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保坂健二朗、名越康文、ヴィヴィアン佐藤で『ザ・スクエア 思いやりの聖域』を語った!


映画情報どっとこむ ralph 第70回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールに輝き、本年度アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』が、4月28日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ他全国順次公開されます。

このたび、約2週間後に迫った本作の公開に向け、代官山 蔦屋書店にて映画をいっそう楽しめるトピック満載のトークイベントを開催!保坂健二朗さん、名越康文さん、ヴィヴィアン佐藤さんという豪華ゲストがご登壇しました!

実施日:4月15日(日)
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷
登壇:
保坂健二朗(東京国立近代美術館研究員)
名越康文(精神科医)
ヴィヴィアン佐藤(美術家・ドラァグクイーン)

映画情報どっとこむ ralph アートや様々なカルチャーの発信地でもある代官山 蔦屋書店で開かれたトークイベントには、美術館研究員の保坂健二朗さん、精神科医の名越康文さん、美術家・ドラァグクイーンのヴィヴィアン佐藤さんと、異なる立場の第一人者の方々がゲストに集結。

映画の感想を尋ねられ、

名越さん:僕は菊地成孔さんとよく対談をする機会があるんですが、彼に“『ザ・スクエア』観た?面白かったですよ”って言われたんです。伏し目がちに笑っていて、意味ありげでね、ずっと気になっていた。観て、その意味が分かりました(笑)

と一言。東京国立近代美術館に18年間学芸員として勤めている

保坂さん:この映画はスウェーデンの美術館が舞台で、そこのキュレーターが主人公ですが、映画を観ていると自分と同じ職業でも外国の美術館は色々と違うことがあるなと感じました。こんなパーティがあるんだ、とか、こんなにキュレーターの部屋って大きいんだぁ、いいなぁ、とか(笑)。ガラ・パーティ(※美術館が資金集めのために開くパーティ)だって、日本だと森美術館ぐらいしかやってないだろうと思うんですが、やっぱり普通にあるんだなぁって。

と、長年キュレーターを経験してきたからこその感想を述べました。

映画情報どっとこむ ralph ヴィヴィアンさん:前作の『フレンチアルプスで起きたこと』も大好きで、映像が大変美しい。無駄な動きのない、意味のある空間や奥行きを感じるつくりのカメラワークで、それに反してどろどろした人間の内面、情念を描く。その対比が面白い。また、“これがアートです”と断言できるものは存在するのだろうか、ということを考えさせられますよね。

と本作のアートという題材の扱い方にも言及。すると、

保坂さん:アートって、便利に使われがちな言葉なんですよね

と指摘。

保坂さん:よく分からなければ、“アートだね~”って言っておけば済んでしまう、みたいな(笑)。現代美術のキュレーターというのは、そういう作品を全世界から美術館へと集める仕事。厳密に言うと、キュレーターという言葉の語源は、ルナティックス――いわゆる心の病を患う人々を塔に入れて、それを護る人をキュレーターと呼んでいたそうです。人や物を守護する管理人の役割を持っていた人の呼称が、ただ管理するのではなく、人にそれを“見せる”ことになり、展覧会を構成する人へと意味が変わっていった。今では、新しい意味を生み出す人のような認識になっている。『ザ・スクエア 思いやりの聖域』では、主人公のキュレーター、クリスティアンが記者発表の中で作品の説明をしていましたが、本来、それはアーティストがすべきこと。今、世界的にキュレーターがアーティスト化していると言われていて、この映画はそれを象徴していると感じました。

と、延べ、

名越さん:今、保坂さんからキュレーターの語源を聞いてゾクッとしました。僕の専門でもある精神医療の話になりますが、精神病院というのは19世紀頃には監獄と変わらない状況だったんです。酷いところでは、彼らを見せものにしていたという、実際にそういう記録が残っているんです。キュレーターの意味が、精神を病んだ人を護る人から“見せる”人へと意味が変わったというのが、精神医療の歴史ともどこかリンクするものがあるように思えてしまいました。

と驚きを語りました。

映画情報どっとこむ ralph そうして話は、本作の鍵を握るエピソードの1つでもある、美術館が作成した宣伝動画の炎上問題についても及んでいきました。

ヴィヴィアンさん:“これくらいやった方が盛り上がるんじゃないの”って言って意図的に狙って動画を作る、あの炎上商法の場面もすごいですよね。

と唸ると、

保坂さん:広報チームに美術館だけじゃなくて外部の人間も入っているというのが、日本では通常ないことですね。

と日本の美術業界にも話を拡大。

保坂さん:いま世界的に言われているのは、どこで検閲を入れるのかということ。表現の自由の問題ですね。表現の自由を広報に対しても適用するなら、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』に出てくるあの動画はアリということになる。でも、まぁ、日本ではあれは不可能でしょう。日本ではここ最近忖度が問題になっていますが、内部検閲がほかの国に比べて強いです。

と答え、

ヴィヴィアンさん:アートに限らず、映画とかもそうですけど、万人向けするものが多い気がしますね、日本は。

とコメントしました。

映画情報どっとこむ ralph 『ザ・スクエア 思いやりの聖域』で、炎上問題のみならず劇中発生するあらゆるハプニングをまとめて被ることになるのは、敏腕キュレーターの主人公・クリスティアンだ。彼について、

名越さん:極めて人間的な人ですね。人間は例外なく神経症的であるということを喝破している。そういう意味では、典型的な“人間”。絶えず怯えていて、ある程度知的で、自分が本質からずれたことをやっていると分かっているからこそ、それに何とか自分なりに理屈をつけようとしてワーカホリックになていく。カメラに映っているクリスティアンの9割に不安が浮かんでますからね(笑)

と述べ、

ヴィヴィアンさん:これでもかっていうほど、彼に災難が降りかかりますよね。まるで、小さなコントの連続みたいな。この人が全部引き受けなくてもいいのでは、と思っちゃうんですが、逆に言うと、クリスティアンというキャラクターの中には大勢の人物が入っているんでしょうね。だからこそ感情移入しやすい。私たちの代表なんです。彼は、私たちの相対。

と考察しました。


最後に、

三人が再びそれぞれ映画への感想を総括。

保坂さん:今の時代、アートにおける美術館の重要性は段々変化してきている。アートの中心は、ビエンナーレとかアートフェア。そういう催しの中心って、どんどん変わるんですよね。例えば、アート・バーゼルは前回は香港だったけど、次はスイスのバーゼルです。そうした状況の中で、美術館は一歩引いた状況になっている。だから存在感を示すため、この映画の美術館は、そこに打って出て、炎上したというところでしょうか(笑)。本当に色んな問題がてんこ盛りの映画です。

と美術業界を肌で知る保坂さんならではの言葉で締められ、

名越さん:僕はこの映画を観て、キューブリックを思い浮かべたんです。普段は抑圧している人間の暴力性がヒリヒリと浮かび上がっていくという意味では、『時計じかけのオレンジ』や『2001年宇宙の旅』を連想した。キューブリックは影の入れ方や色の使い方全て丹念で、そういう意味ではノイローゼの極地みたいな人。追い詰め型というか。『ザ・スクエア 思いやりの聖域』も手法は違うがそのタイプ。ストレスフルでもあるが、観終わった後に必ず何かが変わる映画ですよね。

と世界の見え方か変わる映画として本作を推薦。

ヴィヴィアンさん:ハプニングが起きても、周りの人が傍観するだけで誰も助けようとしない“傍観者効果”っていうのも重要なテーマの1つとして描かれているじゃないですか。そういった点にも注意して観てみるのもいいと思います!私も違った意味で傍観者効果を感じることがありますからね。授業で“質問ありますか?”って聞いても手が挙がらないことが多いけど、質問がないって言うのは、そこにいなかったっていうのと同じですからね!

と、喝。まだまだ三人の話が尽きない中、トークは幕を閉じました。


映画情報どっとこむ ralph ザ・スクエア 思いやりの聖域

ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ他4/28(土)全国順次公開!

公式サイト:
www.transformer.co.jp/m/thesquare/

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監督・脚本:リューベン・オストルンド『フレンチアルプスで起きたこと』

出演:クレス・バング、エリザベス・モス、ドミニク・ウェスト、テリー・ノタリー他

2017年 / スウェーデン、ドイツ、フランス、デンマーク合作 / 英語、スウェーデン語 / 151分 / DCP / カラー / ビスタ / 5.1ch /原題:THE SQUARE
/日本語字幕:石田泰子 後援:スウェーデン大使館、デンマーク大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
© 2017 Plattform Produktion AB / Société Parisienne de Production / Essential Filmproduktion GmbH / Coproduction Office ApS 


プロダクションI.G社長xかなた狼監督トーク登壇『ニワトリ★スター』トークイベント4月2日(月) はいかが!


映画情報どっとこむ ralph 「今年ダントツ一番の傑作!」と大絶賛!
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や『キル・ビル Vol.1』のアニメ制作を手がけ、昨年はハリウッド実写映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」にエグゼクティブプロデューサーとして参加し話題となったプロダクションI.G代表取締役社長・石川光久氏を迎えて、かなた狼監督、山下貴裕プロデューサーと3人で、本作上映後に鼎談イベントを行います。

アニメーション業界を牽引し、実写化映画でも異端児プロデューサーとして手腕を振るう石川氏が、「今年ダントツ一番の傑作!」と大絶賛する本作の魅力とは?ぜひこの貴重な機会をお見逃しなく!

日時:4月2日(月) 19:10の回(上映終了後)
劇場:ヒューマントラストシネマ渋谷
登壇:石川光久(プロダクションI.G代表取締役社長)、かなた狼監督、山下貴裕(本作プロデューサー)
詳細はこちら

映画情報どっとこむ ralph 井浦新× 成田凌 映画『ニワトリ★スター』
は、3月17日(土)より、【東京】ヒューマントラストシネマ渋谷を皮切りに、3月24日(土)より、本作のメインロケ地である【大阪】シネ・リーブル梅田、シネマート心斎橋にて絶賛公開中。

ほか全国での上映劇場が続々と決定しています!北海道、青森、岩手、山形、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、新潟、富山、石川、福井、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、京都、兵庫、岡山、広島、徳島、高地、福岡、熊本、佐賀、大分、宮崎、沖縄など全国約34都市で上映が決定。劇場情報は公式サイトにて更新中です。http://niwatoristar.com/

公式サイト 
http://niwatoristar.com/    
Twitter 
https://twitter.com/G_U_Monkeys

STORY:
東京の片隅にある奇妙なアパートで共同生活を送る草太(井浦)と楽人(成田)は自堕落でそれなりに自由で楽しい日々を送っていたが、楽人が思いを寄せるシングルマザーの月海(紗羅マリー)とともに生きようと願った時、終わりを告げる。ヤクザの魔の手。どうにも抗えないシビアな運命。彼らは次第に予測不能な事態に巻き込まれていく…。
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出演:井浦新、成田凌、紗羅マリー、阿部亮平、LiLiCo、鳥肌実、津田寛治、奥田瑛二
山田スミ子、海原はるか・かなた、裵・ジョンミョン、ペロンヤス、名倉央、DAY(Titanium)、佐藤太一郎、水橋研二、尚玄、辰巳蒼生、村上新悟、石橋穂乃香、シャック、マグナム弾吉、中澤梓佐
監督:監督:かなた狼 
制作:株式会社ウィルコ 
製作:GUM株式会社 GUM WORLD株式会社  
配給・宣伝:マジックアワー  
GUM WORLD株式会社
(C)映画『ニワトリ★スター』製作委員会


ダイアン・クルーガー、デニス・モシット、ファティ・アキン監督 登壇『女は二度決断する』ジャパンプレミア


映画情報どっとこむ ralph ゴールデングローブ賞 外国語映画賞受賞作
突然の悲劇により最愛の家族を奪われた女。絶望の中、彼女がくだす決断とは。

この度、映画『女は二度決断する』(4月14日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開)のダイアン・クルーガー、デニス・モシット、ファティ・アキン監督が来日。ジャパンプレミアがヒューマントラストシネマ渋谷にて行われました。

兼ねてからファティ・アキン監督のファンを公言するゲーム・クリエイターの小島秀夫さんも登場しました!


日時: 3月23日(金)
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷
登壇: ダイアン・クルーガー、デニス・モシット、ファティ・アキン監督
ゲスト:小島秀夫(ゲームクリエイター)

映画情報どっとこむ ralph 今回、11 年ぶりに来日を果たしたハリウッド女優ダイアン・クルーガーは、背中がパックリと開き、胸元を見せたセクシーな黒い衣装を纏い、ファティ・アキン監督、共演者のデニス・モシットらとともにジャパンプレミアに登壇。観客の大きな拍手に迎えられ・・・・

来日の感想を聞かれ

ダイアン・クルーガー(以下、ダイアン):こんにちは。久しぶりに日本に来ることができて、とてもワクワクしています。私にとって大 切な作品なので、お楽しみください。口コミもしてください。もしダメだったら…シャラップ!!(言わないでね)

デニス・モシット(以下、デニス):大好きな日本、大好きな東京に来ることができてとてもうれしいです!

ファティ・アキン監督(以下、監督):ありがとう。日本の観客に本作を見てもらうことはとても意味があります。私の作品は常に日本 の文化に影響を受けているからです。それを分かち合えるのもうれしいです。

とイベントスタート。

本作を制作をした想いを

監督:本作は僕のパーソナルな作品です。私自身、家族を持つ父でもあるので、 (家族を奪われることに) 恐怖や怒りがあります。その想いをカティヤ・ダイ アンを通して描くことができました。

映画情報どっとこむ ralph カンヌ映画祭女優章受賞の感想を

ダイアン:監督と役者が出会う時、共通の理解や情熱を持っていることがベストで、とてもラッキーなことに今回はそれができました。私の周りには、一緒にこの場に立っているデニスのような素晴らしい役者がキャスティングされた、ドイツの素晴らしい俳優とともに出演し、私助けてくれました。決して一人ではできません。今回、こういうみなさんに囲まれて演技できてうれしいです。25年も母国を離れていたので、ドイツ映画には以前からでたかったのですが、作品に恵まれませんでした。このファティ監督があらわれるまでは。ドイツ語で演技することは、故郷に帰ってきたような気持ちです。


監督、ダイアンとの共演はいかがでしたか?

デニス:本当にすばらしかった。共演ができて光栄に思います。役者としてのダイアンは、私たちを助けてくれる存在でした。ダイア ンのカティヤの演技は奇跡的です。

映画情報どっとこむ ralph ここで、ファティ・アキン監督のファンを公言する世界的なゲームクリエイター小島秀夫さんが、桜の花束を持ってお祝いに登場!

小島さんとダイアンは以前からお知り合いのようで。

ダイアン:ロスで初めて会いました。実は、小島さんが制作しているゲームに私のパートナー(ノーマン・リーダース)が出ていて、そ の予告編の上映に呼んでもらったんですが、素晴らしかった。このような伝説の二人(監督、小島さん)と一緒できて、光栄です。

映画の感想を

小島秀夫さん:監督のいろんな作品を見て来ましたが、本作は集大成だと思います。エンタメ要素もあるし、スリリングでもある。最高傑作だと思います。傑作ですので、何回もみてください!ダイアンの演技は憑依しているようで、素晴らしかった です。

ダイアン:本当に恐縮です。(小島さんには)作品を深く理解してくれて、感動しています。この映画はドイツの事情を描いています が、世界で上映をしていますが、日本の方も理解、感動してくれることは、とてもいいしるしだと思います。これからご覧になる皆様 も共感していただけると思います。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

ダイアン:さよなら!映画を楽しんでください! 監督:楽しむというタイプの作品ではないですが、楽しんください。何か刺さるものがあったら、友達、家族全員、そして犬にも口コミ してください!そして初日(4/14)に観に来てください

映画『女は二度決断する

4月14日、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー!

物語・・・

ドイツ、ハンブルク。カティヤはトルコからの移民であるヌーリと結婚し、幸せな家庭を築いていた。ある日、白昼に爆弾が爆発し、ヌーリと愛息ロッコが

犠牲になる。トルコ人同士の抗争を警察は疑うが、人種差別主義者のドイツ人によるテロであることが判明する。しかし、裁判は思うように進まない。

突然愛する家族を奪われたカティヤ。憎悪と絶望の中、カティヤの魂はどこへ向かうのか――。

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監督:ファティ・アキン
出演:ダイアン・クルーガー、デニス・モシット、ヨハネス・クリシュ、ヌーマン・アチャル、ウルリッヒ・トゥクール
2017/ドイツ/106 分
提供:ビターズ・エンド、WOWOW、朝日新聞社
配給:ビターズ・エンド
©2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathé Production,corazón international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbH


片桐はいり、大九明子監督 面白トークイベントで盛り上がり「勝手にふるえてろ」


映画情報どっとこむ ralph 松岡茉優主演映画「勝手にふるえてろ」が12月23日より公開となり、公開初日満足度第1位(12/15 Filmarks調べ)、そしてネット上でも話題の本作。

6日土曜に続き、1月7日(日)片桐はいり、大九明子監督ご登壇によるトークイベントが行われました。


日程:1月7日(日)
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷
登壇:片桐はいり、大九明子監督

映画情報どっとこむ ralph 上映後の観客の前に登場した片桐はいりさんと大九明子監督。

観客の様子を見て

片桐さん:みんな細かく反応してくれているので嬉しいなーと思って。でも私のところは大したことなかったですけど!

と自虐ネタ!に会場は大笑い。

大九監督:そんなことないでしょ!一個一個、全部笑いをとろうとする!

開始早々二人は息のあった掛け合いで会場を盛り上げました。


映画情報どっとこむ ralph 劇中の片桐さんのオカリナ演奏シーンについて、

大九監督:あれは本当に吹いておられるんですよ!

とコメント。

片桐さん:昔宇宙人とオカリナを吹いて交信をするっていう役をやったことがあったんで吹けたんですよ。あれ(本作の演奏シーン)は急に生で吹いてくれってなったんですよね。

と過去の不思議な役柄が演技に生きたことを語りました。

大九監督:あそこは同録で、片桐さんに吹いてもらうためにそれようのメロディーをつくったんですけど、それ以外の難しいところも吹きこなしていて凄いなぁと思って。

その演奏をべた褒め。


撮影の裏話から、話題は仲の良い二人の出会いについて。

大九監督:片桐さんは普段趣味でキネカ大森でチケットのもぎりなんかをやってるたりするんですよ。あと観客としても見に行かれてたりして、それで「あっ!また会った!」っていうのが何度あって。

と語ると・・・

片桐さん:あと、WOWOWに入ってないんで!

と付け加えると、

大九監督:あ、WOWOWもっている某プロデューサーの家に行くっていうことがよくあったから、そこでよく会ってた!

不思議な出会いのエピソードを披露した。

映画情報どっとこむ ralph 片桐さん:大九監督は普段からお話が面白い。

と言うと大九監督は監督になる前の芸人時代のエピソードを語ってくれました。

大九監督:結構死に物狂いでやっていて、ピンでネタを作り続けて、そこで”作る”ということが好きだって気づいてきたって感じですかね、当時、映画は癒しでしたね!1日の終わりに映画館に行って今日は無駄じゃなかった!って思いたかった感じ。なんか暗い感じになっちゃった!いや、ほんと暗いのよ20代。

と自虐エピソードに会場はまたまた大笑い。


そんな過去の暗さが炸裂したという本作。
劇中には観客もあっと驚く片桐さんのキスシーンがあり、実はそれは大九監督の思いつきだったという。脚本にはなかったシーンに

片桐さん:いきなり言われてはっ!?ってなって。もの凄い説得されたの!あんまりそういうのお願いされるキャラでもないので、断るとかないんですけど。

とコメント。

大九監督:とても重要な役だったですよ。あと、実はあそこはカットされた後も長回ししていたので撮影されているんですよ。押し倒すところまで。スタッフも笑いをこらえて、カメラがとまってすぐ吹き出してましたよ!

と大九監督が言うと、

片桐さん:えー!何で笑うのー!

とツッコミ、片桐さんの普段あまり見慣れない演技の裏エピソードに盛り上がった。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

片桐さん:新年キネカ大森でも2月からやるので、ぜひ!偶然いたら(チケット)もぎりますので!

と観客へ呼びかけた片桐さん。

大九監督:何回も見たっていう方、はじめての方、色々な方に見ていただいて、本当に皆さんの勝手にふるえてろになっているなと感じます。これからも映画をかわいがってくださいませ!

とリピーターも多い観客へ熱いメッセージを届け、大盛況のイベントは終了した。

物語・・・・
“脳内片思い”の毎日に“リアル恋愛”が勃発!?

2人の彼氏(?)の間で揺れながら、傷だらけの現実を突き抜ける 暴走ラブコメディ!

24歳のOLヨシカは中学の同級生「イチ」(北村匠海)へ10年間片思い中!

そんなヨシカの前に、突然暑苦しい会社の同期「ニ」(渡辺大知)が現れ告白される。「人生初告られた!」とテンションがあがるも、ニとの関係にいまいち乗り切れないヨシカ。

ある出来事をきっかけに「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」と思い立ち、同級生の名を騙り同窓会を計画。ついに再会の日が訪れるのだが…

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原作:綿矢りさ著『勝手にふるえてろ』文春文庫刊 
監督・脚本:大九明子 
出演:松岡茉優 渡辺大知(黒猫チェルシー) 石橋杏奈 北村匠海(DISH//)
趣里 前野朋哉 池田鉄洋 稲川実代子 栁俊太郎 山野海  
梶原ひかり 金井美樹 小林龍二(DISH//) 増田朋弥 後藤ユウミ 原扶貴子 仲田育史 松島庄汰 片桐はいり
配給:ファントム・フィルム http://furuetero-movie.com/ 
主題歌:黒猫チェルシー「ベイビーユー」(Sony Music Records)
©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会


ラッパー あっこゴリラ登壇!映画『わたしは、幸福 フェリシテ 』トークイベント


映画情報どっとこむ ralph ベルリン国際映画祭 銀熊賞(審査員大賞)・全アフリカ映画祭(FESPACO)最高賞 第 90 回アカデミー賞外国語映画賞ショートリスト 9 作入り【セネガル代表作品】。

アフリカのリアルはぶっきらぼうだけど、あたたかい。 アフリカでプロモーションビデオ撮影を経験し、現地を肌で感じてきた あっこゴリラさん(ラッパー)が語る映画の魅力とは。

映画『わたしは、幸福 フェリシテ 』トークイベント
日時:12 月 18 日(月)
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷
登壇:あっこゴリラ(ラッパー)

映画情報どっとこむ ralph 本作のトークイベントに、昨年 10 月末にアフリカのルワンダを訪問し「野生 のゴリラに会う」という夢を実現した、ラッパーのあっこゴリラさんが登壇。

映画を観てのコメ ント

あっこさん:怒り、悲しみ、苦しみを幸福に変えていくことが音楽の根源。そのことに何度も立ち 返ることができる。ラッパー人生において、間違いなく大切な1本になりました。

秘めた 思いや映画の魅力について語った。

先月リリースしたアルバムの「GREEN QUEEN」が流れる中の登場したあっこゴリラさん。
まず、映画の感想を尋ねられると

あっこさん:間違いない映画です!

と太鼓判を押した。 昨年アフリカのルワンダを訪問した経緯を

あっこさん:“リズムで会話をする動物”としてリスペクトして いたゴリラにちゃんと“お会いしたい”と思った。また、言葉が通じない人と音楽で通じ合い たい、そういう体験をしてみたい、と思ったことがきっかけ。

と話した。アフリカ行きは価値観が変わる経験だったとのことで

あっこさん:アフリカに行った時のあの匂い、あの感覚にこの映画は立ち返らせてくれる。そこがすごいんです!

と強く語った。

映画情報どっとこむ ralph また、

あっこさん:(アフリカの人々のぶっきらぼうさは)日本人にとって共感しづらい部分もあるかもしれない。でも実は凄くあったかいんです。ちょっとした表情やちょっとした部分に、彼らのあたたかさが描かれている。嘘がなくリアルに描いていてすごいと思った。

と、 この映画の魅力を語った。 トークの最後には、

あっこさん:本当に間違いない映画なんで!!

と改めて観客に伝え、イベントは終了。映画とトークを通して「音楽 の力」を感じるイベントになった。


映画『わたしは、幸福 フェリシテ
原題:Félicité

は 12 月 16 日より、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネ マ有楽町にて上映中ほか全国順次公開。


ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員大賞)・全アフリカ映画祭(FESPACO)最高賞に 輝き、第 90 回アカデミー賞外国語映画賞ショートリスト 9 作【セネガル代表作品】にも選ば れた映画『わたしは、幸福 フェリシテ 』は、優しいだけでは生きていけないカオスのような街、コンゴ の首都キンシャサを舞台に、「幸福」を意味する「フェリシテ」という名前を持つ歌手を主人公にした物語。

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製作年:2017 年
製作国:フランス、セネガル、ベルギー、ドイツ、レバノン 129 分
DCP 1.66
5.1ch カラー:リンガラ語&ルバ語&フランス語
字幕:斎藤敦子 字幕監修:奥村恵子
配給:ムヴィオラ