初日大ヒットに、イッセー尾形ら満面の笑み!
本物のお坊さんに間違えられた伊藤淳史に原作者住職もお墨付きなんです。

映画『ボクは坊さん。』の初日舞台挨拶が行われ、主演の伊藤淳史さんをはじめ、山本美月さん、イッセー尾形さんら出演者と、主人公のモデルで原作者である栄福寺の白川密成住職、真壁幸紀監督、本作の主題歌を書き下ろした吉田山田さんが登壇しました。

ボクは坊さん。初日舞台挨拶

高野山開創 1200 年を記念して製作された本作の“坊さん”ワールドのユーモアや生きるヒント、人と人の繋がりの大切さを感じられる暖かい舞台挨拶となりました。

映画『ボクは坊さん。』の初日舞台挨拶
日時:10月24日(土) 
場所:シネマサンシャイン池袋
登壇者:伊藤淳史、山本美月、イッセー尾形、白川密成(原作者)、吉田山田、真壁幸紀監督

24歳で突然実家のお寺を継ぐことになった、白川密成さん(以降 白川住職)をモデルとした白方光円演じ、初めてお坊さん役に挑戦した撮影からちょうど一年経った今日、公開初日を迎えた気持ちを聞かれると

伊藤さん:今日を迎える事で作品が自分のものから皆様のものになっていくんだなとあらためて感じています。お坊さんは特別な存在だと思っていたけど、お坊さんも普通の人間で、悩みや迷いを抱えていたり普通の日常生活があって、生と死に向かい合っていく素敵な職業だと思いました。皆さんにもそういった魅力を伝えられたら嬉しいです。

と語りました。

ボクは坊さん。4

また今治の撮影での、光円(伊藤)、幼馴染の京子(山本)、真治(溝端淳平)のシーンについて聞かれると、

伊藤さん:愛媛の空気は良かったんですが、3人の空気はいまいち(笑)
山本さん:初日から年齢差なんて感じる事なく和やかな雰囲気で演じる事ができました。
伊藤さん:僕の中では、7歳も離れていて幼馴染という設定をどう乗り越えるかが課題だったんですが、まるで本当に幼馴染かのように、年の差関係なく山本さんも溝端さんも接してきてくれて。むしろ僕に対して全然気を遣う事なく接してくれました(笑)。

檀家の長老役を演じたイッセー尾形さん。
イッセーさん:改めて映画を見て色々と学ぶことがありました。人生というのは青春時代を過ぎてからが長いので、感受性を色々遣って味わい尽くしていってから死んでいこうかな。と思いました。

としみじみと語り、主題歌を書き下ろした吉田山田の

吉田さん:今回の曲は作品を見た後に一週間経ってから自分の心に残った言葉やシーンを歌に込めました。

山田さん:歌う時も背筋がピンと伸びる想いで歌わせてもらった。

また、原作者の白川は伊藤のお坊さん役について聞かれると

白川住職:(実際の栄福寺で撮影したので)お遍路さんが伊藤さんを見て合掌していたり、お葬式のシーンでは僕が死んだと思われていたくらい(笑)。

伊藤さん:お遍路さんには、ほとんどの方に自分だと気付かれず、皆さん僕に手を合わせて帰っていかれて、最初僕は“栄福寺の住職じゃないんだけどな〜”と恐縮していたけど、だんだんお坊さんのような気持ちになりました。

とお坊さんエピソード語りました。

真壁監督:ドラマを創るのも大変だったんですが、ドキュメンタリーの部分もあって、実は伊藤さんが乗って いるカブも白川さんが使っていたものなんです。

伊藤さん:あれ、なかなか馬力がかからないんですよ。

白川さん:あのカブは高野山ナンバーなんですよ。まるで湘南ナンバーのようで思い入れがあるのでなかなか捨てられない、年期の入ったカブです。

と、お坊さんあるあるな熱い想いを語り沸かせました。

最後に

伊藤さん:この映画を見て、生きるヒントや前を向いていくヒントのようなものを感じてもらえたら。生きていく上で何が急に起こるか分からないので、生きることを大切に、大切な方を誘って見て欲しいです。

と、締めくくりました。

『ボクは坊さん。』全国にて絶賛公開中です。
公式HP:bosan.jp

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ボクは坊さん。出演:伊藤淳史、山本美月、溝端淳平、濱田岳、松田由紀、イッセー尾形 
監督:真壁幸紀 脚本:平田研也  原作:白川密成『ボクは坊さん。』(ミシマ社)
主題歌:「Today,Tonight」吉田山田(ポニーキャニオン) 
企画・制作プロダクション:ROBOT 
製作:映画「ボクは坊さん。」製作委員会  
配給:ファントム・フィルム 
(C)2015映画「ボクは坊さん。」製作委員会  
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