「釜山国際映画祭」カテゴリーアーカイブ

白石和彌監督、井浦新 第23回釜山国際映画祭を満喫!『止められるか、俺たちを』舞台挨拶と Q&Aに登場!


映画情報どっとこむ ralph 2018年10月13日(土)より映画『止められるか、俺たちを』が テアトル新宿ほか全国順次公開。

第23回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」(A Window on Asian Cinema)出品し、白石監督、井浦新さんが現地にて舞台挨拶と Q&A が行われました


10 月4日(木)夕方 オープニングセレモニー レッドカーペット
井浦さん&白石監督参加
10 月5日(金)19:30 回上映後 Q&A
井浦新&白石和彌監督登壇
会場:Busan Cinema Center Cinema 2

映画情報どっとこむ ralph 2018 年 10 月 4 日第 23 回釜山国際映画祭開幕 釜山国際映画祭 レッドカーペット

レッドカーペットで、白石和彌監督と井浦新さんもが真っ赤な、「止められるか、俺たちは」という文字だけではない。よく見ると、た くさんのサインが書いてある旗を掲げて登場!

当然会場の大画面にも!
全国キャンペーンに、この旗を白石監督は持ち歩き、応援してくれる人にサインをもらっていたもの。

白石監督:やっぱり若松さんに見せたかったな

と一言。これには映画の中で若松孝二監督を演じた井浦新さんも頷いていた。

映画情報どっとこむ ralph 2018 年10月5日
19:30 回上映後 Q&A
井浦新&白石和彌監督登壇
会場:Busan Cinema Center Cinema 2

5 日夜、釜山国際映画祭で『止められるか、俺たちを』の始めての公式上映。
チケットは発売直後、完売していたものの、近づく台風。

上映前には、恩師である若松を演じた井浦新さんと白石和彌監督が釜山市内の南浦洞にある若松の手形を訪れ、映画の完成の報告。

白石監督:監督、こんな映画作っちゃいました。お前ら、もっとマシな映画作れとか言わずに、成功を祈っていて下さいね。
と白石が若松監督が好きだったチャミスル(韓国の焼酎)をかければ、

井浦さんは黙って、若松の手形に自分の手を重ねていました。


上映は 19 時 30 分から行われ、上映後のティーチインまで熱心な韓国の観客の皆さん。

「若松監督を演じて、一番大変だったところは?」と質問を投げかけられ

井浦さん:撮影前は、自分に本当に演じらるのかとプレッシャーと不安で、本当に大変だった。しかし、撮影中は恩師とまた出会えたような夢の時間を過ごした。

と答えた。 また、

「若松さんは映画を通して、どのようなメッセージを投げかけていたのか?」

との質問には、

白石監督:そんなに難しいことではな く、若者たちにイヤなものはイヤだと言え、と言っていたと思う。若松監督は、決して大きな力や権力を持った側からでなく、市 井の弱き人の目線で映画を作っていました!

と答えた。

映画情報どっとこむ ralph 最後に、

井浦さん:この映画には、若松監督と若松プロに対する愛がいっぱい詰まっています。でも、それを知らない人にも真っ直ぐに伝わって欲しいですね。

と思いを伝え、韓国の観客から大きな拍手を浴び、Q&Aを終えました!


第 23 回釜山国際映画祭開催期間
:10 月4日(木)~13 日(土)



止められるか、俺たちを

公式サイト:
www.tomeore.com


物語・・・
ここには映画と青春があった
でも私はなにをみつけたんだろう 吉積めぐみ、21 歳。1969 年春、新宿のフーテン仲間のオバケに誘われて、“若松プロダクション”の扉をたたいた。当時、若者を熱 狂させる映画を作りだしていた“若松プロダクション“。そこはピンク映画の旗手・若松孝二を中心とした新進気鋭の若者たちの巣 窟であった。小難しい理屈を並べ立てる映画監督の足立正生、冗談ばかり言いつつも全てをこなす助監督のガイラ、飄々とした助 監督で脚本家の沖島勲、カメラマン志望の高間賢治、インテリ評論家気取りの助監督・荒井晴彦など、映画に魅せられた何者かの 卵たちが次々と集まってきた。撮影がある時もない時も事務所に集い、タバコを吸い、酒を飲み、ネタを探し、レコードを万引き し、街で女優をスカウトする。撮影がはじまれば、助監督はなんでもやる。 「映画を観るのと撮るのは、180 度違う…」めぐみは、若松孝二という存在、なによりも映画作りに魅了されていく。 しかし万引きの天才で、めぐみに助監督の全てを教えてくれたオバケも「エネルギーの貯金を使い果たした」と、若松プロを去っ ていった。めぐみ自身も何を表現したいのか、何者になりたいのか、何も見つけられない自分への焦りと、全てから取り残されて しまうような言いようのない不安に駆られていく。 「やがては、監督……若松孝二にヤイバを突き付けないと…」

***********************************

門脇麦 井浦新 山本浩司 岡部尚 大西信満 タモト清嵐 毎熊克哉 伊島空 外山将平 藤原季節 上川周作 中澤梓佐 満島真之介 渋川清彦 音尾琢真/ 高岡蒼佑 / 高良健吾 / 寺島しのぶ / 奥田瑛二

監督:白石和彌
脚本:井上淳一
音楽:曽我部恵一
製作:若松プロダクション スコーレ ハイクロスシネマトグラフィ
配給:スコーレ
宣伝:太秦
2018/日本/DCP/シネスコ/119分
©2018 若松プロダクション
   


安田顕、俳優人生初海外映画祭!第23回釜山国際映画祭レッドカーペット!映画『愛しのアイリーン』


映画情報どっとこむ ralph 全国大ヒット公開中の映画『愛しのアイリーン』(主演:安田顕/監督:吉田恵輔/原作:新井英樹)が、韓国・釜山にて開催中の、第23回 釜山国際映画祭に出品され、主演を務める安田顕、ナッツ・シトイ、監督の吉田恵輔が登場しました。


9月14日より全国大ヒット公開中の映画『愛しのアイリーン』。


「人生で一番影響を受けた」漫画と公言する吉田恵輔監督。
稀代な俳優・安田顕さんが主人公の42歳ダメ男:岩男を演じ、
物語のもう一人の主人公といえる妻アイリーン役に大抜擢されたのは、フィリピンの新星ナッツ・シトイさん。

その衝撃異色ラブストーリーが『愛しのアイリーン』ついに海を渡り韓国の地に!!!

映画情報どっとこむ ralph
安田さん:自分の代表作になるかもしれない」と『愛しのアイリーン』について語ったことのある安田は、本作で初の国際映画祭に立つことについて「素直にうれしかった。アジア最大の映画祭という晴れやかな舞台を経験できたこと、そしてこの場に立たせてくれた『愛しのアイリーン』に関わった全ての人に心から感謝したいです。

と喜びを語り、自身の「代表作かもしれない」と語った本作が、韓国の地で上映されることについて

安田さん:韓国・釜山を皮切りに今後いろんな国でこの映画を見てもらうことになると思う。どんな反応がいただけるのか、今から楽しみ。次に目指したいというか・・・生意気にとられるかもしれませんが、具体的な映画祭を目指すというより、いろんな国の人に共感してもらえる作品があって、それに携われることがあったらありがたいです

と慨深く語った。

本作で大抜擢されたフィリピン女優のナッツ・シトイさんは、共に初の海外映画祭の舞台について

ナッツさん:うまく言葉で表現できないような不思議な感覚です。とにかく幸せな気持ちでいっぱい

と、安田さんとともに興奮を隠せない様子。

映画情報どっとこむ ralph そして、20年前塚本晋也監督のスタッフとして訪れた、生まれて初めての映画祭の地に、監督として立つことについて

塚本監督:とにかくうれしいです。オープニングに参加したことはもちろん、見たのも初めてだったので」と興奮気味にコメント。『ヒメアノ~ル』『犬猿』で上海国際映画祭を体験した吉田監督は、釜山国際映画祭の会場の様子について「これまで参加した映画祭とは規模が全く違いますね。想像以上に華やか。

と感想を述べた。


また最後に

安田さん:見てくださった方たちからとてもいい感想をいただいていて、うれしく思っています。ご覧になった方の心に残る映画だったらいいなと思っています。

ナッツさん:とても美しい作品なのでたくさんの人に見ていただけることを願っています!

と、日本の観客にメッセージを送っていました!


映画情報どっとこむ ralph 映画『愛しのアイリーン

TOHOシネマズ シャンテ他にて大ヒット上映中!


寒村の地。
久方ぶりに岩男(いわお)が帰省したその日は、死んだことすら知らなかった父親の葬儀中だった。しかも岩男はフィリピンでの嫁探しツアーで出会った嫁、アイリーンを連れていた!42歳まで恋愛を知らずに生きてきた岩男に無邪気にまとわりつくアイリーン。騒つく参列者たちの背後から現れたのは、ライフルを構えた喪服姿の母親ツル。今、戦慄の来訪記が幕を開ける?。
ラストの瞬間まで怒涛のように押し寄せる行間なしのエモーション。

日本映画の枠を超える、感動のラブ&バイオレンスがここに誕生!

***********************************

安田顕/ナッツ・シトイ 河井青葉 ディオンヌ・モンサント/福士誠治 品川徹 田中要次/伊勢谷友介/木野花
監督・脚本:吉田恵輔(※吉は土よし) 
原作:新井英樹「愛しのアイリーン」(太田出版刊)
音楽:ウォン・ウィンツァン
主題歌:奇妙礼太郎「水面のロンド輪舞曲」 (WARNER MUSIC JAPAN/HIP LAND MUSIC CORPORATION)
企画・製作:河村光庸
製作:瀬井哲也 宮崎伸夫 
エグゼクティヴ・プロデューサー:河村光庸 岡本東郎 
プロデューサー:佐藤順子 行実良 飯田雅裕
製作幹事:VAP
企画・制作・配給:スターサンズ
制作協力プロダクション:SS工房
2018「愛しのアイリーン」フィルムパートナーズ(VAP/スターサンズ/朝日新聞社)
レイティング:R15+
   


池松壮亮・蒼井優 台風で参加できず!塚本晋也監督『斬、』第23回釜山国際映画祭


映画情報どっとこむ ralph 塚本晋也監督の最新作『斬、』が、10月4日より開催中の第23回釜山国際映画祭で、芸術性と功績を称える「ガラ・プレゼンテーション部門」に正式出品され、10月6日に記者会見と公式上映が行われました!

なお、今回、塚本晋也監督と主演・池松壮亮、ヒロイン・蒼井優で記者会見&公式上映に参加予定でしたが、池松、蒼井は前日より猛威を振るっていた台風25号によって飛行機が欠航となり、成田空港まで駆けつけたものの釜山入りが叶わず、急遽塚本監督ひとりでの公式行事の参加となりました。


『斬、』第23回釜山国際映画祭 公式上映 舞台挨拶&質疑応答
実施日時:10月6日(土)17:00~19:20
場所:映画の殿堂 ハヌルヨン劇場
参加者:塚本晋也監督

映画情報どっとこむ ralph 公式上映前の舞台挨拶

朝から台風の中、当日券を求めて列ができるほどの盛況ぶりをみせ、メイン会場である「映画の殿堂 ハヌルヨン劇場」に、約300人が詰めかけ、3階席まで満席。司会者より池松壮亮、蒼井優の欠席が伝えられると一瞬どよめきが起き、急遽ひとりで登壇となった塚本監督が登場すると、温かい拍手で迎えられました。
塚本監督:つい先ほどまで、池松さんと蒼井さんは、全て準備して成田空港まで来ていたんです。今ふたりは別の作品の撮影中なのですが本日はお休みを頂いて、朝から釜山に向かう予定でした。ギリギリまで頑張って粘ってくれたのですが残念です。12時の飛行機に乗れたら、上映後の質疑応答にはなんとか間に合ったんですけど、15時に遅延になってしまって・・・。ふたりは撮影現場でも良い強い“念”を体から出してくださる方でしたので、自分たちは来られなかったけれど、日本から釜山に向けて“念”を投げかけてくれているだろうと思います。それをぜひ感じていただければと。ひとりになってしまいましたが、映画を観て感じることがあれば、上映後に質問してください。カムサハムニダ!

映画情報どっとこむ ralph そして、公式上映後の質疑応答

上映が終わると満員の客席からは大きな拍手が湧き起こった。貴重な機会に一般の観客からの多くの質問が投げかけられ、終了時間となっても熱心なファンからの質問が続いた。熱い質問に時に笑いを交えながら丁寧に答え、韓国の観客たちとの会話を楽しんだ。

Q:池松壮亮さんのファンです。池松さんの台詞で「どうしてあんな風に人を斬れるのか」という質問があったが、これは現代のSNS上の言葉の暴力なども含め、観客が拡大解釈することまで、念頭に入れて演出されたのですか?

塚本監督:ネット上での言葉の暴力も暴力です。この映画には、そういうことは嫌だなという気持ちが入っています。小学生みたいですが「隣の人の悪口を言うことは暴力の始まり」だと思っています。隣の人のことを良く言ってる方がいい。なので、あなたが今された質問の内容は映画にきちんと入っています。

Q:僕は監督に会うためだけに、今日のチケットを買いました。監督の作品は全て観ています。揺れ動くカメラで、執拗に追いかけてゆく感じをいつも受けます。それをずっとやり通せる集中力が監督の映画からは見られます。その執拗な集中力はどこから得られるのでしょうか?

塚本監督:客観的に観て「こういう話なのね」っていうのではなく、なるべく観客があたかも映画の中に入って一緒に体験している感じになってほしいといつも思っています。カメラはそれに付いてきているだけです。狙ってやっているわけではなく、生々しい感じにしたいのでやっています。しつこいということに関しては私の資質ですね。どこから来ているのかは、両親に聞きたいぐらいです(笑)。普段は結構ボーッとしているのですが、映画を作る時だけは非常ベルを鳴らして「大変だ!作らなきゃ!」と思ってやっています。お客さんにジェットコースターを体験しているような気持ちになってもらいたくて、音と映像に力を入れています。

映画情報どっとこむ ralph 公式行事を終えて、今回の釜山国際映画祭について

塚本監督:釜山国際映画祭が最初に開催されたときから、呼んでもらっていて何度も来ています。毎回、皆さんが熱狂的で温かい気持ちになります。お客さんが集中して息が詰まるようにシーンと観てくださっているのを感じました。食い入るように観てくれていて嬉しかった。自分も釜山の観客の皆さんと一緒に観て面白かったです。

斬、

11月24日(土)よりユーロスペースほか全国公開

公式サイト:
zan-movie.com


世界中に多くのファンを持つ塚本晋也が、戦争の恐怖をあぶり出した『野火』を経て、さらに時代を遡り初の時代劇に挑んだ。監督、出演、脚本、撮影、編集、製作を務めた完全オリジナル作品。物語の舞台は、250年にわたり平和が続いてきた国内が、開国するか否かで大きく揺れ動いていた江戸時代末期。江戸近郊の農村を舞台に、時代の波に翻弄されるひとりの浪人と彼に関わる人々を通して、生と死の問題に迫る衝撃作。

 塚本の熱い想いに応えるべく、文武両道で才気あふれる浪人を、渾身の力で演じたのは池松壮亮。昨年に主演した『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』は高い評価を受け、今年も『万引き家族』、『君が君で君だ』、『散り椿』など話題作への出演が続いている。浪人の隣人である農家の娘を演じるのは『彼女がその名を知らない鳥たち』や山田洋次作品で活躍し、日本アカデミー賞に4度輝いた演技派女優の蒼井優。不穏な時代に精一杯生きる農家の娘を凛とした美しさで体現している。共に本作で初めて塚本作品への参加を果たした池松と蒼井のぶつかり合うような演技合戦も圧巻だ。

***********************************

監督、脚本、撮影、編集、
製作:塚本晋也
出演:池松壮亮、蒼井優、中村達也、前田隆成、塚本晋也
2018年/日本/80分/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー
製作:海獣シアター
配給:新日本映画社 
(C)SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER


釜山熱狂!東出昌大、唐田えりか『寝ても覚めても』釜山国際映画祭 FOAも受賞!


映画情報どっとこむ ralph 現在、全国にて大ヒット上映中の『寝ても覚めても』。初日からメイン劇場であるテアトル新宿では立見が出るなど全回満席の大ヒットスタートを切り、世界では20ヶ国以上で公開が決まっている。SNSでも「今年一番の傑作!」「この映画凄すぎ!」「また観たくて身体震える…」などの感想と共に「もう5度目の鑑賞…」といった『寝ても覚めても』中毒者が出るほどの、ファンを作っている。

その『寝ても覚めても』が、カンヌ国際映画祭、トロント国際映画祭、サンセバスチャン国際映画祭に続き、アジア最大級の映画祭である、第23回釜山国際映画祭(10月4日開幕)に出品され、主演の東出昌大とヒロインの唐田えりかが正式上映後のQ&Aに登壇。前日の海雲台グランドホテルで行われたマリ・クレール・アジア・スター・アワード 授賞式では2人揃って「フェイス・オブ・アジア」賞を受賞した。

『寝ても覚めても』釜山国際映画祭参加行事
10月5日(金)
・マリ・クレール・アジア・スター・アワード授賞式 19:30~21:00
@海雲台グランドホテル(グランド・ボールルーム)
フェイス・オブ・アジア受賞者:東出昌大、唐田えりか

10月6日(土)
『寝ても覚めても』公式
上映後Q&A @CGV Centum City 3(CGVセンタムシティ スクリーン3)
登壇者:東出昌大、唐田えりか

映画情報どっとこむ ralph ★マリ・クレール・アジア・スター・アワード2人揃って受賞!!

5日に行われたマリ・クレールAsia Star Awardでは『寝ても覚めても』で東出さん、唐田さんが揃ってフェイス・オブ・アジア賞を受賞。韓国語で挨拶をした。日本でもTAMA映画賞での最優秀作品賞、東出さんの最優秀男優賞の受賞がアナウンスされたばかりだが、それに続く韓国での受賞の知らせと共に、韓国プレミアに花を添えました。

受賞のコメント

東出さん:こんにちは。東出昌大です。このような映えある賞を頂き大変光栄に思います。ただ一言、アジアで仕事したいです。賞をありがとうございます。

唐田:こんにちは。初めまして。唐田えりかです。今日はとてもとても嬉しいです。また、釜山国際映画祭に参加出来るように、頑張ります!ありがとうございました。


映画情報どっとこむ ralph ★白熱のQ&A

10月6日(土)15:29(日本同時刻)にはアジアの風部門に出品された『寝ても覚めても』公式上映後に、東出さん、唐田さんによるQ&Aを行いました。

台風直撃のため、残念ながら野外舞台挨拶は中止となりましたが、チケット発売3分で完売した「寝ても覚めても」の上映は、悪天候のなか、いち早く本作や東出昌大さん、唐田えりかさんを見たいと駆け付けた。


エンドロールが終了すると、客席で観客と一緒に鑑賞していた東出、唐田が登壇。
二人とも韓国語で自己紹介すると、大きな拍手が沸き起こった。客席からのQ&Aを受け付ける際に、東出、唐田え自身が質問者を選ぶというスタイルに、客席の熱は一層ヒートアップした!

一人二役の演じ分けはどうだったか?という質問に

東出さん:濱口監督から撮影に入る前に、演じ分けないで下さい、という指示をもらいました。演じ分けたという意識はなく、麦という人物と亮平という人物の二人を同時進行で撮影していたという感じです。

と回答。

またそれぞれの役柄と自分自身の似ている点があるかと問われると

東出さん:麦を動物に例えると猫で、亮平は犬だと思います。僕自身はどちらかというと猫なので、そういった意味では麦に似ているのかもしれません。

と話します。一方の唐田さんは

唐田さん:私は脚本を読んだ時から朝子に共感しましたし、演じているうちに何か芯の部分がどんどん朝子に近づいていった気がしました。とにかく何も考えずに朝子を生きた、という感じです。

と寝ても覚めても“寝ても覚めても”の朝子状態だったことを明かした。

それに対し、そばで唐田さんを見守っていて

東出さん:唐田さんは何も考えずに、と言っていましたが、何かゾーンに入ったような感じで演じているのを傍で見て感じていました。 まさに濱口映画のミューズ誕生といった感じでした。

と本作でヒロインデビューを大絶賛。

今回、釜山国際映画祭初参加の二人。
韓国のお客さんにメッセージをと言われ
東出さん:韓国が好きで、プライベートでも何度も来ていますが、初めての釜山で、『寝ても覚めても』を観てもらえてとても嬉しいです。日本でもこの作品は観る人によって感想が十人十色なので、映画に対して熱心な韓国のお客さんからどのような反応が得られるのか、とても興味深いです。カンヌでフランス人のジャーナリストに”日本では婚約者が他の男性と出て行ったらあんなに怒るのか?”という質問を投げかけられて、やはり文化が違うな、と思ったのですが、韓国の人は日本の人と同じような気持ちになってくれるのでは、と思っています。

とし、

唐田さん:ひょっとしたら、観た人は朝子に共感できないかもしれませんが、この映画を観て何か感じとってもらえれば嬉しいです。

と答えた。

30分のQ&A時間を延長しても質問は引きも切らず、最後に司会者がQ&A終了を告げると、二人にサインを求める観客が殺到し、二人の退場もままならないほどの熱気で溢れたQ&Aだった。

韓国では来年のホワイトデーの公開を予定しています。

映画情報どっとこむ ralph 【映画『寝ても覚めても』情報】
二人の同じ顔をした男とその間で揺れ動く女の物語である映画『寝ても覚めても』。主演・東出昌大が、
同じ顔をしていながらも全くタイプの違う男・亮平と麦(ばく)という一人二役に挑み、新星・唐田えりかが
ヒロイン・朝子を演じる。濱口監督自ら熱望した芥川賞作家の柴崎友香の小説「寝ても覚めても」の映画化で、
満を持して商業映画デビューを果たし、初の世界三大映画祭への出品ながら、
第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された。

世界20か国以上での上映が決定し、トロント国際映画祭では満席の上映となった。
今後はサン・セバスチャン国際映画祭、ニューヨーク映画祭、釜山国際映画祭への出品も決定している。

瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知、仲本工事、田中美佐子の豪華キャストが脇を固め、
tofubeats が初の映画音楽を担当し主題歌を書き下ろした『RIVER』にも注目が集まっている。
本件、ぜひご紹介ご検討のほど宜しくお願い申し上げます。

<あらすじ>東京。亮平は、コーヒーを届けに会社に来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、
戸惑いながらも朝子は惹かれていきふたりは仲を深めていく。しかし、朝子には亮平には告げていない秘密があった。
亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ――。

テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、 ほか全国大ヒット公開中!
www.netemosametemo.jp

***********************************

出演: 東出昌大 唐田えりか 瀬戸康史 山下リオ 伊藤沙莉 渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子
監督: 濱口竜介 原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊) 音楽:tofubeats
英題: ASAKOⅠ&Ⅱ 2018/119分/カラー/日本=フランス/5.1ch/ヨーロピアンビスタ
製作:『寝ても覚めても』製作委員会/ COMME DES CINÉMAS
製作幹事:メ?テレ、ビターズ・エンド
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス
©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS
    


國村隼、青木崇高ら登壇!『かぞくいろ─RAILWAYS わたしたちの出発─』第23回釜山国際映画祭 公式上映


映画情報どっとこむ ralph 日本の美しい風景を走る鉄道とともに、迷いながらも成長していく人々の姿を清々しく描き、多くの世代から愛される人気シリーズとなった映画『RAILWAYS』。この度、シリーズ最新作となる『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』が有村架純と國村隼のW主演にて、11月30日(金)より全国ロードショーとなります。

そして、この度、10月4日(木)から開催されている第23回釜山国際映画祭の<アジア映画の窓>部門にて本作が正式招待され、前日のレッドカーペットの盛り上がりを受けて270名が詰めかけ、上映後は大きく長い拍手が鳴り止まないなか國村隼さん、青木崇高さん、吉田康弘監督、さらに「RAILWAYS」シリーズを手掛けてきた阿部秀司エグゼクティブプロデューサーが舞台挨拶に登壇。大きな歓声に包まれました。

映画『かぞくいろ─RAILWAYS わたしたちの出発─』
第23回釜山国際映画祭 公式上映概要
日時:10月5日(金)15:40~(現地時間)
登壇:國村隼、青木崇高、田康弘監督、阿部秀司プロデューサー

映画情報どっとこむ ralph 上映前に國村隼、青木崇高、吉田康弘監督、エグゼクティブ・プロデューサーの阿部秀司が、詰めかけた観客270名の前に登壇し上映前挨拶を行いました。

阿部EXP:映画を見に来てくださり、ありがとうございます。私個人の意見としてはシリーズ最高傑作で釜山国際映画祭に出品できたことを大変幸せに感じています。

と語り、

青木さん:釜山国際映画祭は本当に好きで僕は(プライベートも併せ)4度ほど来させていただいております!國村さんは今回(コクソンの)悪魔のような役ではなく、とても素敵な役で出ていらっしゃるので映画を楽しんでください!

とコメント。引き合いに出された國村さんは

國村さん:この釜山国際映画祭に戻ってこれて本当に嬉しいてす。一般のお客様にご覧いただくのは今回が初めてで、それをこの映画祭のお客様に、目の肥えた韓国の方たちに届けられて本当に嬉しいことです。

と喜びを噛み締めた。

吉田監督:初めて観客の前で公開するのでとても緊張しています。映画を見ながら九州の、ある街にこういう家族がいるのかなと思いを馳せていただけたら嬉しいです。

と日本の地方と家族の在り方を感じてほしいと語った。

映画情報どっとこむ ralph 上映後、エンドロールが終わると会場からは大きな拍手が巻き起こり、その温かい雰囲気に迎えられ、4名が再登壇。

観客からの質問に答える「Q&A」を実施。


最初に吉田監督へ本作に参加したきっかけを聞かれ、

吉田監督:オファーをいただいて、前作、前々作に負けない作品にしたい、今作は違いを生み出すために女性運転士と義理の父のバディムービーにしたい想いから制作をしました。

と思いのたけを語ってくれました。さらに自分たちの力で復旧した鉄道会社についての質問には第三セクターのことに触れつつ

吉田監督:新しい家族を作る本作と新しく生まれ変わろうとする肥薩おれんじ鉄道がシンクロする姿を描ければ。

と映画と鉄道会社への想いを語りました。


國村さんへの質問は「哭声/コクソン」とは違う温かい節夫の姿が印象的と語る観客から、「この作品へ参加するきっかけは?」という質問に対して、

國村さん:本作は人間関係の中の一番小さい部分である、家族という、人と人との関わり方に焦点を置き、それぞれちょっと不器用で、あまり上手にできない人間たちが出てきます。特に本作の中心である世代の違う3人(晶、節夫、駿也)が家族というものを新しく自分たちの意思で作り上げる、そんな作品です。

と本作へのきっかけを熱く語った。

そして青木さんへは、10年前の映画を鑑賞した観客から、「今作も新しい青木さんの姿が印象的で、本作の記憶の中でしか出てこない人物を演じての感想」を聞かれ、

青木さん:本作では撮影日数が1週間もなかった中で、全編を通して、重要な役柄として出演するキャラクターとどう向き合うのかを最初に考えました。

と難しい役どころへの想いを語り、

青木さん:脚本を読んだ際、(本編のシーンで駿也(歸山竜成)が父親を想い、泣くシーンに対して)なんとか父親として、駿也がリアルな感情からアプローチできるよう、彼と一緒に過ごし、撮影外でも親子の時間を作ることに専念しました。

と演じた際に気を付けた部分をコメントし、

青木さん:(駿也が泣くシーン当日に)吉田監督へボイスメッセージを送り、父親としての言葉と役者としての言葉2パターンを送って元気づけました。

と本当の親子のように温かく語っていた。


そしてエグゼクティブ・プロデューサーの阿部さんへは、今作を制作するにあたってのきっかけを聞かれ、

阿部EXP:この映画は鉄道をテーマとして3作目になりますが、地方も含め沢山の鉄道がある中で、特に地方は活気がない現実があります。(自身も)もともと鉄道が大好きで、自分の得意を生かしたい思いもあり、だからこそなんとか地方を盛り上げる、フォーカスする作品を制作したかったのです。

と制作への熱い想いを語った。さらに

阿部EXP:今回は新しい家族を作るという話で、吉田監督とオリジナル脚本で女性運転士の物語という今までとは違うテーマを据えコミュニケションの最たる映画が完成したと思います。

と本作への自信を伝える瞬間も。


その女性運転士であり、若い母親である有村さんを起用した理由に対して、

阿部EXP:新しい作品を作るにあたってテーマを変えて女性運転士をキーワードにした際、監督と二年前ほどに話して、有村さんが適任だと率直に想いました。

吉田監督:あまり過去の説明をしない映画にしたかったので、セリフ以外の表情でもすべてを繊細に表現できる有村さんだからこそ決めました。

とキャスティングの裏話を語りました。

そして最後の質問。「國村さんご自身と本作の節夫との違い」を聞かれ、

國村さん:自分自身は孫がいない、ただ自分が孫に対してのイメージではなく、物語の中で節夫がどういう祖父なのかを脚本を読みながら表現した結果、完成した映画の節夫になっています。

と演じた際の自身の気持ちを語り、再び大きな拍手の中、イベントは締めくくられた。

映画情報どっとこむ ralph 國村隼・審査員会見の様子


午前中にはアジアの精鋭新人監督のコンペ部門である「New Currents」部門の審査員会見へ審査員として選ばれた國村隼が登壇、大勢のマスコミが集まる中、KIM Hong-Joon(監督/韓国)、Labina MITEVSKA(俳優・プロデューサー/マケドニア)、Nashen MOODLEY(シドニー映画祭ディレクター/南アフリカ共和国)、SHIN Nansun(プロデューサー/香港)と共に質疑応答に答えた。

最初の挨拶として

國村さん:昨年は出演者としてきましたが、今回は審査員の一人ということで、審査をするのは本当に初めてなので、プレッシャーを感じています。

と緊張の面持ちで挨拶をした。会見は続き、韓国や日本で認知がさらに広がるきっかけとなった「哭声/コクソン」に出演した後で個人的に感じることは?との問いに、


國村さん:映画というのは、映画作品そのものが世界中を一人歩きするものだというふうにいつも思っています。特に、今回初めて「哭声/コクソン」のような韓国の作品に参加させていただいたことで公開前と後では、自分自身の俳優としての状況が変わりました。ひとつ大きなことは、(韓国も含め)これだけたくさんの人が映画を観ることを楽しんでいて、かつ映画の良し悪しをみんなそれぞれが思いをもって判断しているということを実感しました。

と昨年出た作品も含めて熱い想いを語りました。

また俳優として審査をするうえで、どういった映画の見方をしますか?という問いには

國村さん:映画を観るときは観客の目線にたとうと努力してみるのですが、実際にはこの作品の全体や脚本をみたときに(自分が俳優として)どう感じるであろうか、作品に参加することが前提のイメージで観てしまいます。観方がどうしても「脚本もう少しここをこうしたらいいのにな」や「映像はすごくいいけれど、もう少し全体の構成として間合いやタイミングを短く使ったほうがいいな」等、監督とまた別の目線だと思いますが、自分が作品の撮影現場に参加しているイメージで(今回も)作品を観るかと思います。

と長年俳優として活躍している國村だからこその視点で質問に答え、たくさんのフラッシュの中、会見は終了した。

映画情報どっとこむ ralph 映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』

11月30日(金)より、全国ロードショー

公式HP:http://www.railwaysmovie.jp/


わたしたちにしか描けない、 家族のカタチ。

晶(有村架純)は、夫・修平(青木崇高)とその連れ子・駿也(歸山竜成)と東京で幸せに暮らしていたが、修平の突然の死で生活は一変。残された駿也と共に夫の故郷・鹿児島へ向かい、まだ会ったことのない義父の節夫(國村隼)を訪ねる。節夫は、運転士の仕事一筋で家族を顧みずに生きてきたが、突然やってきた晶たちを戸惑いつつも受け入れ、母としてまっすぐに生きようとする晶の姿に次第に心を動かされていく。そして晶は、亡き修平の子供の頃の夢でもあり、電車好きな駿也のため、鉄道の運転士を目指すことに。温かい人々との出会いや絆が、晶・節夫・駿也の3人を“かぞくいろ”に染めていく―。

***********************************

有村架純 國村 隼
桜庭ななみ 歸山⻯成/木下ほうか 筒井真理子/板尾創路 ⻘木崇高

エグゼクティブ・プロデューサー:阿部秀司 監督・脚本:田康弘 音楽:富貴晴美 プロデューサー:石田和義/秋吉朝子/櫛山 慶/石田聡子 ライン・プロデューサー:渡辺栄二 撮影:柴崎幸三 照明:上田なりゆき 美術:古積弘二 装飾:小林宙央 録音:白取 貢 編集:村上雅樹 サウンドエフェクト:北田雅也 特機:奥田 悟 衣裳:岡田敦之/牧 亜矢美 ヘア・メイク:宮内三千代 スクリプター:赤澤 環 助監督:甲斐聖太郎 制作担当:間口 彰 特別協賛:出水酒造 協賛:鹿児島県阿久根市/映画「かぞくいろ」制作を応援する会 撮影協力:肥薩おれんじ鉄道/九州旅客鉄道 製作:「かぞくいろ」製作委員会 企画:阿部秀司事務所/ROBOT 制作プロダクション:ROBOT 配給:松竹

©2018「かぞくいろ」製作委員会