「実話」カテゴリーアーカイブ

フランス版“忠犬”物語『再会の夏』日本版予告編&場面写真解禁


映画情報どっとこむ ralph 愛犬だけが真実を叫び続けた—。
とある戦争の英雄と、一匹の犬の真実の物語『最強のふたり』のF・クリュゼ主演!『画家と庭師とカンパーニュ』のジャン・ベッケル監督が仏ゴンクール賞受賞作家のベストセラー歴史小説を映画化した、フランス版“忠犬”物語『再会の夏』。
再会の夏
【映像初解禁!日本版予告編&場面写真一挙公開】

『最強のふたり』のフランソワ・クリュゼと、『画家と庭師とカンパーニュ』の名匠ジャン・ベッケルがタッグを組んで描く、フランス版“忠犬”物語『再会の夏』。このたび日本版予告編が完成、映像初解禁!
あわせて劇中の場面写真も一挙公開となります。

1919 年、平和が訪れたばかりのフランスの田舎町。猛暑が続く留置所の外で、黒い一匹の犬が昼夜を問わず吠え続けている。その中では戦争の英雄ジャック・モルラックが国家侮辱罪で収監され、頑なに黙秘を続けていた。
真相を調べるためにやってきた軍判事のランティエ少佐は、ジャックの体験した戦争の現実を調べていくうちに、農婦にしてはあまりに学識豊かな若い女性ヴァランティーヌと幼い息子の存在が浮かび上がる。

男はなぜ、生きることを諦めるのか? 苛酷な戦場で何があったのか? 戦争を経て、愛し合う男女の間に何が? それを探る判事はどのような決断を下すのか? 真実は、戦地を共にした“一匹の犬”だけが知っている―――。「歴史的な物語を通して、パーソナルなストーリーを語るのが好きだ」と話すジャン・ベッケル監督の言葉通り、第一次世界大戦という大きな歴史のうねりの中で翻弄される、二人の男と一人の女、そして一匹の犬の運命を、名匠が慈しみながら丁寧に紡いでいく予告編となっている。


映画情報どっとこむ ralph 『再会の夏』
原題:Le Collier Rouge
英題:The Red Collar
12 月13 日(金)シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー!

公式サイト︓
saikai-natsu.com『クリクリのいた夏』(99)、『ピエロの赤い鼻』(03)など、登場人物のほろ苦い戦争体験をフランスの美しい田園風景とともに描くことで定評のある、86 歳の名匠ジャン・ベッケルの原点回帰にして、集大成と言える最新作は、第一次世界大戦後のフランスの片田舎で、主人を待ち続ける一匹の犬と勲章にまつわる、戦争の傷とそれでも絶えることのない愛と信頼を描いた感動作。
『最強のふたり』(11)の演技派フランソワ・クリュゼがランティエ少佐役を、『ダリダ~あまい囁き~』(17)のニコラ・デュヴォシェルがジャック・モルラック役を演じる。また、セリフも説明的描写も少ない中、ジャックとの関係を端的に観客へ伝える難役ヴァランティーヌを演じたのはソフィー・ヴェルバーグ。監督の「声と佇まいで、生きてきた背景を描ける俳優を起用したい」という思いに見事にこたえてみせた。戦争の苛烈な描写が続く中でジャックとヴァランティーヌの愛が、この物語をロマンティックに彩っている。
STORY
1919 年、夏の盛り―――。
終戦後の平和が訪れたばかりのフランスの片田舎。第一次世界大戦の英雄で武勲をあげたはずのジャック・モルラックがひとけのない留置所に収監され、頑なに黙秘を続けている。この男を軍法会議にかけるか否かを決めるため、パリからやって来た軍判事のランティエ少佐は、留置所の外で吠え続ける一匹の犬に関心を寄せる。そして、モルラックを調べるうちに、農婦にしてはあまりにも学識豊かな恋人ヴァランティーヌの存在が浮かびあがり…。名もない犬が留置所から決して離れようとしないのは、忠誠心からなのか? 判事の登場は、真実を解き明かし、傷ついた人々の心を溶かすのか? 男と女は愛ゆえにすれ違ったという事実を認めることができるのか?

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2018 年/フランス・ベルギー合作映画/83 分
監督・脚本:ジャン・ベッケル『画家と庭師とカンパーニュ』『クリクリのいた夏』『殺意の夏』 撮影:イヴ・アンジェロ『インド夜想曲』『めぐり逢う朝』
主演:フランソワ・クリュゼ 『最強のふたり』、ニコラ・デュヴォシェル『ダリダ〜あまい囁き〜』
© ICE3 – KJB PRODUCTION – APOLLO FILMS – FRANCE 3 CINEMA – UMEDIA
配給:コムストック・グループ
配給協力:ギグリーボックス




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あらゆる観客の想像を軽々と超えた奇跡のラストへ『だれもが愛しいチャンピオン』場面写真到着!


映画情報どっとこむ ralph プロのバスケットボール・コーチとハンディキャップ・チーム“アミーゴス”の出会いと絆を描き、昨年、スペインのアカデミー賞とも言われるゴヤ賞で作品を含む3部門を制した、12月27日(金)より公開の『だれもが愛しいチャンピオン』(英題:CHAMPIONS)。スペイン国内で大ヒットを記録し、その後各国の映画祭でその名を轟かせ、アカデミー賞外国語映画賞のスペイン代表に選出された話題作です。

日本でも6月に開催されたスペイン映画祭2019にて特別上映されるやいなや、会場は熱気に包まれ、映画ファンの心を掴みました。

本作には、実際に障がいを持つ600人もの中からオーディションで選ばれた10名の“俳優”が出演。既に完成していた台本を“当て書き”として全面改稿した末に手にしたのは、スペイン映画における年間興行成績1位の栄誉だった!その人情味あふれる語り口は、爽快且つ心温まるエンディングに結実、あらゆる観客の想像を軽々と超えた奇跡のラストへと繋がってゆく。

この度場面写真が到着しました!
『だれもが愛しいチャンピオン』 『だれもが愛しいチャンピオン』 『だれもが愛しいチャンピオン』 『だれもが愛しいチャンピオン』 『だれもが愛しいチャンピオン』 『だれもが愛しいチャンピオン』 『だれもが愛しいチャンピオン』
バスケットボール・コーチと アミーゴスとの奮闘の日々・・・
実在するチームに着想を得た 心温まる感動ストーリー!
プロ・バスケットボールのコーチ、マルコは“負ける”ことが大嫌いなアラフォー男。ところが短気な性格が災いして問題を起こし、チームを解雇されてしまう。その上、飲酒運転事故を起こし、判事から社会奉仕活動を命じられたマルコは、知的障がい者たちのバスケットボール・チーム“アミーゴス”を指導するはめに。アミーゴスの自由過ぎる言動にはじめは困惑するマルコだったが、彼らの純粋さ、情熱、豊かなユーモアに触れて一念発起、全国大会でまさかの快進撃を見せる……。

*ハビエル・フェセル監督11月下旬来日予定*



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監督・共同脚本・編集:ハビエル・フェセル 『モルタデロとフィレモン』『ミラクル・ペティント』
脚本:ダビド・マルケス
出演:ハビエル・グティエレス『マーシュランド』『オリーブの樹は呼んでいる』
提供:シンカ/太秦/フェリーチェ
配給:シンカ
宣伝:太秦 後援:日本障がい者バスケットボール連盟/(一社)日本FIDバスケットボール連盟/一般社団法人 日本自閉症協会/公益財団法人 日本ダウン症協会/スペイン大使館/インスティトゥト・セルバンテス東京/スペイン政府観光局
2018年/スペイン/スペイン語/118分/カラー/シネスコ/5.1ch/日本語字幕:金関いな 
© Rey de Babia AIE, Peliculas Pendelton SA, Morena Films SL, Telefónica Audiovisual Digital SLU, RTVE 
文部科学省選定 一般劇映画 (青年向き、成人向き、家庭向き)




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マット・デイモン×クリスチャン・ベイル共演『フォードvsフェラーリ』最新予告解禁


映画情報どっとこむ ralph 第44回トロント国際映画祭 プレミア上映作品
第32回東京国際映画祭 上映決定

伝説のレースで絶対王者に挑んだ男たちの“挑戦の実話”
マット・デイモン×クリスチャン・ベイル共演
『フォードvsフェラーリ』
熱狂の“企業戦争”エンタテインメント
フォードが最速の絶対王者(フェラーリ)に挑む

最新予告映像解禁!


世界が熱狂した1966年、伝説のル・マン24時間レース――。

ル・マンでの勝利という、フォード・モーター社の使命を受けたカー・エンジニアのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)。常勝チームのフェラーリに勝つためには、フェラーリを超える新しい車の開発、優秀なドライバーが必要だった。彼は、破天荒なイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)に目をつける。限られた資金・時間の中、シェルビーとマイルズは、力を合わせて立ちはだかる数々の乗り越え、いよいよ1966年のル・マン24時間耐久レースで長年絶対王者として君臨しているエンツォ・フェラーリ率いるフェラーリ社に挑戦することになる。二人の友情と、不可能へ挑戦していく姿を描いた実話に、早くも来年度アカデミー賞有力との声もあがっている。監督は『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールド。男たちの意地とプライドをかけた闘いが幕をあける。
マット・デイモン×クリスチャン・ベイル共演『フォードvsフェラーリ』 「オーシャンズ」シリーズ、『オデッセイ』のマット・デイモンと、「ダークナイト」シリーズ、『アメリカン・ハッスル』のクリスチャン・ベイル、アカデミー俳優二人が今回初共演で主演をつとめ、1966年の伝説のレース“ル・マン24時間耐久レース”で絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いた挑戦の実話『フォードvsフェラーリ』(原題:Ford v. Ferrari)が2020年1月10日(金)に日本公開決。

#フォードvsフェラーリ
「フォードvsフェラーリ」ティザーポスター
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監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:マット・デイモン、クリスチャン・ベイル、トレイシー・レッツ、カトリーナ・バルフ、ノア・ジュプ
全米公開:11月15日 製作20世紀フォックス映画
配給:20世紀フォックス映画 
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation




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映画『Fukushima 50』原発事故の真実を究極の映像と音響のドルビーシネマで上映決定


映画情報どっとこむ ralph 2011年3月11日午後2時46分、東日本大震災発生。
そして福島第一原発事故。日本人誰もが経験し、全世界が震撼した福島第一原発事故の関係者90人以上への取材をもとに綴られたジャーナリスト、門田(かどた)隆将(りゅうしょう)渾身のノンフィクション作品「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)原作の映画『Fukushima 50』(読み方:フクシマフィフティ)が、2020年3月に全国公開となります。
Fukushima 50 佐藤浩市,渡辺謙,吉岡秀隆,安田成美 緒形直人、火野正平、平田満、萩原聖人、吉岡里帆、斎藤工、富田靖子、佐野史郎『Fukushima50』 震災から10年目を迎える2020年、あの日、あの時、あの震災で、福島原発事故で「最後の砦」になったFukushima 50の決死の覚悟を、平成から令和に移り進む今だからこそ改めて目に焼き付けて。

映画情報どっとこむ ralph この度、本作『Fukushima 50』のドルビーシネマ上映が決定となりました。

最新鋭の映像と音響技術により、映像、音響、そしてシアターデザインまで、これまでの映画の常識を覆す今までにない究極の映画体験を約束するドルビーシネマ。ジェームズ・キャメロンやJ・J・エイブラムスといったハリウッドの第一線で活躍する監督らも制作表明をするなど世界の映画人に注目されています。

ドルビーシネマは従来のシネマプロジェクターの約500倍のコントラスト比を実現、今まで描くことができなかったほどディテールまで余すことなく描ききったドラマチックな映像が映し出されます。また、最大64個のスピーカーの独立駆動を実現し各々のスピーカーの再生能力を最適化することによってあらゆる場所に音を縦横無尽に移動させるオーディオは、まるで映画の中に入り込んだかのような心を揺さぶります。映画に集中できるよう可能な限り無駄を排し、究極の快適さを実現する空間として設計した究極のシアターデザインによって、究極のシネマ体験を実現するドルビーシネマでの『Fukushima 50』は、劇中で描かれる、一分一秒を争う男たちの戦い、極限の緊張感の中を生きる登場人物たちの呼吸、鼓動などすべてがリアルに感じられるほどの緊迫感を張り巡らせます。圧倒的スケールで描く、『Fukushima 50』を是非極上の映画環境で体感してみてはいかがでしょうか。

映画情報どっとこむ ralph 映画『Fukushima 50』

2020年3月 全国ロードショー

ドルビーシネマ上映劇場
丸の内ピカデリー MOVIXさいたま ミッドランドスクエア シネマ 梅田ブルク7 T・ジョイ博多

公式HP:
fukushima50.jp

twitter:
@Fukushima50JP

佐藤浩市、渡辺謙、吉岡秀隆、安田成美『Fukushima50』ティザービジュアル 本作は、2011年3月11日午後2時46分に発生し、マグニチュード9.0、最大震度7という、日本の観測史上最大の地震となった東日本大震災時の福島第一原発事故を描く物語。想像を超える被害をもたらした原発事故の現場:福島第一原子力発電所(通称:イチエフ)に残った地元福島出身の作業員たちは、世界のメディアから“Fukushima 50”(フクシマフィフティ)と呼ばれました。世界中が注目した現場では本当は何が起きていたのか?何が真実なのか?浮き彫りになる人間の強さと弱さ。東日本壊滅の危機が迫る中、死を覚悟して発電所内に残った人々の知られざる“真実”が、今、遂に明らかになります。主役となる福島第一原発1・2号機当直長・伊崎利夫役に佐藤浩市、福島第一原発所長、吉田昌郎役に渡辺謙。さらには吉岡秀隆、緒形直人、火野正平、平田満、萩原聖人、吉岡里帆、斎藤工、富田靖子、佐野史郎、そして安田成美ら、豪華実力派キャストが結集。

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出演:佐藤浩市 渡辺謙 吉岡秀隆 緒形直人 火野正平 平田満 萩原聖人 吉岡里帆 斎藤工 富田靖子 佐野史郎 安田成美  
監督:若松節朗  脚本:前川洋一  音楽:岩代太郎
原作:「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」門田隆将(角川文庫刊)
製作:KADOKAWA
配給:松竹、KADOKAWA
© 2020『Fukushima 50』製作委員会




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ジュリアン・シュナーベル監督とウィレム・デフォー来日『永遠の門 ゴッホの見た未来』ジャパンプレミア


ジュリアン・シュナーベル監督とウィレム・デフォー来日『永遠の門 ゴッホの見た未来』ジャパンプレミア

映画情報どっとこむ ralph 『潜水服は蝶の夢を見る』(07)のジュリアン・シュナーベル監督最新作『永遠の門 ゴッホの見た未来』(原題At Eternity’s Gate)が11月8日(金)より全国公開いたします。

美術史上最も人気の高い画家のひとり、フィンセント・ファン・ゴッホ。生前に才能を認められず、孤独と共に生きたドラマティックな人生は何度も映像化されてきたが、本作はこれまでと全く異なるアプローチで、なぜゴッホの絵がこれほどまで長い年月にわたり、多くの人々の心をとらえて離さないのか、その核心に迫る作品です。

監督は、アカデミー賞4部門ノミネート『潜水服は蝶の夢を見る』で話題を呼んだ鬼才ジュリアン・シュナーベル。主演は、シュナーベル監督に「この役は彼しか考えられなかった」と言わしめた名優ウィレム・デフォー。本作で第75回ヴェネチア国際映画祭最優秀男優賞に輝き、さらにアカデミー賞主演男優賞に初ノミネートを果たしました。

公開に先立ち、ジュリアン・シュナーベル監督とウィレム・デフォーが来日し、ジャパンプレミア来日舞台挨拶を実施、花束ゲストにリリー・フランキーさんが登場しました。

日時:9月26日(木)
会場:新宿ピカデリー
登壇:ウィレム・デフォー ジュリアン・シュナーベル監督 
花束贈呈ゲスト:リリー・フランキー

映画情報どっとこむ ralph 大勢の観客が集まる中、登場したジュリアン・シュナーベル監督とウィレム・デフォー。

シュナーベル監督:ARIGATO!ご来場いただきありがとうございます。ゴッホは日本に来ていたがったので、私が代わりに来ました。(隣にいるデフォーを指しながら)ある意味でゴッホを隣に一緒に連れてきています。麦わら帽子をかぶっていませんが。(笑)そして、妻のルイーズを紹介させてください。美女と野獣ですね。私は30年前に日本に来たことがあります。世田谷美術館で展覧会があって、それで来日しました。その時は歌舞伎の絵を描きました。

が挨拶し、会場を沸かせた。

デフォーさん:この作品をみなさんと分かち合えること嬉しいです。映画のプロモーション以外では日本に来ていましたが、特にこの作品で来られて嬉しく思います。
ウィレム・デフォー『永遠の門 ゴッホの見た未来』来日ジャパンプレミア とデフォーが挨拶をし、ジャパンプレミアはスタートした。

ゴッホをテーマに作品を撮ることになったきっかけを尋ねられると、

シュナーベル監督:作らざるをえなかったんです。最初はゴッホの映画は作りたくなかったんです。既にたくさんの映画が作られていたので、必要ないと思ったんです。ですが、必然的にやらなければならないということになりました。彼の作品は純粋なものに至るまでの乗り物で、妥協が一切ない。それが芸術の本質だと思います。“それをやりたい”という欲望だけ。この映画を作るプロセスの中で、芸術を作るプロセスの映画作りました。絵画であれ、演技であれ、映画作りであれ、そのものを芸術に差し出します。アートがあって、それ以外があるということです。皆さんは映画をご覧になって、ゴッホについての映画ではないと思うでしょう。この作品はみなさんご自身の映画です。ゴッホを見る映画ではありません。これがこの映画を作るのに十分な理由でした。

と力説。
『永遠の門 ゴッホの見た未来』来日ジャパンプレミア また、デフォーがゴッホを演じたことについて尋ねると、

デフォーさん:僕はジュリアンを長年知っていて、友人関係です。撮影に入ったら絵を描かなければならないということを知りました。実際にゴッホがいた場所で撮影できるということも知りました。この映画ではジュリアンに絵を描くというプロセスを教えてもらって、絵を描く、という概念が変わりました。それが役作りの本質になりました。(30も離れているゴッホと自分との)年齢差のことは全く考えませんでした。彼は若い男ではなかったからです。

とデフォーが答えると、

シュナーベル監督:僕も全く考えなかったよ

と賛同。シュナーベル監督の現場の様子に関しては

デフォーさん:先ほどは“絵を描くことの”見方が変わったと申しましたが、光を描くということを教わりました。1マークずつ筆を使ってつけていく、マークを重ねていきます。お互いに振動しあって、語り始める。そこから何かが生まれてくる。絵を描くことは一つの印を重ねていくものだと知った。ものを見たときに形状ではなくて、光を見るようになりました。これを経験するということが、映画作りでありました。作品自体も実際のゴッホがいた風景に身を置いて、風景を見ながら、ゴッホとはどんな人だったのか、それを表現したものがこの映画になっています。

と振り返った。

デフォーにゴッホ役を依頼した理由に

シュナーベル監督:ウィレムは素晴らしい役者で、信頼している人で、彼みたいな人は必要ですが、彼みたいな人はいません。自分ではゴッホはできません。彼は私の次に“いい人”です。彼とは30年来の友人で信頼しあって、お互いを頼りにしているので、信頼を持って作り上げることができました。彼は自分を失望させることはしませんでした。同時に、私には責任があると思いました。このテーマを取り扱うのであれば、彼はこういうことができるというのを見せるのが私の責任だと思いました。それをやる中で、彼が私が見たことない人に変身しました。映画を見る以外に何か重要なことがありますかね?

と、映画を早く観客にみせたいご様子。

映画情報どっとこむ ralph ここで特別ゲストのリリー・フランキーさんがゴッホの作品「ひまわり」を連想させるような黄色い花束を手に登場し、デフォーとシュナーベル監督に渡した。
『永遠の門 ゴッホの見た未来』来日ジャパンプレミア リリーさん:リリーと言います。本当に僕の尊敬するお二人と、皆さんにお伝えしなければならないのですが、今日花束を持ってきたのが、女優さんではなくてすみません。

と観客にあいさつをし、会場を沸かせた。

シュナーベル監督と、デフォーの印象を尋ねられると、
『永遠の門 ゴッホの見た未来』来日ジャパンプレミア リリーさん:僕も監督の映画から、音楽から、アートからものすごく影響を受けていますし、デフォーさんの映画からは、役者を超えた人間の可能性を教えてくれます。なので今日は本当に嬉しいですし、最近私は家で寂しい生活をしているのですが、今日は2人に会えて、ゴーギャンがゴッホのいるアルルに来てくれた時のような気持ちです。

と、映画に絡め話し、監督とデフォーも嬉しそうな様子。そんなリリーさんにシュナーベル監督は

シュナーベル監督:『万引き家族』は本当に素晴らしかったです。褒め言葉を素直に受け取るのは大変だと思いますが、私はそんなに軽々しく言う人ではないですよ。素晴らしい演技、深い演技でした。

と大絶賛。

リリーさん:本当に監督にそう言ってもらえて嬉しいです。日本人は美術館によく行く民族ですが、印象派、とりわけゴッホはみんな好きだと思います。映画を見たのは3日前ですが、未だに映画の中から出てこれないというか、今でもゴッホの絵の中にいるのか、ゴッホの目線の先にいるのか、わからないです。

と作品について話すと、

シュナーベル監督:あなたの気持ちよく分かります。だからここに来て、日本の方と映画を見たかったんです。この映画すでに何回も見ています。でも絶対今日日本の皆さんと映画を見たかったんです。

と、意気投合した様子。

MCからリリーさんも「絵を描いていらっしゃいますが・・」と話しを振られると、

リリーさん:監督の前で僕の話、しないでください!俺おでんの絵を書いているだけですから!

と慌てた様子で会場の笑いを誘いつつも、

リリーさん:ゴッホは色々な画家の中で一番知っているつもりだったんですけど、お二人のゴッホを、お二人の目を通して見ることができて。デフォーさんが日の出を待ってスケッチに出かけるときに、そのときに微笑んだゴッホの顔が、ゴッホの寂しいエピソードを救ってくれました。

と言うリリーさんに、

デフォーさん:本当に美しい言葉で、ずっと聞いていたいです。

とにこやかなデフォーさん。

シュナーベル監督:『そこは映画の中でも特に重要なシーンで、私はゴッホはかわいそうな人だとは思っていないんです。別に映画を分断するつもりはないですが、あの瞬間、ゴッホはまさに自分のいたい場所にいたんだということが分かります。誰にとってもあの瞬間を見つけるのは難しいです。ここで、妻のルイーズに感謝しなければならない。あの場所に連れて行ってくれたのがルイーズなんです。
『永遠の門 ゴッホの見た未来』来日ジャパンプレミア と客席にいた妻に感謝を述べ、会場からも拍手が起こった。

そんな話しを聞いていたデフォーは感激しつつ、

デフォーさん:自分のお葬式にいるような気持ちになってきました。

と話し、会場の笑いを誘った。
『永遠の門 ゴッホの見た未来』来日ジャパンプレミア
最後にシュナーベル監督がリリーさんに

シュナーベル監督:『私も年中映画を作っているわけではなく、最後に映画を作ったのは7年前でしたが、もし映画をまた作る機会があれば、是非ご一緒したいです。

とラブコールを送り、

リリーさん:それでは毎日長生きするように心がけますね。

と返し、イベントは大盛況のまま幕を閉じました。

映画情報どっとこむ ralph 『永遠の門 ゴッホの見た未来』
原題At Eternity’s Gate

11/8(金)より新宿ピカデリーほか、全国ロードショー!

永遠の門 ゴッホの見た未来
<STORY>
パリでは全く評価されなかったゴッホは、「新しい光をみつけたい」と南フランスのアルルへ向かう。まともな人間関係が築けず常に孤独なゴッホ。才能を認め合ったゴーギャンとの共同生活もゴッホの衝撃的な事件で幕を閉じることに。あまりに偉大な名画を残した天才は、その人生に何をみていたのか。

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監督・脚本:ジュリアン・シュナーベル 『潜水服は蝶の夢を見る』
脚本:ジャン=クロード・カリエール『存在の耐えられない軽さ』
出演:ウィレム・デフォー 『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』、ルパート・フレンド『スターリンの葬送狂騒曲』、マッツ・ミケルセン 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、オスカー・アイザック 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、マチュー・アマルリック『潜水服は蝶の夢を見る』、エマニュエル・セニエ 『潜水服は蝶の夢を見る』 
配給:ギャガ、松竹
2018/イギリス・フランス・アメリカ/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/111分
© Walk Home Productions LLC 2018




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