「土居志央梨」タグアーカイブ

二階堂ふみ x 吉沢亮 欲望と孤独・・焦燥感 行定勲が描く『リバーズ・エッジ』予告解禁


映画情報どっとこむ ralph どうしようもない欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく若者たちの姿を鮮烈に描く岡崎京子の代表作「リバーズ・エッジ」が映画化!

『リバーズ・エッジ』は2018年2月16日(金)より全国ロードショーとなります。

このたび、本予告映像が完成。

二階堂ふみ演じるハルナと吉沢亮演じる山田が、河原で偶然みつけた死体を共通の秘密としていびつな友情を結んでいく様子が描かれています。2人を取り巻くクラスメートたちも登場し、山田がハルナの恋人・観音崎から激しく殴られるシーンや、大量に食べては吐く摂食障害を持つモデルのこずえが、ハルナにキスをするシーン、ハルナの親友のルミが密かにハルナの恋人と関係を持っている様子など、衝撃的な場面が疾走感あふれる音楽にのって畳み掛けられ、青春に別れを告げ大人になろうともがく若者たちの姿が刻まれた予告編となっています。

映画情報どっとこむ ralph
物語・・・

「若草さん、今晩ヒマ? 僕の秘密の宝物、教えてあげる」。

若草ハルナ(二階堂ふみ)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)がいじめる山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、放置された<死体>を目にする。「これを見ると勇気が出るんだ」と言う山田に絶句するハルナ。さらに、宝物として死体を共有しているという後輩でモデルのこずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で結ばれていく。

ゲイであることを隠し街では売春をする山田、そんな山田に過激な愛情を募らせるカンナ(森川葵)、暴力の衝動を押さえられない観音崎、大量の食糧を口にしては吐くこずえ、観音崎と体の関係を重ねるハルナの友人ルミ(土居志央梨)。閉ざされた学校の淀んだ日常の中で、それぞれが爆発寸前の何かを膨らませていた。そんなある日、ハルナは新しい死体を見つけたと報せを山田から受ける・・・。

監督を務めるのは行定勲監督。出演は二階堂ふみ、吉沢亮のほか、森川葵、上杉柊平、SUMIREら、日本映画の新時代を担っていく華やかな若手俳優たち。衝撃的な岡崎ワールドに体当たりで飛び込み、リアルで衝撃的な「生」の姿をスクリーンに叩きつけた。そして主題歌は、かねてより岡崎京子と親交があり、その固い絆で知られる小沢健二が書き下ろしている。
リバーズ・エッジ

2018年2月16日(金)よりTOHOシネマズ新宿他全国ロードショー

movie-riversedge.jp

***********************************

出演:二階堂ふみ 吉沢亮  上杉柊平 SUMIRE 土居志央梨  森川葵
監督:行定勲
脚本:瀬戸山 美咲
原作:岡崎京子「リバーズ・エッジ」(宝島社)
主題歌:『アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)』 小沢健二(ユニバーサル ミュージック)/作詞・作曲:小沢健二
© 2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
  


岡崎京子の『リバーズ・エッジ』を行定勲監督が二階堂ふみ・吉沢亮らで映画化 特報解禁!


映画情報どっとこむ ralph 繰り返されるリアルなセックスと暴力、日常を生きることの違和感といった、若者たちの心の揺らぎを描いた岡崎京子の作品たち。

なかでも熱狂的な支持を集める代表作『リバーズ・エッジ』が発表から20年の時を経てついに映画化!

映画化するのは行定勲監督。
監督の元に、二階堂ふみ、吉沢亮のほか、森川葵、上杉柊平、SUMIREら、日本映画の新時代を担っていく華やかな若手キャストたちが集結、どうしようもない欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく高校生たちの姿を鮮烈に浮かびあがらせる。

そして、特報が解禁に!

映像には、映画の舞台になっている都会の夜の河原のシーンから始まり、ハルナ(二階堂ふみ)がこずえ(SUMIRE)を抱きしめながら号泣するシーンや、観音崎(上杉柊平)が山田(吉沢亮)を殴るシーン、田島カンナ(森川葵)が“山田君!”と呼びかけるシーンなど、原作の中でも印象的なシーンが凝縮された特報となっている。そして、原作ファンには堪らない“ボクの秘密の宝物教えてあげる”という山田のセリフで締め括られる。

映画情報どっとこむ ralph 同時に解禁となった場面カットには、二階堂ふみ、吉沢亮、森川葵、上杉柊平、SUMIREが学校の黒板の前に整列したカットになっており、ハルナ演じる二階堂ふみ以外は、それぞれが別の方向を見つめ、映画のテーマになっている“青春の孤独”を感じさせる写真となっている。


映画『リバーズ・エッジ

は、2018年2月TOHOシネマズ新宿他全国ロードショー。

公式:
http://movie-riversedge.jp/

物語・・・
「若草さん、今晩ヒマ?僕の秘密の宝物、教えてあげる」。
ハルナ(二階堂ふみ)は、カレシの観音崎(上杉柊平)がイジメる山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという摂食障害のモデル・こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。その一方で、父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人・ルミ(土居志央梨)と、山田に好意を寄せるクラスメイト・カンナ(森川葵)は過激な愛情を膨らませていく。そしてある日、また新たな死体が生まれてしまう。

***********************************

出演:二階堂ふみ 吉沢亮 上杉柊平 SUMIRE 土居志央梨 森川葵

監督:行定勲
脚本:瀬戸山 美咲
原作:岡崎京子「リバーズ・エッジ」(宝島社)

© 2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
  


行定勲監督『リバーズ・エッジ』追加キャストに森川葵、上杉柊平ら発表!


映画情報どっとこむ ralph 繰り返されるリアルなセックスと暴力、日常を生きることの違和感といった、若者たちの心の揺らぎを描いた岡崎京子の作品たち。

その中でもとりわけ最高傑作との呼び声が高く、時代、世代を超えて熱狂的な支持を集める代表作『リバーズ・エッジ』が発表から20年の時を経てついに行定勲監督で映画化!

脚本に『アズミ・ハルコは行方不明』の瀬戸山美咲。

どうしようもない欲望と孤独を持て余し、愛に飢え、暴力に逃げ、生きることにもがく高校生たちの姿を鮮烈に描く。出演は、自由に生きる今時の女子高生・若草ハルナに二階堂ふみ、ハルナの同級生でゲイのため執拗なイジメに遭う山田に吉沢亮が発表されていたが、今回追加キャストが新たに発表されました。

映画情報どっとこむ ralph
山田に一方的な好意を寄せるクラスメイト・田島カンナに森川葵、ハルナの恋人で山田をイジメる観音崎に上杉柊平、摂食障害のモデル・吉川こずえにSUMIRE、父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人・ルミに土居志央梨ら、錚々たる日本映画の新時代を担っていく華やかな若手キャストたちが集結した。
 
森川葵
現場に行くと黒い渦に飲み込まれるようでした。それはきっとこの『リバーズ・エッジ』に出てくる若者たちを演じているキャストが醸し出していた雰囲気だと思います。この渦は、若者ならば誰でも抱えたことのあるような渦で、きっとこの『リバーズ・エッジ』が公開される時には、全国の皆さんの渦と混じり合い、何か大きな影響が出るような気がしています。公開が今からとても楽しみです。

上杉柊平
一瞬で駆け抜けた撮影期間でした。魅力的な日々でした。青春を生きた毎日でした。全体が一つでした。“生”を感じる手段として暴力に明け暮れる観音崎。ひたすらに孤独で、心は何も受け入れられずにただ放出するだけ。そんな観音崎が僕は好きです。

SUMIRE
人見知りな上に役者の経験もほぼ無く緊張していたのですが、キャストの方々が同年代ということもあり親しみやすく、撮影時は和気藹々とした環境でとても居心地が良かったです。
こずえは、一見根暗だけれど、好きな人やもの、嫌いなものがハッキリしている性格。モデルという職業柄、自分と似ている部分もあって、仕事をしている時の気持ちや他人からの見られ方など、共感しながら演じることができました。

土居志央梨
まさに“平坦な戦場”だった撮影期間、ルミの目を通して見た景色を思い出すと心がヒリヒリ焼けるようです。静かに公開を待つばかりです。

映画情報どっとこむ ralph なお、映画『リバーズ・エッジ』の公開は2018年2月です!

公式:
http://movie-riversedge.jp/

物語・・・
「若草さん、今晩ヒマ?僕の秘密の宝物、教えてあげる」。
ハルナ(二階堂ふみ)は、カレシの観音崎(上杉柊平)がイジメる山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという摂食障害のモデル・こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。その一方で、父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人・ルミ(土居志央梨)と、山田に好意を寄せるクラスメイト・カンナ(森川葵)は過激な愛情を膨らませていく。そしてある日、また新たな死体が生まれてしまう。

***********************************

二階堂ふみ 吉沢亮
上杉柊平 SUMIRE 土居志央梨  森川葵
監督:行定勲

脚本:瀬戸山 美咲
原作:岡崎京子「リバーズ・エッジ」(宝島社)
© 2018 映画「リバーズ・エッジ」製作委員会
    


学生よ!性表現から逃げるな!『赤い玉、』初日舞台挨拶


監督・高橋伴明(66)、主演・奥田瑛二(65)で、人生の半分を過ぎようとする男たちが探し続けている“不確かなもの、”人間が誰しも経験する“老い”が“性”にも追いつく時間を葛藤と焦燥感に苛まれ、それでも求め続けるしかない人生を描いた映画『赤い玉、』。


その初日舞台挨拶が行われ、主演の奥田瑛二さんの他、不二子さん、村上由規乃さん、土居志央梨さん、花岡翔太さん、上川周作さん、柄本佑さん、高橋伴明監督が登壇しました。

赤い玉_初日舞台挨拶
9月12日(土)
登壇者:奥田瑛二、不二子、村上由規乃、土居志央梨、
花岡翔太、上川周作、柄本佑、高橋伴明監督
会場:テアトル新宿

MC:高橋監督、初日を迎えられて、どのような想いでいらっしゃいますか?

高橋監督:常に映画は観て頂く方に届いて完成すると言っているんですけれど、まさにその映画の完成に向かう初日だなと思っています。だから見て頂く方がどう感じるかで映画ってこれからも変わっていくと思うんですね。それが楽しみです。

MC:高橋監督、この映画を撮ろうと思ったきっかけについてお教えください。

高橋監督:大学の教員になって長いんですけれど、学生が作る映画を随分見てきて、どうも性表現から逃げているなとずっと感じていました。ちょっと授業で煽ったんですけれど、シナリオはできてくるんですけれど、シナリオに書いてあるんだけれど、それを撮らない。だったらこっちでこういう現場を作って、スタッフキャスト共に、学生をそういう現場に呼びたいなと思ったのがきっかけです。

赤い玉_初日舞台挨拶_奥田瑛二_不二子_柄本佑
MC:今の日本でこういう映画を作る意義について、どう思われましたか?

奥田さん:伴明(監督)と『どうだ今の日本の映画界は?』『エロスが足りない』『なぜ足りないんだ?』という話を延々と話し、『こういう企画がある、やってくれないか?やるならば奥田で当て書きをするぞ』ということだったので、そこまで前段で『日本映画、外国映画のエロスは日常的なことを話していたら、世界に冠たる日本映画としては全く途絶えてしまった、恥ずかしながらエロスがないという現状を、同世代として打破しようではないか』という想いで参加しました。

奥田瑛二・不二子不二子さん:エロス作品があるということは、私が出演できる作品があるということなので、私にとってはすごく嬉しいです。65になる奥田さんが体当たりでやっていらっしゃって、私も負けないように、60過ぎまで頑張ります。

柄本さん:意義っていうのは僕はあれなんですが、不自然にお乳を出さないようにしていると、作品を観て思ったりすることはあったりします。それはエロスとは違うかもしれないんですけれど。ベッドシーンの時に隠れていると、観客として僕もがっかりしてしまうので、そういう作品もあって、爽やかな作品もあってということだと思います。あまりにそういった作品が少ないと思います。むしろ『赤い玉、』の方が爽やかな作品に見えてしまう、というのがあります。

MC:では、オーディションに受かってキャスティングされた、学生側のキャストの皆さんから、この企画を聞いた時の反応や、現場でのエピソード、この映画の製作を経て学生の間で変わったことなどお聞かせ頂ければと思います。

奥田瑛二・村上村上さん:初めて脚本を読んだときは、『大学でこんな作品をやるんだ。でもぜひやりたいな』と思って、多分学生でかかわったスタッフとかも、映画を作る上での不自由さもありながら、自分のしたい表現や自由な表現をする過程を受け止めているんじゃないかと思っています。お乳の出るシーンの撮影の時、奥田さんが学生スタッフたちに、『こういう時は男性スタッフは下手には立たないんだよ』とか教えていらっしゃいました。すごく楽しく撮影ができました。

MC:土居さんはいかがですか?

土居さん:先ほどの舞台挨拶で”つちい”さんと紹介されてしまって、役者としてもっと頑張ろうと思いました。(笑)

土居しおりお乳の出るというか、大画面で肌色が映ると結構ドキドキしますよね。豊かだなと思います。そういう映画に学生が大勢参加できたというのは、すごくいいなと思いましたし、そういうところにいれて、すごく幸せな撮影期間中でした。
奥田さん演じる時田が教えるゼミのメンバーで、映画を撮っているシーンが出てくるんですね。森の中の線路で撮っているシーンが出てくるんですけれど、その時の上川君が着ている衣裳が、TM Revolutionみたいな服で、私的にツボなんですけれど、試写で観た時、誰も笑っていなかったんで、そこを注目して観て下さい。(笑)(京都造形芸術大学で教員をしている監督ご自身が書いた脚本の)愛子の台詞の中で、『大学で先生やっているなんて、映画監督として賞味期限切れだよね』という台詞があって、脚本を見て、そういう台詞があるとわかってからワクワクが止まらなくなりました。これを胸を張って言っていいんだと思って。本番で伴明さんの目の前でその台詞を言ったんですけれど、『おお、殴りたくなるね』と言われました。嬉しかったです。

高橋さん:本音だったんじゃないの?(笑)(会場爆笑)

土居さん:和気藹々と撮影して、とても楽しかったです。

花岡翔太花岡さん:僕は監督のゼミを取っていまして、学生の中で一番最初に脚本を読んでいたと思うんですけれど、この脚本を見て、自分のやっている役(学生映画の監督をやる草食系男子)を見た時に、『これ、自分だ』と思いました。自分が一番合っているというか、この役は自分がやって、役と一緒に成長できるであろうと感じて、演じさせて頂きました。
この作品、濡れ場が多いんですけれど、僕も濡れ場をやらせて頂きまして、撮影中は前貼りをしてやっていたんですけれど、撮影が終わって、一人で前貼りを処理する時に、すごく切ない気持ちになりました。『自分何やってるんやろ』って思った。

奥田さん:前貼りをするとそういう風になるんですね。僕はすっぽんぽんで出ているんですけれど、デビュー作の『もっとしなやかに もっとしたたかに』で前貼りをしました。撮影が終わって、夜の11時頃に一人で控室で取るんですけれど、当時はガムテープだったので、こびりついて、半分しか取れなくて、はさみで切った。前張りを取っている時は涙が出ました。空しくて。ですから、今後は、そういう仕事がきたら、前貼りはしない方がいいと思います。(会場爆笑)

上川さん:実は初日なのに既にクレームが入っておりまして、予告編で、いきなり濡れ場から始まっちゃうんです。僕はその濡れ場を演じさせて頂いていまして、ある方が電車の中で予告編をスマートフォンで観ていて、電車の中で喘ぎ声が響いてしまったというクレームがきました。映画の中では劇中の監督に濡れ場を止められてしまうんですけれど、実際はもっと濡れ場できますということだけはここで言っておきたいです。

MC:ありがとうございます。柄本佑さんは、実生活では義理のお父様である奥田瑛二さん演じる”新作を何年も撮っていない映画監督”の持ち込み企画をはねつける、若手映画プロデューサー役を演じられています。実はお2人は2013年の奥田さんの監督作品『今日子と修一の場合』でも、監督と俳優という形でタッグを組まれていました。奥田さん、せっかく持ち込んだ脚本を無碍にも捨ててしまう、映画プロデューサー役での柄本さんとの共演はいかがでしたか?

奥田さん:うちで一緒にご飯を食べたり酒を呑んだりするんです。『今度伴明の映画に出るんだよ』『えっ、伴明さんの作品、僕、大好きです。』と言ったので、『そうか。じゃあ出るか?』『えーっ、いいんですかね?!』ということがあって、伴明に、『佑が出たいと言っているんだけどどう?』と言ったら、『それは嬉しいな』ということで、最初スケジュールが無理っぽかったんですが、どうにか調整がとれて、私の書いた台本を映画の中でゴミ箱にぽんと捨てる役だったんです。面と向かって芝居をした後にあの台本を捨てられた時は、本当に切なくて空しい想いをしたんですけれど、そう思う芝居をしたってことは、逆に言うととてもとても嬉しかったです。いい緊張のある現場でした。

柄本さん:僕は高橋監督の映画、元々好きで、見せて頂いていて、『火々』なんて何十回も観させて頂いているんですが、その伴明監督の作品に出させて頂けるとのことで、『やった!』と思っていたら、奥田さんとのシーンしかなくて、奥田さんとは一番最初に監督として現場でご一緒したので、僕としては(『赤い玉、』の)現場に入っても監督奥田瑛二というのがどこか拭い去れないところがありました。
奥田・柄本 なので、あこがれの伴名監督と、超怖い奥田瑛二監督がすげー見てる、という、W監督見られている、という状態だったので、すげー『イーっ』となりました。学生さんたちがスタッフをやっていたんですけれど、たまに『おい』とか怒られているんです。そうすると、『イーっ』と思っている俺が『おい』って怒られている気分になったので、『みんな、怒られないように頑張って!俺がドキドキしちゃうから!』って思っていました。
(会場笑い)

MC:高橋監督、本作は、第39回モントリオール世界映画祭に招待され、先日モントリオールに行かれたそうですが、現地の方の反応はいかがでしたか?

高橋監督:結構笑うんですよ、映画観ながら。ここで笑うかというようなところで笑うんですよね。やっぱり映画の質そのものが、観る側によって変化していくんだなという感じは受けました。あと、『7万円ってカナダドルでいくらだ?』と聞かれました。映画を観るとわかるんですけれど、『それだったら、出していい』という風に言っていました。

MC:「ぜひ7万円はどう劇中で出てくるか注目してください。上川さんも、自費でモントリオールに行かれたということなんですけれど、現地の方の反応はどのように映りましたか?」

上川さん:僕は、隣に監督が座っていたんで、笑いが起こるたびに、気にするんですよ。チラってみたら、伴明さんがどしっと構えて座っていたんで、俺も構えて味わいました。終わった後は、一回り成長できた感じでした。(会場笑い)

MC:監督、どうなんですかね?

高橋監督:その後の仕事を観ていないんで、今度またちょっとだけ仕事をするんで、どうなったか楽しみにしています。

MC:さて、皆さん、既にお気づきかもしれませんが、あちらの布の下には、実は奥田さんが、本作のために描いて下さった絵があるんです。不二子さん、布を取っていただけますか?奥田さん、どのような思いで、この絵を描かれたのでしょうか?

奥田さん:二人で寄り添っているポスターがあって、もう一個、作ってくれってことで、軽く『わかった、わかった』って言ったんですけれど、いざ描くとなると、絵描きでもある私としては、プロ根性が湧いてきて、職人というか、白い紙に立ち向かった『赤い玉、』の絵でございます。これがイメージポスターとして、またできあがっております。

不二子さんが布を取り、会場拍手。

奥田さん:プロデューサーが『奥田さんは女の裸の絵も得意だから、一つよろしく』って言われたんですけれど、女の裸の絵って最近描かなくなったので、もう1ランク階段をのぼった感じで、木を女体にと思い、男を感じさせるものをなぞらえて描いたんです。ポスターも出来上がりましたが、この絵は高橋伴明監督が描く前に『描きあがったら俺欲しいな』って言っていて、『おう、わかった、わかった』って言ったんですが、描きあがってみたら、あげるのがもったいないなと思う今日この頃ですが、これは伴明監督の家のどっかの壁に飾ると決まっております。(現在原画はテアトル新宿のロビーに飾ってあります。)

高橋監督:ベッドルームに飾ります。
奥田さん:オッケー。

MC:こちらの絵をポスターにして、30枚限定で3000円で、テアトル新宿のみで販売しています。ぜひお買い求め下さい。通常のポスターは500円、奥田さん、高橋監督、不二子さん、村上さん、土居さんのインタビューや奥田さんと高橋監督の対談も載ったパンフレットは800円で販売しておりますので、ぜひお買い求めください。

高橋監督、最後に、これから映画を観られる方々に、一言メッセージをお願いします。」

高橋監督:最初から言っていますけれど、エロスと向き合う映画が少なくなってきているんで、こういう映画をぜひ支持して頂きたいと思うんです。もっともっと広めて頂けると、逆にこういう映画が増えてくるんじゃないかと思いますんで。それと、できたら3回観て欲しいんですよ。回を重ねて観るごとに、違う映画になってくると思います。よろしくお願い致します。

撮影の入っていた柄本以外は、その後、テアトル新宿から、横浜のシネマ・ジャック&ベティに移動。その間に奥田と監督が話し、ジャック&ベティでの舞台挨拶は、急遽、奥田さんがMCを担当!!!
横浜で奥田さんが司会
村上さん:たまたま入学前に大学に行ったら、今度1回生(1年生)になる人に向けて、オーディションの募集をしていて、直接連絡して脚本をもらって読んだんですけど、『私が今から入学する大学は、こんな作品をやるんだ』と思って。でもそういうことってあまりないと思って、すごくやりたいなと思って、応募しました。

赤い玉ポスター というエピソード等が語られました。

なお、テアトル新宿の今週水曜16日21:00~の回上映後に、高橋伴明監督×周防正行監督(『Shall we ダンス?』監督/元・高橋伴明監督の助監督)のトークショーが決定!(23:10まで。)

テアトル新宿は水曜日、男女共に1,100円で、web予約も可能!是非ものです。

http://theatre-shinjuku.ttcgreserve.jp/ttsj/schedule/


赤い玉、 』

2015年9月12日よりテアトル新宿他にて全国順次公開中

公式サイト:http://akaitama.com/   
公式Twitter:akaitama_movie

********************************************************************

あらすじ
大学で映画撮影の教鞭をとりながら、自らは新作映画の撮影に入れないでいる映画監督・時田修次。映画とは自らの経験が投影される、そう考えている時田は、まるで自分が映画の登場人物ででもあるかのように人生を流浪しているようにも見える。新作の脚本にとりかかる時田の私生活には、30代の、理解のある美しい女・唯がいるが、その現実から虚構(映画)の世界に誘うように時田の前に現れる一人の女子高生・律子。世界の境界さえも喪失していくように、いつしか律子の存在が時田自身の人生を狂わせていく……。

出演:奥田瑛二    
不二子  村上由規乃  花岡翔太  
土居志央梨  上川周作 ・ 柄本佑  高橋惠子

監督・脚本:高橋伴明  
製作:高橋惠子・小林良二・塩月隆史
プロデューサー:大日方教史  
音楽:安川午朗  
撮影監督:小川真司  編集:鈴木歓
宣伝・配給:渋谷プロダクション  制作プロダクション:北白川派
製作:「赤い玉、」製作委員会(ブロウアップ・渋谷プロダクション・ラフター)
   


今の日本映画には摩擦が足りない。奥田瑛二x高橋伴明x崔洋一がエロスを語る赤い玉、イベント


監督・高橋伴明(66)、主演・奥田瑛二(65)で、人生の半分を過ぎようとする男たちが探し続けている“不確かなもの、”人間が誰しも経験する“老い”が“性”にも追いつく時間を葛藤と焦燥感に苛まれ、それでも求め続けるしかない人生を描いた映画『赤い玉、』。

9月12日(土)の公開に先駆け、新宿ゴールデン街劇場にて、50歳以上の男性限定で、主演・奥田瑛二 × 監督・高橋伴明 × スペシャルゲスト・崔洋一監督(66)という同学年の3人がお酒を呑みながら「オヤジたちのエロス」について語るトークイベント“赤い玉伝説って知ってるか?”が開催されました。
赤い玉50代以上イベント1
50歳以上の男性限定トークイベント“赤い玉伝説って知ってるか?”
日時:9月7日(月)
登壇者:奥田瑛二 × 高橋伴明 × スペシャルゲスト・崔洋一
場所:新宿ゴールデン街劇場

50歳以上の男性で新宿ゴールデン街劇場。
このイベントに来るぐらいですから、赤い玉がいつ出るのか戦々恐々としているちょい悪系?のおやじさんたちで一杯。メイキング映像が流された後、3名が登場。

今回、崔洋一監督はスペシャルゲストですが、ほぼナビゲータとしてスタート。
赤い玉50代以上イベント
崔監督:既に一杯やってます。高橋と会ったのは19の時。酒と女を教えてくれたのが高橋=ボンです。ぼくら3人の共通項は枯れたねとか品があるね。なんていわれるのが嫌な3人。現実と虚構を行きかう様をもっと品無く描くのかと思ったらね。もっと昔のままなら肉欲に走って撮ってたはずだし、奥田もそのあたりを行ったり来たりしてるんだよね。けだもの系の川端康成とか変態系の谷崎純一郎にちょっと通じるものがありますよね。

奥田さん:伴明は、時田は終末を迎えていくと思っているかもしれないけど、俺としてはあからさまに見せたくない。まだ男としてあり続けたいと。俺の本質かもしれないけどいいさじ加減で演じました。

高橋監督:俺は若い頃は妄想する必要がなかったけど、年を重ねてね。妄想するようになったのよ。正直言うと、川端康成の「みずうみ」から女子高生の部分は想を得ましたね。

崔監督:演じてみてどうだった?

奥田さん:いくつか取材受けていて、川端康成の世界観だよねって記者に言ったら、監督も同じこと言ってましたと。演じてて正解だったなと。

赤い玉50代以上イベント3
崔監督:今回この二人が物凄くナルシシストになっていてね。それがね。洒落てんだわ。ちょっと嫉妬もあります。女子高生が出てきてからの変化凄いけど。実際どうなの?

赤い玉 場面写1
高橋さん:想像の世界だよ。女子高生は全然興味ないよ。

奥田さん:伴明がそういうといいずらいけど。自分も少女って撮ってるぐらいですから興味はあるし・・でも実態の年齢の女と行ったり来たりする妄想する今の世界があるというのならばこれは気持ちがいい。美しいものかもしれないけど、狂おしく異形な恋愛を求めていく。それが滑稽に見えていたら成功ですね。

赤い玉 場面写崔監督:ほぼ時田そのものだよね。で、今回、ボンが変わったなと思ったのは肉欲ではなくて、言葉なんだよね。

高橋監督:妄想だからね。

崔監督:逆に事務方の不二子さんがね。妙に生々しいよね。三十路を過ぎた体のありようと独特の存在感がね。いいよね。そこが女子高生と対比でいいよね。それから、雨を歌えばのシーンは不思議だよね?

赤い玉 場面写2高橋監督:これは学生に映画の在り様を示したかったんで。

自由でいいんだよ。

っていうことと、単純にあのシーン好きなんだよね。

崔監督:それからいい感じの小料理屋が出てくる。

食い物とエロチシズムは絶対関係あるからね。

そこから生まれる微妙なところがボンの趣味かな。小気味いいんだよね。

奥田さん:今回の映画の大テーマがエロスですからね。どうぶつけるか。昔は日本どこでもエロスがあって、監督がそれを作家性を持って撮るっていう。最近の映画は、ベッドインでキスもしないでフェードアウトで、翌日みたいな。なんか違うぞ!って二人の中では共通しててね。僕も肉体すべてを監督にゆだねてね。そこが小気味いいのかも。

崔監督:日本映画で消失したのって、エロスだけじゃなくて暴力もだよね。最近の映画はジェットコースター的で痛くないものね。

奥田さん:今の映画観てるとね。摩擦を感じない。男と女が愛し合う摩擦。殴り合うのも摩擦。摩擦感がないから痛くないし気持ちよくもない。それを無視してるからね。

崔監督:物語が消失してるよね。神話の世界から愛憎じゃない。そこ避けてどうするんだって。それは感じるよな。それから好奇心がなくなってる。映画なんて、好奇心と探求心の塊でしょ。

奥田さん:実生活ではね。踏みとどまってるけどね。

崔監督:踏みとどまってないじゃん。それから性と暴力って、奥深いところでつながるところあるじゃないですか!?それをあっさり排除したのは?

高橋監督:老いと言うのもね大きいので、考えたけどね。老いと性を前面に出したかったんでね。

崔監督:身近な欲望の世界。ちょっと生殺し的なね。

Q:エロスの本質は。

高橋さん:赤玉寸前の今思うのは、今更だけど、愛を伴うセックスが究極かな。

奥田さん:女陰回帰だね。女性の体には地上にあるすべての美しいものが備わってる。山があり、谷があり、そこからしたたり落ちる水があり。女性へのあこがれ。どれだけ経験してもおなかがいっぱいにならない。女性は素晴らしい。
赤い玉50代以上イベント2
なかなか面白いトークが展開され、摩擦を求めて!?
記者もゴールデン街を堪能して帰りました!

赤い玉、

2015年9月12日よりテアトル新宿他にて全国ロードショーです。

公式サイト:http://akaitama.com/
公式Twitter:@akaitama_movie

********************************************************************

あらすじ:
赤い玉ポスター大学で映画撮影の教鞭をとりながら、自らは新作映画の撮影に入れないでいる映画監督・時田修次。映画とは自らの経験が投影される、そう考えている時田は、まるで自分が映画の登場人物ででもあるかのように人生を流浪しているようにも見える。新作の脚本にとりかかる時田の私生活には、30代の、理解のある美しい女・唯がいるが、その現実から虚構(映画)の世界に誘うように時田の前に現れる一人の女子高生・律子。世界の境界さえも喪失していくように、いつしか律子の存在が時田自身の人生を狂わせていく……。

出演:
奥田瑛二
不二子 村上由規乃 花岡翔太 土居志央梨  
上川周作 柄本佑  高橋惠子
監督・脚本:高橋伴明  
製作:高橋惠子・小林良二・塩月隆史