳:寺尾次郎
原案:フレッド・ジンネマン『山河遥かなり』
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

配給:ギャガ
(C) La Petite Reine / La Classe Américaine / Roger Arpajou




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