東大教授・山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』(新潮新書刊)を映画化した「決算!忠臣蔵」。 大石内蔵助が実際に残した決算書を基に、討ち入り計画の実像をお金の面から描いた本作。 大石内蔵助(おおいし・くらのすけ)に堤真一、内蔵助を支える貧乏なそろばん侍・矢頭長助(やとう・ちょうすけ)に、時代劇初挑戦の岡村隆史がW主演。 この度、11月22日(金)に、遂に迎えた公開初日を祝して初日舞台挨拶を開催いたしました! 日本の冬の風物詩”忠臣蔵”らしく一気に本格的な寒さが到来した公開初日。 『決算!忠臣蔵』公開初日舞台挨拶 |
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堤真一、岡村隆史、濱田岳、横山裕、石原さとみ、橋本良亮、寺脇康文、中村義洋監督が登壇。
堤が「今年の頭に寒い寒い京都で撮影をして、ようやくこの日を迎えられました」と感無量の面持ちで挨拶、岡村は「どうも、ムービースター岡村隆史です。1月の寒いなかで撮影をして、無事に撮り直すこともなく!公開を迎えられて、本当に、本当に嬉しく思います。撮影裏話もいろいろお話できると思うので楽しんでいって下さい!」とコメントしさっそく会場を大いに沸かせました。 濱田が「裏話になっちゃうんですが、横山さん演じる不破がワーっと切りかかるシーンで、勘定方の役の小松(利昌)さんが、そろばん侍のくせに何故か刀抜いて切り込みに行ったんですよ。横山さんを抜いてまで!」と暴露すると、横山も「覚えてます!監督めっちゃ怒ってた!(笑)」と大笑い。その横山は「池に落ちたところ。めっちゃくちゃ寒くて、雪も降っていて、スタッフさんがあったかいお湯を用意してくださってるとのことで向かったら熱すぎて全然入れなくて…大変でした」と冬の京都での撮影の苦労を振り返ると、石原が「わたしは横山さんが最初に出てくるシーン、(刀を振り回しながら)シャッシャッて。かっこいいなと思いました」と明かし、橋本からも「僕も横山くんの殺陣のシーンです!13~4年ぶりに横山くんの殺陣を見られて、凄いカッコよかった」と続けられ、「これは、普通に嬉しいやつですね!ありがとうございます!」と照れ隠しする横山に対し、岡村がボソっと「あのカッコつけたやつね」とつぶやいて反撃するなど、現場のチームワークを感じさせるやりとりの連続に笑いに包まれる会場。 |
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さらに令和元年も残り約1か月ということで、作品タイトルにちなみ「今年中に決算したいこと」を発表することに。
トップバッターで話を振られた濱田が焦りつつ「そうですね、本当に僕ないかも…。十分すぎる1年でした!」とまとめると、横山も考えながら「僕も、決算しました!グループもそうです、心機一転いま頑張っております!」と力を込めてコメント。そして岡村はここでも「私は、契約問題ですね!エージェント契約なのか、専属なのか、それとも今まで通りか。どのくらい加藤浩次が得したのか損したのか。マネージャーとも話しましたが保留にしてます。副社長も今日この会場に手ぶらで来てますね」と次々に切り込み会場は爆笑の渦に。 寺脇が「岸谷五朗さんと昼からよく飲むんですけど、この1年に昼いくら飲んだのか計算したい。50万くらいいくかな…」、橋本が「甥っ子に新しく出たポケモンのゲームを買ってあげたい」、そして堤も「この作品の宣伝で、今までにないくらい沢山バラエティ番組に出させて頂いて、緊張もするんでマネージャーにちょっと飲み物を買ってきてもらうんですが、そのお金を全然払えてない。ちゃんと返したい」とリアルなお金のエピソードを続々披露したり、中村監督は「まさにこの作品です。毎回ディズニー作品と同じ公開日で、もう何とかしてほしい(笑)」と大作を連続して手掛ける監督ならではの悩みを吐露。
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『決算!忠臣蔵』
公式サイト: 公式twitter: ■ストーリー |
原作:山本博文『「忠臣蔵」の決算書』 (新潮新書刊)
主演:堤真一、岡村隆史
出演:濱田岳、横山裕、妻夫木聡、石原さとみ、荒川良々、竹内結子、阿部サダヲ ほか
監督・脚本:中村義洋
撮影:相馬大輔
製作:「決算!忠臣蔵」製作委員会
配給:松竹株式会社
制作スケジュール:2019年1月初旬クランクイン、2月末クランクアップ、7月末完成
公開:2019年11月22日(金)
©2019「決算!忠臣蔵」製作委員会