ガブリエレ・ムッチーノ監督が、小説家の父が娘に遺した一冊の小説を通して、親子のかけがえのない絆を描く最新作『パパが遺した物語』が、大ヒット公開中です。

この度、本作で見事な娘役を演じた“アメリカの娘代表”アマンダ・セイフライドが来日しての大ヒット記念イベントが行われました。アマンダは映画PRとしては『レ・ミゼラブル』以来、約3年ぶり2度目の来日。また日本の娘を代表して、IMALUさんが登壇しました。

パパが遺した物語舞台挨拶

日米の娘たちが語ったパパは!?

『パパが遺した物語』大ヒット記念舞台挨拶
日付:10月11日(日)
場所:新宿ピカデリー
登壇者:アマンダ・セイフライド、IMALU

華奢で小柄。
自慢の美脚をアピールしたクリスチャン・ディオールの真っ赤なワンピースにシバンシィの黒のハイヒールを合わせた姿で登場すると、客席からは割れんばかりの拍手と歓声が上がり。

アマンダ:オハヨ アリガトウゴザイマス!英語でいい?
温かい歓迎をありがとうございます。一緒に観たいところです。
日本とは繋がりを感じています。哲学や精神性、自然に対する感謝の心など。去年初めて京都にも行って最高の経験でした。お猿さんにも会いました。日本への想いは来るたびに強くなっています。今回は母も一緒に連れて来ています。

アマンダセイフライト1

MC:父と娘の愛情が描かれた脚本を最初に読んだときの印象は?

アマンダ:すばらしい脚本で、ひねりもあって、心に響くものがありました。涙してしまう脚本はそんなに多くないので、自分自身にとってとても大切な物語です。なんと言っても父と娘の絆も素晴らしくて。時空を超えているところが心に響いた。

ムッチーノ監督はイタリア人で情熱的な人だから、彼が深みを与えてくれると確信していたわ。

アマンダセイフライト4

本作は『レ・ミゼラブル』で共演したラッセル・クロウも出演していることが話題となっているのですが、

MC:アマンダさんは、実はラッセルと共演シーンが無かったんですよね?

アマンダ:そうなの!撮影も入れ替わりで。『レ・ミゼラブル』で共演したラッセルとは友達だから、出来上がった映画でラッセルの姿を見て、不思議な感じがしたわ(笑)。ラッセルは素晴らしい。

それに彼も父親だから、命の吹き込み方がクールだったわ。

それから、自分の作品なのに半分は映画で観るのは不思議な感覚だったわ。いい映画よ。

ここでアマンダの大ファンであるIMALUさんが花束を持って登場!
パパが遺した物語舞台挨拶花束

IMALUIMALU:学生時代からアマンダさんの作品を観ていたから、お会いできてとても嬉しいです!親子の話がベースにあるけど、一人の女性として恋愛やトラウマとの葛藤もあり、スケールの大きい映画だと思いました。アマンダさん役作りはどうされましたか?

アマンダ:そうですね。多くおメッセージが込められた作品だと思います。演じたケイティは、ソーシャルワーカで悩みを抱える子供たちを助ける役だったから、児童心理学のリサーチをしたわ。あとは自分のキャラクターがどこから来たのか。そして思いやりを持つことだと演じました。それから、全ての部分で監督が手を差し伸べてくれたの。

と監督とのエピソードを明かし、本作のテーマが“父と娘の絆”ということもあり、トークは自身の父との思い出話へ。

アマンダ:私の父もコメディアンなの!…というのは家庭の中だけだけど(笑)。すごくユーモアがあって大好きです。IMALUさんは?

とIMALUのお父さんが芸人であることを知っていてジョークを入れつつ、父との思い出を笑顔で語り、それを受けて、

IMALUさん:小さい時から私も父も映画が好きで。昔、ハリウッド映画を字幕で観たとき、漢字が読めなくて父が全部の役をアフレコしてくれました。今考えるとすごく周りに迷惑ですよね。

と明かし、観客のみならずアマンダをも笑わせました。

パパが遺した物語舞台挨拶アマンダ&IMALUMC:父親と同じ職業の男性や、似たタイプの男性に惹かれてしまうことはありますか?

アマンダ:私も(父と同じ)ユーモアのある人を求めるわ。父の良い面も悪い面も影響を受けるのは自然なことだと思うの。でもそれは恥じる事ではないわ。だって私の父は最高だし、優しいし、温かいし、とても親切なんですもの。

一方

IMALUさん:凄く似ているか、真逆を選ぶかのどっちか。あまり気にしたことはないけど。父の大ファンという人がその娘に恋をするというのは、すごくロマンチックだなと思います!私に置き換えると父に憧れる芸人さんが私を好きになってくれるってことでしょ?ありえないことなので(笑)でも、恋をしてくれたら本気だなと実感できるなと思いました。

とし、さんまさん一安心!?な発言に会場は温かい笑いが。

その後フォトセッションが行われ、最後に

IMALUさん:親子の映画だけど、夢見る女性やトラウマと闘う女性など沢山のストーリーでもあります。アマンダはもちろん、魅力的なキャストたちが出演しています。いろんな方が共感してくれる作品なので上映を楽しんでください!

アマンダ:私にとって大切な作品。映画の中に皆さんの姿を見つけることができる、パワフルな作品なので、気に入ってくれると嬉しいです。良かったらまた観に来て!そしてお友達にも伝えて!ヨロシク!

アマンダセイフライト

物語・・・
幼い愛娘ケイティを男手ひとつで必死で育てている小説家のジェイクは、経済面、健康面からケイティに対しての養育能力を疑われてしまう。唯一の家族であるケイティとの生活を守るために、すべてをかけた新作小説を書き始めるジェイク。それは、自分と娘についての物語だった――。そして20年後、成長したケイティは心に悲しみを抱えていた。愛を見失い、自暴自棄に生きるケイティ。そんなある日、ケイティは父の小説の大ファンだという青年と出会い・・・・。

時を超えて娘を見守り続ける父の大きな愛に泣く、この秋最高の感動作が誕生!

『パパが遺した物語』原題:Fathers & daughters

大ヒット公開中!

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監督:ガブリエレ・ムッチーノ『幸せのちから』 
出演:ラッセル・クロウ『ビューティフル・マインド』 アマンダ・セイフライド『レ・ミゼラブル』 アーロン・ポール『ニード・フォー・スピード』 ダイアン・クルーガー『トロイ』クヮヴェンジャネ・ウォレス『ANNIE/アニー』 ジェーン・フォンダ『黄昏』 カイリー・ロジャース

配給:ギャガ  
2015年/アメリカ・イタリア/116分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル
   

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