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夏帆&瀬々監督登壇!『友罪』公開記念ティーチイン 夏帆、悩みながらの役作りを語った!


映画情報どっとこむ ralph “衝撃の問題作”生田斗真&瑛太主演最新作『友罪』。

この度、TOHOシネマズ新宿にて、本作のメガホンを取った瀬々敬久監督と、キャスト陣を代表して、瑛太演じる元少年A・鈴木に惹かれていく藤沢美代子役に挑んだ夏帆さんを迎え、ティーチイン形式での公開記念トークイベントを行いました。
日付:6月7日
場所:TOHOシネマズ新宿
登壇:夏帆、瀬々敬久監督

映画情報どっとこむ ralph 多数のリピーター鑑賞者の集まる会場に、盛大な拍手に包まれ登壇した夏帆さんと瀬々監督。

「隣にいる友人が、かつて世間を震撼させた事件の元少年Aだったら」という、難解なテーマを扱った本作へのオファーに、

夏帆さん:正直即決で決められた訳ではなかったですね。

と少なからず出演への迷いがあったことを告白したであったが、瀬々組には以前から憧れを抱いていたようで、

夏帆さん:以前、別の作品でご一緒したスタッフの方が、「今までで一番印象に残っているのが瀬々監督の現場だった」と話されていたのがすごく印象に残っていて。初めて瀬々組に参加させていただけるのがすごく楽しみでした。

と、役への不安よりも興味が勝ったオファー当時の心境を吐露。

現場での瀬々の熱意溢れる演出には沢山の刺激を受けたとし、

夏帆さん:(瀬々監督は)誰よりも真直ぐに作品と向き合っていて、熱量がとにかくすごい。私たちもそんな瀬々監督に引っ張られ、瀬々監督のために映画を作りたいと思える現場でした。

瀬々組の熱さを語りました。

現場では、瀬々から常々「「限界を超えてくれ」と言われていた」と明かした夏帆さん。壮絶な過去に人生を振り回される美代子というキャラクターに対しては

夏帆さん:演じていても、頭では理解できても、生理的に理解できなかった。美代子は、私の日常の延長線上で演じられる役柄ではないと思っていました。もし恋人または惹かれている相手が、過去に大きな罪を犯していることを知ったら私自身はどういう選択をするのだろう、と撮影中もずっと考えていましたが、答えはまだ出ていません。理想では一緒に生きていきたいのですが、現実では沢山の障壁があるんだとも思いますし…。撮影が終わった時も、これで終わりかぁといった感じで(笑)。最後まで役柄を完璧に掴めてはいなかったと思います。

と役作りへの苦しみを打ち明けました。

一方で

瀬々監督:そんな偉そうな言い方してたっけ?(笑)パワハラにあたるのかな…。

と苦笑いを浮かべながらも、

夏帆さん:いえ、瀬々監督は全然偉そうな感じで仰ってはなかったですよ!

とフォローする夏帆に対して、

瀬々監督:(美代子を演じるのは)すごく大変だったかと思います。夏帆さんも本当に現場で悩みながら演じられているなと感じました。ラストシーンでの、美代子の横顔は素晴らしくて印象的でした。

と美代子を見事に演じきった夏帆さんへ称賛の言葉を贈りました。

映画情報どっとこむ ralph 観客とのティーチインでは「単純な善悪では割り切れないほど登場人物に多面性があって、見るほどに深まっていく映画だった」と、今日が3回目の鑑賞だという男性から賛辞とともに「見ていて心が痛くなるような“被害者”を演じた夏帆さんはどんな心境で演じ切ったのか」との質問が及ぶと、

夏帆さん:演じていて正直本当にしんどかったです。自分の見たくない弱い部分を、見なければならない感じがして…、出口がなかったです。でも、私自身がそうして悩んでいたことも、役のためになっていたのかなと完成した映画を観て感じました。

と振り返りました。続く別の男性からも、「美代子は、夏帆さん以外の女優さんを想像しづらいほどだった」との感想が飛ぶと照れ笑いを浮かべる夏帆さん。「瀬々監督は、もし次回夏帆さんを主役に映画を撮るならどんな役を演じてもらいたいか」との質問に

瀬々監督:『ミスター・グッドバーを探して』(78)のような、“昼は女教師、夜は娼婦”みたいな役とか…

とが回答すると、夏帆さんさすがに苦笑い。これには

瀬々監督:まずい!セクハラだとは思わないでください…!

と懇願し、場内には笑いが起きました。

また、別の男性からは「瑛太さん演じる鈴木に漂うリアリティがとにかくすごかった!」との感想が。主演の生田斗真や瑛太、そして瀬々組常連の佐藤浩市ら錚々たる俳優陣に囲まれた夏帆さんは、中でも共演シーンの多かった瑛太の演技について

夏帆さん:私もすごく圧倒されました。瑛太さんの芝居を、受け止められるのかという怖さはずっと感じていましたね。今でも忘れられない鈴木の表情が沢山あって、本当にすごい役者さんだなと。

と絶賛。

瀬々監督:夏帆さんにとっても、瑛太さんが横にいたのが大きいと思う。あの独特な空気感で、いい化学反応になったと思います。

と二人を改めて絶賛しました。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・
瀬々監督:『友罪』は、僕らも答えを探しながら作った映画です。生田さん演じる益田が鈴木を飲みに誘うシーンで、鈴木が少し嬉しそうに「コンビニでつまみでも買って」と言うシーンは、加害者が何気ない、でもかけがえのない時間を感じる、個人的にも好きなシーンです。こういう宝物のような時間が、犯罪者だった人の何かを解き放ったり、逆にかけがえのない時間を奪ってしまったと気付く、そういうこともあると思います。そして、そういったかけがえのない瞬間を与えられるのは、家族だったり友人なのかなと。僕自身、完成した映画を観て、新たに発見しました。千差万別でも良いので、皆さんにもこの映画を通して、何かを感じ取っていただきたいです。

と訴えました。続いて

夏帆さん:正直、賛否はあるかと思いますが、もし観ていただいた方の心に何か引っかかるものがあれば、家族やお友達にも伝えていただいて、皆さんで話してもらえたら嬉しいです。

と監督と共に、アピールしました。

友罪

公式サイト:
http://gaga.ne.jp/yuzai/

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監督・脚本:瀬々敬久 (『64-ロクヨンー前編/後編』)
原作:「友罪」薬丸岳(集英社文庫刊)
出演:生田斗真 瑛 太 夏 帆 山本美月 富田靖子 佐藤浩市
配給・宣伝:ギャガ
(c)薬丸 岳/集英社 (c)2018映画「友罪」製作委員会 


生田斗真&瑛太主演最新作『友罪』カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭&上海国際映画祭 出品決定!!


映画情報どっとこむ ralph 5月25日(金)より全国の劇場201館で公開となり、“衝撃の問題作”として賛否を呼びながらも、各地で満席が出るなどヒットスタートをきった生田斗真&瑛太主演最新作『友罪』が、この度、中・東欧で最大の規模を誇る歴史ある国際映画祭「第53回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭」のアウト・オブ・コンペティション部門に、またアジア最大級の規模を誇る国際映画祭「第21回上海国際映画祭」に正式出品されることが決まりました。

「カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭」は、チェコ西部の都市カルロヴィ・ヴァリで開催される国際映画製作者連盟公認の映画祭となり、世界7大映画祭の一つでもあります。その年のカンヌやベルリンなど世界の映画祭を賑わせた作品が一堂に会する映画祭としても注目を集めています。映画祭の開催は、6月29日~7月7日(現地時間)を予定しています。


「上海国際映画祭」は、中国の上海で開催される国際映画製作者連盟公認の映画祭となり、1993年より開催されています。すでに、今年は、邦画作品では『ラプラスの魔女』(現在公開中)の公式上映も決定しており、注目必至の映画祭となります。
尚、現段階では、両映画祭共に、本映画における監督や出演者の映画祭出席は未定です。

映画情報どっとこむ ralph 『友罪』は、デビュー作で江戸川乱歩賞を受賞したミステリー界の旗手で、少年犯罪を取り巻く人々を繊細に描き続ける薬丸岳が、2013年に発表したベストセラー小説「友罪」の映画化作品です。隣りで静かに微笑む友が、かつて日本中を震撼させた“あの事件”の犯人だったらー。元ジャーナリストの益田役を生田斗真、少年Aだった過去を持つ鈴木役を瑛太が演じ、答えのない極限の友情が描かれています。主演の2人が覚悟を持って撮影に挑んだ想いを語ったことでも話題を呼びました。

公式サイト:http://gaga.ne.jp/yuzai/

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監督・脚本:瀬々敬久(『64-ロクヨンー前編/後編』)
原作:「友罪」薬丸岳(集英社文庫刊)
出演:生田斗真 瑛 太 夏 帆 山本美月 富田靖子 佐藤浩市 
配給・宣伝:ギャガ
(c)薬丸 岳/集英社 
(c)2018映画「友罪」製作委員会 



生田斗真、瑛太 もうちょっとポップなものを今度はやりたい!と瀬々監督に懇願!『友罪』公開記念舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph ミステリー界の旗手・薬丸岳が神戸児童連続殺傷事件を彷彿とさせ話題を呼んだ「友罪」を瀬々敬久監督が映画化。

かつて世間を震撼させた事件を起こした少年Aの“その後”と、周囲の人々の葛藤――。それぞれの過去と現在が絡み合い、疑心や後悔に囚われた様々な人間模様が交錯し、やがて人間存在の謎に満ちた深みへと導く、慟哭のヒューマンサスペンス。

この度、TOHOシネマズ日比谷にて公開記念舞台挨拶が、主演の生田斗真さん、瑛太さんに加え、佐藤浩市さん、夏帆さん、山本美月さん、富田靖子さん、瀬々敬久監督が登壇して行われました!

『友罪』公開記念舞台挨拶
日時 : 5月25日(土)
場所:TOHOシネマズ日比谷
登壇:生田斗真、瑛太、夏帆、山本美月、富田靖子、佐藤浩市、瀬々敬久監督

映画情報どっとこむ ralph 会場は本作を観たばかり・・・・
重い空気が漂うなか、キャストと監督が現れると盛大な拍手!!
生田さん:作品に、多くの願いや希望の光を込めました。沢山の方に、特に日本の社会をこれから担っていく方々に見てもらって、僕たちの想いが届いてほしい。友情とは何か、考えてもらえたら嬉しいですし、この映画を大切にしてくれたら光栄です。

と挨拶。続いて、

瑛太さん:こんなに多くの方が映画を観てくれたことに、嬉しい気持ちでいっぱい。今日は雨男の斗真と一緒なのに晴れたね(笑)

と場を和ませた。

佐藤さん、夏帆さん、山本さん、富田さんもそれぞれ公開を迎えたことに喜びの挨拶を行い・・・・

瀬々監督:皆さんの表情がどんよりしてないかなと、舞台に上がるのが正直すごく不安でした。瑛太さんのシャレで少し笑顔になってくれてる。よかった(笑)

と、ホッとした表情を浮かべました。

映画情報どっとこむ ralph 挨拶が終わると、ある種のタブーを孕んだ難しいテーマに挑んだ面々は、それぞれ撮影当時の想いを。己の罪と闘いながら友となった鈴木の真の姿を探る元週刊誌ジャーナリストの益田純一役を演じた生田さんは、


生田さん:特に賛否両論ある映画だと思います。どういうことを感じたのか、皆さんの意見が早く聞きたい気持ちです。

とコメント。対する元少年A・鈴木秀人役を演じた瑛太さんは、実際に原作小説のモチーフとなった神戸児童連続殺傷事件における少年Aの手記を読んだそうで、

瑛太さん:人間である以上、動物である以上、そういった(少年Aのような)衝動が生まれてきてしまうということに、どこか共感めいたものを感じてしまう部分もありました。色々なことを感じたが、演じるとなったら、どんな役でも愛していないと僕演じることができないので、僕自身が鈴木を守ってあげたいと愛しながら撮影していました。

と、役を愛することに決めた瑛太さん。


続いて、元AV女優として暗い過去を持ちながらも、鈴木に次第に惹かれていく藤沢美代子に体当たりの演技で挑んだ夏帆さん。憧れの瀬々監督作品の出演に大きな喜びを感じつつも、

夏帆さん:正直即決で決められた訳ではなかったですね。。美代子を受け入れることができるかすごく悩みましたが、だからこそ挑戦したい気持ちが勝ってしまいました。

と、オファーを受けた理由を明かしました。一方、益田の元恋人で自身も雑誌記者である杉本清美を演じた山本さんは、生田さんとの共演を振り返り、

山本さん:普段は本当に気さくに話しかけてくださっていたのですが、編集部に益田が乗り込んでくるシーンの撮影の時は、生田さんがテストの時からピリッとした空気感を作っていらして、やっぱり生田さんはすごいなと思いました!!尊敬しています。

生田さん照れ笑いですが・・・

生田さん:すみません、役者ぶっちゃって(笑)

と会場を沸かせました。

映画情報どっとこむ ralph 一方、医療少年院でかつての鈴木を担当していた白石弥生に扮した富田さんは、瑛太さんとの緊張感あふれる掛け合いシーンでは

富田さん:初めて台本を手にした時に、どうやって演じたらよいか結論の出ないまま撮影に挑みました。内容はピリッとしたシーンが続きましたが、撮影は割と淡々と、静かに進みました。

とすると

生田さん:ちなみに、佐藤浩市さんは自分のシーンじゃなくてもいつも現場にいてくださって。本当に映画が好きな方なんだなと。すごく安心しましたし、素敵だなとおもって嬉しかった。

と、家族を離散し息子の罪を償い続けるタクシードライバーの山内修司を演じた大先輩の佐藤さんを立てると、

佐藤さん:なんか俺が凄く暇みたいじゃん!(笑)

と笑いながら生田さんにツッコムも続けて

佐藤さん:「罪」であったり、「赦す」ということに千差万別の意見や答えがある中で、結局なぜ我々がこういったテーマを映画として提示するのか。観ていただいた方には、物語を自分自身に照らして、ご自身なりの答えを紐解いていただきたい。

と話す佐藤さんは真剣。


映画情報どっとこむ ralph また、イベント中盤では、物語のテーマにかけて、自身における「友達」の定義をそれぞれ発表。

生田さん:「自分を写す鏡みたいなもの」
瑛太さん:「友達と思って付き合ってない人」
夏帆さん:「一緒にいたいと思う人」

と、それぞれが悩みながら答える中、

山本さん:「ケーキをきちんと半分こに出来る人。マネージャーさんはいつも気を使って私の分をちょっと多くしてくれるので(笑)」

と山本が回答すると、「その答え、可愛い~!(笑)」とキャスト陣が山本をいじる場面も。

一方、

佐藤さん:「若い時に比べて歳を取ると、細かいことが気になくなる。歳を取ると簡単なもの。」

と答えると、

瀬々監督:僕は浩市さんと逆かな。今は歳取って、飲み仲間とか仕事仲間くらいしかいない(笑)

と反論。

瀬々監督:劇中には、若い頃学生の時にあったような、そんなかけがえのない純粋な友情関係を、益田と鈴木で描きたかった。僕は友達はもういないので(笑)

と続けた。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

本作での生田さんと瑛太さんを称賛した監督は、次に二人を起用するなら

瀬々監督:二人の立場を反対にして、例えば生田さんが死刑囚で、それを看取る刑務官を瑛太さんに演じてもらいたいな。僕が好きなショーンペンの『デッドマン・ウォーキング』みたいに。

と意欲を見せるも、
生田さん&瑛太さんそうほうから、本当にありがたいんですけど、もうちょっとポップなものを今度はやりたいねって二人で話していたので、ポップな作品でお願いします!と懇願され、会場は笑いに包まれイベントを締めました!


友罪

大ヒット公開中!

公式サイト:http://gaga.ne.jp/yuzai/

物語あなたは“その過去”を知っても、友達でいられますか・・・?
ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田(生田斗真)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太)。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の二人は次第に打ち解け心を通わせていく。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。
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監督・脚本:瀬々敬久 (『64-ロクヨンー前編/後編』)
原作:「友罪」薬丸岳(集英社文庫刊)
出演:生田斗真 瑛 太 夏 帆 山本美月 富田靖子 佐藤浩市
配給・宣伝:ギャガ 
(c)薬丸 岳/集英社 
(c)2018映画「友罪」製作委員会


生田斗真、瑛太、瀬々敬久監督が少年犯罪とその後-映画『友罪』を通して明治大学で特別講義


映画情報どっとこむ ralph 瀬々敬久監督待望の衝撃の最新作『友罪』が5月25日(金)より全国公開となります。

本作は、デビュー作で江戸川乱歩賞を受賞したミステリー界の旗手で、少年犯罪を取り巻く人々を繊細に描き続ける薬丸岳が、2013年に発表したベストセラー小説「友罪」の映画化。

隣りで静かに微笑む友が、かつて日本中を震撼させた“あの事件”の犯人だったら。元ジャーナリストの益田を生田斗真さん。少年Aだった過去を持つ鈴木を瑛太さんが演じている本作。
この度、公開を前に、「少年犯罪」を学ぶ大学生と、罪を犯した友や家族との向き合い方、友情についてなど、本作が投げかける問いに対して、主演の2人と監督が、生の意見を交わす特別授業が行われました。

映画『友罪』特別授業イベント
特別授業“少年犯罪とその後-映画『友罪』を通して”
日時:5月14日(月)
会場:駿河台キャンパス
講義:明治大学文学部文学科文芸メディア専攻 伊藤氏貴准教授 

特別ゲスト:生田斗真、瑛太、瀬々敬久監督

映画情報どっとこむ ralph 明治大学文学部文学科文芸メディア専攻で少年犯罪を学ぶ学生さんは、前回の講義で本作を鑑賞。その続きを掘り下げる目的で、文学部文学科文芸メディア専攻 伊藤氏貴准教授が仕掛けたのが
本作の監督の瀬々敬久さん、そして、生田斗真さん、瑛太さんを呼んでのティーチイン。准教授の呼び込みで登場した三名と
学生さんは少し緊張気味?


まず、薬丸岳先生の作品の中でもDEEPな作品を映画化したのは
瀬々監督:薬丸先生の「天使のナイフ」を読んで14歳ぐらいの少年の犯罪のお話。そして、友罪まで少年犯罪を追いかける執念のようなものを感じて心を動かされました。それを描きたいなと。神戸の児童殺傷事件はショックでした。現在どうとらえ直せばよいのかと。どう生きていけば良いのか。加害者だけでなく、周りの人達も含めて描こうと作りました。

と本作の映画化への想いを伝えました。実話ベースの難しい作品でしたが
生田さん:映画化前に「友罪」は読んでいて、映像化すべきだと思っていた作品だったので、その話をいただいて、世に送り出そうというスタッフの熱さを感じました。

と、この題材だからこそ出演を決めたと話す生田さん。瑛太さんは
瑛太さん:神戸の事件が起きた時はショックでしたからね。先ず少年Aを創るうえで、何を人に伝えるのか疑問があったので。監督スタッフとよく話をして、少年Aの手記を読んで臨みました。初年Aの環境や衝動を読み進めていくとどこか全否定できないところがあって、、、想像を超える衝動があるのではと。役を愛して演じたいので、自分の想いを載せていきました。

難しい役を作るには、深い思慮が必要だったご様子。

ここで、教授が神戸の児童殺傷事件のことを知っているか学生にと尋ねるとちらほら。実は集まった学生さんが生まれた位の事件。


映画情報どっとこむ ralph もし友達が重大な罪を起こしていたことを知ってしまったら、友達を続けるか?と言う質問に、学生の多くは続けると回答。

生田さん:難しい。。一度油状が芽生えたのだから続けたいし。綺麗ごとかな・・・でも、少しでも将来が変わってくれっればと支えたい気持ちはあります。

と言う生田さんに対して瑛太さんは

瑛太さん:距離をとるかもしれないですね。向き合うとは思いますが、警戒心も生まれるだろうし・・・自分の家に呼べるのかと?少しづつ距離を置いて友達を辞めるかもしれません。

ここで瀬々監督は、別の事件を持ち出して
瀬々監督:別の事件で少年に妻子を殺された夫が少年法で守られて、無期懲役になった少年を、司法が裁けないならこの手で!とテレビで言って・・・・・最終的に死刑になるのですが、その少年に会うと、知り合ってしまったのだから死んでほしくないと。それが人間の心の在り方ではないかと、僕は感じて欲しいなと。関係を前向きにしたいなと思っています。

と、本作にもつながるエピソードを話しました。

映画情報どっとこむ ralph ここで、学生さんからQ&A

Q:実際に誰かを傷つけてしまって後悔したことはありますか?

生田さん:幼いころ、クラスの中に輪に入れない子がいて。その子にみんなで一緒にと手を差し伸べてきたのだろうかと?故意ではないけど知らず知らずではあるのかもしれないですね。

瑛太さん:サッカーが上手いチームメイトがいて、彼が白髪があってからかってしまって。。いやがらせしてた。でもその一週間後に白髪が生えてきて。。。罰が当たりました。
他にも、ラストシーンを演じた時の想いや様子を質問したり、就活・仕事の話などの質問に、とても丁寧に学生に返されていました。

逆に生田さんと瑛太さんから質問

生田さんからは宣伝活動で記者に多くされた質問「あなたにとって友達とは?」を学生に問うと

「自分の位置、指標になる鏡」「暫くあってないときに会いたくなる人」

瑛太さんからは「生田斗真と瑛太どっちが好きですか?」と言う質問に・・・

なんと、負けるつもりの瑛太さんが圧勝!
瑛太さん:ごめん!斗真くん!

とあたふた。
理由を聞くと・・・
「瑛太さんの方がエロいと思うので好き」(男子生徒)、「瑛太さんのメンヘラっぽいことが好き」(女子生徒)と若干瑛太派が多い場内に、勝ち誇った様子の瑛太が「斗真、ごめんな(笑)」と笑顔を見せると、生田も負けじと「生田派の意見も聞きたい!」と応戦。「『脳男』を見て、演技の振れ幅がすごいなと感じた。あと、やっぱり顔がカッコいいです!」と、女子生徒が答えると、照れ笑いを浮かべながら「これからもよろしくお願いします!」とお辞儀をし、場内はさらに盛り上がりました。

最後に・・・

監督:この映画は、人生にはかけがえのない、宝石のような瞬間があると思いますが、そういう瞬間が人の救いになれば良いなと。加害者もきっとかけがえのない瞬間を感じることで、その尊さを奪ったことを悔いるものだと僕は思います。このかけがえのない瞬間が、友情や家族の関係の中にあると思う。皆さんも青春の真っただ中で、かけがえのない瞬間を生きていると思います。その瞬間を大切にしながらこれからを生きていってほしい。今日はどうもありがとうございました。

と、特別講義を終えました。

友罪

公式サイト:http://gaga.ne.jp/yuzai/

ある町工場で働き始めた、元週刊誌ジャーナリストの益田(生田斗真)と、他人との交流を頑なに避ける鈴木(瑛太)。共通点は何も無かった二人だが、同じ寮で暮らすうちに少しずつ友情を育ててゆく。そんな折、彼らが住む町の近くで児童殺人事件が起こり、世間では17年前に日本中を震撼させた凶悪事件との類似性が指摘される。当時14歳だった犯人の少年Aはすでに出所しており、その後の行方を知る者は少ない。果たして今回の事件も彼の犯行なのか…。驚きと疑問に突き動かされ、ネットに拡散していた少年Aの写真を見た益田は愕然とする。そこにはまだ幼さの残る鈴木が写っていた。
 
「心を許した友が、かつての凶悪事件の犯人だったら…。」

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監督・脚本:瀬々敬久 (『64-ロクヨンー前編/後編』)
原作:「友罪」薬丸岳(集英社文庫刊)
出演:生田斗真 瑛 太 夏 帆 山本美月 富田靖子 佐藤浩市

配給・宣伝:ギャガ
(c)薬丸 岳/集英社
(c)2018映画「友罪」製作委員会




「この映画はっきり言って問題作です!」生田斗真、瑛太登壇『友罪』完成披露試写会


映画情報どっとこむ ralph 瀬々敬久監督待望の最新作『友罪』が5月25日(金)より全国公開となります。

本作は、デビュー作で江戸川乱歩賞を受賞したミステリー界の旗手で、少年犯罪を取り巻く人々を繊細に描き続ける薬丸岳が、2013年に発表したベストセラー小説「友罪」の映画化。赦しのない罪に問われた者たちの過去と現在が交錯していき、やがて辿り着く衝撃の真実―――。

キャリア史上最難の役に挑んだ主演の生田斗真さん、瑛太さん。佐藤浩市さん、夏帆さん、山本美月さん、富田靖子さんら日本映画界を代表する名優が日比谷に集結。監督も合わせ完成披露試写会が行われました。

『友罪』完成披露試写会
日付:4月24日(火)
場所:TOHOシネマズ日比谷
登壇:生田斗真、瑛太、夏帆、山本美月、富田靖子、佐藤浩市、瀬々敬久監督

映画情報どっとこむ ralph 客席の中を通ってW主演の生田さんと瑛太さんが登場すると割れんばかりの歓声と拍手の渦。

生田さん:今日は小雨の中わざわざお越しくださってありがとうございます!この映画・・ハッキリ言って問題作です。賛否両論沸き起こると思います。ただ瀬々監督指揮の元、キャスト・スタッフ尋常じゃない覚悟で臨んだ作品です。しっかりと受け取って欲しいです!
と、熱くゆっくり噛みしめるように挨拶する生田さん。そして、

瑛太さん:撮影時雨が降って・・・・生田斗真=雨男だから。今日も雨で(笑)。本当にすごい素晴らしい映画が出来上がりましたので楽しんでください。

夏帆さん:なかなか体力のいる作品だと思いますが、構えずに楽しんで下さい。

山本さん:問題作です。どんな気持ちで皆さんが劇場を後にするのか楽しみです。

富田さん:台本を読んだ時に、やらなきゃいけないと思った作品です。皆さんに思いが届けばいいなと思っています。

佐藤さん:どうも!登壇する前に、宣伝部の方にネガティブなことを言うなと言われましたが・・・ネガティブな役なんですよ!(笑)

瀬々監督:こういう素敵な面々と映画を創りました!この新しい映画館は音響も映像も素晴らしいです。ハリウッド映画のように観て下さい!

映画情報どっとこむ ralph 生田さん:これはやらなくてはいけない題材だと思いましたが、とはいえ製作中も、そして今もこの映画を創ってよかったのだろうか?と考えながら創りました。同じ時代に生きてきたものとしては、必要ではないかと覚悟して演じました。小説も脚本も真に迫ってくるものがありましたので最大限表現しました。

少年A役のオファーを受けて

瑛太さん:衣装合わせで監督に、僕が俳優だったらこの役は受けないけどね。と言われました(笑)。

と、笑わせながらも

瑛太さん:覚悟をもって、少年Aにある光のようなものを演じられればと。

と、思いを込めて演じたことが伝わる口調。

元AV女優で問題を抱えている役の夏帆さんは

夏帆さん:瀬々さんの過去作を観て瀬々組参加してみたいと思っていたのでお話を受けた時に、率直にうれしかったんです。ただ、本を読んでいくとなかなか覚悟のいる役で・・・正直悩みました。ただこの難しい題材をどう瀬々監督が演出するのか。覚悟を決めてオファーを受けました。監督は演出を実演してくださるんです。絡みのシーンもこういう風に!なかなか瀬々組凄いなと。

記者役の山本さんは・・・

山本さん:衣装合わせの時に、唯一普通の人だから!と監督に言われました。普通って何だろう?と。考えて演じました。

どうやら、瀬々監督の演出の第一歩は衣装合わせの時の「一言」から始まることが判明!

富田さんは瑛太さん演じる鈴木を救おうとするも。。。な役。
富田さん:瑛太さんとのシーンが少なくて・・・もう少し。悔やまれますが。できあ上がった作品を観ると出てよかったなと思いました。瀬々監督の撮影は熱かったですね!

と吐露。佐藤さんは4度目の瀬々組。

佐藤さん:物事は多面的だと。昨今白か黒か勝った負けたとか2面的なものの考え方が多いですが、いろんな見方があるんだと。瀬々さんがこういうものに取り組むのは非常によくわかります。

映画情報どっとこむ ralph 生田さん:瀬々監督と仕事をすると大好きになると聞いていて、瀬々さんを見ていたらとても純粋で。撮影していてもはっきりしていて、判断が速いんですね。それから、号泣したり。入り込んじゃうんです。好きになるなと。

一方・・・

瑛太さん:笑った顔が好きですね。(笑)空気感が素晴らしいんです。

佐藤さん:人は其々感じ方がありますね!(笑)
と会場を笑わせ、和気藹々な舞台挨拶になりました。

映画情報どっとこむ ralph 友罪

公式サイト:http://gaga.ne.jp/yuzai/

ある町工場で働き始めた、元週刊誌ジャーナリストの益田(生田斗真)と、他人との交流を頑なに避ける鈴木(瑛太)。共通点は何も無かった二人だが、同じ寮で暮らすうちに少しずつ友情を育ててゆく。そんな折、彼らが住む町の近くで児童殺人事件が起こり、世間では17年前に日本中を震撼させた凶悪事件との類似性が指摘される。当時14歳だった犯人の少年Aはすでに出所しており、その後の行方を知る者は少ない。果たして今回の事件も彼の犯行なのか…。驚きと疑問に突き動かされ、ネットに拡散していた少年Aの写真を見た益田は愕然とする。そこにはまだ幼さの残る鈴木が写っていた。
 
「心を許した友が、かつての凶悪事件の犯人だったら…。」
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監督・脚本:瀬々敬久 (『64-ロクヨンー前編/後編』)
原作:「友罪」薬丸岳(集英社文庫刊)
出演:生田斗真 瑛 太 夏 帆 山本美月 富田靖子 佐藤浩市

配給・宣伝:ギャガ
(c)薬丸 岳/集英社 (c)2018映画「友罪」製作委員会