2013年3月、史上初のアメリカ大陸出身のカトリック教会長として第266代「ローマ法王」に就任したフランシスコの激動の人生を事実に基づき描いた映画『ローマ法王になる日まで』が、6月3日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開する運びとなりました。
劇中にも登場する法王選挙(コンクラーベ)によるフランシスコ誕生の瞬間は3月13日。 記念すべき日から4年目。 “ロックスター”法王と呼ばれ人々を熱狂させる、ローマ法王フランシスコの知られざる激動の半生とは。約600年ぶりに生前退位した先代ベネディクト16世の後を継いだのは、初の南半球出身者であり、初のイエズス会出身のフランシスコ。 ブエノスアイレス出身のイタリア移民2世で、サッカーとタンゴをこよなく愛する庶民派。 本作『ローマ法王になる日まで』は、そのフランシスコが法王となる前、一介の聖職者だったホルヘ・マリオ・ベルゴリオの激動の日々を描きだします。 |
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第266代ローマ法王に就任したフランシスコは就任式の式典時間を短縮し、サンピエトロ広場に集まった20万人の信徒との直接の触れ合いに時間を割くなど、その姿勢は、驚きと歓喜の熱狂によって迎えられました。 新法王は数々の前例を覆し、自身が関わる様々な慣例を質素なものに変更、“暗殺計画”が漏れ聞こえる中で法王庁改革を成し遂げ、貧しさや困難にあえぐ人々に寄り添った奉仕活動を展開し続けています。 環境問題や人種差別や金融システムにも言及し、壁を作ると発言した選挙中のトランプ大統領候補(当時)に苦言を呈するなど、今や世界で政治家以上の影響力を持つとも言われ、ローリング・ストーン誌の表紙まで飾ったその人気は、“ロックスター”のようだと喩えられました。 これまで何度も映画の題材にされてきた“暗黒のアルゼンチン軍事独裁政権”時代を内包しつつ、いかに“彼が彼という人になり得たか”に迫った作品です。 |
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『ローマ法王になる日まで』 原題 :Chiamatemi Francesco – Il Papa della gente 2016年のイタリア映画祭では『フランチェスコと呼んで-みんなの法王』として日本に紹介され、観客に大きな感動を与えました。 今回、未公開シーンを加え、オリジナルの言語であるスペイン語での公開となります。 6月3日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー! 物語・・・・ |
監督・原案・脚本:ダニエーレ・ルケッティ 製作:ピエトロ・ヴァルセッキ
音楽:アルトゥーロ・カルデルス
キャスト:ロドリゴ・デ・ラ・セルナ(『モーターサイクル・ダイアリーズ』)、セルヒオ・エルナンデス(『グロリアの青春』)ほか
字幕:山田香苗/ダニエル・オロスコ
提供・配給 : シンカ/ミモザフィルムズ
後援: 駐日バチカン市国ローマ法王庁/在日アルゼンチン共和国大使館/イタリア大使館/イタリア文化会館/セルバンテス文化センター東京
推薦:カトリック中央協議会広報 2015 年/イタリア/スペイン語・イタリア語・ドイツ語/113 分/カラー/2.39:1/ドルビーデジタル
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