「テアトル新宿」タグアーカイブ

文豪・谷崎潤一郎は『今なら文春砲にも#MeToo にもひっかかる大変な人』 『神と人との間』初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph 日本を代表する文豪・谷崎潤一郎の短編を原案として、年齢もキャリアも異なる3人の映画 監督が現代劇として甦らせた「TANIZAKI TRIBUTE」。その第一弾となる内田英治監督『神と人との間』が 1 月 27 日、初日を迎 え、キャスト・監督登壇の初日舞台挨拶が行われた。

本作は谷崎先生とその妻、そして親友で作家の佐藤春夫によるスキャンダル<細君譲渡事件>がモデル。

昨年の東京国際映画祭でプレミア上映され、そのいびつで純愛な三角関係が物議を呼びました。愛する女性・朝子を親友に譲る穂積を渋川清彦さん、朝子と結婚するものの嗜虐の限りを尽くす添田を戸次重幸さん、穂積と添田の間で揺れる朝子を内田慈さんが演じています。


日付:1月27日(土)
場所:テアトル新宿
登壇:渋川清彦、内田慈、山田キヌヲ、萬歳光恵、根矢涼香、内田英治監督

映画情報どっとこむ ralph 穂積役の渋川さんは、そのクールなイメージとは真逆の、ファッションに無頓着な“ダサい”主人公を熱演。

渋川さん:(トレードマークの)カープの帽子だけ、「これで」と監督から渡されました。(監督の前作の)『獣道』でも使った帽子を(笑)。それと実は今回カツラなんですよ!

と明かすと、

内田さん:わたし、出てるのに気づかなかった・・・

と本当にビックリしたご様子。

内田監督:普段変な役が多い人には ふつうの人の役を、渋川さんみたいなかっこいい人は汚したくなるんですよね。(パブリック)イメージとは逆のキャスティングが好きです。最近では配役のイメージ通りのことが多いので、僕個人もカメラの後ろで楽しみたいので。

と起用の理由を語りました。

内田さんは劇中、官能小説の朗読にも挑戦していますが

内田さん:内田監督からのオファーはいつも直前なんですよね。『下衆の愛』でも一緒にやってるんですけど、その時は5日前、今回は4 日前。だから、(官能小説の朗読の)練習なんてできなくて。(朗読シーンは監督から)現場で「もっとやって、もっとやって」と言われてました。

と話す内田さんは演じた朝子について、個人的に

内田さん:二人の男が譲るとか言ってるけど「そこにわたし不在じゃない?」と私個人としては思っていて。個人的にオラオラし ている男が本当に嫌いなので!芯の部分ではすごいこじらしていてめんどくさいんですよ!だからオラオラしてる男は嫌いです!!

と熱く語っていた。

映画情報どっとこむ ralph 朝子の親友・美佳を演じた山田さんは、初めての内田組。

山田さん:勝手なイメージで、内田監督の現場はもっと罵声が飛んでるのかと思ってましたが、とても丁寧で穏やかな現場でした。と語ると、

内田監督:ぼくの現場はパワハラ禁止ですからね!罵声は飛びません!

と胸を張った。穂積と添田どちらが好みかと問われると

山田さん:わたしは・・・本当に昭和な女なので、譲られたら譲られてしまうかも・・・

と衝撃発言。そして

山田さん:わたしの手を握ったら死ぬまで離さないでほしい!

と切実に訴えた。


朝子の妹でアイドルとなり道を踏み外していく幹子を演じた萬歳さんは、劇中衣装で登場。また、下着姿で街に飛び出していくシー ンについて

萬歳さん:覚えてないんですよ。劇中の世界に染まってたのかな・・・。あのシーンは監督から『台風クラブ』のオマージュだと聞いていました。

と、話します。今回オリジナルキャラクターとなる編集者・聖美を演じた根矢さんは

根矢さん:シナリオ読みながら「まじかよ」と突っ込んだりして読み進めていたので、その感じを大事に演じました。現代パートでもあるので、登場人物たちを少し遠くからみている役どころですね。

と語りました。

映画情報どっとこむ ralph 数ある谷崎作品の中からこの作品を選んだ理由について

内田監督:本人の話がベースになっているのが決め手でした。妻を親友に譲るという契約書を書くなんて、とんでもないことやらかして。でも人間の本質を常に描いていると思っています。谷崎さんは今の時代なら文春砲じゃすまないですからね。MeToo もされるし。

と場内を沸かせました。



TANIZAKI TRIBUTE

『神と人との間』テアトル新宿にて絶賛公開中 2 月 10 日より『富美子の足』 2 月 24 日より『悪魔』連続公開!

谷崎潤一郎原案 / TANIZAKI TRIBUTE『神と人との間』『富美子の足』『悪魔』


公式ウェブサイト:
http://tanizakitribute.com
公式Twitter:
@TanizakiTribute

映画情報どっとこむ ralph 『神と人との間』
町医者の穂積と、親友で漫画家の添田はともに熱帯魚屋で働く朝子に惚れている。ある日穂積は添田に朝子を譲り、ふたりは結婚す る。その瞬間、添田は愛人を作り朝子を虐待し、そのうえ穂積と朝子が不倫をするようにけしかけたりとサディスト化するのだった。 かつての親友に馬鹿にされ挑発されながらも一⼼に朝子を想い続ける穂積。しかしある事件をきっかけにその純愛は憎悪へと変貌する…。
◆監督 内田英治
◆出演 渋川清彦 戸次重幸 内田 慈 ⼭田キヌヲ 萬歳光恵 根矢涼香 ほか


『富美子の足』
富豪の老人・塚越はデリヘルで見つけた富美子を愛人にし、彼女の美しい足を偏愛し、悦びを感じる日々を送っている。塚越はある 時、フィギュア作家の甥の野田に、富美子の足の等身大のフィギュアを作るように依頼する。野田の作ったフィギュアに満足しない 塚越は、「富美子の足を理解するために舐めてみろ!」と命令する。
◆監督 ウエダアツシ
◆出演 ⽚⼭萌美 淵上泰史 / でんでん ほか


『悪魔』
大学入学のため上京した佐伯は、閑静な住宅街にある林邸に下宿する。林家には大家の千枝、高校生ながら不思議な⾊気と魅⼒を持 つ千枝の娘・照子、そして、照子を偏愛する林家の親戚にあたる鈴木が住んでいた。佐伯は、アルコールにおぼれ、幻覚に苦しみ、 大学にもなじめない。そして、下宿先では、照子が佐伯の部屋へ頻繁に訪れ、小悪魔のように佐伯の⼼を惑わしていくのだった。ふ たりの様子を見た鈴木は、佐伯に対し、照子に近づかないよう警告をする。反発する佐伯だったが…。
左から遠藤新菜、吉村界人、大野いと、前田公輝

◆監督 藤井道人
◆出演 吉村界人 大野いと 前田公輝 ほか

***********************************

原案:谷崎潤一郎
制作プロダクション:TBSサービス
配給:TBSサービス
Ⓒ2018 Tanizaki Tribute製作委員会


小林勇貴監督『全員死刑』x入江悠監督『ビジランテ』コラボイベントの模様!


映画情報どっとこむ ralph 12月8日(金)のテアトル新宿での『全員死刑』最終上映後に、小林監督と入江悠監督(12月9日(土)『ビジランテ』公開)によるトークショーが行われました。入江監督と小林監督の映画に対する熱い想いもあふれ出した対談イベントとなりました。

『全員死刑』上映後トーク
日程:12月8日(金) 
場所:テアトル新宿
登壇:入江悠監督、小林勇貴監督

映画情報どっとこむ ralph
本日が初対面だという二人でしたが、

入江監督は:はじめましてなんですけど、僕は 2 回くらい小林監督のことを観ているんですよ。ア ップリンクで『逆徒』の上映していた時も後ろで見ていて先日のイベント(11 月 30 日にテアトル新宿で行われた大ヒットイ ベント)で藤原季節さんと痙攣バトルしていたのも後ろで観ていて、『小林監督、痙攣の腕鈍ったな!』とか言われていまし たね!

と、打ち明け、

入江監督:先日のイベントのとき、エゴサーチしまくっていると聞いてすごく感動したんですよ。僕も『サイタマノ ラッパー』のときすごいやってたんで。

と小林監督とお共通点も明かしました。

小林監督:そうなんですね。やっぱり、タイトル・出演者の名前が一つも 出てなくても、見つけられますか?

と小林監督が尋ねると、

入江監督:見つけられますね!

と自身のエゴサーチ能力の高さを告白。そして・・・

入江監督:『サイタマノラッパー』のときはまだ Twitter をやっている人があんまりいなかったんですけど、そのおかげで、すごくお客さんが増えたんですよね。なので、久しぶりにエゴサーチしまくっている人がいる!と思って、僕もためしに『全員死刑』について呟いてみたら、すぐアクションがきて(笑) 本当に早いですね。いやぁ~すっごい懐かしい気持ちに なりました。

と小林監督のエゴサ力の高さを実感したエピソードを明かしました。

映画情報どっとこむ ralph 続いて映画のついての話になると、

入江監督:音楽の使い方がやっぱりすごくいい。音楽好きですよね?

と尋ねると、

小林監督:音楽普段聞かないんですよ。制作のときに調べて、という感じですね。ジャンルはわかるんですよ。EDM、とか、クラシック、とか。曲名や作られた系譜が合うようにというのは、いろいろ考えています。

とすると

入江監督:クラシックをすごい多用していますよね。『逆徒』のときに使っていらっしゃる『リパブリック賛歌』(アメリカ合衆国の 民謡。南北戦争での北軍の行軍曲。)という曲は、僕も『ビジランテ』で使っているんです。僕もあの曲をずっと聞いていて、すごくいいですよね。まさか、こんなヤンキー映画でかかるとは…と思いました。

と話すと、

小林監督:そうなんです。昔、日活で働かさせてもらっていて、ノイズとかをチェックする仕事をしていたんですけど、ある日、『ガールズ&パンツァー』を全話みなければいけなくなって。軍歌かっけー!と思って、その時不良って軍隊でもあるから自分の撮った不良映画はガルパンだ!と思ったんです。

と、自身のひらめきが思わぬアニメから来ていたことを告白し、これには観客も大爆笑。

入江監督は2009年、と小林監督は2015年にゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて賞を受賞している、という共通点もあることから、話はゆうばり映画祭の話へ。ゆうばり映画祭の印象について聞かれると、

小林監督:ゆうばりは最初、どうせ出来レースだろうって思ってムカついていて。「全員殺す!」ってTwitterとかでずっと呟いてたんです。そしたら西村さんと出会って僕の気持ちを受け取ってくれて。なんてすばらしい大人の人なんだろう、と思ったんです。2作品応募して3作品目でやっと賞をいただきました。最初はムカついていたんですけど、最後はお金もらえたので、いい人達だな、と思いました。(笑)

入江監督:僕も2回落とされて、3回目でやっと獲れたんです。でも僕の時は賞金ではなく、助成金という形だったから、最初新作をとるのにお金を立て替えなくてはいけなくて、ちょっと大変でした・・・(笑)

と、自主映画出身の二人だからこそ分かり合える苦労してきたエピソードを吐露。賞の使い道を聞かれると、

小林監督:お金はいままでノーギャラででてもらっていた不良の子たちにギャラを払いました。

と。

映画情報どっとこむ ralph 再び映画の感想に戻り、

入江監督:間宮祥太朗さんはこんなにいい俳優さんだと思わなかったですね!本当に監督のことを信用していないと、この芝居できないなって。最初から仲良かったんですか?

と、尋ねると

小林監督:最初にまず、会いたいと言ってくれて。会って飲んで、すぐに意気投合して、映画の話もたくさんしました。撮影は2週間弱だったんですけど、

と、『全員死刑』主演の間宮祥太朗さんとの出会いについて語りました

入江監督:『ビジランテ』は2週間でと言われたんですが、それは無理だといって、三週間でとりました。毎日睡眠時間が1時間しかなくて、レッドブルを毎日3本のんでましたね。撮影が終わって1か月くらいはめまいがとまらなかったです。

と、過酷な撮影現場でのエピソードを告白。『全員死刑』の現場では、撮影が明け方に終わり、次の撮影開始まで1時間しか時間がないときでも

小林監督:間宮くんはけもののような顔をして『あの映画のさ~』と映画の話をしてきて(笑)

というエピソードを話すと、

入江監督:それ最高ですね!!(笑)

と絶賛。
最後に、お互い『ビジランテ』『全員死刑』両作品のヒットを祈り、イベントは終了しました。

『ビジランテ』12月9日公開開始。後ほどその初日の模様もUPします。

***********************************

監督・脚本:小林勇貴 
間宮祥太朗 毎熊克哉 六平直政 入絵加奈子
清水葉月 落合モトキ 藤原季節 鳥居みゆき 
原作:鈴木智彦「我が一家全員死刑」(コアマガジン刊) 
脚本:継田淳
音楽:中川孝
エンディングテーマ:HER NAME IN BLOOD「Answer」(WARNER MUSIC JAPAN)
配給:日活/東京テアトル


大森南朋・鈴木浩介・桐谷健太の3兄弟揃い踏み映画『ビジランテ』完成披露


映画情報どっとこむ ralph 12月9日よりテアトル新宿ほか全国公開の映画『ビジランテ』が本日、11月17日(金)初日に先駆け、完成披露舞台挨拶を行いました。

ヒットメーカー・入江悠監督約10年振りのオリジナル映画『ビジランテ』が、12月9日に東京・テアトル新宿ほかで順次公開となる。それに先立ち11月17日にはテアトル新宿にて完成披露試写会が行われ、トリプル主演を務める大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太、そして入江悠監督が舞台挨拶に立った。


日時:11月17日(金) 
場所:テアトル新宿
登壇:大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太、入江悠監督
MC:コトブキツカサ

映画情報どっとこむ ralph 消息不明から一転、30年振りに田舎町に戻り、波乱の引き金を引く長男・一郎役の大森さんは

大森さん:借金まみれの男。

とキャラクター説明。いきなりのヘビーな紹介に客席が引くと、すかさず

桐谷さんと鈴木さん:「それだけディープな作品ですからね

とフォローをし、それに

大森さん:優しいでしょう?この2人。そんな2人なんです。

とチームワークの良さをうかがわせた。


粗暴な父親の跡を継ぐかのように地元で政治家への道を歩もうとする次男・二郎役の鈴木さんは

鈴木さん:もともと20代のころからの知り合い。お兄ちゃんは長男として現場で引っ張ってくれたし、サブちゃんは周りを和ませてくれるムードメーカー。撮影は過酷でしたが、それ以外では楽しく食事をしたり、今でも会っている間柄です。

と大森さん・桐谷さんとはリアル兄弟のよう。雇われデリヘル店長として地元で蠢くように生きる末っ子の三郎役の桐谷さんは

桐谷さん:台本を読んだときにカッコいい作品だと思ったけれど、演じ方がわからずに結構悩みました。でも三郎の衣装を身にまとって撮影地の深谷の冷たい風を浴びたときに、感覚的に分かった気がした。脚本を読んでいたせいもあって、深谷には悲しい印象を受けたけれど、入江監督はそのような空気を実際に知っているからこそ、今回の脚本を書けたんだと思った。

と振り返った。

映画情報どっとこむ ralph オリジナル作品は、地元・埼玉県深谷を舞台に撮り上げた映画『SR サイタマノラッパー』以来となる

入江監督:自警団が出て来るローカルのクライムサスペンスは10年前から練っていたアイディアでオリジナル作品は久々。大森さんにバーで会ったときに『プレッシャーが凄いでしょ、監督として問われるよね』と言われました。でも自分としてはオリジナル脚本でここまでできるということを証明することができた作品になった。

と完成に自信を覗かせた。

撮影は冬季に敢行。

3人で川に飛び込んでもみ合うシーンについて

鈴木さん:ノリに乗っている男・桐谷健太は海風と雪も呼んだ。ただでさえ寒い深谷が極寒になり、その中で川に飛び込んだ。入江監督のカットがかかる前に、自分の体にカットがかかった。

と寒さゆえの硬直状態があったことを告白すると、

大森さん:体がびしょ濡れになるので川のシーンは一回きり。その中で画面を面白くしたいという使命感と、終わらせて早く帰りたいという気持ちで思い切りやりました。

と回想。それに

桐谷さん:鈴木さんは大森さんに何度も水の中に落とされているのに、眼鏡が外れることはなかった。

と感心していた。


映画情報どっとこむ ralph また映画の内容にちなんで“守りたいもの”を聞かれ

鈴木さん:老後の安定。そのことしか考えていません!最低限の生活でお金に困りたくない。

と夢のないリアルすぎる願いを発表。それを「夢がない」と大森さんと桐谷さんから攻められると、すかさず

鈴木さん:やっぱり老後なんか関係ない!明日死んでもいい!

と思考180度転換。長いものに巻かれるように考え方を変えた鈴木さんに

入江監督:そういうところが二郎とそっくり!

とツッコミを入れていた。

同じ質問に

大森さん:この『ビジランテ』のような映画が今後もなくならないよう、微力ながらもその力になれるような俳優であることを守っていきたい。

と答えると、鈴木さんと桐谷さん:カッコいい~!これだよ、これ!

と称賛。一方で

桐谷さん:子供の頃にあった無邪気さは年齢を重ねていくとなくなっていく。それが嫌なので、子どもの頃のように全力でやっていきたい。モチベーションを守りながら人生を楽しみながら生きたいです。

と目を輝かせた。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

入江監督からキャスト陣に、花束ならぬ深谷名物ネギ100%のネギ束がサプライズプレゼントされた。これに

鈴木さん:まさに“ネギランテ”だ!

とダジャレで喜ぶも、

桐谷さん:でもこの画だけ見た人からしたら『どんな映画?』と思われるよ!

と苦笑い。それでも

桐谷さん:入江監督の眼差しの中で、大森さんや鈴木さんと一緒にやれて、まさにネギのようなスパイスたっぷりの映画になっています。

と上手く(?)PR。ネギ束を片手に

大森さん:重い映画ですが、そう思ったら帰りにお酒でも飲んでください。

と観客に呼びかけ、

鈴木さん:入江監督の10年の思いが詰まった渾身作。スタッフ・キャストが一生懸命付いていって、その熱が画面に出ています。

と胸を張りました。


映画『ビジランテ』

12月9日(土)よりテアトル新宿他全国ロードショー!

http://vigilante-movie.com

***********************************

大森南朋 鈴木浩介 桐谷健太
篠田麻里子 嶋田久作 間宮夕貴 吉村界人 般若 坂田聡
岡村いずみ 浅田結梨 八神さおり 宇田あんり 市山京香
たかお鷹 日野陽仁 /菅田俊
脚本・監督:入江悠
【2017年/日本/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/125分】 R15+
©2017「ビジランテ」製作委員会
    


安藤尋監督 月の土地をもらう!『月と雷』初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph 直木賞作家・角田光代の同名小説の実写映画『月と雷』が、本日、10月7日からテアトル新宿ほか全国公開。

初日舞台挨拶が初音映莉子さん、高良健吾さん、草刈民代さん、 安藤尋監督が登壇して行われ、「月と雷」というタイトルにちなんで、監督に月の土地をプレゼントしました!

『月と雷』初日舞台挨拶​
日時:10月7日(土) ​
会場:テアトル新宿
登壇者:初音映莉子、高良健吾、草刈民代、安藤尋監督​

映画情報どっとこむ ralph 初音さんは、公開初日の初回上映を見終えたばかりの観客からの大きな拍手に迎えられ

初音さん:みなさん、ひとりひとりとお話ししたい気持ちです。

とスタート。

自身が演じたヒロイン・泰子について

初音さん:脚本を読んだとき、他人事ではないものを感じました。歩んできた道のり違うけど、抱えてきた悩み、子どもの頃の傷とかに共感できました。田園風景や子どもの頃、私は両親が岩手で、田園に思い出がたくさんあったので、そこも似てるなと思いながら演じてました。

と振り返えります。一方、高良さんは、不思議と憎めない屈託のなさを持ち、久々に泰子の前に現れて、彼女の人生を変えていく智について

高良さん:素直なヤツ。智の隙や違和感を大切にやっていけたらと思いました。彼が経験してきた人生は、多分、僕らが言う『普通』ではないけど、彼にとってはそれしか歩んだことのない人生。そこから出る笑顔を意識しました。

役作りにのポイントを明かしました。

映画情報どっとこむ ralph 草刈さんは、智の母・直子役で、見た目も含めてこれまでのイメージを大きく覆す姿を見せています。ですが、このイベントでは普段通りの美しいドレスで登壇!

草刈さん:初日とか完成披露試写のときは、きれいにしていくぞ!って(笑)。あれは画面の中の私で、普段はこうですよ!!とわかっていただこうと目いっぱいオシャレしてます!

笑いを誘うベテラン。演じる上では

草刈さん:普段の自分が一切出ないようにと。とってもダメな人で、出てきただけでどうしようもない感じがにじみ出るようにと演じました。

と語りました。​

映画情報どっとこむ ralph 映画の中での智と直子の親子関係が印象的ですが、
高良さん:楽しかったです。草刈さんと現場で一緒の機会はそんなになかったけど、お会いたときに話してて、『あぁ、この人たちは親子だな」という感じ、『智のお母さんだな」と感じました。

と言えば、

草刈さん:智が、ダメな人に育てられた感じがすごくするんですね(笑)。高良さんと初めて会ったとき『あぁ、こういう感じ』と空気で感じるものがありました。智は見た目だけじゃ、どの程度ダメかわかんないけど(笑)、とてもダメな親子だってことが(高良さんと)共有できたし、2人ともそれに気づいてないところも共有できていたと思います。お互いにそれが面白かったです。

と楽しそうに語る草刈さん。​

映画情報どっとこむ ralph 安藤監督はキャスト陣について

安藤監督:そんなに深く役のことを話した記憶はないです。それぞれ解釈してもらい、どう感じ取ってくれたかが大きかった。杓子定規に『こういう感じで』とプランを立てるのではなく、それぞれが自分のフィルターを通して役を作ってくれました。

と役者の力を称えました。​

この日は、映画の公開を記念して、タイトルにちなんで月の土地1200坪の権利をキャスト陣から監督にプレゼント!

安藤監督:どうやって行けばいいのか…(笑)。すごいですね。どう利用したら…? 遺骨か何かを運んでいただければ。

とスケールの大きすぎるプレゼントに困惑しつつも笑顔を見せていた。​

映画情報どっとこむ ralph
最後に・・・

初音さん:映画館を出た後の、みなさんの新しい人生を応援しています!

高良さん:そういう映画なのかなと思います。僕も映画を見て、智や登場人物たちが前に進むきっかけを得て、彼らの力で進んでいくのを見て、強さをもらえました。

安藤監督:“普通に生きる”ってどういうことなのか? 人生、いろんなことがあるけど、どういう生き方をしても、“普通”は自分で決めたらいいと思うし、そう感じてもらえたら。

と語り、会場は温かい拍手に包まれました。

月と雷』​


公式サイト:
http://tsukitokaminari.com/​

公式Twitter:@tsukitokaminari


***********************************

初音映莉子 高良健吾​
藤井武美 黒田大輔 市川由衣 / 村上 淳 木場勝己​
草刈民代​

原作 角田光代(中公文庫) 監督 安藤 尋 ​
脚本 本調有香 音楽 大友良英 製作 東映ビデオ 博報堂DYミュージック&ピクチャーズ エー・チーム 日本出版販売 パラダイス・カフェ ​
制作プロダクション アグン・インク 
配給 スールキートス 
(C) 2012 角田光代/中央公論新社  
(C) 2017 「月と雷」製作委員会​



ディケイドの俳優三浦誠己、大橋トリオ、村上虹郎ら18名登壇!『AMY SAID エイミー・セッド』初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph 国際映画祭の常連である河瀨直美監督をはじめ塚本晋也監督、山下敦弘監督、若松孝二監督、瀬々敬久監督、諏訪敦彦監督、大森立嗣監督らの国際的評価の高い映画作品に数多く出演する俳優のマネージメント会社ディケイドが設立25周年を記念して自らが企画・製作した『AMY SAID エイミー・セッド』が、9月30日(土)よりテアトル新宿で初日を迎え、主演の三浦誠己、渋川清彦、中村優子、山本浩司、松浦祐也、テイ龍進、石橋けい、大西信満、柿木アミナ、村上虹郎、白戸達也、村本大志監督、脚本家・狗飼恭子ら総勢18名のキャストが登壇。
本作は、かつて映画に情熱を注いでいた頃の純粋な気持ちを忘れかけ日々それぞれの人生に追われ疲れた40代の男女8名が、20年前の「ある日」を邂逅する一夜を描いた大人の青春群像劇です。

日付:9月30日(土)
会場:テアトル新宿
登壇:三浦誠己、大橋トリオ、渋川清彦、中村優子、山本浩司、石橋けい、テイ龍進、松浦祐也、大西信満、柿木アミナ、村上虹郎、渡辺真起子、飯田芳、小山燿、澁谷麻美、白戸達也、村本大志監督、脚本家・狗飼恭子

映画情報どっとこむ ralph 総勢18名が横に並ぶと圧巻です。

村本大志監督:紺に沢山の方に来ていただけて・・ありがとうございます。みんなで作り上げた小さな映画ですが気持ちがこもった作品です。

狗飼恭子:ご来場ありがとうございます。脚本家を書きました。

大橋トリオ:大橋トリオ 役 テーマ曲の「AMY SAID」今回は、映画の一番良いシーンで流れる曲を英語で創って欲しいと監督にオファーをいただいました。

今回、このメンツの中で主役を張る三浦さんは、

三浦誠己:朝田圭一 役:撮影は皆で集まってリハを十分できたこと、1週間と短いタイトな撮影でしたがスタッフの皆さんが、身を粉にして環境を作ってくれて、本当に集中して臨めました。

渋川清彦:飯田収 役
中村優子:飯田直子 役
山本浩司:岡本亮介 役
石橋けい:安藤美帆 役
テイ龍進:木塚修司 役
松浦祐也:五島春樹 役

映画情報どっとこむ ralph 大西信満:川崎洋 役
柿木アミナ:本庄エミ役
村上虹郎:長谷部瞬也 役 この舞台に最初に立ったのは、河瀨監督の作品で真紀子さんと親子役。2回目は「ディストラクション・ベイビー」そしてここに立てるのは3回目とても嬉しいです。
渡辺真起子:香田文 役 物を作るのって面白いなと、自分の会社で自分お仲間たちと映画が造れて本当にうれしいです。
飯田芳:近藤勝男 役
小山燿:森聡 役
澁谷麻美:松本美香子 役
白戸達也:20年前の朝田圭一 役

映画情報どっとこむ ralph 今回、初日に来られなかった村上淳さん。ここで息子さんである虹郎さんが

村上(虹)さん:うちのオヤジから音声コメントがあるそうです!

と、言うと音声メッセージがしかし内容は無茶苦茶なもの(笑)。

村上(虹)さん:すみません!これチェックしたなかったので!
お宅大丈夫なの?(笑)と渡辺さん!

渡辺さん:明日からも連日トークショーを行います!誰が来るかはオフィシャルホームページを確認してください!2回3回目も観に来てください。

因みに10月1日は村上純さんと大橋トリオさんは登壇予定のようです!

最後に・・・
三浦さん:みんなが力を合わせた映画です!皆さんのお力で大きく育てて下さい!

映画情報どっとこむ ralph

『AMY SAID エイミー・セッド』
9月30日(土)より、テアトル新宿ほか全国公開

公式HP:
http://amy-said.com

物語・・・
映画研究会のファムファタル的存在だったエミ(柿木アミナ)が突然彼等の人生からいなくなって20年。その命日に久しぶりに集まったのは、パン屋を営む朝田(三浦誠 己)、無農薬野菜をつくる飯田と直子(渋川清彦、中村優子)、売れない俳優岡本(山本浩司)、キャリアウーマンの美帆(石橋けい)、介護士の五島(松浦祐也)、IT会社を経営する木塚(テイ龍進)。

「わたし本当は知ってるの、エミが死んだ理由。ずっとみんなに言いたかった」

突然の直子の言葉に、それぞれの中で止まっていた時間が動き出すー。


***********************************

三浦誠己、渋川清彦、中村優子、山本浩司、松浦祐也、テイ龍進、石橋けい、大西信満、村上虹郎、大橋トリオ、渡辺真起子、村上淳 音楽:janand naomi テーマ曲:「AMY SAID」(大橋トリオ)
監督/脚本:村本大志
脚本:狗飼恭子、
企画・製作:佐伯真吾
プロデュサー:関友彦、田中和磨
制作:株式会社コギトワークス
日本/2016/カラー/96分
配給:ディケイド
宣伝:フリーストーン
©2017「AMY SAID」製作委員会