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ジョニー・ウィアー「傷ついた仲間をサポートしたい」映画『氷上の王、ジョン・カリー』イベントで


映画情報どっとこむ ralph 現在公開中のアイススケートをスポーツから芸術の領域にまで昇華させた伝説の五輪フィギュアスケート金メダリスト、ジョン・カリーを追った映画『氷上の王、ジョン・カリー』の公開記念イベントが 6月11日(火)新宿ピカデリーで行われました。

ゲストは、本作にも出演し、プロスケーター、衣装デザイナー、ファッショニスタ、役者など幅広く活躍する元オリンピック選手、ジョニー・ウィアーが登壇しました。


日程:2019 年 6 月 11 日(火)
場所:新宿ピカデリー
登壇:ジョニー・ウィアー(プロスケーター)
司会:蒲田健(MC・パーソナリティー)

映画情報どっとこむ ralph 元全米五輪代表フィギュアスケーターのジョニー・ウィアーが 11 日、都内・新宿ピカデリーで開催された映画『氷上の王、ジョン・カリー』公開記念トークイベントに華やかな衣装で出席。


ファンタジー・オン・アイスの公演で多忙を極める中、この映画のために会場に駆けつけてくれたジョニー。
自らの衣装だけでなく、羽生結弦選手をはじめとするフィギュアスケーターの衣装デザインを手掛けるほどファッションにこだわりを持つ彼は、この日、神戸の大丸で購入したイッセイ・ミヤケの斬新なドレスに、ドリスヴァンノッテンのスタイリッシュな靴で登場。満面の笑顔を浮かべ、まずは「皆さん、こんばんは!ジョニー・ウィアーです」と日本語であいさつ。本作を観て大いに感銘を受けたというジョニーは、「この世界で、自分らしさを求め、自分らしく生きることはとても大事なこと。その闘いを(ジョン・カリーを通して)この映画で観ることができる」とコメント。

カリーから受けた影響についてジョニーは、「例えば、今、私が斬新なドレスを着て、皆さんを笑わせたり、喜ばせたりしていますが、何か爪痕を残すことは凄く大事だと思います。カリーは音楽や衣装の選択も独特な感覚を持っていましたし、どんなトラブルに見舞われても、クリエイティブな部分を残しつつ、それを実践してきた方なので、とてもリスペクトしています」と称賛する。

そのカリーの DNA を受け継いでいる選手としてジョニーは、「まず、長年の友人であるステファン・ランビエールが頭に浮かぶ」と明言。「ディテールに細かく意識を向けているところ、氷の上でバレエを再現しているところ、そして音楽に合わせた振り付けを完璧にこなしているところを見ると、明らかにジョン・カリーの遺伝子を受け継いでいるな、と思いますね」と分析する。ちなみに日本人では、「直接的ではないかもしれませんが、町田樹さんと宮原知子選手ですね」と二人の名を挙げた。

また、劇中、スポーツ界のホモフォビアについて触れ、カリーの勇気を称えていたが、ジョニー自身も勇気を持って闘ってきた。「トリノオリンピックでは、自分のセクシャリティは関係なく、国の代表として戦ったが、メダルを取ることができなかった。滑り終わったあとに、パフォーマンスについて質問があると思っていたら、「ジョニー、君はゲイだよね?」という質問ばかりで驚きました」と吐露。さらに、次のバンクーバーオリンピックでは、「カナダのテレビレポーターが、『ジョニー・ウィアーの性別テストをしよう』と言い出して問題になりましたが、今からわずか 9 年前の話。これは残念に思いましたね」と表情を曇らせる。それで
も前を向いて選手生活を全うしたジョニーは、「このように自分を隠さず、フィギュアスケートをやって来られたのは、同じ経験をしてきた先輩たちのおかげであり、カリーもその一人」と感謝の意を表す。さらに、「私は強い人間なので耐えることができるけれど、みんなが強い人間ではない。だからその人たちのためにも声をあげ、傷ついた仲間がいたらサポートしていきたい!」と強い意志を見せた。先日、エフゲニア・メドベージェワ選手に対する誹謗中傷に怒りをあらわにしたのも、その正義感ゆえの行動だろう。

そんなジョニーも、2022 年にはプロスケーターから引退することを表明したが、これについては、「この道は自分だけで歩んできたのではなく、ファンのみなさんと一緒に歩んできた。良い時も悪い時も、みなさんが支えてくれました。本当に感謝しています。この話をすると涙が出てしまうのですが…自分はフィギュアスケーターをやめたくない、という気持ちは強いです。でも、自分が退いて、今度は若い選手がその場に立つ。またその選手がいずれ自分よりも若い選手を支える。私はその流れを横で見守る立場になると思いますが、自分自身の新しい挑戦も楽しみにしています」と最後は笑顔を見せた。

ジョニー・ウィアー(プロスケーター)
1984 年アメリカ生まれ。2004 年から 2006 年、男子シングルで全米選手権三連覇を果たす。2006 年トリノ五輪 5 位、2010 年バンクーバー五輪 6 位。2008 年世界選手権銅メダリスト。2013 年に競技生活引退を発表。『チャンピオンズ・オン・アイス』ツアーをはじめとして、様々なアイスショーに参加。衣装への関心が強く、自らのコスチュームはもちろん、羽生結弦をはじめとしたフィギュア・スケーターの衣装デザインを手掛けることでも知られる。2011 年に出版した自伝で同性愛者であることをカミングアウトし、同性との婚姻関係も経験。LGBTQ 当事者としても積極的に発言・活動している。また、2019 年配信予定の Netflix 新ドラマ『栄
光へのスピン(原題:Spinning Out)』に出演。
Twitter
@JohnnyGWeir
Instagram
@johnnygweir

映画情報どっとこむ ralph 映画『氷上の王、ジョン・カリー』

新宿ピカデリー、東劇、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国公開中

公式サイト 
http://www.uplink.co.jp/iceking/
公式twitter 
@theicekingjp
公式facebook 
@TheIceKingJP/

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監督:ジェイムス・エルスキン(『パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト』)
出演:ジョン・カリー、ディック・バトン、ロビン・カズンズ、ジョニー・ウィアー、イアン・ロレッロ
ナレーション:フレディ・フォックス(『パレードへようこそ』『キング・アーサー』)
(2018年/イギリス/89分/英語/DCP/16:9/原題:The Ice King)
字幕翻訳:牧野琴子
字幕監修・学術協力:町田樹
配給・宣伝:アップリンク

(c) New Black Films Skating Limited 2018 / (c) 2018 Dogwoof 2018



白川昌生・前田エマでトークイベント映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph 本作の公開を記念して、美術作家・さんがアップリンク吉祥寺で行われた初日イベントに登壇しました。

2019年3月2日(土)より映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』がアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、横浜シネマリンにて公開。
本作は、既存の芸術概念を拡張し誰もが社会の形成のプロセスに加わるべきだと訴えた「20世紀で最も偉大な芸術家」とも称されるヨーゼフ・ボイスの芸術と知られざる”傷”を、膨大な数の資料映像と新たに撮影された関係者へのインタビュー映像で明らかにするドキュメンタリー。

公開初日の2日、アップリンク吉祥寺にて公開記念のトークイベントが行われ、群馬を拠点に活動を行う美術作家の白川昌生さんと、分野にとらわれない表現活動が注目を集めるモデルの前田エマさんがイベントに登壇し、芸術家ヨーゼフ・ボイスの魅力について語った。

日時:2019年3月2日(土)
会場:アップリンク吉祥寺
ゲスト:白川昌生(美術作家)、前田エマ(ファッションモデル)

映画情報どっとこむ ralph
最初に、ヨーゼフ・ボイスについて

前田さん:名前や作品についてはなんとなく知っていたけど、本作の中で紹介されるデッサンを観て、絵画とはかけ離れたような活動をしていたボイスだけれど、すごく上手だったんだという印象を持ちました。

と感想を述べた。ボイスが学び教鞭をとったデュッセルドルフ国立美術大学を卒業した経歴を持つ白川さんは、

白川さん:何でも色んな事がアートになる。絵画や彫刻にとどまらず、思考したり、受けたインパクトを表現したり、そういうやり方のアートがあるということをボイスから学んだ。

とボイスから受けた影響について語り、

白川さん:彼は、アート制度や市場について、“これでいいのか!”と挑発し続けた造形作家+思想家+社会運動家というドイツの中でも特異な芸術家でした。

と熱く語ると、続いて、過去にヨーロッパをバックパックで旅した時のことに触れた

前田さん:ドイツのアートシーンが一番面白かったです。ドイツは戦争で西と東に分断され、文化・芸術もダメージを受けた。70年代、そこから、もう一度芸術が盛り上がってく空気が作られていった。ドイツの現代アートの面白さはそういう流れから来ていて、その先頭を走ったのがボイスでした。

と応える。

さらに、ウィーン芸術アカデミーに留学経験のある前田さんは、日本とヨーロッパにおける美術教育の違いについても言及。

前田さん:アカデミーの教授自身が第一線で活躍する芸術家であり、作家としての生き様やたたかう姿を見ることができた意義はとても大きかったですね。

と自身の留学経験を振り返り、

前田さん:ボイスも自らが芸術家としてたたかう姿を学生たちに見せ続けた。人々を挑発し続ける姿は、興味のない人々からも注目を集め、”何かが起こっている”という思考や議論のきっかけを与え続けたのがボイスだったのだと思う。

と語った。


映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

白川さん:20世紀に活躍したドイツの芸術家の中で最も世界的な名声を手にした芸術家はヨーゼフ・ボイスであり、後世までずっと残っていくアーティストだ。

と締めくくりイベントは終了しました。


登壇者プロファイル

白川昌生(しらかわ・よしお)
1981年デュッセルドルフ国立美術大学を卒業した後、群馬県を拠点に活動。1993年には地域と美術をつなぐ美術活動団体「場所・群馬」の創設。2017年《群馬県朝鮮人強制連行追悼碑》が「群馬の美術2017─地域社会における現代美術の居場所」開催直前に出品取り消しとなり、話題になる。立体作品や絵画制作のほか「日本のダダ1920-1970」(1988年・2005年)「贈与としての美術」(2013年)「彫刻の問題」(共著・2017年)の執筆など多岐に渡る活動を行う。

前田エマ(まえだ・えま)
1992年神奈川県生まれ 東京造形大学卒業。オーストリア ウィーン芸術アカデミーに留学経験を持ち、在学中から、モデル、エッセイ、写真、ペインティング、朗読、ナレーションなど、その分野にとらわれない活動が注目を集める。芸術祭やファッションショーなどでモデルとして、朗読者として参加、また自身の個展を開くなど幅広く活動。現在はエッセイの連載を雑誌にて毎号執筆中。

映画情報どっとこむ ralph 映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』 は、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、横浜シネマリンほか絶賛公開中。

公式HP:
http://www.uplink.co.jp/beuys/ 

Twitter:
@BeuysMovieJP


第二次世界大戦後のドイツ。
美術館を飛び出し民主主義を叫んだ芸術家、ヨーゼフ・ボイス。
世界中を攪乱し「芸術」を変えた男のドキュメンタリー。
白黒テレビに映し出される討論番組でフェルトの帽子を被った一人の芸術家が苛立ち、叫ぶ。「今は民主主義がない、だから俺は挑発する!」
彼の名前はヨーゼフ・ボイス。初期フルクサスにも参加し、“脂”や“フェルト”を使った彫刻やパフォーマンス、観客との対話を作品とするボイスの創造(アート)は美術館を飛び出し、誰もが社会の形成のプロセスに加わるべきだと私たちに訴える。既存の芸術が持つ概念を拡張するその思想は、世界中に大きな議論とセンセーションを巻き起こし、バンクシーを始めとする現在のアーティストにも脈々と受け継がれている。
本作は膨大な数の資料映像と、新たに撮影された関係者へのインタビュー映像で創られた、ボイスの芸術と知られざる”傷”を見つめるドキュメンタリー映画である。

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監督・脚本:アンドレス・ファイエル
撮影:ヨーク・イェシェル
編集:シュテファン・クルムビーゲル、オラフ・フォクトレンダー
音楽:ウルリヒ・ロイター、ダミアン・ショル/音響:マティアス・レンペルト、フーベルトゥス・ミュル/アーカイブ・プロデューサー:モニカ・プライシュル
出演:ヨーゼフ・ボイス、キャロライン・ティズダル、レア・トンゲス・ストリンガリス、フランツ・ヨーゼフ・ファン・デア・グリンテン、ヨハネス・シュトゥットゲン、クラウス・シュテーク

配給・宣伝:アップリンク
字幕翻訳:渋谷哲也
学術監修:山本和弘
宣伝美術:千原航
(2017年/ドイツ/107分/ドイツ語、英語/DCP/16:9/5.1ch/原題:Beuys)



ライムスター宇多丸 大絶賛!前代未聞の映画制作冒険ドキュメンタリー『ナイトクルージング』コメント到着


映画情報どっとこむ ralph この度、生まれながらの全盲者による映画制作を追 ったドキュメンタリー映画『ナイトクルージング』を、 2019年3月30日(土)よりアップリンク渋谷ほか全国順次公開します。
本作は、生まれながら全盲の加藤秀幸氏が、『シン・ ゴジラ』の制作チームなど幅広い分野のクリエイター たち、そして山寺宏一氏や石丸博也氏など豪華声優陣 の協力を得て、映画を完成させるまでの道程を追った ドキュメンタリーです。

前代未聞の映画制作をめぐる冒険ドキュメンタリーとも言える本作をいち早くご覧になったライムスター宇 多丸さんは、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」内で本作を絶賛。また、エッセイストで漫画家の能町み ね子さんや歌人の穂村弘さん、『きみの鳥はうたえる』の監督・三宅唱さん、『菊とギロチン』で第 92 回キネマ 旬報ベスト・テンで脚本賞を獲得した相澤虎之助さんからも、称賛コメントが到着しました。
そして、菊池成孔さんプロデュース、シンガーソングライターのけものさんが歌う「めたもるセブン」がエン ディングテーマに決定。けものさんからも応援コメントが寄せられました。

映画情報どっとこむ ralph 映画『ナイトクルージング』コメント

ライムスター宇多丸(ラッパー/ラジオパーソナリティー) ※TBSラジオ「アフター6ジャンクション」より
我々みたいに視覚に頼って同じ映画を観ているつもりの人たち同士だって、話しててそれ同じ映画?みたいなこ ともあるし、もっと言えば、観ているものは本質的に違う。ましてそれをどう咀嚼するかについては絶対に違う わけで、全部は一致はしないんだけど、すり合わせていって、ここはわかった気がする、けどここはわからない とわかる。そんなもんじゃない人間同士?という、そういう原理的なところまで描いている。

能町みね子(エッセイスト/漫画家)
日本語話者である私(たち)はふつう、日本語が通じない人を「何かが欠けた人」だとは思わない。単に別の言 語を使う人として、経験上、ある程度想像できる。しかし、同じ視覚を持たない人(視覚障害者)については、 つい「視覚の欠けている人」と思いがちである。それを単に、視覚を偏重して生きている私(たち)とは別の感 覚を持つ人、として想像するだけで、こんなにも世界が広がる。共感できない世界こそおもしろい。

穂村弘(歌人)
夢みること、もがくこと、生きること、すべての意味が自分の中で変わってゆきました。

三宅唱(映画監督)
主演の加藤さんの常に冷静な人がらに呼応してか、カメラもまた落ち着いて丁寧に加藤さんや映画スタッフの仕 事ぶりを追っている。映画作りのことなら多少は自分も知っているはずなのに、彼らの映画作りの過程から目が 離せない。耳もいつもより使ったような気がする。冷静沈着な加藤さんが「興奮を抑えるのに必死だった」と告 白する場面の、ストレートな感動。最初から最後までスリリングだった。

相澤虎之助(空族/脚本家・映画監督)
この映画は徹頭徹尾“裏方”の映画である。光に対して闇、昼よりは夜、映画というスポットライトの陰で生きる 有象無象の者たちこそがこの映画の本当の主人公である。同時に佐々木監督自らが目を閉じることで加藤監督に 寄り添い、いつからかまことしやかに総合芸術と言われる“映画”というものが、誕生するかしないかの瞬間を私 たちと共有しようとする。言うなれば観客もいつの間にか目を閉じて一緒に“裏方”になってしまう映画だ。そし ていかにテクノロジーが進歩しようがしまいがその瞬間映画はただ単に“謎”であり夜の果てだ。だからこそ最も 危険で刺激的でもあるということをこの映画に関わった全ての人が指し示すことになる。「自動運転じゃあ、つ まらないぜ」荒野を走り続ける夜の旅はまだ始まったばかりである。

青羊(けもの/シンガーソングライター)
主演の加藤さんのキャラが強いサイボーグみたいで、目が離せない。映画ができるまでの工程を知ることができ るドキュメンタリーでもある。その工程の大変さや面白さに、加藤さんが全盲であることを途中途中忘れてしま う。わたしが好きなのはオーディションするシーン。顔を見ないでどうやって判断するのだろう?今まで、私は 容姿で人を判断してきたことが多いと思うのだけれど、その判断はあってたのかな?と疑問に思うようになった。 上映中、観客は目が見える世界と見えない世界を行ったり来たりするゴーストになれる。

コメントページ

映画情報どっとこむ ralph 映画『ナイトクルージング

公式HP:
https://nightcruising.net/

Twitter:
@_nightcruising_


見えない監督の映画に、あなたは何を“観る”か?
生まれながらの全盲者の映画制作を追うドキュメンタリー

「あぁ、見えてない。それがどうした?」
視覚がなく、光すら感じたことのない全盲の加藤秀幸は、ある日映画を作ることを決める。加藤は、映画制作に おけるさまざまな過程を通して、顔や色の実体、2D で表現することなど、視覚から見た世界を知っていく。ま た、加藤と共に制作する見えるスタッフも、加藤を通して視覚のない世界を垣間見る。見えない加藤と見えるス タッフ、それぞれが互いの頭の中にある“イメージ”を想像しながら、映画がつくられていく。 加藤の監督する短編映画は、近未来の宇宙の小惑星を舞台にした、生まれながらに全盲の男と見える相棒が“ゴ ースト”と呼ばれる存在を追うSFアクション映画。それはまるで、映画制作の現場で浮かび上がる、見える/見 えない世界の間に漂う何かとも重なる。

映画監督・佐々木誠と、全盲のミュージシャン・加藤秀幸 僕らの青春は、ジャッキー・チェン。 でもなぜ全盲の彼と映画の楽しさを共有できるのだろう
監督は、本映画の前作である『インナーヴィジョン』、『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』な どマジョリティとマイノリティの境界線に焦点を当てた作品を多く手がけてきた佐々木誠。

プロデューサーに、 障害を“世界をオルタナティブに捉え直す視点”として、『音で観るダンスのワークインプログレス』などのプロジ ェクトを企画してきた田中みゆき。また、加藤が監督する映画『ゴースト・ヴィジョン』には、『シン・ゴジラ』 『バイオハザード』シリーズのプリビズやCGの制作チーム、『ファイナルファンタジーXV』の開発チーム、国 内外で活躍する現代美術家の金氏徹平など、幅広い分野のクリエイターたちが協力している他、山寺宏一、石丸 博也など豪華声優陣、作家のロバート・ハリスもキャストとして参加。前代未聞の映画制作をめぐる冒険ドキュ メンタリー。


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監督:佐々木誠
プロデューサー:田中みゆき
出演:加藤秀幸 山寺宏一、能登麻美子、神奈延年、金氏徹平、ロバート・ハリス、小木戸利光、三宅陽一郎、石丸博也 ほか
企画・製作・配給:一般社団法人being there、インビジブル実行委員会
配給協力・宣伝協力:アップリンク
2018年/日本/144分/16:9/DCP
エンディングテーマ 『めたもるセブン』けもの (Sony Music Artists Inc. / TABOO)


映画監督らからも祝福の声!映画館「アップリンク吉祥寺」オープニングイベント


映画情報どっとこむ ralph この度弊社では、株式会社パルコと共同で本日 12 月 14 日(金)に新しい映画館「アップリンク吉祥寺パルコ(通称:アップリンク吉祥寺)」をオープンする運びとなりました。

オープンに先立ち、関係者、クラウドファンド出資者などをお迎しオープニングパーティーを開催、写真家のハービー・山口さんのほか、矢崎仁司監督(『無伴奏』)、山下敦弘監督(『ハード・コア』)、富田克也監督(『バンコクナイツ』)、大九明子監督(『勝手にふるえてろ』)をお招きしたトークイベントを行いました。

【開催概要】
日時:2018年12月13日(木))
登壇:ハービー・山口、矢崎仁司、山下敦弘、富田克也、大九明子
聞き手:浅井隆(アップリンク社長)
会場:アップリンク吉祥寺 スクリーン3 RED
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1吉祥寺パルコ地下2階

映画情報どっとこむ ralph アップリンクと株式会社パルコが共同で吉祥寺パルコ地下2階に開業する映画館「アップリンク吉祥寺パルコ(通称:アップリンク吉祥寺)」が12月14日(金)に開業。
オープンに先立つ13日のオープニングパーティーにおいて、ップリンク吉祥寺のメインビジュアルの撮影を担当した写真家のハービー・山口さんのほか、矢崎仁司監督(『無伴奏』)、山下敦弘監督(『ハード・コア』)、 富田克也監督(『バンコクナイツ』)、大九明子監督(『勝手にふるえてろ』)をお招きし、トークイベントを実施した。

最初に登場したハービーさんとアップリンク代表の浅井は、寺山修司主宰の演劇グループ・天井桟敷に浅井が在籍していた頃からの付き合い。浅井はアムステルダム公演の際に訪れたスペース「ミルキーウェイ」で体験した、ひとつの場所で同時多発的に様々なイベントが行われるというスタイルから受けた刺激が今回のアップリンク吉祥寺の構想にも影響を与えていると説明。「多様な価値観の世界の映画を通じて、違う文化を感じることができる」と、アップリンク吉祥寺に込めた思いを明かした。ハービーさんは、かつてザ・クラッシュのジョー・ストラマーからもらった「撮りたいものはみんな撮れ、それがパンクだ」というアドバイスと同じように「浅井さんとアップリンクは、永遠に響く表現を世界中から探して届けてくれる」とに勇気や幸せを与えてくれる存在であると絶賛した。ハービーさんの撮影による、オープンを記念した写真展「今日は、映画を観に行く」は、劇場に併設されたギャラリーで実施される。


続いて登場したのは矢崎仁司監督、山下敦弘監督、 富田克也監督、大九明子監督。矢崎監督は「今の社会には暗闇が必要。映画館っていろんな履歴を持った人が一同に集まり、感情がうずまく場所だから。ここには5つの暗闇がある」とアップリンク吉祥寺の魅力について持論を展開。また山下監督が「シネコンに負けない、場所としての迫力がある。ここで早く映画が観たいです」と観客目線の感想を述べた。富田監督は自身の映画制作集団・空族の初期の作品をファイヤー通りにあった頃のアップリンク渋谷で初めて上映したこともあり「最高です、吉祥寺でもいつでも僕たちの作品をかけてほしい」と活動の原点と言えるアップリンクにアピール。

そして大九監督は「映画館は救いの場で社交場。映画館という存在そのものが拠り所である」と語り、「今日はなにより嬉しい日です」と“映画館マニア”として喜びをあらわにした。

映画情報どっとこむ ralph イベントの後半、「今日は、映画を観に行く」というアップリンク吉祥寺のキャッチコピーにちなみ浅井が「映画館で最初に自分でお金を払って観た映画は?」と登壇者に質問。

矢崎監督は「高校のときにちょっとエッチな映画目的で友達を誘って甲府のピカデリーで観た『卒業』」。


山下監督は「小学生3年生のときに友人とふたりで川崎の映画館で観た『グーニーズ』。映画の興奮よりも子どもたちで観たという興奮のほうが大きかった」。

富田監督はパニック映画『猛獣大脱走』で気持ち悪くなって便所に駆け込んだ思い出を明かし「必ず二本立てだったので、むしろ自分が観たい映画じゃない方の記憶のほうがよく残っている」と述懐。

大九監督が挙げたのは、主演の薬師丸ひろ子の可愛さ目当てで伊勢佐木町で観たという『セーラー服と機関銃』。「とんでもないものを観た」という興奮とともに、パンフレットに掲載されていた相米慎二監督が膝に薬師丸ひろ子を載せた写真を観て「監督という職業は好き放題できるものなんだ」と、映画監督という存在を意識することになった最初の映画であることを告白した。

映画情報どっとこむ ralph 映画を観る体験を特別なものにする映画館「アップリンク吉祥寺」

「アップリンク吉祥寺」は、映画を観る体験を特別なものにする“ミニシアター”のシネコンです。
5つのスクリーンでは、世界の映画祭で話題の作品をはじめ、アート系作品、インディーズ作品など、現在「アップリンク渋谷」で映画ファンの皆さまにお楽しみいただいている作品のほか、地域の方々にも楽しんでいただけるファミリー向け作品も上映いたします。「アップリンク吉祥寺」は、多種多様な映画を通して観客の皆様と世界とを繋げる窓となる映画館を目指します。

【音】鳥肌が立つ音響体験を──世界一の平面スピーカーを導入
国内屈指の音響メーカー、田口音響研究所がアップリンク吉祥寺のために開発した究極の平面スピーカーを全スクリーンに導入。イタリアのパワーソフト社製パワーアンプとの組み合わせで、くもりのないDCPハイレゾ音源の可能性を最大限に引き出します。また、館内のBGMは、デレク・ジャーマン監督作品の音楽を多く手掛けたサイモン・フィッシャー・ターナーによるオリジナル音源「MUSIC FOR CINEMA LOBBY」。

【デザイン】異なるデザインコンセプトの5スクリーンを備えた映画館
5つのスクリーンは「ポップ」「レインボー」「レッド」「ウッド」「ストライプ」というコンセプトで、それぞれ個性的な壁紙、椅子、照明デザインになっています。バラエティに富んだ劇場で、映画ファン向け作品からファミリー向け作品まで多種多様な映画を上映します。

【食】映画館でも美味しいものを!こだわりのドリンク&フードメニュー
スパイスの風味が効いたクラフトコーラや、ナチュラルワイン、武蔵野生まれのビール、添加物の少ないソーセージを使ったホットドッグ、ヘルシーなナッツ&ドライフルーツなど、こだわりのドリンク&フード・セレクションをご用意しています。

所在地:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1吉祥寺パルコ地下2階
共同事業者:株式会社パルコ、有限会社アップリンク
運営:有限会社アップリンク
スクリーン数:5スクリーン
座席数:計300席(最大スクリーン98席、最小スクリーン29席)
設計:アビエルタ建築・都市 北嶋祥浩

公式HP http://joji.uplink.co.jp
公式Twitter https://twitter.com/uplink_joji
公式Facebook https://www.facebook.com/uplink.joji/


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12月14日オープン!映画館「アップリンク吉祥寺パルコ」内覧&施設説明会レポ!


映画情報どっとこむ ralph この度弊社では、株式会社パルコと共同で 12 月 14 日(金)に新しい映画館「アップリンク吉祥寺パルコ(通称:アップリンク吉祥寺)」をオープンする運びとなりました。オープンに先立ち、関係者向けの内覧会を12日に開催、映画館作りに関わったスペシャリストたちによる施設説明会を開催いたしました。

日時:2018年12月12日(水)
会場: アップリンク吉祥寺 スクリーン3 RED(東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1吉祥寺パルコ地下2階)
登壇:北嶋祥浩(建築家、一級建築士、滋賀県立大学非常勤講師、東京都立大学非常勤講師歴任)、田口和典(田口音響研究所)、
中村亮子(建築照明デザイナー、LOOP Lighting NYC パートナー)、コーラ小林(伊良コーラ代表)/聞き手:浅井隆(アップリンク社長)

映画情報どっとこむ ralph 12月14日(金)にパルコ吉祥寺の地下2階にオープンする映画館、アップリンク吉祥寺の内覧会が12日実施され、この映画館作りに関わったアビエルタ建築・都市の北嶋祥浩さん、LOOP Lightingの中村亮子さん、田口音響研究所の田口和典さん、クラフトコーラ「伊良コーラ」代表コーラ小林さんが登壇した。
「アップリンクらしい多彩なメンバー」というアップリンク代表浅井からの紹介のあと、アップリンク吉祥寺に関わっての苦労した点やこだわりについてエピソードを披露した。

設計担当の北嶋さんは、実家が吉祥寺で学生の頃にパルコ吉祥寺でアルバイトをしたこともあり、かつて地下2階にあったパルコブックセンターに負けない映画館を作りたかった、と吉祥寺への並々ならぬ思いをあらわに。物販中心の商業施設に映画館を入れる法律的な困難があったものの、既存の施設をリニューアルすることで都市のなかに映画館を新しく入れることができることを実感できた、と4年に及ぶ準備期間から完成までを回想した。

スピーカー・システムを担当する田口さんは、実際に映画館で使用されている平面スピーカーのウーファーを持ちながら、ここ数年の技術の進歩により生まれた軽いアルミハニカムを材料に使用することで、きれいな波面を作り良い音響を出すことができると説明。アーティストにも「これこそ自分の出したかった音だ」と好まれる理想的な平面スピーカーだが、今回のアップリンク吉祥寺は、「音楽だけでなく砂を踏みしめている音や川のせせらぎといった効果音がきちんと聞こえることで感動が倍増するし、英語のセリフでさえも心に入ってくる」と、鳥肌が立つほどの感動を得られる世界一の映画館になると自信たっぷり。

ニューヨークをベースに活動を続け、今年の12月に京都に日本支社を立ち上げたLOOP Lightingの中村さん。これまで商業施設や女優のナオミ・ワッツ邸など個人の邸宅の照明デザインを手がけてきたが、映画館の照明デザインは初ということで、ニューヨーク・東京間をSkypeで入念な打ち合わせを繰り返しながらこのプロジェクトに参加。「スクリーンごとにコンセプトが異なる回遊型の映画館は、ニューヨークでも見たことがない」とデザイン的なチャレンジだったと告白。「今回様々な方とのコラボレーションができて感動しています」と喜びを語った。

そしてコンセッションで提供される「伊良コーラ」代表コーラ小林さんは、コーラの原料であるコーラの実のほか、漢方職人だったお祖父様の遺志を受け継ぎ様々なスパイスを調合して手作りのコーラをこれまでフードトラックでひとりで販売してきた。今回アップリンク吉祥寺で映画館で初めて提供することになり、「クラフトコーラとはなにかということを映画館のお客様に説明できるように」と映画館スタッフにレクチャーを実施。この日は試飲も実施され「普段コーラを飲まないのに美味しく飲めた」という意見には、「漢方の考え方として、自分に足りない要素を食べると美味しいと感じる。そういう意味では伊良コーラを美味しいと感じてくださった今日のご来場の方は、疲れているから本能的に美味しいと感じてくださったのかもしれません」と場内の笑いを誘った。

最後に、場内から今回の映画館に使用されているスクリーンについての質問に浅井が回答。地下2階で天井高さが限定されているため、少しでも高い位置にスクリーンを配置するために、通常のサウンドホール(スクリーン裏のスピーカーからの音を通すための穴)のあるタイプではなく、織物のようなサウンドホールのない音を通すスクリーンを使い、シネスコのスクリーンを上下左右をカットマスクで作品の画角ごとに変えたりせず設置。「20年以上前にベルリン国際映画祭に出席したときに、会場でカットマスクを作らずむき出しのままいろんな画角の作品を上映していたのを観て、今回のようなスクリーンの形式にした。映画が始まればカットマスクがなくても映画の中に没入できる」と説明した。

映画情報どっとこむ ralph 映画を観る体験を特別なものにする
映画館「アップリンク吉祥寺」

「アップリンク吉祥寺」は、映画を観る体験を特別なものにする“ミニシアター”のシネコンです。
5つのスクリーンでは、世界の映画祭で話題の作品をはじめ、アート系作品、インディーズ作品など、現在「アップリンク渋谷」で映画ファンの皆さまにお楽しみいただいている作品のほか、地域の方々にも楽しんでいただけるファミリー向け作品も上映いたします。「アップリンク吉祥寺」は、多種多様な映画を通して観客の皆様と世界とを繋げる窓となる映画館を目指します。


【音】鳥肌が立つ音響体験を──世界一の平面スピーカーを導入
国内屈指の音響メーカー、田口音響研究所がアップリンク吉祥寺のために開発した究極の平面スピーカーを全スクリーンに導入。
イタリアのパワーソフト社製パワーアンプとの組み合わせで、くもりのないDCPハイレゾ音源の可能性を最大限に引き出します。
また、館内のBGMは、デレク・ジャーマン監督作品の音楽を多く手掛けた
サイモン・フィッシャー・ターナーによるオリジナル音源「MUSIC FOR CINEMA LOBBY」。

【デザイン】異なるデザインコンセプトの5スクリーンを備えた映画館
5つのスクリーンは「ポップ」「レインボー」「レッド」「ウッド」「ストライプ」というコンセプトで、
それぞれ個性的な壁紙、椅子、照明デザインになっています。
バラエティに富んだ劇場で、映画ファン向け作品からファミリー向け作品まで多種多様な映画を上映します。

【食】映画館でも美味しいものを!こだわりのドリンク&フードメニュー
スパイスの風味が効いたクラフトコーラや、ナチュラルワイン、武蔵野生まれのビール、添加物の少ないソーセージを使ったホットドッグ、
ヘルシーなナッツ&ドライフルーツなど、こだわりのドリンク&フード・セレクションをご用意しています。


所在地:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1吉祥寺パルコ地下2階
共同事業者:株式会社パルコ、有限会社アップリンク
運営:有限会社アップリンク
スクリーン数:5スクリーン
座席数:計300席(最大スクリーン98席、最小スクリーン29席)
設計:アビエルタ建築・都市 北嶋祥浩

公式HP:
http://joji.uplink.co.jp

公式Twitter:
@uplink_joji
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