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小松未来、桜井ユキら登壇!井樫彩監督の初長編映画『真っ赤な星』初日!


映画情報どっとこむ ralph 卒業制作の『溶ける』が、カンヌ国際映画祭正式出品となった井樫彩監督の初長編映画『真っ赤な星』が12月1日(土)に公開となり、テアトル新宿にて初日舞台挨拶が行われました。

登壇したのは、W主演の​小松未来さん、桜井ユキさん、そして、毎熊克哉さん、大原由暉さん、小林竜樹さん、​井樫彩監督。


『真っ赤な星』初日舞台挨拶
日付:12月1日
場所:テアトル新宿
登壇:小松未来、桜井ユキ、毎熊克哉、大原由暉、小林竜樹、井樫彩監督
MC 甲斐まり恵

映画情報どっとこむ ralph 観終えたばかりのお客様の前にキャスト、監督が登場!

井樫監督:この作品は私の初長編作品。そして、憧れのテアトル新宿で公開初日を迎えられて、感謝いたします!

小松さん:ご挨拶を色々考えたんですが、こんなに大勢の方の前で・・・・吹っ飛びました!ありがとうございます。
と、初々しい小松さん。

桜井さん:去年の夏、埼玉の山の中にこもって撮影して、いろんなことがあって。。今日を迎えられて嬉しいですし、感謝しています!

と吐露しながらも感謝するW主演のお二人。

毎熊さん:この作品を撮る1年前に井樫さんに会って、映画に出させていただいて。井樫さんにとっては一生に一度の長編デビューの日です!ドキドキしています!
と、語る毎熊さんは、午前中は「新宿パンチ」の舞台挨拶していた忙しさ。

大原さん:撮影では様々なことが起こっていて。初日を無事に迎えられて正直「ほっ」としてます。

小林さん:大勢のお客さん。嬉しいです!

と其々ご挨拶。それにしても撮影時に色々・・・何があったのか気になります。

映画情報どっとこむ ralph 続いて、井樫監督からキャスト其々の印象を語るコーナーに、
井樫監督:小松さんは、当時14歳で。なかなか難しい役で大変だったと思いますが最後までよく頑張ってくれました!

井樫監督:桜井さんは、まじ惚れしてます!毎熊さんは、現場で有難い存在で。相談相手になってもらいました!助けていただきました!

と監督が語ると、桜井さんも
桜井さん:すさんだ現場のオアシスみたいでした!

と付け加えます!

井樫監督:大原君は若いのにしっかりしていて、ほぼ任せきりでした!期待してます!小林さんは悪い役ですが本当は優しい人です!

と、キャストの名前を呼んで語る監督の姿は、まるで卒業式のよう。

映画情報どっとこむ ralph 大変だった。もしくは印象に残っているシーンを聞くと

桜井さん:撮影初日の病院シーン。作品の色がつく最初。気持ち的にも大切なシーンなので大変でした。

毎熊さん:キスシーン。最初、ほっぺに「チュッ」ってしたんです!そしたら、「毎熊さん!そういうチューじゃ無いんです!」って。罵倒されて。桜井さんが本番前に思いっきりしてみる?って。

と、男前な発言を桜井さんがしていたことを披露。
桜井さん:大切なシーンなので、出来上がった劇中のキスをイメージしてたのに・・・小鳥のようなキスして!???の空気が流れて。物足らないキスでした。

と、明かします。
小松さんは楽しかったことを聞かれて・・・

小松さん:キッチンのシーン。楽しかったです。あと田んぼのあぜ道のシーン。

これを受けて、そのあぜ道シーンを一緒に演じた大原さんは
大原さん:本当に良い役をいただきました!複雑な感じが難しくて、事前にいろいろ試行錯誤をしました!(撮影前に)監督とは台本にないシーンを小松さんと一緒に演じてみて、方向性を決めました!

と、ワークショップのようなことをしていたことを明かしてくれました!

酷い奴役の小林さんは

小林さん:僕の役は、ああ言う役ですし、居たのが2-3日だったので。皆さんのことを知れずに居ましたね。監督ともそんなに話していなくて。完成したのを観て「これが井樫彩か!」って思いました!

と語ります。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・
小松さん:いろんなことがあって完成して本当に嬉しいです!沢山の方々にもっと観ていただきたいです!
桜井さん:撮影してから今まで、キャストとスタッフのみで共有していた作品への想いが、今日からは観て下さる方のものになるのだなと。楽しみです!

と、イベントを締めました。

映画『真っ赤な星

公式HP:
http://makkanahoshi.com/

物語・・・
片田舎の病院に怪我をして入院した 14 歳の陽(小松未来)。彼女はいつも優しく接してくれていた看護師の弥生(桜井ユキ)に 対し、特別な感情を抱き始めていた。だが退院の日、弥生が突然看護師を辞めたことを知る。 1 年後、陽は買い物の帰り道で偶然 弥生と再会する。そこにいたのは、過去の優しい面影はなく、男たちに身体を売ることで生計を立てている弥生だった。再会後、 学校にも家にも居場所がない陽は、吸い寄せられるように弥生に近づく。一方、弥生には誰にも言えない悲しい過去があった。満 たされない現実を冷めた目で見つめ、互いに孤独を抱えるふたりは、弥生のアパートで心の空白を埋める生活を始めていく——。

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キャスト:小松未来・桜井ユキ/毎熊克哉・大原由暉/小林竜樹・菊沢将憲・西山真来/湯舟すぴか・山谷武志・若林瑠海  大重わたる(夜ふかしの会)久保山智夏・高田彩花・長野こうへい/中田クルミ(声の出演) PANTA(頭脳警 察)

スタッフ:【撮影】萩原脩【照明】仁藤咲【録音・整音】柳田耕佑【衣装】藤山晃子【ヘアメイク】藤原玲子  【美術】内田紫織【助監督】満岡克弥【編集】小林美優【カラリスト】川村尚寛【音楽】鷹尾まさき 【スチール】北島元朗【デザイン】田中進【エグゼクティブ・プロデューサー】松坂喜浩 【プロデューサー】菅原澪、島野道春【アソシエイト・プロデューサー】髭野純、夏原健


村上虹郎、広瀬アリスら&ちょい遅れてリリー・フランキー登壇『銃』初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph 11月17日(土)、東京・テアトル新宿にて、映画『銃』の初日舞台挨拶が行われ、村上虹郎さん、広瀬アリスさん、日南響子さん、リリー・フランキーさん、新垣里沙さん、岡山天音さん、後藤淳平(ジャルジャル)、原作者の中村文則さん、武正晴監督、奥山和由プロデューサーが登壇しました。


初日舞台挨拶
日程:11月17日(土)  
場所:テアトル新宿 
登壇:村上虹郎、広瀬アリス、日南響子、リリー・フランキー、新垣里沙、岡山天音、後藤淳平(ジャルジャル)、原作者の中村文則先生、武正晴監督、奥山和由プロデューサー

映画情報どっとこむ ralph
舞台挨拶が始まると・・・重要人物一人が足りない・・・。

奥山プロデューサー:リリーさんがもうすぐ来るはずです。

と、リリー・フランキーさんの遅刻を暴露し、全員が不在のリリーさんをいじるところから舞台挨拶はスタート。

開始から5分ほど経過し、拍手を浴びながら姿を現したリリーさん

リリーさん:すいません!!12時からだと思っていました。

と弁明。

奥山Pは、原作の『銃』について

奥山P:リリー自分のバイブル。誰一人欠けても出来ていない運命の作品。

と自信のコメント。

その原作者の中村先生は、恐縮しながらも、

中村先生:お礼とお詫びを言いに来ました。

作品について聞かれ
村上さん:ニコチンとカフェイン。肉体的にも精神的にも中村文則ワールドで、蟻地獄のように引きずり込まれて、いつ抜け出せるのかと。

とハードな役柄だったことを振り返ります。


そんな村上さんに対し、

広瀬さん:(村上さんは)現場では怖かったですね。近くにはいたくなかった(笑)。
と距離を置いていたそうですが、その後の取材で一緒になって

広瀬さん:本性というか、性格がしっかりわかりました。

と、撮影時の印象とは違うことを明かしました。そして、今日の独特のファッションについても、

リリーさん:新宿で3時間で2回職務質問される。

とリリーさんが表現。

映画情報どっとこむ ralph ワンシーンのみの出演ながら舞台挨拶に登壇した後藤さんは、クランクイン前の本読みでの村上さんについて

後藤さん:入り込んでいて、机バーン!と叩いたり、びびりながら、そのまま役をやらせていただきました。

と、こちらもびびっていた様子です。

村上さん:『M-1』がんばって!
と、12月2日に放送される『M-1グランプリ2018』へのエールを送られると、

後藤さん:関係ないわ!(笑)

とツッコむシーンも。
また、後藤さんがビートルズ好きだと事前に調べて、ビートルズを聞いていたといったとして「気が使える」と後藤さんが人柄を讃えていました。

広瀬アリスさんからは、以前、リリーさんと会った際、今日の舞台挨拶では両胸の部分に穴が空いた服で登壇しようと計画していたことが明らかに。

遅刻したこともあり、図らずも話題の中心となったリリーさんですが、

最後は・・・

リリーさん:こういう映画が日本でちゃんと作られていることがいい!虹郎は親のいいところだけもらったな!

と絶賛。村上さん苦笑い!?

映画情報どっとこむ ralph 『銃』

11月17日(土)よりテアトル新宿ほか全国ロードショー

公式サイトURL
http://thegunmovie.official-movie.com/  

twitter
@GunMovie


物語・・・
雨が降りしきる河原で、思いがけず拳銃を拾った大学生の西川トオル。普段は、友人たちと青春を謳歌しているが、その内には 魅了された銃への高揚を秘めていた。トオルは、大切に家に保管していた銃を持ち歩いてみることにした。さらに緊張とスリル が増し、彼を満足させた。同じ大学のヨシカワユウコにも興味があるが、やがて銃は彼のなかで圧倒的な存在感を占めていく。 そして、突然の刑事の訪問。「次は、人間を撃ちたいと思っているんでしょう?」 次第に精神を追いつめられていくトオルは、 あることを決意するが。

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キャスト
村上虹郎 広瀬アリス
日南響子 新垣里沙 岡山天音 後藤淳平(ジャルジャル)
中村有志 日向丈 片山萌美 寺十吾 サヘル・ローズ 山中秀樹
村上淳 リリー・フランキー

スタッフ
企画・製作:奥山和由
監督:武正晴
原作:中村文則「銃」(河出書房新社)
脚本:武正晴・宍戸英紀
制作プロダクション:エクセリング
企画制作:チームオクヤマ
配給:KATSU-do 太秦
製作:KATSU-do
2018年/日本/カラー&モノクロ/DCP/5.1ch/97分
レイティング R15+
Ⓒ吉本興業


『濱口竜介アーリー・ワークス 』芥川賞作家小野正嗣×濱口竜介監督トークショー!


映画情報どっとこむ ralph 9月1日(土)より、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開となる映画『寝ても覚めても』。

その公開を記念して「濱口竜介アーリー・ワークス Ryusuke Hamaguchi Early Works」が行われますが、プログラムの一部として、8月11日、18日にテアトル新宿にて、豪華トークショー付オールナイト上映が開催。

第二弾となる18日(土)のオールナイトゲストには、芥川賞作家・小野正嗣さんが登壇しました。

原作者・柴崎友香さんとも親交の深い小野さんが、作家という視点から分析した上映作品『親密さ』『何食わぬ顔』のお話や、新作『寝ても覚めても』の話まで贅沢なトークショーとなりました!


「濱口竜介アーリー・ワークス Ryusuke Hamaguchi Early Works」
日付:8月18日
場所:テアトル新宿
登壇:芥川賞作家小野正嗣、濱口竜介監督

映画情報どっとこむ ralph この日のオールナイトでは、濱口竜介監督のが学生の頃映画研究会に所属していた頃に撮られた『何食わぬ顔』と、自身が講師を務めたENBUゼミナール映像俳優コース卒業制作『親密さ』が上映。まずはじめに

小野さん:本日は『何食わぬ顔』からの上映ですが、卒業論文というのは基本的に恥ずかしくて読み返したくないじゃないですか。本作は卒業制作ではないけれど、久しぶりに上映される今の心境は?

と質問。

濱口監督:気恥ずかしさのピークは越えました(笑)8ミリ映画なのですが、現代の映画に慣れている人が観たら驚くぐらいの画質だと思いますし、これを大画面で観るとは思わなかったと驚かれるかもしれないですが、頑張って観ていただければと思います

と答え、すかさず

小野さん:何食わぬ顔で観てもらおうということですね。

とタイトルに絡め、観客の笑いを誘った。また「当時から映画監督になりたいという気持ちはあった?」との質問に

濱口監督:映画に関わって生きていきたいという気持ちはありました。ただこれが最後の映画になってしまうのかっていう気持ちもあったし、こういう風に撮れることは二度とないんだろうなと思っていました。

と当時の心境を吐露。さらに

濱口監督:当時は、イメージしたものを撮らなければいけないと思っていたのですが、それが撮れないというのが映画研究会に属していた時にわかったんです。そして自分は、いま目の前にある人・ものが自分の撮りたい、そしてそれがきちんと映画になるんだという確信がだんだんと生まれていったんですよね。そして自分が今まで観てきた映画にどう近づけるかというのも考えていました。

すると

小野さん:それは、ジョン・カサヴェテス監督の作品のような?

濱口監督:そうですね。『何食わぬ顔』は完全にカサヴェテス監督の『ハズバンズ』のぱくりみたいなものですよね(笑)どの作品が好きですか、と聞かれる時に必ず答えるぐらい何回も挙げるほど好きでして。自分もこのような作品まで到達したいと思ったんです。『何食わぬ顔』は当時にしかないまっすぐな気持ちで撮れた作品です。

と恥ずかしがりながらも今でも変わらない気持ちを語った。

映画情報どっとこむ ralph この日上映される二本には類似点があると言う小野さん。

小野さん:小説を書くときにも、意識していても無意識でも反復してしまうということがあるんですよね。『何食わぬ顔』は主人公たちが映画を作る話。『親密さ』は同じく舞台を作る話。このように”入れ子構造“に惹かれるのはなぜですか?

と質問。
濱口監督:実は、発端は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なんです。同じようなことがシーズンごとに繰り返されるじゃないですか。けれど、反復しているけれども、それを同じものを見せられるわけではなく、別の視点から見ることができる。世の中にこんな面白いものがあるのか!と思う体験だったんです。『何食わぬ顔』も『親密さ』も入れ子構造を使用したのは、反復ができるから。物語の中で自然にもう一度出てきても、観客は違う捉え方をしてくれるはずだと思い取り入れました。

と誕生秘話を明かしました。


そして小野さんは、新作『寝ても覚めても』にも同じことが言えるといい

小野さん:『寝ても覚めても』も同じ顔の人が現れますよね。原作は柴崎友香さんの同名小説ですが、まさに濱口監督のために書かれた作品ですよね!

と小野さんの発言に驚きながらも、

濱口監督:たしかに、おこがましいですがそう思ってしまいましたね(笑)

照れながら返した。さらに

濱口監督:柴崎さんに“映画化される時にどう思いましたか?”と聞いたら、“映画と小説は別のものだと思っていたし、監督にすべてお任せしたいと思っている“とおっしゃっていました。原作には書かれていないこともあったけれども、濱口監督の今までの作品の一貫性が本作にも表されていて、正直驚きを禁じ得ない作品でした。

と小野さんの言葉に、濱口監督も喜びの笑みを見せた。

小野さん:濱口監督の作品は、なにかを正確に捉えている印象がある。『親密さ』や新作『寝ても覚めても』でも極めて正確に正当に精密に言葉が紡がれていると感じたんです。間(あわい)ものや曖昧なものを撮るからこそ、対象を正確に撮らなければいけないし、監督はそれを撮れるのはなぜでしょう?

という言葉に、

濱口監督:『寝ても覚めても』への海外評で唐田えりかさんが演じるヒロインのことを“たぐいまれなる正確さ”という表現をされているんですね。それがなぜかというと、先ほど言った通りイメージをなるべくもたないように演じてもらう。役者さんがその場で初めて演じることで、その場でしか起き得なかったものが撮れるし、この台詞ってそういう意味だったのか、とこちらも驚くほど気づかされるんですよね。それを教えてくれたのが『親密さ』だった。それと同じく『寝ても覚めても』も演出していたので、二つの作品に“正確さ”というものを見ていただけたのかもしれません」と自身の見解を語った。そして最後に「柴崎友香さんの傑作小説を映画化した『寝ても覚めても』が9月1日より公開されますので、ぜひ劇場へ足を運んでいただければと思います。

と強くメッセージを残しました。

映画情報どっとこむ ralph テアトル新宿での特集上映は、この回で終了しましたが・・・。
9/22よりキネカ大森にて引き続き濱口竜介特集が開催されます!


<キネカ大森特集上映>

9/22(土)〜10/5(金)

『ハッピーアワー』『PASSION』『親密さ』『THE DEPTHS』

『不気味なものの肌に触れる』『永遠に君を愛す』

『天国はまだ遠い』『記憶の香り』『遊撃』

『なみのおと』『なみのこえ 新地町』『なみのこえ 気仙沼』『うたうひと』

キネカ大森:1作品 1,300 円均一、『ハッピーアワー』通し券 3,000 円、『親密さ』通し券 2,000 円

映画情報どっとこむ ralph 映画『寝ても覚めても

9月1日(土)、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国ロードショー!
www.netemosametemo.jp 

違う名前、違うぬくもり、でも同じ顔。運命の人は二人いた。

二人の同じ顔をした男とその間で揺れ動く女の物語である映画『寝ても覚めても』。主演・東出昌大が、同じ顔をしていながらも全くタイプの違う男・亮平と麦(ばく)という一人二役に挑み、新星・唐田えりかがヒロイン・朝子を演じる。濱口監督自ら熱望した芥川賞作家の柴崎友香の小説「寝ても覚めても」の映画化で、満を持して商業映画デビューを果たし、初の世界三大映画祭への出品ながら、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された。瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知、仲本工事、田中美佐子の豪華キャストが脇を固め、tofubeatsが初の映画音楽を担当し主題歌を書き下ろした『RIVER』にも注目が集まる。


東京。亮平は、コーヒーを届けに会社に来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、

戸惑いながらも朝子は惹かれていきふたりは仲を深めていく。しかし、朝子には亮平には告げていない秘密があった。

亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ――。


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出演: 東出昌大 唐田えりか 瀬戸康史 山下リオ 伊藤沙莉 渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子

監督: 濱口竜介
原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊) 音楽:tofubeats
英題: ASAKOⅠ&Ⅱ 2018/119分/カラー/日本=フランス/5.1ch/ヨーロピアンビスタ
製作:『寝ても覚めても』製作委員会/ COMME DES CINÉMAS 
製作幹事:メ〜テレ、ビターズ・エンド 
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント 
配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス
©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS
    


のん、片渕須直監督 登壇!映画『この世界の片隅に』 8.15終戦記念日の再上映 舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph 第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、激化していく世の中で大切なものを失いながらも、日々を大切に前を向いていく女性・すずを描いた珠玉のアニメーション作品『この世界の片隅に』は、2016年11月12日の公開と同時に、深い感動の輪を拡げていき、爆発的な口コミと共に大きな反響を呼びました。

同年度に数々の賞を受賞し、DVDや配信が発売された現在もなお、600日以上1日も途絶えることなく劇場での上映を続けております。

そして今年の夏もまた8月15日の東京での再上映に際し、舞台挨拶を行う運びとなりました。

さらに、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の公開情報が先日解禁となり、新たに約30分の新規シーンが描き足され「さらにいくつもの人生」が描かれた新バージョンとして、12月に劇場公開することが決定。

この記念と終戦日である8月15日に舞台挨拶が行われ、引き続き主人公・すずを演じるのんさんと片渕須直監督が登壇しました。


映画『この世界の片隅に』 夏の再上映 舞台挨拶概要
日付:8月15日(水)  
場所:テアトル新宿
登壇:のん(主演声優)、片渕須直監督

映画情報どっとこむ ralph 上映後の鳴り止まない拍手。
そして、登壇したのんさんと監督に温かい拍手

のんさん:久しぶりにテアトルに来られて嬉しいです、今日は宜しくお願いします」と挨拶し、監督も「642日を超えて1日も欠かさず全国で上映を続けていただいて。初めて舞台挨拶をさせていただいたこの会場で、このコンビで舞台挨拶ができて嬉しいです」と、思い入れのあるテアトル新宿という劇場への思いを語りました。

公開時より、いまなおロングランが続いていることに関して

片渕監督:映画を作っているときは、クラウドファンディングでたくさんの方々に支援をお願いして、出来上がった後も沢山の人が作品を応援してくれて今日に至っていると思っています。お客さんも、マスコミの皆さんも、劇場も、私たちのため上映の場所を与えてくださっています感謝しています。

とし、のんさんは
のんさん:この作品に参加して、これほどまでに長く作品と付き合うことが初めてなのでとても貴重な体験をさせてもらっています。こんなにみなさんに愛されている作品は、世界中どこを見てもこの作品だけなのではないか。と思ってしまうくらいです!
と喜びの表情で語りました。

映画情報どっとこむ ralph 舞台挨拶が行われた本日8月15日は終戦の日。劇中のすずさんが、終戦を知り悔し泣きをするシーンで、

のんさん:すずさんのリアルな気持ちを表現できるように、スタジオの照明を消して頂いて、真っ暗の中で集中してアフレコをしました。
と、作品の肝になるシーンについての収録秘話を語った。

終戦記念日である15日に舞台挨拶をしたことに関して、

片渕監督:この映画を作っている最中に、この映画を公開するならやはり8月だよね。というお話をたくさん頂きましたが、すずさんの人生は8月だけでなくその他にも長い日を生きて来ています。そのことを皆さんにも伝えたくて、11月の公開になりました。でも8月は終戦記念日や、原爆投下の日があるので、この映画を観てもらって、皆さんのおじいさんやおばあさん、親戚の方たちが、すずさんが生きて来た時代をどのように過ごしていたのかを、重ねて思い浮かべてもらえる機会になったらありがたい。
と、本作に込めた思いを語りました。

片渕監督:8月15日はポツダム宣言受諾の日で、実際に戦争が終わったのは8月22日の午前0時なんですよ。その間に色々なことがあって、例えばラジオは、もし玉音放送が入らなかったら「民謡の旅」という番組をやっているはずだったんです。戦争中だけど、そういう日常が流れていたのが終戦によって途切れて、ラジオはその後時報とニュースだけになりました。そのあと、一番最初に復活したのが天気予報で、その次がラジオ体操。このように、ラジオの放送をとっても、戦時中に“普通の暮らし”があったことがわかりますよね。

と、ラジオを通して、今と変わらぬ当時の暮らしについて語りました。


のんさんは、12月に上映する本作の長尺版『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の本編アフレコに向けてへの意気込みを聞かれると、
のんさん:これから付け足していくすずさんのシーンは、大人っぽいすずさんなので、その部分の解釈を自分なりに掘り下げて、監督と密に相談しながら、演じていきたいです!

と次回作『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』への意欲を見せ、終始和やかなムードで舞台挨拶は終了しました。

映画情報どっとこむ ralph この世界の(さらにいくつもの)片隅に

ここではひとりぼっち、と思ってた。
広島県呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて、新たな生活を始める。昭和19(1944)年、日本が戦争のただ中にあった頃だ。戦況が悪化し、生活は困難を極めるが、すずは工夫を重ね日々の暮らしを紡いでいく。ある日、迷い込んだ遊郭でリンと出会う。境遇は異なるが呉で初めて出会った同世代の女性に心通わせていくすず。しかしその中で、夫・周作とリンとのつながりを感じてしまう。昭和20(1945)年3月、軍港のあった呉は大規模な空襲に見舞われる。その日から空襲はたび重なり、すずも大切なものを失ってしまう。そして昭和20年の夏がやってくる――。

テアトル新宿・ユーロスペースほかにて12月全国公開です。

ikutsumono-katasumini.jp

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声の出演:のん 細谷佳正 稲葉菜月 尾身美詞 小野大輔 潘めぐみ 岩井七世 牛山茂 新谷真弓/ 澁谷天外(特別出演)

原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊) 
企画:丸山正雄
監督補・画面構成:浦谷千恵 
キャラクターデザイン・作画監督:松原秀典 
美術監督:林孝輔
音楽:コトリンゴ 
プロデューサー:真木太郎
監督・脚本:片渕須直
製作統括:GENCO
アニメーション制作:MAPPA
配給:東京テアトル
製作:2018「この世界の片隅に」製作委員会  
(C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会


「濱口竜介アーリー・ワークス」黒沢清監督×濱口竜介監督トークショー!


映画情報どっとこむ ralph 9月1日(土)より、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開となる映画『寝ても覚めても』。

この度、映画の公開を記念して「濱口竜介アーリー・ワークス Ryusuke Hamaguchi Early Works」のプログラムの一部として、8月11日、18日にテアトル新宿にて、豪華トークショー付オールナイト上映が開催。第一弾となる11日(土)のオールナイトゲストに巨匠、黒沢清監督が登壇しました。東京藝術大学にて教師生徒として関係を築いてきた二人。当時の貴重な話や、上映作品『ハッピーアワー』、そして新作『寝ても覚めても』を語りました!
日付:8月11日
場所:テアトル新宿
登壇:黒沢清監督、濱口竜介監督

映画情報どっとこむ ralph この日に上映された作品は当時数々の映画祭にて主要賞を受賞した『ハッピーアワー』。
5時間17分という長尺の上映時間としても有名だが、まず『ハッピーアワー』を観て
黒沢監督:濱口作品の中でも『ハッピーアワー』の大きな特徴は、とても生々しく、日常とは違うがある種のリアルに起こっていることが積み重なっていく。しかしおもいきったフィクション、ひょっとするとファンタジーという最後が待ち受けている。そこに到達するための前段階としてゆっくりしたリアリズムを重ねていく。ここ、という明確なところはないのですが、後半のある時を境にレベルが違ってくる瞬間があって、それがものすごく驚きで感動的でした。

と開口一番に絶賛のコメント。

さらに

黒沢監督:リアルであることと、明らかにフィクションであること。その区別はどうやったの?

と師からの質問に

濱口監督:ありがとうございます。でも身も蓋もないことなんですが、黒沢さんの影響が一番大きかったんです。僕はどちらかというと日常よりの人間だった。しかし黒沢さんの元で2年間学んだことで、思いもよらないようなもの、まさかこんなものが出てくるなんて思わなかったというところに辿り着かなければ、映画を撮ってる甲斐がないという考えになったんです。

と、東京藝術大学で黒沢監督に学んだことを思い出しながら語った。5時間越えの本作に、どのように脚本を作っていったかという質問に

濱口監督:演技経験のない素人を集めワークショップを経てから脚本を書くというやり方で撮ったんですけど、3、4ヶ月ぐらいワークショップをやったぐらいで最初は2時間半ぐらいの脚本を書きました。しかし撮っていく内に、みんな色々な演技ができるようになっていったので、どんどん脚本を足していって5時間越えという長さになりました。

と、撮影秘話を明かした。

ワークショップ経験があまりない黒沢監督は、その撮影方法に驚きながらも

黒沢監督:素人を演技指導するのはとても難しいのに、その人たちに架空の人物を演じさせ、最終的にそんなことが起こるの?というフィクションにもっていくのは本当にすごかった。

と絶賛。さらに実は本作は最初3つの台本があったという濱口監督。

それぞれキャストの人に読んでもらって選んでもらおうとしたんですけど、「こんなん読んでもわからん」と言われまして…。けれど結局『ハッピーアワー』になった台本はサブキャラクターも含めそれぞれが変な輝きを放つものになったと思います。

と、驚きの事実に

黒沢監督:そんな面倒臭いことしたんだ(笑)

とは笑いつつも、興味津々な様子を見せていました。

映画情報どっとこむ ralph 東京藝術大学で当時のことについて
濱口監督:黒沢さんの授業は、全体に向けた講義と、ファミレスで黒沢さんと生徒がお茶を飲みながら話すゼミの2つがありました。とくにお茶を飲みながら語る会では、みんな黒沢さんのことが大好きで、作品や撮影方法について聞くことができたし、黒沢さんも「あれはね…」と教えてくれ、とても親密な雰囲気でやっていました。

と当時のことを懐かしそうに語ると

黒沢監督:あの時は自分の映画がなかなか撮れない時期だったので、毎週大学へ教えに行ってましたね。今はそんなしょっちゅう行けてないですが、2期である濱口の代や4期の生徒たちとは今でも会うし、僕も親密だったと思います。

続けて当時濱口監督がどのような生徒だったかという質問に、

黒沢監督:授業で『顔のない眼』の映画評論を書いてもらったことがあったんだけど、濱口の評論が抜群に面白かったので、みんなの前で発表させてました。本当に筆が立つ人だったので、濱口の脚本はセリフが多くて読んでておもしろいんだけど、わからなかった。脚本だけ見ると本当に撮れるのか?と疑問を感じてもいた。濱口の修了作品『PASSION』の脚本を見た時もそう思ったんだけど、しかし撮ったものを観たら「あ、こう撮る気だったのね。失礼いたしました」と反省した。それ以来、監督が撮るために書いた脚本に僕自身何も言わなくなった。撮り方もわかっていて書いているのだから、脚本の段階で色々言うのはやめた。それは濱口がそうだったから自分の考えが変わったんです。変に人を惑わすところがあるし、才能があると思います。

と当時の濱口監督を絶賛。

それに対し、

濱口監督:黒沢さんの方が惑わす気がしますけど…」

と濱口監督がぼそっとつぶやき、会場の笑いを誘った。

最後に、黒沢監督にどうしても聞きたいという濱口監督

濱口監督:すでにご覧になっていただけたと思いますが、新作『寝ても覚めても』はいかがでしたか?

と少し緊張気味。

一足先に鑑賞した
黒沢監督:僕がどうこう言うまでもなく『寝ても覚めても』は大騒ぎになる作品だと思う。先ほども『ハッピーアワー』で言ったような、気持ちのいいぐらいある種の生々しさと、フィクション、それを超えたファンタジーが奇跡のように融合した作品だと感じました。5時間越えの『ハッピーアワー』でやったことを見事2時間に集約している。奇跡的な映画です。

と、師匠である黒沢監督の感想に感動した様子で「ありがとうございます」と濱口監督。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

黒沢監督:『ハッピーアワー』を観て、5時間長いな…と思った方は是非『寝ても覚めても』をご覧ください。

と、観客へメッセージを残した。


映画『寝ても覚めても』
英題: ASAKOⅠ&Ⅱ

9月1日(土)、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国ロードショー!

www.netemosametemo.jp

あらすじ
東京。亮平は、コーヒーを届けに会社に来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、

戸惑いながらも朝子は惹かれていきふたりは仲を深めていく。しかし、朝子には亮平には告げていない秘密があった。

亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ。

出演: 東出昌大 唐田えりか 瀬戸康史 山下リオ 伊藤沙莉 渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子

監督: 濱口竜介
原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)音楽:tofubeats
2018/119分/カラー/日本=フランス/5.1ch/ヨーロピアンビスタ

製作:『寝ても覚めても』製作委員会/ COMME DES CINÉMAS 
製作幹事:メ〜テレ、ビターズ・エンド 
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス

©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS



『ハッピーアワー』

物語・・・
4人の女性たちが直面するそれぞれの人生の岐路 30 代も後半を迎えた、あかり、桜子、芙美、純の 4 人は、なんでも話せる親友同士だと思っていた。しかし、純の秘密 を思わぬかたちで知り、彼女たちの友情は揺れる。動揺は彼女たちの日常へと及び、いつしか全員の人生を大きく動かし ていく。やがて訪れる長い夜。彼女たちは問いかける。—私は本当になりたかった私なの?

【発売情報】
発売日:2018/5/18(金)
価格:6,800 円+税

外装・封入特典:スペシャルスリーブケース・ブックレット
映像特典:出演者インタビュー『幸せな時間の先に』(38 分)収録
形式:16:9, Color, ステレオ, 2枚組, リージョンフリー
収録:本編 317 分、特典映像 38 分
発売・販売元:株式会社 NEOPA

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