「社会派」カテゴリーアーカイブ

ヨ・ラ・テンゴがサントラ制作秘話と映画の魅力を語る!『いろとりどりの親子』インタビュー


映画情報どっとこむ ralph 24カ国で翻訳され世界中で大ベストセラーとなったノンフィクションを原作にしたドキュメンタリー映画『いろとりどりの親子』が11月17日(土)、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開となります。

自閉症や、ダウン症、低身長症、LGBTなど、さまざまな“違い” をどう愛するかを学んでいく6組の親子の姿を映しながら、マイノリティとされる人々の尊厳と権利に光を当てた本作は、しあわせの形は無限に存在していることを、私たちに気づかせてくれます。

そしてこの度、本作の魅力のひとつである劇中音楽を手がけたアメリカで最も敬愛されるバンドのひとつ、ヨ・ラ・テンゴ。
5年ぶりとなるアルバム『There’s A Riot Going On』を引っ提げ、10月には日本公演を大盛況で終え、話題を呼んだ彼らに、本作の日本公開にあたり独占インタビューを実施。

本インタビューではアイラ・カプラン(Vo,G)、ジョージア・ハブレイ(Vo, D)、ジェームズ・マクニュー(Vo, B)の3人にサントラ制作の経緯や、監督との共同作業、映画のなかでの音楽の使われ方などについて語っていただきました。

今回、本作のサントラを手がけることになった経緯について、アイラ・カプラン(Vo,G)は「最初は、僕達の曲をいくつか使いたいという話だったんです。その時に〈できればサントラも〉という相談も受けていたけど、既にニコ・ミューリーがサントラを手掛けることが決まっていたから、どうなるかわからなくて。でも、プロジェクトが進むに連れて、次第に僕達のやりたいことが大きくなって、サントラを作ることになりました。」と振り返る。続けて「新作『There’s a Riot Going On』の制作には2年かかったけれど、サントラは2ヶ月で作り上げなくてはいけないのが大変でした。それで、過去の作品を制作した際に使わなかった曲の素材に手を加えたりして、それをサントラの出発点にしました。そして、ある程度、素材ができると、それを監督のレイチェルに聴いてもらって、サントラの方向性について話をしたんです。」と元々ある音源をベースにして制作したという。

 レイチェル監督との共同作業について、ジョージア・ハブレイ(Vo, D)は「レイチェルはどんな曲が必要なのか、明確なヴィジョンを持っていました。〈ヨ・ラ・テンゴのあの曲みたいな感じで〉という風に具体的に指示してくれたので、作業はとてもスムースにいきました。」と振り返り、ジェームズ・マクニュー(Vo, B)は「彼女は僕達のことを理解してくれていたので、〈ちょっと変わったことをしてもいいんじゃないかな〉と思って楽しみながら曲を作ることができたんです。」とお互いに呼吸がぴったりであった共同制作について語った。

 そのようにして仕上がったサントラは登場人物の内面を静かに伝えるような使われ方であることに対して、アイラは「レイチェルは映画のストーリーに自信を持っていたので、音楽を使って観客を泣かせたり、音楽で観客の感情を引き出す必要がなかった。だから、僕達はシーンに微妙なニュアンスを与える音楽を作ることで、映画に貢献することができたんです。」と制作について苦労はしなかったと振り返る。完成した映画について、ジョージアは「映画の登場人物が、みんな人間味に溢れていて魅力的でした。家族や配偶者の問題を、それぞれがどのように解決していくか。そのストーリーが明確に描かれていて、どのエピソードも興味深かったです。」とキャラクターやストーリーの魅力について話し、アイラは「登場人物はいろいろな問題を抱えて人生を歩んでいるけど、彼らはそれを受け入れている。彼らにとって、今の状態が正常だということを、この映画で知りました。例えば、常に怒りを爆発させている子供を、両親が治療しようとするエピソードがあったけど、その子は病気ではなかった。自分達と違っていても、〈そういう人間なんだ〉と受け入れることが大切なんじゃないかと思いました。」と“違い”を“個性”として受け入れることの寛容性について着目したうえで、最後には「すごく面白い物語で、伝え方が美しくて広がりがある映画です。僕達が楽しんだのと同じように楽しんで欲しいですね。」とこれから映画を鑑賞する日本のファンに向けて笑顔でメッセージを送った。ジョージアも「きっと、観た後に得るものは大きいと思います。」と続けてコメントし、インタビューを締めくくった。

さらにはメッセージ映像も到着しました!!



映画情報どっとこむ ralph 『いろとりどりの親子』

11月17日(土)、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

10年の歳月をかけて、300におよぶ親子を取材した、作家アンドリュー・ソロモン。
親や周りとは“違う”性質を持った子どもを持つ親子たちのインタビューをまとめた
「FAR FROM THE TREE: Parents, Children and the Search for Identity」は、
世界24カ国で翻訳され、数々の文学賞を受賞した。この書籍をもとに、エミー賞受賞の、レイチェル・ドレッツィン監督が映画化。
さまざまな“違い”を抱えた6組の親子の、戸惑いや、親から子への愛情、ありのままをアイデンティティとして受け入れていく姿を見つめるドキュメンタリー。

***********************************

監督:レイチェル・ドレッツィン
原作:アンドリュー・ソロモン著「FAR FROM THE TREE Parents, Children and the Search for Identity」
音楽:ヨ・ラ・テンゴ、ニコ・ミューリー

(C)2017 FAR FROM THE TREE, LLC


映画『いろとりどりの親子』東大「障害者のリアルに迫る」ゼミでの上映会&トークセッション


映画情報どっとこむ ralph この度、全米批評家協会賞や、ニューヨークタイムズ紙のベストブックに選ばれ、世界24か国語に翻訳され大ベストセラーとなった、アンドリュー・ソロモン著「FAR FROM THE TREE」を原作にしたドキュメンタリー映画『いろとりどりの親子』を11月17日(土)新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開となります。

このたび、公開を今週末に控えた本作が、東京大学の学生スタッフが自ら企画運営する、障がい当事者やその関係者を講義に招いてそのリアルな息づかいや生活、人生に触れることを目的とした「障害者のリアルに迫る」ゼミにて特別上映されました。

また、上映後、日本版「いろとりどりの親子」といえる、知的障がい・てんかん発作をもつ弟を持つゼミ受講者の学生と、そのお母さんをお招きしたトークセッションが行われました。

11/13(火)実施 「障害者のリアルに迫る」東大ゼミ 上映会+トークセッション

日程:11月13日(火)
場所:東京大学駒場キャンパス
登壇者:星さん親娘
(知的障がい・てんかん発作のある息子を持つお母さんと、当事者の方の姉にあたるゼミ受講生)

映画情報どっとこむ ralph 約30人の学生たちが集まったこの日のイベント。映画の上映が終わり、会場が余韻に包まれる中、本日のゲストである星さん親娘が拍手で迎えられ、トークセッションが始まりました。

まず、お母さんから当事者である息子さんについて紹介が。

「4人姉弟の3番目の息子が、知的障がいを持っています。言葉でのコミュニケーションができず、歩くことは出来ますが、うまく体を動かせません。小学校の頃から養護学校に通っていて、今中学生です。」

 また、映画の感想について、

「映画の中で、自閉症の男の子の両親のインタビューシーンなどを観ながら、毎日を忙しく生きる中で忘れていたような、つらかった時期を思い出しました。赤ちゃんの頃や小学校に上がる前は、てんかんの発作が少しずつ出てきて大変な時期だったので。お母さんが『障がいを持って生まれてきたことで自分を責めた』というつらいお話もされていましたけれど、まさにその通りでした。つらいことも多くあったからこそ、こういう(スクリーンに映し出された笑顔の家族写真を見ながら)笑っている写真をたくさん残してしまったかな、という気もします。」

と話しました。
映画情報どっとこむ ralph 続いて、当事者の方の姉にあたるゼミ受講生へ。彼女にとって弟はどのような存在だったかを聞かれると、「私が年長のときに産まれ、彼が2週間ぐらい医療センターの親しか入れない部屋にいて寂しかったのを覚えています。小学校高学年くらいから、彼は周りや末の弟と違うのかな、と感じ始めました。また、中学校の頃からは、可愛い弟だけど、皆が思っている“普通”の子ではないと偏見を持たれるのではと思い、『みてみて』と自慢できるような感じではないと思っていました。」と、子ども時代のリアルな胸の内を明かしました。
 現在については、「大人になってきて、自分が弟を見る目は変わってきました。このゼミのお陰かもしれないけれど。週末は、3人で家の中で暴れまわるという遊びをしていて (笑)、おいかけっこしたり、バランスボールを投げ合ったり。中学校の頃に特別視していた自分を、今では何だったのかなぁ、って思います。」と、自身の考え方の変化を語りました。
 そういった変化のきっかけについて尋ねられると、「高校でパソコンの授業が好きだったので、漠然とその方面に行きたいなと思っていました。大学進学を前に、何がやりたいのかと考えたときに、『弟が話せないから、弟の思っていることを言語化して伝えられるものを自分で作れたら』と思い、そのとき弟の存在がポジティブなものに変わったんです。弟のおかげで自分の進路が決まったこともあり、感謝しています。」と照れて笑いながら語りました。

 次に、司会の方からお母さんへ「映画の中で、自閉症の男の子の両親がはじめは『障がいがなくなってほしい』と色々な治療をしていましたが、そのようなことはありましたか?」との質問があると、「『障がいがなくなってほしい』というか、(新しい)何かを獲得してほしい。歩けないときは歩けるようになってほしいとか、今は喋れないから、喋れるようになってほしいとか…。」と、一つひとつ言葉を探るように答えました。

 「ふたりにとって彼は障がい者ですか?」という質問には、お姉さんは「私にとっては、障がい者より、弟。周りに自分のやりたいことを説明するときに「私の弟は障がい者で…」と話したりはします。ただ、どちらなのかと問われたら、絶対、すごく可愛い弟です!」と明るく答えました。また、お母さんは、「難しいですね…。例えばものすごく目が悪い人にとって、目の良い人と同じ世界を見ている訳ではないし、人から『こんな風に見えている』と言われても分からないのと同じ。本人は障がいだと思っていないかもしれないけれど、こっちがそういう風に見ているだけだと思います。」と答えました。
 最後にお母さんから学生たちへ、「息子がいたことによって、福祉というものがすごく身近になり、考えるようになりました。いわば息子が私の先生という感じで、色んなことを教えてくれたし、世界につなげてくれたと思っています。福祉や介護は、専門的に勉強した人がする訳ではなく、そんなの全く(経験が)なくても、できる人はできるし、関われる人は関われるし、一緒に遊べる人は遊べる。そういう世界の方がいいかなと思います。だから、この映画を見て、身近に感じてもらって、一緒に生きてもらえたらと思います。」とメッセージが送られました。

 学生のひとりからは、「ハッとさせられることが沢山あった映画でした。どのエピソードにも共通して見られたのは、その人を見て、ペースを合わせて、相手の立場に立って考えることが必要だということ。でも相手はいわゆる“普通”の人じゃないからどうすればいいんだろう。と、そこが障がいになっている部分だということ。お二人のお話を聞いても同様に思いました。その解決策は、僕には正直思いつきません。例えばお姉さんの言うように、相手の考えを言語化できる機会を開発できたら少しは近づけるかもしれないけれど、自分は相手じゃないから相手のことは(根本的には)分からない。でも繋がりたいっていう気持ちは絶対ある。という中で、僕たちはもうちょっとだけ視野を広げるというか、電車で見かける人とか、家族とか、自分と繋がっている隣の人たちにちょっとでも想いを馳せるようにしたらいいんじゃないかな、と思いました。」という感想があがり、熱い拍手でイベントは幕を閉じました。
【「障害者のリアルに迫る」東大ゼミについて】 
「障害者のリアルに迫る」ゼミは「『障害』というテーマをタブーなく語る場を作りたい」という思いから2013年より活動を続けています。
ゼミには主任講師として野澤和弘先生(毎日新聞社論説員)、熊谷晋一郎先生(東京大学先端科学技術研究センター准教授)をお迎えして、また毎回の授業にゲスト講師として全盲ろうやALSなどの難病といった目に見える『障害』の当事者、LGBTQsや依存症の方などの目には見えない『障害』の当事者、そして支援に携わる方々をお呼びしています。2016年にはぶどう社より「障害者のリアル×東大生のリアル」が出版され、累計1万部を突破しました。

映画情報どっとこむ ralph 映画『いろとりどりの親子

原題:Far from the Tree
物語・・・
10年の歳月をかけて、300におよぶ親子を取材した、作家アンドリュー・ソロモン。親や周りとは“違う”性質を持った子どもを持つ親子たちのインタビューをまとめた「FAR FROM THE TREE: Parents, Children and the Search for Identity」は、世界24カ国で翻訳され、数々の文学賞を受賞した。この書籍をもとに、エミー賞受賞の、レイチェル・ドレッツィン監督が映画化。さまざまな“違い”を抱えた6組の親子の、戸惑いや、親から子への愛情、ありのままをアイデンティティとして受け入れていく姿を見つめるドキュメンタリー。

***********************************


監督:レイチェル・ドレッツィン 
原作:アンドリュー・ソロモン著「FAR FROM THE TREE Parents, Children and the Search for Identity」
音楽:ヨ・ラ・テンゴ、ニコ・ミューリー
2018年/アメリカ/英語/93分/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch//日本語字幕:髙内朝子
東京都推奨映画 文部科学省特別選定(青年、成人、家庭向き) 文部科学省選定(少年向き)
©︎2017 FAR FROM THE TREE, LLC 提供:バップ、ロングライド 配給:ロングライド


「機動戦士ガンダムNT」舞台挨拶全国18劇場で開催決定!グッズ情報も到着 


映画情報どっとこむ ralph 『機動戦士ガンダム』の宇宙世紀シリーズ最新作にして、大ヒットシリーズ『機動戦士ガンダムUC』のその先を描く『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』が、11月30日より全国90劇場でロードショー。


先日開催が決定した「初日舞台挨拶」の他に、主要キャスト&スタッフ登壇の舞台挨拶の全日程が到着しました!

『機動戦士ガンダムNT』の劇場公開を記念し、初日舞台挨拶に加えて18劇場での公開記念舞台挨拶の開催が決定致しました。舞台挨拶にはヨナ役・榎木淳弥、ミシェル役・村中知、リタ役・松浦愛弓、監督・吉沢俊一、脚本・福井晴敏、プロデュサー・小形尚弘が登壇いたします。また、先日公開した、11月30日(金)に開催される「初日舞台挨拶」は、11月20日(火)より一般販売が開始されます。お近くの劇場で行われる舞台挨拶に、奮ってご参加下さい。

チケット発売情報など、詳細は公式サイトをチェックして下さい。
http://gundam-nt.net/ 
※登壇者は劇場により異なります。 ※登壇者は都合により、予告なく変更となる場合がございます。

■日程:12月1日(土)、12月2日(日)
会場(1日):ユナイテッド・シネマ豊洲(東京)、TOHOシネマズ錦糸町(東京)、MOVIXさいたま(埼玉)
会場(2日):会場:109シネマズ二子玉川(東京)、川崎チネチッタ(神奈川)、横浜ブルク13(神奈川)
登壇者:榎木淳弥(ヨナ・バシュタ役)、村中知(ミシェル・ルオ役)、松浦愛弓(リタ・ベルナル役)、吉沢俊一(監督)、福井晴敏(脚本)、小形尚弘(プロデューサー)

■日程:12月8日(土)、12月9日(日)
会場(8日):ミッドランドスクエアシネマ(愛知)、MOVIX京都(京都)、大阪ステーションシティシネマ (大阪)
会場(9日):なんばパークスシネマ(大阪)、TOHOシネマズ橿原(奈良)
登壇者:榎木淳弥(ヨナ・バシュタ役)、吉沢俊一(監督)、福井晴敏(脚本)、小形尚弘(プロデューサー)


■日程:12月15日(土)、12月16日(日)
会場(15日):鹿児島ミッテ10(鹿児島)、TOHOシネマズ光の森(熊本)、T・ジョイ博多(福岡)
会場(16日):ユナイテッド・シネマ キャナルシティ(福岡)、広島バルト11(広島)
登壇者:榎木淳弥(ヨナ・バシュタ役)、村中知(ミシェル・ルオ役)、吉沢俊一(監督)、福井晴敏(脚本)、小形尚弘(プロデューサー)

■日程:12月22日(土)
会場:MOVIX仙台(宮城)、MOVIX宇都宮(栃木)
登壇者:榎木淳弥氏(ヨナ・バシュタ役)、吉沢俊一(監督)、福井晴敏(脚本)、小形尚弘(プロデューサー)

映画情報どっとこむ ralph そして!!!

公開劇場で11月30日から販売が開始される商品も到着!

パンフレット(2種類)のほか、

主人公機・ナラティブガンダムのイラスト入りTシャツや、

12点すべて描きおとしイラストの卓上カレンダー、

組体操!で話題のキービジュアルを使用したドアノブハンガーなど、

様々なグッズをご用意!是非劇場で。

映画情報どっとこむ ralph
『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』

11月30日より全国90劇場でロードショー。

U.C.0097――。
『ラプラスの箱』が、『ラプラス事変』と呼ばれた争乱の結果として世に示されて一年が経過した。だが、ニュータイプの存在とその権利に言及した『箱』=『宇宙世紀
憲章』の存在が明かされても、世界の枠組みに大きな変化はなかった。一方、『ラプラス事変』において、ネオ・ジオン残党軍『袖付き』は一時的に瓦解し、活動は停滞。
また、争乱における主役となった“ユニコーンガンダム”と呼ばれる2機のモビルスーツは、人智の及ばぬ能力を発揮したことで危険視され、秘密裏に封印されていた。
しかし、2年前に消息不明となり、歴史から抹消されていたRX-0 ユニコーンガンダム3号機が、地球圏に再びその姿を見せる。“フェネクス”と称されるその機体を巡り、
再び動き出す人々。フェネクス争奪戦には、地球連邦軍や『袖付き』だけでなく、アナハイム・エレクトロニクス社とも関連の深い大企業、ルオ商会も介入する。
新たなモビルスーツ「ナラティブガンダム」を投入した彼らの真の目的とは……。
***********************************

ヨナ・バシュタ:榎木淳弥/ミシェル・ルオ:村中 知/リタ・ベルナル:松浦愛弓/ゾルタン・アッカネン:梅原裕一郎
ミネバ・ラオ・ザビ:藤村 歩/ブリック・テクラート:古川 慎/マーサ・ビスト・カーバイン:塩田朋子/モナハン・バハロ:てらそままさき
イアゴ・ハーカナ:中井和哉/アバーエフ:山路和弘/フランソン:星野貴紀/アマージャ:佐藤せつじ/タマン:駒田 航/デラオ:荒井勇樹
パベル:島田岳洋/マウリ:玉野井直樹/ヨナ(8歳):中村文徳/ミシェル(8歳):横溝菜帆

企画・制作:サンライズ
原作:矢立 肇、富野由悠季
監督:吉沢俊一
脚本:福井晴敏
メインキャラクター原案:高橋久美子
キャラクターデザイン:金 世俊
メカニカルデザイン:カトキハジメ、小松英司

色彩設計:すずきたかこ/CGディレクター:藤江智洋
ディスプレイデザイン:佐山善則/美術監督:丸山由紀子、峯田佳実/特殊効果ディレクター:谷口久美子/撮影監督:脇 顯太朗/編集:今井大介

音響監督:木村絵理子/音楽:澤野弘之/アニメーション制作:サンライズ/配給:松竹


本日放送開始!“映画を語る”「活弁シネマ倶楽部」ゲストは「十年」藤村明世監督&高松美由紀プロデューサー


映画情報どっとこむ ralph 本日11月12日(火)21時より、“映画を語る”新番組「活弁シネマ倶楽部」の初回放送が実施される。本番組は、“映画を語る”楽しさを提供し、映画業界を新たな側面から盛り上げていく番組。

様々な切り口で、様々な人が“映画を語る”ことで、映画の新たな楽しさを発信するトーク番組「活弁シネマ倶楽部」。番組タイトルの根拠となっている「活動弁士」は、映画の上映中、映画を自由闊達に語り、表現し、解説をすることを生業とする人たちである。本番組では、活動弁士の精神をそのまま受け継ぎ、映画に関わる様々な人をゲストに迎え、制作陣の想いや映画の知られざる一面など、様々な角度からの切込みを入れていく。

初回の紹介作品は、香港で記録的大ヒットを遂げたオムニバス映画の日本版「十年 Ten Years Japan」。ゲストには、本作を手がけた監督の一人である藤村明世(ふじむら・あきよ)監督と、高松美由紀(たかまつ・みゆき)プロデューサーを迎えて行われました。
映画情報どっとこむ ralph 初回となる今夜の放送で紹介された「十年 Ten Years Japan」は、エグゼクティブ・プロデューサーに是枝裕和氏、俳優陣には杉咲花・國村隼らを迎え、“10年後の日本”というテーマのもと、5人の個性溢れる監督達が集結したオムニバス作品。ゲストの藤村監督は「その空気は見えない(The Air We Can’t See)」で同作に参加し、「大気汚染によって地下への移住を強いられた日本」を描いている。

本作で、子供の頃からの憧れだったという是枝氏との、初めての共同作となったことについて

藤村監督:自分が何をしたいのか、自分が気づかないような根底を引き出してくださった。
と、藤村の過去作品を見てくれたという是枝氏に感謝の言葉を語った。同じくゲストで、本作の発起人でもある高松プロデューサーは、

高松P:藤村監督の脚本、実は是枝監督が一番最初に5監督の中から『この監督の作品のはやりたい』とおっしゃってくれた作品」「(映像化が楽しみだったが)それを超えるアニメーションと音楽、役者の演技のバランスがとれていたので私としては藤村監督に感謝したい。
と脚本に現れた、藤村監督の才能に称賛と感謝の言葉を送った。

10年後の未来についてどう思うか」という質問に、

藤村監督:この作品のようなことは絶対に起きない」と言われたことがあるとした上で「100%ないことはなにもないと思いながら、いろんなことを考えて生きて生きたい。(この作品は暗いと言われることが多いが)日本の未来が少しでも明るくなればいいと思って作ったので、10年後の未来もすごく明るければいいなと思う。
と作品にも込めたという想いを吐露した。

「活弁シネマ倶楽部」は、WEB配信での特別番組という扱いだが、今後も定期的に配信されるという。映画を深く探求して行きたいというコアな映画ファンや、これから映画を深く知っていきたいという方など、すべての映画ファンにむけた番組となるそうです!
映画情報どっとこむ ralph ■活弁シネマ倶楽部■
配信URL(FRESH!):
https://freshlive.tv/katsuben_cinema/248434

11月12日(火)21時より


「浅草九スタCh.」公式ツイッター:
@katsuben_cinema


■「十年 Ten Years Japan」■

2018年11月3日(土)よりテアトル新宿、シネ・リーブル梅田ほか全国公開
宣伝・配給:フリーストーン
主演:杉咲花、國村隼、太賀、川口覚、池脇千鶴
監督・脚本:早川千絵、木下雄介。津野愛、藤村明世、石川慶
エンディングテーマ:「I’m Still In Love」
作曲・演奏:Kan Sano(origami PRODUCTIONS)
エグゼクティブプロデューサー:是枝裕和
プロデューサー:高松美由紀、福間美由紀、水野詠子、ジェイソン・グレイ
©2018 “Ten Years Japan” FilmPartners

公式HP:
http://tenyearsjapan.com/

***********************************



香港大ヒット映画:ウォン・ジョン(黄進)監督「一念無明」が『誰がための日々』で公開決定!


映画情報どっとこむ ralph 介護うつの果てに母を亡くした青年の苦悩と希望を描いて大ヒットした香港映画『誰がための日々』の公開が、2 月 2 日(土)より新宿 K’s cinema ほか順次公開されることが決定しました。

映画を見終わった後、一瞬言葉が出てこないぐらい観客を圧倒する重々しいこの作品は、撮影当時 20 代後半の香港の新人監督ウォン・ジョン(黄進)が撮った長編第 1 作目。

2013年3月、香港政府機関である商務及経済発展局が香港の新人発掘を目的に試験的に企画し、電影発展局が企画を支持、基金を設立した「首部劇情電影計劃」の第 1 回受賞企画となった本作は、計画の目的を見事に達したと言えます。

2017年香港金像奨で8部門ノミネート(主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞/エレイン・ジン、助演女優賞/シャーメイン・フォン、監督賞、新人監督賞、脚本賞、音楽賞)、結果助演男優賞、助演女優賞、新人監督賞を受賞。台湾金馬奨では助演女優賞と新人監督賞を受賞、大阪アジアン映画祭ではグランプリを獲得し、一躍アジアで注目される香港の監督に。

香港で香港の人のために作られる地元に根付いた映画が注目を集めている昨今、この新香港ニューウェーブとも言える流れの決定的な作品がこの『誰がための日々』。


製作費は 200 万香港ドル(日本円で約 3000 万円)、16 日間で撮影した。主演のショーン・ユーとエリック・ツァンは、脚本を読んで出演を快諾。報酬に関係なく出演を決定している。ショーンとエリックの顔ぶれは、日本では「インファナル・アフェア」での共演が印象的だろう。またショーンはパン・ホーチョン監督作品「恋の紫煙」シリーズ(東京国際映画祭、大阪アジアン映画祭で上映)が、熱狂的な支持を受けている。エリックは、俳優として様々な作品に出演しながら、香港の新人への支援を惜しまず、本作によってウディネ・ファーイースト映画祭、ニューヨークアジア映画祭で生涯功労賞を受賞している。

香港映画『誰がための日々』
原題:一念無明


物語・・・
トン(ショーン・ユー)は婚約者のジェニー(シャーメイン・フォン)と家を買い、結婚し家族を作ろうと考えていた。忙しすぎるとジェニーに言われても、施設には入れたくないと、母(エレイン・ジン)の介護を 1 人でやっていたトン。父は長く家に寄り付かず毎月お金だけを送ってくる。
弟はアメリカに行ったきり帰ってこない。母は思うようにならない自身の苛立ちをトンにぶつける。ぎりぎりの状態でトンはうつ病を発症、ある事件を引き起こし、最愛の母を亡くす。1 年後、躁うつ病の治療を終えて退院するトンの前に、ずっと会わなかった父ホイ(エリック・ツァン)が迎えに来ていた。2 段ベットを置いた狭い部屋で、父子は暮らし始める。

***********************************

監督:ウォン・ジョン
脚本:フローレンス・チャン
プロデューサー:デレク・チウ、ヘイワード・マック
出演:ショーン・ユー、エリック・ツァン、エレイン・ジン、シャーメイン・フォン
2016 年/香港/広東語/102 分
配給:スノーフレイク
(C) Mad World Limited.