ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017、3月4日(土)夜の部イベント。
圧倒的な存在感を放つ俳優・國村隼が出演作『KOKORO』の舞台挨拶に登場! また、今年本映画祭の審査員としても参加している武田梨奈が、出演作『ドラゴンガールズ』の舞台挨拶に登場し、会場を盛り上げました。 |
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『KOKORO』舞台挨拶 3月4日(土)19:30~ 会場:合宿の宿ひまわり 体育館 個性派俳優として国内外から支持される俳優・國村隼が出演した、ベルギー、フランス、カナダ合作映画『KOKORO』が、ゆうばり映画祭でジャパン・プレミアを迎えた。上映時には國村と、監督のヴァンニャ・ダルカンタラがそろって舞台挨拶に登壇。観客のあたたかい拍手に迎えられて登場した國村は、「みなさんの“心”に届いたかな」とはにかみ、ダルカンタラ監督は「ベルギーから離れているけど、日本に来ると自分の家に帰ってきたような気がする」と優しい笑顔を見せた。本作は、日本を舞台に、傷心のフランス人女性と、國村演じる元警察官ダイスケをはじめとする人々との心温まる交流を描いたドラマ。國村の役はセリフがほとんどなく、飛び降り自殺をしに村の断崖を訪れる人々にそっと寄り添う重要なキャラクターだ。國村は「映画の中で彼(ダイスケ)が言っていることがすべてだろうと思った」とダルカンタラの脚本を信頼し、イメージを膨らませることで役作りに徹したことを明かした。また本作では、島根県の隠岐の島の赤壁が印象的なシーンで登場するが、これはダルカンタラ監督がダイナミックさと叙情感に惹かれて撮影を決めたのだという。高所恐怖症だという國村は、崖での撮影シーンで怖い思いをしながらも、数々の映画に出演してきた彼でも見たことがないほど見事なロケーションだったと語った。最後にダルカンタラ監督は、「この映画を撮れて、國村さんとも親しくなれて、友人のような気になっています。今日はみなさん来てくださってありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。 國村隼トーク企画「俳優・國村隼KOKOROの声」 |
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『ドラゴンガールズ』舞台挨拶 3月4日(土)22:30~ 会場:ゆうばりホテルシューパロ ライムライト アジアを代表するアクション女優たちにインタビューを実施した意欲作『ドラゴンガールズ』の上映と舞台挨拶が行われ、本作へも出演している女優・武田梨奈がゲストとして登壇した。本作は、武田が2016年に本映画祭へ参加した際に撮影された映像を含むドキュメンタリー。武田は本映画祭の常連ともいえる存在だが、今年は出演作である本作が上映されたり、コンペティション部門の審査員を務めたりと、例年以上に“ゆうばり”への貢献度が高い。舞台挨拶では、本作に多数の女優たちが出演していることに驚きつつも、「この中に私を入れてくれたことが嬉しい」と笑顔でコメントした。舞台挨拶の後半は、会場の観客からの質問に答えるティーチイン形式に。「自身が演じた役から影響を受けることはあるか」という質問に対しては、「私は影響されやすく引きずるタイプ」と断言。「アクション映画撮影のときは、期間中はずっとアドレナリンが出ている影響でケガをしても痛さを感じることはない」とアクション女優らしい一面ものぞかせた。さらに「身体も張ったスタントなど、他の女優さんに出来ないようなことをしていきたい」と熱く語り、イベントの最後では「最近アクション作品をやっていないが、毎週アクションチームにも通っているし、海外にもどんどん飛び出していきたい」と今後の展望を語った。 |