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立田敦子×中井圭「絶望ではなく希望を描く監督!」と唸った!映画『アマンダと僕』トークイベント


映画情報どっとこむ ralph 第75回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門でマジック・ランタン賞を受賞し、第31回東京国際映画祭で審査員満場一致で東京グランプリ&最優秀脚本賞のW受賞に輝いた『アマンダと僕』が6月22日(土)より、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開します。

この度、公開に先駆け、6月10日(月)に、映画ジャーナリストの立田敦子さん、映画解説者の中井圭さんによるトークイベント付き試写会を開催いたしました。ミカエル・アース監督にインタビューをした際のお話や本作を読み解く映画作品について、そして近年、「子ども」を描いた傑作映画が相次いで生まれているワケまで、解説しました!

アマンダと僕 立田敦子×中井圭
日時:6月10日(月)
会場:ユーロライブ
登壇:立田敦子さん(映画ジャーナリスト)、中井圭さん(映画解説者)

映画情報どっとこむ ralph いつまでも余韻が残る大傑作!

まず、本作の感想について、「昨年、東京国際映画祭で観た作品の中で、1番感動的で心に残った作品。劇場公開されるのが嬉しいです。何よりも素晴らしいのは、アマンダを演じたイゾール・ミュルトリエの演技ですね」と立田さん。対して中井さんは、「私も、昨年の東京国際映画祭で1番素晴らしい作品だと感じました。決して登場人物に強さを求めず、人の弱さに寄り添う作品。それを見つめるミカエル・アース監督の優しさが感じられて、心にスーッと入ってくるような、いつまでも余韻が残る映画でした」と語った。


演技初経験のイゾール・ミュルトリエ。キャスティングの決め手は溢れ出る生命力!

監督が本作を撮ろうと思った動機の一つは、2015年のパリ同時多発テロ事件だという。「大きな喪失の中で人間が立ち上がっていく姿を描きたいと思ったときに、“子ども”を媒体にしたらどうかと考えたそうです。どんなに辛いことがあってもご飯を食べるし、可愛いウサギがいれば愛でる。素直に反応する子どもは、考えすぎてしまう大人より生命力に溢れ、映画ではそんな場面をいくつも捉えています」と立田さんが解説。アマンダ役のキャスティングについて、「1番のポイントとなったのが生命力。イゾールは演技初経験ですが、監督が体育教室からたまたま出てくる彼女を見つけてビラを渡したことがきっかけ。幼さがありながらも、どこか大人びた部分があるし、食べ物を食べているときは無邪気に明るい。その生命力に感動して彼女をキャスティングしたそうです」と語った。「確かにキャスティングが本作をかなり牽引しているところがあると思う。映画の冒頭でダヴィッドはどこか頼りなく、大人になりきれていないし、姉が亡くなった直後は彼がどんどん崩れていく様子が描かれていますよね」と中井さん。「どちらかが一方的に支えるのではなく、それぞれが支え合っていく。大人が子どもを庇護するのではなく、アマンダの存在によって大人が救われていく様が描かれているのがリアルだし、素晴らしいと思いました」と立田さんが語った。


是枝裕和監督の『誰も知らない』が世界に影響を与えた影響とは

近年、世界的に「子ども」を描いた傑作映画が相次いで生まれているが、実は是枝裕和監督の影響があると、立田さんは言う。「カルラ・シモン監督の『悲しみに、こんにちは』やショーン・ベイカー監督の「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」など、子ども目線で厳しい現実と向き合った子どもや家族を描いた良作が数多く公開されていますが、それぞれの監督に話を聞くと、みんなが是枝監督の『誰も知らない』(04)の子どもの演出方法に影響を受けたと語っているんですね。ミカエル・アース監督もそう語っています。世界的な不況やテロの問題などについて、悲惨なものをそのまま描くのではなく、新たな希望を描く為に子どもの目線を用いるという試みです。『誰も知らない』は世界的なムーブメントを作った作品だと言えると思います」対して、中井さんは「私が本作を観て真っ先に思い浮かんだのが、過去に傷を抱えた男が身寄りのなくなった甥を引き取ることになる『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。この作品で描かれる人々は前には進むけど、完全に傷が癒えるわけではない。ストーリーや演出の仕方に通ずるところが多くあると思います。特に、本作のラストシーンの演出には監督の誠実さを感じましたね」と語った。


シングルファザーを描いた作品が相次いで公開されている?

最近は『パパは奮闘中!』など、シングルファザーを描いた作品が相次いて公開されているという。「ちょっと前までは、シングルマザーを描いた作品が多かったのですが、映画は時代を写す鏡。『クレイマー、クレイマー』などの元祖イクメン傑作映画もありますが、いろんな状況が生まれていて、もうシングルファザーは特別なことではないんですね。24歳で独身の男性が、ある日突然幼子の父親になるかもしれない」と立田さんが語った。


絶望ではなく希望を描くミカエル・アース監督

ミカエル・アース監督の演出について、「本作は、エッフェル塔やシャンゼリゼ通りなど、パリの観光名所が出てきません。監督が描きたかったのは、パリの日常のなかで一般の人が感じる心情。本作はテロという事件を用いますが、誰もが大切な人やモノを失った経験があるように、日常に起こり得ることとして親の死を描いていますよね。そして、アマンダがよく食べる(笑)。食べることで人間が元気になっていく。当たり前のことだけど、なるほどと思う演出でした」と立田さん。「確かに生きてることを実感するショットがいくつもありましたね。そして、本作はほとんどのシーンが16mmフィルムで撮られていますが、アマンダとダヴィッドがロンドンに行くシーンは35mmフィルムで撮られています。彼らの心がどんどん開けていくのに合わせて、画面の解像度も上がっていくんですね。そういった演出がとにかく巧い」と中井さん。「おっしゃる通り、絶望ではなく希望を描く監督ですよね。喪失を描くストーリーでも、観終わった後になぜか爽やかな印象が残るのが、本当に素晴らしい作品だと思いました」と立田さんが語り、大いに盛り上がったトークイベントを締めくくった。

映画情報どっとこむ ralph 『アマンダと僕』
原題;Ce sentiment de l’été
英題:AMANDA

7月6日(土)よりシアターイメージフォーラム、今夏シネリーブル梅田ほか全国順次ロードショー


STORY
夏真っ盛りのある日。30歳のサシャは突然この世を去る。彼女の死は、ある二人の見知らぬ者同士を出逢わせる。サシャの恋人ロレンスとサシャの妹ゾエ。突然の別れとなったベルリン。深い悲しみが残るパリ。少しずつ自分の生活を取り戻すニューヨーク。三度の夏、三つの都市。愛した人の思い出と幾つもの美しい景色の中で、遺された者たちは少しずつ人生の光を取り戻していくーー。

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監督・脚本:ミカエル・アース
共同脚本:モード・アムリーヌ
撮影監督:セバスチャン・ブシュマン
音楽:アントン・サンコ
出演:ヴァンサン・ラコスト、イゾール・ミュルトリエ、ステイシー・マーティン、オフェリア・コルブ、マリアンヌ・バスレー、ジョナタン・コーエン、グレタ・スカッキ 2018 年/フランス/107 分/ビスタ/
提供:ビターズ・エンド、朝日新聞社、ポニーキャニオン
配給:ビターズ・エンド
© 2018 NORD-OUEST FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA




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満島ひかり、キヨサク(MONGOL800)が登壇!仲村颯悟監督卒業記念イベント。急遽朗読セッションも!


映画情報どっとこむ ralph 小学生の頃から映画を撮り続け、日本最年少監督(若干13歳)として『やぎの冒険』(2010)を世に送り出した沖縄出身の仲村颯悟(なかむらりゅうご)監督が主催した「卒業記念イベント やぎと人魚とりゅうご 〜沖縄の中学生カントク、こんなに大きくなりました〜。」の東京イベントが行われました。

同じく沖縄出身の俳優・満島ひかりさん、MONGOL800のキヨサクさんが登壇。

満員立ち見の観客に見守られながら、方言全開の地元トークに加え、キヨサクさんがマンドリンで弾く主題歌「henoko blue」合わせて、急遽実施された3人による朗読セッションでは、キヨサクさんの未発表の詩がが読まれ、感動のあまり会場は感涙に包まれました。

卒業イベント やぎと人魚とりゅうご 〜沖縄の中学生カントク、こんなに大きくなりました。〜
日程:2月24日(日)
場所:ユーロライブ
登壇者:満島ひかり、 UKULELE GYPSY(キヨサク from MONGOL800) 、仲村颯悟

映画情報どっとこむ ralph 『やぎの冒険』上映後、MCの呼び込みで仲村颯悟監督、満島ひかりが登壇。突然監督からメールでゲスト登壇の依頼を受けたという満島。仲村監督を「中学校の後輩です。」と紹介した。

今回のイベント開催の主旨について仲村監督は「小学生から大学生までずっと映画を撮ってきて、学生が終わる節目で皆さんにイベントを通して感謝の気持ちを伝えたかった。」と説明。
満島も時折自らを「ひかりー」と呼ぶなど沖縄弁全開のアットホームな雰囲気で地元トークを繰り広げた。『やぎの冒険』の感想を聞かれた満島は「すごく面白かった。中学生が撮ったからもっと恥ずかしい感じかと思ったけど、役者さんもナチュラルで。」と興奮気味に話す。故郷沖縄の好きなところについて聞かれると満島は「いろんな人がいて、みんながそれぞれの考えを持っていて、答えがずっとないところが好きです。あと、空が広いところ。」

仲村監督は「沖縄は好きでも嫌いでもなく、ホーム。帰る場所だからこそ、外からの姿も見たいなと思う。」と答えた。劇場は観客・報道陣ともに終始笑顔が溢れ、沖縄さながらの温かな雰囲気に包まれた。

映画情報どっとこむ ralph 『人魚に会える日。』上映後には再び仲村颯悟監督と『人魚に会える日。』の主題歌「henoko blue」を作曲したUKULELE GYPSYこと、MONGOL800のキヨサクが登壇。数日後にMONGOL800としての武道館ライブを控えた中、監督の熱いラブコールに答え登壇が実現したという。

キヨサクが今回楽曲を提供することになった経緯を説明、「沖縄の道でりゅうご(仲村監督)に声をかけられて、初対面だったが『やぎの冒険』のDVDを渡され、その後本作の企画の段階で「楽曲の提供」を依頼されて、「なんてガッツのある子」だろう、と感心した記憶がある」と話すと、会場では大きな笑いが起きた。その後、初めて作品を鑑賞した際、「なんという暴力的な映像をまた作って(笑)」と思いながらも、仲村監督の映画に対するアツイメッセージを感じ取り、キヨサクは「この作品に歌詞はいらない」と判断、インストでの楽曲提供した。一方、仲村監督は、主題歌には歌詞が欲しいと思っていたが、キヨサクがあげてきた「henoko blue」を聞いたら、すんなりとキヨサクの想いに同感、そのまま採用したことを語った。

また、本トークイベントではキヨサクの発案により、急遽満島ひかりも再登壇。
三人での登壇が実現したことに仲村監督は「夢みたいです」感動、会場からも満島ひかりのサプライズ登壇に、大きな拍手が沸き起こった。キヨサクと満島ひかりは本日が初対面、キヨサクは「りゅうごと会うよりも、ひかりちゃんに会いたかったんだよ」を冗談を交え、実は数日前から実現したいと仲村監督にこっそりと伝えていた”朗読セッション”が実現した。キヨサクのマンドリンに合わせて、リハーサル無し、キヨサクが作った未発表の詩を3人が朗読、「henoko blue」の曲に見事にのった朗読が終わった後、3人は満面の笑み、会場は感動して泣いている観客も多くいて、会場一体が感動の余韻に浸った。

映画情報どっとこむ ralph 「卒業イベント やぎと人魚とりゅうご 〜沖縄の中学生カントク、こんなに大きくなりました。〜 」

は、3/9(土)に沖縄 桜坂劇場でもイベントを開催予定。ゲストに沖縄を代表する映画人たちを招き、学生監督としての最後のイベントを盛り上げる。沖縄での来場ゲストは、山城智二、古謝美佐子、知念臣悟、又吉演、宮島真一、宮平貴子、山里孫存、山田優樹、仲村颯悟監督他を予定。仲村監督の成長を暖かく見守ってきた、沖縄の映画人たちとの”沖縄のこれから”を大いに語る予定。


イベント名:卒業記念イベント やぎと人魚とりゅうご 〜沖縄の中学生カントク、こんなに大きくなりました〜

開催日&場所:
2/24(日)東京・ユーロライブ、3/9(土)沖縄・桜坂劇場にて開催!!

公式サイト:
https://www.ningyoniaeruhi.com/

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カフカの不条理文学「審判」を映画化!プレミア上映ににわ つとむ、常石 梨乃ら8名登壇


映画情報どっとこむ ralph イギリス出身、来日30年目のジョン・ウィリアムズ監督が、100年前に書かれたフランツ・カフカの不条理文学「審判」との類似点を見出し、現代の東京を舞台に映画化した『審判』6月30日より渋谷・ユーロスペースで公開となります。

そして本作のプレミア上映が4月21日(土)に、主人公Kこと木村陽介を演じた個性派俳優・にわつとむさん。木村を誘惑する女たちに扮する、隣人の鈴木役の常石梨乃さん、廷吏の妻・アンナ役の川上史津子さん、看護師・アズキ役の関根愛(めぐみ)さん、郊外の怪しげな学校の体育館を一時的に使った「裁判所」の廷吏役の大宮イチさん、主人公の叔父役の高橋長英さん、弁護士・田辺役の品川徹さん、そしてジョン・ウィリアムズ監督が登壇して行われました。

日時:2018年4月21日(土)
会場:ユーロライブ
登壇者:にわ つとむ、常石 梨乃、川上 史津子、関根 愛、大宮イチ、高橋長英、品川 徹、ジョン・ウィリアムズ監督

映画情報どっとこむ ralph
今回、カフカの『審判』を映画化したジョン・ウィリアムズ監督は、原作の魅力を聞かれ、

ウィリアムズ監督:カフカの世界の話をしているのか、現代の社会の話をしているのかわからないですが、官僚社会、男ばかりが支配している社会で、訳のわからない変な法律の不安定な世界が舞台です。この4〜5年、日本がカフカの世界になってきたと思っていて、どうしてもこの映画を作らなくてはいけないと思いました。
ウィリアムズ監督:30年間日本に住んでいるので、日本のことが大好きですが、この数年の日本の政治的な流れだとか、男の人たちの官僚社会がすごく気になっています。30年日本に住むと、責任感も感じます。社会派的な、風刺的な映画を作るという責任を持った方がいいのではないかと思いました。

と語りました。

そして、本作で映画初主演を果たしたにわつとむさんは

にわさん:入ってきた瞬間、感無量で泣きそうなんです。みなさんのお蔭で、今日見ていただくことができました。

と涙ながらに挨拶。にわが演じるKの役は、観客の関心を引き続けなくてはいけない主人公ながら、善い行いだけをするわけではなく、難しい役どころ。どう準備して撮影に挑まれたのかを聞かれ、


にわさん:銀行員で、組織の中で出世する話でもなく、鈴木さんとの恋を添い遂げるために奔走するわけでなく、何か目的を持った役ではないので、非常に難しかった。この作品の撮影に入る2週間前に義理の父が亡くなった時にふと『これは人間の一生の生き様として演じたらどうか。』と思い、捕まった瞬間から最後までを、僕の人生だと思って演じさせていただきました。それがうまくいったのではないかと思います。

と答えました。

Kは、罪状不明なのに逮捕されてしまう役で、にわさんは、ご登壇の皆さんに翻弄されまくりましたが、特に印象的だったシーンを聞かれ、

にわさん:全部印象に残っています。ここに登壇していただいている方以外の役者さんを含め、すべての役者さんが個性的で、みなさんが出すもの出すものにただ返すだけで映画になる、素晴らしい役者さんたちでした。尊敬しすぎていて、品川さんに怒るところも最初きつく言えなかったです。一番印象に残っているところは、お寺のシーンです。ジョンは、いつも、”good,” “great,” “wonderful”などカットをかけた時の掛け声で、今の芝居がどうだったことがわかるんですよ。あんまりよくない時は、”Not bad”(大爆笑)。ジョンにある日『”excellent” の上はあるのか』と聞いたら、『その芝居に感動して、カットもかけず、何も言わずに涙を流すことが最高級のカットだ』と言いまして、お寺のシーンを撮影した時、ジョンはカットをかけずに静かに袖の方に行って泣いていまして、『わっ、最高級のカットがかかったな』と思いました。

と感動エピソードを話しました。

映画情報どっとこむ ralph 隣人の鈴木役の常石さんは、どのように鈴木役の準備をしたのか聞かれ、
常石さん:ジョンからは夢見る夢子ちゃんの役だからと説明されていて、自分なりに妄想癖を作りました。自分のプライベートの世界で、隣の部屋に住んでいる人の物音を聞いていました。隣の音は『今、Kが帰ってきた』などと思って日常を過ごすところから始めました。

と述懐しました。演じた鈴木はセクシーな魅力で主人公を翻弄しますが、主人公を翻弄する上で、心がけたこととして
常石さん:照れという感情を自分なりに工夫しました。飛び込み台から飛ぶのに、でも飛び込めないというところが照れという感情で出るといいなと頑張りました。

と話すと、

にわさん:隣に綺麗な人が住んでいるという設定自体がおかしい。

とツッコミを入れて、会場の笑いを誘いました。


川上さんは、演じた廷吏の妻・アンナ役について、
川上さん:アンナは何をしたい人なのか、一番求めているのは何なのか、というところから、映画の中での役割でなく、アンナという人が何を欲して生きているのかなということを色々考えました。性的な欲求なのかしらとも思ったんですが、Kが来て、プリンスが来たと思ったのかもしれないですね、と監督と話しました。

とのこと。すると、司会をしていたプロデューサーが、「撮影現場で、濡れ場の相手役の方が『まさかあそこまでいくとは』とほやほやになって帰っていきました」とエピソードを話すと、

川上さん:(完成した映画を見たら)生き生きと楽しい濡れ場に見えました。“目を開けて見る悪夢のような映画”だけれど、アズキもそうですけど、性を楽しんでいるキャラがいてもいいかなと思いました。

と話しました。

関根さん演じる看護師・アズキは、小悪魔的に主人公を翻弄しますが、心がけたことを・・・
関根さん:ジョンさんに、『蝶々がいきなり現れて、自分のまわりをひらひら回ってちょっと遊んでフッと飛んでいっちゃうという印象の女の子』と言われ、アズキ自身はすごく楽しんでいるというのを意識しました。Kの反応をみるのがすごく楽しかったです。

と話しました。

映画情報どっとこむ ralph ジョン・ウィリアムズ監督と3度目のタッグとなった大宮イチさんは廷吏役で、他の役とは違う、サスペンスホラー的な不気味な存在ですが、どのように準備したか聞かれ、
大宮さん:最初に台本を頂いた時、セリフが興味深かったです。まず自分が謎に感じました。『いつもあの奥さん(アンナ)にひどい目に遭っているんだろうな』とか『それでも奥さんのことを愛しているんだろうな』という複雑な内面は興味深かったです。ジョン・ウィリアムズ監督は時間をかけて丁寧に役者と向き合ってくれる珍しい映画監督だと思うんですが、普段、役者は素材として基本的には言われたことをやるということが多いですが、今回は役の命を作り、それを演じ、表現させていただいたという喜びが大きかった。普段は殺したり殺されたりが多いんですけど、本当はこういう仕事がしたかったんだなと思いました。

と想いを語りました。

上智のキャンパスでの撮影もあった高橋さんは関根さんと同じく、ジョンが教えている上智大に通っていたんですよね?と聞かれ、
高橋さん:2年きりだったので、学歴的には実際は中退じゃなく、退学だったみたいです。大学紛争があり、大学がマンモス化している時代だったんです。なるべく小さくて土があって木がある大学を探していました。上智にはガーデンがあって、学生たちが弁当やコーヒーを持ってきて話し合える空間があると聞いて、それだけが理由で行きました。在学中にどんどん色んな学部ができてマンモス化しました。今はガーデンには入れないんですが、ジョンさんに時間を割いて、連れて行っていただいたり、昔芝居をやった講堂に連れて行っていただいて嬉しかったです。ホリゾントの裏の匂いが50何年前に嗅いだ匂いだな、と懐かしかったです。

と語りました。

高橋さん演じる主人公の叔父は、主人公を弁護士の元に連れて行きますが、叔父役について、

高橋さん:すごく保身みたいな、自分の家を守るだけで、Kのことは思っていないのではないかと思います。出てくる登場人物たちは、それぞれが保身、ただただ自分のみを守りたい。自分のことしか考えていなくて、どんどん追い詰められていく。見ていて、これは僕の身にも起きる話だなと思い、怖かったです。明日我が身に起きても不思議じゃない。今我々を取り巻く状況。世界もそうですよね。アメリカだとかロシアだとかフランス、イギリス、中国、韓国。みんな同じように権力者が私物化して、ただただ保身に走っているという状況なので、この映画は怖いなと思って見ていました。

と熱く語りました。

品川徹さんは本作のオファーを受けた理由を聞かれ、
品川さん:基本的に来たものはなんでもやるというスタンス。

と言うと会場は大爆笑。

品川さん:カフカの原作という不条理の世界を監督がどういう風に作るのかなということに興味を持ちました。

と話しました。品川さん演じる弁護士は寝たきりながらも、美人の看護師をはべらせたり、外の世界に精通しているという裏の顔を持つ役。

品川さん:この人は糖尿病を患っていて、目がよく見えない役でした。家の近くに雑貨屋さんがいて、その人が、『今、目の前にビニールがかかっているみたい。糖尿病で白内障なんだ』と言ってきたので、『手術すればすぐ治る』と言ったら、『怖くてできない』と言っていました。この人も多分手術が怖くて、だんだん見えなくなってきたのではないか。

とモデルにした人がいたことを明かしました。

映画情報どっとこむ ralph
最後に・・・

ウィリアムズ監督:ダークな映画だけれど、素晴らしい役者たちとご一緒できて、非常に楽しい現場でした。

と感謝の言葉を述べ、トークイベントは和やかに終了しました。


審判

公式HP:
www.shinpan-film.com

Twitter:
@shinpan_film

物語・・・
木村陽介。銀行員。30歳の誕生日に、逮捕。罪状不明。
現代の東京。銀行員の木村が30歳の誕生日の朝、自宅マンションのベッドで目覚めると、部屋にはふたりの見知らぬ男たちが佇んでいた。彼らは「逮捕」を告げにきたと言う。でも罪状は不明。無実を主張すればするほど、蜘蛛の巣のような“システム”に絡みとられ、どんどん身動きができなくなっていく。ここから抜け出す方法はあるのか?救いを求めてあがくものの、期待はことごとく外れていく。そして、木村は出口のないこの迷路の終焉に、気づき始めるのだった¯。

にわ つとむ
常石 梨乃 田邉 淳一 工藤 雄作
川上 史津子 早川 知子 関根 愛 村田 一朗 大宮イチ
坂東 彌十郎(特別出演) 高橋 長英 品川 徹

監督・脚本:ジョン・ウィリアムズ (「いちばん美しい夏」、「スターフィッシュホテル」、「佐渡テンペスト」)
原作:フランツ・カフカ「審判」 音楽 スワベック・コバレフスキ

プロデューサー:高木 祥衣 古川 実咲子 塩崎 祥平 撮影 早野嘉伸 照明 大久保 礼司

録音:小川 武 美術 中村 三五
編集:稲川実希
音響効果:堀内 みゆき 監督補 高田 真幸

助監督:岩崎 祐 ヘアメイク 西尾 潤子 松本幸子 衣装 斎藤 安津菜 制作担当 竹上 俊一


後援:上智大学ヨーロッパ研究所 公益財団法人日独協会
製作・配給・宣伝:百米映画社

2018年/日本/アメリカンビスタ/5.1ch/118分
©100 Meter Films 2018




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女性から要望を伝えやすくなるかも!『娼年』 女性限定試写会トークイベント


映画情報どっとこむ ralph 2001年の直木賞候補になり、性の極限を描いたセンセーショナルな内容が話題を呼んだ石田衣良の恋愛小説「娼年」が、2016年の舞台と同じ松坂桃李x三浦大輔のコンビで映画化、4月6日(金)より全国公開となります。
今回、松坂桃李演じる娼夫・リョウと触れ合った女性キャストが集結。

最初に松坂さんと。。。な、謎の女性・咲良を演じた冨手麻妙さん、リョウの同級生・恵役の桜井ユキさん、初めての客・ヒロミを演じた大谷麻衣さん、そして舞台版「娼年」に続きリョウの同僚の娼夫・アズマを演じた猪塚健太さんをゲストに迎えた女性限定試写会が渋谷のホテル街どまんなか円山町で行われました!

映画 『娼年』女性限定試写会トークイベント
日時:3月26日(月)
場所:ユーロライブ
登壇:冨手麻妙、猪塚健太、桜井ユキ、大谷麻衣

映画情報どっとこむ ralph 女性限定となった試写会に、本編上映後の余韻の中、冨手さん、桜井さん、大谷さん、猪塚さんが登壇。

まずは出演が決定した時の気持ちを聞かれたキャスト陣。冨手さんは原作を読んだ時に

冨手さん:絶対に咲良をやりたい!

と意気込んだそうで、念願叶って役が決定した時のことを興奮気味に語り、その様子に桜井さん、大谷さんも大きく頷く。


一方で舞台に続きクラブパッションのNo.1東を演じた猪塚さんは、自身の俳優人生の中でも

猪塚さん:東はすごく思い入れのある役。キャスティングが決定したと伝えられた当時、体調不良で寝込んでいたというが、連絡を受けて一発で治りました!

と振り返り、会場を笑いに包んだ。


完成した本作を観た時を振り返るキャスト陣。

冨手さん:R18作品ということもあって “過激!”とか、セックスシーンの話題が多く注目されていますが、観た後はとても爽快な物語なんです。

と話します。

猪塚さん:原作が持っている、心が暖かくなる感覚まで忠実に映画化されている。

と、明かします。

映画情報どっとこむ ralph 印象的なシーンについては、予告編にも使われている、リョウの“おでこへのキス”が話題に。

桜井さん:口にキスするより、素敵だなと思った(笑)

と言うと、これには会場も大きな頷きが。

大谷さん:女性たちと触れ合うことで、リョウも少しずつ成長していく様が丁寧に描かれているんです。過激なだけではなく、深い愛のある作品です。

と、主人公の成長物語としての見どころがあることを語った。

映画情報どっとこむ ralph 多くの女性から共感を集めたベストセラー小説の映画化である本作、改めて女性ならではの楽しみ方は?と問われると

冨手さん:女性は、登場人物の誰かに共感したり、自分の人生を振り返ったりして、余韻に浸れると思います。男性は劇中に登場した女性だと誰がいいとかそんなことばっかり考えるんですよ!(笑)

と言うと会場は大爆笑。

桜井さん:カップルで見るのも素敵。何かが開けるきっかけになると思います。

と切り出すと、

大谷さん:要望を伝えやすくなるかもしれませんね。“リョウくんみたいにしてほしいな”って(笑)

と同調。

映画情報どっとこむ ralph 最後に

猪塚さん:R18だからと構えてしまう人もいるかもしれませんが、女性に寄り添った、女性の味方の作品。“わたしたちの映画だ”と思って観て頂きたいです。

とアピールしてイベントを閉じました。

4月6日(金)、TOHOシネマズ 新宿 他 全国ロードショー

STORY
主人公の森中領(もりなかりょう)は東京の名門大学生。日々の生活や女性との関係に退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っている。ある日、領の中学校の同級生で、ホストクラブに勤める田嶋進也(たじましんや)が、美しい女性をバーに連れてきた。女性の名前は御堂静香(みどうしずか)。「女なんてつまんないよ」という領に静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは、静香が手がけるボーイズクラブ、「Le Club Passion」に入るための試験であった。 入店を決意した領は、その翌日に静香の元を訪れ、娼夫「リョウ」として仕事を始める。最初こそ戸惑ったが、娼夫として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていく。

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松坂桃李  真飛聖  冨手麻妙 猪塚健太 桜井ユキ 小柳友 馬渕英里何 荻野友里 佐々木心音 大谷麻衣 階戸瑠李 西岡德馬/江波杏子
脚本・監督:三浦大輔
原作:石田衣良「娼年」(集英社文庫刊)
製作幹事:ファントム・フィルム ハピネット
制作プロダクション:ホリプロ
企画製作・配給:ファントム・フィルム  
レイティング: R18+
(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会






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アカデミー脚本賞『君の名前で僕を呼んで』松崎健夫と中井圭がトークイベント


映画情報どっとこむ ralph 第90回アカデミー賞で4部門にノミネートされ、3月5日(日本時間)に行われた授賞式で、ジェームズ・アイヴォリーが最優秀脚色賞を受賞した『君の名前で僕を呼んで』。これで、64部門受賞 217部門ノミネート!(3/5現在)

その日本国内で最速となる一般試写会が3月5日(月)に都内で開催。上映後には映画評論家の松崎健夫さんと映画解説者の中井圭さんによるトークショーが行われました。


日程:3月5日(月)
場所:ユーロライブ
登壇:松崎健夫(映画評論家)、中井圭(映画解説者)

映画情報どっとこむ ralph まず話題はこの日の午前中に開催されたアカデミー賞授賞式のことに。

見事、ジェームズ・アイヴォリーが脚色賞に輝いたが、アイヴォリーといえば、『眺めのいい部屋』、『モーリス』『日の名残り』といった傑作を送り出してきた名匠であり、本作には脚本家、そしてプロデューサーとして名を連ねています。
本作は、北イタリアの避暑地で出会った2人の青年、エリオ(ティモシー・シャラメ)とオリヴァー(アーミー・ハマー)の恋を描いていますが、

松崎さん:これまでもいくつかの作品で、オブラートに包む形で同性愛的なものを描いてきた彼が、いま89歳にしてこうして脚本でこの物語を描いていることが意義深いですね。

と語り、中井さんは、アイヴォリー自身が同性愛者である点に触れつつ

中井さん:いまなお瑞々しさを、こうして物語にしていて、受賞も納得です。

と称える。

映画情報どっとこむ ralph さらに今回のオスカーで主演男優賞ノミネートのティモシー・シャラメに関しても絶賛!
日本でまだ知名度が高いとは言えないティモシーだが

中井さん:ここ10年以内で主演男優賞を獲ると言われています。

と語り、松崎さんは、NY大学出身で劇中の流暢なイタリア語やフランス語、ピアノ演奏など多才ぶりを称えつつ、何よりもその透明感について、ルカ・グァダニーノ監督の「彼のいましかない瞬間を撮りたかった」という言葉を紹介。

相手役を務めた、実生活では石油王の一族の御曹司であるハマーに対しても「1930年代の美形スターの系譜」という一般的なイメージに言及しつつ

松崎さん:彼自身はどう見られるかをわかっていて、挑戦的な役柄を選んでいる。

と語り、ティモシー、ハマー共に作品選びのセンスが卓越していると賛辞を贈る。

そして、中井さんは本作の“本質”とも言える部分として、惹かれ合う同性の2人を描いた作品ではあるが

中井さん:僕はこの作品を見て、LGBTを全く意識しませんでした。普通の恋愛映画と感じました。

と告白。

映画情報どっとこむ ralph 『ブロークバック・マウンテン』が作品賞を逃してから、昨年『ムーンライト』が作品賞に輝くまで、LGBTを扱った映画とアカデミー賞との相性、アメリカ社会の変化がたびたび論じられてきたが、もはや“LGBT”をことさらに強調しない同性による“ごく当たり前の”恋愛映画が製作され、評価される時代がようやく訪れたと言及し、松崎さんもこれに深く同意し

松崎さん:自然にこういう作品が候補に入るようなってきた。この20年くらい、戦い続けてきた人がいて、それを認めていこうという人たちもいて、それがこうして叶うようになってきた。ダイバーシティの考えがこういう作品を後押ししてる。

とこれまでの歴史的経緯を踏まえつつ、この変化がいかに大きなものかを強調した。松崎さんは、足を重ねて寝るというショットを、あえてティモシーひとりのシーンでも映しておいて、その後、2人が足を重ねるシーンに繋げていくことで

松崎さん:無意識に観客の中でそれが繋がっていて、嫌悪感を抱かせないように作ってある。

と指摘すると、

中井さん:行為そのものではなく、感情の機微を見せる描写が多く、そこも含めて上質な恋愛映画を見た気がしています。

とうなずく。
また、松崎さんはカメラの位置がやや低く、ティモシー演じるエリオの視線の高さで描かれていることに

松崎さん:観客の多くが自然とエリオの目線で感情移入するような画作りになっています。

と、すると

中井さん:全体的に奥行きのあるショットが多いですね。物語はシンプルだけど、関係性をセリフに頼ることなく観客に伝えている」とその卓越したカメラワークが映画の美しさだけでなく、感情までも描いていると語り「腕のない監督が撮っていたら、もっと平べったい物語になっていた。ルカ・グァダニーノの手腕が光ってます。

と監督の技術を称えた。


さらにメインの2人に加えて、マイケル・スタールバーグが演じたエリオの父親役の重要性についても言及!

松崎さん:お父さんはたびたびエリオにもオリヴァーにも『それでいいの?』という言葉を投げかけている。

と指摘し

松崎さん:20年前の映画なら、もうちょっと説教臭かったり、(2人の関係に)反対するキャラとして描かれていたはず。

と時代の変化と共に息子の性的な志向に対して、肯定的に捉える周囲の存在を描いている点の意義を語った。
映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

中井さん:この作品はLGBTの映画ではなく、ごく普通の恋人たちの作品。人間の機微を描いたエモーショナルな作品です。(LGBTを)特別視している状況がもう違います。

松崎さんはアカデミー賞で歌曲賞にもノミネートされた点を踏まえ、オリジナル曲に加えて、坂本龍一の曲や物語が展開する1983年公開の映画『フラッシュダンス』の楽曲が引用されていることも紹介し

松崎さん:サントラが素晴らしいです。

とサウンド面にも言及しイベントを終えました。

君の名前で僕を呼んで
原題:Call Me By Your Name

は4月27日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー。
  
cmbyn-movie.jp

物語・・・
1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。

賞レースを席巻中!現在、64部門受賞 217部門ノミネート!(3/5現在)

第90回アカデミー賞 4部門ノミネート(作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞)/ 第71回英国アカデミー賞 5部門ノミネート(作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、ライジングスター賞) / 第43回 ロサンゼルス映画批評家協会賞 主要3部門受賞(作品賞、監督賞、主演男優賞俳優賞) / 第75回 ゴールデングローブ賞 主要3部門ノミネート(作品賞(ドラマ部門)、主演男優賞、助演男優賞 and more.

***********************************

監督:ルカ・グァダニーノ(『ミラノ、愛に生きる』、『胸騒ぎsのシチリア』)
脚色:ジェームズ・アイヴォリー(『眺めのいい部屋』『モーリス』『ハワーズ・エンド』『日の名残り』)
原作:アンドレ・アシマン 「Call Me By Your Name」
出演:ティモシー・シャラメ(『インターステラー』、『Lady Bird(原題)』)、アーミー・ハマー(『コードネーム U.N.C.L.E.』)、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサールほか
2017年/イタリア、フランス、ブラジル、アメリカ/カラー/ビスタ/5.1ch/132分/PG12
©Frenesy, La Cinefacture 
提供:カルチュア・パブリッシャーズ/ファントム・フィルム 配給:ファントム・フィルム 




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