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ミャンマー人一家の生活をシビアな眼差しで 藤元明緒監督『僕の帰る場所』日本外国特派員協会記者会見


映画情報どっとこむ ralph 昨年の第 30 回東京国際映画祭アジアの未来部門 にて日本人監督では初となる2冠を達成し注目された『僕の帰る場所』が、 10 月 6 日(土)より、ポレポレ東中野ほか全国順次公開となります。
世界的な関心事項である”移民“という題材を、ミャンマーでの民主化の流れや、在日外国人の家族を取り巻く社会を背景に 描いた本作は、ミャンマー政府の厳しい検閲を通過し、企画から 5 年を経て完成しました。 監督は本作が長編デビューとなる新鋭・藤元明緒。演技経験のないミャンマーの人々を多数起用し、まるでドキュメンタリー を思わせる映像は、ミャンマー人一家の生活を優しく見守りつつ、シビアな眼差しを貫いています。

この度、日本外国特派員協会にて記者会見が行われました。
右から藤元明緒(監督)、ケイン・ミャッ・トゥ(母親役)、渡邉一孝(プロデューサー)

『僕の帰る場所』日本外国特派員協会記者会見
日時:9月20日(木)
場所:公益社団法人日本外国特派員協会
登壇:藤元明緒(監督)、ケイン・ミャッ・トゥ(母親役)、渡邉一孝(プロデューサー)

映画情報どっとこむ ralph 本作が日緬合作作品であることから「なぜミャンマーとの共同制作を考えたのか」という問いに関して、

渡邉P:本作の共同プロデューサーで出演もしている俳優・來河侑希より、ミャンマーで映画を撮らないかと話があった。 渡航経験もなく、ミャンマーのことを何も知らなかったので、インターネットや本などで調べ始めると日本人がアウン・サ ン・スー・チー女史や軍事政権については少し知っているが、どういう人たちがどんな場所で何を食べ何を話しているか、 生活のことは知られていないことに気がつきました。映画ならば、観客が感情移入する中でそれらの多くをスクリーンを通じて 発見していく作品を作ることができる。民主化の方針や、経済的にも”東南アジア最後のフロンティア”として、国が開い ていくことが注目されていたこともあり、資金もなく、映画のプロデュースもしたこともなかったが、国際共同制作企画の 監督募集をした。その中で、唯一脚本まで書き上げてきたのが藤元監督。ミャンマーを短時間で調べ世界観をつくり上げた ことに感心し、一緒に映画をつくることを決めた。結果、この映画のために会社と NPO をたて、多くの方々に支えられなが ら、製作委員会を作らない協賛と借金のみによる一社単独責任の体制を取り、5 年の歳月をかけることになりました。

と誕生秘話を明かしました。


続けて、今回の企画について

渡邉P:監督は日本人だが、国籍も文化も年齢も越えて、ミャンマー人の家族、子ど もに共感し、作品の根本を見出したことが素晴しいと感じている。ファミリーレストランやコンビニに行けば外国の方々を 多く目にしたりするが、東南アジアに限らずとも、日本人が外国人たちに感情移入していくことが圧倒的に少ない。映画館 に行けば、その0(ゼロ)の体験が1(イチ)になる可能性があります

と本作の魅力について語った。

15 ヶ国 25 以上の映画祭で上映され各国での反応を聞かれ

藤元監督:嬉しかったのはカウンくん(ボスタービジュアルの 少年)に感情移入する人がとても多かったこと。日本とミャンマー2つの国の話だが、どの映画祭でも国籍関係なくカウン くんに感情移入してくれた。移民/難民を背景にした話でもあるが、家族の目線から見えること以外細かく説明しておらず、制度を説明するために役者が演じることになってしまいます。

と説明。また多くの人の心を掴んで離さないラストシーンについては

藤元監督:少年の 物語に終始しない“家族”を捉えることについて、撮影現場で気付かされた重要なシーン。家族とは矛盾した人間個人の集合体しました。

と常に大切にしてきた“家族”というテーマについて言及した。

また母親役として出演したケインさんは、子役であり実の息子たちでもあるカウンくん、テッくんが現在 11 歳と 7 歳(撮影当時 7 歳と 3 歳)となり、2人とも映画が好きで機会があればまた挑戦してみたいと思っていることを話した。

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僕の帰る場所

東京公開初日 10/6(土)にはポレポレ東中野では初日舞台挨拶も予定。

本日の登壇者に加え、主人公家族の兄弟カウン・ミャ ッ・トゥ、テッ・ミャッ・ナインなども登壇予定。(※詳細は後日発表)

また、ポレポレ東中野では公開中全ての回が日英字幕付きで上映となる。

ある在日ミャンマー人家族に起きた、切なくも心温まる愛の物語 東京の小さなアパートに住む、母のケインと幼い二人の兄弟。入国管理局に捕まった夫アイセに代わり、ケインは一人家庭を支えていた。 日本で育ち、母国語を話せない子ども達に、ケインは慣れない日本語で一生懸命愛情を注ぐが、父に会えないストレスで兄弟はいつも 喧嘩ばかり。ケインはこれからの生活に不安を抱き、ミャンマーに帰りたい想いを募らせてゆくが―。

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監督•脚本•編集:藤元明緒
出演:カウン・ミャッ・トゥ、ケイン・ミャッ・トゥ、アイセ、テッ・ミャッ・ナイン、來河侑希、黒宮ニイナ、津田寛治

撮影監督:岸建太朗 / 音響:弥栄裕樹 / 美術:飯森則裕 / ヘアメイク:大江一代 / 制作担当:半田雅也 / 音楽:佐藤和生 / スチール:伊藤華織 共同プロデューサー:キタガワユウキ / プロデューサー:渡邉一孝 吉田文人 コーディネーション(ミャンマー):Aung Ko Latt Motion Pictures 協賛:坂和総合法律事務所 株式会社ビヨンドスタンダード 長崎大学多文化社会学部 Ability South East Asia,Co.,Ltd. 株式会社熊谷組 協力:在ミャンマー日本大使館附属ヤンゴン日本人学校 ミャンマー映画祭実行委員会 / 特別協力:MYANMAR JAPON CO.,LTD. 後援:外務省 観光庁 国際機関日本アセアンセンター 一般社団法人日本ミャンマー友好協会 主催:特定非営利活動法人日本・ミャンマーメディア文化協会 / 企画•製作•配給:株式会社 E.x.N / 宣伝:佐々木瑠郁

2017 年/日本=ミャンマー/98 分/カラー/ステレオ/1:1.85/日本語・ミャンマー語/ドラマ/DCP
©E.x.N K.K. www.passage-of-life.com 文部科学省特別選定 (成人向き) 文部科学省選定 (家族向き、青年向き)


藤元明緒監督 渾身作『僕の帰る場所』の公開日決定!


映画情報どっとこむ ralph 昨年の第30回東京国際映画祭(TIFF)アジアの未来部門 にて日本人監督では初となる2冠を達成し注目された『僕の帰る場所』の公開日が 10月6日(土)に決定しました!

ポレポレ東中野ほか全国順次公開となります。

世界的な関心事項である”移民“という題材を、ミャンマーでの民主化の流れや、在日外国人の家族を取り巻く社会を背景に描いた本作は、ミャンマー政府の厳しい検閲を通過し、企画から 5 年(編集 2 年半)を経て完成しました。

監督は本作が長編デビューとなる新鋭・藤元明緒。演技経験のないミャンマーの人々を多数起用し、まるでドキュメンタリーを思わせる映像は、ミャンマー人一家の生活を優しく見守りつつ、シビアな眼差しで貫かれています。

映画情報どっとこむ ralph また、本作は 7 月に開催されたタイ・バンコク ASEAN 映画祭コンペティション部門では審査員賞(JURY AWARD)を受賞。映画祭が発表したコメントでは「スクリーンに描かれたことがあまりない重要な人間的な課題の緊急性や、その現代性を表現した映画。ドキュメンタリーとフィクションの素晴らしい融合を特徴にもつ、率直な作品でもある。映画のもつ迫力は、調和のとれた出演者たちの魅力的なパフォーマンスによって、より強調されている」と日本人が監督した ASEAN の映画として評されました。

現時点でも、4 つの賞、12 ヶ国以上 20 の映画祭で招待上映され話題を集めており、映画監督の行定勲さんからも応援コメントが届きましたのでご紹介いたします。

行定勲監督:在日ミャンマー人(たち)の知らなかった現実をドキュメントとフィクションの境界を辿りながら生々しく描いた傑作だ。 子どもたちの演技を超えた演技は右に出る映画なし。映画の中での少年の成長に逞しさを感じる稀有な映画だ。

映画情報どっとこむ ralph 僕の帰る場所

10月6日(土)より、ポレポレ東中野ほか全国順次公開!
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【今後の映画祭】
9 月より、 ミャンマー・ヤンゴンで開催される「第8回ワッタン映画祭」、奈良県で開催される「第5回なら国際映画祭2018」、福岡県で開催される「第 13 回福岡アジアフォーカス映画祭 2018」では正式招待作品として、その後 10 月も韓国、イタリアでの映画祭にて上映が決定。


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監督•脚本•編集:藤元明緒
出演:カウン・ミャッ・トゥ、ケイン・ミャッ・トゥ、アイセ、テッ・ミャッ・ナイン、來河侑希、黒宮ニイナ、津田寛治

撮影監督:岸建太朗 / 音響:弥栄裕樹 / 美術:飯森則裕 / ヘアメイク:大江一代 / 制作担当:半田雅也 / 音楽:佐藤和生 / スチール:伊藤華織 共同プロデューサー:キタガワユウキ / プロデューサー:渡邉一孝 吉田文人 コーディネーション(ミャンマー):Aung Ko Latt Motion Pictures 協賛:坂和総合法律事務所 株式会社ビヨンドスタンダード 長崎大学多文化社会学部 Ability South East Asia,Co.,Ltd 協力:在ミャンマー日本大使館附属ヤンゴン日本人学校 ミャンマー映画祭実行委員会 / 特別協力:MYANMAR JAPON CO.,LTD. 後援:外務省 観光庁 国際機関日本アセアンセンター 一般社団法人日本ミャンマー友好協会 主催:特定非営利活動法人日本・ミャンマーメディア文化協会 / 企画•製作•配給:株式会社 E.x.N / 宣伝:佐々木瑠郁 2017 年/日本=ミャンマー/98 分/カラー/ステレオ/1:1.85/日本語・ミャンマー語/ドラマ/DCP ©E.x.N K.K.


日本人監督初の快挙・東京国際映画祭で2冠!『僕の帰る場所』日本公開決定


映画情報どっとこむ ralph 昨年の第 30 回東京国際映画祭アジアの未来部門 にて日本人監督では初となる2冠を達成し注目された『僕の帰る場所』が、10 月上旬よりポレポレ東中野ほか全国順次公開となります。

世界的な関心事項である”移民“という題材を、ミャンマーでの民主化の流れや、在日外国人の家族を取り 巻く社会を背景に描いた本作は、ミャンマー政府の厳しい検閲を通過し、企画から5年を経て完成しました。
監督は本作が長編デビューとなる新鋭・藤元明緒。演技経験のないミャンマーの人々を多数起用し、 まるでドキュメンタリーを思わせる映像は、ミャンマー人一家の生活を優しく見守りつつ、シビアな眼差しで貫かれています。東京国際映画祭「アジアの未来」部門ではグランプリにあたる「作品賞」と、監督賞にあたる「国際交流基金アジアセンター特別賞」を受賞。「ある家族の物語を繊細に語ることで、世界中の様々な家族のメタファーとなっている。フィクションを用い、現実の困難さを素晴らしく芸術的に描き、大変優れた映画的な価値と演技を持つ作品」と評されました。また、オランダ・シネマジア映画祭では子役のカウン・ミャッ・トゥ(当時 6 歳)が心揺さぶる演技で最優秀俳優賞を受賞。ほか、12 ヶ国以上 20 の映画祭で招待上映され話題を集めています。

僕の帰る場所

10 月上旬より、ポレポレ東中野ほか全国順次公開!

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物語・・・
ある在日ミャンマー人家族に起きた、切なくも心温まる愛の物語
東京の小さなアパートに住む、母のケインと幼い二人の兄弟。入国管理局に捕まった夫アイセに代わり、ケインは一人家庭を支えていた。日本で育ち、母国語を話せない子ども達に、ケインは慣れない日本語で一生懸命愛情を注ぐが、父に会えないストレスで兄弟はいつも喧嘩ばかり。ケインはこれからの生活に不安を抱き、ミャンマーに帰りたい想いを募らせてゆくが。

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監督•脚本•編集:藤元明緒

出演:カウン・ミャッ・トゥ ケイン・ミャッ・トゥ アイセ テッ・ミャッ・ナイン 來河侑希 黒宮ニイナ 津田寛治
撮影監督:岸建太朗 / 音響:弥栄裕樹
美術:飯森則裕 / ヘアメイク:大江一代
制作担当:半田雅也 / 音楽:佐藤和生
共同プロデューサー:キタガワユウキ
プロデューサー:渡邉一孝 吉田文人

コーディネーション(ミャンマー):Aung Ko Latt Motion Pictures
協賛:坂和総合法律事務所 株式会社ビヨンドスタンダード 長崎大学多文化社会学部
協力:在ミャンマー日本大使館附属ヤンゴン日本人学校 ミャンマー映画祭実行委員会

特別協力:MYANMAR JAPON CO.,LTD.
後援:外務省 観光庁 国際機関日本アセアンセンター 一般社団法人日本ミャンマー友好協会

主催:特定非営利活動法人日本・ミャンマーメディア文化協会
企画•製作•配給:株式会社 E.x.N
宣伝:佐々木瑠郁

2017年/日本=ミャンマー/98 分/カラー/ステレオ/1:1.85/日本語・ミャンマー語/ドラマ/DCP ©E.x.N K.K.