「サスペンス」カテゴリーアーカイブ

Jホラーの旗手 清水崇監督、朝倉加葉子監督『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』を語る!


映画情報どっとこむ ralph スティーヴン・キング「IT/イット」――それは発刊以来30年にわたって、世界中の読者に強烈なトラウマを植え付けてきました。

9月8日にアメリカで公開されるや週末興行ランキングで二位以下に大差をつけて初登場第一位を獲得!

ついに11月3日(金・祝)より日本でも公開となります!
そして・・・・この度、名実共にホラー映画のキングに輝いた本作の試写会前にJホラー映画の旗手として活躍する『呪怨』『こどもつかい』の清水崇監督、そして若手ホラー監督として注目を集める『クソすばらしいこの世界』『ドクムシ』の朝倉加葉子監督をお迎えしてトークショーが行われました。

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』上映前トークイベント概要
日付:10月20日(金)
場所:ワーナー・ブラザース
登壇者:清水崇監督、朝倉加葉子監督
MC:新谷里映

映画情報どっとこむ ralph 映画好きな観客が集まる公開前の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』独占試写会の上映前舞台挨拶に、Jホラー界を牽引してきたの清水崇監督、『クソすばらしいこの世界』『ドクムシ』の朝倉加葉子監督が登場。


清水監督:大学生の時に友達とワイワイと映画を観たんですけれど、その頃は映画に対してちょっとうがった見方をしていたので、怖くは感じていなかったんです。ですが、今作はとても怖かったです。80年代ということで、懐かしさもあり、とても面白かったです。

朝倉監督:とても観やすいし、楽しい映画だと思いました。出てくるキャラクターも個性豊かで、エンターテイメント性の高さや、幅広い世代の方々が楽しめる作品だと思いました。

と、本作の感想を述べました。

ホラー作品を手掛けてきた2人ですが、

清水監督:中学生までホラー映画を観る人はおかしい人だと思っていた。作っている大人も変態だと思っていて中学2年生まで観れなかった。大人になってから、恐怖をわざわざ人間が作り出して楽しもうというのは、人間の特有の珍しいもので、堅く言うと挑戦と克服だと思っています。自分も、子供の頃にホラー映画を観れなかったのに観れるようになって楽しんでいることも挑戦と克服。大人になってから小学生の時から克服していないこと、人間そう変わることが出来ないなということに気づかされることがあるので、ホラー映画って特異なところ、恐怖を楽しむところがある。本作では、恐怖とはなんたるやというテーマが描かれているので、自分に問いかけたくなる。

と、実は幼い時にホラー映画を観ることが出来なかったこと、ホラー映画の魅力について語りました。


続けて、朝倉監督も18歳までホラー映画を観ることが出来なかったことを明かし、

朝倉監督:ホラー好きなんですけど、ずっと避けていたものを観たらこんなに面白いんだと止まらなくなってしまって、今のようになってしまいました(笑)。怖いものの中にいざ飛び込んでみると、怖さなり色々な感情が広がっていくのを18歳にして分かり始めました。色々な感情がある中で一番広がりがある感情だと思う。清水さんが言われていたように克服がセットになるように、どれだけ揺らされるか、揺れに飛び込んで一歩どこに進むのか、感情を広げられるかだと思います。

と、自身が感じるホラー映画の魅力について熱を込めて語りました。

映画情報どっとこむ ralph MCが本作をホラー映画を始めて観る人も大丈夫かと問うと、

清水監督:ホラー映画初心者の方には、本作は本当に怖いかもしれません。アメリカではR指定がついてるんですが、アメリカのプロデューサーはティーンに見てもらうようPG13を目指す。それでヒットしたので、本当に凄いと思います。

朝倉監督:あえてR指定をつけにいっている。オリジナルはTV用なので、寸止め的な表現で乗り切っているが、今回はその前見れなかった一歩先が観ることが出来る作りになっています。

と、ホラー好きにはたまらない怖い表現が本作で描かれていることを明かしました。



また、登場する子供たちのキャラクターも見どころ。

清水監督:色々なキャラクターが出ているが、12、13歳の子供たちの描き方が分かりやすくて、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんのようなキャラクターが出てくる。黒人の子供が描かれていて、最近はプロデューサーが描くのを避けますが、差別的な生活表現も逃げずに描いていたので好感が持てました。

朝倉監督:子供ながらに大人な社会の観方をしっかりとらえているドラマになっていてすがすがしい。

と、本作で登場するキャラクターや、ストーリーの中で描かれる社会描写も見どころであると語りました。


アンディ・ムスキエティ監督は本作で長編二作目ですが、

朝倉監督:ホラーに影響を受けている監督だなと思っていたのですが、今回はアクティブなJホラーの表現に挑戦しているなと思いました。鑑賞しながら、Jホラーでよく見る表現や演出に気づくことができると思います。絶対皆さんが観たことがある表現映像があると思う」と、日本映画に監督が影響を受けたことを分析し、清水監督も「『呪怨』?、『リング』?、『着信アリ』?みたいな。そういうの楽しいですよね。

とニッコリ。

また、本作では子供たちの恐怖である“それ”が具現化して子供たちに襲い掛かります。

清水監督:当時住んでいた家の階段の曲がり角の先がとても怖かったですね。その先に何があるのか、想像が掻き立てられていましたし、映画『呪怨』などでもその表現はそのまま活かされています。

と幼少期のトラウマが自身の作品に影響を与えていることを明かし、

朝倉監督:子供のころに本で見た一つ目小僧の挿絵がすごく怖くて、その夜自分の家のトイレにいったらいるという幻覚を見た。よく考えたらマヌケだった。

と自身のトラウマ体験を振り返りました。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

清水監督:色々な男の子、女の子、そしていじめっ子のキャラクターが出てくるんですけど、自分の子供がどうだったか、自分の”IT/イット”とは何だったのかと持ち帰って考えたくなると思う。怖がって帰るだけでなく、お持ち帰りのITが絶対あると思うので注目してください」、朝倉監督は「ピエロも素敵です。それこそ、怪人というよりは、もうちょっと新しい存在になっていると思う。正体不明な存在となっていて非常に興味深い。その辺も注目していただければと思います。

と、これから本作を鑑賞する映画ファンたちに向けて本作の魅力をアピールし、イベントは盛り上がりの中幕を閉じました。

公式サイト:itthemovie.jp

物語・・・
“それ”は、ある日突然現れる。
 一見、平和で静かな田舎町を突如、恐怖が覆い尽くす。相次ぐ児童失踪事件。内気な少年ビルの弟も、
ある大雨の日に外出し、通りにおびただしい血痕を残して消息を絶った。悲しみに暮れ、自分を責める
ビルの前に、突如“それ”は現れる。“それ”を目撃して以来、恐怖にとり憑かれるビル。
しかし、得体の知れない恐怖を抱えることになったのは、彼だけではなかった。不良少年たちにイジメの
標的にされている子どもたちも“それ”に遭遇していた。
自分の部屋、地下室、バスルーム、図書館、そして町の中……何かに恐怖を感じる度に“それ”は、どこへでも姿を現す。ビルとその秘密を共有することになった仲間たちは“それ”に立ち向かうことを決意するのだが…。真相に迫るビルたちを、さらに大きな恐怖が飲み込もうとしていた―。

***********************************

監督・脚本:アンディ・ムスキエティ
出演:ジェイデン・リーバハー、ビル・スカルスガルド、フィン・ウルフハード、ソフィア・リリスほか
配給:ワーナー・ブラザース映画 
2017年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/135分/原題:IT
(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
Photograph : Shane Leonard


福山雅治、是枝裕和監督 舞台挨拶&記者会見『三度目の殺人』釜山国際映画祭


映画情報どっとこむ ralph 9月9日(土)の封切り全国にて大ヒット公開中の福山雅治主演、是枝裕和監督作『三度目の殺人』が、10月12日(木)~21日(土)まで韓国にて開催されているアジアを代表する国際映画祭、第22回釜山国際映画祭のガラプレゼンテーション部門(Gala Presentation)に正式出品。

19日(木)の公式上映を受け、是枝裕和監督と主演の福山雅治さんが記者会見に参加しました。

『三度目の殺人』第22回釜山国際映画祭 記者会見
日付:10月19日(木)
場所:Busan Cinema Center,Dureraum Hall
上映前舞台挨拶
上映後Q&A
参加:是枝裕和監督、福山雅治

映画情報どっとこむ ralph
公式記者会見

Q1&2:釜山映画祭に参加されてのお気持ちをお願い致します。
福山さん:釜山映画祭は今回2回目ですが、前回はずっと一日中取材ばっかりだったので全然街の雰囲気が分からなかったのですが、昨日釜山に入りまして時間があったので1日街を周ってきまして色んなところにいけたので改めて街の魅力を感じながらの映画祭への参加になっています。お招き頂き大変光栄に思っています。

是枝監督:新作を福山さんと「そして父になる」以来になりますから4年ぶりに大好きな釜山の映画祭にやってくることができて本当に嬉しく思っております。呼んで頂いた映画祭関係者の皆様ありがとうございます
そして、今日ここに来ていただいた記者の皆さん、今日の公式上映に来ていただけるファンの方々にもお礼申し上げます。今回の滞在はいつもよりはちょっと少し長く、ご紹介頂いたように映画祭だけではない、いくつかのプロジェクトにも参加させて頂いています。とても充実した日々を送っております。AFAの校長先生は去年の11月、映画祭直後に亡くなられたキム・ジソクさんが東京の僕の事務所にいらっしゃって是非来年のAFAの校長先生をと、とても熱いオファーを頂いてお引き受けさせて頂いたものですから今回の映画祭にジソクさんがいらっしゃらないのがとても残念ですが、彼の熱意をなんとか形にしたいと思って一生懸命やっております。

Q3:まず、監督に質問です。今まで家族をテーマにして映画を多く演出されていましたが、今回は法廷サスペンスという今までとは違ったジャンルに挑戦されていますが、何かきっかけがあったのでしょうか?また影響を受けた事件などがありましたか?

監督:しばらくホームドラマを続けていたのは自分のパーソナルな生活の中で一番、母親を亡くしたり子供が出来たり、この10年は動きが沢山あって自分にとって切実なモチーフを映画に落とし込んでいくという作業をやっていたという感じなんですね。決してそこで問題が解決されたわけではないんですけれども。やや視野を広げてみて同じように自分がこの日本社会で生きていて、何に切実な関心を持ちうるだろうかということを少し視点を高くとってみて考えてみたときに、人が人を裁くということについてもう少し掘り下げて考えてみたいと思ったのがスタートでした。ジャンルに関して言うと、一人の殺人犯を主人公にしたときにどういう作品の世界観というのをホームドラマとは違う形で撮影の方法とか美術の在り方を考えていくのはこれは新しいチャレンジだったんですけど、自分にはサスペンスというよりはどちらかというと作品全体の世界観としてはのフィルムノアールかと。モノクロとカラーの違いはありますけども古典的な作品を見直しながらカメラマンと美術の種田さんと一緒に相談しながら作品の世界観を決めていったというようなプロセスがありました。

Q4:福山さんに質問です。『追捕 MANHUNT』ではジョン・ウー監督、『三度目の殺人』では是枝監督と、二人の巨匠監督の映画に出演された感想と、お二人の違う点を教えてください。

福山さん:今回、偶然にも釜山映画祭で是枝監督の作品と、ジョン・ウー監督の作品が上映されるということは、とても光栄で嬉しく思います。 昨夜、時間があったので食事の後に、お酒を飲みに行きました。道路沿いに映画祭に出品されている作品のビルボードが飾ってあって、そこでも偶然にも「三度目の殺人」と「追捕」のビルボードが二つ並んであって、記念撮影をしました。すごく嬉しかったです。二人の巨匠の共通点は、映画に対しての愛情。映画と共に生き、映画と共に人生を全うするんだろうなと感じさせる、愛情と覚悟とでもいいましょうか?何もかもが、生きている時間、感じていること、そのすべてが映画になって、作品になっていくというお二人なんだろうなと思いました。今回の2作品でいうと、両作品とも台本がずっと撮影中、撮影の最後まで変化し続けるという共通点がありました。それは僕にとってすごくワクワクする興奮する現場で、話が全く変わっていくわけではないので、監督が撮りながら、もっとこうしたい、もっとこうなったほうがいいのではないかという監督の思いがどんどん有機的に効果的に映画というその作品に最終的にはつながっていくので、そのLIVE感といいますか、コンサートでいう生演奏のようなそういったようなものを現場でずっと見させていただいていて、演者である僕自身もすごく興奮できる現場でした。偶然にも、ファンである是枝監督、ファンであるジョンウー監督が同じような作り方をされていたことがうれしい体験でした。

Q5:今回の作品でもシナリオの段階で、俳優を念頭に置いていたのでしょうか?

監督:そうです。完全にあてがきです。特に福山さんに関していうと『そして父になる』の完成の前から、つぎ何をやりましょうかという話はお互いにさせていただいていたので、ずっとキャッチボールをつづけてきているんです。プロット段階でのキャッチボールもありましたし、脚本にあったものを読んでもらってのやりとりもありました。この話に関していうと、最初に書いたのはA4の紙3、4枚のごくごく簡単なプロットだったと思いますが、その段階から福山さんを念頭において書いた企画書であり、作品です。

Q6: 監督に質問です。『三度目の殺人』は死刑についての意味を含めているのでしょうか?また、監督は死刑制度についてどうお考えでしょうか?

監督:映画の中では二度しか人が殺されないのに「三度目の殺人」というタイトルが付いていて何なんだというのが結構日本でも色んな方が色んな感想や意見を述べていて面白いなと思ってみているので、勿論それを死刑制度だとか司法による殺人だという捉え方をする方も数多くいらっしゃいましたし、色んな解釈が成り立つようなタイトルにしたつもりなのでその答えも全く否定はいたしません。この映画自体が死刑制度に対して反対をする目的でつくられたということは全くない。僕自身が死刑制度に対しては、態度としては存続を支持しない立場に立っていますが、それを訴えるために作った映画ではありません。この映画でやろうとしたことはもう少し普遍的なというか制度というよりは人が見て見ぬ振りをする、見たつもりになってしまう、分かったつもりになってしまう、分かっているのに分からない振りをしてしまうという何かから目を背けてしまうそういうこと自体は法廷では裁かれないので、裁かれない罪について描いてみたいと思った。そちらのほうが映画の中心にあるといいなと思いながら撮りました。

Q7:福山さんに質問です。本作品は、法廷ものですが、主人公二人の心理戦が印象的でした。被告人役である、役所さんとのシーンでの演技ポイントを教えてください。

福山さん:心理戦ということですが、接見室での三隅役の役所広司さんとのシーンだという風に解釈しているんですがお芝居、演技については僕自身何故この三隅という人間に、僕演じる重盛という弁護士が翻弄されていくのかというのは、最初に頂いた台本を読んだだけでは分からないところもあったんです。何故この犯人にここまで揺さぶられてしまうのか、惹き込まれてしまうのか、分からないところもあったんですが。実際に芝居をセットの中でやる前に読み合わせを行って、その時に三隅を演じた役所さんがもってらっしゃる雰囲気で既に何か魅力というんでしょうか、この男についてもっと知ってみたいと思うような雰囲気を醸し出しておられたような感じがしたんですね。実際に現場に入ってセットの中で衣装を着て芝居を始めたら、台本で読んでいたとき以上に肉体を通じてその言葉や表情や、現場に登場したときに素直に自分の中に沸き起こる感情に従っていった結果ああいうお芝居になっていったという感じでした。事前に計算してとか、役作りを緻密にしていってというわけではなく、実際に僕の目の前で起こったことにそのままダイレクトに反応していった結果そうなっていったという感じなので。役所さんの素晴らしいお芝居が演技上のセッションを作り上げてくれたんじゃないかなと感じています。

Q8:家族に対する見解について、監督はホームドラマという言い方をされたのですが、今までに比べて、今回の作品は、悲観的、悲劇的に見えます。それは、監督が見る世界、または監督が映画で表現したい世界に変化があったのでしょうか。それとも、ストーリーがもともと悲劇的なテーマだったからでしょうか。

監督:確かにメインになっている3人は、どの人も父と娘の関係の中にいてそれが全て上手く言っていない、壊れてしまっているというそういう共通点を持たせています。それは、どうしても自分がそこに引っ張られていくというのはもう無意識の部分なので、ああそうなったなという感じで、そうしたかったというのとはちょっと違うんですよね。主人公があの殺人犯に惹かれていくときに、何か半歩、一歩近づくための階段を用意しようと思ったときに同じように会えない娘がいるということと、故郷が同じで原風景、あの雪景色を共有しているという二点が二人の距離を前半に縮めていくというきっかけになるという構想で描いた共通点ではありました。この映画と前の映画の間に何か辛い出来事があったのかとストレートに聞かれたこともあったんですけど、そんなことはないです。家族を描いているときでもそんなに楽観的に描いている訳ではなかったけど、中心に殺人事件を置いたので、よりその辺りシリアスに見えたのかもしれないですね。いつもこれだけは思っているのは、観終わった後に生きているのが嫌になるような、人間であることが嫌であるような映画だけはつくりたくないなという風に思っているので、そういう考え方自体は今回の作品も変わっていないつもりです。

Q9:監督に質問です。ジャンルがサスペンスでしたが、テンポがゆっくりと流れるのが良かったです。ゆっくりとしたテンポの中に、緊張感を与えるために、音楽や雨など様々な工夫をどのように活用されようとしたのかが気になります。

監督:それは僕の努力というより役者じゃない?役者が良かったからもっているんじゃないですかね?間違いなくそれは役者がいいコラボレーションでお芝居を繰り広げてくれてるから緊張感が持続している。あの接見室の二人のシーンは動きが無いから、座っただけなので最初は緊張感が持たないと思っていた。最初の脚本の段階ではもっと短かったですし、接見室のシーンは五回だった。本読みをしてみたらこの二人が密室にいるだけで、むしろ色んな感情が動くなと思ったんです。登場人物もそうだし、観ている人の感情も。それでどんどん増やしていって、むしろそこを柱にして映画を構成しなおすというのをクランクイン前に出来たというのが大きいかなと思っています。今回は本当に役者さんたちに感謝していますし、撮影、技術、衣装、音楽全てのパートが作品の世界観を十分把握した上で、それぞれがベストの仕事をされたんじゃないかなと思っています。

Q10:是枝監督は、韓国の観客が最も好きな日本の監督といえます。今回の映画は、今までとちょっと違ったテイストの映画ですが、韓国の観客に本作品をどう見て感じて欲しいですか。

監督:いい意味で裏切れていればいいなと思っているので、僕の今までの作品を愛してくれた方たちも観て驚いて面白いと思ってくれたら嬉しいですし、ある種のサスペンスとかスリラーとか謎解きを期待している方に対しても、いい意味で裏切れていると思っているのでより深くこの映画にタッチしてくれればいいなと思っています。あとはやっぱり、自分で映画を撮ろうと思って色んな作品を見直したときに一番参考にしていたのは、実はサスペンスやスリラーではなく『夕陽のガンマン』とか西部劇だったんですよね。男と男が対峙して相手の気持ちを探りながらどちらが先に拳銃を抜くか、そういう作品が観ていて参考になったんですよね。だから男二人の話として観てもらうのが一番いいかなと思っています。実はジョン・ウーさんの『追捕 MANHUNT』の撮影現場に大阪にお邪魔したとき、結構な時間いたんですが、ワンカットもOKが出なかったのでこれは時間をかけて撮っているなと思ったんですが。待っている間に「あなたの映画に出てくる男達はなんであんなにいつも色っぽいんだ?今度男たちの映画を撮るんだけどアドバイスをいただけないか?」という話をモニター脇でしたら、セクシーとは違う色っぽさなんだと思うんですが、男を色っぽく撮るには男を隣に置くんだって言われたんですよ。それは凄く印象に残ったんですよね。確かにジョン・ウーの映画って魅力的な男が隣に男がいるんだよね。それは役所さんと福山さん二人を撮りながら何度か自分の頭に浮かんだ言葉ではありました。

Q11:福山さんに質問です。『そして父になる』に続き是枝監督の作品に出演されていますが、現代の日本社会の家族のあり方を暖かく描いた前作とは違い、今回は、緊張感あふれる法廷サスペンスですが、準備する段階で前作の時との違いを教えてください。

福山さん:はい、是枝監督の作品は、2作しかないですが、凄く役の準備をすることも大切ですが、準備しすぎることも監督は好まれないのではないかと思っていましていかに現場で、準備してきたものと、実際の撮影現場で起こる出来事、その時の感情含めてですが、アジャストしていけるかだと思います。一緒にお芝居する俳優さんとの関係もそうですし、監督が現場で実際に見て感じたこと、思ってたよりこうだったかなということが沢山あると思うのでいかにアジャストしていくか、余白を持ってあまり固めすぎないで現場に入ることをお芝居においては心がけました。監督が思い描く家族というものについては、作品ににじみでてくるものというか、作品の中に最終的にしみこんでいくものがいつもあります。台本に書かれていなかったとしても何かが出てくるものだと感じていますから、監督と重盛の家族について細かく打ち合わせしたことはなかったです。そして結果として仕上がったものを観ると台本には描かれていなかったんですが、重盛の背景だったり父娘の関係だったりを感じることができるような描かれ方になっていたので今回もにじみ出てきたんだろう、しみこんだんだろうなと感じています。

Q12:福山さんに質問です。映画の最初の方は、冷徹な弁護士だったのが、中盤に娘に会ってからは人間的な父親の姿も見せていました。
また役所広司さんとのシーンでは、感情をむき出しにするシーンもありました。冷徹だったり、感情的だったりと様々な感情を表現するのに大変だった部分は何でしょうか?
福山さん:そうですね、前半の、勝ちにこだわるという裁判において、勝つことこそを、自分が自分に課している、プロフェッショナリズムというかプロに徹するというか?そういう人間だという風に前半の台本を読んだ時に思いました。ただ人間はだれしも二面性、もしくは多面的な部分があり、その部分をどう表現するのか?最初の勝ちにこだわるというのは入り口として、台本にも描かれている部分だったのですが、もう片方の、例えば父親としてであるとか、役所さん演じる犯人であろう三隅に感情にゆさぶられていく部分というのは、もちろん台本にはえがかれているのですが、その部分は、余白の部分というか、実際の芝居をやってみて、現場で撮ってみて、監督のディレクションを頂いて、そこで肉付けしていくような作業だったと思います。

Q13: 法廷とは、多くの人が考えているより真実を明らかにする場所でないという感想を持ちました。裁判で勝つためには、真実は何かということより、法廷のルールや言語をいかに理解し、活用するかが勝利に繋がるんだと思いました。

監督:映画を作る時に、弁護士さんたち、今回は現役7人の方に脚本作りに入って頂きまして、実際に模擬接見、模擬裁判を弁護士チーム、検察官チーム、犯人役もやってもらい繰り返し撮影して、それを文字起こしして脚本にしていく作業をやっていました。協力してくださった弁護士が、ごはんを食べながら「法廷って別に真実を明らかにする場所じゃないんですよね」とつぶやいたのがこの映画を書いていく大きなきっかけになりました。「でしたら何をする場所なんですか?」ときいたら、「僕らの立場からすれば利害調整ですね。僕らの立場からすると真実はわからないですからね」、とすごく明快におっしゃられたんですよ。タイムマシーンがあるわけでもないですし、法廷にいる人は誰ひとり殺害の現場にはいないわけです。弁護士も検察官も裁判官も。そんな中で、人間同士で何ができるのか考えていくのはとても怖いなと思ったのと同時に、弁護士の態度としてはすごく誠実だとも思いました。
それで、真実なんてどうせわからないんだと思っていた弁護士が、今回ばかりはそれに手を触れてみたくなるという話にしよういう逆説的なストーリーラインを考えたのが今回の映画です。
真実というのがあるかないかというよりも、あったとしても私たちにはわからないのではないか?むしろわかったと思ってしまう方が怖いのではないか?この映画の着地点は三隅は金のために人を殺してたぶん死刑になっていくのでしょう。明快な答えが出ています。僕らが触れるのは多分そういう答えだけであって、
僕らが触れているそういう鍵括弧つきの真実が、どの程度真実なのかを問うてみたい、そんな趣旨で作っています。

Q14:この世には「真実」というものは存在すると思っていますか。もし存在すると思っていらっしゃるなら、この世で断片的な部分だけ捉えて生きている人たちはその真実を知ることができると思いますか?

福山さん:沢山の人がそうだ、そのとおりだと思ったことが真実という風になるのか、もしくは多くの人がそれは違うと思っていてもその人自身がこれが本当の事なんだ、真実なんだと思ったことが真実なのか?僕は両方ともあると思っています。多くの人が思ったことが真実として脈々とそれが事実として続いていくこともあれば、たった一人の異を唱えたもの、いやこれが本当の真実なんだと。そしてある時にオセロのように、黒が白にひっくり返ることはあると思います。とても個人的な感情であり、その人がどういう立ち位置に立っているかによっても真実は変わってくると思っています。これは映画の話とはちょっとずれてしまうのかもしれませんが、僕が尊敬するあるシンガーソングライターに僕がデビューして間もない頃に質問をしたことがありまして「リアリティ」ってなんですか?リアリティというのが真実というようなニュアンスで僕は訊きました。そのシンガーソングライターは真実を謳うように感じていましたし、いまも感じているんですが、歌において本当のことって何なんですか?と聞きましたら、そうしたらその方はその歌を聴いたとき、聴いた人が本当だと思ったらそれが本当なんだと答えてくれました。歌の中で描かれていることが作りごとだったり、多少演出がはいっていても、それを受け取った側が本当だと思ったら、それはその歌にとって本当のことなんだと答えてくれました。ああ、そういう考え方があるんだなと思いました。ですから最初に言いましたが、真実だと思ったことが真実になっていくというのは、ある一つの真実なのではないかと思っています。

Q15:ジョン・ウー監督や、是枝監督の映画に出演されましたが、今後一緒にやりたい韓国の監督はいますか?

福山さん:前回釜山に呼んで頂いた時、、是枝監督にご紹介頂いたイ・チャンドン監督とお会いしました。恥ずかしいことに監督の作品を見たことがなかったんです、その時は。是枝監督に好きな映画、お奨めの映画はなんですか?という漠然とした質問をしたのですが、イ・チャンドン監督の「オアシス」と「ペパーミント・キャンディー」を教えて頂いた。大変感動しました、その映画をみて。イ・チャンドン監督はもし機会があれば、撮って頂きたいなと思います。他にもたくさん作家さんいらっしゃいますけれども、監督の紹介であるということと、一緒に蟹をたべさせていただいたということで、勝手に親近感を感じておりますので、もし本当に機会があればと思っております。

映画情報どっとこむ ralph 上映前舞台挨拶
 
福山雅治さん、是枝裕和監督が「ましゃ」コールもかかる中、客席から登壇すると、840席のキャパシティが埋まった満席の会場からは割れんばかりの拍手と大歓声が巻き起こりました。圧倒的な盛り上がりを見せる会場に、
福山さん:アニョハセヨ、ありがとうございます、カムサハムニダ、福山雅治です。今日はですね、久しぶりにこの釜山に帰ってきまして、こんなに沢山の方、一階、二階、三階、三階の皆さんありがとうございます。二階の皆さんもありがとうございます。一階の皆さんもありがとうございます。映画楽しみにして下さっていると聞いています。どうぞ楽しんでいってください。

とご挨拶。続いて、
是枝監督:こんばんは、是枝です。新作ごとにこの映画祭に呼んで頂いて、毎年のように韓国のファンの皆様とこういう時間を設けて頂くこと本当に感謝しております。ありがとうございます。そして今日、なかなかチケットが取れなかったとか、昨日の夜から並んだ方がいるとか、いろいろ耳に入ってきているのですけど、来て頂いて本当にありがとうございます。

と韓国のファンへ感謝の気持ちを述べると、会場からは熱い拍手が送られました。

是枝監督は作品について、

是枝監督:4年前に『そして父になる』で福山さんと初めて釜山を訪れまして、次にどんなものを作ろうかと企画のキャッチボールを続けていきながら今夏の作品に辿り着きました。今回は一つの殺人事件をめぐる、弁護士と殺人犯と被害者の家族の話です。これまで私が作ってきたホームドラマとはやや趣が違いますし、ミステリーやサスペンスのジャンルとも、見て頂けばわかると思いますが、違うストーリーの流れを持った作品です。いい意味でみなさんの予想を裏切るようなそんな作品に出来上がっているといいなと思います。上映後また二人で戻ってきますので、ゆっくりお話ししましょう、楽しんでください。

と語り、これから本作を鑑賞する場内からも本作に向けた期待が一層高まる様子も見受けられました。
公式サイト:

http://gaga.ne.jp/sandome/

物語・・・
それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅(役所広司)が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し、死刑はほぼ確実だった。その弁護を担当することになった、重盛(福山雅治)。裁判をビジネスと割り切る彼は、どうにか無期懲役に持ちこむために調査を始める。 何かが、おかしい。 調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述は会うたびに変わる。動機さえも。なぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?得体のしれない三隅に呑みこまれているのか?弁護に真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から真実を知りたいと願う。やがて、三隅と被害者の娘・咲江(広瀬すず)の接点が明らかになり、新たな事実が浮かび上がる。

***********************************

原案・監督・脚本・編集:是枝裕和
キャスト:福山雅治、役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介、市川実日子、橋爪功
配給:東宝・ギャガ
©2017 フジテレビジョン アミューズ ギャガ  
      


青野楓 松村龍之介 古田新太 宮原華音「阿修羅少女~BLOOD-C異聞~」東京再上映決定


映画情報どっとこむ ralph 2011年にオリジナルアニメとして発表された「BLOOD-C」が実写映画として復活。

これまでのBLOODシリーズと同じく「少女・小夜が日本刀で戦う」という設定は踏襲し、完全オリジナルストーリーとして生み出された映画『阿修羅少女~BLOOD-C異聞~』。
8月26日テアトル新宿での公開から2ヶ月、全国順次公開中ですが、再び東京での上映が決定!!

11月11日(土)より、東京・調布市の調布駅前に9月29日に誕生したイオンシネマ シアタス調布にて1週間限定上映します。

映画情報どっとこむ ralph そして!本日他の上映館の公開日も一部発表になりました。

10月21日(土)から
群馬県:109シネマズ高崎
茨城県:MOVIXつくば

10月28日(土)から
石川県:ユナイテッド・シネマ金沢

11月11日(土)から
東京都:イオンシネマ シアタス調布
北海道:シネマ太陽函館
岐阜県:大垣コロナシネマワールド
福井県:福井コロナシネマワールド
熊本県:ユナイテッド・シネマ熊本

11月18日(土)から
栃木県:フォーラム那須塩原
香川県:イオンシネマ宇多津

12月2日(土)から
岩手県:フォーラム盛岡
宮城県:MOVIX利府
福島県:フォーラム福島
愛知県:109シネマズ名古屋
12月9日(土)から
山形県:ソラリス

映画情報どっとこむ ralph 舞台挨拶詳細など最新情報は随時公式サイトや公式Twitterなどにて発表がありますのでお楽しみに!

阿修羅少女~BLOOD-C異聞~

公式サイト:
http://www.asuragirl.com
公式Twitter:
@bloodc_stage

物語は軍事政権下、戦前の日本。赤狩りと称して横暴を極める特高警察。蹂躙される村の住民たちとの間で始まる抗争、そこに見え隠れする「古きもの」の影と、それを狩るために現れる制服の少女、小夜―――
因果の渦が巻く寒村の中心で、宿命に翻弄される姉弟を演じるのは舞台「攻殻機動隊ARISE」で草薙素子役を演じた青野楓と、舞台「英雄伝説 閃の軌跡」や舞台「戦国BASARA」などで主演を務める松村龍之介。脚本には「BLOODシリーズ」第1作から携わっている藤咲淳一、監督は舞台「BLOOD-C The LAST MIND」の演出を務めた奥秀太郎。
その他、宮原華音、古田新太、手塚とおる、田中要次、坂井真紀、水野美紀、銀粉蝶、八神蓮、郷本直也、滝川英治、友常勇気、南圭介が出演。
神に見捨てられた地で、生き残るのは誰だ?

■ストーリー
戦乱の時代に陥る少し前の日本。山奥の寒村で特高警察が殺された。
特高警察の部隊長、甘粕は部隊を率いて村に捜査本部を設置。村人に対して横暴とも言える捜査を繰り返していた。
限界を迎えそうになる村人、その中で一人唇を噛みしめ辱めに耐える青年がいた。
彼の名は蓮、血の病を患い診療所で過ごす姉、蘭を大切に思う心優しき彼は外の世界への憧れを懐きつつも、姉を見捨てることは出来ず村にとどまっていた。
特高と村人との乱闘の中、逃げ出した蓮の前に現れる制服姿の少女――
日本刀を携える彼女は自らを「小夜」と名乗る。「古きものを狩るためにここに来た」と告げる。
そんな中、特高警察と村人の確執はもはや留まることを知らず、村は血で血を洗う殺戮と戦いの宴へと突き進んでいく。
その中、目覚める蘭、彼女の血に秘められた謎とは?そして、「古きもの」とは?
小夜の刃が煌めく時、因習と血脈で塗り固められた惨劇の幕が開く!

***********************************

【CAST】
青野楓/松村龍之介/古田新太/宮原華音
手塚とおる/八神蓮/田中要次/銀粉蝶/水野美紀/坂井真紀
郷本直也/滝川英治/南圭介/結城貴史/友常勇気
石渡真修/中山孟/時光陸/古波倉要/宮城紘大/吉川麻美/白柏寿大

監督:奥秀太郎
原作:Production I.G・CLAMP
脚本:藤咲淳一
音楽:中尾憲太郎
撮影:与那覇政之
美術:中嶋義明 / 録音:白取貢
アクションコーディネーター:藤田けん / プロデューサー:奥村千之介


『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』4DX、MX4D上映決定


映画情報どっとこむ ralph 感動のTVシリーズから12年―新たに描かれるレントンとエウレカの物語。『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』が、劇場3部作として待望の映画化、1作目の『ハイエボ1』は、絶賛公開中です。
 
この度、10月28日(土)より、全国71館の劇場にて『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』の4DX、MX4D上映が決定いたしました!
4D上映とは、映画のシーンに合わせて、客席のシートが前後、左右、上下に動くとともに、風、香り、ストロボ、煙や振動など、人間の五感を刺激する特殊効果が味わえるアトラクション型のシアターシステムです。
全編を通してこの「エウレカセブン」の世界を体感できるのはもちろんのこと、特に戦闘シーン、本作で初めて描かれた人類最大の危機「サマー・オブ・ラブ」などはまさに圧巻!自身がそのシーンに立ち合っているかのごとく、より深く物語に入り込むことができます。京田知己総監督に「もう1つの完成版。」と言わしめたこの4D上映は、まだ本作を観ていない人も、すでに1度観た人も必見のクオリティとなっています。
下記、京田総監督、南雅彦プロデューサーからも、コメントが届いています。

さらに、この4D上映を記念して、10月28日(土)~4D上映来場者限定特典として、《ハイエボ1 生コマフィルム》の配布が決定(数量限定)!
映画情報どっとこむ ralph 京田知己総監督 コメント
これがもう1つの完成版。
色々なセクションの人たちが、補填をしてくれたおかげで、ここまでのものに完成できたと思っていた本作に、新たな力が加わって、もう一段落上の完成版に仕上げていただきました。一度観た方もこれからの方も、ぜひ4Dで本作を観ていただけますと幸いです。

南 雅彦プロデューサー コメント
映画冒頭から、4Dでのサマー・オブ・ラブ。体全体で受けとる映像、音、音楽は圧倒的な迫力です。そして4Dのその魅力は、映画後半に向けてレントンのドラマに心まで揺さぶられます。劇場でしか味わえない映像体験を是非観てください。

映画情報どっとこむ ralph 公式HP:eurekaseven.jp

地球上を覆う情報生命体・スカブコーラルと人類の戦いが巻き起こした世界の危機――サマー・オブ・ラブ。
その危機から世界を救ったのは、アドロック・サーストンだった。英雄と讃えられるようになるアドロック。だが、その真相を知るものは、最前線で戦ったごく一握りの人間だけだった。そして10年の時が流れた。

アドロックの残された息子レントンは、ビームス夫妻の養子となり、地方都市ベルフォレストで暮らしていた。義理の父チャールズは、豪放で色んな意味で“濃い”男。義理の母、レイは冷たそうに見えて細やかな愛情の持ち主だった。だが、ビームス夫妻とレントンの間にはどこかぎこちなさがあった。14歳になり、鬱屈とした日々を送っていたレントンに運命の転機がやってくる。そして、家を飛び出すレントン。そこからレントンは様々な人との出会い、別れを経験する。
レントンが出会ったひとりは、ファシリティ・ガード隊長のホランド・ノヴァク。一時、ホランド率いるファシリティ・ガードに身を寄せていたレントンだが、ホランドとの相性は最悪。徹底的に悪かった。結局レントンはそこからもわずかな時間で飛び出してしまった。

彼が出会ったもうひとりは、少数宗教ヴォダラクの少女。死に瀕した彼女を救うため、レントンは、再会したビームス夫妻の心配をよそに奔走する。

人々との出会いと別れは、レントンに大事なことを気づかせる。

自分はなぜ、家出をしたのか。自分はなぜ今、この道を走っているのか。

***********************************

レントン:三瓶由布子 エウレカ:名塚佳織
デューイ:辻谷耕史 ホランド:森川智之 タルホ:根谷美智子
チャールズ:小杉十郎太 レイ:久川 綾 / アドロック:古谷 徹

総監督:京田知己 脚本:佐藤大 キャラクターデザイン:吉田健一

原作:BONES
監督:清水久敏 メインメカニックデザイン:河森正治 コンセプチャルデザイン:宮武一貴
デザインワークス:武半慎吾、齋藤将嗣、出渕裕、コヤマシゲト、柳瀬敬之、中田栄治
キャラクター作画監督(サマー・オブ・ラブ パート):藤田しげる
キャラクター作画監督:倉島亜由美 特技監督:村木靖 メカニック作画監督:阿部慎吾
メインアニメーター:柿田英樹、金子秀一、大塚健、横屋健太、長野伸明、工藤糸織
美術監督:永井一男 美術監督補佐:本庄雄志 色彩設計:水田信子 編集:坂本久美子 撮影監督:木村俊也 音響監督:若林和弘
音楽:佐藤直紀 挿入曲:Hardfloor 、HIROSHI WATANABE
主題歌:「Glory Days」尾崎裕哉(TOY’S FACTORY)
アニメーション制作:ボンズ
製作:バンダイビジュアル、バンダイナムコエンターテインメント、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、ボンズ、MBS
配給:ショウゲート
©2017 BONES/Project EUREKA MOVIE 


初恋は、残酷な味がする。。。『ゆれる人魚』予告編解禁!!


映画情報どっとこむ ralph いまだかつて見たことがない人魚がここに!
ポーランド映画『ゆれる人魚』(英語タイトル「THE LURE」)。
日本公開日も2018年2月10日に決定!予告編がついに解禁!


さらに、日本の劇場公開は2018年2月10日(土)に決定し、10月28日(土)より公開劇場にて、劇場前売券が発売します。前売特典は、本作のオープニングイラストを手がけたポーランドの若手注目女性画家アレクサンドラ・ヴァリシェフスカが描いたビジュアルと日本版ポスターデザインをセットにした、特製ステッカーになります。
2016年サンダンス映画祭、ワールドシネマコンペティションドラマ部門審査員特別賞をはじめ世界各国で数々の受賞を果たし、ユニークなビジョンと革新的デザインで世界中のファンタスティック映画ファンを魅了した

「ゆれる人魚」 初恋は、残酷な味がする。。。

新宿シネマカリテほか2018年2月10日(土)公開
公式HP:
www.yureru-ningyo.jp

***********************************

配給:コピアポア・フィルム
© 2015WFDIF, TELEWIZJA POLSKA S.A, PLATIGE IMAGE