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字幕監修オーサカ=モノレール 中田亮 登壇!『ブラック・クランズマン』トークショー


映画情報どっとこむ ralph スパイク・リー監督最新作『ブラック・クランズマン』が3月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開!

1979年に黒人刑事が過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査するという大胆不敵な事件を克明に綴った同名ノンフィクション小説を鬼才スパイク・リー監督が映画化!!

アカデミー賞Rにて、脚色賞を受賞した『ブラック・クランズマン』。

本作の公開を記念し字幕監修のオーサカ=モノレール 中田亮さん登壇のスペシャルトークショーが行われました。

本作を「この作品が問いかけるのは、この恐ろしい時代に映画は真実を伝えるか、ということです。すこしひねくれ者のスパイクらしい、挑戦する大御所たる彼にしか作りえない作品。」と賛辞を惜しまない中田さんによる、独自の観点からの解説が行われました!

『ブラック・クランズマン』スペシャルトークショーイベント
日時: 3月1日(金)
場所:アキバシアター
登壇:オーサカ=モノレール 中田亮

映画情報どっとこむ ralph 上映後の熱気冷めやらぬ中、登場したのは本作の字幕監修を担当したファンクバンド・オーサカ=モノレールの中田亮さん。

中田さん:僕の本業はジェームズ・ブラウンの研究家です。この映画の中でも彼の歌詞の話が出てくるんですよね。本当はそのシーンの字幕で名前入れたかったんですけど、J・Bって短くしちゃったので伝わりづらかったかも。ロンとフリップが黒人の喋り方を研究しているんですけど、あれおかしいんですよね。KKKに潜入するのに黒人の英語の喋り方を練習しているんですよ。今日はそんな映画の話をしていきたいと思います。
と語り本作の隠された見所が明かされるトークショーが始まりました。

映画情報どっとこむ ralph 〇スパイクが描くダメ主人公!彼が遅刻するにはわけがある!?

中田さん:映画の中で「WAKE UP!」ってずっと言われてる、主人公ロンはまだ目覚めてないボンクラヒーロなんですよね。遅刻してまた遅刻して・・「WAKE UP!=目を覚ませ!」というのはスパイク・
リーが30年以上言い続けている重要な言葉です。『ドゥ・ザ・ライト・シング』でも最初に言ってるんですね。『スクール・デイズ』でも最後に「WAKE UP!」、『ジャングル・フィーバー』でも朝起きる
ところから始まります。そんなシーンの中にスパイク・リー監督は「黒人として目を覚ませ」というメッセージを込めてきており、今回の映画のテーマでもあります。最後の方にある映画の中で扉をドンドンと叩かれるシーンは、まさに「起きろよ!」と言われているんですね。アメリカでロンはヒーローなんですけど、映画の中では、格好つかないような様子も描かれていて全然ヒーローじゃないんです。最初見たらヒーローに見えるんですけど、何回か見ていくとヒーローじゃないなと思うこともあって。だからこの映画は何回も見ることで、ドンドン味の出てくる映画なんです。

〇原作と映画との違いについて

中田さん:この映画は、所謂「事実に基づくお話」じゃないんです。入り口は本当の話ですけどね。白人警官が潜入捜査したこと、ロンが電話でデビッド・デュークと話して会員証をもらったことも、クワメ・トゥーレの演説に潜入したのは本当です。パトリスという女性が映画に出てきますが彼女は存在しないし、ユダヤ人の話も原作にはありません。そんな現実とフィクションが混ぜて作られているところがパズルっぽくて、この映画の面白いところなんです。

〇KKKの今昔

中田さん:冒頭に出てくる『風と共に去りぬ』は南北戦争を描いた作品で日本では名作扱いされています。南北戦争で北軍が勝利し奴隷が解放された南部で、それに反発した白人たちによって最初のKKKが作られました。この映画にも登場する、松明を焚いて白頭巾をかぶっているKKKのスタイルが1916年以後で第二期のKKKと言われています。映画の中でKKKのメンバーたちが見ていたD・W・グリフィス監督の『國民の創生』はアメリカ初の長編映画になります。白人の黒人に対する恐怖を白人にうえつける内容でとんでもない映画です。この映画がきっかけで第二期KKKが生まれました。公民権法の制定まで黒人に対するリンチ活動は続きました。キング牧師は公民権運動で大きな成果をあげました。その後、ストークリー・カーマイケルが指導者になってブラックパワー運動を始めます。それから黒人のカルチャー、特に音楽が注目されるようになり、黒人のヒーローが活躍し楽しい側面もありました。そんなブラックカルチャーのブームに対して、違和感を持った一人がKKK最高幹部になったデビッド・デュークでした。21世紀になるとブッシュ政権のあとその後オバマ政権が誕生し、リベラリズムの良い時代になったんですが、低所得者層の白人はそんなオバマ政権を苦々しく思っていて、それが爆発して今のトランプ政権が誕生しました。いまだデビッドはトランプ大統領を支持しています。トランプ大統領は今のKKKと言えると映画は伝えます。この二つの時代がとても似ているということを描き出しているわけです。

〇スパイク・リー監督アカデミー賞脚色賞受賞について

中田さん:第91回アカデミー賞で脚色賞を受賞したスパイク・リー監督。「Let’s
Do The Right Thing!!」と世界に放たれた監督の熱いスピーチは、今年のアカデミー賞のハイライトだと世界中で話題になりました。
そのスピーチに対してトランプ大統領がTwitterで「人種差別的だ」と言及し話題になりました。トランプ大統領は本気で言ってると思うからこわいんです。僕の知り合いの黒人の女性歌手はオバマ政権時「オバマが大統領になって白人が皆怒っている。これから黒人に辛い時代が来ることになる。」とずっと話していました。オバマ政権への反発や黒人差別がトランプ政権を生んだのだと思います。

〇映画に登場するブラックスプロイテーションについて

中田さん:ブラックスプロイテーションっていうのは、造語なんですが僕は黒人娯楽映画と訳します。71?74年に流行った黒人ヒーローを描いた映画ジャンルです。この映画は最初の『風と共に去りぬ』から、『黒いジャガー』、『スーパーフライ』など映画のことばかり言っているんです。『ブラック・クランズマン』はブラックスプロイテーションのパロディだと思います。この映画にはたくさんのブラックスプロイテーション映画が出てきます。『黒いジャガー』は警察から依頼を受けた黒人私立探偵の話です。『黒いジャガー』の監督の息子が撮った『スーパーフライ』は麻薬の売人の話。『HIT MAN』はその名の通り殺し屋の話です。『クレオパトラ危機突破』は空手を使う女警官が麻薬組織と戦う話。
『コフィー』は女の子VS麻薬組織の話でした。この映画にはそんな過去の映画のポスター出てくるんですけど、シワが入ってるポスターと入ってないポスターがあるんです。『黒いジャガー』と『クレオパトラ危機突破』のポスターにはシワが入っているですが他のポスターは入ってないんです。これは明らかにわざとで、僕が思うに、警察官を題材にした映画はシワを入れているんです。それは、警察の映画は黒人の解放に本当には役に立たないという意味だと思います。こういった発見があるからこの映画は何回見ても面白いんです。

映画情報どっとこむ ralph 『ブラック・クランズマン』
原題:BlacKkKlansman

3月22日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開


【STORY】
1970年代半ば、アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署でロン・ストールワースは初の黒人刑事として採用される。署内の白人刑事から冷遇されるも捜査に燃えるロンは、新聞広告に掲載されていた過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)のメンバー募集に電話をかけてしまう。自ら黒人でありながら電話で徹底的に黒人差別発言を繰り返し、入会の面接まで進んでしまう。問題は黒人のロンはKKKと対面することができないことだ。そこで同僚の白人刑事フリップ・ジマーマンに白羽の矢が立つ。電話はロン、KKKとの直接対面はフリップが担当し、二人で1人の人物を演じることに。任務は過激派団体KKKの内部調査と行動を見張ること。果たして、型破りな刑事コンビは大胆不敵な潜入捜査を成し遂げることができるのかー!?

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監督・脚本:スパイク・リー
製作:スパイク・リー、ジェイソン・ブラム、ジョーダン・ピール
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、アダム・ドライバー、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、アレック・ボールドウィンほか
ユニバーサル映画
配給:パルコ
宣伝:スキップ&NPC
2018年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/映倫:G指定


篠崎こころ、安城うらら ら登壇!松本優作初監督『Noise ノイズ』マスコミ完成披露試写会舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph 3月1日(金)よりテアトル新宿公開の映画『Noise ノイズ』。

その完成披露がアキバシアターにて行われ、キャスト、スタッフ総勢11名が登壇し舞台挨拶が行われました。

日付:2月12日
会場:アキバシアター
登壇:篠崎こころ、安城うらら、鈴木宏侑、仁科貴、小橋賢児、布施博、來河侑希、川崎桜、岸建太朗、banvox・音楽プロデュ ーサー、松本優作・監督

映画情報どっとこむ ralph 初映画で初出演について

篠崎こころ・美沙役:右も左も分からない状況でしたが…監督と話し合って、台本を書き換えて、美沙という役がすごく私に近くて演じやすかった です。私の人生を入れてもらった作品、その辺もぜひ観ていただければと思います。

出演のきっかけについて

小橋賢児・リフレ店長役:27歳位までやっていた俳優を10年ほど休業して、4000mマイナス20℃のチベット国境の寝袋の中で、三カ月のインド一人 旅を終えようとしていたら「役者やりなさい」みたいなの(啓示)が降りて来て1週間後に帰国したら、いきなり「若い監督が映画 を撮ろうとしているから出てほしい」…インド帰りでぽっかりスケジュールが空いてもいて、監督と話したら、実体験とか秋葉原とか取材とか、本当にリアリティ・魂を込めて作ろうとしている。心を打たれ、どんな形でもいいから関わりたい、関わらせて頂きたい、と監督に言いました。

松本監督について

布施博・理恵の父親役:しつこいですね。何回も何回もやるから。役者で言ったら桃井かおりぐらい。何回も、納得いくまでやるんですよ。…最近の若 い人の中ではいいんじゃないですかね、しつこくて。

松本組について

仁科貴・健のアルバイト先・運送会社の所長役:時間も予算も結構限られていると思いますが、ワンカットワンカット必ずチェックして一つでもちょっとイメージと違うと何回でも やってくれるんで。いま、あそこまでこだわって撮れる現場はないもんですから、非常にやりがいは感じておりました。

音楽を作っていった過程と音楽について

banvox・音楽プロデューサー:この映画の音楽を作ったのは、マネージャーさえ入れたことのない実家のすごく狭い部屋です。そこに、ただ一人、監督だけ 入れて、二人でどういう曲を作ろうと相談していたのですけれど。結局好きなものの話になってお菓子を食べて終わるっていう 感じで、その後、スゴい共通点というか似てる面が一杯あって、それを感じたので、だったら僕が好きなように作れば監督に響 くだろうと作ってみたら、がっつりハマったみたいで、スゴい嬉しかったです。監督から頂いた映画の環境音を加工してそれを さらに音楽にしたり、新しい試みなどをいろんな音楽などでサポートさせて頂きました。


最後に一言

安城うらら・理恵役:感じ方がそれぞれ違う作品だと思います。また、色々なことを感じてもらえたらいいなと思っています」 鈴木宏侑・健役ーー最後に一言 「監督含めスタッフと役者の方とみんなの想いや熱意が詰まっています。それが伝わればいいなと思っています。

松本優作・監督:僕自身が辛い状況に作った映画で、どういう時に見て欲しいかっていうところで、今を苦しんでいる人たちにぜひ見てもらいた いなという想いの強い映画になっていますので、ぜひぜひ見ていただけたらなと思っています。

映画情報どっとこむ ralph 松本優作が15歳で体感した二つの解釈不能な状況。
中学時代の親友の自殺と2008年6月8日の秋葉原無差別殺傷事件ーから作った、 人類史上最も凄惨な今を生きる世界の若者たちから圧倒的支持を獲得する同時代映画。

3月1日(金)よりテアトル新宿にてロードショー! 3/29(金)よりシネ・リーブル梅田、3/30(土)より名古屋シネマスコーレ、春京都出町座、神戸元町映画館ほか順次公開。

Noise ノイズ

公式サイト:
https://noise-movie.com/

【STORY】
事件で母を亡くした少女は、強圧的な無職の父と暮らしながら地下アイドルのライブで歌う。アルバイトで暮らす青年は、母親が借りた闇金 からの取立てに家を追われボイスレコーダーに収録した憤りを公衆電話を使って吐きだす。制服のまま少女は、仕事と家庭内介護に疲れた父の家から 飛びだす。絶望の中に生きる若者たちと大人たちが見たものとは…。
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2018|日本|カラー|スコープ|DCP|3.0ch|115分
配給:マコトヤ
©「Noise」製作委員会


「第4回 秋葉原映画祭2019」神田明神ホールでは、シアターのこけら落とし上映!


映画情報どっとこむ ralph 来年、2019年1月12日(土)〜14日(月)の3日間にて、「第4回 秋葉原映画祭2019」(以下AFF2019)の開催が決定いたしました。来年は12月中旬に新設される「神田明神ホール」をメイン会場として、秋葉原UDXシアターとアキバシアターの3会場に劇場が増えます。

神田明神ホールでは、シアターのこけら落とし上映を含めたオープニングイベントも実施します。
AFF2019の特長としている、応援OK!合唱OK!声援OK!アフレコOK! という、まるでライブ会場にいるような発声可能上映は、本年度もいくつかの作品で実施!!

また、秋葉原映画祭の公式キャラクターでもある「嶋音ミル」(しまねみる)の2019年版の絵師には、南野あき氏を起用。祭+着物+神田明神をイメージとしたメインビジュアルに仕上がりました。
映画情報どっとこむ ralph ■秋葉原映画祭(AFF)とは

コンセプトは、“アキバ”に来る人の“大好き”を集めた映画祭。アニメ作品を中心に、漫画原作、ライトノベルズ原作、ゲーム原作やアイドル主演に関連した作品など、主にポップカルチャーのカテゴリーに入る作品を上映。映画祭として、スクリーンに向かって、声を出して(応援・合唱・拍手・声援・アフレコ)鑑賞できる応援上映を実施した初めての映画祭になります。

※AFF2019の上映作品や詳細な情報につきましては、11月中旬を目処にリリース予定です。

映画情報どっとこむ ralph 「第4回秋葉原映画祭2019」開催概要
名称:第4回 秋葉原映画祭2019」(AFF2019)
開催期間:2019年1月12日(土)~2019年1月14日(月)
会場:神田明神ホール、秋葉原UDXシアター、富士ソフトアキバシアター
内容:映画祭、トークイベント、アイドルライブ
運営:秋葉原映画祭実行委員会(一般社団法人千代田産業振興協会)

公式ホームページ
http://www.akibafes.com

公式SNS
@Akifes_staff

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©miru.shimane 2019 by aki.minamino


てらさわホークさんと松江哲明監督が『コンフィデンシャル/共助』談義イベント!


映画情報どっとこむ ralph この度、動員数781万人を記録し、2017年上半期韓国映画動員数ナンバー1となり、第21回ファンタジア国際映画祭で最優秀アクション賞を受賞したメガヒットアクションエンターテインメント『コンフィデンシャル/共助』が2月9日(金)、TOHOシネマズ 新
宿ほかにて全国公開することが決定しました!

この度、本作の公開を記念し1月16日(火)に、映画秘宝などを始めライターとして活躍するアクション映画に造詣の深いてらさわホークさんとドキュメンタリー監督の松江哲明監督による韓国アクション映画談議が行われました!

韓国版『ミッション・インポッシブル』と話題のド派手なアクションに北朝鮮と韓国の刑事がバディを組み世界の危機に立ち向かう本作。

日本では決して撮ることのできない迫力のカーアクション、近年のアクション映画に取り入れられているロシアの戦闘術“システマ”で魅せる接近戦、そして手に汗握るリアルな銃撃戦ともはやハリウッドの領域に突入した韓国アクション映画を独自の切り口で解説!映画に精通したお二人が前代未聞の南北共助捜査をどういう風にご覧になったのか!?そしてハリウッドも驚く韓国アクションについてなど独自の解釈で大いに語って頂きました!

韓国アクション映画談議『コンフィデンシャル/共助』
日時:1月16日(火)
場所:アキバシアター
登壇:てらさわホーク 松江 哲明 

映画情報どっとこむ ralph 映画を鑑賞し終えた観客の前に登場したてらさわさんと松江さん。

まずは本作の感想について、

てらさわさん:いいもん観たな!とほっこりした気持ちになる映画でした。(アクションとコメディの)バランスが良いですね!観終えて満足感、充実感がありました。

続けて

松江さん:試写で観た時、朝10時だったんです。朝から韓国映画ってこってりかなと思っていて、正直最初は油断していました。最初に北の悪者が出てきて…でも韓国のシーンになると庶民派刑事が追いかけてる時になって流れる音楽がポンチャックだったんですよ(笑)あ、これ緩い映画だなって。でも緩さで油断していた分カーチェイスだったりアクションがすごくて、普通の娯楽映画と思わせておいて力入れるとことはすごいなと。80点の娯楽映画を期待したら意外と85,90点みたいな。そういう良いもの観たなという感じ。

と答えた。

これにはてらさわもうんうんと頷き、

てらさわさん:最近どんな映画もギャグを入れてくる傾向はあるけれど、この映画はアクションするとことはちゃんと決めて、お茶の間のシーンはお茶の間(のギャグ)。メリハリがあってけじめをちゃんとつけている。

と、賛同。

映画情報どっとこむ ralph つづいて、ヒョンビンが主体となって繰り広げるアクションについての話題に。本作で特徴的なアクション「システマ」について、

てらさわさん:ロシア発祥の軍隊の格闘術ですね。最近のアクション映画の流行りですね。『ボーン』シリーズや『ジョンウィック』など。その辺にあるものを使って戦っていましたね。でも本作のトイレットペーパーを使ったアクションを(ヒョンビンが披露した)後にユ・ヘジンが真似しようとするくだりが良かったですよね。アクションの中にも2人を対照的に描いているシーンを入れていて、真剣なアクションだと油断している分笑っちゃうんですよね。

そしてもう一人の主人公を演じる韓国のベテラン三枚目俳優ユ・ヘジンの話題に。

てらさわさん:普通のおっさんとして描かれているのが良いですよね。顔も相まっていい味出してますね。

と。

松江さん:”イイ顔”ですよね!ああいうソンガンホのような、”イイ顔”の人たちがかっこいいという説得力は演技力だけでなく体を張っていたり動けるので、役者さん自身の魅力も出ていてただのダメな人にならない。

と。

てらさわさん:そうなんですよ。最初のほうでだめかと思いきやだんだん出来る人になっていきますからね。

と同意。

てらさわさん:(娘の為の)アイフォンが買えないくだりとかね!最後のほうでちゃんと伏線が回収された時はぐっときた!娯楽映画の勝負どころをわかってますよねこの映画は!

とユ・ヘジンが演じるだめな父親っぷりと本作のコメディの絶妙さについて盛り上がり、会場は暖かい笑いに包まれた。

映画情報どっとこむ ralph また、本作における北と南の設定、関係性について過去に『JSA』や『シュリ』なども北と南の状況を加味した作品がある中で、

松江さん:韓国映画だからこそ描けるテーマですね。日本の観客に大きなインパクトを与えた『シュリ』などもですが、今後の映画の中でも永遠に描かれていくテーマだと思います。

てらさわさん:そうですよね。

松江さん:いい意味で決定打がなく、でもはっとさせられる描き方ですね。ギャグ的な家庭シーンでの料理の中でも南北の違いがしっかり描かれている。

と続けます。そんな南北の刑事が繰り広げるバディムービーの側面もある本作を

てらさわさん:往年のバディものの懐かしさがある。

と評した。往年の刑事ドラマのような雰囲気の音楽について

松江さん:あの音楽を待っている自分がいた!すごく燃えるものがあった!

と熱く語った。


さらに、本作のカーアクション、追跡シーンの迫力に関して、

てらさわさ:カーアクションすごかったですね。日本だと道路の許可が下りないからね。


松江さん:『チェイサー』『哀しき獣』などの撮影監督ですよね。走るシーンが疾走感あって良かった。本作は画数が多いと感じました。現場でプラスαのミラクルを粘っている感じ。先ほども言った80点かと油断していたら85,90点いくっていうその余裕がアクションシーンの画数の多さにも現れていると思う。

と語りました。

故キム・ジュヒョクの悪役ぶりについては、

松江さん:それまでは恋愛ものが主流だったけど、今作での悪役良かったですね。冒頭で、この人は言葉が通じないんじゃないかという恐ろしさが伝わってきましたが、後のシーンで人間味があるところも描かれて。

てらさわさん:キム・ジュヒョク良かったですね。僕が面白いと思ったのは、南北の問題がある中で、韓国側で向こうを悪くことはいくらでもできるじゃないですか。ただただ恐ろしいという描き方。でも決してそうじゃないんですよね。

と続けた。

また、娯楽映画によるキャラクターの描き方について、

松江さん:ご飯のシーンこそ娯楽映画の中でキャラクターを表現するチャンスだと思うんです。本作の食卓シーンも良いですよね。

と松江は語った。

映画情報どっとこむ ralph 最後に、韓国映画全体のクオリティについて

てらさわさん:韓国映画といえばエクストリームなイメージのものばかり観ていたけど、たまに本作のような映画を観ると、ああ韓国の映画館ではこういうのを皆さん観ているんだ。(日常的に観られている韓国映画は)この水準なんだろうな。それは随分すごいところに行ってしまったな、という気持ちです。

松江さん:作家性が強い映画が多いですが、韓流ブーム以降もっと普遍的な恋愛のような映画がヒット作になって。僕はそういう作品でこそ韓国映画の水準がわかると思うんです。最近そういう映画が少ないなと思っていましたが、去年の『トンネル』のような映画だったり、本作のような映画が出てきて、もっとこういうのが観たいなと思いました。

と見解を。

てらさわさん:僕はそろそろこういう(ユ・ヘジンのような)人たちを集めたエクスペンダブルズみたいな映画が観たいですね。

とコメントし、会場の笑いを誘った。



『コンフィデンシャル/共助』
原題:공조
英題:Confidential Assignment

2018年2月9日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国公開です。

本作の主演にしてスタイリッシュなアクションで魅せるのは『愛してる、愛してない』、『王の涙イ・サンの決断』を代表作にもちドラマ「シークレット・ガーデン」で日本でも圧倒的人気を獲得したヒョンビン、上司の裏切りにより妻と仲間を殺され、復讐に燃える北朝鮮の最強エリート刑事イム・チョルリョンを演じる。そして『ベテラン』、『LUCK-KEY ラッキー』など韓国の名優ユ・ヘジンが韓国側の庶民派熱血刑事カン・ジンテを好演。韓国へと逃亡した北朝鮮の犯罪組織を追うため、誰が見ても相性の悪い二人が国の垣根を越えて事件を追う、史上初の“南北共助捜査”を極秘で契約しタッグを組む!そして二人は世界を揺るがす危機へと立ち向かうことになる!冷酷無慈悲な犯罪組織のリーダーに『ビューティー・インサイド』のキム・ジュヒョク、最強エリート刑事に恋心を抱く熱血刑事の義妹を少女時代のユナが演じ、劇場映画としては初出演を果たしています!

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監督:キム・ソンフン
出演:ヒョンビン、ユ・ヘジン、キム・ジュヒョク、ユナ(少女時代)ほか
2017年/韓国/カラー/デジタル/韓国語/124分
配給:ツイン
(C)2017 CJE&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED


映画『猫が教えてくれたこと』ジェイダ・トルン監督来日記念トークイベント


映画情報どっとこむ ralph 猫ドキュメンタリー『Kedi』が邦題『猫が教えてくれたこと』で11月18日(土)よりシネスイッチ銀座他全国順次ロードショーが決定。
本作の監督を務めたジェイダ・トルン監督が来日。これを記念して『レンタネコ』でも知られる荻上直子監督を迎えてのトークイベントが行われました。

映画『猫が教えてくれたこと』ジェイダ・トルン監督来日記念トークイベント
日時:10月18日(水) 
場所:アキバシアター
登壇者:ジェイダ・トルン監督、荻上直子監督

映画情報どっとこむ ralph 先ず初めに・・・

ジェイダ監督:今日来ていただいて本当にありがとうございます。日本のみなさんご覧いただけることとても光栄です。

と日本で公開されることを喜んでいらっしゃいました。

荻上さん:こんな素敵な映画を作って頂きありがとうございます。DVDで観たのですが、観ている間にうちの猫も寄ってきてずっと一緒に観ていました!猫にも愛される映画なのだなーと思いました。

と語った。

ジェイダ監督:ぜひDVDを買って猫と一緒に観ていただきたいです!

と笑顔で返しました。


本作は猫が主役。どうして猫をテーマとしたのかに対し、

ジェイダ監督:私は子供時代、イスタンブールの猫と一緒に過ごしていたのですが、その後住む国が変わっていったのです。その度にイスタンブールのような猫がいなくて寂しくなりましたし、イスタンブールの猫がどれだけユニークな存在だったのかも気づきました。そんな猫たちイスタンブールからいなくなる前に映画を撮りたいと思った。30年前からこのような映画がほしかった。この映画はイスタンブールやイスタンブールの猫へのラブレターだと思っています。そしてこの愛をみなさんとシェアできれば嬉しいです。

と、この映画、そしてイスタンブールの猫たちへの愛を語りました。


映画情報どっとこむ ralph
本作の特出すべき点でもある猫と同じ目線。

これを撮るために地上10センチすれすれの“猫カメラ”を開発したジェイダ監督。撮影で苦労したことを聞かれると、

ジェイダ監督:私にとってすごく良かったのは猫に無理に何かをさせることがなかった。もちろん難しさはありました。長い間何もしていなかったと思ったらいきなり走り出していなくなってしまったり…。でもどうやら猫たちもカメラに撮られているのが楽しそうに感じ取れたので、素晴らしい映像になったと思います。猫の姿そのままを映しているつもりです。

と猫たちの共同作業に満足な様子の監督。

荻上さん:この作品では何匹か猫が出てくるんですけど、“私この人に似てる!”と思う猫がいて、人間と同じように個性が強いキャラクターが出ているので、人間と変わらないなと思いながら観ていました。

と印象に残った部分を語ると

ジェイダ監督:本当にそう。長い時間一緒に過ごすと猫たちの性格が分かってくるんですよね。そして猫を見ていると自分を見ているように思えるんです。この映画のために色んな方にインタビューをしたのですが、猫のことを話していますが実はみんな自分自身を表現しているように見えました。

と撮影で感じたことを語った。猫と人との関係性について聞かれると
荻上さん:うちでは猫が膝の上にいる間は動かなくていいというルールがあるんです。”醤油取って~“とか(笑)。猫がいないと旦那となんの会話をしていいか分からないぐらい。人と人との距離を埋めてくれるような存在だと思います。

という意見にジェイダ監督は終始うなずき、会場からは”荻上家ルールに笑いが。

邦題は『猫が教えてくれたこと』。これにちなみそれぞれ猫が教えてくれたことを聞くと、

ジェイダ監督:一番大きいのは自分の中の謙虚さを改めて教えてくれること。そして自分の中の野生を思い出させてくれる。それはより幸せな人間になるためにとても大事なことだと思います。わがままの中にもいいことってありますよね?

と荻上さんに聞き、

荻上さん:わがままでいていい!と思わせてくれますね。

と答えます。

映画情報どっとこむ ralph 最後に

ジェイダ監督:できればご家族全員で観て欲しいです。それぞれの年代で楽しめる作品です。あと、本作でミャーミャー鳴いている鳴き声はすべて本物です!ぜひ友達や猫に本作をシェアして頂きたいです。

と笑顔でメッセージを残した。

11月18日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA他全国順次公開!

公式HP:http://neko-eiga.com/

物語。。。

生まれたばかりの子猫たちにエサをあげるために市場の食べ物を狙う虎猫の「サリ」、なでられるのが大好きなメス猫の「ベンギュ」、レストラン近くに住みネズミ退治を仕事にしている義理堅い性格の「アスラン」、喧嘩が強く、旦那を尻にしいているくせに嫉妬深い「サイコパス」、下町の市場に住み、そこで働く商売人や客たちと触れ合う看板猫の「デニス」、遊び人風で周囲の大人たちの心を虜にする「ガムシズ」、高級なデリカテッセンにいつも美味しいエサをもらっている礼儀正しい「デュマン」――古くから猫の街として知られるトルコの古都イスタンブール。

生まれも育ちも全く違う、7匹の個性豊かな猫を軸に、イスタンブールの人々と猫の幸せな関係をとらえたドキュメンタリー。
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監督:ジェイダ・トルン 
製作:ジェイダ・トルン、チャーリー・ウッパーマン 
主演猫:サリ、ベンギュ、アスラン・パーチャシ、サイコパス、デニス、ガムシズ、デュマン
2016年サイドウォーク映画祭・ベストファミリーフィルム
配給:アンプラグド 2016年/79分//アメリカ/5.1ch/ビスタ/カラー 
©2016 Nine Cats LLC