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オダギリ ジョー監督『ある船頭の話』アンタルヤ映画祭 最優秀作品賞受賞


映画情報どっとこむ ralph 編初監督作品『ある船頭の話』。
本当に人間らしい生き方とは何か? 本作は、その根源的な問いにひとりの船頭の姿を通して向き合う物語。
今年9月の第76回ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ(コンペティション)部門正式出品を皮切りに、エル・グーナ映画祭(エジプト)、釜山映画祭(韓国)、モントリオール・ニューシネマ映画祭(カナダ)、平遥映画祭(中国)など、世界中の映画祭で上映され、全回満席、大絶賛を受けてきた本作。

そしてこの度、トルコで開催された第56回アンタルヤ国際映画祭のコンペティション部門に出品、最高賞となる最優秀作品賞を受賞。これは日本映画として初の快挙となりました。
『ある船頭の話』アンタルヤ映画祭 アンタルヤ国際映画祭 概要
開催期間:10月26日~11月1日(現地時間)
『ある船頭の話』の公式上映(上映後に監督QA登壇):10月29日17:00(現地時間)
受賞式(監督参加):11月1日20:45(現地時間)
登壇:オダギリ ジョー監督

映画情報どっとこむ ralph 現地時間10月29日(木)17時には、トルコで初となるプレミア上映が行われ、800席の会場は早々にソールドアウト。上映後は会場から拍手がわき、オダギリ監督が登壇したQ&Aは大盛況。

終了後も写真撮影を求める観客で溢れ、作品、そしてオダギリ監督への賛辞のコメントが飛び交いました。

日本時間11月2日(土)AM2:45(現地時間11月1日(金)20時45分)に行われた授賞式には、オダギリジョー監督が登壇。受賞結果が発表されると、場内は割れんばかりの拍手に包まれました。トロフィーを受け取って

オダギリ監督:アンタルヤ国際映画祭 最優秀作品賞、ありがとうございます。56年の長い歴史ある映画祭で最優秀作品賞という名誉を授かることになり、大変光栄に思います。この作品は分かりやすいエンターテイメント作品ではありません。商業的な、ビジネス的な目線を排した、挑戦的な作品です。それゆえに、好き嫌いがハッキリと分かれると思います。でも、僕にとって『映画』とはそういうものであって欲しい。全ての人に愛されるよりも、一部の人に深く、えぐるように突き刺さるものであって欲しいと思っています。この作品が賞を頂くことはそんな志を共有する若い映画人の未来にも明るい光を当てる事を意味すると思っています。今回、監督として、人生で初めて賞をいただきました。それがトルコで、ここアンタルヤということを嬉しく思いますし、自分の人生に刻まれる大切な場所になりました。この作品で力を尽くしてくれた全てのスタッフ、キャスト、そして関係者の皆様に感謝しつつ、アンタルヤ映画祭に、そしてアンタルヤの皆さんに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

とコメントを寄せました。
映画情報どっとこむ ralph 本作は今後も香港アジアン映画祭(香港)、ハワイ映画祭(アメリカ)、台北・金馬奨映画祭(台湾)、アラヴァ国際映画祭(イスラエル)、ケララ国際映画祭(インド)といった世界各地での映画祭での上映が決定している。

『ある船頭の話』

新宿武蔵野館ほか全国絶賛上映中。
※新宿武蔵野館は11月7日(木)までの上映。

公式HP:
http://aru-sendou.jp
  
公式Twitter:
@sendou_jp 

『ある船頭の話』第二弾ポスター 一艘の舟。全ては、そこから始まる―。
近代産業化とともに橋の建設が進む山あいの村。川岸の小屋に住み船頭を続けるトイチは、村人たちが橋の完成を心待ちにする中、それでも黙々と渡し舟を漕ぐ日々を送っていた。そんな折、トイチの前に現れた一人の少女。何も語らず身寄りもない少女と一緒に暮らし始めたことで、トイチの人生は大きく狂い始める―。
『ある船頭の話』オダギリ監督&クリストファー・ドイル(冬)
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脚本・監督:オダギリ ジョー
出演:柄本明、川島鈴遥、村上虹郎/伊原剛志、浅野忠信、村上淳、蒼井優/笹野高史、草笛光子/細野晴臣、永瀬正敏、橋爪功撮影監督:クリストファー・ドイル   衣装デザイン:ワダエミ   音楽:ティグラン・ハマシアン
配給:キノフィルムズ/木下グループ 
© 2019「ある船頭の話」製作委員会




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オダギリジョー監督、クリストファー・ドイル撮影監督から祝福Vに感動!『ある船頭の話』初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph オダギリジョー長編初監督作品『ある船頭の話』が遂に公開初日を迎え、新宿武蔵野館ほかにて全国公開中となっております。

本当に人間らしい生き方とは何か?本作は、その根源的な問いにひとりの船頭の姿を通して向き合う物語。

初日を迎えた本日(9月13日)、初日舞台挨拶が新宿武蔵野館にて行われ、主演の柄本明さん、川島鈴遥さん、村上虹郎さん、そしてオダギリジョー監督が登壇しました。
柄本明、川島鈴遥、村上虹郎、オダギリジョー監督『ある船頭の話』初日舞台挨拶
映画『ある船頭の話』初日舞台挨拶
日程:9月13日(金) 
会場:新宿武蔵野館
登壇:柄本明、川島鈴遥、村上虹郎、オダギリ ジョー監督

映画情報どっとこむ ralph 『ある船頭の話』初日舞台挨_オダギリ監督
オダギリ監督:早く初日が来ないかな…という気持ちと、もうちょっと待ってほしいという気持ちと両方ありました…。

とこの日を迎えるまでの複雑な心境を吐露しつつ

オダギリ監督;もう今日から上映なので、開き直るしかないですね。

と晴れ晴れとした表情を見せる。

柄本さんが演じた主人公の船頭・トイチの舟に乗る客役には、伊原剛志さん、浅野忠信さん、村上淳さん、蒼井優さん、永瀬正敏さんら実力派俳優陣から細野晴臣さん、野生爆弾のくっきー!さんなど、俳優にとどまらず豪華な面々が並んでいます。
『ある船頭の話』初日舞台挨拶_柄本明 柄本さん:いろんな方が僕の舟に乗られてまして、古い友人もいれば大先輩、若い女性もいて、とにかくいろいろです。古い友人というのは笹野高史なんです。仲は悪いんですが、現場では仲良く撮影させていただきました。

とひょうひょうと語って会場を和ませました。

謎の少女を演じた川島さんは、劇中の赤い衣装が印象的。感想を問われると
『ある船頭の話』初日舞台挨拶_川島鈴遥 川島さん:実はさっき、監督から『今日は(衣装デザインの)ワダエミさんがいらっしゃっているから、ちゃんとコメントしてね』って言われて緊張してるんですが…(苦笑)・・・撮影に入る前はカメラの前に自分が立っているのが想像できなかったんですが、衣装合わせの場で袖を通すと、初めて想像することができて、そのまま抵抗なく現場でも演じることができて、すごく助けていただきました。

と感謝の思いを口にしていました。

映画情報どっとこむ ralph トイチを慕う村人の源三を演じた村上さんは、当初の脚本ではトイチと源三が同世代の「中年2人」という設定だったことを明かし、自身が演じることが決まってからも

村上さん:(セリフを)若者言葉に変えるのかと思ったら、そのままトイチと対等な生意気な口を利く男として演じることになっりました。
『ある船頭の話』初日舞台挨拶_村上虹郎 と明かした。それに対し

柄本さん:いつもタメ口だよな、お前!

とのツッコミに、慌てて

村上さん:そんなことないですよ!セリフのせいかと(笑)

と釈明。さらに

オダギリ監督は、当初はトイチを自らが演じることも考えて脚本を執筆していたことを明かし、村上の「中年2人」という言葉に対し

オダギリ監督:ちょっとショックなんですけど…(笑)

と寂しそうに漏らし、会場は笑いに包まれた。

映画情報どっとこむ ralph 先日まで開催されていた第76回ヴェネチア国際映画祭に出品、本作は日本の長編映画で初めて<ヴェニス・デイズ>部門で上映されたが、オダギリ監督は現地の反響について

オダギリ監督:メチャメチャよかったです! あまりの反応のよさに恐縮しちゃいました!いまだから言いますけど、エンドロールが流れた瞬間に拍手が始まったんですが、実はエンドロールも大事に作ったので、できればしっかりエンドロールまで見て拍手してほしかったです(笑)

と贅沢な不満を口にしていた。

なお、本作は現時点で、韓国の釜山映画祭、カナダのモントリオール・ニュー・シネマ映画祭をはじめ、エジプトのエル・グーナ映画祭、中国のピンヤオ映画祭、香港アジア映画祭、トルコのアンタルヤ映画祭、ハワイ国際映画祭、台北金馬(タイペイ・キンバ)映画祭で10月~11月にかけて続々出品・上映が決定。直近のエル・グーナ映画祭での上映が控えており、現地へ渡航予定。

オダギリ監督:実は(自身が主演のドラマシリーズ)『時効警察はじめました』の打ち上げの翌日の飛行機で、(打ち上げの)盛り上がりによっては行けないんじゃないかと。(笑)

と不安を口にし、エジプトに行ってみたいという川島さんに

オダギリ監督:(自分が)行けるかどうかわかんないから、行く?

とその場でピンチヒッターをオファー。会場は再び笑いがわき起こっていた。

映画情報どっとこむ ralph この日は、クリストファー・ドイル撮影監督から祝福のビデオメッセージも到着! 

クリストファー・ドイル メッセージ映像
やあ ジョー
柄本さん 川島さん 村上さん、そして観客の皆さん 来てくれてありがとう
ジョーには本当に感謝してる。映画への情熱を分かち合うチャンスをくれた
アイデアを形にする責任を共有し、撮影監督という形で私を関わらせてくれた
毎日ジョーが言うんだ「昔の日本映画のように撮りたい。カメラを動かさずワイドに撮ってくれ」と。
彼の意図が伝わるように劇場が大画面だといいな。
この映画の良さを本当に分かってもらうには、スマホの画面ではなく劇場で見てほしい
ジョーのおかげで、日本人ではないがすばらしい経験ができた
この作品には日本の歴史や伝統、国民性に対する深い敬意がこめられていると思う
日本的な作品に参加できて本当に光栄だ
最後に言わせてくれ
乾杯!!
『ある船頭の話』オダギリ監督&クリストファー・ドイル(冬) ドイルさんは、日本映画の撮影に携われたことを「光栄」と語り、オダギリ監督への感謝の思いを口にし、日本語で「乾杯!」と映画の船出を祝福。

オダギリ監督:実は、撮影の後にクリスからメールをもらったんですが、『あと30本は一緒に作ろう』とおっしゃっていただいて本当に嬉しいです!

と喜びを口にしていた。締めの挨拶でも

オダギリ監督:クリスの画は、デカい画面で見るのが一番ですし、音にもこだわって作ったので、音響システムのいい場所で見てもらいたい気持ちが一番です。DVDが出ても買わなくてもいいし、配信が始まってもダウンロードしなくていいと思っているので、劇場で見ることをお勧めしていただければ!

と独特のオダギリ節で呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。

映画情報どっとこむ ralph 映画『ある船頭の話』

新宿武蔵野館ほか全国公開中

公式HP:
http://aru-sendou.jp

公式Twitter:
https://twitter.com/sendou_jp

オダギリジョー長編初監督作品『ある船頭の話』第一弾ポスター 一艘の舟。全ては、そこから始まる―。

近代産業化とともに橋の建設が進む山あいの村。川岸の小屋に住み船頭を続けるトイチは、村人たちが橋の完成を心待ちにする中、それでも黙々と渡し舟を漕ぐ日々を送っていた。そんな折、トイチの前に現れた一人の少女。何も語らず身寄りもない少女と一緒に暮らし始めたことで、トイチの人生は大きく狂い始める―。


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脚本・監督:オダギリ ジョー
出演:柄本明、川島鈴遥、村上虹郎/伊原剛志、浅野忠信、村上淳、蒼井優/笹野高史、草笛光子/細野晴臣、永瀬正敏、橋爪功撮影監督:クリストファー・ドイル   
衣装デザイン:ワダエミ   
音楽:ティグラン・ハマシアン
配給:キノフィルムズ/木下グループ
© 2019「ある船頭の話」製作委員会
  




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オダギリ ジョー監督がヴェネチアから凱旋帰国後の初会見!『ある船頭の話』外国特派員協会記者会見


映画情報どっとこむ ralph オダギリジョー長編初監督作品『ある船頭の話』が遂に9月13日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開となります。

ヴェネチア映画祭<ヴェニス・デイズ>部門に正式出品され、監督としては初のヴェネチア国際映画祭に参加となったオダギリジョー監督。帰国後初の記者会見を行いました。
オダギリジョー監督『ある船頭の話』外国特派員協会記者会見
映画『ある船頭の話』日本外国特派員協会試写会&記者会見
日程:9月9日(月)
会場:公益社団法人日本外国特派員協会
登壇:オダギリ ジョー監督

映画情報どっとこむ ralph 本作を観た外国特派員協会員の方々に温かい拍手で迎えられて、オダギリジョー監督が登場。

ヴェネチア映画祭から帰国後初の記者会見という事で、早速『ヴェネチアはどうでしたか?』
オダギリジョー監督『ある船頭の話』外国特派員協会記者会見 と聞かれ

オダギリ監督:上映後、想像以上にあたたかい拍手をいただき、本当に幸せでした。街を歩いていても、“昨日映画観たよ。すごく良かったよ。“と声をかけていただき、すごく自信になりました。

とヴェネチアでの反響を語った。これまでなぜ映画を作らなかったのか?と聞かれ

オダギリ監督:俳優という立場を利用して映画を撮るのはよくないと思っていた。どれほど真剣に映画作りに向き合ってもどうしても<俳優オダギリジョー>というフィルターがつきまとう。フェアな評価はいただけない気がしてこれだけ時間がかかってしまいました。

と回顧。なぜ今作ろうと思ったか?という質問に対しては、

オダギリ監督:検診を受けて大げさな話ですが、残された自分の時間について真剣に向き合った事がありました。その残された時間に何をするか?本当は映画を撮りたかったのに、変なプライドで自分でやりたい気持ちを閉じ込めていたなと。1本映画を作りたいという想いが、押し込めていた気持ちを上回りました。

と本作を制作することになった最初のきっかけについて語った。

映画情報どっとこむ ralph 記者さんとのQ&A

Q.これが初めての監督作とは思えない。一つ一つのシーンが丁寧に描かれている。特に夜のシーンが美しいと感じたがあれはどうやって?

オダギリ監督:クリス(クリストファー・ドイル)の存在が大きい。本当に撮りたいと思ったシーンを全て実現してくれた。“ジョーはとにかく俳優に芝居をつけろ。アートの部分を考えろ。どうやって作るかは俺たちの仕事だから。画づくりもお前のやりたいことを全部伝えてくれ”とクリスが言ってくれて。僕はやりたいことを細かく伝えて、クリスに本当に助けられました。

と続けた後に冗談交じりに、

オダギリ監督:クリスはただの酔っ払いじゃないなと思いました。
オダギリ監督&クリストファー・ドイル(ある船頭の話) と会場の笑いを誘った。


Q.こんな映画を作れるオダギリ監督の幸せの定義は?

オダギリ監督:それぞれの幸せは何か?というのがこの映画のテーマでもあるし、皆さんそれぞれの幸せを見つけてほしい。時代や環境に左右されず、自分の中で大切なものをちゃんと持てているか、という思いをこの映画に込めた。それを持てるという事が幸せなのかもしれませんね。

Q.音楽の使い方に感銘を受けた。どうやって作っていった?

オダギリ監督:中学時代から曲を作るのが大好きで、今でも作っている。僕はミュージシャンに憧れている俳優でもあった。役者としても監督としても、音楽には人一倍こだわりをもっていると思う。5.1サラウンドをいかに有効活用するかに重きを置いていたので、まず劇場で見ないとこの良さは伝わらない。ゆくゆくはネット配信すると思うんですけどネットでは見ないでください!(笑)

Q.日本の“間”を意識させる、ゆっくりとしたリズムの映画。やはり、日本人的な“間”を映画で表現しようとしたのか?

オダギリ監督:時代設定を明治時代で想定していて、今我々が生きている社会とは全く違う時間の流れ方があると思った。きっと僕らはめまぐるしく移りゆく社会の中で、自分を見失いそうになる。もっと自然と寄り添う時間の流れ方があったはずだと思い、まずはそれを表現することを目指した。この映画には、大切なものを見失っているのではないかという問いかけがあり、もしかしたら時間の流れ方もそうなのかもしれない。

Q.多くの人が初監督作で出演したがる。本作では思わなかった?
オダギリジョー監督『ある船頭の話』外国特派員協会記者会見 オダギリ監督:セリフを覚えるというのが結構しんどくて、そこに時間を割かれるのが嫌で、絶対に出たくなかった(笑)。でも一番の理由は、自分の作りたいものに集中したかったというのが大きいです。

Q.監督として、先輩俳優との仕事はどうでしたか?

オダギリ監督:多くの尊敬する先輩方に出演して頂きました。柄本さんや先輩方に僕が芝居をつけるのは失礼だと思って。役者として信頼している人たちを呼んでいるのに・・・“ここは違う”というのは野暮ですよね(笑)。
同じ役者として、どうすれば役者の心の湧き出す芝居を引き出せるかと言うのがわかるので、その点は強みだったと思います。
ある船頭の話 柄本明
映画情報どっとこむ ralph 『ある船頭の話』

9月13日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開

公式HP:
http://aru-sendou.jp

公式Twitter:
@sendou_jp 

オダギリジョー長編初監督作品『ある船頭の話』第一弾ポスター <STORY>
一艘の舟。全ては、そこから始まる―。
近代産業化とともに橋の建設が進む山あいの村。川岸の小屋に住み船頭を続けるトイチは、村人たちが橋の完成を心待ちにする中、それでも黙々と渡し舟を漕ぐ日々を送っていた。そんな折、トイチの前に現れた一人の少女。何も語らず身寄りもない少女と一緒に暮らし始めたことで、トイチの人生は大きく狂い始める―。
『ある船頭の話』柄本明、川島鈴遥
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脚本・監督:オダギリ ジョー
出演:柄本明、川島鈴遥、村上虹郎/伊原剛志、浅野忠信、村上淳、蒼井優/笹野高史、草笛光子/細野晴臣、永瀬正敏、橋爪功
撮影監督:クリストファー・ドイル   
衣装デザイン:ワダエミ   
音楽:ティグラン・ハマシアン
配給:キノフィルムズ/木下グループ
© 2019「ある船頭の話」製作委員会




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柄本明、川島鈴遥、村上虹郎、オダギリ ジョー監督登壇『ある船頭の話』完成披露試写会


映画情報どっとこむ ralph オダギリジョー長編初監督作品『ある船頭の話』が9月13日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開となります。

明治と大正のはざま。文明の波がひたひたと押し寄せ、時代の移り変わりに直面した山あいの村を舞台に、「本当に人間らしい生き方とは何か」を世に問う問題作が完成しました。このたび公開に先駆けて完成披露試写会がFSスペース汐留にて行われ、主演の柄本明、川島鈴遥、村上虹郎、そして長編初監督を務めたオダギリジョーが舞台挨拶に登壇しました。

柄本明、川島鈴遥、村上虹郎、オダギリ ジョー監督『ある船頭の話』完成披露試写会
映画『ある船頭の話』完成披露試写会
日程:8月21日(水)
会場:スペースFS汐留
登壇: 柄本明、川島鈴遥、村上虹郎、オダギリ ジョー監督

映画情報どっとこむ ralph 柄本明さん:たくさんのお客様、ありがとうございます。今日はよろしくお願いします。

川島鈴遥さん:初めまして。撮影中は演じることに精いっぱいで、こんなかたちで素敵な先輩たちとお客様の前で舞台挨拶に立てて嬉しいです。

村上虹郎さん:(川島の挨拶に触れ)「初めまして」っていいですね。今日はよろしくお願いします。

オダギリジョー監督:普段は俳優として舞台挨拶に立つことが多いので、監督として立つことにすごく緊張しています。今日初めて一般の観客に観て頂く機会でもあるので、どういう反応があるのか不安ですが、いい部分だけを周りの方にお伝え頂ければと思います(笑)。

との挨拶から舞台挨拶はスタート。

映画情報どっとこむ ralph 映画のポスタービジュアルにあわせて、登壇者全員が赤と黒の衣装で登場。

そのことに触れて

柄本さん:偶然ですか?

と会場の笑いを誘い、船頭・トイチを演じたことについて

柄本さん:撮影現場が過酷でしたね。監督の思い通りの場所だと思うのですが、朝から晩まで舟を漕いで大変でしたね。舟を漕ぐのは上手くなったのですが、川の流れが強く牽引してもらわないと進めないことがあった。

と撮影を振り返った。

オダギリ組の撮影について川島さんは、

川島さん:撮影がほとんどテスト撮影なしで進んでいたのですが、私には初めての経験でした。

と回顧。柄本さんの印象について

川島さん:柄本さんは後姿が印象的。背中から寂しさや孤独感を感じられて、やっぱりすごい方なんだなと思いました。

これに間髪入れず

柄本さん:ありがとうございます!

と会場の笑いを誘っていた。

また、柄本さんとの共演について

村上さん:現場では過酷すぎて、何かを喋った記憶があまりない。

と現場の過酷さをあらためて語り、

柄本さん:しゃべんないよ、あっついんだもん!

とツッコミを入れた。


映画情報どっとこむ ralph 今回のキャスティングについて

オダギリ監督:ちゃんと事務所を通したと思います。

と冗談交じりに語った後、

オダギリ監督:自分の好きな方々に集まって頂きました。

とこれまでの俳優としての経験からキャスティングしたことを語った。続けて、世界的なスタッフが集まったことについては

オダギリ監督:クリス(クリストファー・ドイル)は僕らが気付かないような日本の美しい風景をカメラに収めてくれた。先ほど川島さんが言っていたテスト撮影をしないというのは、クリスの考えなんです。

と世界的撮影監督であるクリストファー・ドイルの撮影スタイルについて語った。衣装デザインを務めたワダエミについては

オダギリ監督:日本の宝のような方。色んな生地を持ってきて衣装を考えてくれて、この作品をすごく大切にしてくれた。

と感謝の意を述べた。

第76回ヴェネチア国際映画祭のヴェニス・デイズ部門に正式出品が決定したことについて

オダギリ監督:身が引き締まります。自分も俳優として何度も参加させていただいた映画祭でもありますし、イタリアの監督協会が選んでくれている部門というのがまず嬉しい。商業性やエンターテインメント性ではなく、作家性を重視する部門なので。俳優オダギリジョーというフィルターがない形で評価してもらえたことも本当に嬉しいです。

と選出されたことへの喜びを語った。続けて

柄本さん:大変に光栄なことだと思っています。二度目の参加なのですが、この日本的な作品が海外の方にどのように伝わるのか楽しみ。

と語った。

映画情報どっとこむ ralph 最後の挨拶・・・

村上さん:僕も尊敬している先輩の方々やスタッフが集まり、何より柄本先生がこんなにも長く(出ずっぱりで)出演している作品は本当に贅沢な時間だと思います。オダギリ監督が映し出した世界をお楽しみください。

川島さん:素晴らしいキャスト、スタッフ、そしてこの作品に携わった皆さんの想いがスクリーンを通して伝わったらいいなと思います。

柄本さん:今の日本映画の主流からは割と逆行した映画と思うのですが、普遍的な大きなテーマがある作品に仕上がっています。

オダギリ監督:画づくりには徹底してこだわり、音の配置も細かくやっているので、劇場で観ないとこの映画の良さは伝わらないと思う。挑戦的なことをたくさんやっていて、今の日本映画を観なれている人には観づらい作品かもしれない。でもそこに挑戦したかったという思いがあり、さらにそれを面白がってくれるスタッフが集まった。色んなタイプの映画があるべきだと思いますので、この作品で何かを感じ取ってくれたら嬉しいです。

柄本明、川島鈴遥、村上虹郎、オダギリ ジョー監督『ある船頭の話』完成披露試写会
映画『ある船頭の話』

9月13日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開

公式HP:
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STORY
橋の建設と川上から流れてきた少女が、静謐だった船頭の日々を変えていく──
近代産業化とともに橋の建設が進む山あいの村。川岸の小屋に住み船頭を続けるトイチは、村人たちが橋の完成を心待ちにする中、それでも黙々と渡し舟を漕ぐ日々を送っていた。そんな折、トイチの前に現れた一人の少女。何も語らず身寄りもない少女と一緒に暮らし始めたことで、トイチの人生は大きく狂い始める―。

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脚本・監督:オダギリ ジョー
出演:柄本明、川島鈴遥、村上虹郎/伊原剛志、浅野忠信、村上淳、蒼井優/笹野高史、草笛光子/細野晴臣、永瀬正敏、橋爪功

撮影監督:クリストファー・ドイル 
衣装デザイン:ワダエミ 音楽:ティグラン・ハマシアン
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配給:キノフィルムズ/木下グループ 
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