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KKKに潜入 衝撃実話『ブラック・クランズマン』黒人刑事 ロン・ストールワース本人インタビュー


映画情報どっとこむ ralph スパイク・リー監督最新作『ブラック・クランズマン』が3月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開となります!

「わたしがデュークを出し抜いたのさ!」
KKKに潜入を試みた黒人刑事ロン・ストールワース本人が語る衝撃の実話とは

本作の同名原作「ブラック・クランズマン」の著者は、1978年コロラドスプリングスで初のアフリカ系アメリカ人の刑事となったロン・ストールワース。警察官を退職後、2014年にKKKへ潜入捜査をした当時の経験を力強く綴った「ブラック・クランズマン」を出版しました。

本を執筆することになったきっかけ、潜入捜査中の出来事やデビッド・デュークとのやり取りについて、そしてスパイク・リー監督についてたっぷり明かしました!

ロン・ストールワース&ケビン・ウィルモット&スパイク・リー監督

映画情報どっとこむ ralph 写真:ロン・ストールワースさん本人で原作者

Q.「ブラック・クランズマン」を執筆しようと決めたのはなぜですか?

ロン:なぜかというと、1978年のコロラドスプリングスの警察署で、わたしは初めての黒人の刑事だったから。それから、あの警察署ができて以来、最年少の刑事でもあった。当時の仕事のひとつに、調査部のデスクで新聞の内容を毎日観察して、街に悪い影響を与えるようなことが起きていないかチェックする、という業務があった。ある日、広告が目にとまった。そこには「KKKへの情報はこちらにご連絡ください」と書いてあった。そして、私書箱の宛先に、「わたしは白人です。アメリカに住む、アーリア人の家系の純粋な白人です。わたしが嫌いなのは……」といった内容のメモを送ってみようと思った。民族に対する意見をはっきりと示し、KKKの一員になって純粋な白人のための活動がしたい、と書いた。そのとき、ひとつミスを犯してしまった。メモに自分の本名を書いてしまったんだ—あの日はどうかしていたと思う。私書箱にメモを送ったあとは、すっかり忘れていたよ。2週間くらいが過ぎたころ、電話がかかってきたんだ。電話のむこうの男性は、地元支部の代表ーオーガナイザー(団体)ーと名乗り、「きみの手紙を受け取ったよ」と言った。そして、「きみは興味深い考えを持っているので、もう少し意見を聞かせてほしい』と言った。その瞬間に、捜査が始まったんだ。
写真:当時のロン・ストールワース

Q.この捜査のなかで、最もワクワクしたのはどんなことですか?

ロン:デビッド・デュークをやりこめたこと。たぶん、そのときが一番スカッとした気分になったかな。だって、彼はルイジアナ州立大学で政治学の修士号まで取っているんだ。デュークは、話をするのがとてもうまい。「新しいKKKのイメージを担うのは自分だ。新たなKKKの始まりだ」と言っていた。また、黒人を差別する言葉を使わないKKKを再編成しようとしていた。ひとつでも差別用語を使ってしまうと、どんな言葉を足しても、その事実をなくすことはできない。デュークは、公共の場で黒人に対する差別用語を一切使わなかったんだ。プライベートではたくさん使っていたけど、公衆を前にしたときは口に出さなかった。それは、彼のイメージ改革の一部だったんだ。そして、デュークは人前に出るとき、KKKのローブを着なかった。それもイメージ改革。KKKを世間にアピールしたんだ。もっと分かりやすく言うと、ドナルド・トランプがしたように、デュークも世間にKKKと自分の印象を広めたんだ。だから、デュークは頭が悪いわけではない。当時、デュークと電話でやりとりをして、修士号を持っている男に高卒の学歴しかなかった私が戦いを挑んだ。知力の戦いだった。率直に結果を言うと、私がデュークを出し抜いたのさ。この捜査を進めるなかで身震いするような瞬間があった。いま思い出しても、それは変わらない。
写真:KKK会員証

Q.ロン・ストールワースのふりをした刑事に対して、自分の声に似せる練習をしましたか?

ロン:私の声真似をさせようとは思わなかったよ。潜入捜査を成功させるうえで大事なことは、本来の自分や性格にできるだけ忠実であることなんだ。潜入捜査中に、その組織のだれかとやりとりをするとき、もし、本来の自分からかけ離れた人物を演じていたら、足元をすくわれてしまうから。だから、潜入捜査のときには、いつもと同じように行動しなくちゃいけないんだ。KKKへの潜入捜査を始めるとき、周りの人から言われたことがある。この捜査を成功させることはできないと。すぐに黒人と白人の声の違いに気づかれてしまうぞ、って。私はこんなふうに返した。「黒人の話し方ってなんだろう?私の言葉遣いや声の抑揚が、白人と比べてどう違うのか分かるように教えてくれないか」と。彼らは、違いを証明することなんてできないとすぐに気づいたようで、捜査を進めることができたんだ。


Q.作品を観て、当時を思い出しましたか?

ロン:自分に関わる出来事が、大きなスクリーンに映し出されているのを観ながら、ひとりで笑っていたよ。どの瞬間もはっきりと思い出すことができた。というか、あの潜入捜査に関することは今でも鮮明によみがえってくる。スクリーンの前に座って、自分の人生の一部が目の前に映し出されていくのを観るのは、ものすごく非現実的な経験だった。この話を、世間の人に観てもらう価値がある、政治的なメッセージになると判断した人がいることも不思議な感じがした。私は1冊の本を書こうと思っただけ。アメリカの人種問題や、トランプの政治について、政治的なメッセージを投げかけるつもりはなかった。スパイクの素晴らしい才能のおかげで、それらの点をつなぐことができた。


Q.監督としてのスパイク・リーはどうでしたか?

ロン:本当に誠実な人だと思った。建前や偽りがなくて、いつも本音で話し、他人にどう思われようと気にしない。このプロジェクトにスパイクが参加することが決まったとき、プロデューサーのひとりが私にこう言った。「スパイクには独自の世界があって、僕たちスタッフは、その世界の住人になる」と。スパイクが、私の物語に価値を見出して、映画化したいと思ってくれたことに感謝している。それから、できあがった作品もすごく気に入っている。自分の人生の一部を、スパイク・リーが映画化して不満に思う人なんているわけがないよ!

映画情報どっとこむ ralph 『ブラック・クランズマン』

3月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開

『ゲット・アウト』で成功していたQCエンターテインメントは原作の映画化の権利を獲得し、ジョーダン・ピールの制作プロダクション、モンキーパー・プロダクションも参加。さらに監督にスパイク・リーを迎え、新たなブラック・ムービーの革命に各メディアが大絶賛!2018年8月全米で公開されるや否やさらに話題が沸騰、勢いを落とさず、ついに第91回アカデミー賞にて脚色賞を受賞しました。黒人警察官ロン・ストールワースの経験した衝撃の実話に、巨匠スパイク・リーがひと味もふた味もきかせ、今、最も観るべき最高に強烈なリアル・クライム・エンターテインメントが誕生しました!


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監督・脚本:スパイク・リー
製作:スパイク・リー、ジェイソン・ブラム、ジョーダン・ピール
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、アダム・ドライバー、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、アレック・ボールドウィンほか
ユニバーサル映画 配給:パルコ 宣伝:スキップ&NPC
2018年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/映倫:G指定
(C)2018 FOCUS FEATURES LLC, ALL RIGHTS RESERVED.


映画『シンプル・フェイバー』アナ・ケンドリックとブレイク・ライブリーのインタビュー到着


映画情報どっとこむ ralph アナ・ケンドリックとブレイク・ライブリーという美しいふたりが競演することで話題の映画『シンプル・フェイバー』が3月8日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開となります。

保険金を切り崩しながら子供を育てている気立てのいいシングルマザーのステファニー(アナ・ケンドリック)は 同じクラスに息子を通わせるエミリー(ブレイク・ライブリー)と出会う。華やかなファッション業界で働くどこか 気怠くミステリアスなエミリー。対照的なふたりだったが、お互いの秘密を打ち明けあうほど親密な仲になっていく。 そんなある日、ステファニーは息子を学校に迎えに行ってほしいとエミリーから依頼される。しかし、エミリーはそ の”シンプル・フェイバー(ささやかな頼み)”を最後に姿を消してしまう。その巧妙なストーリー展開から原作の発売を 待たずに映画化が決定したダーシー・ベルによる傑作小説「ささやかな頼み」を、『ピッチ・パーフェクト』シリー ズのアナ・ケンドリックと女優、そしてファッションアイコンとしても世界から関心を集めるブレイク・ライブリー という注目の二人で映画化した本作。息子の迎えを頼んだまま行方不明になった女性をめぐり巻き起こる、スリリングなストーリー。

映画情報どっとこむ ralph この度、アナ・ケンドリックとブレイク・ライブリーのインタビューが到着しました。

本作の脚本を読んだときのことを
アナ:「ポール・フェイグが監督とは知らなくて、スリ ラー作品だと思って読んでいました。だけど読んでる間に、『この脚本笑える』と思ったの。それで読み 終わって改めて、表書きを見たらポール・フェイグが監督と書いてあって、『なるほど!それなら、もの すごくツイストされた、面白い作品になる!』と思ったわ。最初は、スリラーになると思わせて、そこか ら、奇妙で、笑えるものを追求していく、その二段階で最高に楽しい作品になると思えたの。さらに、人 間性も追求したものだし、ミステリーでもあり、ヒッチコック的でもあり、時にすごく現実的で、時にす ごくカッ飛んでいる。だから、ジャンルを超えた要素があり、そこが楽しめると思いました。

とポール監督の手腕を大絶賛。
そんなアナに同意して
ブレイク:「私もこの作品が様々なジャンルを超えるところが 面白いと思ったわ。でも、どのニュアンスで演じればいいのか分からないことがあったから、撮影の間中、 お互いいつも確認し合っていたの 。いつも『今のやりすぎだったかしら?』って確認したりしていました。 映画の中にはすごく感情的なシーンなのにむしろすごくリアルに描かれているシーンもあります。その狙 いは、彼女のキャラクターに共感することで、彼女の感情も理解できるようするため。だってどんなカッ 飛んだことを彼女がしていても、どこか共感できる部分がなかったら、映画として成立しないと思うから。

とキャスト・スタッフ間で細かくニュアンスを確認しながら映画を作り上げてきたことを振り返ります。

また、本作の舵を取るポール監督について、アナと同じくブレイクも絶賛しており

ブレイク:「彼はすごく自由に演技させてくれる人 だったわ。撮影が開始する前にしっかりと 準備はしたんだけど、カメラが実際に回り 始めたら、ただ楽しんで演じようとしまし た。この映画が観ていて楽しいのは、みん ながこの映画で楽しんで演じているのが伝 わってくるからだと思うわ。例えば、スク リーンには30秒しか映っていないような人 でも、楽しんでいるのが絶対に伝わると思 う。それがポールと仕事して、他の監督と は違うすごく特別だったことだと思う。」


本作で初共演となったアナ・ケンドリックとブレイク・ライブリー。

アナ:「非常に含みのあるシーンを演じる 場合、お互いを完璧に信頼しあってないとできない。だからブレイクがパートナーで本当に感謝している。色々 な層がある映画だし、危険な賭けでもある映画だから、彼女と共演できてすごく恵まれていたと思う、」

とブレイクへの信頼を語り、続けて

ブレイク:「アナはあまりに素晴らしいから、彼女との共演シーンではすごくナーバ スになった。でも同時に最も嬉しいシーンでもあった。彼女がどんな素晴らしい演技を見せてくれるのかいつも 想像も付かなかったから。彼女は、ユーモアと感情的なシーンを絶妙なバランスで演じてくれる。それを見てい るとすごく興奮したし、彼女のおかげでそのシーンがすごく活き活きとしたものになったと思うわ。」

とお互いを称賛し合います。

映画情報どっとこむ ralph スタッフ・キャストがお互いに信頼を寄せあい作り上げられたブラックでスパイシーなサスペンス映画『シンプ ル・フェイバー』。アナ・ケンドリック、ブレイク・ライブリーという注目の二人が本領発揮の演技を見せ、 ポール・フェイグ監督が手腕を振るう本作にご注目ください。

映画『シンプル・フェイバー
原題:A Simple Favor

2019年3月8日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

オフィシャルサイト:
http://simplefavor.jp


*STORY*
ニューヨーク郊外に住むシングルマザーのステファニー(アナ・ケンドリック)。ある日、同じクラスに息子を通わせるエミリー(ブレイク・ライブリー)に誘われて、豪華な邸 宅を訪ねることになる。事故で夫を失い、保険金を切り崩しながら子供を育てている気立てのいいステファニーと、スランプに陥っている作家の夫、ショーン(ヘンリー・ ゴールディング)と愛し合い、華やかなファッション業界で働くどこかミステリアスなエミリー。対照的なふたりだったが、お互いの秘密を打ち明けあうほど親密な仲になって いった。そんな中、ステファニーは息子を学校に迎えに行ってほしいとエミリーから依頼される。その後、エミリーは息子を引き取りには現れず、失踪。やがてミシガン州でエミリーを目撃したという情報が入るが……。

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監督:ポール・フェイグ 『ゴーストバスターズ』

出演:アナ・ケンドリック『ピッチ・パーフェクト』シリーズ ブレイク・ライブリー「ゴシップ・ガール」シリーズ ヘンリー・ゴールディング『クレイジー・リッチ!』

原作:ダーシー・ベル「ささやかな頼み」(東野さやか訳/ハヤカワ文庫)
2018年/アメリカ、カナダ/英語
提供:ポニーキャニオン/カルチュア・パブリッシャーズ/ナカチカ
配給:ポニーキャニオン
宣伝:REGENTS
PG-12
©2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.


ティムール・ベクマンベトフ インタビュー到着!『アンフレンデッド:ダークウェブ』


映画情報どっとこむ ralph 『ゲット・アウト』のジェイソン・ブラムと『search/サーチ』のティムール・ベクマンベトフが仕掛ける新感覚スリラー続編『アンフレンデッド:ダークウェブ』の3月1日(金)より新宿シネマカリテ、なんば パークスシネマ他での全国順次公開が決定いたしました。

今度は、禁断の“闇サイト”が、観るものを恐怖のどん底へ突き落す― 全米で公開されるや PC 画面のみで物語が展開するというこれまでに無かった斬新な設定とその恐 ろしさが話題を呼び、BOX OFFICEに4週連続TOP10入りを果たし、日本でも Twitter を始 めとするソーシャル・メディア上で“怖すぎる”、“もうSkypeは出来ない”などのつぶやきが溢れ話題を 呼んだ前作。待望の続編である本作でも、全編 PC 画面上で展開していくその手法はそのままに、 インターネット社会の裏に蠢く恐怖とその先に拡がる暗黒世界は更にスケールアップ!

物語の中で 駆使されるソーシャル・メディアがリアルタイムに進化を遂げ、決して踏み込んではいけない危険領域 “ダークウェブ”に潜む想像を絶する恐怖のどん底に突き落とす!


前作『アンフレンデッド』と本作『アンフレンデッド:ダークウェブ』のプロデューサーで、日本でも大ヒットを記録した『search/サーチ』 や『ハードコア』の製作も務めたティムール・ベクマンベトフの貴重なオフィシャルインタビューが到着しました。

映画情報どっとこむ ralph Q:『アンフレンデッド:ダークウェブ』の始まりは?

A:第1作目の『アンフレンデッド』が大成功を収めた後、「スクリーン・ライフ」(ティムール・ベクマンベトフが提唱する新たな映像表 現。デバイス画面上の動きで人間の感情を表現する。)のための新しいプロジェクトについて考え始めた。 ロサンゼルス事務所 のアナ・リサ・ムラヴィナとマリア・ザトゥロフスカヤが若手映画監督のためにワークショップを開いて、彼らと新しいプロジェクトの開発 に取り掛かった。そのプロジェクトでは、『アンフレンデッド』と同じように、物語のすべてが我々が持っている端末の画面の上で展開 していくということにフォーカスした。 経験豊かなプロと有望な映画監督たちが僕らの事務所で一緒に作業をして『アンフレンデッド:ダークウェブ』、 『search/サ ーチ』、『Profile(原題)』、『Liked and Followed(原題)』が生まれていくのを見るのは胸が踊るような体験だったよ。 そして、それから数年後経った今、僕らの資金面でのパートナーであるドッサーのおかげで、これらの作品は全て『アンフレンデッド』 に続いて長編映画になった。僕らはまた、ジェイソン・ブラムと組んで続編を製作することを話し合った。ジェイソンなしでは第 1 作 目の成功はあり得なかったからね。一人の若者が誰かのノートパソコンを見つけて、突然以前の持ち主の世界に入り込んでしま うという考えが誰からきたのかはわからない。『テナント/恐怖を借りた男』の大ファンである僕は、この設定がとても気に入った。 物語が決まってからは、すべてがあっという間に進んでいった。新しい監督を探している間に、第 1 作目は若手の映画監督だけ でなく、定評のある映画監督や脚本家の間でも人気があるということを知って驚いた。その数日後、ジェイソン・ブラムとクーパー・ サミュエルソンから、スティーブン・サスコを監督に起用したらどうかという提案があったんだよ。僕は彼がアメリカ版にした『THE JUON/呪怨』が大好きだから、すぐに「賛成!」って言ったんだ。

Q:『アンフレンデッド』からどのように発展していくのですか?

A:スクリーン・ライフのある映画が別の映画に似ているという意見が交わされている。批評家や、映画会社重役やプロデューサー からもそんな声を聞いている。でも才能ある映画監督ならば、これまでに作った映画とは全く違う映画を作ることがあると僕は確 信していた。そのために唯一必要な条件は、その監督が自分の才能を解き放つことができるように、自由にしてあげるということ なんだ。僕が軍隊にいるときに、軍曹が言ったことを思い出すんだよ。「爆弾は二度も同じ場所では爆発しない」ってね。
3 月 1 日(金)新宿シネマカリテ、なんばパークスシネマほか全国順次ロードショー
続編は、スタイルの面では第1作目に近い。スカイプで同じ会話に参加した数人の友達同士が、自分たちのコンピューターを通 して何者かから脅迫される。そしてそれと何としてでも戦わなければならなくなる。これ以上ネタはバラさないよ。自分で見た方が いいからね。

Q:監督やキャストとの仕事はいかがでしたか?またジェイソン・ブラムと再びタッグを組んだのはいかがでしたか?

A:スティーブン・サスコと1年過ごせたのはとても良かった。彼にとっては監督を務める最初の作品だったんだけど、彼は自分が何を 求めていて、どうやってそれを達成するかちゃんと理解していた。彼のような影響力のある映画監督にとって、スクリーン・ライフは 素晴らしい映画製作のツールであるということが証明されたんだ。 スティーブン(サスコ)は、怖い映像を作ることや、それを使っ て観客の心を捉えるのがすごくうまい。僕も怖い思いをするのが好きだから、またもう1本一緒に映画を作ろうってことになったん だよ。ジェイソン・ブラムは、スティーブンを僕に紹介してくれただけでなく、2015 年には、スクリーン・ライフの作品が劇場で見せら れるように、ドナ・ラングリーと一緒にフォーマットの面で助けてくれて、僕は彼にとても感謝している。もちろん、ネルソン・グリーヴス、 アダム・シドマン、クーパー・サミュエルソンなど第 1 作目の『アンフレンデッド』のチームとまた一緒に仕事ができたことも嬉しかった。

Q:インターネット、特にダークウェブは、なぜホラー映画の題材に向いているのでしょうか?

A:ホラー映画の筋金入りのファンは、真の恐怖は、僕らが毎日関わることの中に潜んでいるということを知っている。ウェブがまさに それなんだ。僕らはこのデジタルの海の中で暮らしている。その海の水面にはニュースサイト、ソーシャル・ネットワーク、そして様々 な娯楽が浮かんでいる。でもその海の深い所にはモンスターが住んでいて、獲物を選ぶまで、めったに姿を現さない。いつもは平 静に見えても、クリックひとつで死に至るような危険に変わるということを考えると、僕もゾッとする。もちろん、この映画はフィクション だが、スティーブンが映画の中で使った出来事は、インターネットの深みのどこかで実際に起こったことなんだよ。

Q:『アンフレンデッド』からテクノロジーの面でどのような変化がありますか?

A:スクリーン・ライフはまだ誕生してから日が浅い。この5年間で作った映画は7本。そのために新しいスキルが必要で、新しいツ ールやソフトウェアを開発しなければならなかった。僕らは、スクリーンキャスト・レコーダーを開発した。観客はそれをクリックして、や りとりができるんだよ。これによって、僕らは映画とゲームの間にある壁を打ち破ったんだ。僕はこれを「テク SR(スクリーン・リアリテ ィ)」と読んでいる。これは、スクリーン・ライフの映画の作り方だけでなく、僕らのデジタル生活さえも変えると僕は確信している。 画面上の僕らの生活が豊かになればなるほど、そこで起こることを録画して、互いと共有することが重要になるんだ。

Q:観客がこの映画を見てどのようなことを得ることを望んでおられますか?

A:いい映画はいつまでも心に残る。僕らに「語りかけ」、人生を変えるんだ。『アンフレンデッド:ダークウェブ』も同じだと思う。僕ら は、安全だと確信して様々な電子端末に個人的な情報や秘密を託してしまう。でも、それらの秘密が悪者の手に渡り、悪いよ うに利用されてしまったらどうなるだろうか。そんな問いに答えて、全ての謎を解くためには、観客の皆さんはこの映画を少なくとも 2回は見ないといけないよ。


映画情報どっとこむ ralph 【プロフィール】
製作:ティムール・ベクマンベトフ
(TIMUR BEKMAMBETOV)
1961 年旧ソ連カザフスタンのグリエフ(現アティラウ)生まれ。1987 年にオストロフスキー映画芸術大学を卒業。1994 年 BAZELEVS 社を設立、広告・映像制作・配給・マーケティングを行う。2004 年に『ナイト・ウォッチ』の監督・脚本を手掛け大ヒット、 当時のロシア歴代最高興収を記録。続編『デイ・ウォッチ』の監督・脚本も務めた。その後、ハリウッドに渡り、アンジェリーナ・ジョリー主 演で『ウォンテッド』(2008)を、2012 年にはティム・バートンと共同製作で『リンカーン/秘密の書』を監督した。2015 年にはアメリ カで『アンフレンデッド』を製作、コンピューター上で展開する新時代のティーンホラーを創り上げ、制作費の 60 倍近くの収入をあげた。 その後も『ハードコア』(2016)、『search/サーチ』(2018)や本作など野心的で革新的な作品を製作し続けている。待機作 『PROFILE』(原題)はベルリン国際映画祭でパノラマ観客賞を受賞している。 STORY 中古のパソコンを手に入れたマタイアス。早速起動し、様々なソーシャル・メディアを開くと、以前の所有者と思われる“Norah”というアカウント名が表示されて いた。すべてを自らのIDに書き換えログイン、いつものように恋人アマヤや友人たちとSkypeで談笑しているなか、“UNTITLED”と書かれた隠しフォルダを見つける。そこに は、鎖に繋がれ監禁された女性や、ドラム缶の中に捕われた者など悍ましい動画ファイルの数々が。これは一体…。とその時、見知らぬアカウントからメッセージが届く。「俺 の PCを返せ。さもないとアマヤは死ぬ」。それは、逃げ場のない恐怖の幕開けであった。

映画情報どっとこむ ralph 『アンフレンデッド:ダークウェブ』
原題:UNFRIENDED: DARK WEB
公式:dark-web.jp

3 月 1 日(金)新宿シネマカリテ、なんばパークスシネマほか全国順次ロードショー

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監督・脚本:スティーブン・サスコ『THE JUON/呪怨』『呪怨 パンデミック』(脚本)
プロデューサー:ジェイソン・ブラム『ゲット・アウト』、ティムール・ベクマンベトフ『search/サーチ』

キャスト:コリン・ウッデル 『アンセイン ~狂気の真実~』、ベティ・ガブリエル 『ゲット・アウト』『パージ:大統領令』、レベッカ・リッテンハウス アンドリュー・リース 『私とあなたのオープンな関係』『オリジナルズ』(TV シリーズ)、コナー・デル・リオ
2018 年/アメリカ/93分
ユニバーサル映画
配給:ミッドシップ
宣伝:ポイント・セット
©2018 Universal Studios. All Rights Reserved.
   


ケヴィン・マクドナルド監督のインタビュー到着!『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』


映画情報どっとこむ ralph 世界を熱狂させた、アメリカ・ポップシーン史上最高の歌姫ホイットニー・ヒューストン。

その知られざる素顔に迫るドキュメンタリー『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』2019年1月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。

どこまでも伸びる圧倒的な歌唱力を備え、ポップス史上に燦然と輝く奇跡のミューズ、ホイットニー・ヒューストン。80年代から90年代の全盛期、メディアを通して見る彼女は常に溌剌としていて、眩いばかりの笑顔を弾けさせていた。そのパワフルな存在感は、性別、国境、世代、そして人種までをも超えて、同時代を生きた人々に大きな活力を与えた。しかし、『ボディーガード』の成功とボビー・ブラウンとの結婚を境に、薬物問題、複雑な家族問題ばかりが取り沙汰される様になり、48歳という若さで不慮の死を遂げてしまう。
いったい彼女に何があったのか?メディアの前では常に笑顔で陽気なスター、でも心の奥底は傷ついた少女。抱えていた複雑な感情をさらけ出し、波乱万丈な自らの人生と重ね合わせ歌にぶつけ続けたー。あの時代、あの瞬間、あの美声は確かにそこに存在していた。

映画情報どっとこむ ralph この度、本作のメガホンを取ったアカデミー受賞監督のケヴィン・マクドナルドのインタビューが到着しました。

Q:本作はもともと、プロデューサーから依頼された企画だそうですが、引き受けようと思ったきっかけは何でしたか。どういった経緯で監督されることになったのでしょうか。

「正直に言うと、それ以前はとくにホイットニー•ヒューストンの大ファンだったわけではないんだ。もちろん彼女の歌はよく知っていたけれど、僕にとっては濃いブラック•ミュージックというわけでも、特別クールというわけでもなかった。だから最初にプロデューサーに打診されたときは断った。でもその後にサンダンス映画祭で、ホイットニーのかつてのエージェントだったニコール•デヴィッドに紹介されてね。彼女はわたしにぜひドキュメンタリーを作って欲しいと言った。彼女は25年間ホイットニーと仕事をしてきて、ホイットニーほど惹かれたクライアントはいないが、ついに彼女を理解することができなかったと語った。エージェントがこれほど情熱的にクライアントについて語るのは聞いたことがなかった。それで引き受けることにしたんだ」

Q:彼女が子供の頃から虐待を受けていたという証言がありますが、あなた自身にとっても予想外のことでしたか。

「いや、彼女のプライベートなヴィデオを観ながら、なんとなく変だと言うか、性的なトラウマを持っていると感じていた。というのも、彼女は自分の肌に居心地の悪さを感じているようだったし、フィジカルにリラックスしていない印象を受けたから。あれほど美しいのに、セクシュアルというのとも違う。きっと何か子供時代に大きなトラウマを追ったのではないかと想像していたんだ」

Q:この作品では、証言をする人々が驚くような事実を語ります。彼らのそんな発言を、どうやって引き出すことができたのでしょうか。

「そうだな、僕はこのドキュメンタリーにすごく時間をかけたし、個々のインタビューに関しても始めから長い時間をかける覚悟だった。だからまず彼らとの関係性を発展させ、そして彼らがじっくりと話しができるようなスペースを与えようと思った。こちらがどんどん質問していくのではなくて。そして彼ら自身も、語ることである種セラピーのように解放されたのだと思う。というのも、家族のメンバーはみんなホイットニーがあんなことになってしまったことに対して、罪悪感を抱いていたから。実際に彼らから、話すことで長年抱えていた膿みを放出させることができて楽になったと言われたよ」

Q:その一方で、ボビー•ブラウンは取材に非協力的ですが、あなたはそれをそのまま映画のなかに残していますね。

「それが彼のアチチュードだから、そのまま残すのは大事だと思った。その方が誠実なやり方だろうと。彼は子供っぽい人で、自身と自分のエゴを守ることに一生懸命なんだ。ホイットニーとの関係を振り返って、罪悪感を感じないわけがないだろう。彼のことを気の毒に思うよ。悲しい、哀れな人だと」

Q:ホイットニーと彼の関係をどう思いますか。何が彼女を引き止めていたのでしょうか。

「これはあくまで僕の見方だが、彼女はただ幸せな家庭を求めていたんだと思う。幼い頃、一瞬でも幸せな子供時代があって、でもそれがさまざまなことで壊されたことにより、彼女はつねにホームを求め、そしてただ愛そうとしていた。ロビン•クロフォードに対しても、ボビー•ブラウンに対しても。ただ、若い頃に性的な虐待を受けたことが、彼女に複雑な影を落としていたと思う。そして彼女とボビー•ブラウンの関係は、ドラッグを媒介に不健康なものになっていき、互いに悪い形で依存し合っていた」

Q:本作はセンセーショナリズムとは異なる、誠実なドキュメンタリーですが、あまりにスキャンダラスな事実が多いなかで、センセーショナルにならないようにするのは大変でしたか。

「それはとても不安だったよ。でも結局、それがこの映画を作りたいと思う理由のひとつでもあった。つまり、人々が共感しにくいような物事について真面目なドキュメンタリーを作ること。いかにタブロイド的な視点から離れて彼女のストーリーを語ることができるかという」

Q:本作ではまた、ホイットニーを取り巻く社会的な背景にも触れられています。白人にも好かれたことが彼女の絶大な成功を導いたわけですが、こうした社会的コンテクストを語ることは、あなたにとって重要でしたか。

「それは彼女のストーリーを理解する上でも重要だと思ったからだ。実際リサーチをして、関係者のインタビューを重ねるにつれ、社会的なコンテクストが重要だということがわかってきた。彼女のストーリーは80年代当時の世の中の、人種問題、男女平等、性の平等、虐待といったテーマを反映している。彼女は白人男性が魅了されたほぼ最初の黒人スターであり、それは彼女に威嚇的なところがなかったからだと思う。美人だけど、隣の女の子タイプ。性的にも人種的にも、男たちは恐れを感じることがなかった。だからあれだけ多くの人に支持された。とはいえ、一本の映画にそれほど多くのことは詰め込めない。観客を退屈させたくはなかったからね。だからアメリカの人種問題については、繊細なアプローチで示すにとどめた。80年代のレーガン政権下のホワイト•アメリカの雰囲気が感じ取れると思う」

Q:このドキュメンタリーを作って、彼女を理解できたと思いますか。

「誰かを完璧に理解することなどできるのか、それは疑問だ。でも少なくとも、ある程度は理解できたと思う。願わくば、観客にもそう感じて欲しい」

映画情報どっとこむ ralph ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~

公式HP:
whitneymovie.jp 

世間にあふれたゴシップにとらわれることなく、膨大な映像記録を丹念にリサーチを敢行。初公開となるホームビデオや貴重なアーカイブ映像、未発表音源とともに、家族、友人、仕事仲間などの証言を紡ぎ合わせることで見えてきたホイットニー・ヒューストンの真の姿とは?その知られざる素顔に鋭く、フェアに迫る傑作ドキュメンタリー。


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監督:ケヴィン・マクドナルド
製作:サイモン・チン『シュガーマン 奇跡に愛された男』、ジョナサン・チン、リサ・アースパマー
編集:サム・ライス=エドワーズ
撮影:ネルソン・ヒューム
出演:ホイットニー・ヒューストン、シシー・ヒューストン、エレン・ホワイト、メアリー・ジョーンズ、パット・ヒューストン、ボビー・ブラウン、クライヴ・デイヴィス、ジョン・ヒューストン、ケヴィン・コスナー、ケニー“ベイビーフェイス”エドモンズ
2018年/イギリス/英語/120分/カラー/5.1ch/アメリカンビスタ
原題:WHITNEY

配給:ポニーキャニオン/STAR CHANNEL MOVIES
提供:東北新社 
©2018 WH Films Ltd
    


JKニンジャ 小倉優香インタビュー動画到着! 映画『レッド・ブレイド』


映画情報どっとこむ ralph 映画『レッド・ブレイド』が2018年12月15日(土)よりシネマート新宿ほか公開となります。


そして!!

この度、主演の小倉優香のインタビュー動画が到着!


映画初主演にして本格アクションに挑戦する小倉優香さんは、“リアル峰不二子”と絶賛されるスタイルでグラビア界を席巻し、最近は、ドラマ「チア☆ダン」や「恋のツキ」などに出演するなど女優としても躍進中!今後は、主演舞台「呪いシリーズ(呪いの万華鏡/呪いの49日)」の公演が控えています!

本作で孤独な少女マコを演じる小倉さん。

役柄について、「孤独感じる時期は誰にもあると思う。マコの気持ちに寄り添って演じた」と振り返る。さらに、見所でもあるアクションについて問われると、「必要な筋肉を鍛えたていく中で、どんどん動けるようになった。もっとこういう動きをしてみたいと思うことが増えてきて楽しいです。」と手応えを感じているようだ。

映画情報どっとこむ ralph 映画『レッド・ブレイド』

は、2018年12月15(土)より公開。

本作は、『冷たい熱帯魚』『愛のむきだし』など海外でも高い評価を受ける園子温原案によるストーリー。

『HiGH&LOW THE RED RAIN』のアクション監督、『RE:BORN リボーン』主演で知られる坂口拓と“ミスター・バイオレンス”と称され、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015正式上映作品『コントロール・オブ・バイオレンス』の石原貴洋のメガホンで映画化。

さらに、ド迫力のオープニングアクション監督を『いぬやしき』『BLEACH』などを手掛けた下村勇二が担当。今までの忍者の常識を覆す、世界初の忍者映画がここに誕生しました。


物語・・・
いじめられっ子の高校生・マコ(小倉優香)は、この世界に嫌けが差していた。
学校の図書室で忍者の児童書「雷風刃」を読むことが唯一心安らぐ瞬間で、巨大な悪に立ち向かう忍者たちに憧れていた。ある夜、下校途中のマコの前に「雷風刃」の忍者・ヒロ(搗宮姫奈)とユウ(花影香音)が現れる。

時空を切り裂き、導かれるようにタイムスリップした先に待っていたのは伊賀の世界。

伝説の忍者・才蔵(TAK∴)指南のもと、強さを求めマコの忍者修行が始まる。

ところが、マコと同様に、「雷風刃」の悪人・原田勘助(岩永ジョーイ)が現実世界に出現してしまい・・・。

サービスカットも到着!
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小倉優香
搗宮姫奈 花影香音 岩永ジョーイ 美音咲月 徳江かな 咲村良子 榊英雄 TAK∴

原案:園子温 総合演出:坂口拓 監督:石原貴洋 脚本:龍一朗
サウンドデザイン:小野川浩幸 音楽:中森信福
プロデューサー:木村俊樹 ラインプロデューサー:真山俊作 撮影:富田伸二 照明:太田博 録音:杉本崇志
オープニングアクション監督:下村勇二 TAK∴ 稲川義貴(トリプルクラウン)
アクション監督:坂口茉琴 アクション監修:匠馬敏郎 主題歌:『moi-même』(AMG MUSIC)
制作プロダクション:ステアウェイ 配給:AMGエンタテインメント 協力:アミューズメントメディア総合学院
製作:「レッド・ブレイド」製作委員会
(C)2018「レッド・ブレイド」製作委員会