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原田美枝子、サンドバーグ直美、ジュリアン、ナグメ監督 登壇!『MAKI マキ』初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph 自由の国、様々な人種・国籍の人間が行き交う世界一活気に満ちた街。ゆえにアイデンティティを見失い、流れ着いた人々が生きる夜のニューヨークをクールに描く。

映画『MAKI マキ』

が、本日 11月17日ユーロスペースにて公開し、初日舞台挨拶として、原田美枝子、サンドバーグ直美に加 え、ニューヨークより出演のジュリアン、ナグメ・シルハン監督が来日、登壇しました。


日付:11月17日
場所:ユーロスペース
倒産:原田美枝子、サンドバーグ直美、ジュリアン、ナグメ・シルハン監督

映画情報どっとこむ ralph 映画は、ニューヨークの日本人コミュニティを舞台に展開。
映画初出演にして主人公・マキ役に抜擢されたモデル出身でアートディレクターでもあるサンドバーグ直美さんは

直美さん:知らないことだらけで最初は緊張しました。アメリカ・ニューヨークの撮影、時差ボケもあっ たので頭がふわふわしていたのですが、緊張感の中、スタッフふくめみんなのエネルギーをもらいました。いい現場でした。

マキを愛しながらもミカのコントロール下を逃れられないトミーを演じたのがブロードウェイで活躍するジュリアン。

ジュリアン:昨日ニューヨークから到着しました。2年前に撮影した当時は初めての映画でした。インディフィルムなので18日間で撮影したのですが、自分の衣装を自分で調達したり、 大きなバジェットの作品とは違います。最初の映画の経験として思い出深いですし、ニューヨークで日本人の話を伝えられたというのは誇りに 思います。

と語りました。
そしてクラブオーナーであり、コミュニティの権力者ミカ役には日本を代表する女優・原田美枝子さん。

原田さん:映画撮影のシステムが違うので、日本だと テストを何度もやって本番が 1 回、という形なんですけども、あちらではテストを 1 回したら何回も撮っていく。そうしたスタイルの違いが自分と しては戸惑ったし慣れるのに時間はかかりました。でもイラン人のナグメさんが日本に来てくれて一緒にやりたいと言ってくれたのは本当にうれしかったし、日本だとやりたくてもやれなかったりするので。一緒に夢を見る、映画で遊ぶというのをやらせてもらった感じです。チャレンジする ことが好きなので。

と笑顔を見せた。


アメリカでも珍しい女性監督であり、自身はイラン人でアメリカ在住というルーツを持つナグメ・シルハン監督は、同郷のアミール・ナデリ(「CUT」 監督)に師事。これが長編作品は 2 本目となるが、

シルハン監督:前の映画を撮った後、「日本で撮ってみたら?」と勧められたんです。もともと日本に憧れがあり、日本の深い文化を知りたいという思いがありました。素晴らしいキャストに恵まれました。そしてこうして日本で上映されることがとてもう れしいです。

と語った。 本作は先日ニューヨークのチェルシー映画祭で監督賞を受賞しており、そのときの気持ちを尋ねられると

シルハン監督:自分にとっては客席 からの反応が一番のフィードバック。上映のときにとても反応が良くて、映画祭側も再上映を決めてくれました。賞についてはショック!という感 じです(笑)

と語った。映画祭にナグメ監督とともに出席したサンドバーグ直美とジュリアンはその時の様子を

ジュリアン:映画祭に友人が来ていて。 「『MAKI』すごい好きだったよ!あれジュリアン出てたんだと言われました。コンペ18本中女性監督作品はこの1作だけで注目度も高かったです。

直美さん:映画祭はとてもパワフル。上映後スタンディングオベーションでした。

と、語りました。

最後に観客へのメッセージを求められると、監督は代わりに原田さんを指名。原田さんは照れながらも

原田さん:映画を楽しんでください。ナグメさんにはこれからたくさんの映画を作ってもらいたいと思っています。才能、エネルギーにあふれた人なので、すごく面白いものを撮れると思う。この言葉をナグメに送る!

と締めくくり、舞台挨拶を終了しました。

映画情報どっとこむ ralph 『MAKI マキ』

11月17日よりユーロスペースほか全国順次公開中


物語・・・
ニューヨークの日本人高級クラブ。マキはホステスとしてミカの経営するクラブで働いている。英語も話せないままアメリカ人の彼氏を追って日 本を飛び出して数か月。この日本人コミュニティでの彼女の通称は“エヴァ”だ。いま彼女はボーイのトミーと暮らしている。クラブ内は恋愛禁止 でトミーには女の影が絶えないが、おなかには彼の子供もいる。 ある日マキはコミュニティをはじき出されたユミコの存在を知る。トミーとの関係を匂わせマキの妊娠に動揺するユミコに、マキはトミーへの不信 感と孤独を募らせはじめる。そんなマキへ優しい言葉をかけたのは、彼女の妊娠に気づいたミカだった。ミカはマキをいたわり、生まれてくる子 供を養子に出すことを提案するが、実はミカにはある思惑があった…。より所をなくしたマキの愛の行方はーー?

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監督・脚本:ナグメ・シルハン 出演:サンドバーグ直美、ジュリアン、おおのゆりか、ブランカ・ヴィヴァンコス / 原田美枝子 撮影:ベン・ウルフ、柳島克己/編集:ナグメ・シルハン、横山昌吾/音楽:マット・ガンディ、トム・ポール/プロデューサー:ショーレ・ゴルパリアン/制作:Ugly Productions、Small Talk Inc. 【2017 年/アメリカ・日本合作/89 分/DCP】 配給:ユーロスペース 11 月 17 日よりユーロスペースほか全国順次公開中
配給お問い合わせ:ユーロスペース 岡崎 TEL.03-3461-0212 EMAIL: okazaki@eurospace.co.jp


松居大悟監督とMOROHAそして森田想、田中怜子、田中偉登ら11名登壇!『アイスと雨音』初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph 予定していた演劇が中止になるという松居監督自身の経験をもとに、“現実と虚構”” “映画と演劇”の狭間でもがく若者たちの1ヶ月を、74分ワンカットで描いた青春譚。

公開を記念して、初日3月3日(土)に初日挨拶舞台挨拶イベントが行われました。

登壇したのは、松居大悟監督。劇中生演奏、主題歌を手がけたMOROHAのアフロさんとUKさん。そして、400名の中からオーディションで選ばれた、森田想さん・田中怜子さん・田中偉登さん・青木柚さん・紅甘さん・戸塚丈太郎さん、門井一将さん、若杉実森さんの8人の若手俳優たち。総勢11名が登壇。
映画『アイスと雨音』初日舞台挨拶
日時:3月3日(土)
会場: ユーロスペース
登壇:森田想、田中怜子、田中偉登、青木柚、紅甘、戸塚丈太郎、門井一将、若杉実森、MOROHA(アフロ、UK)、松居大悟監督

映画情報どっとこむ ralph 先ずは一言挨拶。
森田想さん:本日は立ち見の方もいてびっくりしています。ありがとうございます。

田中偉登さん:久しぶりにメンバーとお会いしてテンション上がってます!楽しんでいってください。

田中怜子さん:今日が楽しみで、ずっとこの日を楽しみにしていました。

紅甘さん:お越しいただきありがとうございます!

戸塚丈太郎さん:スタートですが、ここまでにいろいろな人が携わってくださっていて、嬉しいですが。。。寂しい気持ちもあります。

青木柚さん:・・・今日は満席で、ありがとうございます。

若杉実森さん:これからどんどん広がって行けばいいなと思っています。

門井一将さん:楽しんでいただければ嬉しいです。

と楽屋で久しぶりの再会で楽しそうだった若手チームから一言。

映画情報どっとこむ ralph そして、渋谷の夕暮れをまったり見ながら過ごしていたという大人チームは、

MOROHA アフロ:十代の子たちと並んで見ていただくと・・・なので、化粧水多めで来ました!(笑)

MOROHA UK:ギター持ってないとこんなに不安なんだと気づきました。

松居大悟監督:初日にご来場いただきましてありがとうございます。出来なかったことが悔しくて創ったものがこんなに多くの方に観ていただけるのはとてもうれしいです。観終えたところで感情がごちゃごちゃしてると思いますが楽しんでいってください!
との一言挨拶からスタート。

映画情報どっとこむ ralph 本作製作の経緯を聞かれ

松居監督:予定していた演劇が中止になって、悔しくて。MOROHAのアフロと話をして、感情は忘れていきますが、今の感情を押し込めるのは価値がある。そこで、映画のオーディションをして400人の中から選びました。

と映画化への経緯とここにいるメンバーを選んだオーディションについて語りました。

主演の森田さんはワンカット映画で出ずっぱり。とんでもなく大変そうですが、実はとても大変な仕打ちを監督から受けたそうで、
森田さん:とんでもないのは。撮影の3日前ぐらいに呼び出されて。パスタ食べながら突然、今まで打ち合わせてきたキャラとか設定全部忘れてくれと言われて。3日前ですよ。あまりにも怖くって、いざ稽古始めると出来なくて戸惑いました。ただ、それが、むしゃくしゃした気持ちになって映画に投影できたのかなと。

と、監督のとんでもない演出方法?を明かしました。一方で、擬音の多い監督の熱さに戸惑ったようで
田中さん:命燃やせ!と撮影の時の監督は怖くて・・・それでも、稽古していく中で、命燃やす!が何なのかわかってきました。

と、やはり監督の演出指導は一筋縄ではいかない様子。

映画情報どっとこむ ralph 田中(怜)さんは初挑戦であり、主題歌のKEYにもなったそうで

田中(怜)さん:大阪から、やりたくてオーディションに来て。自分にとって人生での中でも宝もの日々を過ごせたのが嬉しいです。

と、初々しい女優さん。そんな彼女に監督は
松居監督:田中さん。オーディションに大阪から受けに来て、ダメなら深夜バスで帰りますと言うんです。セリフも読み方も技術もなくて、でもその衝動が美しいなと。この映画に必要だと思ったんです。そしてほかのメンバーもいいメンツになったと思います。

と語ります。そして、そのオーディションにも立ち会われ、音楽を担当。主題歌「遠郷タワー」を創ったMOROHAさんも

MOROHAアフロ:監督からの玲子に「東京にいてください」って合格した時の言葉。おれが誰かに言ってもらいたかった一言で。そこから書き始めました。そして、壇上から審査した俺。多くの合格しなかった人たちの気持ちを考えました。彼らに届くような曲を!と思いました。

と、楽曲に思いを込めたと話します。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・・

松居監督:うまく言えない感情!それでいいと思っています。感情を閉じ込めた映画!観て欲しいです。そして広めていただけたら。


私たちの青春は、もう止まらない。

アイスと雨音

ice-amaoto.com



物語・・・
2017年、小さな町で演劇公演が予定されていた。オーディションで選ばれ、初舞台に意気込む6人の少年少女たち。戯曲は、世界の演劇シーンで注目を集めるイギリスの劇作家Simon Stephensの「MORNING」。親友が町を出ていくことをきっかけに、鬱屈からの夜明けを描いた物語。しかし、その舞台は突如中止となった―「ねえ、稽古しようよ」とひとりの少女が言い放つ。
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監督・脚本・編集:松居大悟

出演:森田想・田中怜子・田中偉登・青木柚・紅甘・戸塚丈太郎・門井一将・若杉実森・利重剛/MOROHA

音楽・主題歌「遠郷タワー」:MOROHA

プロデューサー:行実良,阿部広太郎,直井卓俊,遠田孝一,林武志
共同プロデューサー:時田曜子,吉川亜未

撮影:塩谷大樹
録音・MIX:戸村貴臣
舞台監督:津江健太
衣装:KEISUKEYOSHIDA
製作:「アイスと雨音」実行委員会
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
2017年/5.1chサラウンド/16:9/74分
©「アイスと雨音」実行委員会


春本雄二郎監督 『かぞくへ』初日舞台挨拶で!映画製作はミヒャエル・ハネケ好きからへ


映画情報どっとこむ ralph 2016 年東京国際映画祭スプラッシュ部門で上映され、フランス・ヴズール国際アジア映画祭ほか海外映画祭でも高い評価を得てきた春本雄二郎監督『かぞくへ』が2月24日ユーロスペースにて公開を迎えました。その初日舞台挨拶として、春本雄二郎監督のほか、松浦慎一郎さん、梅田誠弘さん、遠藤祐美さん、森本のぶさん、三溝浩二さん、おのさなえさん、下垣まみさん、瀧マキさんらキャスト陣も勢ぞろいして、温かい雰囲気で行われました。

日付:2月24日
場所:ユーロスペース
登壇:松浦慎一郎、梅田誠弘、遠藤祐美、森本のぶ、三溝浩二、おのさなえ、下垣まみ、瀧マキ、春本雄二郎監督

映画情報どっとこむ ralph 温かい拍手に迎えられたキャストの皆さん。
主人公・旭を演じた松浦さんは、自身の実体験からスタートした映画だけに、満員の客席を前に

松浦さん:東京に出てきて、だまされたり借金 背負ったりいろいろありましたが、こうして映画になってこんなに多くのお客さまに見ていただけるならよかったなぁと思っていました。

と感慨深げ。

また、松浦さん演じる旭の親友・洋人を演じた梅田さんは「旭役の・・・」とまさかのビックリ発言で壇上の一同からも総ツッコミ。

梅田さん:脚本で見たときから映画館で上映されたらいいなとずっと思っていました。こんな素晴らしい形で実現したことをとてもうれしく思います!

と語った。 旭の恋人・佳織を演じて

遠藤さん:春本監督とは長い付き合いなんですけれども、出会ったころは一緒に作った作品がこのよ うにたくさんの方に見ていただけるようになるとは思っていませんでした。本当に良かったなと思います。

と語った。 詐欺師の喜多を演じた森本さんは、

森本さん:公開前に『かぞくへ』をご覧になった方に紹介していただく話があったんですけど『かぞく へに出られてた森本さんですよね?大丈夫ですか?騙されませんか?』と言われて。役者冥利につきます(笑)

と語ると場内から大きな笑いが起こった。

映画情報どっとこむ ralph 春本監督と松浦さんが『お互いに自分の名刺代わりになる作品を作ろう』と話したことからスタートした本作。もともとの二人の出会いを問われ・・・

春本監督:僕はミヒャエル・ハネケ監督が好きなんですが、おのさなえさんから「ある男の子が監督ととても話したがっているん ですけど紹介していいか?」と facebook を通じて連絡がきたんです

松浦さん:周りにハネケ監督の話をできる人がいなくて。

春本監督:でも男から熱烈に会いたいと言われるとちょっと怖いなと思って『その人大丈夫!?』と確認したりして(笑)

それはハネケ監督作品好きですから、ある意味ヤバメな人が来てもおかしくない。

松浦さん:僕もう嬉しくて、その人と会って話がしたくて。会ったこともない春本さんに SNS で『会ってお茶がしたいです!』と。

なんと3時間。
新宿の地下の喫茶店でシュークリーム食べながら世界の巨匠ミヒャエル・ハネケ監督の話などしたそう。

映画情報どっとこむ ralph 撮影中はいろいろな苦労もあったようで

森本さん:走るシーンが結構あって、次の日足がパンパンになりましたね。

春本監督:撮影で走って 逃げるときはカメラマンも走ってついていかないといけないので速度を加減するんですけど、本気で走りましたね。

梅田さん:(森本さんの走るのが早すぎて)全然追いつけなかったです…。

遠藤さん:私も走るシーンがあったんですけど、照明トラブルがあって。

春本監督:あるシーンの撮影で旭と佳織が待機しているまま照明のブレーカーが落ちる未曽有の事態が発生して。現場が大混乱になるなか二人は何が起きているのかわからないまま寒い中待っていることになりました。

遠藤さん:気温が低い時期だったのであとからできた映画を見たときにそのシーンだけ鼻とか赤くなってて 寒そうだなって(笑)

と撮影の裏側を明かしました。

映画情報どっとこむ ralph
最後に・・・
春本監督:この映画はタイトル通り、直系家族制度が崩壊した今の日本 の中では〈家族〉という漢字がふさわしくない、新たな転換点に立ってると僕は思っていて、ご自身の家族観というものを今一度 大切な人と考えていただけるようになればいいなと思っています。

と締めました。

映画『かぞくへ

は渋谷・ユーロスペースにて絶賛公開中、上映期間中は上映イベントなども連日行われる予定。

公式サイト:
Kazokue-movie.com

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【CAST】松浦慎一郎、梅田誠弘、遠藤祐美、三溝浩二、おのさなえ、下垣まみ、瀧マキ、森本のぶ 【STAFF】監督・脚本・編集:春本雄二郎 撮影:野口健司 照明:中西克之 録音・整音:小黒健太郎 制作:福田智穂 助監督:浅見佳史 音楽:高木聡 プ ロデューサー:深谷好隆、春本雄二郎、南 陽 海外セールス:植山英美(ARTicleFilms)

配給:『かぞくへ』製作委員会
配給協力:コトプロダクション 劇場営 業:髭野純
(C)『かぞくへ』製作委員会
【DCP/シネスコ/ステレオ/カラー/2016/日本/117 分】

【映画祭】第 29 回 東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 公式出品/第 23 回 フランス ヴズール国際アジア映画祭 審査員賞&NETPAC 賞(最 優秀アジア映画賞)&ギメ東洋美術館審査員スペシャルメンション/第 14 回 ソウル国際アガペー映画祭 Re-Awakening of The Asia Agape Films 部門 公式 招待/第 17 回 ドイツ ニッポンコネクション 2017 ニッポン・ヴィジョンズ部門 審査員スペシャル・メンション授与/オランダ カメラジャパンフェスティバル 2017 公式招待


第7回死刑映画週間開催!! 死刑制度について考えるきっかけを


映画情報どっとこむ ralph 「死刑制度について考えるきっかけを提供したい」と、毎年2月に行っております死刑映画週間も今年で7回目になるそうです!

今年は「死刑という刑罰」と題して下記の8作品を上映。トークショーも予定しております。

死刑制度がなぜ存在するのか、また死刑しかありえないのか、なぜ私は、あるいは私たちは死刑を選ぶのか。
また、上映作品の制作者たちの意図や、文化的背景とは何か…。昨年末、再審請求中だった死刑囚お二人に死刑が執行されましたが私たちの多くは死刑制度について実はあまり多くの事を良く知らないのではと思います。 作品上映とトークから、一人でも多くの方に思いを巡らせていただければと思っております。

映画情報どっとこむ ralph 第7回死刑映画週間 開催概要

日時:2018 年2月 17 日(土)~23 日(金)
会場:ユーロスペース
前売り料金:1 回券 1000 円 / 3 回券 2800 円 / 5 回券 4500 円 (ユーロスペース窓口にて販売中)
当日料金:一般 1500 円 / 大学・専門学生 1300 円 / シニア、会員 1100 円 / 高校生以下 800 円
*各上映日の3日前からユーロスペースの HP からインターネット予約もできます。
詳細はこちらをご確認ください…
www.eurospace.co.jp/
(1/20 以降に情報掲載予定)

映画情報どっとこむ ralph ~上映作品ご紹介~

『スペシャリスト~自覚なき殺戮者~』…アウシュビッツ収容所長だったアイヒマンが死刑判決を受けた「アイヒマン裁判」をハンナ・アーレントの『イスラエルのアイヒマン』を下敷きに編集した作品。

トークゲスト:鵜飼哲氏(大学教員)

『獄友』…2/17に1回のみプレミア上映(2018年3月ポレポレ東中野にて公開予定)。布川事件、足利事件、狭山事件、袴田事件の各事件で無実の罪で長く刑務所や拘置所に拘束された人たちはお互いに「獄友」と呼ぶ。社会に出てからの彼らの生きる姿と友情を追ったドキュメンタリー。

トークゲスト:金聖雄監督(本作の監督)

『弁護人』…元・韓国大統領ノ・ムヒョンの 1980 年代の弁護士時代をモデルとした作品。韓国の名優:ソン・ガンホがこの作品でも好演。

トークゲスト:黄英治氏(作家)

『新・あつい壁』…無実なのに死刑が執行されたケースの一つ:菊池事件(1962 年に死刑執行)を題材にした作品。
ハンセン病患者への差別構造もあぶりだされる。

『プリズン・エクスペリメント』…アメリカの大学で実際に行われた心理実験をもとにした劇映画。

トークゲスト:坂上香氏(映像ジャーナリスト。国内“初”刑務所ドキュメンタリーを制作中)

『HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話』…娘を殺された母親が、加害者であり死刑囚となった青年と対峙する劇映画。
トークゲスト:森達也氏(映画監督(『A』『A2』『FAKE』))、佐藤慶紀氏(本作の監督)

『ヒトラーへの 285 枚の葉書』…ドイツ人作家がゲシュタポの文書記録をもとに執筆した小説を映画化し、ペンと葉書を武器にナチス政権に抵抗したドイツ人夫婦の運命を描いた劇映画。

トークゲスト:木下昌明氏(映画評論家)

『白と黒』…1963 年公開の未ソフト化作品。死刑廃止論者の弁護士とその妻たちをめぐるサスペンス。

トークゲスト:太田昌国氏(評論家)

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河東梨香x鈴木マサル『希望のかなた』トークイベント


映画情報どっとこむ ralph ユーロスペースではキュレーションアプリ「antenna*」と共同で、 ユーロスペースがプッシュする素晴らしい映画と、映画に描き出されるライフスタイルにフォーカスを当てたトークショーを 組み合わせた、映画の新しい楽しみ方を提案するイベントを定期開催。

その第1弾として、大ヒット上映中の2017年ベルリン映画祭銀熊賞(監督賞)受賞のフィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督最 新作『希望のかなた』をピックアップし、12月23日(土・祝)の上映後に、北欧にゆかりの深いテキスタイルデザイナーの河 東梨香さんと鈴木マサルさんをゲストに迎え、フィンランドの生活風景とそこに生きる人たちの姿を独特の視点で描き出 したこの作品を入り口に、北欧ならではのデザインや色彩感覚について語りました。

<antenna*cinema vol.1 映画『希望のかなた』トークイベント>
日時:11月23日(土・祝)
場所:渋谷・ユーロスペース
登壇:河東梨香(テキスタイル・インテリアデザイナー) 、鈴木マサル(テキスタイルデザイナー)
司会:小川智宏(antenna*)
主催:antenna*×ユーロスペース

映画情報どっとこむ ralph デンマーク人の母を持つテキスタイル&インテリアデザイナーの河東梨香さんと、2010年よりマリメッコのデザインに参 加し自身のファブリックブランドも持つテキスタルデザイナーの鈴木マサルさん。ともにムーミン関連のデザインも手掛け ているという共通項も持つ北欧にゆかりの深い二人が、映画『希望のかなた』上映後のトークイベントに登壇した。

実はカウリスマキ作品を鑑賞するのははじめてだったと告白した河東さんは、映画『希望のかなた』について、

河東さん:はじめは 独特のリズムに戸惑った。難民という難しいテーマを描いているが、決してつらく悲しいだけでない希望のある終わり方。

と感想を述ました。また

「光の描き方がおもしろい。まるで絵画のよう。

とレストランオーナーのヴィクストロムが一人で酒を飲むシーンをお気に入りに挙げた。一方の鈴木さんは開口一番

鈴木さん:知り合いがたくさん出ていてびっくりした!寿司屋の シーンで登場する(日本人エキストラ)の半分くらい。僕が普段やってるデザインはいわゆるジャパニーズ 北欧というか、わりとかわいいイメージで日本ではとらえられているが、カウリスマキ作品は、彼独自の世界観はあるにせよ、実際のフィンランドのある種の暗さをとらえていて案外リアルだった。

と映画の印象を語った。

河東さんはフィンランドについて自身がよく知る

河東さん:デンマークともまた全然違っている。どちらかというと幼いころ住んでい たロシアに似てる。歴史的にも統治下にあった影響が色濃く残っているのではないか。

と北欧諸国でも国によってそれ ぞれ違った個性を持っていることを伝えた。

映画情報どっとこむ ralph 続いて、鈴木さんは自身も携わるフィンランドを代表するブランドで、ポップな印象のあるマリメッコについて、

鈴木さん:マリメッコは まだできて60年そこそこのブランド。日本では北欧ってカラフルなイメージがあると思いますが、フィンランドはマリメッコ以 前には全然そうではなかった。何もないフラットな空間があったからマリメッコのような鮮やかなデザインがポンと入ってき たんだと思う。カウリスマキ監督の作品はタイプライターが出てきたりとレトロな世界観。きっと昔のフィンランドのイメージを意識してるのかもしれないですね。

と分析した。

トークの後半ではお二人が北欧で撮影した写真をスライドに流しながら北欧デザインの特徴について掘り下げた。河東さんは福祉施設や公共施設の写真を複数紹介。

鈴木さん:壁や床にブルーや水色が多用されている。そこに対になる赤の椅子を 持ってきている。こういったコントラストはブルーの壁、赤い絨毯といったカウリスマキ作品に通じる。

と語った。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・
1930年代に著名な建築家アアルトがデザインしたヘルシンキにある「レストラン・サボイ」を紹介。カウリスマキ作品に登場 するレストランに雰囲気が似ているとして、会場の皆さんにオススメした。続いて鈴木さんはやはりカウリスマキ作品のレス トランに似ているとして、ヘルシンキ郊外のオールドスタイルのレストランの写真を紹介。

鈴木さん:モノを大切にする文化があって、食器とかもずっと同じブランドのものを使い続けるからスタイルが変わらない。

と説明した。昨今、日本で北欧デザインのブームが続いており、カウリスマキ監督も小津安二郎を意識するなど日本びいきとしても知ら れている。北欧と日本の共通点について

鈴木さん:シンプルなものを好む。精神性が近いのかもしれない。東の果てと北 の果て、どちらにも辺境の美学があるのではないか。

と分析した。劇中でのトンデモ寿司屋が強烈に印象に残ったというお二人。最近ではヘルシンキに寿司バイキングができるほどに実際 寿司ブーム。オススメのネタはやはりサーモンとのこと。

antenna*×ユーロスペースでは今後も良質な作品からライフスタイルをテーマに語り合うコラボトークイベントを定期的に 開催する予定。



希望のかなた

原題:TOIVON TUOLLA PUOLEN
英語題:THE OTHER SIDE OF HOPE

kibou-fllm.com

物語・・・
内戦が激化する故郷シリアを逃れた青年カーリドは、生き別れた妹を探して、偶然にも北欧フィンランドの首都ヘル シンキに流れつく。空爆で全てを失くした今、彼の唯一の望みは妹を見つけだすこと。ヨーロッパを悩ます難民危機のあおり か、この街でも差別や暴力にさらされるカーリドだったが、レストランのオーナーのヴィクストロムは彼に救いの手を差しのべ、 自身のレストランに雇い入れる。そんなヴィクストロムもまた行きづまった過去を捨て、人生をやり直そうとしていた。それぞ れの未来を探す2人はやがて“家族”となり、彼らの人生には希望の光がさし始める…。


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監督・脚本:アキ・カウリスマキ
出演:シェルワン・ハジ、サカリ・クオスマネン2017年/フィンランド/98分/フィンランド語・英語・アラビア語/DCP・35㎜ /カラー
/字幕翻訳:石田泰子/提供:ユーロスペース、松竹
配給:ユーロスペー ス/宣伝:テレザ
後援:フィンランド大使館、協力:国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所、特定非営利活動法人国連UNHCR協会
推薦:カトリッ ク中央協議会広報
© SPUTNIK OY, 2017