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『いつくしみふかき』 主演・企画の遠山雄オフィシャルインタビュー到着


映画情報どっとこむ ralph 現在までに11の賞を受賞している映画『いつくしみふかき』が、4月17日(金)からテアトル新宿での公開を皮切りに、大阪・テアトル梅田、京都みなみ会館、名古屋シネマスコーレ、横浜シネマジャック&ベティ他で順次公開となります。

劇団チキンハート主宰の遠山雄の親しい知人とそのお父さんについての実話で、ひきこもりの知人が葬儀で父親をかばいながらも謝罪をした姿が衝撃的だったことが映画化のきっかけ。実際に知人が住んでいた長野県飯田市に、劇団員が実際に代わる代わる住み込んで、今回の映画化に漕ぎ着けた。

父親・広志役を、意外にも本作が映画初主演となる渡辺いっけいが、遠山の知人が基になったその息子・進一役を、遠山自身が演じ、W主演を飾っています。

今回、自身の知り合いの親子についての実話の映画化を企画し、渡辺いっけいとW主演を飾った遠山雄のオフィシャルインタビューが届きました。

映画情報どっとこむ ralph 遠山雄いつくしみふかき
Q. 広志役のモデルになった方の葬儀に参加して衝撃を受けたことが本作の企画に繋がったとのことですが、そのエピソードについてお聞かせください。

僕は20歳前後の時、自分の父親とうまくいっていない時期があったんですけれど、広志役のモデルの方と息子さんとは交流があって、広志役のモデルの方にちょっと憧れていたんです。諸々の事実を全部は知らないんですが、自分の父親と比べると息子ともすごく友達のように接しているし、僕に対しても割とかっこよく接して下さっていたので、素敵な人だなと思っていました。葬儀で3枚位の手紙を息子さんが読んだんですけれど、その最初の半分以上が、自分の父親が今まで迷惑をかけた事柄で、「皆さんには本当にご迷惑をおかけしました」という謝罪のような文章だったんです。本人は途中で読めなくなってしまって、他の親族が代わりに読みに来たんですが、その人もなんやかんや読めなくなったからまたもう一人交代して、みたいな感じだったんですけれど、そこから一転、「自分自身ふさぎこんでいて引きこもりだった時間が長かったけれど、父親と会ってから活発になって自分の目的も見つけた」というような内容で、知らない側面だったので、すごく衝撃を受けて、葬儀が終わった時に、友人に「僕にもその手紙をコピーして下さい」と言って、それがこの映画に繋がりました。映画にしようということまでは考えていなかったんですけれど、直感で、残しておいたらいつか何かに役立てるのではと思っていました。

Q. 大山さんに監督をお願いした経緯を教えてください。

大山君とは、武蔵関のショットバーで知り合いました。僕はバーテンをやっていて、彼は助監督の駆け出しで、「ROOKIES」とかをやっていた時代です。お互い映画が好きだったので、映画の情報交換をしていました。会う度に「1本やりましょうよ」と言っていたんです。短編を撮ってもらったり、一緒に劇団を作ったりしました。出会った時は、お互い映画に対する夢がしっかりあったんですけれど、自分は劇団の興行主みたいになってしまったし、大山君も家族ができると安定した助監督の仕事ばかりやるようになりました。彼にも「このままじゃ君はずっとドラマの助監督で終わってしまうぞ」と発破をかけて、5年半前頃に、「劇団も自分たちの大きな目標はクリアしたので、ここらでちょっと映画をやってみませんか?」という話をしました。

売れない俳優は、俳優としての実感を保つために、演劇に出ることが多いんです。演劇ばかりやっていると、アルバイトもできない状況で、どんどん金に困っていきます。”3000人”という動員の数字が1つのメジャー劇団のボーダーラインだと演劇の小説や雑誌で読みました。調べると、各劇団、3000人達成に大体10年以上かかっているんです。大山君が「僕らは5年だね」という無謀な目標を立てたんですが、最終的に4年半でなんとかクリアして、僕の中ではこれで終わらせて映画に行きたいという想いがあったので、千秋楽で「2年位活動を休止します」言いました。結局6〜7年かかってしまっていますけれど。仲間からも反感を買って、劇団が仲間割れしたりもしたし、僕から離れたお客さんもいるかもしれません。僕の場合は、主宰している劇団の興行で食えるようになっても、俳優として食えているわけではないので、葛藤がずっとありました。僕と浩二役の榎本(桜)がとにかく映画で売れたい人間で、目的が合致していたのは彼くらいです。

脚本は、どの程度モデルになった親子の事実に基づいているんですか?

起こった出来事は、ほとんど事実です。共同生活はしていませんが、2人はお互いの家を行き来して毎日のように会っていました。モデルの親子は実際はめちゃくちゃ仲がよかったです。牧師さんにもモデルがいます。

僕に関しては、演じる上で自分の父親に対する想いを意識はしなかったですけれど、自分の父親には自分の思っていることをちゃんと話せなくて、一緒にいるのが負担だったんです。友達のように会話をしている親子を見て羨ましいなと思っていました。今回の役も似たような感じで、親子で会話をするシーンは少ないですけれど、父親に対して緊張しちゃうというか、「何を言っても伝わらないだろうな」という想いは共通しています。大山君に関しては、脚本執筆時に、自分の父親とのエピソードを入れていると思います。

長野県飯田で撮影することにこだわりがあったと聞きましたが、どのようなこだわりがあったんですか?

幼い頃、3年周期で引っ越していたんですが、やっと友達ができて馴染んできたのに、次の所に行かなくてはいけないというのは、子供にとって負担なんです。他の学校だとちょっとからかいに来たりだとかがありましたが、長野の大鹿村に転校した時は、皆がすごくフレンドリーで、1日で打ち解け、温かいと感じました。また、おじいちゃんとおばあちゃんの家に預けられていて、冬は寒いので飯田の長男の家に住んでいたのですが、すごく優しかったんです。僕を不憫に思って特別扱いをしてくれていたのかもしれません。嫌なことがあったり、これから何かチャレンジをしなくてはいけなくて不安がある時は、大人になってからも、何かあるとおじいちゃんとおばあちゃんのお墓に報告しに行く位温かい思い出しかない場所なので、どれだけ大変なチャレンジをしても、この場所だと最終的に誰かが助けてくれてなんとかなるのではないかという気持ちがありました。実際にモデルの方たちが住んでいた場所というのもあります。

Q.撮影準備のエピソードをお教えください。

“映画「いつくしみふかき」を応援する会“ですが、皆さんご自分の仕事もあるので、応援する会の代表が決まらなかったんです。「この人だったら、誰も文句を言わない」という方がいらっしゃったんですが、「ここだけの話だけれど、俺は末期ガンだから、この町の団体の議長などもほとんど降りている。この映画が大事な時に自分はもういないかもしれない」と言われました。それでも僕はその方が助けてくれたら、この映画に疑問を持っている人たちも味方になるのではないかと思って、「何でもします」と言ったら、色々注文されたんですけれど、一番きつかったのが、ゴールデンウィークに、「お前を応援する奴らを3日後に連れてこい」と言われたことです。誰でもいいという訳ではないと思ったので、説明してお話ししたら、十何人集まって下さいました。それが今の応援する会の中心メンバーです。その方は、「これだけ集まったのは大したもんだ」と言って下さり、「代表はできないけれど、顧問という形で」となりました。とは言っても動きはトップの動きで、全然話が進まない時もその方がズバズバ言って下さり、クランクイン1ヶ月前に準備が整っていない時に、彼が動き出したら、あっと言う前に物資が集まり、環境が整ったんです。映画が完成するのに時間がかかっている間に、ある時から返事が来なくなっていて。映画の音の最後の調整を飯田の映画館でやって完成させたんですが、帰り道に映画館から電話が来て、「亡くなったぞ」と言われて。その方の言っていた通り、ご本人は完成した映画を見れていないんです。DVDを棺桶の中に入れさせて頂きました。この間も、台本や記念品を印刷して下さった印刷屋さんの社員さんも亡くなって。自分達が完成までに時間をかけてしまったばかりに間に合わなかった方が多いんです。

Q.遠山さんの知り合いの実話がベースとなっていますが、知り合いを演じるというのはいかがでしたか?

その知り合いに寄せようとは思っていなかったです。ご本人と進一は全然違う人間だと思います。逆に僕は、広志みたいなタイプの人間だったので、若干不安でした。
村の人に阻害されるような役だったので、追い詰められ、想像を絶する位しんどかったです。

Q. 撮影中は、どのような点を心がけましたか?

劇団をやっている時は、お芝居をやりたいのに、運営で頭が一杯になって、「出番を少なくしてくれ」と頼んでいました。1時間半の内5分しか出ないでいいように無理やり削っていたんですが、本来は芝居をしたいので、今回の映画は、撮影中は演技に集中できる環境にして頂きました。

Q. 大山さんが現場で監督としてこだわっていたのはどのような部分ですか?

大山君は「普段見たことがないいっけいさんを引き出したい」というのがあって、闘っていたと思います。

大山君がすごいのは、現場で急に演出や台本を変えたり、その場のひらめきが多いんです。僕はずっと一緒にやっていたからそれに対応できるんですけれど、台本通りに想定してきた普通の俳優からすると、しんどいことだと思うんです。それでも彼はめげなくやって、今回のスタッフは、それに柔軟に対応する方たちだからすごいなと思いました。似たようなタイプの監督の他の現場では、スタッフが翻弄されていたのを見たことがあります。舞台でも、「あと10分後に出るんだよ?」という時に改訂の台本を渡してきたこともあるんですが、僕はそれが楽しいなと思っています。

Q. 親子だと知らずに共同生活をするシーンは一転コミカルでしたが、撮影していかがでしたか?

僕はそういうお芝居の方が得意なんです。逆に冒頭のシリアスな部分の撮影はきつかったです。いっけいさんもお芝居が上手だし、金田さんもすごいので、楽しい撮影でした。

Q. 父親役の渡辺いっけいさんとの関係についてお教え下さい。
ドラマ「TEAM-警視庁特別犯罪捜査本部-」で犯人役で共演させて頂いたら、楽屋が同じで、いっけいさんが僕のことを面白いと言って下さったんです。「また一緒に仕事したいね」と言われたんですけれど、僕は売れていないので、いつになるかなと思って別れたら、すぐに一緒にやったお芝居についてメールが来たんです。それから舞台をお互いお誘いし合って見に行く関係になりました。僕の劇団の公演に欠かさず見に来て下さるようになって、舞台の打ち上げで「実は映画を撮ることに決めたんです」と話したんです。
Q. 牧師役の金田明夫さんとの共演はいかがでしたか?

僕はできるだけいっけいさんと喋らないようにしていたのに、金田さんは合間に「ねぇ、いっけい君」「ねぇ、遠山君」とずっと喋っているんですよ。牧師役そのものだったかもしれません。お芝居は面白いし、楽しかったです。

Q. こいけけいこさんとの共演はいかがでしたか?

全く存じ上げない方だったんですけれど、オーディションの時に彼女の友人が僕に会いに来て、「彼女の地元で撮影が行われると聞いたんですが、彼女はガンの闘病中でオーディションに参加できないので、プロフィールを持って来ました」とのことでした。いきなり「余命を知っているので、間に合えば最後に生きた証を残してあげたいんです」と言われたんです。自分の知らない方だけれど、飯田出身の方なので、何かしら出るシーンがあればと監督と確認して、1回東京のご自宅の近くでお会いさせてもらいました。ご本人は明るい方で、余命の話はしなかったんですけれど、「役者活動はできていないけれど、出れるのなら精一杯やりたい」とのことだったので、出て頂きました。去年の9月に亡くなられ、本作が遺作になってしまいました。183cmのものすごくパワフルな方で、自分もお芝居に乗れました。すごくいい空気を作る方でした。

Q. 完成した作品を見た感想はいかがでしたか?

遥かに見積もりをオーバーして請求書が来た時に、監督を殺してやりたいと思ったんですけれど、完成した作品を見たら、カラコレなど想像の範疇を超えていたので、「えっこんなことやったの?」とびっくりしたし、音楽も「どうしたの、これ?」と思いました。自分が出ている映画なんですけれど、純粋に「すげえな」と圧倒されました。

Q. ご自身にとってどのような作品になりましたか?

本当にフルパワーでやったので、自分の俳優業の壮大なプロフィール資料になりました。とは言っても、普段の芝居とは全然違うんですけれど。
「好きな作品です」だとかありきたりのことを言えるような作品ではなく、この映画と共に心中する位のレベルです。

Q.ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で(観客賞である)「ゆうばりファンタランド大賞」を受賞した感想はいかがですか?

見た観客の方や記者の方が「グランプリだ、グランプリだ」とおっしゃって、グランプリを目指していたので、正直めっちゃ悔しかったです。後からツイッターの感想を見ていると、『いつくしみふかき』に関する感想が圧倒的に多かったし、「グランプリだと思っていた」という感想が多かったので、観客賞の意味や価値を実感していきました。僕らが劇団をやっていた時は、一般のお客さんたちをすごく大事にしていたので、演劇のファンはほとんどいなかたんです。なぜそこにこだわっていたかというと、どんどん演劇のお客さんが少なくなっている時に、劇団を大きくするために、演劇に苦手意識があったり、普段見ない人に無理やり見せて、「面白いじゃん」と思わせていかないと、絶対にダメだなと思ったんです。ゆうばりに関しては、映画が好きな人が集まるんでしょうけれど、映画監督とか同業の方達よりも一般の方が評価して下さいました。本来そこにこだわっていたので、3日後位に「俺らに一番合っている賞じゃないか。観客賞でよかったな」と思い始めました。

Q.モントリオールのファンタジア国際映画祭での上映はいかがですか?

ファンタジアでもハリウッドでも、お客さんの反応がすごいんです。日本と違って横の人とかに遠慮しないで、リアクションをしてくれるんです。笑うところはものすごく笑うし、驚く時は”Wow!”とか”Jesus!”とか本当に言うんです。ため息もついたり体も動くし、感動しました。英語字幕は神経を使って作ったんですけれど、「伝わるのかな?」と半信半疑のところがあったんですが、台本通りの「これを狙ってたんだよ!」というリアクションをしてくれるんです。上映後、長時間感想を伝えに来る方が多かったです。

Q.本作の見どころを教えてください。

まずはもちろん、普段見れない渡辺いっけいさんが見れます!
あとは、インディーズ映画を好きな方たちがインディーズと想像するインディーズ映画ではなく、初めて見た方は、日本のインディーズの規模の映画だとは思わないと思います。
有名な方も出ているんですが、それと対峙する無名の俳優さんたちも引けを取らずお芝居をしています。同じ人間として1つの作品に出ているので、僕みたいな無名の俳優たちにも注目して見て欲しいと思います。
あと、飯田下伊那という場所が、映画の根幹になっているので、ぜひそこも見て欲しいです。

Q. インタビューの読者の方にメッセージをお願いします。

多分皆さんの俳優のイメージって、「事務所があって、マネージャーさんが営業してお仕事を取ってくる。下積みが大事で、有名になると仕事のオファーがくようになる」だと思うんですけれど、実際は98%位の人がそうならずに俳優という夢を諦めていると思います。そんな中で、自分みたいな無名な俳優が、映画作りだとかはわからないながら、自分の1番大切な土地の人たちを巻き込んで、たくさん仲間や家族に迷惑をかけて、そこまでしてでも「映画俳優として生きていきたい」と思って、一世一代の勝負で仕掛けた作品です。最近は俳優の仕事が増えてきたので、喜んで出ますけれど、この映画が完成してたくさんの人に見てもらうための行動しかこれから1〜2年はしないつもりです。そんな俳優もいるんだということをぜひ知って頂けたらなと思います。ぜひ劇場で見て下さい。

映画情報どっとこむ ralph 映画『いつくしみふかき

020年4月17日(金)よりテアトル新宿にてレイトショー
ほか全国順次公開

公式サイト:
www.itukusimifukaki.com

公式Twitter:
itukusimifukaki


【STORY】 
30年前。母・加代子(平栗あつみ)が進一(遠山雄)を出産中に、あろうことか母の実家に盗みに入った父・広志(渡辺いっけい)。「最初から騙すつもりだったんだろ?」と銃を構える叔父を、牧師・源一郎(金田明夫)が止め、父・広志は”悪魔”として村から追い出される。進一は、自分が母が知らないものを持っているだけで、母が「取ったのか?この悪い血が!」と狂うのを見て、父親は”触れてはいけない存在”として育つ。30年後、進一は、自分を甘やかす母親が見つけてくる仕事も続かない、一人では何もできない男になっていた。その頃父・広志は、舎弟を連れて、人を騙してはお金を巻き上げていた。ある日、村で連続空き巣事件が発生し、進一は母を始めとする村人たちに、「悪魔の子である進一の犯行にちがいない。警察に突き出す前に出ていけ」と言われ、牧師のいる離れた教会に駆け込む。「そっちに行く」という母親に「来たら進一は変わらない」と諭す牧師。一方、父・広志は、また事件を起こし、「俺にかっこつけさせてください」という舎弟・浩二 (榎本桜)に、「待っているからな」と言っても、実際には会いに行かない相変わらずの男で、ある日、牧師に金を借りに来る。「しばらくうちに来たらどうだ?」と提案する牧師。牧師は進一のことを「金持ちの息子」だと嘘を吹き込み、進一と広志は、お互い実の親子だとは知らないまま、二人の共同生活が始まる。

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渡辺いっけい 遠山雄
平栗あつみ 榎本桜 小林英樹 こいけけいこ のーでぃ 黒田勇樹
三浦浩一 眞島秀和 塚本高史 
金田明夫

監督:大山晃一郎
企画:遠山雄 プロデューサー:清弘樹/榎本桜 脚本:安本史哉/大山晃一郎 撮影:谷康生 照明:阿部良平 編集:菊地史子 録音:高松愛里沙 美術:榊さくら 音楽プロデュース:吉川清之 整音・効果:渡辺寛志 記録:松村愛香 衣装:深野明美 メイク:長縄希穂 制作担当:津崎雄大 助監督:安養寺工/松村卓
 演技事務:清水亜紀 ラインプロデューサー:福田智穂 タイトル題字:高田菜月
主題歌:タテタカコ「いつくしみふかき」
後援:長野県飯田市 特別協力:映画「いつくしみふかき」を応援する会 遠山郷 天龍村
配給・宣伝:渋谷プロダクション 2019/5.1ch/JAPAN/DCP/109min




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どう三島は生きたのか!にフォーカス!豊島圭介監督が『三島由紀夫vs東大全共闘』を活弁シネマ倶楽部で語った。


映画情報どっとこむ ralph 公開中の『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』の監督である豊島圭介が、“映画を語る”配信番組「活弁シネマ倶楽部」にゲストとして登場。MCを務める映画評論家・森直人の前で、本作の企画の経緯、ドキュメンタリーのかたちとして映画化に踏み切った理由などを語っています。
豊島圭介監督×森直人『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』活弁シネマ倶楽部

映画情報どっとこむ ralph 豊島監督とMCの森はこれが初対面だが、お互いに「ようやく会えた」という思いがあるのだという。トークはそんな二人の“思い出話”からスタート。豊島監督がロサンゼルスの大学留学中に監督した『明るい場所』(1996)が都内で劇場公開された際、ライター業を始めたばかりの森が雑誌にて、同作の批評を書いたという縁があったらしい。両者ともに1971年生まれとあって、互いに感化し合うものがあったようだが、今回ようやく、悲願の対面が実現。
豊島圭介監督×森直人『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』活弁シネマ倶楽部

そんな豊島監督の最新作である『三島由紀夫vs東大全共闘…』は、作家・三島由紀夫が、1969年に東大全共闘の若者たちと交わした討論会の様子と、当時“あの場”にいた者を含めた13人の者たちの証言によって構成されている。本作について森は、「意外だった」とまず感じたのだという。「(豊島さんは)意識的に娯楽職人の道を歩まれていた印象でした。でも実際に観てみて、『明るい場所』で語ろうとしていたことに通じるものを感じた」と続けている。これに豊島は、「その発想はなかったです」と驚き、作り手と批評する立場での本作に対する捉え方の違いが、面白みとして早々に浮き彫りになっている。
豊島圭介監督『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』活弁シネマ倶楽部
本作の制作に踏み切った理由について豊島監督は、「例えばこれが、“三島由紀夫の生涯を映画に”だとか、“全共闘の歴史を映画に”ということだったら、できなかったかもしれない」と明かす。「三島の“死”に関しての解釈はそれぞれ違うし、僕が描いてみたところで、それは一つの仮説にしかならない。でもこれが、“1969年の5月13日”という一日の話であり、この一点を紐解いていけば良いのだと。この討論会の三島って、活き活きしているじゃないですか。“なぜ三島は死んだのか”、ではなく、“どう三島は生きたのか”ということにフォーカスを当てれば良いのだと、プロデューサーの刀根鉄太さんと導き出した本作の入口でした」と述べている。
森直人『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』活弁シネマ倶楽部
さらに森が本作の構成について言及すると豊島は、「取材をしていると、みなさん、活き活きと当時のことを語られるんです。そうすると、その素材を使いたくなります。それで最初は3時間バージョンのものができて、でも削らなきゃいけないなと。それだと討論会が見えにくくなってしまう。もっと討論会に寄り添うために、実際の討論会の間に“コラム”を差し込むような構成にしました」と語り、この“コラム”という表現に森も納得な様子。ここに、13人の証言者の“姿と言葉”が差し込まれているのだ。

そのほか、“50年の時を経た今、この討論会を見る意味は何か?”や、豊島監督が現役東大生時代に感じた“1969年”との空気の違い、映画監督としての“娯楽職人の道”の歩みについて、また、影響を受けたのだという蓮實重彦の存在など、同年代の二人だからこそ語り合える、かなりのボリュームのものとなっている。

映画情報どっとこむ ralph ■活弁シネマ倶楽部■

活弁シネマ倶楽部 公式HP:
https://katsuben-cinema.com/

活弁シネマ倶楽部 公式ツイッター:
@katsuben_cinema

映画情報どっとこむ ralph 『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』公開中!

https://gaga.ne.jp/mishimatodai/

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監督:豊島圭介
出演:三島由紀夫
芥正彦(東大全共闘)木村修(東大全共闘)橋爪大三郎(東大全共闘)篠原裕(楯の会1期生)宮澤章友(楯の会1期生)原昭弘(楯の会1期生)
椎根和(平凡パンチ編集者)清水寛(新潮社カメラマン)小川邦雄(TBS記者) *肩書は当時
平野啓一郎 内田樹 小熊英二 瀬戸内寂聴

ナレーター:東出昌大
監督:豊島圭介 企画プロデュース:平野隆 プロデューサー:竹内明 刀根鉄太 音楽:遠藤浩二
製作:映画「三島由紀夫vs東大全共闘」製作委員会 
制作:ツインズジャパン 
配給:ギャガ
Ⓒ2020映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」製作委員会




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毎熊克哉・武田梨奈W主演の世界16冠映画『いざなぎ暮れた。』公開中にコメント続々!


映画情報どっとこむ ralph 毎熊克哉・武田梨奈W主演の世界16冠映画『いざなぎ暮れた。』が公開されるや、映画業界の著名人から絶賛のコメントが続々と到着。

いざなぎ暮れた。
今回コメントを寄せたのは、「地雷を踏んだらさようなら」や「長州ファイブ」の映画監督・五十嵐匠や映画版「名探偵コナン」シリーズやアニメ映画版ゴジラ「GODZILLA」3部作の映画監督・静野孔文、「そこのみて光輝く」や「詐欺の子」の脚本家・高田亮ほか著名人。

五十嵐匠(映画監督) コメント
「かつてあった、そして今なおある日本の風土の中で過去を背にした男と女が泳ぐ。
その浄化されてゆく様は、繊細で鮮烈だ」

静野孔文(映画監督) コメント
「80分に込められた様々な愛の形…
緩やかなフィルムの流れが、美しい景色と相まって、時と金に追われる事の虚しさを寛雅に伝える。
松江に訪れたくなる作品である」

高田亮(脚本家) コメント
「カッコつけの男が見栄のために駆けずり回り、親の思い出を金に変えようとした時、土地の神様が彼を止めた!
毎熊克哉と武田梨奈のカップルが愛らしい、良心を信じる映画!」

今村繁(映像作家) コメント
「ユーモアと優しさと狂気が共存する。笠木監督の演出を刮目!」

山口雄也(映画監督) コメント
「“ご当地映画”や低バジェット作品とあなどってはいけない。その域を遥かに越えている。このような作品が多くの人に観られることは日本映画を豊かにする一歩だ。毎熊克哉と武田梨奈の掛け合い、地方でスカウトしたキャストに至るまで監督の細やかな演出に脱帽する」

富澤昭文(映画監督) コメント
「神宿る地でオレオレ詐欺。日本の原風景を失踪するダッジ・チャレンジャー。ギャルにホストにバアちゃんに神さま。神話の舞台ですべての異物が融合し、V8エンジンが神々の鼓動となって鳴り響く頃には、彼らの戯れが神事の一部にすら見えてくるのだ。
出雲の國には誰の目にも触れてはならない神事があるというが、この映画、必見!」

河野智典(俳優) コメント
「笠木監督が近年撮られる、ハートフルでドキドキしてちょっとクスッとなれる、こんな作品が大好きです。笠木監督が、限られた時間、限られた予算の中で200%の力で臨んだであろうことが画面の端々にまで滲み出ていて感動しました。」

映画情報どっとこむ ralph また、3月21日(土)に緊急実施された無観客舞台挨拶の映像が公開となりました。

映画情報どっとこむ ralph 『いざなぎ暮れた。』

松江東宝5、テアトル新宿にて公開中

物語・・・
“神様に一番近い港町”へ弾丸旅行してきた、新宿の男と女。崖っぷちの男は、強引に連れて来た金髪の恋人に、旅の本当の目的を隠していた。…それは、実の親戚に“オレオレ詐欺”をすること。しかし12月3日は、聖なる岬にとって特別な意味を持つ日。 町を冒涜するかのような2人の道程は、地元の若人と東京のおっかない半グレを巻き込み、思いがけない方向へと舵を切る。弾丸のように進む、スリリングな展開と、神話が息づく島根の詩情、エッジの効いたブラック・ユーモア、不器用な純愛が奇跡の配合で混ぜ合わさり、予想外のカタルシスへと爆走する。
映画「いざなぎ暮れた。」ポスタービジュアル

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毎熊克哉  武田梨奈
青山フォール勝ち(ネルソンズ) 岸健之助(ネルソンズ) 和田まんじゅう(ネルソンズ) 小池澄子
脚本・監督・編集:笠木 望 
製作:泉正隆 エグゼクティブプロデューサー:新田敦生 
プロデューサー:覚野公一 森田耕司 現地プロデューサー:住吉裕 岩成優子
ラインプロデューサー:矢加部英達 撮影監督:原俊介 製作:「いざなぎ暮れた。」製作委員会 
制作:レフトハイ 配給・宣伝:吉本興業 ©︎2018 「いざなぎ暮れた。」製作委員会 




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金子大地×石川瑠華W主演“衝撃のラブストーリー”『猿楽町で会いましょう』予告編が完成!


映画情報どっとこむ ralph 金子大地と石川瑠華がW主演した衝撃のラブストーリー『猿楽町で会いましょう』が、2020年6月5日、物語が展開する街の映画館、渋谷パルコ8F WHITE CINE QUINTOほか全国順次公開が決定!
猿楽町で会いましょう

この度、児山隆監督自ら編集した本予告映像を解禁! 

そして、エンディングを彩る主題歌は、気鋭のポエトリーラッパー・春ねむりが手がけた「セブンス・ヘブン」に決定しました!今後、音源の解禁にご期待ください。本予告でも春ねむりがナレーションを担当。

浮遊感がありつつも、意思の強さを感じさせる春の独特な声が、小山田とユカの刹那的な恋愛のシーンに彩りを添え、非常に印象的な仕上がりになっています。
ポエトリーラッパー・春ねむり

映画情報どっとこむ ralph 『猿楽町で会いましょう』

6月5日 渋谷パルコ8F WHITE CINE QUINTOほか全国順次公開


第2回「未完成映画予告編大賞MI-CAN」グランプリ受賞作を映画化したラブストーリー。

鳴かず飛ばずのフォトグラファー・小山田は、読者モデルのユカと出会う。しだいに距離を縮めていく2人だが、ユカが小山田に体を許すことは決してなかった。そんな中、小山田が撮った彼女の写真が、2人の運命を大きく変えることになる。

フォトグラファー・小山田役には、「おっさんずラブ」「腐女子、うっかりゲイに告る。」など出演作が相次ぎ、業界大注目の金子大地。どこか掴めないユカ役には、ネクストブレイク必至の石川瑠華。そのほか、ユカの元恋人・良平役に栁俊太郎、ユカがタレント養成学校で出会う友人・久子役に小西桜子、雑誌編集者役には、前野健太がそれぞれ脇を固める。監督は、本作が長編映画デビューとなる児山隆。変わりゆく渋谷の街を舞台に、若者たちの刹那の恋を流麗なカメラワークで切り取っている。

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小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一&古谷徹、池田秀一登壇 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』無観客イベント


映画情報どっとこむ ralph 機動戦士ガンダム誕生40周年、さらに宇宙世紀の新たな100年を紡ぐ「UC NexT 0100」プロジェクトの第2弾となる映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、ガンダムの生みの親である富野由悠季により、1989年に出版され発行部数計130万部を誇る同名小説を原作に、アニメーション映画として今年7月23日(祝・木)より全国ロードショーとなります。

ファンイベント「GUNDAM FAN GATHERING-『閃光のハサウェイ』 Heirs to GUNDAM-」の公演の模様が、YouTubeライブにて配信されました。

幕開けは『機動戦士ガンダム』から始まる宇宙世紀の壮大なストーリーがどんな<歴史>だったのかを描いた約5分間の特別映像。続いて、本イベントのスペシャルゲストとして、レジェンドの古谷徹、池田秀一が登場。

古谷は、「『逆襲のシャア』では、シャアを超えることのできるような格好良さを演じられたのではないかと感じていました。終わったと思っていたのにまさか続く作品があるとは思っていなかったです」
池田は、「『逆襲のシャア』で僕はアムロとシャアは決着がついたと思っていました。『閃光のハサウェイ』ではこうして富野監督原作で新たな時代を迎えるのも因縁深いなと感じています。新たなガンダムの世界を、若い人たちで作ってくれたらいいな」と、『機動戦士ガンダム』(ファーストガンダム)から『逆襲のシャア』そして最新作『閃光のハサウェイ』への思いを語った後、話題は最新作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』へ。

古谷徹・池田秀一による朗読劇が展開。舞台が暗転すると、流れ始めたのは『逆襲のシャア』のクライマックスシーン。アクシズが地球へ向かって落ちるのを、アムロが操縦するνガンダム1機が隕石の先端で止めようとする。と、そこへ地球連邦軍だけでなくジオン軍の機体が集まる、ファンなら誰もが脳裏に焼き付いている場面だ。そして、ステージ上の古谷徹・池田秀一によって、アムロとシャアの最後のやり取りが演じられる。生の迫力が配信画面を越えて十分に伝わるパフォーマンスだった。

アムロとシャアのドラマが締めくくられると映像は、最新作『閃光のハサウェイ』の初公開特報へ。

映画情報どっとこむ ralph さらに映像につづきメインキャストに抜擢された、小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一がステージ上に登場した。
『機動戦士ガンダム閃光 のハサウェイ』声優発表イベント

<キャストのコメント>
小野賢章(ハサウェイ・ノア役)

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
最初は選ばれたなんて信じられなかったです。今やっと実感してきました。プレッシャーは感じていますが一生懸命やらせていただいています。今回のハサウェイ・ノアを初めて見たとき『逆襲のシャア』から12年ほど経った時代で、立派な青年になっていて、しっかり大人になったのだなという印象がありました。ハサウェイが持っている闇が見え隠れするように、僕自身のニュータイプで、僕の感性で演じられればと思います。

上田麗奈(ギギ・アンダルシア役)

ギギ役に決まった時は、嬉しかった半面、プレッシャーが大きすぎて逃げだしたいと思いましたが、今の自分にしか出来ないことを一生懸命やりたいと強く思っています。ギギを初めて見た時は大人っぽいな、美しい人だなという印象です。しかし今改めてよく見ると、大人っぽいけど可憐な少女っぽい部分もあるなと思いました。そして隙のある感じ、危うさも感じられるので、その部分や彼女の思いを大切に丁寧に、素直な気持ちで演じられればと思います。

諏訪部順一(ケネス・スレッグ役)

オーディションでケネスの資料を見た際、自分的にとてもしっくりくる感じがしたので、出演が決まった時は本当に嬉しかったです。ガンダムとの最初の出会いは小学生の時のファーストですので、宇宙世紀の世界を生きることが出来るというのは感無量で。本作のケネスは伊達男感のあるキャラクターですが、しっかりとした軍人でもあります。彼の様々な魅力を十二分に引き出せるよう努めていきたいと思います。これまでの歴史に敬意を払いながら、全力で頑張りますのでよろしくお願いします。

メインキャストの発表を受け、本作の見どころを、プロデューサーの小形尚弘は、「村瀬監督の実写方向の映像、あわせて、キャラクターたちの等身大の年齢に近い、生っぽい芝居をしていただけるキャストたちに集まっていただきました。また、メカに関してもアニメサイドから出して来たらOKしないような複雑なものになっていますが、30年前にはなかった3Dを今回は多く使っています。そこも含め今までのガンダムとは違う感じになっています。また、原作の富野さんが社会情勢をとても勉強され、たくさん盛り込んでいました。今の社会は富野さんが危惧している世界に近づきつつあるので、今やることに意味があると思っています。今の人たちに見てほしいという思いが強いです」と解説。

アニメ評論家の藤津亮太さんは、「メロドラマではないですが、ハサウェイ・ノア、ギギ・アンダルシア、ケネス・スレッグの3人の感情の天秤のような揺れ具合が1つのポイントになっていますよね。またハサウェイのまだ公開にはなっていませんが主人公機であるΞ(クスィー)ガンダムの姿も早く知りたいです」
と期待を寄せている。

ティザービジュアル解禁!!
『機動戦士ガンダム閃光 のハサウェイ』ティザービジュアル
先日解禁されたばかりのティザービジュアルでは、
凛々しい眼をして遠くを見つめるハサウェイ・ノアのビジュアルに
「シャアの理想とアムロの情熱 2人の意志を継ぐ者」というキャッチコピーが添えられている。
また、ハサウェイ・ノアの後ろには、シャアとアムロの背中が並び
これからどのような戦いが待っているのか、静かな闘志を感じさせ、期待感高まる
ティザービジュアルが完成した!

イメージビジュアル解禁
『機動戦士ガンダム閃光 のハサウェイ』イメージビジュアル
本作のキャラクターデザインを担当し、
アニメやゲームのイラストを多く手掛けるpablo uchidaさんが描き下ろし!

荒れ狂う爆風から逃げ惑う人々の奥に現れる巨大なモビルスーツが印象的なビジュアルで、これまでのガンダムの世界とは一線を画す世界観が描き出されている。このシーンが本編でどのように描かれるのか、想像力を掻き立てられるイメージビジュアルが完成した!

映画情報どっとこむ ralph そして、話題は、作品内容から音楽へ。
『機動戦士ガンダムUC』、『機動戦士ガンダムNT』の劇伴を担当した澤野弘之さんからのVTRコメントが披露された後、本作の主題歌を務める[Alexandros]が発表され、ゲストとして登場。本作への意気込みを語った。

澤野弘之コメント
先日レコーディングを終えまして、今回もオーケストラの楽曲や歌の曲で参加させていただいて、納得のいく作品ができたと思います。今回は監督やプロデューサーとのお話の中で、大人のガンダムを意識しているとお聞きしたので、音楽的にもそういうアプローチをしました。ものすごくメロディで押すというよりも、サウンドで構築している曲を作ってみました。そのあたりがこれまでのガンダムとは違うところかなと感じています。今回も自分なりにエンターテインメント性を表現しようと思い作ったので、ぜひ皆さんにお越しいただければと思っています。7月23日、よろしくお願いいたします!

主題歌を担当する[Alexandros]のコメント
主題歌に決まったと聞いた際はとても嬉しかったです。『逆襲のシャア』では、あるシーンで看板にALEXANDERS(アレクサンダーズ)という文字が出てきたんです。ALEXANDERS(アレクサンダーズ)は今のバンド名[Alexandros]を決める時に候補の一つだったので、そういうところも運命的なものを感じました。ガンダムの壮大なストーリーの中の一部を担わせていただくということで、みんなで気合入れて楽しく制作していますので、必ずいいものが出来ると思います。
  
最後に、ファンの皆さんへのメッセージとして、[Alexandros]の川上洋平より、「めっちゃかっこいい曲を作りたいと思いますので楽しみにしていてください。」

そして、ガンダム宇宙世紀シリーズを代表して、古谷徹は、「アムロとシャアが紡いできた宇宙世紀機動戦士ガンダムの正当なる継承作品だと思っております。ぜひともこの作品で新しいガンダムファンを獲得していただいて、さらにガンダムワールドが広がるようにと今から期待しています。大ヒットしていただき、またアムロとシャアの物語ができたらいいな」と笑顔で語った。
メインキャストを代表して小野賢章より、「池田さん古谷さんの生のお芝居を観て、身が引き締まる思いです。でもまた1つギアを上げることができた気がします。歴史の長いガンダムシリーズの主人公をやれること、光栄に思いますし責任を果たせるように頑張ります、劇場公開楽しみに待っていてください」と、コメント。

約2時間におよぶファンイベントの幕を閉じました。

いよいよ始まるガンダムシリーズのマスターピース『逆襲のシャア』の正統なる続編かつ、ガンダム40周年の集大成でもある『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の本格始動にご期待ください。

映画情報どっとこむ ralph 『閃光のハサウェイ』

2020年7月23日(木・祝)全国ロードショー
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ティザービジュアル (c)創通・サンライズ

STORY

―ネジェンって、知っているかい?
それを知っているなら、連れていってあげる―

第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)の終結から12年が経過したU.C.0105―。

人類と宇宙世紀の未来を示すかと思われた“アクシズ・ショック”を経ても、世界は変わらず混乱状態にあり、断続的に軍事衝突が発生していた。地球連邦政府の腐敗もさらに進んでおり、上層部は地球の汚染を加速させただけでなく、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」を行っていたのである。

そんな地球圏の腐敗に立ち上がったのが、「マフティー・ナビーユ・エリン」と呼ばれる人物が率いた反地球連邦政府組織「マフティー」であった。彼らは地球連邦政府高官を次々と暗殺するという苛烈な武力行使に手を染めていたが、連邦政府への反発を強める民衆からは一定の支持を得ていた。その「マフティー」本人を名乗り、指揮する人物こそ、かつて一年戦争にも参加した地球連邦軍士官ブライト・ノアの息子で、シャアの反乱の阻止にも参加していたハサウェイ・ノアであった。

アムロ・レイ、シャア・アズナブルの理念と理想を肌で知る彼は、ふたりの意思を宿した戦士として、武力による抵抗から道を切り拓こうと画策していたのである。だが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いが、彼の運命を大きく変容させるのであった。

https://youtu.be/T4Dfzz8XMQs

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【スタッフ】
企画・製作:サンライズ 原作:富野由悠季、矢立 肇
監督:村瀬修功 脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン:pablo uchida、恩田尚之、工原しげき キャラクターデザイン原案:美樹本晴彦
メカニカルデザイン:カトキハジメ、山根公利、中谷誠一、玄馬宣彦 メカニカルデザイン原案:森木靖泰
色彩設計:すずきたかこ 撮影監督:脇顯太朗 CGディレクター:増尾隆幸、藤江智洋
編集:今井大介 音響演出:笠松広司 録音演出:木村絵理子 音楽:澤野弘之
配給:松竹
©創通・サンライズ




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南沙良主演『もみの家』収穫したトマトを初めて口にする本編映像解禁


映画情報どっとこむ ralph 南沙良を主演に迎えた、坂本欣弘監督(『真白の恋』)の最新作『もみの家』が新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか大ヒット上映中!

既に観た人達からは「今年一番の映画でした」「農業を通じて、地域を通じて、生と死を感じ、成長していく。心温まる作品」「ご飯が美味しそうに取られているのも凄く良かった」「優しい言葉であふれた作品だった」「現時点で邦画マイベスト。私的評価で★4.5以上」とSNSに感想が溢れています!

もみの家
この度解禁されるのは、映画の舞台となる自立支援施設[もみの家]で寮生たちが過ごす朝の様子と、野菜が苦手な主人公・彩花(南沙良)が自分で収穫したトマトを初めて口にする本編映像。

[もみの家]の生活の基本は”早寝・早起き・農作業”。朝早くから寮生たちはそれぞれが担当している当番をこなした後、全員で食卓を囲む。

この日の朝食のメインは丁寧に焼き上げた塩鮭。画面から匂いが漂い漂ってきそうなほど艶があり食欲をそそるメニューの数々だが、環境に慣れず眠れていない彩花はなかなか箸が進まない様子。

苦手な野菜も避けてしまう。そんな彩花に[もみの家]を主宰する泰利(緒形直人)は“みんなで手塩にかけて育てた野菜はおいしいぞ”と声をかけるが…?

自分で収穫したみずみずしいトマトを台所で頬張る彩花の表情にも注目だ。

映画情報どっとこむ ralph

「食が人をつくる」――

『もみの家』は、”おいしい”シーンが目白押し!

坂本欣弘監督が、“自らの手で育てたものを自分たちで食べる”その節理が大切だと考えテーマに置いた「食が人をつくる」こと。本作では今回解禁された映像のほかにも、身体の芯から温まる具沢山のおでんや、佐々木すみ江演じる近所のおばあちゃんお手製のおはぎ、揚げたての野菜の天ぷら、炊きたてつやつやのごはん…どこを切り取っても人の手のぬくもりを感じる、どこか懐かしくて“おいしい”シーンが目白押し。自分や誰かが手塩にかけて育てた食材を口にすることや、誰かと食卓を囲むこと、人や自然との触れ合いに重点を置いた『もみの家』だから描けた心温まるシーンの数々は必見だ。

『もみの家』公開中。

www.mominoie.jp

【STORY】
大丈夫。ゆっくりと進もう。
心に不安を抱えた若者を受け入れる[もみの家]に16歳の彩花がやってきた。不登校になって半年、心配する母親に促され俯きながらやってきた彩花を、もみの家を主宰する泰利は笑顔で招き入れる。慣れない環境に戸惑いながらも、周囲に暮らす人々との出会いや豊かな自然、日々過ごす穏やかな時間が、彩花の心を少しずつ満たしてゆく―

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主演:南沙良 

出演:渡辺真起子 二階堂智 菅原大吉 佐々木すみ江 島丈明 上原一翔 二見悠 金澤美穂 中田青渚

/中村蒼/田中美里 緒形直人

監督:坂本欣弘
脚本:北川亜矢子 音楽:末知瑠 主題歌:羊毛とおはな「明日は、」(LD&K)

製作:映画「もみの家」製作委員会 

制作プロダクション:コトリ 配給:ビターズ・エンド

©️「もみの家」製作委員会




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大山晃一郎監督インタビュー 到着!渡辺いっけい初主演映画『いつくしみふかき』


映画情報どっとこむ ralph 映画『いつくしみふかき』が、4月17日(金)からテアトル新宿での公開を皮切りに、大阪・テアトル梅田、京都みなみ会館、名古屋シネマスコーレ、横浜シネマジャック&ベティ他で順次公開される。

psychocinematography.comで2019年の日本映画トップ10の1位に選ばれた本作は、劇団チキンハート主宰の遠山雄の親しい知人とそのお父さんについての実話で、ひきこもりの知人が葬儀で父親をかばいながらも謝罪をした姿が衝撃的だったことが映画化のきっかけ。実際に知人が住んでいた長野県飯田市に、劇団員が実際に代わる代わる住み込んで、今回の映画化に漕ぎ着けた。

父親・広志役を、意外にも本作が映画初主演となる渡辺いっけいが、遠山の知人が基になったその息子・進一役を、遠山自身が演じ、W主演を飾る。

2人を取り持つキーとなる牧師・源一郎役に、ベテランの金田明夫、広志の舎弟・浩二を劇団チキンハートの榎本桜が演じるほか、三浦浩一、眞島秀和、塚本高史ら、本作監督の、劇団チキンハート演出の大山晃一郎と親交のある豪華な俳優陣が脇を固める。

映画『溺れるナイフ』、『怪談』、『夜明けの街で』、テレビドラマ「ROOKIES」、「刑事7人」、「BG」、「警視庁捜査一課長」、「遺留捜査」などの助監督を経て、本作で長編映画監督デビューの大山晃一郎監督のオフィシャルインタビューが届いた。

映画情報どっとこむ ralph

Q. 主演の遠山さんとの関係を教えください。

遠山は、全く売れていない役者で、武蔵関でバーテンをやっていたんです。僕は常連客で、僕もお金がなくて、つけで飲んでいて。「今日もツケでいい?」と言った時に、「じゃあツケでいい代わりに俺が主役で映画を撮って下さいよ」と言われて、僕も酔っぱらって「いいよ、いいよ」と言っちゃったんです。そこから借金の取り立てみたいに、「台本書けましたか?」「いつから撮影ですか?」と毎日催促がすごくて。そんなことをしていたら、ストーリーが湧いてきて、短編映画の『ほるもん』を10年以上前に遠山主演で撮ったんです。ショートショートフィルムフェスティバル入選を目指して作ったんですが、無事通って、「俺たち捨てたもんじゃないな」となったら、遠山が「自分の高校時代の寮生活の話を舞台化したいから演出をしてほしい」と言うので、劇団チキンハートが始まって。あいつ、何かが終わりかけると、すぐ次のお題を出してくるんですよ。僕の夢はあくまで映画監督で、そのために助監督として下積みをしていたので劇団をずるずるするのもどうかと思い「5年で、1回の公演で3000人動員できるようにならなければ、即解散」「劇団が赤字になったら解散」というしんどいルールで自分たちを縛って、必死でやったら、4年半で3000人動員できて。「じゃあそろそろ勝負の映画を作ろう」というのが、今回の『いつくしみふかき』です。

Q.遠山さんから本作の元になったエピソードについて聞いた時のことをお聞かせください。

遠山が20歳位の時に広志のモデルとなった方の葬儀に行った時に聞いて感動したという息子の手紙を見せられました。「長野の飯田のとある町の親子で、こんな手紙があるんだ」と渡されて。僕は結構涙もろいんで、その手紙を見てぐっと感動して、「その町に行ってみたい」と言って、2日後位に行ったのが6年前です。
とりあえず町を見てみたいし、自分が監督としてその2人の事を調べて、どんなところに興味を持つかというのも知りたかったし、1回向き合ってみて、受け止めきれなかったら止めようという気持ちでした。
ただ自分自身も父親と幼少期に色々あった家庭なので、初めての監督作になるかもしれない映画のテーマが「父と子」だという事にすごいプレッシャーと不思議な使命感を感じたのを覚えています。

Q. タイトルはどこからきたんですか?

A.モデルの方は実際にクリスチャンだったので、遠山が葬儀に行った時に、葬儀では「いつくしみふかき」が歌われていたそうです。「クリスチャンは不思議なことに結婚式でもお葬式でも歌うし、あの歌が耳から離れない」ということで、遠山が付けました。僕は「慈しみ」という言葉を映画を撮りながらも考えていましたし、撮り終わった後も考えています。英語字幕にする時も訳し方について半年くらいああだこうだ議論しました。Loveでもないので、最終的にはMercyが一番いいんじゃないかということになりました。

Q. 脚本はどのように作っていったんですか?

6年前に3回か4回に分けて、ご存命の方々に接触したりして取材を重ねました。
今まで短編映画や舞台はやってきたんですけれど、ずっとラストシーンから書く方だったんです。でも『いつくしみふかき』の時だけ、実際の出来事を取材したので、初めて一旦お尻を決めずに頭から並べていきました。2人の小さい時から死ぬまでを映画にすると人に見せるものとしてつまらなくて、この映画はお客さんに向けたエンターテイメント作品にしたかったので、お客さんが思っていない展開にして、裏切っていく作り方にしました。

「『よーい、スタート』と言う時まで悩め」というのが師匠の教えで、自分で書いた脚本であれ、自分で準備した内容であれ、愛着があるんですけれど、一旦お客さん目線に戻って、ギリギリまで「このシーン面白い?」とずっと疑っていました。撮影現場の不思議な倫理観で「これはこうだよね」という空気が流れ出した時にこそ、「何が真実かわからない」と疑うようにしていました。自分で書いたんですけれど、いっけいさんにも、「なんでこんなことしゃべっているのかわからないんですよ」と逆に聞くんです。普通なら「ふざけんな」という話ですけれど、いっけいさんも「なんでなんだろうね」と一緒に考えて下さったので、違和感を1回自分の中だけで考えず、スタッフなりキャストなりに共有してもらって、それを自分で腑に落ちるまで撮影を進めませんでした。

ただ脚本を書いた時に、骨組み・展開を面白くしたいということばかりに捕らわれてしまったせいで、色々と肉付けされていなくて、いざいっけいさんになりきってそのセリフを言ってみたりすると、「なんでこういうセリフなんだろう」と思って。でも「次のシーンはこっちに行きたい」というのがあるので、台本では強引に行っていたんです。現場でディスカッションしたので、その無理やり感が減っていきました。いっけいさんの瞬きや、遠山のうつむき加減とかそういうことでどんどん解消されていった部分もあります。

Q. 父・広志役の渡辺いっけいさんについてお聞かせください。

連ドラで1クール一緒になった時に遠山を小さな役で出したら、いっけいさんも気に入って、「あいつ面白いね」「一緒に劇団をやっているんですよ」という会話をしました。でもまさか忙しいいっけいさんが自分たちの劇団を見に来て下さるとは思わなかったんですが、毎回見に来て下さるようになって、遠山や榎本とも親交ができて、「一緒に映画をやろう」となって。

『いつくしみふかき』では、いっけいさんの本当の深いところまで自分が演出できるかどうかが勝負だと思っていました。いっけいさんが10日間スケジュールをなんとかして下さると飲みの席で言って下さった時に、挑戦状を叩きつけられたような感覚になりました。多くの方が知っているいっけいさんの顔しか僕も知らなかったので、いっけいさんの内側にあるものがどんなものかを自分が出してみたいと思いました。

Q. 息子の進一役の遠山雄さんは本作ではいかがでしたか?

遠山と金田さんとはあまり話していないです。遠山と俺にとっては、人生が懸かっている映画なので、遠山には想いだけは伝えて、演技指導は全くと言っていいほどしていないです。テーマやどこに向かっていくかということだけは話しましたが、「あいつが僕が納得するものを出してこなかったら、あいつの責任だ」「俺は本気でやっているんだから、お前も本気で来いよ」という気持ちでした。

Q. 牧師・源一郎役と、演じた金田明夫さんについてもお聞かせ下さい。

実は牧師さんのモデルの方も粋というかなかなか破天荒な方だったそうで、「教会だから静かにしなきゃいけない」とかそういうのは一切ないけれど、本質的に言っている事は正しい人」とのことです。劇中でも、普通の牧師ではなく、自分の倫理観で見ているようにしたかったんです。おちゃらけているのにいきなり真剣な表情になったりするのが金田さんにはまっていましたね。なかなか他の方じゃできないと思います。

モデルの親子に毎週日曜日の礼拝に来いと言った一因は牧師さんでした。実際は共同生活はしていません。劇中の、お互いの身分を知らず2人が過ごす中間部分が僕は愛おしくて。
10年前位から、「警視庁・捜査一課長」という連ドラを立ち上げからずっとやっているので、金田さんとは、ずっと親しくさせて頂いています。脚本を書いている途中から、金田さんにやって頂きたいと当て書きをしていました。助監督の下っ端って本当に辛いんですけれど、いい役者さんやいいスタッフと出会える機会が多いので、「いつかこの方に出て欲しい」という方にずっと唾をつけているんです。撮影の時も、金田さんがメインじゃないシーンでも、じーっと見ていて、「金田さん、ちょっとお芝居変えましたよね。めっちゃよかったです。大山組やるときはお願いします」と言っていた方だったので、一本釣りというか、熱烈オファーをしました。

Q. 舎弟・浩二役の榎本桜さんも劇団で一緒でしたよね?

榎本は昔演技が下手くそだったんです。「しょうもない芝居をしやがって」と思っていましたが、誰よりもすぐすっとその感情に入るんですよ。小さいシジミみたいな目でウルウルするんです。でも一旦劇団が休止して、映画の準備に2〜3年かかっていく中で、あいつはあいつで色々な監督と仕事をして、ワークショップも行きまくって、その2〜3年で映画『いつくしみふかき』に向けてすごい修行をしたんです。榎本は榎本で自分の勝負だと思ってやっていました。で、衣装合わせの直前に写真が携帯に送られてきてびっくりしました。パンチパーマにしろとは一言も言ってないんです。勝手にパンチパーマにしてきて、自分で感情を作ってきて、本番で出してきました。

プロの現場では、「こいつ売れていくな」というのをたまに感じる瞬間があるんですよね。仲野太賀君も最初ご一緒した時は無名でしたが、「こいつ絶対売れる」と思っていました。そういう人たちが放つものを少し纏い始めているなと、この映画の撮影中に感じました。

あいつも変わっていて、役者としての生活を安定させるために、ホストをやっていたんです。北海道でスープカレー屋の経営とかもやっていましたが、本作の製作を機に、今は俳優業に集中しています。

Q. 三浦浩一さんのキャスティングについてもお教えください。

三浦さんのキャスティングは、遠山との関係です。僕も刑事役とかでご一緒していたので、三浦さんの力量はもちろん知っていたんですが、遠山は三浦さん演出の舞台に出ているんです。僕は役者としての三浦さんしか知らないですけれど、遠山は20代前半の時に、2〜3ヶ月超スパルタで稽古をして、遠山は耐え切って。スパルタでしんどかったけれど、三浦さんの言っていることとか思っていることにシンパシーを感じていたそうで、この役に三浦さんどうだろうと。

あの役で涙を流すなんて台本には一言も書いていないんですよ。モニターで見ていたら、「泣いてる?どういうこと?」ってスタッフがざわざわして。三浦さんも本気でした。三浦さんで本当によかったです。

Q. 準備段階でのエピソードをお教えください。

助監督をやっていた時に、いいキャスト、いいスタッフに唾をつけていたので、皆クリエイティブで、集まったらめちゃくちゃ楽しいんです。僕はめちゃくちゃダメ助監督で有名だったんですけれど、人に恵まれているんです。自分では何もできないんですけれど、周りが助けてくれて。技術パートに関して言うと、10年前に『ほるもん』という短編を撮った時にまだ助手の下の方だったカメラマンの谷(康生)と照明の(阿部)良平に声をかけたら、この10年で全員パワーアップしていて。スタッフは『ほるもん』と変わっていないのに、クオリティーが変わっているのは、単純に10年間「いいな」と思っていたスタッフたちがそれぞれのパートで力をつけて帰ってきたんです。人を見る目と周りにいい人がいっぱいいるというのが僕の最大の強みです。

「迷ったらしんどい方を選ぶ」というのを大事にしています。周りもしんどい方を選ぶのを楽しんでくれるスタッフです。照明部の予算は全くなかったんですが、クランクイン直後の、冒頭の山奥の夜のシーンの撮影で、タワーイントレが何本も建っていました。

Q. どのような点を心がけて演出しましたか?

テレビドラマをやることが多いので、時間がないとかお金がないとか制約がある中で成立させるということを普段していて得意なところではあるんですけれど、それを自分の中で禁じたんです。「ずっと違和感を探し続けて、違和感を見つけたら、違和感がなくなるまで誰かと話したり、見方を変えたりしないと先に進まない」というルールを作りました。自分の作品に対して自分が納得いくまで「嫌だ、嫌だ」と正直に言い続けました。

Q. 広志が”悪魔”として村から追い出される冒頭のシーンは迫力がありましたが、どのような意図がありましたか?

最初の10分は、「わー、映画を見に来た」っていう感覚にしたいというか、お得感ではないですけれど、自主映画で予算もなくて限られた中であっても、なんなら最初の10分で予算の半分を使う気持ちで「何かが始まる」というオープニングにしたくて、スピード感と迫力にこだわりました。ぬるっと始まる映画も好きなんですけれど、本作に関しては、お客さんが「あれ?これ、自主映画じゃなかったん?この映画、見なきゃあかんな」って驚いてほしいなという想いがありました。2秒3秒のカットも本気を出しています。僕は人数が多い現場を仕切るのが得意なんです。去年木村拓哉さん主演の「BG~身辺警護人~」という連ドラをやっている時も、2000人、3000人を仕切りました。最初の10分で、助監督の下積みの集大成というか、知っている魔法を全部使いました。世界中にいる同い年位のフィルムメーカーに、「この10分撮ってみろよ」という喧嘩のふっかけみたいなところもあります。

Q.ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で(観客賞である)「ゆうばりファンタランド大賞」を受賞した感想はいかがですか?

色んな人に「テイストが違うからゆうばりは無理だ」と言われたけれど、出すだけ出したら、正式出品となりました。授賞式の前、僕も遠山も緊張しすぎてずっとオエオエしていました。普通のお客さんに評価されるというところを僕も目指しているので、前年に『カメラを止めるな!』が受賞した「ゆうばりファンタランド大賞」が欲しかったんです。ありきたりですけれど、ステージに立って、表彰状をもらって、客席に皆がいるのを見たのは、スローモーションで覚えています。あの瞬間でやっぱり少し人生が変わり始めたというか、東京国際映画祭に落選し、どん底だった映画に一瞬ちょっと希望が見え始めた瞬間です。
Q.モントリオールのファンタジア国際映画祭での上映はいかがでしたか?

上映後のQ&Aでの質問が止まらなくて、そんなところまで見て下さるんだということにすごく興奮しました。自分の映画に海外の方がどう反応するかが1番心配なところだったんですけれど、ろくでもない親父って全世界にいるんだなと思いました。

Q.本作の見どころを教えてください。

僕自身は確固たる想いがあるんですけれど、すごく不思議なんですけれど、ラストシーンを見た時に主人公がどこに向かっていくのかが、見る人によって感じ方が違うんです。それを聞くのが楽しみです。見た人がそれぞれに目的地を作ってくれる映画です。本作の、1回目と2回目に見た時とで全然違うことを感じる部分がすごく好きで。100人に見て頂いて、100人に響く映画ではないと思うんですけれど、100人中10人ぐらいがうっと感動する映画でもあると、この1年で気づきました。親子関係など、皆さんが生きてきた環境によって、ラストの目的地まで変わっちゃう映画、感動の量も全く違う映画です。
あとは、おこがましいんですが、渡辺いっけいさんと新人監督が、すごく深い部分で、ある意味見えないところで殴り合って、戦って、自分も見たことのないいっけいさんの顔をスクリーンを通して観れる映画なので、”新・渡辺いっけい”をぜひ目撃してほしいです。

自分が今生活をしている商業の映像の世界というのは、年々時間的にも金銭的にも厳しい撮影をしなくてはいけない事態になっています。でも、作った作品が世界の作品と並べられる機会はどんどん増えています。その中で日本の作品が海外の作品と肩を並べていくっていう時に、なんとなく今の日本の商業の映像が向かっている方向はちょっとずれているんじゃないかと、15年助監督をやって思っています。なので、それに真っ向から勝負しました。決して100万円ですごい映画が撮れるとは思わないんですけれど、本当に力のあるスタッフ・キャストが集合して、皆が本気を出して、それを応援して下さる場所で皆さんが集まれば、1000万円で、1億円をかけたのと同じ位のクオリティーの映画を作る力が日本にはあるっていうのを証明したかったんです。
僕は新人監督ですけれど、劇場公開して、世界と戦っていくものを作ろうと思って作った映画です。「そういう映画を作りたい」という気持ちと、「その映画を見たい」という気持ちとがあったら、大手の力に頼らなくても、こんな映画ができるんだぞっていうのを証明したい映画です。

Q.インタビューの読者の方にメッセージをお願いします。

音楽もオーケストラで録ったりと、映画館で見ることを想定して、5.1チャンネルで作りました。DVDを借りてしっぽり1人で見た方がいい映画もあると思うんですけれど、『いつくしみふかき』は劇場で爆音で大スクリーンで観てほしいです。画面の小さいところにまで本当にこだわったので、鑑賞2回目3回目で「そんなことしてるんだ」という1回目に気づかなかった発見がめちゃくちゃあって、多分5回見てもまた気づかない仕掛けがいっぱいある映画です。ぜひ大きいスクリーンでご覧下さい。

映画情報どっとこむ ralph 映画『いつくしみふかき

公式サイト:
www.itukusimifukaki.com 
公式Twitter:
@itukusimifukaki


【STORY】 
30年前。母・加代子(平栗あつみ)が進一(遠山雄)を出産中に、あろうことか母の実家に盗みに入った父・広志(渡辺いっけい)。「最初から騙すつもりだったんだろ?」と銃を構える叔父を、牧師・源一郎(金田明夫)が止め、父・広志は”悪魔”として村から追い出される。進一は、自分が母が知らないものを持っているだけで、母が「取ったのか?この悪い血が!」と狂うのを見て、父親は”触れてはいけない存在”として育つ。30年後、進一は、自分を甘やかす母親が見つけてくる仕事も続かない、一人では何もできない男になっていた。その頃父・広志は、舎弟を連れて、人を騙してはお金を巻き上げていた。ある日、村で連続空き巣事件が発生し、進一は母を始めとする村人たちに、「悪魔の子である進一の犯行にちがいない。警察に突き出す前に出ていけ」と言われ、牧師のいる離れた教会に駆け込む。「そっちに行く」という母親に「来たら進一は変わらない」と諭す牧師。一方、父・広志は、また事件を起こし、「俺にかっこつけさせてください」という舎弟・浩二 (榎本桜)に、「待っているからな」と言っても、実際には会いに行かない相変わらずの男で、ある日、牧師に金を借りに来る。「しばらくうちに来たらどうだ?」と提案する牧師。牧師は進一のことを「金持ちの息子」だと嘘を吹き込み、進一と広志は、お互い実の親子だとは知らないまま、二人の共同生活が始まる。

***********************************

渡辺いっけい 遠山雄
平栗あつみ 榎本桜 小林英樹 こいけけいこ のーでぃ 黒田勇樹
三浦浩一 眞島秀和 塚本高史 
金田明夫

監督:大山晃一郎
企画:遠山雄 プロデューサー:清弘樹/榎本桜 脚本:安本史哉/大山晃一郎 撮影:谷康生 照明:阿部良平 編集:菊地史子 録音:高松愛里沙 美術:榊さくら 音楽プロデュース:吉川清之 整音・効果:渡辺寛志 記録:松村愛香 衣装:深野明美 メイク:長縄希穂 制作担当:津崎雄大 助監督:安養寺工/松村卓
 演技事務:清水亜紀 ラインプロデューサー:福田智穂 タイトル題字:高田菜月
主題歌:タテタカコ「いつくしみふかき」
後援:長野県飯田市 特別協力:映画「いつくしみふかき」を応援する会 遠山郷 天龍村
配給・宣伝:渋谷プロダクション 2019/5.1ch/JAPAN/DCP/109min




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東京国際映画祭・東京ジェムストーン賞 山嵜晋平監督作品映画『テイクオーバーゾーン』上映決定!


映画情報どっとこむ ralph 映画『テイクオーバーゾーン』5月8日(金)よりイオンシネマ高の原&イオンシネマ西大和にて上映決定!全国順次ロードショー!!

第2回ジュブナイル脚本大賞の映画化作品。
主人公の沙里役にはオーディションで選ばれた新人・吉名莉瑠(よしなりる)。

両親の離婚と大好きな弟との離別を経て、日々縺れていく少女の傷心を演じ、本作で東京国際映画祭・東京ジェムストーン賞を受賞。

そして沙里と同じ陸上部の部長・雪菜役に映画『ヌヌ子の聖★戦 ~HARAJUKU STORY~』の糸瀬七葉。沙里のボーイフレンド光星役にドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日テレ)の森山瑛。

さらに沙里の父親を映画『ローリング』の川瀬陽太、母親を映画『ロストパラダイス・イン・トーキョー』の内田滋、雪菜の父親をドラマ「水戸黄門」(TBS)の合田雅吏が演じ、今からのフレッシュな俳優たちの熱演をベテラン俳優が本作の骨組みを支えた。 監督はドラマ『山本周五郎人情時代劇』、映画『ヴァンパイアナイト』の山嵜晋平。

自身の出身地である古都・奈良を舞台に、ひたすらに走り続けた沙里の日々をまるでドキュメンタリーを見せるかのように冴えた演出で追った。全てに牙剥く日々から新たに走り出すラスト2分22秒のワンカット!
テイクオーバーゾーン

<ストーリー>
沙里が11歳のとき、両親は離婚し、母親は大好きな弟を連れて出て行った。それから3年。だらしのない父親と部費も払えないギリギリの生活を送るなか、陸上部エースながらも傍若無人に過ごしていた沙里は、久々にスーパーで弟と再会する。しかし傍にいたのは沙里の母親と、沙里とは水と油のような関係の陸上部部長・雪菜……。かたまる沙里に母は告げる。 「あの人から聞いてないの?再婚の話。雪菜ちゃんのお父さんと、って……」 行き場の失った少女はどこへ向かうのか、逃げ続けた少女の行方は……。

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吉名 莉瑠 糸瀬 七葉 森山 瑛
合田 雅吏 / 川瀬陽太 / 内田 慈

脚本:岩島朋未
監督・編集:山嵜晋平
プロデューサー:山本和夫 上野境介 撮影:山村卓也 照明:神野誉晃
録音:池田紗月 助監督:大城義弘 スタイリスト:米村和晃 ヘアメイク:中野悠花
撮影協力:奈良市立伏見中学校 ボトルワールドOK 居場英則 有本昌子 渡邊三喜雄
北翔建設 吉田病院 三条通ショッピングモール 東向北商店街
野崎商店 ミナーラ 奈良公園 平城宮跡 松村康夫 村松チエ子 
特別協力:西大寺北自治連合会 長瀬剛司 長瀬美砂子 坂本章弘 橋本理 橋本千恵子
豊田洋平 梶佐古奈緒 玉井史郎 山嵜絹代 放送芸術学院専門学校
後援:奈良市
上映時間:90分
宣伝・配給・制作プロダクション:キャンター
製作:ドラマデザイン社
©︎ドラマデザイン社




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『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』外国特派員協会記者会見


映画情報どっとこむ ralph 1969年5月13日東京大学駒場キャンパス900番教室で行われた作家三島由紀夫と、東大全共闘との伝説の討論会の様子を切り取り、三島由紀夫の生き様を映したドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』が3月20日(金)ギャガ配給にて全国公開となります。
(C)SHINCHOSHA」『三島由紀夫vs東大全共闘-50年目の真実』

この度、3月17日(火)に、外国特派員協会にて記者会見を実施しました。

記者会見には監督の豊島圭介監督、本編中にインタビューイーとしても登場する作家の平野啓一郎氏が登壇し、公開を間近に控えた本作への想いから今年が没後50年でノーベル文学賞候補にもなり世界的にもその作品が評価される三島由紀夫について語りました。
三島由紀夫&全共闘外国特派員協会 記者会見

『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』記者会見
日付:3月17日(火)
場所:外国特派員協会 
登壇:豊島圭介監督&作家・平野啓一郎

映画情報どっとこむ ralph 会場に登場した豊島監督と平野啓一郎さん。
最初にMCから「監督のキャリアを見ると、こう言ったタイプの映画を作る監督ではないという印象ですが、なぜ、どのようにこの映画を作ることになったか?また監督にとって驚きはなんだったか?」という質問が飛ぶと、「この話が来た時に一番驚いたのは僕自身でした。2019年の頭にTBSから1969年の討論が見つかって、貴重なフィルムなので映画として残そうということでこのプロジェクトが動き出しました。このフィルムをドキュメンタリーの形にしようなった時に、プロデューサーの1人が僕の東大の同級生でして。50年後の今の目線で映画を捉えると決めて、当時をあまり知らない人に頼んでもいいのではないかということになり、そのプロデューサーは思いついて、僕に声をかけてくれました。何が驚きだったということですが、1970年に市ヶ谷の駐屯地で割腹自殺をしたという小説家のイメージだと思いますが、この映画に映っている三島由紀夫は自決のイメージとは全く異なるイメージで、活き活きとしていて、イメージが180度変わりました。ここの部分が一番の驚きでした。」とプロジェクトの発端を語る豊島監督。

「三島の再来と言われている平野さんも、三島由紀夫のイメージに関して驚かれましたか?」と聞かれると、平野さんは「僕は14歳の時から三島作品をずっと読んできていて。三島の残されている肉声も聞いてきましたし、今回の対談も文字化されていたものを読んでいます。三島と生前親しかった、画家の横尾忠則さんや、作家の瀬戸内寂聴さん、美輪明宏さんから三島由紀夫に関しまして直接お話しを聞く機会がありまして、魅力的なエピソードを話してくれました。そういう意味では齟齬のない三島由紀夫でした。」と答えた。

次に、「自決のシーンに関して監督に尋ねます。これを入れた理由、監督が伝えたかったメッセージを教えてください。全共闘の学生たちへの応答として見せたかったということなのでしょうか?」という質問が尋ねられると、豊島監督は「三島由紀夫に関わる映画を作るとなった時に、いくつかの研究書を読んでいたのですが、その多くが“三島はなぜ死んだのか”ということを扱っているものが多くて、僕は自決に関してのインパクトを直接受け取った世代ではないので、三島の死は何だったのか、というところを、他のものと同じようにまた描くことはやめようと思いました。“三島がどうやって生きたか”にフォーカスしようと思ったのが最初のとっかかりでした。この最後のシーンを入れたのは、一つは対比が面白かったということですね。この討論会にいた1000人の学生には言葉が伝わったように見える。ただ、市ヶ谷の駐屯地でも1000人ほどいましたが、言葉が通じていないように見えます。この対比が面白いなと思いました。もう一つは、ドキュメンタリーを作ったきっかけ、に結果的になるのですが、色々な方に話を聞いていくうちに、三島に出会ってしまった人たちが、出会ったことによって、人生が規定されてしまったように見受けられました。“三島の死”、というよりは現場にいた楯の会の人や、全共闘の人が(三島の死を)どう受け止めたかを描きたいと思いました。」と映画の全体像を解説した。

「三島由紀夫さんが天皇の名の元に、日本を改めようとしていたことに関して」の質問が平野さんにされると、平野さんは「非常に難しい質問ですが、三島は日本の戦後社会を非常に厳しく批判していました。自由民主党のことも否定していて、三島は、戦中に教育を受けていた“天皇を中心とした日本”というのがあるべき日本だとしていました。それでも三島は戦後社会に適用して、生きようとしていました。でもどうしても戦後社会に違和感を感じてしまいます。戦後民主社会ではなく、戦後日本社会の大衆世界に生きようとしたわけですが、だんだん嫌気がさしてきています。どうしても耐えられなくなっていく。本来日本があるべきイメージとして、戦前にあった天皇の名にあって、文化的に長い歴史を持った日本に立ち返るべきではなかったのかという意識でいます。」と、三島由紀夫と天皇について持論を展開した。

豊島監督は「僕は映画の中で同じ質問を平野さんにしていたので、それを思い出しました。僕は、解説はできないですが、面白いなと思ったのが、三島由紀夫さんが全共闘に向かって「一言“天皇”とおっしゃってくれれば、共闘するだろう」とお話ししていて、そのことを全共闘の方に聞きたいなと思いました。護憲の側に回ったのが平成天皇だと思います。今は左翼の人が天皇を擁護するような動きになっているわけですが、今その動きを三島さんが見たらどんな反応をするのかなという興味があります。」と、撮影を振り返りながら話した。

「討論会は“ジェントルマン”な対応で、お互いがお互いの意見を聞き、建設的な会話がされていたと思うんですが、こういった建設的な会話は政治的なものでも可能でしょうか?」という質問には、平野さんが「僕は当時の三島と今同い年くらいですが、今自分が大学生と向かい合って話すとなると、“大学生と話す”と思って話すと思います。三島の態度も同じ立場の論敵と話す、というよりも、どこかの大学生と話すという部分もあったと思います。“有名作家が来た”という空気感は会場にも、全共闘側にもあったと思います。それが“ジェントルマン”な空気にしたと思います。インターネット上ではお互いの論議ができないと言われていますが、今でも場所の設定さえあれば、対話は可能だと思っています。場所の設定ということが何よりも大切なのだと思います。」と話し、

豊島監督も「平野さんがおっしゃったことに通じると思いますが、三島は討論会の冒頭で“言葉の有効性”を確かめに来たんだと言うんですね。そのことが実現される様が映っているんじゃないかなと思いました。名乗りあったもの同士が同じ壇上に上がって、体温を感じあう距離で、丁寧に議論を交換するというのが映っていて、観客にインパクトがあるんじゃないかなと思います。“言葉の有効性”を僕自身が信じてみたいなと思うのが、今回この映画を作る上で思ったことでした。」と自身の思いを交えながら話し、イベントは幕を閉じた。

映画情報どっとこむ ralph 三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実

3月20日(金)全国公開

(C)SHINCHOSHA」『三島由紀夫vs東大全共闘-50年目の真実』
(C)SHINCHOSHA」『三島由紀夫vs東大全共闘-50年目の真実』

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三島由紀夫
芥正彦(東大全共闘)木村修(東大全共闘)橋爪大三郎(東大全共闘)篠原裕(楯の会1期生)宮澤章友(楯の会1期生)原昭弘(楯の会1期生)
椎根和(平凡パンチ編集者)清水寛(新潮社カメラマン)小川邦雄(TBS記者) *肩書は当時
平野啓一郎 内田樹 小熊英二 瀬戸内寂聴
ナレーター:東出昌大
監督:豊島圭介 企画プロデュース:平野隆 プロデューサー:竹内明 刀根鉄太 音楽:遠藤浩二
製作:映画「三島由紀夫vs東大全共闘」製作委員会 
制作:ツインズジャパン 
配給:ギャガ
Ⓒ2020映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」製作委員会




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映画『もみの家』主人公・彩花とも共鳴!「羊毛とおはな」の楽曲が主題歌


映画情報どっとこむ ralph ブルーリボン賞新人賞ほか数々の新人賞を受賞した若手実力派女優・南沙良を主演に迎えた、坂本欣弘監督(『真白の恋』)の最新作『もみの家』が3月20日(金・祝)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開となります。

もみの家

今回、2004年に結成した、千葉はな(Vo.)と市川和則(Gt.)によるアコースティックデュオ・羊毛とおはな。彼らの楽曲「明日は、」を主題歌に選んだ『もみの家』。

SNS上でも「羊毛とおはなの歌声がマッチしすぎてやばい」「映画を観てすごい歌声だなと思った」と話題沸騰中。そんな羊毛とおはなを坂本監督が選んだワケとは—。

もともと羊毛とおはなが好きだったという坂本欣弘監督。
坂本欣弘監督‗もみの家
映画『もみの家』主題歌を「明日は、」に決めたワケ曲も映画と一緒に人の心にずっと残ってくれたら嬉しいなという思いがありました。ボーカルの千葉はなさんも2015年に亡くなってしまったけれど、泰利(緒形直人演じる[もみの家]の主宰)のセリフにもあったように「死はなくなるものじゃない」。多くの人に聴いてほしいという気持ちから、主題歌を羊毛とおはなにしようと決め、繰り返し彼女たちの既存曲を聴いていった中で「明日は、」の歌詞がまさに彩花の心そのままの様だと気付いたんです。

羊毛とおはな「明日は、」の歌詞と共鳴する、南沙良演じる主人公・彩花の心映画『もみの家』で、南沙良は不登校の少女・彩花を演じる。学校に行けなくなって半年、心配した母親に促されやってきたのは富山県にある自立支援施設[もみの家]。慣れない環境に初めは戸惑いながらも、生活を共にする寮生たちや地域の人々と交流することで次第に心を開いていく。

人の心をそのままに歌い“そこから一歩踏み出せる” “明日は笑ってられますように”と言葉を紡ぐ羊毛とおはなの「明日は、」と、自然や人々と触れ合いながら成長していく彩花の姿がリンクする、珠玉の感動作が誕生した。

映画情報どっとこむ ralph 映画『もみの家』

3月20日(金・祝)より
新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか
全国順次ロードショー!

2月28日(金)より富山県先行上映中!

www.mominoie.jp

STORY
大丈夫。ゆっくりと進もう。
心に不安を抱えた若者を受け入れる[もみの家]に16歳の彩花がやってきた。不登校になって半年、心配する母親に促され俯きながらやってきた彩花を、もみの家を主宰する泰利は笑顔で招き入れる。慣れない環境に戸惑いながらも、周囲に暮らす人々との出会いや豊かな自然、日々過ごす穏やかな時間が、彩花の心を少しずつ満たしてゆく―

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主演:南沙良 

出演:渡辺真起子 二階堂智 菅原大吉 佐々木すみ江 島丈明 上原一翔 二見悠 金澤美穂 中田青渚/中村蒼/田中美里 緒形直人

監督:坂本欣弘
脚本:北川亜矢子 
音楽:末知瑠 
主題歌:羊毛とおはな「明日は、」(LD&K)

製作:映画「もみの家」製作委員会 

制作プロダクション:コトリ 
配給:ビターズ・エンド

©️「もみの家」製作委員会 




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