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『カンチョリ』予告編解禁 人生の最大のピンチとは


ソン・ジュンギやキム・スヒョンと肩を並べ韓国を代表する人気若手俳優として注目が集まるユ・アインの

【カンチョリ】ポスタービジュアル最新作
『カンチョリ オカンがくれた明日』

5月17日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショーすることが決定(配給:CJ Entertainment Japan)し、日本オリジナルの予告編が、ついに解禁となりました!

ユ・アインさんは、大ヒットドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」のコロ役でブレイクした彼です。

【カンチョリ】2本作は、釜山の港町を舞台に、病気の母親を支えるため、金もコネもない中一人奮闘するカン・チョル~通称カンチョリと、認知症を患いながらも天真爛漫な母スニさんとの、時にコミカルで、時に切なく温かな絆が感動を呼ぶハートフルストーリー。

【カンチョリ】1そして、今回解禁となった日本オリジナル予告編では、主人公カンチョリと母スニさんの、微笑ましい会話のやりとりや、ほのぼのとした二人の日常シーンから一転、スニさんの病気が悪化し、手術費をなんとか工面しようと悩み、奔走するカンチョリの姿、そして訪れる人生の最大のピンチをも予感させるもの。。。



『カンチョリ』は
カンチョリクリアファイル現在、韓国版ビジュアルの特製クリアファイルが付いた特別鑑賞券が、上映劇場(一部除く)にて絶賛発売中!

ユ・アインの表情がファンにはたまらない、日本オリジナルの特典は先着限定数でのプレゼントにつき、どうぞお早目に!

公開は5月17日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショーです。
★公式HP kangchul-movie.com

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『カンチョリ』

【STORY】  ぶっきらぼうだが情に篤いカンチョリ(ユ・アイン)は、病気で認知症の母親スニ(キム・ヘスク)の面倒を見ながら釜山港で黙々と働き、一日一日を懸命に生きてきた。お金もコネもなく母親と幸せに暮らすことが唯一の望みだったが、ある日、ソウルから旅行に来た自由人スジ(チョン・ユミ)と出会い、しばしの間、笑うことを取り戻し、人生で初めて外の世界へ出る夢を抱き始める。そんな時、母の容体が悪化し、さらには幼なじみの危ない儲け話に巻き込まれ、非常な決断の時がカン・チョルに迫る。はたして彼は大切にしてきたものを最後まで守り抜くことができるのか…。

監督:アン・グォンテ 『マイ・ブラザー』 出演:ユ・アイン 『ワンドゥギ』 キム・ヘスク 『10人の泥棒たち』 ほか   
配給:CJ Entertainment Japan 
【2013年/韓国/カラー/108分】 
©2013 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved


北朝鮮若者に未来は?『シネ★ピョン』イベント


北朝鮮は知られざる映画王国。
実はピョンヤンには日本、中国、韓国などの古い街並みを再現した広大なオープンセットがあり、年間100本に迫る勢いで映画が企画されるといわれるほど。そんな北朝鮮の映画界に携わる人々に初めて密着したドキュメンタリー

『シネマパラダイス★ピョンヤン』

の公開中です。

そして現在上映中の渋谷シアター・イメージフォーラムにて“北朝鮮カルチャーショック講座”第2弾として、朝鮮新報社記者の鄭 茂憲(ちょん・むほん)氏をゲストに迎え、<北朝鮮カルチャー、若者に未来はあるのか?>をテーマにトークイベントが実施されました!

『シネマパラダイス★ピョンヤン』“北朝鮮カルチャーショック講座”第2弾
<北朝鮮カルチャー、若者に未来はあるのか?>
日時:3月21日(金・祝)
登壇者:朝鮮新報社記者の鄭 茂憲(ちょん・むほん)

シネマパラダイス★ピョンヤンイベント
ピョンヤンに支局を持つ朝鮮新報社の記者として、10回ほどの訪問歴を持ち、のべ約3年間ピョンヤンに滞在した経験を持つ鄭氏。

Q:北朝鮮の映画はどのような位置づけなのでしょう?
「そもそも映画に関して、アメリカや日本と北朝鮮では、映画の概念が違ってきます。娯楽でもあるけど、社会啓蒙の手段、善なるものを国民と共有するための側面が多い」とのこと。

Q:熱血ベテラン監督の新作撮影現場にも密着しているが、北朝鮮で作られた映画というのは、日本のように一般公開されるのか?

「各都市に映画館があるので、個人でお金を払っていく場合もあるけれど、大半は職場単位や人民班、日本でいう町内会のようなグループで観に行くことが多いです。ただ、日本のように毎週新作が公開されるわけではないので頻繁にいく感じではないですね。また2年に一度ピョンヤンで国際映画祭が実施されるときには、中国やヨーロッパの映画もみれるので、チケットは取り合いになるほどです」

とちょっと意外な一面も。

Q:北朝鮮の人々が実際どのくらい日本の情報を知っているのか?
シネマパラダイス★ピョンヤンイベント鄭茂憲「日本の一般的な情報が国内に入ってくることはそんなに多くはないですが、ある程度認識はありますね。特に若い人たちは、訪朝した在日の若者から情報を得ることもあるでしょうし。インターネットは普及はしていないですが、その分口コミが早いです(笑)」

「現在、携帯電話も200万台普及していますし、いまや大学に入るときに親におねだりするものが“携帯電話”、携帯を持っていないと大学で相手にされないらしいです。そういう点は日本と同じですね。」

という、最近の北朝鮮の若者事情も披露されました。

「ピョンヤンに頻繁に行って思うことは、当然そこにも一般の生活がある、ということ。仕事をして、恋愛をして、といった250万人の暮らしがあるわけで、そういった点は日本の報道からはみえてこない。画一化された北朝鮮像が定着しすぎてしまっていると感じます。」


という話も続き、本作とあわせ、色々な情報を得て考える貴重な機会となったトークイベントとなりました。

『シネマパラダイス★ピョンヤン』

はシアター・イメージフォーラムほかにて全国順次公開中です。

公式HP:cinepara-pyongyang.com

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『シネマパラダイス★ピョンヤン』

シネパラ★ピョンヤン-ポスター【STORY】2009年、閉ざされた映画王国・北朝鮮の映画界を取材する許可を得たシンガポールのドキュメンタリー映像作家ジェイムスとリンは、ピョンヤンに降り立った。しかし許可は出たものの、案内員の監視付きで、毎日撮影した全ての映像をチェックに出すという制限下での撮影だった。 取材対象はピョンヤン演劇映画大学でスターを夢見る学生や、ヒット作を作ったベテラン映画監督など、まさに将軍様のハリウッドを支える選ばれた人たち。カメラの前で雄弁に“将軍様”への愛を語る一方、2年間に及ぶ長期取材によって見えてきたのは、ダイエットが苦手な女優の卵や、撮影所でエキストラの若者たちの無気力さに声を荒げる監督の姿など、どの国にもあるような風景と“ちょっぴりの本音”だった。
原題:The Great North Korean Picture Show
監督/ジェイムス・ロン、リン・リー
2012年/シンガポール/朝鮮語・日英字幕/93分/
配給・宣伝/ 33BLOCKS(サンサンブロックス)
©Lianain Films


『世界の果ての通学路』来日トークイベント


『世界の果ての通学路』(4/12(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開)は、地球上の全く異なる4つの地域の通学路に密着し、数十キロの危険な道のりを通して、未来を切り開こうとする子供たちの姿をとらえた驚きと感動のドキュメンタリー。

公式HP:www.sekai-tsugakuro.com

その公開に先立ち、本作の監督パスカル・プリッソン氏と片道15km2時間かけて学校に通うケニアの兄妹、ジャクソンとサロメが来日。小児科医でもある榊原洋一教授(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科)と共に、子供の生育環境とその発達への影響、何より危険に晒されながらも勉強したいという意欲度の高さがどこから来るものなのか、日本のタダで安全に教育を受けられる環境と対比しながらティーチインを行いました。

『世界の果ての通学路』トーク付試写会 概要
■3月22日(土)@シネマート六本木
■登壇:
パスカル・プリッソン監督
本編に登場するケニアの兄妹(ジャクソン・サロメ)
榊原洋一教授(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授)

「世界の果ての通学路」0322トーク試写 サロメ、ジャクソン、パスカル・プリッソン監督、榊原洋一教授
「世界の果ての通学路」0322トーク試写
サロメ、ジャクソン、パスカル・プリッソン監督、榊原洋一教授

Q:まず榊原先生は、この映画をご覧になっていかがでしたでしょうか。
A:榊原先生。学校に行くのが嫌な子供たちをたくさん観ていますので、大きな感銘を受けました。日本の子供たちなら親が行かせないような危険な場所に子供を信じて送り出していることにびっくりしましたし、それに子供たちが応えている、その達成感が顔に表れている。そういう子供たちに学ぶことがあるというのが第一印象です。

パスカル監督今回の子供たちにはわたしも驚かされました。あの年にしては成熟していますよね、欧米の子供たちよりずっと。初めて会ったのは9歳のとき。なのに、すでに自分を分かっていたのです。学習することが、自分のためだけではなく家族、地域、国のためになるということが。

Q:監督には、13歳と14歳の娘さんがいらして、学校が嫌いらしいですね

監督:ひとりはフランス人の女の子で、もうひとりはちょっと貧しい地域のケニアに住んでいてこちらのほうが学校は好きだと言っています。フランスで観た子たちのあいだではジャクソンやサミュエルのことを「ヒーロー」と言っているそうです。先進国の子供たちは学校に失望しているところがあるので、学びたいという思いをかき立ててくれるといいなと思います。ジャクソンに会ったときは「いま苦労しても、勉強はやっておいたほうがいい」という考えを持っていると感じました。

Q:日本の子供たちの学校嫌いに対する先生のお考えは

榊原教授:日本の子供たちも、ジャクソンのように勉強したいという思いは根っこにあるのかもしれないが、周りの大人がそこをひっぱりすぎてしまう、やる気を待たずに誘導しすぎてしまうために、一部の子供は疲れてしまい、学校へ行くのが嫌になってしまうのかもしれない。日本は象が襲ってくることもないし人さらいがいるわけでもない。日本の子供たちがこの映画を観て、自分のやりたいことを考えるきっかけになればと思います。

Qフランスではこの映画が大ヒットしましたね。

監督:この映画はフランスで感動を呼び起こしました。世代を超えて観てもらいヒットにつながったことが、我ながら素晴らしいことです。フランスでこの作品が教材として使われることも誇らしい。世界中に向けて作られているからでしょうか。

Q:映画の子供たちはいまどうしているのか?

監督:自分の子供のように思っているので、いまでもケアをしています。出会って一緒に撮影して知ることもなかったような世界に目を向けさせた私たちは、そのままサヨウナラというわけではなく、連携してより良い生活ができるように手助けをしています。お金持ちになるように、というのではなく、もう少し生活レベルが向上するようにと。この映画は、彼らがいなければ成り立たなかったのですから。

Q:先生も、世界における「子供への支援」の実体をご存知だと思うのですが

教授:様々な国で支援活動をしてきましたが、日本と違うことを目の当たりにする経験をして、カルチャーショックを受けました。やはり親御さんに言いたいのは、子供には外国に行くことを経験させて欲しいです。この映画では、観た大人は分かり易く奮起させられると思いますが、子供はまずは経験だと思うのです。(映画に出てくるインドの子供の)サミュエルもそうですが、大人の目で見るよりずっと感受性が豊かです。日本の自尊感情が低いことが、学習意欲の低下につながっているかもしれないと言いましたが、それは大人のせいかもしれない。経験をさせたら、ジャクソンやサロメのようにもっと大きな野望を持てるかもしれない。できるだけ自分の目で見る経験をさせてあげたい。この映画でますますその念を強く感じます。

監督:これを観ながら自分たちに欠けているのは何か考えてくれたらと思います。刺激になってくれたらと。フランスの子供たちも考えさせられたわけですし、おそらくたくさんの子供たちが「自分たちはなんて恵まれているのか」と気づくと思います。この映画を通して、サミュエルが車いすでも頑張って通学していることや、ジャクソンの毎日の努力に驚くのではないか。私はそれを願っています。

「世界の果ての通学路」0322トーク試写②
ここで、ジャクソンとサロメ登場

ジャクソン:皆さん今晩は、ジャクソンです、13歳です/こちらでいえば中学生/プライマリースクールの1年生になったところです/さらに上を目指しています。

アフリカの東の方からやってきたサロメ:皆さん今晩は、私の名前はサロメ・サコン10歳です、ケニアからきました。

教授:日本に来たときの第一印象は?/サロメの夢は何?

ジャクソン:日本に降り立って感じたのはまず、とにかく人が多い!通りにもあちこち、忙しそうに歩いている。でも人が礼儀正しいです。車も多いし、建物が高い。また、お辞儀をすることに尊敬の念を感じる

サロメ:教育の博士になりたいです。

Q:両親に対してどんな思いを持っていますか?

ジャクソン:いろんな方々の助けでこの映画が実現したと思います。両親はその中の二人でしょう。いろんな面で感謝しています。こういう映画に出させてもらうのは僕の住んでいる地域では僕が初めてです。両親は僕のことを誇りに思っていると思います。両親のサポートなしでは学校に行けなかったですし、当初は両親から学校に行けと言われました、学校はいいところだと両親は考えていましたから。そして、すぐに自分でも、学校がどんな状況の場所でも何が何でもいかなければと強い思いでいました

サロメ:私の両親はすごく誇りに思っていると思います。彼らは飛行機にも乗ったことがありません。学校に行かせてくれた、それを実現させてくれた両親に感謝しています。将来そのことで彼らを助けたいし、国にも貢献したいと思う。


Q:世界中にいろんな国があるのにこの4カ国を選んだ理由

監督:幸いなことに、今までドキュメンタリーをたくさん撮っていたので、たくさんの人に出会ってきたので、国々に友達がいます。そういう友人たちに、リサーチを頼んだ結果、浮かび上がって来た中のひとつがケニア。これは当然の選択でした。なぜならケニアには12年住んでいて、北部は通学が大変なことも知っていました。世界中で60通りの子供たちのストーリーが浮かんでいました。ケニアの子供たちの中でジャクソンを選んだ理由は彼の瞳が特別だったからです。まるで彼が僕を選んだように思いました。彼は助けを求めていたんです。貧困から脱出するには厳しい試練があると知っていて、奨学金を得られれば大学に行けることも分かっていた。そういう知性にひかれたのです。

続きを読む 『世界の果ての通学路』来日トークイベント


映画『愛の渦』オールナイト上映・トークショーにて



『愛の渦』三浦大輔監督×峯田和伸(銀杏BOYZ)×『恋の渦』大根仁監督
が眠気も吹き飛ばす白熱トーク!イベントレポート

乱交パーティでの一晩という過激な設定、着衣時間は本編中18分半と日本映画史上もっともハダカなドラマでありながら、性欲に振りまわされる人間の滑稽さ、切なさ、人間の本質を見事に描き出した

映画『愛の渦』

3月1日(土)に公開されるやいなやテアトル新宿では立ち見が続出し公開3週目をむかえてもその勢いが加速するほどの大ヒットとなっているそうです。
ちょっと異常?とも思われるこの状況。
女性が多く観賞されているそうです。

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大ヒットを記念して三浦大輔オールナイト興行を3月21日(金・祝)から3月22日(土)にかけてテアトル新宿で実施。

『愛の渦』、三浦大輔が原作・脚本、大根仁さんが監督した『恋の渦』、そして峯田和伸主演、三浦大輔の商業監督映画デビュー作『ボーイズ・オン・ザ・ラン』一気上映したこのイベント。

チケット発売から指定席は即完売。立ち見が出るほどの大盛況の中、人気のプログラムの一つとして三浦大輔監督、大根仁監督そして銀杏BOYZの峯田和伸さんをお迎えしてのトークショー。

【『愛の渦』オールナイト上映トークショーイベントレポート】

★日時:3月21日(金・祝)
★会場:テアトル新宿(東京都渋谷区F)
★登壇者:三浦大輔監督、大根仁監督(『モテキ』『恋の渦』)、峯田和伸(銀杏BOYZ)

MC:早速ですが三浦監督と大根監督の出会いについてお伺いしたいと思います。

大根仁さん:既に飲んでいます(笑)。三連休の初日とはいえオールナイトにこんなに来ているなんて皆さん無職ですか(笑)。よろしくお願いします。
三浦監督とは2004年に「演技者。」という番組で演出をやっていた時に若い才能を紹介したいと色々舞台を見ている中、「激情」という作品を見て、これを映像化したい!と思って紹介してもらったのがきっかけです。もう10年近くたちますけど三浦大輔という天才を世に知らしめたいと思っていました。

三浦監督:テレビに憧れがあったので、すぐにお受けしました(笑)。

MC:『愛の渦』はご覧になっていかがでしたか?

大根さん:どういうアプローチをするのかとても気になっていたのですが、自分よりもプロの映画監督という感じでしっかり映画をつくられているなと思いました。私は原作が好きすぎて、『恋の渦』の舞台を忠実に、中継するというような思いも込めてつくりました。

三浦監督:舞台をやっているからこそ同じようなものにならないようにしようと考えたので、そういう意味では映画的なのかもしれません。

大根さん:原作者だからこそ壊す権利があるんですよね。

MC:三浦監督は大根さんが監督をされた『恋の渦』をご覧になっていかがでしたか?

三浦監督:原作者なので客観的にみれらないところはあるのですが、4日間の撮影期間そしてワークショップであそこまでしっかりしたものをつくるのは素直にすごいなと
思いました。

MC:三浦監督はいままであまりトークショーなどされたことがなかったと伺いましたが?
三浦監督:映画は拡がるので本当に良いなと思っています。トークショーなどもあまり出たことが無くて、昔は作品についてあまり多く語らないのを良しとするところがあったんですけど、もうそんなことどうでもいいなって(笑)この作品は間口を広げて多くの人にみてもらいたいですし。

MC:トークショーどころかTwitterもはじめて、映画と同じように監督もどんどん脱いでいってますね(笑)。それでは、ここでもうもう一方ゲストの方をお呼びしたいと思います。本日、上映されます『ボーイズ・オン・ザ・ラン』主演、峯田和伸さんです。まずは『愛の渦』いかがでしたか?

峯田和伸さん:舞台は再演を観させていただきました。音楽でたとえると井上陽水さんの「夢の中へ」を斎藤由貴さんがカバーした時のような同じ素材で全然違うんだけどすごく良いなと思いました。

MC:監督と峯田さんの出会いはどんな感じなんですか?

三浦監督:『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の時にはじめてお会いしました。どうしても彼に演じてほしいと思ったんです。

MC:大根さんは『ボーイズ・オン・ザ・ラン』いかがでしたか?

大根さん:素晴らしい映画だと思いました。峯田さんも言ったように原作があって全く同じではないのにベースに雰囲気を残して、それこそカバー作品みたいですごいなと思いました。

MC:三浦監督はお芝居の時は厳しい演出という声も聞かれますが、峯田さんは追い込まれたりしましたか?

峯田さん:僕の場合はそんなことなかったですね。他の方はあったかもしれませんが。

三浦監督:どっちかというと女優さんとぶつかることが多いですね。

大根さん:僕は逆ですね。女優さんには可愛いね~って(笑)。

三浦監督:映画はそんなに本数も撮っていないので、そんなに厳しくという感じはないですかね。今回の門脇さんに関しても、峯田さんに関しても存在感が作品を成立させているので、演技に対する技術とかよりもそっちの方が重要だと思っているので。

峯田さん:三浦監督の作品は、役者が何をするというよりもその奥を描いているという感じがするんです。今回も役名が思い浮かばないので…なんというか役者が悪いとかじゃなくて…顔にモザイクがかかっているというか……。なんかうまく言えないですね。パーマをかけすぎてヘコんでいるんです。

MC:パーマの渦が……。

(会場爆笑)

大根さん:わかります!三浦監督は感情移入させるのに、役者単体じゃなくてそこに漂う空気感に対してなのかなって感じます。それが客観的に観ていた人に対して、どこか思い当たる節を感じてヒリヒリしてくるという。

一同:なるほど。そういうことですね。

MC:それでは、会場の皆さんから質問を受け付けたいと思います。

Q:三浦さんの今度の舞台に峯田さんが出演されると思いますが、どんな作品なのですか?

三浦監督:そうなんです。宣伝になってしまいますが、峯田さん、池松壮亮さん出演の舞台をやります。『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の主演と、『愛の渦』主演のおふたりという、わかりやすい繋がりで(笑)今回、峯田さんは初舞台で。峯田さんとやるのは怖いんですけど、やらなきゃなと思って。

峯田さん:僕だって怖いですよ。

MC:是非舞台の方も楽しみにしていただければと思います。それでは次の方。

Q:三浦監督、大根さん共にバラエティ番組からの影響を公言されておりますが、具体的にありますか?

大根さん:バラエティ番組の方が、日々更新されているという意味では映画よりも最先端にあると思うので、そのスリリングさを参考にしたりしています。

三浦監督:ドッキリカメラみたいなものとか、バラエティ番組のワンコーナーで、「これって映画や舞台にしたら面白いんだろうな」ということに気づくことがあります。実際にお芝居の元ネタになったものもあります。

大根さん:『恋の渦』も「あいのり」からヒントを得たって言ってましたよね。

Q:峯田さんの歌詞が具体的で衝撃を受けました。
最近のアルバムでは以前の“恋”から“愛”を歌ったものが増えているように思いますが、なにか心境の変化などあるのでしょうか?

峯田さん:2005年に発売したアルバムに関しては言葉がすごい武器だと思っていたけれど、今はネットと現実の境とかも少なくなって、どこに行っても変わらないという強い思いが今年発売になったアルバムに表れているかもしれません。でも最近になって改めて言葉が武器だって思ってきているので、そういった作品が好きなのであれば、次の作品も買ってくださいね(笑)。

Q:先ほど『ボーイズ・オン・ザ・ラン』では峯田さんしかいないと思ったというお話がでましたが、なぜミュージシャンの峯田さんを抜擢したんですが?

三浦監督:役者さんの技術というより、存在感そしてなにより人間の魅力に惹かれました。

Q:なぜ性欲をテーマにした作品をつくろうと思って、テーマが乱交になったのですか?

三浦監督:乱交に参加した方はあまりいないと思いますが、リアリティを追及したわけではなく、覗き見する感じで疑似体験してもらいたいと思いからです。突飛なキャラクターとか変な性癖を登場させてないのは、そこからです。

大根さん:三浦監督は乱交というテーマを扱ったのは、奇をてらった訳じゃないとお思います。彼なりのトレンディードラマになっています(笑)。「東京ラブストーリー」っていうタイトルでもおかしくない(笑)。

MC:ありがとうございます。
まだまだお話をお伺いしたいところですが、そろそろお時間となりますので、最後に監督から一言いただきたいと思います。

三浦監督:本当に今日はたくさんの方にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。朝まで無理せずに楽しんでいってください。映画のヒットは皆さんの力なくしてはなかったと思います。広めていただき、そして今日も集まっていただき嬉しいです。なんか、乱交がテーマのR18+映画が流行っているらしいってなったら面白い世の中じゃないかなと(笑)。これからも応援よろしくおねがいいたします。

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『愛の渦』テアトル新宿他にて大ヒット上映中!
『愛の渦』公式HP: ai-no-uzu.com

過去記事もどうぞ: 全回満員立見『愛の渦』初日舞台挨拶
過去記事:『愛の渦』女性限定回記念女子会トーク
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『愛の渦』作品概要
愛の渦 午前0時~5時。料金は男:2万円、女:千円、カップル5千円。
そこは都会の一室で営まれる乱交パーティ。集まったのは性欲を満たしたいだの男女。しかし、愛のないセックスにも、〝感情″は生まれ、それぞれの思惑が渦巻いていく。滑稽なまでに剥き出しの性欲が向かう先は、愛か、果てないただの欲望か。

原作は、人気劇作家、三浦大輔が主宰する演劇ユニット「ポツドール」の代表作であり、第50回岸田國士戯曲賞に輝いた傑作舞台劇『愛の渦』。映画化に際し、脚本・監督は三浦大輔自身が手掛けました。主演は、若手実力派俳優として頭角を現してきた池松壮亮。もう一人の主演は、三浦監督がその存在感に惚れ込み、抜擢した女優・門脇麦。その他、新井浩文、滝藤賢一、田中哲司、窪塚洋介ら、実力と個性を兼ね備えた豪華な俳優たちが脇を固めています。


映画『愛の渦』作品概要

原作・脚本・監督:三浦大輔
出演:池松壮亮、門脇 麦、新井浩文、滝藤賢一、三津谷葉子
窪塚洋介、 田中哲司
制作プロダクション:ステアウェイ
製作:「映画 愛の渦」製作委員会(東映ビデオ、クロックワークス)
配給:クロックワークス R18+
(C)映画「愛の渦」製作委員会


『超高速!参勤交代』 舞台挨拶!@沖縄国際


松竹配給にて6月21日(土)より公開となります話題の映画『超高速!参勤交代』。

第六回沖縄国際映画祭のコンペティション“laugh部門”へ出品され、 3月21日(金)の上映後舞台挨拶を実施。本舞台挨拶では、映画を観て大好きな作品だったという、ウーマンラッシュアワーのお二人をスペシャルサポーターとしてお迎えしました。また、お二人には作品に合わせて大名に扮装した格好でご登壇頂き、得意の早口(超高速)芸も披露しました。

『超高速!参勤交代』舞台挨拶
日時:3月21日(金)
場所: 桜坂劇場/ホールC【沖縄県那覇市】
登壇者: 本木克英監督、ウーマンラッシュアワー(村本大輔、中川パラダイス)

0321沖縄国際映画祭_舞台挨拶
0321沖縄国際映画祭_舞台挨拶
【一言挨拶・感想】
本木監督: 今回、このワールドプレミアでの上映が、全国初の上映となりましたが、満席のお客さんから上映後に拍手を頂いてホッとしました。
そしてお二人には即席の扮装をして頂きましたが、とてもお似合いなので、是非今度は本格的な時代劇にご出演頂きたいですね。

忙しくてスケジュール取れないのですが…。

村本大輔: オファーはぼく一人に頂いたと思いますが、監督にはしっかりスケジュール抑えて頂きたいですけどね。正直、映画をまだ観てないんです…。満員のお客さんから拍手もありましたが、中川が昨日からこの映画すごかったと、ずっと言っていました。

・中川パラダイス: 豪華な俳優さん達が、こんなに激しいアクションするんだ!!という、衝撃を受けました。 そして2時間前に並んだお客さんがチケットを取れないというところからも注目の高さが伺えますね。


【豪華なキャスト陣ですが、撮影中はいかがでしたか?】
本木監督: 佐々木蔵之介さんは、個性的なキャスト陣の中で、主役としてしっかりとリーダーシップを取って引っ張ってくれて、優秀な社会人のような印象も受けました。
深田さんは、紅一点という中で、不思議ちゃんの雰囲気がありながらも、本番が始まると豹変して素晴らしい演技を見せてくれました。一番へんなのは役柄通り、西村雅彦さんでしたが(笑)
【映画にちなんで無理難題な経験は?】
村本大輔:ボールペンのインクを1本なくなるまで書き続けるロケをさせられました。8時間書きっぱなしだったのに3分しか使われず、映ってるのは手元だけ、という酷い経験をしました。

中川パラダイス:村本がいつも無茶ブリしてくるんです。これやったら面白いと言われ、ロケでタガメ寿司を食べさせられて、結局カメラの前で吐くことになりました。こいつ、口が立つからなかなか言い返せないんです。

村本大輔:(超高速早口で)口が立つから言い返せないという文字数使えたら、ぼくはもっとお客さん沸かすこと言えますけどね。 言葉は商具ですからね、ちゃんと作ってから出してくださいね。


【最後に一言】
本木監督:「釣りバカ日誌11」や「ゲゲゲの鬼太郎」などを撮った思い出深い場所で上映することが出来て、皆さんに見て頂いて本当に嬉しいです。6年前にはグランプリも頂きましたし、弾みをもらえる場所でもあるので、有難い限りです。本当にありがとうございました。

村本大輔:完成にここまでかかりました。皆さんからツイッターなどで色んなコメントなどあれば、それを参考にして次回作を撮りたいと思いますので、これからも応援よろしくお願い致します。

中川パラダイス:なんでお前が監督づらしてんだよ!(場内爆笑) 1回だけでは観切れない部分もたくさんある映画です。アクションシーンなど、色々な動きがあって、違うところに目を向けたら、もっと面白いところがあると思います。2回、3回と、映画館で観て頂いて、この作品をどんどん好きになって頂けたらと思います。

超高速参勤交代
誰もが笑えて、楽しめて、そして最後にはグッと胸が熱くなる、 最高にホットな歴史エンターテイメント

映画『超高速!参勤交代』

6月21日(土)全国ロードショー http://cho-sankin.jp/
公式Twitter:@chosankin

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映画『超高速!参勤交代』

物語 江戸期、徳川吉宗の治める時代、お上に無理難題をおしつけられたわずか1万5千石の小藩があった。 磐城国(現在の福島県いわき市)の湯長谷(ゆながや)藩である。元文元年(1736年)春、 湯長谷藩は、幕府から突然の参勤交代を言い渡された。湯長谷の金山を我が物にしようとする 老中・松平信祝の差し金であった。期日は4日。通常の参勤交代では8日はかかる。 しかも莫大な費用が必要であり、困窮した湯長谷藩には無理な話だった。 藩主・内藤政醇は、小藩と侮った老中の仕打ちに激怒しつつも、知恵者の家老・相馬兼嗣に命じ、 4日間で無事参勤交代を果たせる作戦を立てはじめた。それは、道中の人が見ているところでは 渡り中間を雇って大人数に見せ、人のいないところでは藩の少人数のみで、山中を近道して 駆け抜けると言う奇想天外な作戦だったのだ!そこに東国一の忍びと言われる 戸隠流の抜け忍・雲隠段蔵を道案内役として雇うが、幕府の老中・松平も刺客を雇い、 湯長谷藩の参勤交代を阻止しようとしていた… 果たして湯長谷藩は、5日以内に参勤交代を果たし、無事に藩と領民を守ることができるのか!?

【作品概要】
監督:本木克英
脚本:土橋章宏(講談社「超高速!参勤交代」)

出演:佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey!Say!!JUMP)、 柄本時生、六角精児、市川猿之助、石橋蓮司/陣内孝則(特別出演)、西村雅彦
製作:「超高速!参勤交代」製作委員会
企画・配給:松竹
(C)2014「超高速!参勤交代」製作委員会