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ディーン・フジオカ 英語で受け答え!外国人特派員協会『海を駆ける』質疑で


映画情報どっとこむ ralph 深田晃司監督の最新作『海を駆ける』。

自然は時に豊かに美しく、時に脅威となり人を飲み込み、また人間の生活は自然と共にあるという様を、インドネシアの美しい海、そして国籍や宗教を越えて育まれる若者たちの友情を通して描く、ファンタジー。

この度、外国人特派員協会にて特別上映を行い、ディーン・フジオカさん、深田晃司監督が登壇して質疑応答に答えました。


日程:5月23日(水)
場所:公益社団法人日本外国特派員協会
登壇:ディーン・フジオカ、深田晃司監督

映画情報どっとこむ ralph 深田監督は、2011 年の東日本大震災の後に大学の研究チームの震災復興リサーチに参加。そこで、2004 年にスマトラ島沖大震災で津波で壊滅的な被害を受けつつも、今では完全に復興を遂げた町バンダ・アチェを訪れて本作のアイデアを想起したという。

イベントは進行や記者からの質問はすべて英語。バイリンガルなディーンさんが普段見せない英語でのやりとりとなり、英語で本作について語っていただきました!

深田監督:この映画は2011年に初めてバンダ・アチェに行き、そこから7年越しで映画が出来て、大変嬉しく、スタッフの皆様に感謝します。そして、インドネシアのクルーと友達にも感謝します。

ディーンさん:1年越しにFCCJに来れて、とても嬉しいです。今回、深田監督の作品に参加出来て嬉しいです。本作は見終わって色々な意見のある作品だと思います。謎めいた部分もありますが皆さん、答えは出せましたか?白黒はっきりした答えがなく、観終わって対話に繋がる作品だと思いますので、今日は皆さんともそういう、ひと時が出来ればと思います。

と一言挨拶からスタート。


映画情報どっとこむ ralph Q.なぜこの作品を撮ろうと思ったか?

深田監督:2011年にバンダ・アチェで京都大学と地元大学との共同で、津波のシンポジウムがあり、その記録を撮るために行ったのがきっかけでした。その時に見た、現地の方々の災害の向き合い方や死生観が日本と違う所に面白いと興味を持ちました。そして、2014年に日活のプロデューサーから映画を作ろうとお声を頂いたときにバンダ・アチェで撮りたいと言いました。ですが、日本だとこのようなオリジナリティが強い作品は、制作が日本だけでは難しく、フランスとインドネシアの3か国合作という形で資金集めを行い、フランスのクリエイティブな部分も活かせたのでとても有意義な作品になりました。


Q.この映画へのオファーされた時、どう思いましたか?

ディーンさん:動機の一つとして挙げられるのは、私は家族がジャカルタにいて、子供が成長した時に、父親がこういう仕事をしていた、と誇りを持っていてもらえるように、日本とインドネシアでこうして離れている分、子供に何か残していきたいと思いました。それは脚本やキャラクターやストーリー何か父親として模範になれるようにと作品を選んでいます。そして、深田監督の作品は、オリジナルの脚本で、とても創造性に富み、いい意味で観客を突き放す部分があり、観客にはっきりとした解を提供してくれない、読み解いてください、というのが、なかなかないので面白いと思いました。また、アチェで撮影というのが面白いチャレンジだと思いました。私もスマトラに行ったこともないし、アチェは独特の文化と歴史を持っていて、、この歴史を話すと長いのですが大丈夫ですか?(と、ディーンさんが進行役の方を見ると、駄目とのジェスチャーに会場には笑みが)

Q.この映画で国民性やアイデンティティーを描いていますが、なぜ?

深田監督:この映画では描く上で国籍を中心にしているのは、アチェに行き感じたことがきっかけでした。2004年にスマトラ沖地震の津波がとても衝撃的でショックでした。当時、色々な映像を見てショックを受けていたのに、自分の中で忘れていた部分や海外のニュースの1つとして受け止めていて、自分の中で、日本の中と外という国境を作っていたのかもしれないと気づかされました。それは人間であれば無意識にしてしまうことかもしれないのですが、映画の中では若者たちとディーンさん演じるラウの対比で、同じようにアイデンティティーを考えて頂くきっかけの1つになればいいと思いました。


Q.なぜアチェだったのか、日本ではいけなかったのか

深田監督:日本でもできなくはないのですが、インドネシアが舞台の方が、相性がとても良かった。それは精神的なものが、私たちより少し身近だと思った。映画冒頭でインドネシアの方のインタビューのシーンがあるのですが、そこは脚本ではなくてドキュメンタリーになってます。彼と話していると、津波の被害を特別な体験ではなく、普通のように受け入れて話していました。また、インドネシアにはレインストッパーという、雨を降らないようにお祈りする人などがいて日本人はとても不思議に感じたのですが、インドネシア人の方々にとっては、それは日常で普通に感じることが、映画の中で、ラウという存在を受け入れる様子と似ていると感じました。

Q.共感できない、このような難しい役について

ディーンさん:役準備は大変でした。脚本を読むと、役がまるで植物のようなエイリアンのような、人間ではないと感じました。監督からも、ラウはこのようなキャラクターだ、と説明は無かったのですが、この役は自然を体現したようなものだと思いました。セリフも少ないので、役を演じるというより、ダンスを踊ったり、アクションをするような振付のようにアートインスタレーションを作っていく感覚に近かったです。仕草や視線の投げ方、笑みの浮かべ方、とても繊細で緻密なので、そこを意識しました。監督には何度も言わたのは「ラウには姿勢が良すぎる、猫背になりなさい。」でした(笑)
むしろ、このような複雑なキャラクターの方が演じやすいのかもしれません。それは、自分の経験や体験を活かせるので。ただ今回は人間ではないので、難しかったですね。なので、監督に身を任せて、とてもやりやすかく取り組みました。

と話され、役への取り組みを話されました。

映画情報どっとこむ ralph 海を駆ける

公式HP:
umikake.jp


物語・・・
インドネシア、バンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男が発見される。片言の日本語やインドネシア語を話すが正体は不明。その謎の男にラウ(=インドネシア語で「海」)と名付けて預かることになった、災害復興の仕事をしている貴子と息子のタカシたち。その周辺で謎の男・ラウは様々な不思議な奇跡と事件を巻き起こしていくーー 果たしてラウは何者なのか…

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【キャスト】
ディーン・フジオカ 太賀 阿部純子 アディパティ・ドルケン セカール・サリ 鶴田真由

【スタッフ】
監督・脚本・編集:深田晃司
企画制作:日活
配給:日活 東京テアトル
©︎2018 “The Man from the Sea” FILM PARTNERS 


長瀬智也『空飛ぶタイヤ』赤松の闘う姿に感銘を受けた島耕作からエールコメント


映画情報どっとこむ ralph 累計170万部を突破した池井戸潤による大ベストセラー「空飛ぶタイヤ」。

「下町ロケット」「半沢直樹」「陸王」など、これまで数多くドラマ化され、社会現象を巻き起こしてきた池井戸作品が、満を持しての初の映画化となり、6月15日(金)全国公開となります。



主演に長瀬智也を迎え、共演にディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、岸部一徳、笹野高史らオールスターキャストが集結。観る者すべての勇気を問う、世紀の大逆転エンタテインメントが誕生しました。

映画情報どっとこむ ralph この度、赤松の闘う姿に感銘を受けた島耕作からコメントが到着いたしました!
島耕作は、漫画家・弘兼憲史により1983年にコミック誌「週刊モーニング」(講談社)にて開始されたサラリーマン漫画。電機メーカーを舞台に日本のビジネスシーンを克明に描き、サラリーマンはもちろん政財界からも熱く支持を受けています。主人公の島耕作は「課長」の肩書きから始まり、現在は「代表取締役会長」に就任しています。(「会長島耕作」は「モーニング」にて、「学生 島耕作 就活編」は「イブニング」にて連載中。)
バブル崩壊、リーマン・ショックなど、実際に起きた経済事象も取り上げているのが特徴で、今年、連載35周年を迎えた今もなお、根強い人気を誇っています。

今回、そんな島耕作から熱いコメントが到着!

「トップに立つ者は部下からそっぽを向かれたら終わりです。その気骨と情熱で得た信頼を失わないよう頑張ってほしい。応援しています!」

と、大企業に立ち向かう中小企業の社長・赤松に熱いエールを送りました。

今回のコメントは、兼ねてから池井戸作品に親しんでいたという漫画家・弘兼憲史が、本作をいち早く鑑賞し、共感したことで生まれました。「社長としての気骨を感じる、いい演技」と赤松社長に扮する長瀬を絶賛した弘兼。“日本一有名なビジネスマン”島耕作より、赤松へエールを送るという形で、異例の応援メッセージを発表することになりました!

映画情報どっとこむ ralph また、公式サイトでは、闘う男たちの姿を描いた本作にちなんで、「生存競争はつらいよ 闘う戦士たちへ」川柳コンテストを開催中!「“しんどいね 生きていくのは”と思った瞬間」をテーマに川柳を募集。応募いただいた方の中から優秀作品者を、6月12日(火)に実施するイベントにご招待。イベント当日は、最優秀賞を発表、プレゼントを贈呈いたします。

※川柳コンテストキャンペーン:ページ

映画情報どっとこむ ralph 本作は、ある日突然起きたトレーラーの脱輪事故によって整備不良を疑われた運送会社社長が、大企業に立ち向かいながら真実を追求するさまが描かれます。運送会社の社長・赤松徳郎を演じるのは、長瀬智也。大手自動車会社・ホープ自動車に勤め、赤松と対峙することになる沢田を演じるのは、ディーン・フジオカ。ホープ自動車のグループ会社であるホープ銀行の銀行員・井崎を演じるのは、高橋一生。それぞれの正義を貫き、大企業に立ち向かう熱い男たちの魂のぶつかり合いが見どころの一つとなっています。


空飛ぶタイヤ

6月15日(金)反撃開始!! 

物語・・・
ある日突然起きたトレーラーの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、車両の欠陥に気づき、製造元である大手自動車会社のホープ自動車カスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)に再調査を要求。同じ頃、ホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮(高橋一生)は、グループ会社であるホープ自動車の経営計画に疑問を抱き、独自の調査を開始する。それぞれが突き止めた先にあった真実は大企業の“リコール隠し” だった。果たしてそれは事故なのか、事件なのか。男たちは大企業にどう立ち向かっていくのか。正義とはなにか、守るべきものはなにか。日本を代表するオールスターキャストによる世紀の大逆転エンタテインメント!

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長瀬智也
ディーン・フジオカ 高橋一生
深田恭子 岸辺一徳 笹野高史 寺脇康文 小池栄子 阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.) ムロツヨシ 中村蒼

原作:池井戸潤「空飛ぶタイヤ」(講談社文庫、実業之日本社文庫)
監督:本木克英
脚本:林民夫
音楽:安川午朗
主題歌:サザンオールスターズ「闘うもの戦士たちへ愛を込めて」(タイシタレーベル/スピードスターレコーズ)
企画・配給:松竹

(c)2018映画「空飛ぶタイヤ」製作委員会


映画「30年後の同窓会」俳優たちが語るリンクレイター監督の魅力とは


映画情報どっとこむ ralph 『6才のボクが、大人になるまで。』で世界の賞レースを席巻したリチャード・リンクレイター監督最新作『30年後の同窓会』が、6月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開となります(配給:ショウゲート)。

マスコミ試写会でも「さすがはリンクレイター監督!」と絶賛の声が高い本作は、妻に先立たれ、更に戦地で最愛の息子を失い悲しみに暮れるドク(スティーヴ・カレル)。彼は亡くなった息子を故郷に連れて帰る旅に、30年間音信不通だった戦友・サル(ブライアン・クランストン)とミューラー(ローレンス・フィッシュバーン)を誘うところから始まる。

過去の事件でトラウマを抱え、その後の人生が大きく変わってしまった三人の再会がもたらしたものとは…?

なんでもない人々の心の機微を丁寧に描き続ける名匠リンクレイター監督の元に、スティーヴ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーンという、それぞれアカデミー賞主演男優賞ノミネート経験を持つ名優達が集結した本作。
映画情報どっとこむ ralph コメディ俳優としてだけでなく『フォックスキャッチャー』(14)で実際の事件の犯人役を演じアカデミー賞にノミネートされたスティーヴ・カレルは

カレル:リンクレイター監督は素晴らしい監督。それこそが大きな魅力。『30年後の同窓会』のストーリーを聞くと、とても暗い映画に感じるかもしれないが、監督は映画の中で語られる道徳観で観客が疲れないよう多大な努力を払っている。軽いタッチで描き、愉快な瞬間もたくさんある。

と語っている。TVドラマシリーズ『ブレイキング・バッド』で大ブレイクを果たしたブライアン・クランストンは、

クランストン:しばらくは何もしないつもりだったから、ベストなタイミングではなかった。でも、リンクレイター監督は勇気ある、大胆な映画を作る人。僕はいつも物語に惹かれて作品を選んでいますが、『30年後の同窓会』はあらゆる基準を満たしていた。それに僕は原作のダリル・ポニックサンと『さらば冬のかもめ』の大ファンだし、スティーヴ・カレルとローレンス・フィッシュバーンが参加すると聞いて、“素晴らしい。ぜひやりたい!”と出演を決めたよ。

と予定していた長期休暇を返上して本作に参加。『マトリックス』シリーズで日本でも人気のローレンス・フィッシュバーンは、本作が自身が若い頃に感銘を受けたアメリカンニューシネマの名作『さらば冬のかもめ』(73)の続編にあたるということで

フィッシュバーン:この作品に惹きつけられた理由の一つは、僕が成長期に観た風変わりな映画『さらば冬のかもめ』にどうつながっていくのか、そこに興味をそそられたからです。

と出演の経緯を明かしている。

映画情報どっとこむ ralph “戦闘シーン”も“回想シーン”も一切無しに戦争がもたらした悲劇を描くという、ブライアンの言葉通り“大胆な映画”に挑戦したリンクレイター監督最新作

30年後の同窓会
原題:Last Flag Flying

は6月8日(金)より公開となります。

物語・・・
男一人、酒浸りになりながらバーを営むサル(ブライアン・クランストン)と、破天荒だった過去を捨て今は牧師となったミューラー
(ローレンス・フィッシュバーン)の元に、30年間音信不通だった旧友のドク(スティーヴ・カレル)が突然現れる。2人にドクは、1年前に妻に先立たれたこと、そして2日前に遠い地で息子が戦死したことを2人に打ち明け、亡くなった息子を故郷に連れ帰る旅への同行を依頼する。バージニア州ノーフォークから出発した彼らの旅は、時にテロリストに間違われ得るなどのトラブルに見舞われながら、故郷のポーツマスへと向かうーー。30年前に起きた“ある事件”をきっかけに、大きく人生が変わってしまった3人の男たち。仲間に起きた悲しい出来事をきっかけに出た再会の旅。語り合い、笑い合って悩みを打ち明ける旅路で、3人の人生が再び輝き出す。

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監督・脚本:リチャード・リンクレイター
原作・脚本:ダリル・ポニックサン「LAST FLAG FLYING」 
主題歌:ボブ・ディラン「Not Dark Yet」
出演:スティーヴ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーン
配給:ショウゲート
2017/アメリカ/カラー/ビスタ/125分/5.1chデジタル/字幕翻訳:稲田嵯裕里 主題歌翻訳:多摩ディラン 
(C)2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLC  
 


ロシア政府が上映禁止<実話>に基づく超問題作『スターリンの葬送狂騒曲』


映画情報どっとこむ ralph ロシアで上映が禁止され話題を読んだ問題作『THE DEATH OF STALIN』(原題)の邦題を『スターリンの葬送狂騒曲』とし、8月3日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ他全国で順次公開。
監督・脚本を務めるのは、エミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経験をもち、政治風刺作品に定評のあるアーマンド・イアヌッチ。これまでにも、英国政権の内部を描いたコメディドラマシリーズ「官僚天国」や、米国の女性副大統領を主人公にその日常を描いたコメディドラマシリーズ「Veep/ヴィープ」、米英両国の閣僚や官僚を描いた映画『In the Loop』などを手がけ、高い評価を受けている。

第42回トロント国際映画祭で世界的に初お披露目され、その後も各国の映画祭で“話題”と“笑い”を呼んだブラックコメディ『スターリンの葬送狂騒曲』。

この度、ポスタービジュアルとショート予告映像が解禁となりました!


ポスタービジュアル
各国の映画評と『史上最も黒い<実話>に基づく超問題作世界各国でブラックヒット!!』のキャッチコピーを大きく表示した力強い一枚。
スターリンの特徴的なヒゲがポイントになり、本作らしいコメディとシニカルが共存するインパクトのあるビジュアルになっている。

映画情報どっとこむ ralph ショート予告映像

1953年、粛清という恐怖で国を支配していたソ連の絶対的独裁者、スターリンが急死した。
「今うまく立ち回れば、自分に後釜のチャンスが!」
最高権力の座を狙い、側近たちの狂気の椅子とりゲームが今始まる――。


映画情報どっとこむ ralph <各国でスマッシュヒットの話題作!!>

・製作国となるイギリスでは昨年の10月に公開しスマッシュヒット
・今年に入ってからは、3月9日にアメリカで公開館数を絞って限定公開され、2018年限定公開作品の中でNO.1のオープニング記録をつくり話題になり、他の国々でも続々とスマッシュヒットをとばして注目を集めている。
・世界最大級の映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」でも97%FRESH(2018年4月20日現在)を叩きだす高評価!


<各国映画評抜粋>

不愉快なほど面白い!―Houston Post
あっぱれ!―THE WRAP
刺激的―empire
傑作!ブラックコメディの到達点―SLASH FILM
今年最も可笑しい政治映画―IndieWire
超ウケる!!―NEW YORK TIMES
不条理なのに、完璧に面白い―READER‘S DIGEST
今年NO.1―THE GUARDIAN
お見事!―Rolling Stone
素晴らしい!―COLLIDER.COM
★★★★★―BBC
★★★★★―ENTERTAINMENT.IE
★★★★★―GLOBE AND MAIL


映画情報どっとこむ ralph 『スターリンの葬送狂騒曲』

8月3日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか、全国順次ロードショー

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監督:アーマンド・イアヌッチ
出演:出演:スティーヴ・ブシェミ、サイモン・ラッセル・ビール、ジェフリー・タンバー、オルガ・キュリレンコ 他

(C)2017 MITICO・MAIN JOURNEY・GAUMONT・FRANCE 3 CINEMA・AFPI・PANACHE・PRODUCTIONS・LA CIE CINEMATOGRAPHIQUE・DEATH OF STALIN THE FILM LTD

配給:ギャガ


生田斗真、瑛太、瀬々敬久監督が少年犯罪とその後-映画『友罪』を通して明治大学で特別講義


映画情報どっとこむ ralph 瀬々敬久監督待望の衝撃の最新作『友罪』が5月25日(金)より全国公開となります。

本作は、デビュー作で江戸川乱歩賞を受賞したミステリー界の旗手で、少年犯罪を取り巻く人々を繊細に描き続ける薬丸岳が、2013年に発表したベストセラー小説「友罪」の映画化。

隣りで静かに微笑む友が、かつて日本中を震撼させた“あの事件”の犯人だったら。元ジャーナリストの益田を生田斗真さん。少年Aだった過去を持つ鈴木を瑛太さんが演じている本作。
この度、公開を前に、「少年犯罪」を学ぶ大学生と、罪を犯した友や家族との向き合い方、友情についてなど、本作が投げかける問いに対して、主演の2人と監督が、生の意見を交わす特別授業が行われました。

映画『友罪』特別授業イベント
特別授業“少年犯罪とその後-映画『友罪』を通して”
日時:5月14日(月)
会場:駿河台キャンパス
講義:明治大学文学部文学科文芸メディア専攻 伊藤氏貴准教授 

特別ゲスト:生田斗真、瑛太、瀬々敬久監督

映画情報どっとこむ ralph 明治大学文学部文学科文芸メディア専攻で少年犯罪を学ぶ学生さんは、前回の講義で本作を鑑賞。その続きを掘り下げる目的で、文学部文学科文芸メディア専攻 伊藤氏貴准教授が仕掛けたのが
本作の監督の瀬々敬久さん、そして、生田斗真さん、瑛太さんを呼んでのティーチイン。准教授の呼び込みで登場した三名と
学生さんは少し緊張気味?


まず、薬丸岳先生の作品の中でもDEEPな作品を映画化したのは
瀬々監督:薬丸先生の「天使のナイフ」を読んで14歳ぐらいの少年の犯罪のお話。そして、友罪まで少年犯罪を追いかける執念のようなものを感じて心を動かされました。それを描きたいなと。神戸の児童殺傷事件はショックでした。現在どうとらえ直せばよいのかと。どう生きていけば良いのか。加害者だけでなく、周りの人達も含めて描こうと作りました。

と本作の映画化への想いを伝えました。実話ベースの難しい作品でしたが
生田さん:映画化前に「友罪」は読んでいて、映像化すべきだと思っていた作品だったので、その話をいただいて、世に送り出そうというスタッフの熱さを感じました。

と、この題材だからこそ出演を決めたと話す生田さん。瑛太さんは
瑛太さん:神戸の事件が起きた時はショックでしたからね。先ず少年Aを創るうえで、何を人に伝えるのか疑問があったので。監督スタッフとよく話をして、少年Aの手記を読んで臨みました。初年Aの環境や衝動を読み進めていくとどこか全否定できないところがあって、、、想像を超える衝動があるのではと。役を愛して演じたいので、自分の想いを載せていきました。

難しい役を作るには、深い思慮が必要だったご様子。

ここで、教授が神戸の児童殺傷事件のことを知っているか学生にと尋ねるとちらほら。実は集まった学生さんが生まれた位の事件。


映画情報どっとこむ ralph もし友達が重大な罪を起こしていたことを知ってしまったら、友達を続けるか?と言う質問に、学生の多くは続けると回答。

生田さん:難しい。。一度油状が芽生えたのだから続けたいし。綺麗ごとかな・・・でも、少しでも将来が変わってくれっればと支えたい気持ちはあります。

と言う生田さんに対して瑛太さんは

瑛太さん:距離をとるかもしれないですね。向き合うとは思いますが、警戒心も生まれるだろうし・・・自分の家に呼べるのかと?少しづつ距離を置いて友達を辞めるかもしれません。

ここで瀬々監督は、別の事件を持ち出して
瀬々監督:別の事件で少年に妻子を殺された夫が少年法で守られて、無期懲役になった少年を、司法が裁けないならこの手で!とテレビで言って・・・・・最終的に死刑になるのですが、その少年に会うと、知り合ってしまったのだから死んでほしくないと。それが人間の心の在り方ではないかと、僕は感じて欲しいなと。関係を前向きにしたいなと思っています。

と、本作にもつながるエピソードを話しました。

映画情報どっとこむ ralph ここで、学生さんからQ&A

Q:実際に誰かを傷つけてしまって後悔したことはありますか?

生田さん:幼いころ、クラスの中に輪に入れない子がいて。その子にみんなで一緒にと手を差し伸べてきたのだろうかと?故意ではないけど知らず知らずではあるのかもしれないですね。

瑛太さん:サッカーが上手いチームメイトがいて、彼が白髪があってからかってしまって。。いやがらせしてた。でもその一週間後に白髪が生えてきて。。。罰が当たりました。
他にも、ラストシーンを演じた時の想いや様子を質問したり、就活・仕事の話などの質問に、とても丁寧に学生に返されていました。

逆に生田さんと瑛太さんから質問

生田さんからは宣伝活動で記者に多くされた質問「あなたにとって友達とは?」を学生に問うと

「自分の位置、指標になる鏡」「暫くあってないときに会いたくなる人」

瑛太さんからは「生田斗真と瑛太どっちが好きですか?」と言う質問に・・・

なんと、負けるつもりの瑛太さんが圧勝!
瑛太さん:ごめん!斗真くん!

とあたふた。
理由を聞くと・・・
「瑛太さんの方がエロいと思うので好き」(男子生徒)、「瑛太さんのメンヘラっぽいことが好き」(女子生徒)と若干瑛太派が多い場内に、勝ち誇った様子の瑛太が「斗真、ごめんな(笑)」と笑顔を見せると、生田も負けじと「生田派の意見も聞きたい!」と応戦。「『脳男』を見て、演技の振れ幅がすごいなと感じた。あと、やっぱり顔がカッコいいです!」と、女子生徒が答えると、照れ笑いを浮かべながら「これからもよろしくお願いします!」とお辞儀をし、場内はさらに盛り上がりました。

最後に・・・

監督:この映画は、人生にはかけがえのない、宝石のような瞬間があると思いますが、そういう瞬間が人の救いになれば良いなと。加害者もきっとかけがえのない瞬間を感じることで、その尊さを奪ったことを悔いるものだと僕は思います。このかけがえのない瞬間が、友情や家族の関係の中にあると思う。皆さんも青春の真っただ中で、かけがえのない瞬間を生きていると思います。その瞬間を大切にしながらこれからを生きていってほしい。今日はどうもありがとうございました。

と、特別講義を終えました。

友罪

公式サイト:http://gaga.ne.jp/yuzai/

ある町工場で働き始めた、元週刊誌ジャーナリストの益田(生田斗真)と、他人との交流を頑なに避ける鈴木(瑛太)。共通点は何も無かった二人だが、同じ寮で暮らすうちに少しずつ友情を育ててゆく。そんな折、彼らが住む町の近くで児童殺人事件が起こり、世間では17年前に日本中を震撼させた凶悪事件との類似性が指摘される。当時14歳だった犯人の少年Aはすでに出所しており、その後の行方を知る者は少ない。果たして今回の事件も彼の犯行なのか…。驚きと疑問に突き動かされ、ネットに拡散していた少年Aの写真を見た益田は愕然とする。そこにはまだ幼さの残る鈴木が写っていた。
 
「心を許した友が、かつての凶悪事件の犯人だったら…。」

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監督・脚本:瀬々敬久 (『64-ロクヨンー前編/後編』)
原作:「友罪」薬丸岳(集英社文庫刊)
出演:生田斗真 瑛 太 夏 帆 山本美月 富田靖子 佐藤浩市

配給・宣伝:ギャガ
(c)薬丸 岳/集英社
(c)2018映画「友罪」製作委員会