「ドキュメンタリー」カテゴリーアーカイブ

今井翼、鶴田真由ら著名人が映画『プラド美術館』にコメント!


映画情報どっとこむ ralph 2019年に開館200周年を迎え、世界最高峰と言われるスペインのプラド美術館の全貌に迫るドキュメンタリー『プラド美術館 驚異のコレクション』は4月10日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショーとなります。

この度、日本語吹替え版のナレーションを務めた今井翼さんはじめ、夏木マリさんや鶴田真由さんなど著名人よりコメントが届きましたので、ご紹介!

映画情報どっとこむ ralph

名だたる芸術家たちの歩み、そしてプラド美術館に携わる方々の生きた証言など、いっときも目の離せない壮大で臨場感溢れる極上の世界。この作品で得た知識を持って、再びプラド美術館に足を運びたくなりました。
―――今井翼(俳優)

プラド美術館にある美術品の数々がこれほどまでにその時代の、そこに生きる人々
の、表も裏も描いていたとは!
もう一度、じっくりと寄ったり、引いたりしながら作品を眺めてみたいと思った。
―――鶴田真由(女優)

美術館で観るのと違う、カメラの視点を借りた荘厳で親密な映像体験。同時に歴史も
知れます。ヴェネチア派のティツィアーノが「プラドの父」と呼ばれる理由とは・・・。 
―――高橋マリ子 (モデル・女優)

荒涼たる風土、暗い情熱と暴力性、高貴な魂と気品、異形のものへの傾倒……
それらが混然と一体になり、類を見ない独自性で迫ってくる。
―――中野京子(作家・「怖い絵」シリーズ著者)

かつて、プラド美術館を訪れた時の様な感動に涙しました

ある女優がいいますピナ・バウシュのダンスのようだと…..
体と思考、音が聞こえてくるような絵画歴史を行ったり来たりできる美術館との付き合い方を改めて感じ取れるドキュメンタリーでしたピカソも館長を務めたという世界三大美術館のプラド美術館、芸術はみんなのものというメッセージも素晴らしい…..

ジェレミー・アイアンズのナビゲートもカッコいいですね。

―――夏木マリ※コメントの改行は本人の意図を組んだものです。

カルロス1世から歴代のスペイン王が自らの審美眼で蒐集した統一感のある作品群(略奪品無し)。
運営者にピカソやマドラーゾなどの画家を積極的に用いた美の源泉であるプラド美術館の魅力を存分に味わえる贅沢な92分。
―――中村剛士(「青い日記帳」主宰・アートブロガー)”

歴史が美術を作り、美術が歴史を作った。香り高きプラドの美。
それを語る俳優、ダンサー、修復家、建築家たちの喜びに満ちた愛、愛、愛。なんて素晴らしい!
―――グローバー(ミュージシャン)

名画は心だけでは集まらない。これは、それらを集めた歴代スペイン王室と、そして守り伝えるプラドの専門家たちの、暖かき心と比類なき知性の物語だ。
―――川瀬佑介(国立西洋美術館 主任研究員)

30数年前、マドリ―ドでパスポ―トをスラれた僕は、再発行まで1週間をプラドで過ごした。それはスぺイン王室コレクションの何か圧倒的な “黒”を味わう、蜜度濃い時間であり、この映画でその記憶が蘇えることに・・・
―――木下史青(東京国立博物館 上席研究員)

“エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤ・・・
1時間半に濃縮されたプラド美術館200年の歴史。
映画を見てから訪れるか?訪れてから見るか?
―――宮津大輔 (アート・コレクター、横浜美術大学教授)

映画情報どっとこむ ralph ドキュメンタリー『プラド美術館 驚異のコレクション』

は4月10日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー。

スペイン王室が愛した美と情熱の至宝。世界最高峰のプラド美術館。創立200年の今も輝き続ける、美の殿堂の歴史と未来に迫る–世界最高峰の美術館の一つとされ、スペイン黄金期を後世に伝えるプラド美術館は2019年11月19日に200周年を迎えた。15世紀から17世紀にかけて太陽の沈まぬ国とも呼ばれたスペイン王国では、歴代の王族が圧倒的な経済力と美への情熱を背景に美術品を収集していた。

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池松壮亮ナレーション映画『僕は猟師になった』予告編&コメント到着!


映画情報どっとこむ ralph 2008年に出版された著書「ぼくは猟師になった」で近年の“狩猟ブーム”の先駆けを担ったわな猟師・千松信也さん。

京都大学卒の現役猟師という経歴を持ち、京都の街と山の境に暮らす千松さんに700日密着、知られざる猟師の暮らしに迫ったドキュメンタリー映画『僕は猟師になった』(6月6日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開)の予告編が完成、ナレーションを務めた俳優・池松壮亮さんのコメントが到着しました。

「僕は猟師になった」
一昨年、NHKで放送された「ノーナレ けもの道 京都いのちの森」には、再放送希望が異例の1141件も届きました。京都で、猟をする千松信也さんの、彼にとっては平凡な日常に取材したドキュメンタリー。イノシシやシカをわなでとらえ、木などで殴打し気絶させ、ナイフでとどめをさす。命と向き合うために千松さんが選んだ営みに、残酷、という非難をはるかに超える「憧憬」が集まりました。NHK取材班は、放送後、千松さんとその暮らしにさらに迫るため、300日の追加取材を行い、およそ2年間の映像を編み直し、完全新生映画版が完成しました。ナレーションを担当したのは、日本映画界に欠かせない若き名優・池松壮亮さん。千松さんに寄り添い、その独特な視線、思考、行動に観客を誘います。

映画情報どっとこむ ralph このたび、池松壮亮さんのナレーションが入った予告編が完成、解禁となりました。

イノシシの骨からスープをとった「いのこつラーメン」を作る映像からはじまり、けもの道にわなを仕掛ける作業、獲物と命のやり取りをする現場まで、普段は人に明かさない猟の様子にカメラが密着。「『言葉よりも背中で語る、森の哲学者』という千松さんのイメージにぴったりだった」とプロデューサーが太鼓判を押した池松壮亮さんの語りが、人間と動物、生きるものすべての「命」の物語へと案内します。

池松壮亮さんコメント
たとえノーギャラでも参加したいと思える作品でした。「命を奪うことに慣れることはない」千松さんの自然界との向き合い方に心から感動しました。僕は30年前に生まれ、肉や魚、水や木々や種を、つまり生きとし生けるものの命を何不自由なく貰って生きてきました。そこに責任や罪の意識は、親や先祖のおかげで何一つ無かったと言えます。環境問題やアニマルライツ、様々な問題が浮き彫りになるこの世界で、今このドキュメントを届けたいと、切に思います。
池松壮亮2020

映画情報どっとこむ ralph 「狩りガール」と呼ばれる、狩猟をする女性たちの増加や「山賊ダイアリー」「罠ガール」等狩猟マンガのヒットなど、若い人を中心に注目を集める「狩猟」の世界。本作は、野生動物たちと日々向き合い、四季折々の山の恵みをうけて生きる千松さんの暮らしを通して、ほんとうの豊かさとは何か、を問いかけます。 

映画『僕は猟師になった』 

6月6日(土)ユーロスペースほか全国順次ロードショー!

www.magichour.co.jp/ryoushi

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語り:池松壮亮 出演:
千松信也 
編集・構成:村本勝(J.S.E) 
撮影:松宮拓 現場録音:蓮池昭幸 
整音:小川武 音楽:谷川賢作 MAスタジオ:サウンズ・ユー 映像技術:グッド・ジョブ 
プロデューサー:京田光広/伊藤雄介 監督:川原愛子 製作:NHKプラネット近畿

配給:リトルモア/マジックアワー 

2020/日本/カラー/HD/16:9/5.1chサラウンド/99分




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どう三島は生きたのか!にフォーカス!豊島圭介監督が『三島由紀夫vs東大全共闘』を活弁シネマ倶楽部で語った。


映画情報どっとこむ ralph 公開中の『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』の監督である豊島圭介が、“映画を語る”配信番組「活弁シネマ倶楽部」にゲストとして登場。MCを務める映画評論家・森直人の前で、本作の企画の経緯、ドキュメンタリーのかたちとして映画化に踏み切った理由などを語っています。
豊島圭介監督×森直人『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』活弁シネマ倶楽部

映画情報どっとこむ ralph 豊島監督とMCの森はこれが初対面だが、お互いに「ようやく会えた」という思いがあるのだという。トークはそんな二人の“思い出話”からスタート。豊島監督がロサンゼルスの大学留学中に監督した『明るい場所』(1996)が都内で劇場公開された際、ライター業を始めたばかりの森が雑誌にて、同作の批評を書いたという縁があったらしい。両者ともに1971年生まれとあって、互いに感化し合うものがあったようだが、今回ようやく、悲願の対面が実現。
豊島圭介監督×森直人『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』活弁シネマ倶楽部

そんな豊島監督の最新作である『三島由紀夫vs東大全共闘…』は、作家・三島由紀夫が、1969年に東大全共闘の若者たちと交わした討論会の様子と、当時“あの場”にいた者を含めた13人の者たちの証言によって構成されている。本作について森は、「意外だった」とまず感じたのだという。「(豊島さんは)意識的に娯楽職人の道を歩まれていた印象でした。でも実際に観てみて、『明るい場所』で語ろうとしていたことに通じるものを感じた」と続けている。これに豊島は、「その発想はなかったです」と驚き、作り手と批評する立場での本作に対する捉え方の違いが、面白みとして早々に浮き彫りになっている。
豊島圭介監督『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』活弁シネマ倶楽部
本作の制作に踏み切った理由について豊島監督は、「例えばこれが、“三島由紀夫の生涯を映画に”だとか、“全共闘の歴史を映画に”ということだったら、できなかったかもしれない」と明かす。「三島の“死”に関しての解釈はそれぞれ違うし、僕が描いてみたところで、それは一つの仮説にしかならない。でもこれが、“1969年の5月13日”という一日の話であり、この一点を紐解いていけば良いのだと。この討論会の三島って、活き活きしているじゃないですか。“なぜ三島は死んだのか”、ではなく、“どう三島は生きたのか”ということにフォーカスを当てれば良いのだと、プロデューサーの刀根鉄太さんと導き出した本作の入口でした」と述べている。
森直人『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』活弁シネマ倶楽部
さらに森が本作の構成について言及すると豊島は、「取材をしていると、みなさん、活き活きと当時のことを語られるんです。そうすると、その素材を使いたくなります。それで最初は3時間バージョンのものができて、でも削らなきゃいけないなと。それだと討論会が見えにくくなってしまう。もっと討論会に寄り添うために、実際の討論会の間に“コラム”を差し込むような構成にしました」と語り、この“コラム”という表現に森も納得な様子。ここに、13人の証言者の“姿と言葉”が差し込まれているのだ。

そのほか、“50年の時を経た今、この討論会を見る意味は何か?”や、豊島監督が現役東大生時代に感じた“1969年”との空気の違い、映画監督としての“娯楽職人の道”の歩みについて、また、影響を受けたのだという蓮實重彦の存在など、同年代の二人だからこそ語り合える、かなりのボリュームのものとなっている。

映画情報どっとこむ ralph ■活弁シネマ倶楽部■

活弁シネマ倶楽部 公式HP:
https://katsuben-cinema.com/

活弁シネマ倶楽部 公式ツイッター:
@katsuben_cinema

映画情報どっとこむ ralph 『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』公開中!

https://gaga.ne.jp/mishimatodai/

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監督:豊島圭介
出演:三島由紀夫
芥正彦(東大全共闘)木村修(東大全共闘)橋爪大三郎(東大全共闘)篠原裕(楯の会1期生)宮澤章友(楯の会1期生)原昭弘(楯の会1期生)
椎根和(平凡パンチ編集者)清水寛(新潮社カメラマン)小川邦雄(TBS記者) *肩書は当時
平野啓一郎 内田樹 小熊英二 瀬戸内寂聴

ナレーター:東出昌大
監督:豊島圭介 企画プロデュース:平野隆 プロデューサー:竹内明 刀根鉄太 音楽:遠藤浩二
製作:映画「三島由紀夫vs東大全共闘」製作委員会 
制作:ツインズジャパン 
配給:ギャガ
Ⓒ2020映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」製作委員会




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社会派ドキュメンタリー『21世紀の資本』大ヒット緊急拡大公開のお知らせ


映画情報どっとこむ ralph この度、フランスの経済学者トマ・ピケティによるベストセラー経済学書「21世紀の資本」を映画化した社会派ドキュメンタリー『21世紀の資本』が3月20日(金・祝)より、新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺の3館で公開され、満席回続出となる大ヒットスタートを切り、急遽2週目の27日(金)より拡大公開が決定しました。

『21世紀の資本』
公開初日の20(金)、21(土)、22(日)の3日間、新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ともにほぼ全回満席。平日も満席回が続出しており、ミニシアターランキングでも5位にランクイン。3月27日(金)からは、ヒューマントラストシネマ有楽町での上映もスタート。わずか3館のスタートから急遽40館以上に拡大することが決定しました。

新宿シネマカリテでは、コロナウィルスの感染予防対策として1席空け状態での座席発売システムを採用し、半分のキャパでの運営、当日のみの座席発売ということもあり、前売り券持参の方や当日窓口での発売ではチケットが買えない方で一事騒然となる盛況ぶり。2週目からは大幅に上映回数を増やす事になりました。

映画情報どっとこむ ralph 来場者に聞き込みを行ったところ、まさにコロナショックの影響で経済が大きく落ち込む中、その経済の仕組みや今後の資本主義の在り方に一石を投じた本作を観たいと思ったという方が多数おられ、今観るべき一作として選ばれているようです。

トマ・ピケティ自身もパリで行われた同作の試写会に登壇し「新型コロナの危機は重大だが、社会変革のきっかけに」とコメントしています。

それ以外にも、昨年から今年にかけて話題となった映画『ジョーカー』、『万引き家族』、『パラサイト』などで起きている格差問題が生まれる仕組みについて本作を観て分かったという感想も出ており、もともと経済に興味のある方々だけでなく、20代から30代の若者も多く見られ、幅広い層に注目されているようです。

映画情報どっとこむ ralph 経済危機が叫ばれる今、とてもタイムリーな社会派ドキュメンタリー『21世紀の資本』は全国順次大ヒット公開中です。

公式HP:
21shihonn.com

『21世紀の資本』本ビジュアル

映画『21世紀の資本』は、2014年に日本でも出版され一大ブームを巻き起こした、フランスの経済学者トマ・ピケティによる同名の経済学書「21世紀の資本」を、ピケティ自身が、監修、出演をこなし映画化した作品。「働いてもお金持ちになれないのはなぜか?」、「社会の何を変えなければいけないのか?」といった、21世紀を生きる私たちが知らなければならない最重要課題や昭和の高度経済成長、平成のリーマン・ショックの真相にも迫る必見の経済エンターテインメントです。原作は728ページという超大作のため、完読が難しいのも有名な話ですが、『ウォール街』、『プライドと偏見』、『レ・ミゼラブル』、『ザ・シンプソンズ』、『エリジウム』などの映画や小説、ポップカルチャーなどをふんだんに使って、過去300年の世界各国の歴史を“資本”の観点から切り取り、難しい数式など一切使わずに本で実証した理論を映像で表現しています。

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監督:ジャスティン・ペンバートン
監修:トマ・ピケティ 
製作:マシュー・メトカルフ 
編集:サンディ・ボンパー 
撮影:ダリル・ワード 
音楽:ジャン=ブノワ・ダンケル原作:トマ・ピケティ「21世紀の資本」(みすず書房 出演:トマ・ピケティ ジョセフ・E・ステイグリッツ 他 提供:竹書房 配給:アンプラグド 日本語字幕:山形浩生
2019年/フランス=ニュージーランド/英語・フランス語/ 103分/カラー/シネスコ/5.1ch
©2019 GFC (CAPITAL) Limited & Upside SAS. All rights reserved




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ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督作品『あなたの顔』各界の著名人よりコメントが到着


映画情報どっとこむ ralph このたび、ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督作品『あなたの顔』の公開日が、 4 月 25 日(土)に決定いたしました。シアター・イメージフォーラムほか全国にて 順次公開いたします。併せて、各界の著名人より寄せられた推薦コメントが到着しました。

1992 年の『青春神話』から 2013 年の『郊遊 ピクニック』まで、約 20 年間で 10 本の長編劇映画を発表し、ヴェネチア、カンヌ、ベルリンの受賞歴を誇るツ ァイ・ミンリャン監督。『郊遊』をもって商業映画からの引退を表明していたが、 昨年 5 月に本作『あなたの顔』を台湾にて劇場公開し、さらに先日の第 70 回ベ ルリン国際映画祭では新作映画「日子」(原題)を出品。セリフがほとんどない という新作は大いに話題を呼び、LGBTQ をテーマにした映画に贈られるテディ 賞の審査員特別賞を受賞した。
『あなたの顔』
本作は、ツァイ監督が 2 ヶ月をかけ、台北の街中で見つけた 12 人の一般の人々 と、俳優で監督のリー・カンションが出演するドキュメンリー作品だ。身の上話を語る者、うたた寝をする 者など、それぞれの「顔」を極端なクロースアップで映し出し、顔に刻まれる皺やまなざしから、彼らが生 きてきた人生や、時間そのものを見つめる。ツァイ監督直々のオファーよって、坂本龍一氏が音楽を担当。

坂本氏は「このように幸福な映画音楽プロジェクトは人生で度々あるものではない」とコメントを寄せて いる。 生み出す作品が常に世界を驚かせてきたツァイ監督の“新境地”ともいえる本作へ、各界の著名人からコメ ントが到着。

映画情報どっとこむ ralph 本作に多く著名人から寄せられたコメントは以下の通り。(敬称略・順不同)

とてつもなく、シンプルなのに それぞれの過ごしてきた時間・環境・人となりが とてつもなく、強烈に、伝わってくる。 世界中でツァイ・ミンリャン監督にしか作れなかった作品。
永瀬正敏(俳優)

この映画を見なければ、私は他人の顔というものを知らずにいただろう。こんなに動く顔をじっと見つめた ことはなかった。造形、皺、質感。それらは一時も停滞せずに、まるで動く地図のようだった。人は誰もが 各々の地図を持っている。複雑な地図、単純な地図、私たちは常に地図を書き換えながら、生きている。
藤代冥砂(写真家・小説家)

人の顔をじっと凝視するというタブーに挑戦するのは新鮮な体験でした。 舌ペロペロおばさん、ハーモニカおじさんなど個性的な顔から目が離せません。 業や人生や性質が露わになる顔を人に見せるのが怖くなってきました。
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)

最初は「いったい僕は何を鑑賞しているんだろうか」という気分になったが、冒頭に登場する女性がふいに 笑みを浮かべ、過剰さの全くない音楽が絶妙なタイミングで鳴り出したあたりで一気に画面に引き込まれ、 見終わってみたらとてつもない非日常の感覚がなぜか残る不思議な作品だった。
ユザーン(タブラ奏者)

ラストの建築空間のロングショットで、ようやく深く息を吸うことができた。建物に光が射したり翳ったり する様子は美しく、浄化を感じたし、そこには「私」の感情が入る余地があった。逆にいえばそれまでの時 間、他者の顔を見続けた「私」が、どれだけ精神を張りつめていたかということだ。人間の顔とはなんと多 くの意味を隠しもち、こちらの想像を超越したものなのか。ユダヤ人としてドイツ軍に収容され、親族のほ とんどを亡くした経験をもつ哲学者レヴィナスは、人間の顔こそが「汝殺すなかれ」と、他者に倫理を要請 してくると言った。他に開かれてある「顔」が有している、深い不可触性に打たれた。あいかわらずツァイ・ ミンリャンは人を戦慄させる監督だ。
中村佑子(映画監督)

人の顔に現れている歴史の厚み、情報の密度の濃さは、こんなにも長い時間、味わっていられるのか! できそうでできない、未知の体験を与えてくれる映画。 歳月を経た顔の豊かさ美しさをまざまざと見せてくれる、アンチ・アンチエイジング映画。
岡田利規(演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰)

ひたすら続く顔のみの映像と向かい合いながら、何を見てるのか分からなくなる。自分の顔を眺めているよ うな、自分があちら側にいて見られているような錯乱がおきる。これは、問いなのだろう。監督から一三人 への。一三人から私たちへの。私から私への。とにかく、初めての映像体験だった。
東直子(歌人、作家)

風化した石を思わせる匿名の顔たちに堆積した時間。その顔たちが「カット」の声がかからない決まり悪さ に耐えつつ、キャメラの無遠慮な視線に反応したりしなかったりする時間。顔をめぐるさまざまな時差を包 み込むのは、最後に映し出される台北中山堂だ。自身の人生の時間が畳み込まれているというこの建物もま た、蔡明亮は「顔」として撮る。
遠山純生(映画評論家)

公式サイト:
www.zaziefilms.com/yourface/

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監督:ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)
製作総指揮:ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)、ジェシー・シー(施悦文) / 製作:クロード・ワン(王雲霖) / 音楽:坂本龍一 / 撮影:イアン・クー(古桓誼) / 編集:チャン・チョンユェン(張鍾元) / 出演:リー・カンション(李康生)ほか 原題:你的臉 (英題:Your Face) / 2018 年 / 76 分 / DCP / カラー / 中国語 / 字幕:神谷直希 提供:トランスフォーマー
配給:ザジフィルムズ、トランスフォーマー
協力:東京フィルメックス
後援:台北駐日経済文化代表処
(c) 2018 HOMEGREEN FILMS TAIWAN PUBLIC TELEVISION SERVICE FOUNDATION ALL RIGHTS RESERVED




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ドキュメンタリー映画『もったいないキッチン』予告編とポスター完成


映画情報どっとこむ ralph 日本が大切にしてきた“もったいない”について考える珠玉のドキュメンタリー映画『もったいないキッチン』が、8 月、シネスイッチ 銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開!本作の予告編とポスタービジュアルが完成いたしました。

日本が大切にしてきた“もったいない”に魅せられ、 オーストリアからやってきた食材 フード 救済人 アクティビスト ダーヴィドが日本を旅して再発見! この度完成した予告編では映画監督のダーヴィド・グロスが、「もったいない」という魅力的な 言葉に引き寄せられ日本にやってくるところからスタート。ところが日本は食品ロス大国。年間 643万トン(国民ひとり当たり毎日おにぎり一個分)、ひと家庭当たり年間6万円もの食べ物 が捨てられている現実に直面する。もったいない精神の国なのになぜ…?もったいない精神は もう日本にはないのか? ダーヴィドはキッチンカーで日本を旅しながらコンビニエンスストアや一般家庭を突撃、まだ食べ られるのに捨てられる運命にある食材を救済する。日本のシェフや生産者たちの助けを得なが ら、美味しい料理に変身させていく様子が描かれる。“もったいないアイデア”満載の、美味しく て楽しい予告編が完成した。

映画情報どっとこむ ralph また、本作の監督で主人公となるダーヴィド・グロスと日本語通訳で旅のパートナーであるニキ の2人がキッチンカーの中から笑顔を向けるポスタービジュアルが同時解禁となった。このキッチ ンカーからどんな“もったいない”料理が生まれるのか、期待を感じさせるビジュアルとなっている。

映画情報どっとこむ ralph ドキュメンタリー映画『もったいないキッチン』

8月、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺他全国順次ロードショー!

『もったいないキッチン』ポスター
「もったいない」。

無駄をなくすということだけではなく、命あるものに対する畏敬の念が込められた日本独自の美しい 言葉だ。 そんなもったいない精神に魅せられ日本にやってきたのは、映画監督のダーヴィド・グロス。食材救済人の異名も持つダ ーヴィドは、前作『0 円キッチン』(15)でヨーロッパ5カ国をキッチンカーで巡り、捨てられる運命の食材を美味しい料理に 変身させてきた。数々のドキュメンタリー映画賞に輝いた前作から舞台を日本に移し、本作『もったいないキッチン』では 通訳・旅のパートナー ニキと共に福島から鹿児島まで 1600km を旅する。 実は日本の食品ロスは世界トップクラスなのだ。2 人はコンビニエンスストアや一般家庭を突撃し、次々食材を救済。日本 のシェフや生産者たちの助けを得て、廃棄食材を美味しい料理に変身させるもったいないキッチンを各地でオープンする。 次第に 2 人は“もったいない”がもたらす多くの恵みに気づいていく―――。

http://www.mottainai-kitchen.net/

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監督・脚本:ダーヴィド・グロス
出演:ダーヴィド・グロス、塚本ニキ、井出留美 他
プロデューサー:関根健次
2020 年/日本/日本語・英語・ドイツ語/95 分/カラー/16:9
制作・配給:ユナイテッドピープル
配給協力・宣伝:クレストインターナショナル




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『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』外国特派員協会記者会見


映画情報どっとこむ ralph 1969年5月13日東京大学駒場キャンパス900番教室で行われた作家三島由紀夫と、東大全共闘との伝説の討論会の様子を切り取り、三島由紀夫の生き様を映したドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』が3月20日(金)ギャガ配給にて全国公開となります。
(C)SHINCHOSHA」『三島由紀夫vs東大全共闘-50年目の真実』

この度、3月17日(火)に、外国特派員協会にて記者会見を実施しました。

記者会見には監督の豊島圭介監督、本編中にインタビューイーとしても登場する作家の平野啓一郎氏が登壇し、公開を間近に控えた本作への想いから今年が没後50年でノーベル文学賞候補にもなり世界的にもその作品が評価される三島由紀夫について語りました。
三島由紀夫&全共闘外国特派員協会 記者会見

『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』記者会見
日付:3月17日(火)
場所:外国特派員協会 
登壇:豊島圭介監督&作家・平野啓一郎

映画情報どっとこむ ralph 会場に登場した豊島監督と平野啓一郎さん。
最初にMCから「監督のキャリアを見ると、こう言ったタイプの映画を作る監督ではないという印象ですが、なぜ、どのようにこの映画を作ることになったか?また監督にとって驚きはなんだったか?」という質問が飛ぶと、「この話が来た時に一番驚いたのは僕自身でした。2019年の頭にTBSから1969年の討論が見つかって、貴重なフィルムなので映画として残そうということでこのプロジェクトが動き出しました。このフィルムをドキュメンタリーの形にしようなった時に、プロデューサーの1人が僕の東大の同級生でして。50年後の今の目線で映画を捉えると決めて、当時をあまり知らない人に頼んでもいいのではないかということになり、そのプロデューサーは思いついて、僕に声をかけてくれました。何が驚きだったということですが、1970年に市ヶ谷の駐屯地で割腹自殺をしたという小説家のイメージだと思いますが、この映画に映っている三島由紀夫は自決のイメージとは全く異なるイメージで、活き活きとしていて、イメージが180度変わりました。ここの部分が一番の驚きでした。」とプロジェクトの発端を語る豊島監督。

「三島の再来と言われている平野さんも、三島由紀夫のイメージに関して驚かれましたか?」と聞かれると、平野さんは「僕は14歳の時から三島作品をずっと読んできていて。三島の残されている肉声も聞いてきましたし、今回の対談も文字化されていたものを読んでいます。三島と生前親しかった、画家の横尾忠則さんや、作家の瀬戸内寂聴さん、美輪明宏さんから三島由紀夫に関しまして直接お話しを聞く機会がありまして、魅力的なエピソードを話してくれました。そういう意味では齟齬のない三島由紀夫でした。」と答えた。

次に、「自決のシーンに関して監督に尋ねます。これを入れた理由、監督が伝えたかったメッセージを教えてください。全共闘の学生たちへの応答として見せたかったということなのでしょうか?」という質問が尋ねられると、豊島監督は「三島由紀夫に関わる映画を作るとなった時に、いくつかの研究書を読んでいたのですが、その多くが“三島はなぜ死んだのか”ということを扱っているものが多くて、僕は自決に関してのインパクトを直接受け取った世代ではないので、三島の死は何だったのか、というところを、他のものと同じようにまた描くことはやめようと思いました。“三島がどうやって生きたか”にフォーカスしようと思ったのが最初のとっかかりでした。この最後のシーンを入れたのは、一つは対比が面白かったということですね。この討論会にいた1000人の学生には言葉が伝わったように見える。ただ、市ヶ谷の駐屯地でも1000人ほどいましたが、言葉が通じていないように見えます。この対比が面白いなと思いました。もう一つは、ドキュメンタリーを作ったきっかけ、に結果的になるのですが、色々な方に話を聞いていくうちに、三島に出会ってしまった人たちが、出会ったことによって、人生が規定されてしまったように見受けられました。“三島の死”、というよりは現場にいた楯の会の人や、全共闘の人が(三島の死を)どう受け止めたかを描きたいと思いました。」と映画の全体像を解説した。

「三島由紀夫さんが天皇の名の元に、日本を改めようとしていたことに関して」の質問が平野さんにされると、平野さんは「非常に難しい質問ですが、三島は日本の戦後社会を非常に厳しく批判していました。自由民主党のことも否定していて、三島は、戦中に教育を受けていた“天皇を中心とした日本”というのがあるべき日本だとしていました。それでも三島は戦後社会に適用して、生きようとしていました。でもどうしても戦後社会に違和感を感じてしまいます。戦後民主社会ではなく、戦後日本社会の大衆世界に生きようとしたわけですが、だんだん嫌気がさしてきています。どうしても耐えられなくなっていく。本来日本があるべきイメージとして、戦前にあった天皇の名にあって、文化的に長い歴史を持った日本に立ち返るべきではなかったのかという意識でいます。」と、三島由紀夫と天皇について持論を展開した。

豊島監督は「僕は映画の中で同じ質問を平野さんにしていたので、それを思い出しました。僕は、解説はできないですが、面白いなと思ったのが、三島由紀夫さんが全共闘に向かって「一言“天皇”とおっしゃってくれれば、共闘するだろう」とお話ししていて、そのことを全共闘の方に聞きたいなと思いました。護憲の側に回ったのが平成天皇だと思います。今は左翼の人が天皇を擁護するような動きになっているわけですが、今その動きを三島さんが見たらどんな反応をするのかなという興味があります。」と、撮影を振り返りながら話した。

「討論会は“ジェントルマン”な対応で、お互いがお互いの意見を聞き、建設的な会話がされていたと思うんですが、こういった建設的な会話は政治的なものでも可能でしょうか?」という質問には、平野さんが「僕は当時の三島と今同い年くらいですが、今自分が大学生と向かい合って話すとなると、“大学生と話す”と思って話すと思います。三島の態度も同じ立場の論敵と話す、というよりも、どこかの大学生と話すという部分もあったと思います。“有名作家が来た”という空気感は会場にも、全共闘側にもあったと思います。それが“ジェントルマン”な空気にしたと思います。インターネット上ではお互いの論議ができないと言われていますが、今でも場所の設定さえあれば、対話は可能だと思っています。場所の設定ということが何よりも大切なのだと思います。」と話し、

豊島監督も「平野さんがおっしゃったことに通じると思いますが、三島は討論会の冒頭で“言葉の有効性”を確かめに来たんだと言うんですね。そのことが実現される様が映っているんじゃないかなと思いました。名乗りあったもの同士が同じ壇上に上がって、体温を感じあう距離で、丁寧に議論を交換するというのが映っていて、観客にインパクトがあるんじゃないかなと思います。“言葉の有効性”を僕自身が信じてみたいなと思うのが、今回この映画を作る上で思ったことでした。」と自身の思いを交えながら話し、イベントは幕を閉じた。

映画情報どっとこむ ralph 三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実

3月20日(金)全国公開

(C)SHINCHOSHA」『三島由紀夫vs東大全共闘-50年目の真実』
(C)SHINCHOSHA」『三島由紀夫vs東大全共闘-50年目の真実』

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三島由紀夫
芥正彦(東大全共闘)木村修(東大全共闘)橋爪大三郎(東大全共闘)篠原裕(楯の会1期生)宮澤章友(楯の会1期生)原昭弘(楯の会1期生)
椎根和(平凡パンチ編集者)清水寛(新潮社カメラマン)小川邦雄(TBS記者) *肩書は当時
平野啓一郎 内田樹 小熊英二 瀬戸内寂聴
ナレーター:東出昌大
監督:豊島圭介 企画プロデュース:平野隆 プロデューサー:竹内明 刀根鉄太 音楽:遠藤浩二
製作:映画「三島由紀夫vs東大全共闘」製作委員会 
制作:ツインズジャパン 
配給:ギャガ
Ⓒ2020映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」製作委員会




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東出昌大x豊島圭介監督『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』公開直前トークイベント


映画情報どっとこむ ralph 1969年5月13日東京大学駒場キャンパス900番教室で行われた作家三島由紀夫と、東大全共闘との伝説の討論会の様子を軸に、三島由紀夫の生き様を映したドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』が3月20日(金)ギャガ配給にて全国公開します。

このドキュメンタリー映画は、伝説となった「三島由紀夫VS東大全共闘」の記録を高精細映像にリストアし、当時の関係者や現代の文学者・ジャーナリストなどの識者他、三島由紀夫についての「生きた」証言を集め、ようやくその全貌が明らかとなる、1969年5月13日と約半世紀後の現代を結ぶ作品。
(C)SHINCHOSHA」『三島由紀夫vs東大全共闘-50年目の真実』

この度、3月17日(火)に監督の豊島圭介氏、本作でナレーターを務めた東出昌大さんが登壇して、公開直前トークイベントを実施しました。
豊島圭介監督&東出昌大『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』

『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』公開直前トークイベント
日時:3月17日(火)
会場:スペースFS汐留
登壇:豊島圭介監督、東出昌大 

映画情報どっとこむ ralph MCの呼びかけで登壇した豊島圭介監督、東出昌大さん。

豊島圭介監督『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』
最初に、三島由紀夫への印象を尋ねられると、豊島監督は「当時の三島を知らない世代からすると、軍服を来て、市ヶ谷の自衛隊駐屯地で割腹自殺をした奇妙な作家であるというイメージが強いですね。同時に、美しい日本語で小説を書いてきたという、2面性があって、本当の部分はどこにあるんだろう、よく分からない存在だと思ってました。」と話し、東出さんは「監督のおっしゃる通り、奇妙な作家だという印象を抱いていました。もう一つの側面として過激性を持ち合わせていたんだろうなと思います。三島との出会いは10代の後半だったと思うんですが、他の文豪小説をちょっとずつ読む中で、三島に出会って、文章の豪華絢爛に惹かれました。ですので、先に抱いていた先入観とは違う人物なんだなというのを読むにしたがって理解していきました。」と三島由紀夫の印象について話した。

この作品の製作のきっかけを尋ねられると、「討論会自体は東大の駒場のキャンパスで行われたんですが、TBSのカメラだけ入っていました。その辺の事情を劇中でも描いているのですが、討論会の直後に新潮社から書籍として発売されつつも、その映像というのはあまり多くの方に見られていなかった。2019年の頭にフィルムの原盤がTBSの倉庫から見つかりまして、これは歴史的な意義も含め、大したことだ、何とかして、お客さんに届けたいという気持ちがあり、TBSの映画部と報道部が協力して、このプロジェクトを立ち上げたのが発端でした。僕に声がかかったのは、当時の状況をよく知る人であったり、運動に興味のあるバイアスがかかった人が作るというよりは、何も知らない人が当時の映像を振り返ったらどうなるのか、という視点を持とうとなったときに、僕に声がかかりました。」と監督が企画の発端を話すと、東出さんも「監督が三島由紀夫と、東大全共闘と同窓で、900番教室に実際に通われていた、という点もあるんですよね。」と話し、監督も「僕は当時は知らなかったんですよね。駒場のキャンパスでお会いしたのはアントニオ猪木さんだけで(笑)僕が唯一関係あるとしたら、予備校生として、通っていた予備校の論文の講師をやっていたのが(映画内で東大全共闘として登場する)小阪さんでした。最後に三島由紀夫に天皇制に関して問いかけているのが小阪さんで。唯一個人的なきっかけがあるとするならば小阪さんですね。」と学生時代を振り返った。

ナレーションのオファーをもらった時に関して尋ねられると、「豊島監督とは別の映画とドラマで2作、ご一緒しており、豊島監督とご一緒できるのもとても嬉しく、三島由紀夫の一ファンだったので、そういう意味でオファーを頂いた時は心踊りました。」と話す東出さん。監督も「このオファーをちょうどした時に、あの討論会読んでいます、と(東出さんに)仰っていただいて。若い頃に4部作を読んでいて、舞台「豊饒の海」をやるにあたって、さらにもう2周読んだとおっしゃっていて、相当な読者だなと思いました。東出くんは三島由紀夫の舞台の主役をやっていて、今回ナレーションをやるにあたって、誰にも真似できないものを持っているんじゃないかなと思いました。また今回当時のことを知っている人の視点ではなくて、若い人が、50年後のいまどう観たらよいのか、という立場でやってほしいと思ったので、若い方にやって欲しかった、というのもあります。」とオファーの理由を振り返る。東出さんも実際にナレーションを収録する前のことを「ナレーションの収録をする前に豊島監督からメールの長文の文章でこういう気概を持ってやっていただきたいという演出があって。最後の三島由紀夫が市ヶ谷の駐屯地で皆に配った檄という文章があり、当時の三島は将来の日本人を憂いていて、豊島監督のメールの中でも現代のことを憂う部分が散見されたので、そのような気概に共鳴しつつ、本作に臨みたいなと思いました。」と話した。

続いて、映画を観た感想を尋ねられると、「この討論会は書籍で読んだときにどうしても難しく感じました。知の頂上決戦という風に言われるのですが、書籍で読むと、三島由紀夫と東大全共闘の共通言語が高い次元にあって、意味を理解しきれない部分がありました。今回映像化されて、解説が細かく入っていて、書籍よりも分かりやすい、腑に落ちるものになっていたのが嬉しかったです。これは今まで三島に馴染みがない方でも、学生運動になじみがない方が観ても楽しんでいただけるようになったんではないかなと思いました。」と東出さんは話した。「僕が最初に田口トモロヲさん風に声を入れていたのですが(笑)東出さんのナレーションのやり方はとても柔らかくて、こんなやり方あるんだ、というのを現場で東出くんに教えてもらいました。突き放しているのではなく、細かい演出を聞いていて、びっくりしました。映画が生まれ変わるような気が致しました。東出くんを呼んでよかったなと思いました。」と監督も驚いた当時の様子を明かした。

好きな三島作品を尋ねられると、東出さんは「全部好きなので、一概には言えないのですが、文豪小説というと堅苦しいイメージがあったりするので、『音楽』『美しい星』の2作は三島文学の中では読みやすいのではないかなと思います。『潮騒』と『金閣寺』と全然違うので、一言では言えないのですが、絢爛豪華な文章というのは素晴らしいなと思います。」と、大ファンである様子が伝わるように話した。
東出昌大『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』
全共闘に関して尋ねられると、「僕が学生の頃、10代から20代の間に持ち合わせていた気概とは雲泥の差で、これだけのことを語れるというのは改めて素晴らしいなと思いました。」と話す東出さん。本作で数々の人にインタビューしてきた豊島監督は「難解な議論をぶつけ合っていて、こんな同級生いたら本当に怖いなあ、と。この映画をやらなければお会いすることもない方たちですし、こういう方々にインタビューするというミッションは、ビビりましたね。怖かったです。僕なりに頑張って準備したりしたのですが、(映画内で東大全共闘として登場する)芥さんという方が、三島由紀夫とバチバチに戦うんですけど、その方にお会いした時に“そんなもんも読まないで俺のとこに話にきたのか!三島由紀夫が可哀想だ!”って怒られまして、僕は頭真っ白になりましたね。(笑)プレッシャーは感じましたね。」と、当時を振り返った。そんな全共闘の面々に関し、東出さんは「(映画内で東大全共闘として登場する)木村さんが物語の序盤で“三島先生”と口を滑らせてしまうんですが、その部分も三島由紀夫が持っているオーラに圧倒されて“先生”と言ってしまったのかなと思います。これがまた映画のラストの方で、50年目の真実、というのが、今話していても鳥肌が立つくらい素晴らしいインタビューですね。」と話した。
もしこの大討論の場にいたらどうするかに関して尋ねられると、「10代の後半から20代の前半の感性で、この討論会の場に居合わせる感性はなかったなと思います。あの場に居合わせたら、三島由紀夫に圧倒されて、心酔していたような気がします。」と東出さんが、いま三島がいたらこの現代にどんな言葉を投げかけられるかという話になると、「怒れるおじいさんになったんじゃないかなと思います。言葉自体の重みが軽くて、コミュニケーション自体が空転しているようなご時世なので、分かりやすく怒ったんじゃないかなと思います。」と監督が話した。

三島由紀夫没後50年目の今年にこの映画が公開されることについては豊島監督が「難しい討論はしているのですが、内容というよりも、ちゃんと名前を名乗り合って、壇上に乗って相手の呼吸とか汗を感じられる場で言葉を交わし合うということが映っていることがこの映画の魅力ではあると思います。名乗り合って言葉を対峙し合うことから何かが生まれることがあるんだというのが映画を観ると分かるのですが、そのことを自戒も込めて、今のお客さんにも見て欲しいかなと思います。」と話し、東出さんも「知の頂上決戦とは言ったのですが、この映画を見れば熱量というのは持ち帰られると思います。詳細なことはご存知なくても、この900番教室で激論を交わした熱量は持ち帰られると思うので、若い世代の方にも是非観て頂きたいなと思います。」と語り、映画の魅力を若い人にもアピールした。

最後に、「討論以外にも、TBSのアーカイブにありました当時の映像をたくさん使っておりまして、それを観るだけでも貴重な意義があります。時代の証言としていろいろな方に観て頂ければなと思います。」と監督「以前、『豊饒の海』という舞台をやったときに、演出家の方がイギリス人の方でした。『豊饒の海』の英訳ですと、解釈が一方向になってしまう部分があり、三島由紀夫の言葉で文字表現に触れられるのは日本に生まれてよかったなと思います。この映画を見ることで日本語を分かる日本人に生まれてよかったな、と、学生運動とかに馴染みがない方でも、一時代の象徴をご覧いただけると思いますので、お若い方にもみていただければと思います。」と東出さんが話し、イベントは終了した。

映画情報どっとこむ ralph 『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』

3月20日(金)全国公開

(C)SHINCHOSHA」『三島由紀夫vs東大全共闘-50年目の真実』
(C)SHINCHOSHA」『三島由紀夫vs東大全共闘-50年目の真実』

物語・・・
1968年に大学の不正運営などに反対した学生が団結して始まった全国的な学生運動、特に最も武闘派と言われた東大全共闘に、言葉とペンを武器にする文学者・三島由紀夫は単身で乗り込んだ―。伝説となった「三島由紀夫VS東大全共闘」の記録を高精細映像にリストアし、当時の関係者や現代の文学者・ジャーナリストなどの識者他、三島由紀夫についての「生きた」証言を集め、約50年の時を経た今、ついにその全貌が明らかになる。

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三島由紀夫
芥正彦(東大全共闘)木村修(東大全共闘)橋爪大三郎(東大全共闘)篠原裕(楯の会1期生)宮澤章友(楯の会1期生)原昭弘(楯の会1期生)
椎根和(平凡パンチ編集者)清水寛(新潮社カメラマン)小川邦雄(TBS記者) *肩書は当時
平野啓一郎 内田樹 小熊英二 瀬戸内寂聴
ナレーター:東出昌大

監督:豊島圭介 企画プロデュース:平野隆 プロデューサー:竹内明 刀根鉄太 音楽:遠藤浩二
製作:映画「三島由紀夫vs東大全共闘」製作委員会 制作:ツインズジャパン 配給:ギャガ Ⓒ2020映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」製作委員会




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今井翼のメッセージ付き特報映像到着!『プラド美術館 驚異のコレクション』


映画情報どっとこむ ralph 2019年に開館200周年を迎え、世界最高峰と言われるスペインのプラド美術館の全貌に迫るドキュメンタリー『プラド美術館 驚異のコレクション』(4月10日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー)の今井翼さんによる吹替え版特報&メッセージ映像が到着しました。
今井翼‗プラド美術館の全貌日本語吹替版
本国版のナレーションを務めたのはアカデミー賞主演男優賞に輝いた名優ジェレミー・アイアンズだが、その日本語吹替え版を今回務めた今井翼。フラメンコが得意で2012年には世界初のスペイン文化特使に就任するなど、スペインとゆかりの深い今井氏は「スペイン王室が愛した美と情熱の至宝。栄光の時が刻まれた美術のドキュメンタリーをぜひお楽しみください」とメッセージ。
また吹替え収録の際に「普段のお芝居とは違って、これだけ壮大なドキュメンタリーですから、自分の中で躍動感を大きく出すイメージでやりました。」と語っていた今井氏。吹替え版特報映像では、プラド美術館の美のコレクションの数々と共に、開館200周年を誇るプラド美術館、そして最高峰のスペイン美術の世界に誘います。
映画情報どっとこむ ralph スペイン王室が愛した美と情熱の至宝。世界最高峰のプラド美術館。
創立200年の今も輝き続ける、美の殿堂の歴史と未来に迫る—        
世界最高峰の美術館の一つとされ、スペイン黄金期を後世に伝えるプラド美術館は2019年11月19日に200周年を迎えた。15世紀から17世紀にかけて太陽の沈まぬ国とも呼ばれたスペイン王国では、歴代の王族が圧倒的な経済力と美への情熱を背景に美術品を収集していた。

『プラド美術館 驚異のコレクション』

4月10日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、 Bunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国公開

STORY
広大な敷地に膨大なコレクションが収められたプラド美術館を案内するのは、アカデミー賞主演男優賞に輝いた俳優のジェレミー・アイアンズ。歴史物からファンタジー、サスペンスと幅広い作品で活躍する名優であり、プライベートでは400年間放棄されていたアイルランドの城を修復して暮らすという、歴史とアートを愛する知識人の一面も持つ。毎年約300万人が訪れるプラド美術館は、スペイン黄金時代に生きた王と王女が、自らの意志と審美眼で収集した唯一無二の美の殿堂。他の美術館とは明らかに趣向の異なる美の世界がここにある。

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ナビゲーター:ジェレミー・アイアンズ
監督・脚本:ヴァレリア・パリシ 
脚本:サビーナ・フェディーリ 
2019年|イタリア・スペイン|英語・スペイン語|92分|カラー | 原題:THE PRADO MUSEUM. A COLLECTION OF WONDERS
© 2019 – 3D Produzioni and Nexo Digital – All rights reserved




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『僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂46』公開日延期のお知らせ


映画情報どっとこむ ralph 4月3日(金)に公開予定の『僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂46』が新型コロナウイルス感染状況を鑑み、公開延期となったことをお知らせします。

映画情報どっとこむ ralph この度、4月3日(金)に公開を予定しておりました『僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂46』につきまして、新型コロナウイルス感染状況ならびに新型コロナウイルス感染症対策本部において示された方針、欅坂46の所属事務所の意向を受けまして、『僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂46』製作委員会で協議を重ねた結果、公開を延期することにいたしましたので、ご案内申し上げます。

本作品を楽しみにされていたお客さまには誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。
また、欅坂46デビュー4周年を迎えるこのタイミングに、彼女たちの映像作品をお届けすることが出来ないことを大変心苦しく思っております。重ねてお詫び申し上げます。

変更後の公開日につきましては、日程が決まり次第、映画公式サイトならびに欅坂46公式サイト等でご案内申し上げます。
また、3月13日(金)より上映劇場で販売を予定しておりましたメンバー生写真付きムビチケカードにつきましては発売を延期し、改めて上映劇場が決まり次第、映画公式サイトならびに欅坂46公式サイトにてご案内申し上げます。

なお、既にLoppi(ローソン・ミニストップ)にて販売し、ご予約いただきました本作の「ムビチケカード+日向坂46ドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』映画前売鑑賞券+A1ポスター2種セット」の前売券については延期後もそのままご使用いただけます。
また、Loppiにて、3月13日(金)発売開始予定のバンドル商品につきましては、予定通り発売いたします。
商品および販売内容については以下ページをご確認ください。

https://www.hmv.co.jp/news/article/2003121006/

ファンの皆さま、映画・音楽などエンタテインメントを愛する皆さま及びご家族におかれましても、
どうぞお体に気をつけて本作品をお待ちいただければ幸甚です。
そして、欅坂46としても、作品としても、進化した形でお会いできるよう準備してまいります。

2020年3月12日
『僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂46』製作委員会
Seed & Flower LLC 東宝 Y&N Brothers NHKエンタープライズ

映画情報どっとこむ ralph 『僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂46』

2015年8月結成。翌年4月に『サイレントマジョリティー』で鮮烈なデビューを飾った欅坂46。強烈なメッセージ性が込められた歌詞の世界観を、独創的なクリエイティビティと圧倒的なパフォーマンスで表現して、瞬く間に日本中を熱狂させた。昨年9月に初の東京ドーム公演2daysを成功させて迎えた2020年。

絶対的なセンターだった平手友梨奈が突然脱退。

そんな激動の中で4月6日にデビュー4周年を控える今、グループとして初めてのドキュメンタリー映画が誕生した。

監督には映画『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』、『パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE』や乃木坂46『おいでシャンプー』、『いつかできるから今日できる』MVなど珠玉の映像作品を手掛けてきた高橋栄樹。欅坂46と真正面から向き合い、今まで映像化されてこなかった数々のライブパフォーマンスを再編集し、メンバーやスタッフの証言を積み重ね、デビュー直後から現在に至る彼らの姿を真摯に映し取っている。

射抜くような目つき。躍動する身体。控えめな仕草。一筋の涙。喜びと苦しみ。“伝えること”に対してストイックなまでに追求してきた彼女たちは、いったい何と戦っていたのだろうか。これは、アイドルという枠には収まらない“表現者”たちの伝記映画であり、純粋でエモーショナルな音楽映画である。美しい映像と迫力のある音楽、そして予定調和をことごとく崩していく彼女たちの物語を最後まで見届けてほしい。

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企画:秋元康
監督:高橋栄樹
製作:今野義雄 大田圭二 秋元伸介 安齋尚志 エグゼクティブプロデューサー:上田太地 企画協力:石原真 磯野久美子
プロデューサー:澁澤匡哉 上野裕平 竹下孝
協力プロデューサー:江原慎太郎
宣伝プロデューサー:菊地智男
撮影:上池惟孝 編集:伊藤潤一
音楽:大坪弘人 制作担当:瀬戸俊介
制作:VISUALNOTES 
製作:Seed & Flower 東宝 Y&N Brothers NHKエンタープライズ
配給:東宝映像事業部
©2020「DOCUMENTARY of 欅坂46」製作委員会




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