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門脇麦、井浦新、白石和彌監督登壇!映画『止められるか、俺たちを』完成披露上映会舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph 日本映画史に残るアナキーな鬼才・若松孝二監督逝去から6年。映画『凶悪』『孤狼の血』などで知られる若松プロダクション出身の白石和彌監督が放つ、若松プロ青春クロニクルムービー『止められるか、俺たちを』(10月13日公開)がついに完成。9月20日には東京・新宿テアトルにて完成披露試写会が行われ、主演の門脇麦さん、共演の井浦新さん、そして白石和彌監督が登壇した。


映画『止められるか、俺たちを』完成披露舞台挨拶
日程:9月20日(木)
場所:テアトル新宿(新宿区新宿3−14−20 新宿テアトルビルB1)
登壇:門脇麦、井浦新、白石和彌 監督
MC:井上淳一

若松プロダクションの助監督・吉積めぐみを演じた門脇麦さんは

門脇さん:この話を頂いたときは若松さんとゆかりのある方が揃っていて、皆さんの想いにはどんなに必死に追いかけても届かないものがあるという不安があった。

と若松プロや監督自身に面識がないゆえの不安を吐露。
ただその心境を演じためぐみに重ねて

門脇さん:めぐみさんが何も知らないで若松プロに飛び込んだことは一致しているので、成立すると思った。若松監督を演じた新さんのようにモデルとなる像がない分、自分はある意味で距離をとって、フラットにやるのが役割だと思えた。

と気持ちを切り替えたという。

映画情報どっとこむ ralph
若松孝二監督を演じた若松組常連俳優の井浦さんは

井浦さん:自分にとっては映画の父親のような存在。だから若松監督を演じるのは禁じ手だと思った。

と明かし
井浦さん:若松プロの先輩方からは“変なものを撮ったら承知しないぞ”“お前に若ちゃんをやれるわけがない”“やれるものならやってみろ”と言われたので、僕は“モノマネ大会をするつもりはない!”と言い返した。

と実在の人物を演じるがゆえに、レジェンドたちに誓いを立てたという。しかし実際は

井浦さん:僕は100%モノマネをしました。それは大先輩への最大限のギャグです。最大の愛情を持ってレジェンドたちを笑かしてやるつもりのギャグ。天国にいる若松監督に“馬鹿たれ!”と笑いながら怒ってもらうために、僕は最大級のギャグで感謝を返すことを選びました。

とその狙いを明かした。

助監督として若松プロで腕を磨いた白石監督は

白石監督:僕自身が若松さんの映画作りの原点を見てみたかった。若松さんの“日本映画のメジャーとは違う”と映画を作っていたその気概を自分の中にも入れたかった。

と企画始動理由を説明。
若松監督の背中を追ったことで

白石監督:映画で描いた2年半の中だけでも、信じられないくらいのエネルギーで若松さんは映画を撮っていた。亡くなるまで100本以上映画を作っていたと考えると、自分は若松さんのことを知っているようでわかっていなかった。

と日本映画史のアナキーな巨人の大きさに驚いていた。


また映画の内容にちなんで“ぶち壊したいもの”を聞かれ

門脇さん:過去の自分。この作品を撮影したのは、去年の10月。この頃の顔って1年しか経っていないけれど、もうできないし、そういった瞬間を人は生きている。これからも常に過去の自分を全部ぶち壊すようなつもりで生きていきたい。

と前進宣言。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

門脇さん:完成した映画を観た時に、劇中で生きている人たちが凄くカッコいいと思った。シャカリキに必死に生きているのはカッコいいこと。これぞ“青春キラキラムービー”だと思う。観客の皆さんには一生懸命に生きるっていいなと思ってもらえれば。

とメッセージを込めた。


止められるか、俺たちを

2018年10月13日(土)よりテアトル新宿ほか全国順次公開

公式サイト:www.tomeore.com


これは映画監督白石和彌が、師匠若松孝二と、“何者かになろうと夢みた”全ての人へ送る、
終わらない青春の1ページの記憶だ―――

2012年10月17日の若松孝二監督逝去から6年。若松プロダクション出身で、『凶悪』で第37回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞、『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)、『孤狼の血』(18)など、いまや日本映画界を牽引する俊英・白石和彌が、師匠・若松孝二が時代と共に駆け抜けた時代を描きだす。白石監督自ら「映画を武器に戦ってきた若松さんの声をもう一度聞きたい」と企画した本作は、記念すべき若松プロダクション映画製作再始動第一弾となる。音楽は若松孝二とも交流があり、若松孝二の映画をこよなく愛する曽我部恵一が、音楽を担当。主題歌「なんだっけ?」を書き下ろした。あの時代の空気と、主人公たちの情熱に寄り添ったメロディーに魅了される。

1969年、“若松プロダクション”の門を叩いた少女の目を通して、若松孝二と共に映画、政治、青春が駆け抜けていった一瞬の時を描く。主演は門脇麦、若松プロダクション助監督・吉積めぐみ役を熱演。そして若松孝二役は若松組常連・井浦新。こんな若松プロ、こんな青春、誰も観たことない———

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門脇麦 井浦新
山本浩司 岡部尚 大西信満 タモト清嵐 毎熊克哉 伊島空 外山将平 藤原季節 上川周作 中澤梓佐
満島真之介 渋川清彦 音尾琢真/ 高岡蒼佑 / 高良健吾 / 寺島しのぶ / 奥田瑛二
監督 白石 和彌
脚本 井上淳一  音楽 曽我部恵一  製作 若松プロダクション スコーレ ハイクロスシネマトグラフィ
配給 スコーレ  宣伝 太秦 
【2018/日本/DCP/シネスコ/119分】 
©2018若松プロダクション
  


門脇麦・井浦新・白石和彌監督 登壇『止められるか、俺たちを』完成披露上映会決定!


映画情報どっとこむ ralph 映画『止められるか、俺たちを』舞台挨拶付き完成披露上映会決定!

主演の門脇麦さん、井浦新さん、白石和彌監督が登壇されます。
9月13日(木)19:00より劇場オンラインチケット予約販売が開始されますのでご案内いたします。

日時:9月20日(木)完成披露上映会&舞台挨拶
17:55開場/18:15開演 
※上映前舞台挨拶
18:15より舞台挨拶開始、舞台挨拶終了後に本編開始となります。
登壇ゲスト:門脇麦、井浦新、白石和彌監督(予定)
料金:1800円均一
会場:テアトル新宿(東京都新宿区新宿3-14-20 新宿テアトルビルB1) 
電話番号:03-3352-1846
http://www.ttcg.jp/theatre_shinjuku/

【チケット販売方法】
テアトル新宿ホームページ「オンラインチケット予約」及び劇場窓口にて販売。9/13(木)19:00~テアトル新宿「オンラインチケット予約」にて販売開始。完売次第終了。詳細はテアトル新宿公式HPにてご確認ください。    
http://www.ttcg.jp/theatre_shinjuku/

映画情報どっとこむ ralph 斎藤工、行定勲、町山智弘ら各界の著名人からのコメントも到着!

■斎藤 工 /俳優・フィルムメーカー ※BLOG(ブログ)より引用
またしても傑作かよ!!
こんな塊のような熱波が映画に宿るのは
ひとえに若松孝二愛を胸に集まりし映画人達のなせる技
追悼でも鎮魂でも無く
寧ろ未来への狼煙の様な作品
誰も 白石和彌を止められない

■麿 赤兒/舞踏家・俳優
権力の風圧が強大であればあるほど、彼等は胆力と知力、そして大いなる諧謔で切り裂いていく表現者達であった。その血は今も脈々と受けつがれている。

■阪本 順治/自笑映画監督
井浦新が自分にはないものに近づこうとするその凄さに若松孝二そのものを感じ、門脇麦が睡眠薬をボリボリ噛むのはいつかのオレだよな、と。白石和彌はいつも愛の底を描く。こんなややこしくも愛おしい人たちを観よ!

■行定 勲/映画監督
観ている間、私の青春も回帰されるような映画への憧憬が飽和した作品だった。映画で世界を変えようと真剣に向き合っている若者たちの姿を忘れてはいけない。そう思わせてくれる必見の映画だ。

■品川 ヒロシ/映画監督
当たり前なんだけど、俺が生まれる前から、映画があって、新宿があって、タバコ吸って、酒を飲み、笑ったり、汗と涙を流して、青春をしていた。しかも今よりも温度が高い。その熱量がこの映画に携わっているスタッフと、俳優に伝染して、スクリーンから青春がこぼれ出してくる。

■金子 修介/映画監督
若松さんも含めて顔見知りの人たちの昔が再現されているので、とても客観的には見られず、あれはこういう意味だったのか?・・・と対していると、いつの間にか自分を重ねて共感し、時代を振り返っている。「熱い人たち」を暑苦しく無く描いて風通しが良いから、知らない人が見ても面白いはずだ。

■佐々木 譲/作家
遠山美枝子が登場した場面で、あらためて映画が描く時代を意識する。
あのころの自分には、ときどき若松孝二監督の映画を観るという、誰にも教えない憂さ晴らしがあった。
いま、作品中に出てくる若松監督作品を、もう一度観なおしたくなっている。

■町田 康/作家
正しさと優しさに覆いつくされて見えなくなってしまった人間の悲しみ、涙、純粋な思いがこの映画のなかにあった。若松監督のなかにあった。

■古田 泰子/TOGAデザイナー
1969年、若松孝二監督を中心に繰り広げられた映画というフィルターを通しての革命青春ドキュメンタリー。
2018年の今、当時を組みほどきながら若松イズムを継承する数少ない遺伝子達が情熱をすり合わせる。
私達はもがいているか、何かと戦っているか!すみません、監督!

■荒木 啓子/PFFディレクター
迷いながら惑いながら頑張った1970年前後の女の子たち。
いつだってやりたいことをやってみるのは、簡単じゃない。
でも「大丈夫。怖れずにすすめ」と若松孝二は明るく笑う。
勇ましいタイトルだが、こよなく優しい映画。今必要な映画だ。

■町山 智弘/映画評論家
若松孝二は問いかける。「お前は何をぶち壊したい?」と。「映画の中では何をしても自由だ!」そう! だから俺は映画が好きになったんだ!
ああ、こんな時代はもう来ないのか!

■四方田 犬彦/映画史・比較文学研究家
『止められるか、俺たちを』は簡単にいうと、新撰組の映画である。いろんな若衆が出てくる。みんな個性的で、酒を呑み、喧嘩をし、集まっては別れていく。新撰組にとって剣の道とは、若松プロにとって映画の道だ。
もちろん新撰組と若松プロは違う。新撰組は維新の志士を暗殺した白色テロ組織であり、若松プロは既成の映画界どころか体制までの転覆をめざす赤色アートだ。だがもし<1968>という転形期を幕末に重ね合わしてみれば、この二つの男たちの集団の間には、イデオロギーを越えて不思議な共通点が横たわっている。

■安藤 紘平/映画作家・早稲田大学名誉教授
これは、映画という魔性の世界に魅せられて熱く青春を燃やした若者たちの物語である。その中心に居たのは監督若松孝二だが、寧ろ、一人の少女の時代への想いと燃え尽きた青春を映像に焼き付けたところが尊い。

■佐藤 信/東京大学助教(政治学)
私たちにとって若松映画、そしてそれを引き継ぐ本作は、群像劇であり映画論であると同時に、肉体論でもある。そう考えたとき、50年の時を超えて、若松プロはいまでも肉体で生きる私たちにヤイバを向けているし、そのヤイバは私たちなりに最前線を生き直す一助となるはずである。

映画情報どっとこむ ralph そして曽我部恵一が書き下ろした主題歌「なんだっけ?」収録のオリジナルサウンドトラック発売決定しました。

曽我部恵一  
映画『止められるか、俺たちを』オリジナルサウンドトラック発売決定!
♬『止められるか、俺たちを』主題歌「なんだっけ」収録♬
10月13日(土) CD・LP 同時発売 / ROSE RECORDS
CD 2200円+税 ROSE229 / LP 2800円+税 ROSE229X      
http://rose-records.jp/

『止められるか、俺たちを
公式サイト:www.tomeore.com

STORY
吉積めぐみ、21歳。1969年春、新宿のフーテン仲間のオバケに誘われて、“若松プロダクション”の扉をたたいた。当時、若者を熱狂させる映画を作りだしていた“若松プロダクション“。そこはピンク映画の旗手・若松孝二を中心とした新進気鋭の若者たちの巣窟であった。小難しい理屈を並べ立てる映画監督の足立正生、冗談ばかり言いつつも全てをこなす助監督のガイラ、飄々とした助監督で脚本家の沖島勲、カメラマン志望の高間賢治、インテリ評論家気取りの助監督・荒井晴彦など、映画に魅せられた何者かの卵たちが次々と集まってきた。撮影がある時もない時も事務所に集い、タバコを吸い、酒を飲み、ネタを探し、レコードを万引きし、街で女優をスカウトする。撮影がはじまれば、助監督はなんでもやる。
「映画を観るのと撮るのは、180度違う…」めぐみは、若松孝二という存在、なによりも映画作りに魅了されていく。
しかし万引きの天才で、めぐみに助監督の全てを教えてくれたオバケも「エネルギーの貯金を使い果たした」と、若松プロを去っていった。めぐみ自身も何を表現したいのか、何者になりたいのか、何も見つけられない自分への焦りと、全てから取り残されてしまうような言いようのない不安に駆られていく。
「やがては、監督……若松孝二にヤイバを突き付けないと…」

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門脇麦 井浦新
山本浩司 岡部尚 大西信満 タモト清嵐 毎熊克哉 伊島空 外山将平藤原季節 上川周作 中澤梓佐
満島真之介 渋川清彦 音尾琢真/ 高岡蒼佑 / 高良健吾 / 寺島しのぶ / 奥田瑛二

監督 白石 和彌
脚本 井上淳一  音楽 曽我部恵一
製作 尾﨑宗子  プロデューサー 大日方教史 大友麻子 撮影 辻智彦  照明 大久保礼司 美術 津留啓亮  
衣裳 宮本まさ江  ヘアメイク 泉宏幸  編集 加藤ひとみ 録音 浦田和治  音響効果 柴崎憲治  キャスティング 小林良二  助監督 井上亮太 制作担当 小川勝美  タイトル 赤松陽構造  宣伝プロデューサー 福士織絵
製作 若松プロダクション スコーレ ハイクロスシネマトグラフィ 配給 スコーレ 宣伝 太秦
2018/日本/DCP/シネスコ/119分

©2018若松プロダクション 


永瀬正敏 菜 葉 菜 W主演『赤い雪 Red Snow』濃密なミステリー・サスペンス公開決定!


映画情報どっとこむ ralph 大ヒット映画『64-ロクヨン-』のプロデューサー浅野博貴が『64-ロクヨン-』出演者の永瀬正敏、菜 葉 菜、佐藤浩市、夏川結衣を再びキャスティング。

日本映画業界が誇る豪華な俳優陣が集結!実話を元にしたミステリー・サスペンス映画『赤い雪 Red Snow』の劇場公開が決定しました。国内外の映画祭で映像美の高さで高評価を受けている新進気鋭の女性監督、甲斐さやかが初長編映画に挑みます。



主演はデビュー35周年を迎える永瀬正敏。

今作では物語の発端となる、雪の日に失踪した少年の兄、白川一希(しらかわ かずき)を演じます。

白川一希役 永瀬正敏 さんからのコメント

「初めて脚本を読ませて頂いた時、読み進めながらドンドン作品の世界観に引き込まれていきました。そして最終ページを読み終わった直後、この物語の中に自分の身を置いてみたいと願いました。『赤い雪』この深いタイトルに込められた世界を楽しんで頂ければと思います。」

映画情報どっとこむ ralph もう一人の主演は、2005年「YUMENO」で初主演後、「ヘヴンズストーリー」(2010年)で高評価を得て、「ナミヤ雑貨店の奇跡」(2017年)、「追憶」(2017年)、「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶」(2017年)と近年活躍目覚ましい菜 葉 菜さん。

今作では少年失踪事件の容疑者の娘、江藤小百合(えとう さゆり)を演じます。

江藤早百合役 菜 葉 菜 さんからのコメント

「この『赤い雪』に出逢えた幸運を携わった全ての方々に感謝します。役者としてデビュー間もない頃「YUMENO」と言う映画で主演をさせて頂きました。マイナス30度にもなった極寒の北海道での撮影でしたが、その時はただその中に存在していただけだったかなと今では思います。
それから十余年が経過。雪によほど縁があるらしく今回もまた豪雪の山形へと誘われました。監督とは何度もデスカッションし思いを共有しあえたつもりでしたが、撮影に入ると全てぶっ飛んでしまうほどとてつもない戦いが待っていました。私が思う早百合とそうではない早百合が脳裏を行き交いもがき苦しみもしました。それでもこの映画に賭ける強い思いが心の中で散らす火花を打ち消し愛すべき早百合と一つになって飛び立てたと思います。全編が絵画のように美しく重い作品に仕上がっています。『赤い雪』は私にとって抱きしめたいほど愛おしい作品になりました。早百合は劇場で皆さんとお会いできる日を今から楽しみにしています。」


映画情報どっとこむ ralph そして、失踪事件から30年後に事件を調べ、江藤小百合(菜 葉 菜)を見つけ出し、失踪した少年の兄である白川一希(永瀬正敏)に知らせる事件記者の木立省吾(こだち しょうご)役に井浦新さん。

少年失踪事件の容疑者であり、「完全黙秘」で事件を闇に隠しこんだ江藤早奈江(えとう さなえ)役に夏川結衣さん。そして江藤早奈江の内縁の夫であり、30年後も早奈江の娘小百合(菜 葉 菜)と同居する宅間隆(たくま たかし)役に佐藤浩市さん。錚々たる豪華出演者が普段見ることのできない役柄で『赤い雪 Red Snow』に出演します。


今作の監督は10代より、舞台・映画の現場で助監督・美術として活動し、国内外の映画祭で受賞、上映作品を数多く持つ甲斐さやか(「能・オンティーヌの呪い」)。今作が長編映画デビュー作。オリジナル脚本となります。

甲斐さやか監督 からのコメント
『赤い雪』の第一稿を読んだプロデューサーから、ダメ元でもこれを表現出来得る「第一級のキャスト」と「第一級のスタッフ」から当たろう(つまり、当たって砕けろ!)と言われました。
よって、新人のオリジナル脚本としては恐らく異例とも言える、無謀なキャスト&スタッフの希望リストを〈一方的に〉作りました。
しかし……恐ろしい事に、その無謀なリストの殆どが、そのまま現実のものとなってゆきました。
一級のスタッフが一丸となり『赤い雪』の世界観を追求し、一級のキャストが立ち現れる……とんでもない映画が完成したと思います。
第一稿を書いていた頃は映画が無事に完成し、広く皆さんにご覧いただけることになるなんて夢のまた夢と思っておりましたので、今は関わる全ての熱意に、ただ感謝しかありません。
人の記憶について突き詰めて考える時、足元の砂が少しずつ吹かれて崩れるような、根源的な怖さを覚えることがあります。
曖昧な記憶の上に成り立つ人という存在もまた、非常に曖昧なもの……
消しきれない記憶、未解決事件、海原の向こうの叫び、沈黙の人々、降りつづく雪。
確かな実感の持ちにくい時代にこそ『赤い雪』の世界に浸って頂き、想いを共有頂けますことを祈っています。

映画情報どっとこむ ralph 永瀬正敏 菜 葉 菜 W主演

『赤い雪 Red Snow』

2019年 2月 劇場公開決定!
https://akaiyuki.jp/

物語

雪が降り続く小さな村で一人の少年が忽然と姿を消した。失踪した少年と一緒にいた兄、白川一希の曖昧な記憶に警察の捜査は混乱。そんな中、誘拐監禁殺人の容疑者として捜査線上に江藤早奈江が浮かび上がる。他に何件もの殺人容疑がかかる中、江藤早奈江は完全黙秘で無罪となる。
30年の年月が経過し、少年失踪事件の容疑者だった早奈江の一人娘、早百合を見つけ出した事件記者の木立省吾が一希を訪ねてくる。毎夜、雪で弟を見失う悪夢に苛まれ、自分を責め続ける一希。人間は強烈な体験の呵責、苦痛によりその間の記憶を全て喪失することがある。もはや記憶からは「真実」に辿り着けない。少年が消えた事件の日から被害者の兄と容疑者の娘という、心に傷を持つ男と女が交錯する。
「完全黙秘」と「曖昧な記憶」の先には予想できない結末が待ち受けていた・・・


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出 演: 永瀬正敏 菜 葉 菜 井浦新 夏川結衣 佐藤浩市
脚本監督: 甲斐さやか
プロデューサー: 浅野博貴
上映時間: 106分
日本公開: テアトル新宿 他
制 作: T-ARTIST
制作協力:ROBOT
制作プロダクション:トライアムズ
配給:アークエンタテイメント株式会社
(c)「赤い雪」製作委員会


渋川清彦、井浦新、大西信満、川瀬陽太、瀬々敬久監督登壇!『菊とギロチン』トークイベント


映画情報どっとこむ ralph 瀬々敬久監督の三十年越しの企画として、史実とフィクションが 混ざり合ったストーリーの面白さ、熱量の半端なさが注目され、 ぴあや Filmarks の初日満足度ランキングで見事第一位を獲得、 大ヒット公開中の『菊とギロチン』。大正時代を舞台に、女相撲 の力士たちと世界を変えることを夢見るギロチン社の青年たち が出会うという、史実から創造された青春群像劇。
渋川清彦さん、井浦新さん、大西信満さん、川瀬陽太さん、瀬々敬久監督が登壇してトークイベント をテアトル新宿にて行われました。

日時:2018 年 7 月 20 日(金)
場所:テアトル新宿
登壇:渋川清彦、井浦新、大西信満、川瀬陽太、瀬々敬久監督

映画情報どっとこむ ralph 上映直後、自然と拍手が沸き起こり静かな熱気に包まれるなか、総勢5名が登壇。他作品で も共演を重ね、気心の知れた間柄の彼らは、自らを「ギロチン中年部」と紹介し、イベントはスタート。


まず、本作のイベントに初参加となる井浦さんは
井浦さん:やっと『菊とギロチン』のイベントに参加することができて嬉しいです。この映画をみて、僕は2回目のタイトルが出たときに暗闇のなかでガッツポーズをしました。映画のなかに は人の生き死にがあり、底辺で這いつくばって生きる登場人物たちが描かれていますが、その姿が本当に美しい。 僕はこの映画のなかで生きていた役者の方たち、もはや演じるというより、役を突き抜けて生きている姿に、勇 気をもらいました。とにかく爽快な気分で映画館を出ました!

と本編を観た感想を述べた。


この日、スクリーンで映画を見直していたという渋川さんは
渋川さん:映画の余韻にまだ浸っている感じ。女相撲の場面は本当にす ごかったなと思う。現場でも鳥肌が立ったことを覚えているし、今見ていても鳥肌が立ちました。一体感がすごかったよね。

と述懐。
撮影期間のほぼ3週間をずっと現場で過ごした渋川さんは

渋川さん:20年役者をやってきて、あそこまでどっぷり現場にいられたのは初めて。うまく説明はできないけど、俺、その場にいられて幸せだったなと思った。

と振り返った。
大西さん:女力士を束ねる役どころの KEE さん(渋川さん)は芝居上だけじゃなくて、本当にあのとき親方だったと思う。ギロチン社にしろ女力士たちにしろ、若い役者たちを見ていると、まるで昔の自分のように感じられた。生まれようとするパワー、人生を懸けている感じが映画に映っています。

と語った。

映画情報どっとこむ ralph 女力士たちの演技にはほかの二人も大いに感銘を受けたようで、
川瀬さん:若い役者たちの、今しかない感じが捉えられている。彼女たちのドキュメントとしての姿、本当に素晴らしいと思いましたね。

井浦さん:終盤の女力士たち の場面は、個人的に若松孝二監督の『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』の撮影現場での経験とオーバーラ ップするものがありました。あの、役を突き抜けた瞬間のことを思い出します。女力士の役者さんたちは、これ をやらせてもらえたら幸せだろうなあと思って見ていました。

と語った。

川瀬さん:上も下もないところで映画を作りたいと、ある種、瀬々さんのキャスティング自体がそうだったんだろうと思うけど、変な忖度がある人を呼ばないで集まることができた人たちだったからこそ、一丸となれた現場だったと思う。

と言えば、
井浦さん:こんな映画を今の時代に作ることができるんだということ、この映画自体が夢のあるものなんじゃないかなと僕は感じています。情熱さえあればこんな映画が作れる。映画を作ることは、こんなにも夢があることなんだなと感じさせるものがある。僕が最初に映画の世界に飛び込んだときの、あの初期衝 動を、この作品には感じることができました。それは作り手のものだけではなくて、きっと皆さんにも届くものがあると思います。

と熱く語った。

映画情報どっとこむ ralph 瀬々監督:場内には今日で映画を観るのが 3 回目というリピーターのお客様もいらっしゃいましたけど、皆さんも映画を気に入ったら、ぜひ広めてください。この映画にはなんといって も同じテアトル新宿で昨年上映されていた『バンコクナイツ』の動員を超えろ!というミッションがあります(笑)。この映画は、制作費などでも一般の方々からの支援を得てできた映画です。そういう意味では、今の世の中でこ の映画が存在できたということがすごく嬉しいことだと思っていますし、こういうことがまたいろんなところに 広まればいいと思っています。ぜひ応援よろしくお願いします!

とトークを締めくくった。 イベント終了後も登壇者たちがロビーに出て閉館ギリギリまでお客さん一人一人と語らっていた。

菊とギロチン
テアトル新宿ほか全国順次公開中!
公式サイト:
http://kiku-guillo.com

実在した「女相撲」とアナキスト集団「ギロチン社」 時代に翻弄されながらも<自由>を求めて疾走する若者たちの 辿り着く先は——?

大正末期、関東大震災直後の日本。かつて実際に日本全国で興行されていた「女 相撲」。さまざまな過去を背負い、強くなりたいと願う女力士たちが、少し頼 りないが「社会を変えたい」という大きな夢だけは持っている「ギロチン社」 の若者たちと運命的に出会う。次第に心を通わせていく彼ら。「自由な世界で 生きたい」と同じ夢をみて、それぞれの闘いに挑む——。

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監督:瀬々敬久 脚本:相澤虎之助・瀬々敬久
出演:木竜麻生、東出昌大、寛 一 郎、韓英恵、渋川清彦、山中崇、井浦新、大西信満、嘉門洋子、大西礼芳、山田真歩、嶋田久作、 菅田俊、宇野祥平、嶺豪一、篠原篤、川瀬陽太
ナレーション:永瀬正敏 2018 年/日本/189 分/カラー/シネスコ/DCP/R15+
配給:トランスフォーマー
©2018 「菊とギロチン」合同製作舎


白石和彌監督が、若松組の青春を映画化『止められるか、俺たちを』予告編映像が解禁


映画情報どっとこむ ralph この度、2018年10月13日(土)より映画『止められるか、俺たちを』がテアトル新宿ほか全国順次公開となります。

曽我部恵一が書き下ろした主題歌「なんだっけ?」にあわせて、門脇麦、井浦新はじめ豪華キャストによる予告編映像が解禁になります。



曽我部恵一さんコメント

曽我部さん:思いがけない形で若松孝二と再会した。ぼくが影響を受けてきたのは若松映画そのものだけではなく、若松監督の物作りの姿勢だったんだと今回再確認した。当初はあえて客観的に音楽をつけようと思っていたけれど、いつのまにか若松宇宙の中に取り込まれて、夢中で作曲していたんだ。

映画情報どっとこむ ralph これは映画監督白石和彌が、師匠若松孝二と、“何者かになろうと夢みた”全ての人へ送る、

終わらない青春の1ページの記憶だ―――

2012年10月17日の若松孝二監督逝去から6年。若松プロダクション出身で、『凶悪』で第37回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞、『彼女が名前を知らない鳥たち』(17)、『孤狼の血』(18)など、いまや日本映画界を牽引する俊英・白石和彌が、師匠・若松孝二が時代と共に駆け抜けた時代を描きだす。白石監督自ら「映画を武器に戦ってきた若松さんの声をもう一度聞きたい」と企画した本作は、記念すべき若松プロダクション映画製作再始動第一弾となる。音楽は若松孝二とも交流があり、若松孝二の映画をこよなく愛する曽我部恵一が、音楽を担当。主題歌「なんだっけ?」を書き下ろした。あの時代の空気と、主人公たちの情熱に寄り添ったメロディーに魅了される。

1969年、“若松プロダクション”の門を叩いた少女の目を通して、若松孝二と共に映画、政治、青春が駆け抜けていった一瞬の時を描く。主演は門脇麦、若松プロダクション助監督・吉積めぐみ役を熱演。そして若松孝二役は若松組常連・井浦新。こんな若松プロ、こんな青春、誰も観たことない。
映画情報どっとこむ ralph そんな本作を観て、リリー・フランキーさんと崔洋一監督からコメントが到着!

リリー・フランキーさん:僕にとっての、最高の青春映画の答え合わせ。

崔洋一監督:なんと、滑稽で、バカで、クズで、最低の奴ら……そして、世界で一番哀しい者たちよ、俺は君たちを誇りに思う。


止められるか、俺たちを

2018年10月13日(土)テアトル新宿ほか全国順次公開!

公式サイト:www.tomeore.com

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門脇麦 井浦新
山本浩司 岡部尚 大西信満 タモト清嵐 毎熊克哉 伊島空 外山将平藤原季節 上川周作 中澤梓佐
満島真之介 渋川清彦 音尾琢真/ 高岡蒼佑 / 高良健吾 / 寺島しのぶ / 奥田瑛二

監督 白石 和彌
脚本 井上淳一  音楽 曽我部恵一
製作 尾﨑宗子  プロデューサー 大日方教史 大友麻子 
撮影 辻智彦  照明 大久保礼司
美術 津留啓亮  衣裳 宮本まさ江  ヘアメイク 泉宏幸  編集 加藤ひとみ
録音 浦田和治  音響効果 柴崎憲治  キャスティング 小林良二  助監督 井上亮太
制作担当 小川勝美  タイトル 赤松陽構造  宣伝プロデューサー 福士織絵

製作 若松プロダクション スコーレ ハイクロスシネマトグラフィ
配給 スコーレ
宣伝 太秦
©2018若松プロダクション
【2018/日本/DCP/シネスコ/119分】