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ホイットニーのモノマネ ハリウリサ登壇&歌唱!『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』イベント


映画情報どっとこむ ralph 世界を熱狂させた、アメリカ・ポップシーン史上最高の歌姫ホイットニー・ヒューストン。その知られざる素顔に迫るドキュメンタリー映画『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』が2019年1月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショーとなります。

公開を記念して、ダウンタウンの浜田さんのモノマネで有名な、モノマネ芸人のハリウリサさんとドラッグクイーンのヴィヴィアン佐藤さん登壇の公開記念イベントを実施いたしました。十八番であるホイットニー・ヒューストンのモノマネでクリスマスの夜空へホイットニーの名曲を歌い上げました。
日時:12月25日(火)
場所:スペースFS汐留
登壇:ハリウリサ、ヴィヴィアン佐藤

映画情報どっとこむ ralph 会場にやってきたハリウリサさんはホイットニーのコスプレ姿で登場。

ホイットニーのモノマネをしたきっかけについて

ハリウリサさん:高校生の時に、趣味でボイストレーニングに通っていたんですが、わたしのお母さんがフィリピン人で、ハーフということなら洋楽も歌いなよと言われて。それで『オールウェイズ・ラブ・ユー』を歌うことになったんです。最初はこんな難しいのは歌えないだろうと思っていたんですけど、そこから自然とモノマネをするようになりました。

と語り、

ヴィヴィアンさん:マドンナやレディー・ガガもそうだけど、ビジュアル面で踊りがあったり、PVが凝っていたり、ということでモノマネする人は多かったんですけど、ホイットニーをモノマネする人はあまりいなかったですよね。もちろん彼女はMTV世代だし、美しい人だったわけですけど、ダンスは多少やっている程度だったから。だからモノマネはされなかったのかもしれませんね。

と続けました。

1993年生まれのハリウリサさんは、『ボディーガード』(1992)が世間を席巻している当時を知らないとのことでしたが、それでもホイットニーの歌声には魅了されたと言います。そんなホイットニーの人生を描いたドキュメンタリー映画となる本作について

ハリウリサさん:2時間でホイットニーさんの人生すべてが詰まっていたので。表から見えることもそうですし、裏の素顔も映し出されていたんで、見応えがあります。

と感じたそう。

さらに

ハリウリサさん:彼女の人生なんですが、アメリカの歴史ともオーバーラップしていて。ケヴィン・マクドナルド監督はなかなかの手腕を発揮しているなと思いました。

と感心した様子をみせる

ヴィヴィアンさん:彼女の主演作『ボディガード』がこの映画で重要な役割を果たしているんです。サントラも史上最大のセールスを記録するんですけど、そこで彼女の人生は頂点を迎えました。でもそこから影が出てくるんですよね。

としみじみ。また、

ヴィヴィアンさん:彼女はもともと教会で歌っていた人なんで、圧倒的に歌がすごいんですよ。新宿2丁目界隈ではディーバ系の歌手が絶大なる人気を誇っているんで、もちろんホイットニーも人気がありますよね

とホイットニーさんがゲイカルチャーにも高い支持を集めていることを明かします。

そしてその後はハリウリサさんが、十八番である「オールウェイズ・ラブ・ユー」を披露。

「真面目に歌います」と宣言した通り、伸びのある歌声が会場を包み込み、クリスマスの夜をしっとりと彩りました。

映画情報どっとこむ ralph ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~

2019年1月4日、TOHOシネマズ 日比谷

公式HP:
whitneymovie.jp 

世間にあふれたゴシップにとらわれることなく、膨大な映像記録を丹念にリサーチを敢行。初公開となるホームビデオや貴重なアーカイブ映像、未発表音源とともに、家族、友人、仕事仲間などの証言を紡ぎ合わせることで見えてきたホイットニー・ヒューストンの真の姿とは?その知られざる素顔に鋭く、フェアに迫る傑作ドキュメンタリー。

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監督:ケヴィン・マクドナルド
製作:サイモン・チン『シュガーマン 奇跡に愛された男』、ジョナサン・チン、リサ・アースパマー
編集:サム・ライス=エドワーズ
撮影:ネルソン・ヒューム
出演:ホイットニー・ヒューストン、シシー・ヒューストン、エレン・ホワイト、メアリー・ジョーンズ、パット・ヒューストン、ボビー・ブラウン、クライヴ・デイヴィス、ジョン・ヒューストン、ケヴィン・コスナー、ケニー“ベイビーフェイス”エドモンズ
2018年/イギリス/英語/120分/カラー/5.1ch/アメリカンビスタ
原題:WHITNEY
配給:ポニーキャニオン/STAR CHANNEL MOVIES
提供:東北新社 
©2018 WH Films Ltd
    


ディヴィーナ・ヴァレリア来日!カルーセル麻紀とトークイベント!『ディヴァイン・ディーバ』


映画情報どっとこむ ralph ブラジルで活躍したドラァグクイーン達のなかでも第一世代とよばれる、いわばドラァグクイーンカルチャー黎明期を支えた人々を追ったドキュメンタリー『ディヴァイン・ディーバ』が9月1日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショーとなります。

そして、出演している歌手のディヴィーナ・ヴァレリアさんが来日。『ディヴァイン・ディーバ』の試写会とプレミアトークショーが行われました。

ゲストにはヴァレリアさんと46年ぶりの再会を果たしたカルーセル麻紀さんも登壇しました。

日時:8月22日(水)
場所:駐日ブラジル大使館(港区北青山2丁目11-12)
登壇:ディヴィーナ・ヴァレリア、カルーセル麻紀
MC:ヴィヴィアン佐藤

映画情報どっとこむ ralph ブラジル大使館の試写室にて行われた『ディヴァイン・ディーバ』の上映後プレミアトークショーに、出演者のディヴィーナ・ヴァレリアさんと、彼女と47年ぶりの再会を果たしたカルーセル麻紀さんが登壇し、トークショーが行われた。

映画上映後に大きな拍手で迎えられたヴァレリア氏は満面の笑みで観客に答える。ブラジルの伝説のドラァグクイーンの登場に会場は盛り上がる。

ヴァレリアさん:実は47年前に公演で日本に来たこともある。

と話すヴァレリア氏のもとに、スペシャルゲストとしてカルーセル麻紀氏が登場。お互いに大喜びした様子で熱い抱擁をするが、実はヴァレリア氏の来日の際に会っていて、実に47年ぶりの再会を果たした二人。

カルーセルさん:映画をご覧になって素顔が映されるのが普通は嫌だと思うけれど、映画に映った素顔が素敵だった。そういった素の顔が撮れたのも監督が普通の女でなく、劇場のオーナーの孫だったから。だからこそ撮れた映画だったと思う。

とこの映画の感想を語り褒めると、

ヴァレリアさん:まさか映画に使われるとは思わなかった。知っていたらもう少ししっかりとしたのに。実際には映像を撮られている時には使われることを知らなかった。監督が編集の時に舞台上を映すより舞台裏の方が重要だと気付いたと言っていた。だからこの映画では舞台裏のシーンが多くなった。

と伝説のドラァグクイーン達の素顔に迫ることができた理由を明かした。

映画情報どっとこむ ralph 最近世間を騒がせた女性議員の「生産性がない」という発言に対して、

カルーセルさん:先進国である日本の方が、ブラジルよりよっぽど遅れている。ブラジルの方が結婚もちゃんとできるし幸せな国だと思う。

と、日本の今を嘆くと、

ヴァレリアさん:生産性がないという発言ですが、全世界中で人口爆発が起きていて、食料問題とか色々な問題が起きている。だからゲイのカップルとかもっと認められていいはず。

と、独自の視点から語り場を和ませていた。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

現役の歌手でもあるヴァレリアさんが、劇中でも歌われる「マイ・ウェイ」を披露し、その深みのある歌声に集まった観客も感動した様子だった。日本で現役で活躍するドラァグクイーン達も駆けつけるなど、ブラジルと日本を代表するドラァグクイーンの夢の共演に観客は酔いしれ、終始異様な熱気を帯びたトークイベントは幕を閉じた。

映画『ディヴァイン・ディーバ
原題:DIVINE DIVAS

は9月1日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー。

物語・・・
1960年代のブラジル。軍司独裁政権下の厳しい時代にゲイやレズビアンなど性的少数者達には、今のような自由はなかった。だが、彼らは、女性装をして芸能の才を披露することで、自分らしく生きることを選んだ。かつてレジェンド達が歌い、踊っていた拠点であるリオ・デ・ジャネイロのヒヴァル・シアターの創立70周年を記念し、この劇場から巣立ったレジェンド達を一堂に会した「ディヴァイン・ディーバス・スペクタクル」が開催される。2014年に行われた特別版、レジェンド達のデビュー50周年祝賀イベントのプレミアでは、長い間舞台の仕事からは遠ざかっていた高齢の彼女らが、文句タラタラ四苦八苦しながら演目に挑む姿をとらえつつ、輝かしい60年代のシーンを振り返っていく。

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監督・脚本:レアンドラ・レアル 
出演:ブリジッチ・ディ・ブジオ、マルケザ、ジャネ・ディ・カストロ、カミレK、フジカ・ディ・アリディ、ホジェリア、ディヴィーナ・ヴァレリア、エロイナ・ドス・レオパルド

2016年/ブラジル/ポルトガル語/110分/カラー/ビスタ
提供:青幻舎/ミモザフィルムズ
配給:ミモザフィルムズ
© UPSIDE DISTRIBUTION, IMP. BLUEMIND, 2017
    


あなたの写真になりたい『スティルライフオブメモリーズ』女性限定上映回を用意!


映画情報どっとこむ ralph スティル(静止)と言う美しさ。
あなたも写真に・・・。

『三月のライオン』『無伴奏』の矢崎仁司監督がメガホンをとり、安藤政信さん久々の映画主演作となる『スティルライフオブメモリーズ』。2018年7月21日(土)より新宿K’s cinema他にて全国公開となります。​

フランスの画家・写真家アンリ・マッケローニの写真集より、一つとして同じものがない女性の肉体の豊かな表情と神々しさ、そしてマッケローニと、自らを撮らせ続けた彼の愛人が過ごした2年間に触発され、企画された本作。

東京のフォトギャラリーで、新進気鋭の若手写真家、春馬の写真展が開催されている。

山梨県立写真美術館のキュレーター、怜は、たまたま入ったギャラリーで春馬の写真に心奪われる。

翌日、怜は春馬に連絡をとり、撮影を依頼する。怜が撮ってほしいと切り出したのは…。安藤政信さんが伝説のマッケローニに挑む問題作。

国内外で注目される矢崎仁司監督が、日本映画史上初のスキャンダラスなテーマを気品漂う映像美で描きました。​

この度、新写真10枚を解禁となりました。

映画情報どっとこむ ralph また「女性のお客様にも広く観て欲しい!」という思いから、公開中に女性のお客様限定の上映回+女性限定シートを設けることとなりました! 

【女性限定上映回をご用意!】​

毎週水曜16:40の回を「女性のお客様限定の回」といたします。​

【女性限定シート設置!】​

上映時は最後列のみ女性限定シートを開設いたします。​

映画情報どっとこむ ralph スティルライフオブメモリーズ

7/21(土)新宿K’s cinemaほか全国順次公開!R-18作品です。

http://stilllife-movie.com/


更に!イベント続々決定!

7月21日(土)
12:20の回上映後 初日舞台挨拶 ​
登壇者:安藤政信さん、永夏子さん、松田リマさん、有馬美里さん、中村早さん(劇中写真担当)、矢崎仁司監督​

7月22日(日)
14:30の回上映後:永夏子さん、中村早さん(劇中写真担当)​

7月24日(火)
18:40の回上映後:ヴィヴィアン佐藤さん​

7月27日(金)
18:40の回上映後:矢崎仁司監督、中村早さん(劇中写真担当)​

7月28日(土)
14:30の回上映後:松田リマさん、矢崎仁司監督​

7月29日(日)
12:20の回上映後:保坂和志さん(作家)、矢崎仁司監督​

8月3日(金)
18:40の回上映後:安藤政信さん、矢崎仁司監督​

8月4日(土)
14:30の回上映後:狗飼恭子さん(作家)、矢崎仁司監督​

8月5日(日)
18:40の回上映後:生越燁子さん(ギャラリスト)、伊藤彰彦さん(本作プロデューサー)​

8月11日(土)
安藤政信さん、中村早さん (劇中写真担当)​

8月12日(日)
18:40の回上映後:生越燁子さん(ギャラリスト)、伊藤彰彦さん(本作プロデューサー)​

※イベントは予告なく急遽変更や中止になる場合がございます。​

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安藤政信 永 夏子 松田リマ

伊藤清美 ヴィヴィアン佐藤 有馬美里 和田光沙 四方田犬彦

監督:矢崎仁司
製作:プレジュール+フィルムバンデット プロデューサー:伊藤彰彦・新野安行 

原作:四方田犬彦『映像要理』(朝日出版社刊)
脚本:朝西真砂+伊藤彰彦 

写真:中村 早  
撮影:石井 勲 照明:大坂章夫 
音響:吉方淳二 音楽:田中拓人 美術:田中真紗美
衣裳:石原徳子 ヘアメイク:宮本真奈美 編集:目見田健 助監督:石井晋一 
キャスティング:斎藤 緑 
企画協力:生越燁⼦
配給:「スティルライフオブメモリーズ」製作委員会   
※R-18作品
2018/日本/カラー/5.1ch/107分
©Plasir/Film Bandit  


保坂健二朗、名越康文、ヴィヴィアン佐藤で『ザ・スクエア 思いやりの聖域』を語った!


映画情報どっとこむ ralph 第70回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールに輝き、本年度アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』が、4月28日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ他全国順次公開されます。

このたび、約2週間後に迫った本作の公開に向け、代官山 蔦屋書店にて映画をいっそう楽しめるトピック満載のトークイベントを開催!保坂健二朗さん、名越康文さん、ヴィヴィアン佐藤さんという豪華ゲストがご登壇しました!

実施日:4月15日(日)
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷
登壇:
保坂健二朗(東京国立近代美術館研究員)
名越康文(精神科医)
ヴィヴィアン佐藤(美術家・ドラァグクイーン)

映画情報どっとこむ ralph アートや様々なカルチャーの発信地でもある代官山 蔦屋書店で開かれたトークイベントには、美術館研究員の保坂健二朗さん、精神科医の名越康文さん、美術家・ドラァグクイーンのヴィヴィアン佐藤さんと、異なる立場の第一人者の方々がゲストに集結。

映画の感想を尋ねられ、

名越さん:僕は菊地成孔さんとよく対談をする機会があるんですが、彼に“『ザ・スクエア』観た?面白かったですよ”って言われたんです。伏し目がちに笑っていて、意味ありげでね、ずっと気になっていた。観て、その意味が分かりました(笑)

と一言。東京国立近代美術館に18年間学芸員として勤めている

保坂さん:この映画はスウェーデンの美術館が舞台で、そこのキュレーターが主人公ですが、映画を観ていると自分と同じ職業でも外国の美術館は色々と違うことがあるなと感じました。こんなパーティがあるんだ、とか、こんなにキュレーターの部屋って大きいんだぁ、いいなぁ、とか(笑)。ガラ・パーティ(※美術館が資金集めのために開くパーティ)だって、日本だと森美術館ぐらいしかやってないだろうと思うんですが、やっぱり普通にあるんだなぁって。

と、長年キュレーターを経験してきたからこその感想を述べました。

映画情報どっとこむ ralph ヴィヴィアンさん:前作の『フレンチアルプスで起きたこと』も大好きで、映像が大変美しい。無駄な動きのない、意味のある空間や奥行きを感じるつくりのカメラワークで、それに反してどろどろした人間の内面、情念を描く。その対比が面白い。また、“これがアートです”と断言できるものは存在するのだろうか、ということを考えさせられますよね。

と本作のアートという題材の扱い方にも言及。すると、

保坂さん:アートって、便利に使われがちな言葉なんですよね

と指摘。

保坂さん:よく分からなければ、“アートだね~”って言っておけば済んでしまう、みたいな(笑)。現代美術のキュレーターというのは、そういう作品を全世界から美術館へと集める仕事。厳密に言うと、キュレーターという言葉の語源は、ルナティックス――いわゆる心の病を患う人々を塔に入れて、それを護る人をキュレーターと呼んでいたそうです。人や物を守護する管理人の役割を持っていた人の呼称が、ただ管理するのではなく、人にそれを“見せる”ことになり、展覧会を構成する人へと意味が変わっていった。今では、新しい意味を生み出す人のような認識になっている。『ザ・スクエア 思いやりの聖域』では、主人公のキュレーター、クリスティアンが記者発表の中で作品の説明をしていましたが、本来、それはアーティストがすべきこと。今、世界的にキュレーターがアーティスト化していると言われていて、この映画はそれを象徴していると感じました。

と、延べ、

名越さん:今、保坂さんからキュレーターの語源を聞いてゾクッとしました。僕の専門でもある精神医療の話になりますが、精神病院というのは19世紀頃には監獄と変わらない状況だったんです。酷いところでは、彼らを見せものにしていたという、実際にそういう記録が残っているんです。キュレーターの意味が、精神を病んだ人を護る人から“見せる”人へと意味が変わったというのが、精神医療の歴史ともどこかリンクするものがあるように思えてしまいました。

と驚きを語りました。

映画情報どっとこむ ralph そうして話は、本作の鍵を握るエピソードの1つでもある、美術館が作成した宣伝動画の炎上問題についても及んでいきました。

ヴィヴィアンさん:“これくらいやった方が盛り上がるんじゃないの”って言って意図的に狙って動画を作る、あの炎上商法の場面もすごいですよね。

と唸ると、

保坂さん:広報チームに美術館だけじゃなくて外部の人間も入っているというのが、日本では通常ないことですね。

と日本の美術業界にも話を拡大。

保坂さん:いま世界的に言われているのは、どこで検閲を入れるのかということ。表現の自由の問題ですね。表現の自由を広報に対しても適用するなら、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』に出てくるあの動画はアリということになる。でも、まぁ、日本ではあれは不可能でしょう。日本ではここ最近忖度が問題になっていますが、内部検閲がほかの国に比べて強いです。

と答え、

ヴィヴィアンさん:アートに限らず、映画とかもそうですけど、万人向けするものが多い気がしますね、日本は。

とコメントしました。

映画情報どっとこむ ralph 『ザ・スクエア 思いやりの聖域』で、炎上問題のみならず劇中発生するあらゆるハプニングをまとめて被ることになるのは、敏腕キュレーターの主人公・クリスティアンだ。彼について、

名越さん:極めて人間的な人ですね。人間は例外なく神経症的であるということを喝破している。そういう意味では、典型的な“人間”。絶えず怯えていて、ある程度知的で、自分が本質からずれたことをやっていると分かっているからこそ、それに何とか自分なりに理屈をつけようとしてワーカホリックになていく。カメラに映っているクリスティアンの9割に不安が浮かんでますからね(笑)

と述べ、

ヴィヴィアンさん:これでもかっていうほど、彼に災難が降りかかりますよね。まるで、小さなコントの連続みたいな。この人が全部引き受けなくてもいいのでは、と思っちゃうんですが、逆に言うと、クリスティアンというキャラクターの中には大勢の人物が入っているんでしょうね。だからこそ感情移入しやすい。私たちの代表なんです。彼は、私たちの相対。

と考察しました。


最後に、

三人が再びそれぞれ映画への感想を総括。

保坂さん:今の時代、アートにおける美術館の重要性は段々変化してきている。アートの中心は、ビエンナーレとかアートフェア。そういう催しの中心って、どんどん変わるんですよね。例えば、アート・バーゼルは前回は香港だったけど、次はスイスのバーゼルです。そうした状況の中で、美術館は一歩引いた状況になっている。だから存在感を示すため、この映画の美術館は、そこに打って出て、炎上したというところでしょうか(笑)。本当に色んな問題がてんこ盛りの映画です。

と美術業界を肌で知る保坂さんならではの言葉で締められ、

名越さん:僕はこの映画を観て、キューブリックを思い浮かべたんです。普段は抑圧している人間の暴力性がヒリヒリと浮かび上がっていくという意味では、『時計じかけのオレンジ』や『2001年宇宙の旅』を連想した。キューブリックは影の入れ方や色の使い方全て丹念で、そういう意味ではノイローゼの極地みたいな人。追い詰め型というか。『ザ・スクエア 思いやりの聖域』も手法は違うがそのタイプ。ストレスフルでもあるが、観終わった後に必ず何かが変わる映画ですよね。

と世界の見え方か変わる映画として本作を推薦。

ヴィヴィアンさん:ハプニングが起きても、周りの人が傍観するだけで誰も助けようとしない“傍観者効果”っていうのも重要なテーマの1つとして描かれているじゃないですか。そういった点にも注意して観てみるのもいいと思います!私も違った意味で傍観者効果を感じることがありますからね。授業で“質問ありますか?”って聞いても手が挙がらないことが多いけど、質問がないって言うのは、そこにいなかったっていうのと同じですからね!

と、喝。まだまだ三人の話が尽きない中、トークは幕を閉じました。


映画情報どっとこむ ralph ザ・スクエア 思いやりの聖域

ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ他4/28(土)全国順次公開!

公式サイト:
www.transformer.co.jp/m/thesquare/

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監督・脚本:リューベン・オストルンド『フレンチアルプスで起きたこと』

出演:クレス・バング、エリザベス・モス、ドミニク・ウェスト、テリー・ノタリー他

2017年 / スウェーデン、ドイツ、フランス、デンマーク合作 / 英語、スウェーデン語 / 151分 / DCP / カラー / ビスタ / 5.1ch /原題:THE SQUARE
/日本語字幕:石田泰子 後援:スウェーデン大使館、デンマーク大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
© 2017 Plattform Produktion AB / Société Parisienne de Production / Essential Filmproduktion GmbH / Coproduction Office ApS 


偏愛映画『エヴォリューション』木下理樹xケンゴマツモト初日トーク決定!


映画情報どっとこむ TJ 映画『エヴォリューション』の公開を記念し、新宿シネマカリテとアップリンク渋谷でトークイベントが開催決定。

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トークイベント以外も、アップリンク渋谷では、ルシール・アザリロヴィック監督のルーツを辿る貴重な映画ポスター展、モロッコ料理とともに味わう配給ミニ講座も開催されます!

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【新宿シネマカリテ】公開記念トークイベント

2016年11月26日(土)レイトショー 上映終了後
ゲスト:木下理樹(ART-SCHOOL)、ケンゴマツモト(THE NOVEMBERS)

2016年12月9日(金)レイトショー 上映終了後
ゲスト:多屋澄礼(音楽ライター/翻訳家)、[聞き手]小柳帝(ライター/編集者/翻訳者)

会場:新宿シネマカリテ
購入方法:鑑賞日の2日前より新宿シネマカリテのオンライン、劇場窓口にて販売

※上映時間の詳細は、近日劇場公式サイトにて発表
qualite.musashino-k.jp

映画情報どっとこむ TJ 【アップリンク渋谷】公開記念トークイベント

2016年12月3日(土)15時の回予定 上映終了後
ゲスト:二階健(映画監督)、ヴィヴィアン佐藤(非建築家/美術家)

会場:アップリンク渋谷(東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階)
購入方法:毎週水曜日の朝10:00より、土曜日から金曜日の1週間分のオンライン券を発売

※上映時間は変更する場合がございます、詳細は近日劇場公式サイトにて発表
www.uplink.co.jp

映画情報どっとこむ TJ ◆公開記念お食事イベント
モロッコ出身ルシール・アザリロヴィック監督のルーツを辿る!
モロッコ料理とともに楽しむ『エヴォリューション』買付配給ウラ話! お土産つき

2016年11月25日(金)開場19:00 開演19:30
会場:カフェレストランTabela(渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F/アップリンク渋谷に併設)
料金:¥2,500
イベント内容:ゲストトーク、お料理(お好きなワンドリンク、モロッコ風前菜3種、モロッコチキンのクスクス添え)

ゲスト:品川亮(SPLEEN FILMS)、手束紀子(ユニフランス)、ANANYA(自由業)
聞き手:浅井隆(UPLINK代表)
お土産:小瓶のアリッサ

※映画『エヴォリューション』の上映はございません

▼チケット販売中:こちら

◆公開記念ギャラリー展示
ルシール・アザリロヴィックの頭の中 ~映画ポスター展~

2016年11月30日(水)~12月13日(火)
会場:アップリンク・ギャラリー(渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F/アップリンク渋谷に併設)
提供:POSTER-MAN

映画情報どっとこむ TJ

映画『エヴォリューション』

とある島、少年だけに施される奇妙な医療行為。

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少年と女性しかいない孤島に母親と暮らす10歳のニコラ。その島ではすべての少年が奇妙な医療行為の対象となっている。「なにかがおかしい」と異変に気付き始めたニコラは、夜半に出かける母親の後をつける。そこで母親がほかの女性たちと海辺でする「ある行為」を目撃し、秘密を探ろうとしたのが悪夢の始まりだった。秘密の園の少女たちの世界を描いた『エコール』から10年。原始的な感情を呼び覚ます圧倒的な映像美でルシール・アザリロヴィック監督が描く、倫理や道徳を超えた81分間の美しい“悪夢”。エヴォリューション(進化)とは何なのか…?

2016年11月26日(土)より、渋谷アップリンク、新宿シネマカリテ(モーニング&レイト)ほか全国順次公開

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脚本&監督:ルシール・アザリロヴィック(『エコール』(2004)『ミミ』(1996))
プロデューサー:シルヴィー・ピアラ、ブノア・カノン
撮影監督:マニュエル・ダコッセ
美術監督:ライア・コレット
出演:マックス・ブラバン、ロクサーヌ・デュラン、ジュリー=マリー・パルマンティエほか
配給・宣伝:アップリンク
2015年/フランス/81分/フランス語/カラー/スコープサイズ/DCP
© LES FILMS DU WORSO • NOODLES PRODUCTION • VOLCANO FILMS • EVO FILMS
A.I.E. • SCOPE PICTURES • LEFT FIELD VENTURES / DEPOT LEGAL 2015