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ぐるぐるの真相!大西信満、川瀬陽太、佐藤寿保監督「華魂 幻影」イベント


映画情報どっとこむ TJ 日本のスプラッター映画の草分け”ピンク四天王”と称される佐藤寿保監督が、大西信満を主演に迎えた最新作「華魂 幻影」。

ポスター前川瀬、佐藤、大西ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の“フォービデンゾーン”部門でも絶賛され、現在新宿ケイズシネマで公開中です。そんな本作主演の大西信満さんと、本作の劇中映画『激愛』主演の川瀬陽太さん、そして、大西監督を迎えてトークイベントが行われました。


大西信満さんと川瀬陽太さんは別日に撮影したため、川瀬が、「俺は劇中に出てくる『風と共に去りぬ』みたいな『激愛』のポスターのこと知らなかったから、それを大西君がLINEでわざわざ送ってきて、『僕こんなことになってるの?』って思って」と言い、「それを理解せず芝居をやったと?」と監督が突っ込むと、「だって理解も・・・すみません。ぐるぐるぐるぐる、ヘリコプターみたいに回りましたけれども。いつもより多めに回っております、みたいな」というジョークで始まった本トークイベントをどうぞ。

「華魂 幻影」トークイベント
日付:5月18日(月)
場所:新宿ケイズシネマ
登壇者:大西信満、川瀬陽太、佐藤寿保監督


今後のイベントの予定
5/20(金)21:00~の回上映後@K’s Cinema
外薗昌也さん(漫画家)×佐藤寿保監督 トークイベント

5/21(土)19:35~@ニュー八王子シネマ
18:00~の回、19:55~の回どちらのお客様もご覧いただけます。
愛奏さん、生稲恵さん、川上史津子さん、丸山昇平さん×佐藤寿保監督 舞台挨拶

映画情報どっとこむ TJ “華魂”とは、俗世の欲望の象徴であり、この花が咲くところでは、人間は欲望の箍が外れて理性が崩壊する。本作は、映画愛に満ちた支配人やスタッフ、そして、個性的な客たちによって支えられてきた映画館の閉鎖が決まり、映画館に欲望の象徴“華魂”が暴走する話。
華魂 川瀬、佐藤、大西2
劇中劇の川瀬さんがぐるぐる回るシーンについて

大西さん:ネット上では、この映画は“川瀬陽太がぐるぐる回っている映画”になっていますよ。

川瀬さん:衣裳合わせの時に、衣裳の前に、まずぐるぐる回る装置のチェックされたんだから!(笑)『川ちゃん、これ乗ってみて』みたいな。

佐藤さん:大西さんは『キャタピラー』で、俺は『乱歩地獄』内の『芋虫』(2005)で一切CGを使わずに大森南朋がやったんだけど、その時も現場がスムーズに進むようにアングルとかの準備を考えとるんですよ。
4川瀬陽太・愛奏 川瀬さん:本当にCGじゃないのがいいなって思うんですよね。CG全般がまずいという訳ではないんですけど、ああいうおかしな映画はおかしなまま出ていった方がインパクトあるかなと。

佐藤さん:回り方も『風の共に去りぬ』のパロディみたいな回り方をしてもらったんだけど。

川瀬さん:最初はどこまでいったらいいのか尋ねたんだけど、寿保さんを前にして、これはどこまでも行かなきゃいけないなと思ってやってたとこがあって、その後(撮影順の)バトンを大西君とイオリちゃんに渡さなくてはいけないから、すみませんという感じでしたけど。

大西さん:すみませんっていうか、僕の役は結構まじめな役じゃないですか。まじめな顔して(川瀬さん主演の『激愛』が流れている)スクリーンを観ているわけですよ。川瀬さんがあんな感じで。いかにどう顔を作るかはある意味一番苦労しました。(脚)本は読んでいるんですけれど、本以上に激愛していたんで。初号試写で(完成した作品を)観てみたら、自分がいくらまじめに一生懸命芝居していても、結局最後は川瀬さんのヘリコプターで持ってかれちゃうんですよね。
(会場笑い)

大西さん:仕掛けでくるくるくるは、生身の人間ができることを超えてしまうんです。自分が関わっていて申し訳ないんですけれど、これはすごい映画だなって本当にそう思います。
川瀬さん:(寿保監督は)瀬々(敬久)監督の先輩なので、20年前から“抒情がある狂気”という人だという印象で『この人すごいな』と思っていたんですけれど、今回も大友(良英)さんが音楽やっていたり、非常にオルタナティブなことをされる作家で、とにかく“血と暴力”の人。それも寿保さん曰くは“愛”の映画でもあるんだろうけれど、そういうところで、初めてこんな形でご一緒できたので、『あっ今寿保さんの映画に出てるな』というのは感慨としてありましたね。

映画情報どっとこむ TJ 公開を待たずに引退した、ヒロイン役のイオリさんについて

華魂 幻影 大西さん:イオリさんは、現場でも掴みどころがなくて、何を考えているのかわからず、役のまんまで・・・。

川瀬さん:お辞めになられてしまったという。

佐藤さん:川瀬、現場でなんかやったんじゃないの?

川瀬さん:僕は現場で女優に評判がいいんだから。

華魂 川瀬、佐藤、大西1
佐藤さん:(イオリさんは)初めての映画だから、劇中劇を撮る時に、イオリも千葉に連れて行って、『こういう風に芝居するんだよ』って。ちょうど海があって、『ここでやるか』みたいなね。『ちょっとイオリちゃん、裸やるよ』みたいなね。素の面白さというか、無防備な中の大胆さみたいな、本当に赤子のような感じで、普通の役者にはできない演技だなというのを、俺も映像を観て改めて感じました。

川瀬さん:そういう、*ファム・ファタールみたいな奴だから、そういう意味で言うと、芝居がどうのとかっていうよりも、ああいう雰囲気でいてくれ、ましてや大西君の役というのは見ることしかできない位翻弄されちゃう役じゃないですか。だからああいうふわっとした子が介在したのはよかったでしょうね。本当に辞めちゃったんだから、びっくりしちゃったよな。

大西さん:本当に“幻影”になりましたね。

佐藤さん:観る度にスクリーンから出てきますけどね。

川瀬さん:貞子じゃないんだから。

大西さん:監督はイオリちゃんに関しては、そんなに追い詰めたりとかいう感じではなかったですよね?。

佐藤さん:素朴なんですよ。染まっていないというか。田舎からでてきて、最後まで方言が抜けなかったんだけど。完成披露の時はここで元気よく出て、打ち上げも出て、俺の次回作の『眼球の夢』っていうのにもちょこっと出てもらったりしてるんですけど。だから、この映画で逃げたわけじゃないよ!(笑)『また佐藤がやらかした』とかそういうことではないんだが。(笑)。
6イオリと華
劇中で三上寛さんがやった万歳三唱で本イベントは幕を閉じた。

*ファム・ファタール:「運命の女」の意味。 また、男を破滅させる魔性の女。

映画情報どっとこむ TJ 華魂 幻影

公式HP:http://www.hanadama-movie.com/

新宿K’s Cinemaにて公開中
5/21~東京・ニュー八王子シネマ
5/28~神奈川・シネマ・ジャック&ベティ
6/4~ 福岡・中洲大洋劇場
6/11~宮城・桜井薬局セントラルホール
時期調整中 愛知・名古屋シネマテーク、大阪・第七藝術劇場、京都・立誠シネマ、広島・横川シネマ

華魂 幻影ポスターあらすじ・・・
閉館間近の映画館の映写技師で沢村貞一(大西信満)は、毎日狭い映写室からスクリーンを見つめ続ける日々を送っていた。ある日、画面に見えるはずのないものが見えだしていた。黒ずくめの少女(イオリ)である。少女は何かを訴えるように沢村を見つめている。上映後、フィルムをチェックするが、少女などどこにも映っていない。
ある日、上映後の客席に幻影で見たあの黒ずくめの少女が目の前にいた。沢村は、少女を劇場の映写室の控え室でかくまう。上映中、ふと気がつくと、少女がいなくなっている。少女を捜すがどこにもいない。街をさまよう沢村。少女の幻影が沢村を誘う。少女に導かれるように、川原に来る沢村。沢村の失われた記憶が蘇る・・・。少女の頭に毒々しい色の花“華魂”が不気味に咲いている。少女は一体誰なのか。沢村との関係は。

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出演:大西信満 イオリ 川瀬陽太 愛奏 吉澤健 真理アンヌ 三上寛 他
監督・原案:佐藤寿保 
プロデューサー:小林良二 
脚本:いまおかしんじ 
音楽:大友良英
共同研究:東京工芸大学 
制作・配給・宣伝:渋谷プロダクション  
製作:華魂プロジェクト
2016年/日本/カラー/ステレオ/83分
  


PANTA・佐藤寿保監督ぶっちゃけトーク!「華魂 幻影」イベント


映画情報どっとこむ TJ 日本のスプラッター映画の草分けでピンク四天王=佐藤寿保監督が、大西信満を主演に迎えた最新作「華魂 幻影」。
1左から佐藤寿保監督、PANTA
現在新宿ケイズシネマで絶賛ヤバヤバ公開中です。

ミュージシャンのPANTAさん(「頭脳警察」)と佐藤寿保監督のトークイベントが行われました。末井昭さんの『素敵なダイナマイトスキャンダル』や昨今の不倫の話、”ピンク映画”という名前の由来やAVとロマンポルノの話まで飛び出しました。


「華魂 幻影」トークイベント
日付:5月16日(月)
場所:新宿ケイズシネマ
登壇者:PANTA(「頭脳警察」)・佐藤寿保監督

映画情報どっとこむ TJ “華魂”とは、俗世の欲望の象徴であり、この花が咲くところでは、人間は欲望の箍が外れて理性が崩壊する。本作は、映画愛に満ちた支配人やスタッフ、そして、個性的な客たちによって支えられてきた映画館の閉鎖が決まり、映画館に欲望の象徴“華魂”が暴走する話・・・・アナーキーなSFホラーパンクエロ。色々詰まっている作品。
3左から佐藤寿保監督、PANTA
佐藤監督:今日PANTAさんをお呼びしたのは、今日冒頭で特報が流れた『眼球の夢』という僕の次回作で重要な役で出て頂いたということもあるのですが、『華魂 幻影』と『眼球の夢』はある部分根底は同じなんですけれど、肌合いが違うので、どういう感想か個人的に聞きたかったんです。

PANTA:まず大前提として、佐藤監督からオファーがあった時に、『華魂 幻影』の三上寛の役じゃなくてよかったなと。(笑)

佐藤監督:まさに音楽的には、『華魂 幻影』は三上寛的な映画なんだけれど、『眼球の夢』はPANTAさん的映画かなと自分では思っているというのがあるんです。

PANTA:皆さん素晴らしいです!ぶっとんだ演技をしていますね!三上寛も、ああいう人間なんじゃないかって、まあそうなんですけど。すごく上手くてですね、あれをやれと言われたらできないですけれど。それと、昔『世にも怪奇な物語』という映画がありまして、エスカレーターの少女が出てくるんですよ。エスカレーターの上にいるパッツンの少女は、世の中で一番怖いんです、俺。

華魂 幻影佐藤監督:『華魂 幻影』の謎の少女も?

PANTA:全くそうですね。そんな感じですね。にこっと上目遣いで見られた日には鳥肌ゾゾゾゾゾですよ。世の中で一番怖いもの。

佐藤監督:“見たくはないんだけれど、ちょっと覗き見的な感性”って俺もガキの頃からあったね。

映画情報どっとこむ TJ PANTA:ジャック・ニコルソンの『シャイニング』のイメージもある。最初ホラーかなと思って、あれ違うのかなと思って、最後まで見るとやっぱりホラーだったという印象で、とっても楽しみました!あと全編を通して『華魂』とは何なんだろうなとね。モラルが崩壊する一点の集中したところなのかなと思ったりもするんですけれど。モラルはまだまだ崩壊させられるところいっぱいあるよね、という。

佐藤監督:“THIS IS 日本映画”をやりたくて、上辺だけの今のご時世に対して、映画というのは非日常というところがあるんで、楽しんでもらいたいなという。

PANTA:こういう映画なんだけれど、佐藤監督は映像に関してものすごい細かいところにこだわるじゃないですか。めちゃくちゃキレイじゃないですか。最後の(劇中映画の川瀬陽太さんと愛奏さんの)爆発のシーンで、ふっと末井さんのことが浮かんだり。

佐藤監督:あっ初めてトークイベントのゲストの方で末井昭さんについて触れて下さいました。白夜書房で『写真書房』の編集をやっていた末井昭さんのことです。『素敵なダイナマイトスキャンダル』ですよね。

2左から佐藤寿保監督、PANTA
PANTA:岡山の方で、彼がある日小学校から帰ってくると、人だかりがあって、何があったのかと思ったら、自分の母親と隣の青年がダイナマイトで心中したというね。

佐藤監督:そうなんですよね。愛の事件というか。今の不倫どころじゃなくしてね、不倫なんて日常茶飯事でしたからね。関係性ではなくしての、年齢差を超えたところの隣近所の愛の結晶みたいな。ゴダールの『気狂いピエロ』のベルモンドが一人で、というよりも、末井昭さんの『素敵なダイナマイトスキャンダル』の影響があって、ダイナマイト心中という題材はピンク映画の時からやっているんですよ。でも死ぬに死ねない、みたいな。映画の中では死んでないじゃないですか。

映画情報どっとこむ TJ PANTA:レイプシーンのところもそうですけれど、レンズを構えていて、助けるべきなのか、それを映すべきなのか、それで興奮する奴もいるわけですよね。現実の方がもっと残虐な事件が今いっぱい起きていますから、これは想像の世界で、妄想の世界ですよね。

佐藤監督:まさしく映画って妄想なんです。そういった美的感覚というか。映画館というのは老若男女が集まる場所で、ダイレクトに映像と棘のあるキャッチボールをしてもらいたいなと思って。

PANTA:妙にリアルで、妙に妄想で、閉館される映画館の中で官能的なモラルの崩壊かもしれませんけれど、それを映像にすればこうなるかなというね。

佐藤監督:昔ながらに持っている疑問符というかね、映画館というのはずっと自分にとってのキャッチボールの場所だったので、それをやりたかった。これをピンク映画でやったら叱られちゃいますからね。『また佐藤が腹切って』みたいな。

映画情報どっとこむ TJ PANTA:僕はAVがだめで。即物的じゃないですか。過程がなくて。それを一回加藤鷹に文句言ったんですよ。顔射とかありますよね。あんなことやったら青少年皆ああやらないといけないと思っちゃうじゃないですか。彼には、『あれは、両方、表情も見れるし、映像的にはいいんですよ』と言われて。そりゃそうですけれど。でもロマンポルノの『ロマン』というのはよく付けたなと思って。

佐藤監督:『ピンク』っていうのも、桜紙(ちり紙)から取ってますからね。桜紙で後処理するというのを、昔の評論家が、60年代初頭にピンクという横文字でつけたんですよ。

PANTA:大友(良英)の音楽いいですよね。

佐藤監督:第1弾『華魂 誕生』の時は、「あまちゃん」と並行していたんで、『監督、好き勝手当てな』っていうノリで、舞台は変われど、テーマとしては変わらないから。

PANTA:安足(正生)さんの映画で、『幽閉者 テロリスト』(2006)という作品で、フランス人の役をやったんです。その時の音楽が大友で、最後に大友のノイズをバックに詩の朗読をするっていうのがよかったんですよ!

PANTA:『華魂』の1作目、俺まだ観てないんですよね。

佐藤監督:1作目はいじめの話で、復讐劇みたいに捉えられてしまった部分もあって。

PANTA:そういわれると見たくなりますね。

佐藤監督:『華魂』シリーズは1話完結で、全部舞台が違うんです。とりあえず4本分構想があるんだけれど、『華魂』の場合は、時代に沿ったテーマを選ぶというか、新たなものを提示していきたいなという。『華魂 幻影』の舞台にした飯田橋くららという発展場でもある映画館が今月末で閉館になるということが公開直前に発表されたりして、まさしく映画そのものな感じなんです。もしよければPANTAさん、次回もお付き合い願えませんか?

PANTA:(『華魂 幻影』の三上寛さんのように)パンティーを被させるのだけはやめて下さい(笑)

佐藤監督:業界の、表現者の絶滅危惧種にはなりたくないなと思いながらも、この映画も皆さんに楽しんで頂けたらなという部分と、劇場で体感して頂いた皆さんに、より広げて頂きたいという思いです。


映画情報どっとこむ TJ 今後のトークイベントの予定は

5/18(水)21:00~の回上映後
大西信満さん(本作主演)×川瀬陽太さん(本作出演)×佐藤寿保監督

5/20(金)21:00~の回上映後
外薗昌也さん(漫画家)×佐藤寿保監督
華魂 幻影2
華魂 幻影

新宿K’s Cinemaにて公開中
公式HP:
http://www.hanadama-movie.com/

5/21~東京・ニュー八王子シネマ
5/28~神奈川・シネマ・ジャック&ベティ
6/4~ 福岡・中洲大洋劇場
6/11~宮城・桜井薬局セントラルホール
時期調整中 愛知・名古屋シネマテーク、大阪・第七藝術劇場、京都・立誠シネマ、広島・横川シネマ

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華魂 幻影ポスターあらすじ
閉館間近の映画館の映写技師で沢村貞一(大西信満)は、毎日狭い映写室からスクリーンを見つめ続ける日々を送っていた。ある日、画面に見えるはずのないものが見えだしていた。黒ずくめの少女(イオリ)である。少女は何かを訴えるように沢村を見つめている。上映後、フィルムをチェックするが、少女などどこにも映っていない。
ある日、上映後の客席に幻影で見たあの黒ずくめの少女が目の前にいた。沢村は、少女を劇場の映写室の控え室でかくまう。上映中、ふと気がつくと、少女がいなくなっている。少女を捜すがどこにもいない。街をさまよう沢村。少女の幻影が沢村を誘う。少女に導かれるように、川原に来る沢村。沢村の失われた記憶が蘇る・・・。少女の頭に毒々しい色の花“華魂”が不気味に咲いている。少女は一体誰なのか。沢村との関係は。
出演:大西信満 イオリ 川瀬陽太 愛奏 吉澤健 真理アンヌ 三上寛 他
監督・原案:佐藤寿保 
プロデューサー:小林良二 
脚本:いまおかしんじ 
音楽:大友良英

共同研究:東京工芸大学 
制作・配給・宣伝:渋谷プロダクション  
製作:華魂プロジェクト
2016年/日本/カラー/ステレオ/83分
   


上野版ピンクなニュー・シネマ・パラダイス!?「華魂 幻影」初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ TJ “ピンク四天王”と称される佐藤寿保監督が、「さよなら渓谷」で真木よう子の相手役を務めた大西信満を主演に迎えた18禁のアダルトな最新作「華魂 幻影」が4月30日(土)に新宿ケイズシネマで公開され、初日舞台挨拶が行われ、主要キャストが登壇しました。

「華魂-幻影」初日舞台挨拶
「華魂 幻影」初日舞台挨拶
日付:4月30日
場所:K’sシネマ
登壇:大西信満、三上寛、真理アンヌ、川瀬陽太、愛奏、稲生恵、佐倉萌、川上史津子、佐藤寿保監督

映画情報どっとこむ TJ 「華魂-幻影」初日舞台挨拶_佐藤監督 MC:この映画にかけられた思いを教えてください。

佐藤監督:昨今次々と良心的な映画館がなくなっていく中で、まさしく閉館になる映画館を舞台にした映画をやらなければいけないと今回はやってみました。老若男女の今の世に対する鬱憤と言いましょうか、嘆いてばかりはいられないということで、この映画を観て頂いて、“爽やかな気持ち”で帰って頂ければと切に願っております。
「華魂-幻影」初日舞台挨拶_佐藤監督1
MC:ところで今回、ヒロインのイオリさんがいませんが?

佐藤監督:僕もショックなんですが、事務所を通じて、引退というように聞いているんですけれど、僕はピンク出身で、昔一度消えた女優さんがまた復活してスクリーンを飾ってくれるという例もあったんで、この映画を観て頂いて、スクリーンの中で再登場してくれるんではないかなと。オーディションで選んだんですが、本当に体当たりで、その透明感を目に焼き付けて頂ければと思います。

過去記事:イオリさんも登壇した「華魂 幻影」完成披露試写舞台挨拶はこちら

MC:沢村役を演じられた主演の大西信満さん。今回、演じるにあたって苦労された点などありますか?また、撮影のエピソードはございますか?

大西さん:上映前の舞台挨拶というのは、しゃべれないことも多く、困ってしまうこともあるのですが、この作品に関しては、観てもらってなんぼだと思っています。文字でいくら伝えたところで、観て頂いた時のインパクトを超える言葉を僕には見つかりません。そのライブの色んな想いがものすごく詰まっている作品だと思っています。関係試写で観た時に私自身すごく驚いた作品です。
「華魂-幻影」初日舞台挨拶_大西信満
MC:とり壊し前の最後の2日間に映写室などのシーンを撮った旧上野オークラ劇場。、先日5月末で閉館になることが発表された飯田橋くらら劇場でも撮影していますが、相次ぐ映画館の閉館についてどう思われますか?

大西さん:ただただ残念です。過去自分自身が地方の劇場を回ってきた中で、毎年のように、『どこどこが閉館になった』だというニュースを聞きます。地方の劇場、ミニシアターの方たちは、東京から舞台挨拶にお邪魔すると、すごく温かく迎えてくれて、一人一人想い出があるんです。そういう人間関係が経ち切れてしまうわけだから、この映画をご覧になって頂いて、どうやったら小さな劇場を応援していくことができるかなっていうことを皆で一緒に考えていくきっかけになれば嬉しいです。

映画情報どっとこむ TJ MC:三上寛さん、今回は劇場の支配人を演じられましたが、久しぶりのラブシーン、しびれました。撮影のエピソードをお願いします。

三上さん:話があったときに、一番感じたのは、『上野版”ニュー・シネマ・パラダイス”』だね、と。古い映画館の話なので。私なんかも若いころピンクが好きで、想い出の場所なんです。ああいう映画館いっぱいありましたよね。昔ビートルズの映画を観たのは、東北のあるピンク映画館だったんです。(会場「へー」)なんだかよくわからない映画が来るとピンクでやるんですよね。東京の人は『ビートルズの映画は人がいっぱいで観れなかった』と言っていましたが、私は貸し切りですよ。(会場笑い)私は恩があるんですね、ピンクの劇場に。東京に出てきたとき、東京に慣れない時もピンク映画を見ていると満たされました。
「華魂-幻影」初日舞台挨拶_三上寛
MC:真理アンヌさん、クライマックスの暴れっぷりが見事でしたが、演じてみていかがでしたでしょうか?

真理さん:最初びっくりしちゃって。台詞がとにかく下半身の下ネタで、どう言ったらいいのか戸惑って、でも、やったことがないから面白いなって思ったんですね。やっててすごく面白かったです。楽しかったです。
「華魂-幻影」初日舞台挨拶_真理アンヌ
MC:劇中映画「激愛」の主演の川瀬陽太さん、今回の現場はいかがでしたか?

川瀬さん:監督が先ほど『爽やか気持ちになってほしい』と言っていましたけれど、なるわけがないじゃないですか!(会場爆笑)いい加減気づいて下さい!(会場爆笑)佐藤寿保監督とはかねてから付き合いがありましたが、仕事という仕事でかかわったのはこの作品が初めてだったので、かつて観ていた寿保さんの狂気の世界に自分が入っていくのは初めてだったので、楽しみました。
「華魂-幻影」初日舞台挨拶_川瀬陽太
MC:劇中映画「激愛」のヒロインを務められた愛奏さん、寒い中での撮影だったので、完成披露試写では、『普段の乳首と違うんです』とおっしゃっていましたが、撮影はいかがでしたか?

愛さん:今日はそのことは忘れて、今日は絶対変なことを言うのはやめようと思っていたんです。冷たいところにいると、人間は頭が痛くなるということを初めて知りました。次の日体が痛くて、グーグル先生に聞いたら、震えている時に筋肉が知らない間にぶるぶるなるから勝手に筋肉痛になってしまうということがわかりました。
「華魂-幻影」初日舞台挨拶_愛奏
映画情報どっとこむ TJ MC:裕美役を演じられました稲生恵さん、撮影のエピソードなどを教えて下さい。
稲生さん:初めての相手が三上寛さんで、すっごくよかったです!(会場爆笑)
「華魂-幻影」初日舞台挨拶_稲生恵 監督:誤解を生むよ!
MC:本当に頑張りましたよね。

MC:みどり役を演じられました川上史津子さん、撮影のエピソードを教えて下さい。

川上さん:『華魂 誕生』を公開当時にこの劇場で観まして、痛みもある映画なんですけれど、最後にカタルシスがすごくて、第二弾のオーディションがあると聞いて飛びつきました。皆さん、帰り道にはきっと華魂があったらいいなと思われるんじゃないかと思います。普段隠さなくてはいけないと言われている欲望を皆さんお持ちだと思うので、帰り道に人を襲ったりしないように気を付けながら観て頂ければと思います。
「華魂-幻影」初日舞台挨拶_川上史津子
MC:久美役を演じられました佐倉萌さん、撮影のエピソードなどを教えて下さい。

佐倉さん:ここに華魂入っていませんから(と、妊娠中のお腹をさす。)寿保監督の作品は、『刺青 SI-SEI』(2005)から約10年ぶりでした。前作も拝見したのですが、今回はメルヘン色がめちゃくちゃあると思いました。メルヘンチックな作品になっていると思います。
「華魂-幻影」初日舞台挨拶_佐倉萌
映画情報どっとこむ TJ MC:最後にメッセージをお願いします。

大西さん:初めてお客さんに観て頂くこの瞬間を楽しみにしていました。すごく嬉しいです。もし観ていいなと思って頂けたら、なるべく次のお客さんにつないで頂けると嬉しいです。

佐藤監督:観ているお客さんの『映画を観たい』という気持ちは普遍的だと思います。昨今のテレビや映画で満足しきれない部分を補ってくれる“超R作品”です。目を背けずに、脳みそまで届いてくれたらと切に思っています。

「華魂-幻影」初日舞台挨拶last
エロ・グロ・狂気そして情熱な

華魂 幻影

4月30日よりケイズシネマにて公開中。

公式HP:http://www.hanadama-movie.com/

あらすじ
華魂 幻影2閉館間近の映画館の映写技師で沢村貞一(大西信満)は、毎日狭い映写室からスクリーンを見つめ続ける日々を送っていた。

ある日、画面に見えるはずのないものが見えだしていた。黒ずくめの少女(イオリ)である。少女は何かを訴えるように沢村を見つめている。上映後、フィルムをチェックするが、少女などどこにも映っていない。

華魂 幻影ある日、上映後の客席に幻影で見たあの黒ずくめの少女が目の前にいた。沢村は、少女を劇場の映写室の控え室でかくまう。上映中、ふと気がつくと、少女がいなくなっている。少女を捜すがどこにもいない。街をさまよう沢村。少女の幻影が沢村を誘う。

少女に導かれるように、川原に来る沢村。沢村の失われた記憶が蘇る・・・。少女の頭に毒々しい色の花“華魂”が不気味に咲いている。少女は一体誰なのか。沢村との関係は。

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華魂 幻影ポスター出演:大西信満 イオリ 川瀬陽太 愛奏 吉澤健 真理アンヌ 三上寛 他

監督・原案:佐藤寿保 
プロデューサー:小林良二 
脚本:いまおかしんじ 音楽:大友良英
共同研究:東京工芸大学 

制作・配給・宣伝:渋谷プロダクション  
製作:華魂プロジェクト
2016年/日本/カラー/ステレオ/83分
(c)華魂プロジェクト
  


エロ・グロ・狂気そして情熱な「華魂 幻影」完成披露試写舞台挨拶


この度、大西信満主演、ピンク四天王からの佐藤寿保監督の最新作「華魂(はなだま) 幻影」が完成!

その完成披露試写会が大西信満さん、イオリさん、川瀬陽太さん、愛奏佐藤寿保監督が登壇して行われました。

華魂 幻影_舞台挨拶
本作は昨今、閉鎖が相次ぐ映画館が舞台。
映画愛に満ちた支配人やスタッフ、そして、個性的な客たちによって支えられてきた映画館も最後の日を迎える。そんな映画館に欲望の象徴“華魂”が暴走する。映画館の最後を締めくくる劇場内では、日本映画史に残るであろうカオスが展開する作品です。

“華魂”それは、荒野に咲いた花。俗世の欲望の象徴であり、この花が咲くところでは、人間は欲望の箍が外れて理性が崩壊する。

「華魂 幻影」完成披露試写舞台挨拶
日付:1月15日(金)
場所:新宿ケイズシネマ
登壇:大西信満、イオリ、川瀬陽太、愛奏、佐藤寿保監督
MC:川上史津子

MC:華魂の続編完成しましたが、思いや苦労などお話下さい。

佐藤監督:華魂は企画で2年前に四季で1本ずつ撮ろうと始めました。映画人とお金がかかるので2年越しで第2弾完成しました。ケイズシネマさんを初め、理解ある映画館さん、スタッフ、キャストの皆さんに感謝しています。苦労は言いたくないです。
華魂 幻影_佐藤監督
MC:佐藤組は初めてですが。

大西さん:本を読んだ時に思いがこもっているのを感じまして、監督にお会いして凄まじい勢い・力を感じて大変なことになるんだろうなと思いました。でも、撮影はスムーズで迷うことなく濃密な現場でした。
華魂 幻影_大西信満1
MC:映画初出演をオーディションで射止め、体当たり演技していますが。

イオリさん:オーディションも撮影も初めての現場で。皆さんに優しく接していただいたので良い経験が出来ました。
華魂 幻影_イオリ
MC:佐藤組の常連ですよね。

川瀬さん:いいえ。20年前から成人映画から出てきて、その頃から知っていたのですが、初めてだったんです。監督の作品の激しさは知っていたので、おっかないなこんな人とやりたくないなと思っていたんです。で、やってみたらいい感じだったので。ありがとうございます。
華魂 幻影_川瀬陽太
MC:劇中劇で川瀬さんの相手役でしたが撮影はいかがでしたか?

愛奏さん:勝手なイメージで監督は凄く厳しい監督と思っていたんですけど。とても細かく教えてくださってホッとしました。
華魂 幻影_愛奏
MC:映画初めてのイオリさんですがいかがでしたか?

大西さん:彼女は、かなり大変なことを臆さず挑んでいます。一つ言えばなかなかなまりが取れなくてね。
イオリさん:(出身は)京都なので・・・。
華魂 幻影_大西信満2
MC:最後にメッセージを。

華魂 幻影_大西信満
大西さん:なかなか映画観てもらうまでが大変で。多くの方に観ていただけたらと思います。

イオリさん:かなり体も張ったと思いますので、是非。

川瀬さん:大西君とは知り合いだったので、撮影前に監督ってどういう方ですかって?聞かれたので。普通じゃないよ。正確に言うといかれてるって伝えました。その通りの言かれた映画になっています。

愛奏さん:現場が極寒で。私の乳首は常温ではもう少し・・・。

佐藤監督:この映画は他の映画館では見られない映画です。熱気と狂気と愛に包まれた映画です!是非劇場へ!!!!

華魂 幻影_舞台挨拶eyecatch
あらすじ
華魂 幻影2閉館間近の映画館の映写技師で沢村貞一(大西信満)は、毎日狭い映写室からスクリーンを見つめ続ける日々を送っていた。

ある日、画面に見えるはずのないものが見えだしていた。黒ずくめの少女(イオリ)である。少女は何かを訴えるように沢村を見つめている。上映後、フィルムをチェックするが、少女などどこにも映っていない。

華魂 幻影ある日、上映後の客席に幻影で見たあの黒ずくめの少女が目の前にいた。沢村は、少女を劇場の映写室の控え室でかくまう。上映中、ふと気がつくと、少女がいなくなっている。少女を捜すがどこにもいない。街をさまよう沢村。少女の幻影が沢村を誘う。

少女に導かれるように、川原に来る沢村。沢村の失われた記憶が蘇る・・・。少女の頭に毒々しい色の花“華魂”が不気味に咲いている。少女は一体誰なのか。沢村との関係は。

華魂 幻影

4月30日ケイズシネマにて公開。

公式HP:http://www.hanadama-movie.com/

今回、拝見させていただきました!

フィルム時代の町の映画館を懐かしむ、昭和へのノスタルジー。
狂気とグロとアンダーグラウンドな映画への情熱。

僕的にはグロいのダメなので、ダメでしたが、ハマる人はハマるんだろうなと。

マニア向け一本です。

今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で上映後の4.30で公開となります。
ゆうばりさんって凄いな。

因みに新人のイオリさん、着痩せするタイプです。
かなりのメリハリボディーです。

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華魂 幻影ポスター出演:大西信満 イオリ 川瀬陽太 愛奏 吉澤健 真理アンヌ 三上寛 他

監督・原案:佐藤寿保 
プロデューサー:小林良二 
脚本:いまおかしんじ 音楽:大友良英
共同研究:東京工芸大学 

制作・配給・宣伝:渋谷プロダクション  
製作:華魂プロジェクト
2016年/日本/カラー/ステレオ/83分
(c)華魂プロジェクト