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第32回東京国際映画祭 クロージングセレモニー 東京グランプリは『わたしの叔父さん』


映画情報どっとこむ ralph 10月28日(月)に東京・六本木を中心に開幕したアジア最大級の映画祭・第32回東京国際映画祭が、本日閉幕を迎え、東京国際フォーラムにてクロージングセレモニーを行いました。ジェムストーン賞や各部門における各賞の発表・授与、さらに小池百合子東京都知事も会場に駆け付け、【東京グランプリ】作品を受賞した『わたしの叔父さん』のフラレ・ピーダセン監督へトロフィー授与をおこないました。
第32回東京国際映画祭クロージング・セレモニー
日時:11月5日(火)15:30~17:30
場所:東京国際フォーラム ホールC
登壇:
各賞の受賞者(下記、別途詳細あり)、コンペティション国際審査委員、
小池百合子東京都知事、安藤裕康チェアマン、久松猛朗フェスティバル・ディレクター
東京ジェムストーン賞受賞者、アメリカン航空アウォード大学対抗ショートフィルムコンテスト受賞者

映画情報どっとこむ ralph 第32回東京国際映画祭 各賞受賞作品・受賞者

コンペティション部門

東京グランプリ  『わたしの叔父さん』
審査委員長 チャン・ツィイーさん 講評:
「この映画は、感動的な詩のような語り口で我々に穏やかに物語ってくれました。監督は抑制的で繊細なカメラワークをもって、忘れ去られる人間の情感をとても力強く表現していました。」
東京グランプリ/東京都知事賞 『わたしの叔父さん』 フラレ・ピーダセン監督コメント:
「本当に光栄で、心臓がバクバクしています。この映画はインディペンデントの小さな作品で、少人数のクルーで一生懸命に撮影したものです。コンペティションに選んでいただいただけでもうれしかったです。この作品をコンペティションに選んでくださった皆様、優しくおもてなしてくれたスタッフの皆さまの愛をじました。滞在中は素敵な時間を過ごさせていただき、ホテルでも素晴らしいおもてなしの精神を感じました。おそらく舞台となった地域で撮影するのは初めてではないかと思います。デンマークの皆様にも感謝いたします。そして最後になりますが、観客の皆様にも感謝申し上げます。この映画を観てくださった、素晴らしい観客の皆様が素晴らしいリアクション・質問をし
て下さいました。」



審査員特別賞  『アトランティス』
『アトランティス』 アンドリー・リマルークさん(主演俳優)コメント:
「監督に一言付け加えるとしたら、私たちの映画にこのような賞をいただけて、皆さんに感謝いたします」

最優秀監督賞  サイード・ルスタイ監督『ジャスト 6.5』
サイード・ルスタイ監督コメント:
「この賞を、黒澤明の国から賞をいただけて光栄です。スタッフの皆さん本当に感謝しています。」

最優秀女優賞  ナディア・テレスツィエンキーヴィッツ『動物だけが知っている』

『動物だけが知っている』 ナディア・テレスツィエンキーヴィッツさんコメント
「日本に来たこれ以上の素晴らしい理由を思いつきません。心から光栄に思っています。そして監督・俳優たちに感謝をお伝えしたいです。また日本に必ず戻ってきますね。」代役で贈賞されたドゥニ・メノーシェさん コメント「人間的にも非常に素晴らしい女優です。明るいし何事にも興味を持っています。私が彼女と絡むシーンは、ブーツで顔を殴られるシーンなのですが、その演技からユア・サーマンを越える素晴らしい女優さんだと思いました。」


最優秀男優賞   ナヴィド・モハマドザデー『ジャスト 6.5』
最 『ジャスト 6.5』 ナヴィド・モハマドザデーさんコメント
「とても高価な賞をありがとう。監督に差し上げたいです。監督の演出がなければ、演じられなかったです。そして今、劇場にイランの巨匠が来ています。彼がいなければ映画を愛することはなかったと思います。彼の映画を見て、今まで映画を作ってきました。彼の作品がきっかけで映画を愛してきました。感謝しています。」


最優秀芸術貢献賞 『チャクトゥとサルラ』
最優秀脚本賞   『喜劇 愛妻物語』
観客賞      『動物だけが知っている』


アジアの未来部門
作品賞              『夏の夜の騎士』
国際交流基金アジアセンター特別賞 レザ・ジャマリ監督『死神の来ない村』

日本映画スプラッシュ部門 
作品賞       『i -新聞記者ドキュメント-』
監督賞 渡辺紘文監督『叫び声』

東京ジェムストーン賞
伊藤沙莉       日本映画スプラッシュ部門『タイトル、拒絶』
佐久間由衣      特別招待作品『“隠れビッチ”やってました。』

ヨセフィン・フリーダ コンペティション部門『ディスコ』

吉名莉瑠        日本映画スプラッシュ部門『テイクオーバーゾーン』

アメリカン航空アウォード大学対抗ショートフィルムコンテスト
奥井琢登(大阪芸術大学)『Down Zone』

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©2019 TIFF




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笠松将・土屋貴史監督 登壇 映画『花と雨』TIFF舞台挨拶・Q&Aイベント @東京国際映画祭


映画情報どっとこむ ralph SEEDAのアルバム「花と雨」を原案とし、新進俳優、笠松将が主演を務める映画『花と雨』が、2020年1月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷 他、全国公開されます!第32回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門に正式出品される、『花と雨』の主演笠松将、土屋貴史 監督が舞台挨拶に登場しました。
映画『花と雨』TIFF舞台挨拶・Q&A
日時:11/4(月)
舞台挨拶 ゲスト:笠松将、土屋貴史(監督)
上映後:Q&A ゲスト:笠松将、土屋貴史(監督)

映画情報どっとこむ ralph 11/1のワールドプレミアに続いて満員御礼となった会場にて、主演の笠松将、土屋貴史(監督)が登壇。土屋監督は「ワールドプレミアはめちゃくちゃ緊張したのですが、今日は大分余裕があります。いろいろお話させていただきます。」と挨拶。本日27歳の誕生日を迎えた主演の笠松は「連休最後日の夜に集まってくださってありがとうございます。この映画を見た方からどのような感想が出てくるのか少し不安もありますが、とにかくこんなに多くの方に見てもらえてすごく嬉しいです。」と挨拶をした。

これからこの作品を見る観客に対して土屋監督は、「この作品の大前提をフォローすると、この映画の中ではヒップホップに関する描写や差別問題など、見辛いと思う部分もあるかもしれない。でもそういった細かい要素を取っ払ってもらうと、主人公・吉田と、それを演じる笠松さんの感情を追いかけている作品になっていると思うので、スクリーンに映る笠松さんの顔を追いかけるだけでも楽しんでもらえる作品になっていると思います。」と語った。

本作でとてもチャレンジングなスキルを要求されたことについて笠松は、「SEEDAさんをはじめ、ヒップホップアーティストの皆さんを改めてリスペクトした」と初挑戦したラップの難しさを語り、役作りに関しては、「初めはSEEDAさんのモノマネをどれだけ完璧にできるかということを考えていましたが、台本を読み込み、監督とディスカッションを重ねていくうちに、これは一人の青年の青春を純粋に映した作品だと思い、目の前で起こる出来事にまっすぐ反応しようと、役者の原点に帰るような芝居でのぞみました。ラップに関しても、吉田の葛藤や叫びがそのままラップになっているので、セリフのようにラップを披露することができたと思います。」と作品への取り組み方について話した。

映画情報どっとこむ ralph 上映後に行われたQ&Aでは、独特な色彩表現で作られた映像に関して問われ、土屋監督は「洋画なら当たり前にやっているような表現をしていると思います。言葉で感情を説明するのではなくて、絵全体で役者たちの表現を表したかったので、照明や色の調整をかなり細かくこだわって仕上げました。」と映像表現へのこだわりを語った。

吉田と家族の関係性の作り込みについての質問に対して笠松は、「吉田自身は外の世界に仲間がいないと思っている。ラップをやっても認めてくれない。そういった環境の中で認めるとか認めないという概念がなく接してくれているのが家族で、大西礼芳さん演じる姉が、吉田の唯一の理解者になってくれていることを意識して関係性を作りました」と語り、監督は大西さんについて、「とらえどころのないトーンがとても今回の役にはまっていました。オフの姿も優しいけれど、どこか謎が残っている雰囲気がとても印象的な方です」と語った。

また本作の演出に関して印象的だったことを問われた笠松は、「最初台本をもらって芝居をした時に、テンポを倍速にしてくれ、とよく言われました。テンポを速く、会話をたたみ掛けることで間が光る。新しい芝居のテクニックを学ぶことができました」と話した。

映画情報どっとこむ ralph 『花と雨』

1月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷 他にて全国公開



Phantom-film.com/hanatoame/

映画『花と雨』key
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出演:笠松将 大西礼芳 岡本智礼 中村織央 光根恭平 花沢将人 MAX サンディー海 木村圭作 紗羅マリー 西原誠吾 飯田基祐 
つみきみほ 松尾貴史 高岡蒼佑
監督:土屋貴史 原案:SEEDA・吉田理美  脚本:堀江貴大・土屋貴史 音楽プロデューサー:SEEDA・CALUMECS 
製作:藤田晋・中祖眞一郎 制作プロダクション: P.I.C.S.
配給:ファントム・フィルム
(C)2019「花と雨」製作委員会




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のん、岩井七世、片渕須直監督、コトリンゴ登壇!『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』ワールドプレミア東京国際映画祭


映画情報どっとこむ ralph 第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前を向き、日々の暮らしを紡いでいく女性・すずの深い感情を、新たなエピソードを盛り込むことで描き出す新作劇場アニメーション映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が12月20日(金)より公開となります。

その【特別先行版】ワールドプレミアが11月14日、東京・六本木で開催中の第32回東京国際映画祭で行われ、のん、岩井七世、コトリンゴ、片渕須直監督が出席した。
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』ワールドプレミア東京国際映画祭
東京国際映画祭特別招待部門
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』ワールドプレミア上映
日時:11月4日
登壇:のん、岩井七世、コトリンゴ、片渕須直監督

映画情報どっとこむ ralph 2016年の同映画祭で『この世界の片隅に』が上映されたことに触れて

片渕監督:3年ぶりに帰ってきた気分」と凱旋を喜び「長い映画ですが、実はまだ途中です。あと数分長くなります。もっと長いすずさんの人生をこの映画を通して感じていただければ。
と劇場公開時のさらなるシーンの追加を予告し、驚きと共にファンを喜ばせた。

のんさん:期間を置いてから同じ役に挑むのは初めての経験。緊張したけれど、前作や原作を読み直して、すずという役柄や新しいシーンに対してどう解釈するかを考えていくうちに、すずさんの皮膚感が蘇ってきました。片渕監督には信頼を置いているので、収録ではしっかりと強い気持ちで臨むことができました。
と手応えを口にした。

白木リン役の岩井さんは

岩井さん:前作から3年経って、新しく入ったシーンを楽しみにしていたし、自分で舞台である呉を訪れたり、前作を10回くらい映画館で観たり。作品のファンでもあるのでアフレコ収録は緊張しましたが、気張らず、監督の演出に耳を傾けていました。
と思い入れを明かした。音楽担当のコトリンゴは、新たな楽曲提供のほか、エンディング曲「たんぽぽ」をアレンジした。

コトリンゴさん:再録にあたり『たんぽぽ』は聴いたイメージを変えないように意識しつつ、完結という名残惜しい重厚感を出したかった。
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』ワールドプレミア東京国際映画祭 と狙いを説明しながらも、片渕監督に

コトリンゴさん:これで本当に完結…なんですよね!?

と確認して笑わせた。

映画情報どっとこむ ralph 新たなシーンが追加されたことで、リンと周作(細谷佳正)の秘密が描かれることになる。この展開に

のんさん:複雑な気持ちになりました。

とすずの気持ちに寄り添いながら

のんさん:すずさんにとって、リンさんの存在はとても大きいことがわかるシーンが沢山あります。突然嫁いだ呉でリンさんはすずさんに、『絵を描いてほしい』と言ってくれたはじめての人で、すずさんはもともと自分の中にあるものを認めてもらえたということを心の拠り所にしていました。なのでリンさんと周作さんの秘密は、すずさんにとってどこに感情を置けばいいのか、戸惑っている気がしました。リンさんが大切だからこその戸惑いですね。
とすずの心境を代弁。演じる上では

のんさん:それは複雑な部分で難しいと思ったけれど、スタジオに入って監督に演出してもらって理解していきました。自分自身も気づけることもあって、再び役に挑むことができました。

と収録を振り返った。そして最後に・・・・

のんさん:新たな気持ちで観ることのできる映画になりました。沢山の人におススメしてほしいです。
と期待を込めていた。

映画情報どっとこむ ralph 【Introduction】 
210 万人の胸を震わせたあの場面が、まったく異なる印象で迫ってくる。

この映画は、大ヒット映画『この世界の片隅に』の単なる長尺版ではない。250 カットを超える新エピソードによって、これまで目にしていたシーンや人物像が、まったく異なる印象で息づきはじめる。『この世界の片隅に』を知る人も、知らない人も 1 本の?新作“として体感することになるだろう。すずの内面を大人の表現で魅せる女優のん、岩井七世(リン役)、細谷佳正(周作役)など、前作のキャストがパワーアップして再集結。さらに遊郭の女性テル役として花澤香菜が初参加。コトリンゴによる書き下ろしの新曲と共に、私たちを新たな世界へといざなう。

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』

2019年12月20日(金)テアトル新宿・ユーロスペース他全国公開

【story】
 
誰もが誰かを想いひみつを胸に 優しく寄り添う

広島県呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて、新たな生活を始める。昭和 19 年、日本が戦争のただ中にあった頃だ。戦況が悪化し、生活は困難を極めるが、すずは工夫を重ね日々の暮らしを紡いでいく。ある日、迷い込んだ遊郭でリンと出会う。境遇は異なるが呉で初めて出会った同世代の女性に心通わせていくすず。しかしその中で、夫・周作とリンとのつながりに気づいてしまう。だがすずは、それをそっと胸にしまい込む……。昭和 20 年 3 月、軍港のあった呉は大規模な空襲に見舞われる。その日から空襲はたび重なり、すずも大切なものを失ってしまう。 そして、昭和 20 年の夏がやってくる――。

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声の出演:のん 細谷佳正 稲葉菜月 尾身美詞 小野大輔 潘めぐみ 岩井七世 牛山茂 新谷真弓/花澤香菜/ 澁谷天外(特別出演)

原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊) 企画:丸山正雄 監督補・画面構成:浦谷千恵 キャラクターデザイン・作画監督:松原秀典

美術監督:林孝輔 音楽:コトリンゴ プロデューサー:真木太郎 監督・脚本:片渕須直 

製作統括:GENCO アニメーション制作:MAPPA 
配給:東京テアトル 
製作:2019「この世界の片隅に」製作委員会  
ikutsumono-katasumini.jp 

(C)2019こうの史代・双葉社 / 「この世界の片隅に」製作委員会




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佐久間由衣 x 三木康一郎監督 映画『“隠れビッチ”やってました。』完成披露試写会 in 東京国際映画祭


映画情報どっとこむ ralph イラストレーターで漫画家のあらいぴろよが自身の体験をもとに描いたコミックエッセイを、三木康一郎監督により映画化した『“隠れビッチ”やってました。』が、12月6日より全国公開となります。

映画初主演となる佐久間由衣が、異性にモテることを趣味&特技として、狙った男に「好き」と告白させたら即フェイドアウトする“隠れビッチ“を熱演。本作は、そんな“隠れビッチ”のモテ戦術を面白可笑しく披露しつつも、その裏に潜む現代女性の心の隙間や歪みに寄り添うヒューマンコメディとなっている。

このたび、公開に先駆けて第32回東京国際映画祭にて完成披露上映が執り行われ、主演の佐久間由衣さん、村上虹郎さん、大後寿々花さん、小関裕太さん、三木康一郎監督が舞台挨拶に登壇しました。
『“隠れビッチ”やってました。』完成披露in東京国際映画祭
映画『“隠れビッチ”やってました。』完成披露試写会
日時:11月4日(月)
場所:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
登壇:佐久間由衣、村上虹郎、大後寿々花、小関裕太、三木康一郎監督(敬称略)

映画情報どっとこむ ralph 割れんばかりの拍手が沸き起こる中、佐久間由衣さん、村上虹郎さん、大後寿々花さん、小関裕太さん、三木康一郎監督が登壇。

佐久間さん:東京国際映画祭でたくさんの映画がある中、本作を選んでいただきありがとうございます。短い間ですが、楽しんでいってください」と感謝を述べた。
続いて、

村上さん:監督に久しぶりにお会いして、“闘牛士かお前は!”と言われた村上虹郎です!
と今日の衣装をいじられたことを明かし、会場の笑いを誘った。続いて、

大後さん:今日皆さまにお届けできる日を迎えられたことを大変嬉しく思います”
『“隠れビッチ”やってました。』完成披露in東京国際映画祭 と今の喜びを語った。

小関さん:この映画には2つの顔があって、最初はコメディタッチでテンポよく進んで楽しい作品なのですが、見終わった後にはズシりと心に響くものがある。そういった何かを持ち帰ってもらえれば嬉しいです。
『“隠れビッチ”やってました。』完成披露in東京国際映画祭 とこれから映画を鑑賞する観客に見どころを語った。


最後に・・・・、

三木監督;僕らの大爆笑トークを楽しんだ後、映画を楽しんでいってください。
『“隠れビッチ”やってました。』完成披露in東京国際映画祭 とハードルを上げ、会場は笑いに包まれた。本作が映画初主演となる佐久間さん。オファーが来た時の心境を聞かれ、

佐久間さん:台本読むまでは、お嫁に行けなくなるのかなと思いました。でも、自己承認欲求という誰もが持っている悩みと向き合う物語でもあったので、挑戦したいと思いました。

と当時の心境を吐露。また、撮影で大変だったことを聞かれ、

佐久間さん:終始大変だった。監督から厳しい指導もあったけどテンションで乗り切った部分もあります

と監督に視線を向けると、

三木監督:全然厳しくしてないです。やさしめです。キャラクターについては、好きにやってくださいと言いました。

佐久間さん:現場に入ってからは違った。

と反論し、会場からは大きな笑いが巻き起こった。
『“隠れビッチ”やってました。』完成披露in東京国際映画祭 コジ役を演じるにあたって心がけたことを聞かれ

村上さん:ひろみ(佐久間)と彩(大後)の二人の違ったタイプの女性を見守るということ。ほぼ二人のママでしたね。

と語り、佐久間さんと大後も納得するように頷いていた。

彩役を演じていて共感したことについて、

大後さん:結構激しい女性なので、恋愛に関していえばない。ただ、ひろみに対して、包み隠さず思ったことを言い合える関係性は羨ましいなとは感じました。

と、語った。

肉食系、草食系など様々なタイプの男性が出てくる本作にちなみ、演じた安藤君は何系?と聞かれ

小関さん:カテゴリーにハマらない系男子。女性からみてつかみどころのない男性で、何を考えているかわからない。だから気になる、好きになっていく男性という解釈だったので、そのように意識して演じました。

と自分なりの役作りを語った。

映画情報どっとこむ ralph 4コママンガ(原作)を2時間の映画にするのに苦労した点について
『“隠れビッチ”やってました。』完成披露in東京国際映画祭 三木監督:原作自体が、一人の女の子のちょっとした思いを描いた物語なので、それをどのように形にしようかと考えながら作った。なので、細かい点にも気をつかって丁寧に作り上げた。

と語った。そして、気になる異性への必殺モテテクニックを出演者がフリップに書いて披露。

佐久間さんは【お酒の力を借りてみたい】と回答。

佐久間さん:劇中でひろみがお酒ですごい変貌する。あんなかたちで男性に甘えられたらいいなと思います。

と今後やってみたい事として語った。

村上さんは【口数を減らす】と回答。

村上さん:デビュー作のオーディションで、たくさん喋っていたら、『あんまり喋ってない方がかっこいいよ』と言われた。

と過去の経験からモテテクニックを語った。

大後さんは【あ、(転ぶ 裾をつかむ)】と回答。

大後さん:転びそうになった時に、“あっ”と異性の服を少し掴む。守りたくなるような女性を演じること。

と語った。

小関さんは【好きって言う】と回答。

小関さん:ラブの好きではなくて、“その服好き”とか、“その色好き、とか《好き》っていう言葉を使うことによって《好き》の魔法がかかると信じている。

と独自のモテテクを語った。

最後に・・・・

三木監督:タイトルにはびっくりすると思いますが、すごく身近な話になっていると思います。この作品を観て少しだけ前向きになってくれたら嬉しい。そして、たくさんの人にそれが伝わっていけばいいなと思っています。

と本作に込めた思いを語った。

佐久間さん:初主演という事もあって、皆さんに支えられながら完成し、このような形で皆さんにお届けできて嬉しいです。タイトルからは想像もできないような、愛が詰まった温かい作品になっていると思います。何かに苦しんでいる人たちの背中を押せるような映画になっていると嬉しいです。

と目に涙を浮かべながら感慨深げに語り、舞台挨拶は幕を閉じた。

映画情報どっとこむ ralph <第32回東京国際映画祭 開催概要>
開催期間:2019 年 10 月 28 日(月)~11 月 5 日(火)
会場: 六本木ヒルズ、EX シアター六本木(港区)、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区)ほか都内の各劇場及び施設・ホールを使用

公式サイト:http://www.tiff-jp.net

東京国際映画祭
©TIFF

映画情報どっとこむ ralph 『“隠れビッチ”やってました。』

公式サイト:
http://kakurebitch.jp/

“隠れビッチ”やってました。
【STORY】
26歳の独身女・ひろみ(佐久間由衣)の趣味&特技は異性にモテること。絶妙のタイミングでのスキンシップや会話術で相手を翻弄し、「好きです」と告白させたら即フェイドアウト。そんなひろみに、シェアハウス仲間のコジ(村上虹郎)と彩(大後寿々花)は呆れ顔で「最低の“隠れビッチ”ね!」とたしなめるも、彼女の耳には届かない。ある日、気になるお相手・安藤(小関裕太)が現れるが、数年ぶりの負け試合。さらに安藤を本気で好きになっていたことに気づき、ショックを受ける。やけ酒をあおり酔いつぶれているところを、同じ職場の三沢(森山未來)に目撃される。ひろみは“隠れビッチ”だということを打ち明け、自分の過去と向き合い始める―。

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佐久間由衣/村上虹郎 大後寿々花 小関裕太/森山未來
前野朋哉 片桐仁 前川㤗之 栁俊太郎 戸塚純貴 /渡辺真起子 光石研
監督・脚本:三木康一郎 原作:あらいぴろよ『“隠れビッチ”やってました。』(光文社刊)
主題歌: Kitri 「さよなら、涙目」(BETTER DAYS /日本コロムビア)
音楽:小山絵里奈
配給:キノフィルムズ/木下グループ
(C)2019『”隠れビッチ”やってました。』フィルムパートナーズ/光文社 




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役所広司、壮絶な世界ロケやり遂げ感無量『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』ワールドプレミア


映画情報どっとこむ ralph 日本映画界を代表する名優・役所広司さんが主演を務め、名監督ジョン・ウーのハリウッドデビューを後押しし、『フェイス/オフ』『M:I‐2』『レッドクリフ』シリーズなど、世界的大ヒット作を多く手掛ける名プロデューサーのテレンス・チャンさんと初タッグを組んだ日中合作映画、『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』(原題『Wings Over Everest』(中国題:冰峰暴))が11月15日(金)より全国公開します。

この度、現在開催中の<第32回東京国際映画祭>(以下 TIFF)の特別招待作品に選出された本作の公開に先駆け、 世界的プロデューサーのテレンス・チャンをはじめ、チャン・ジンチュー、リン・ボーホン、ユー・フェイ監督らが一挙来日!

11月3日(日)、東京・六本木ヒルズにて、主演の役所広司とともにワールドプレミアに登壇しました。


『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』ワールドプレミア
日付:11月3日(日)
場所:第32回東京国際映画祭
東京・六本木ヒルズ
登壇:
役所広司、テレンス・チャン、チャン・ジンチュー、リン・ボーホン、ユー・フェイ監督

映画情報どっとこむ ralph 先月28日(月)に行われたTIFFのオープニングセレモニーにて、

役所さん:映画を好きな人たちが集まったので、言語の壁を乗り越えて最終的には良いチームになったと思います。そのチームワークが映画にも表れていることを信じています。

と語り、レッドカーペットに集まったファンは勿論、世界中のファンを魅了した役所さん。
第32回東京国際映画祭

ワールドプレミアでは、本作で舞台となる世界最高峰のエベレストをイメージした、鮮やかなブルーカーペットが六本木ヒルズ大階段に敷かれ、アジアが世界に誇る“美男美女”俳優のチャン・ジンチュー、リン・ボーホン、ユー・フェイ監督、テレンス・チャンらが一挙集結。満を持して役所が登壇すると、集まった多くの報道陣から、眩いフラッシュが浴びせられた。

役所さん:各国の皆さんと映画を作ることが出来て、本当に幸せでした。多くの方に、本作が描く美しい自然風景と美しい人間模様を楽しんでいただきたい。

今年で俳優歴41年、まさに“日本が誇る名優”として日本映画界を先導する役所さんによる力強い挨拶で始まった本イベント。

初タッグとなったテレンス・チャンや、ハリウッドでも活躍するチャン・ジンチュー、リン・ボーホン、本作が初監督作となる新進気鋭のユー・フェイ監督といった、世界の才能と肩を並べた役所の満面の笑顔につられるように、一同は笑顔で喜びを語った。

映画情報どっとこむ ralph 標高8848M/氷点下83℃という過酷な条件下の世界最高峰・エベレストを舞台に繰り広げられる、圧倒的スケールと映像美で贈るスペクタクル・エンタテインメントとして、カナダや中国、ネパールといった世界各地で行われた大規模な撮影を振り返って

役所さん:中国語、北京語、広東後、英語、日本語と沢山の言語が飛び交い、現場でのコミュニケーションは中々難しかったですが、みんな映画が好きで、映画という言語を通して、1つになることができた。
としみじみ。本作では、ヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」の鬼の隊長・ジアンに扮し、自身初となるワイヤーアクションにも挑戦しているが、

役所さん:ワイヤーにぶら下がってジンチューさんを助けるシーンの撮影だったのですが、僕は初めてであまり上手くなかったので、助けるどころか自分がアザだらけになってしまいましたね…。でも、劇中ではちゃんと助けているので、ぜひご安心ください(笑)。

と、過酷な撮影ながら充実した心境を笑顔で明かした。

そんな役所さんと初共演、「チーム・ウィングス」のメンバー役を演じたチャン・ジンチュー、リン・ボーホンらは、それぞれ

ジンチュー:役作りや撮影はとても大変でしたが、本作への参加は私にとって本当に特別な経験でした。撮影中は、役所さんの演技に引っ張っていただき、そのおかげで私自身も高めることが出来ました。
ボーホンさん:ヘリ操縦の訓練以外にも雪山でのアクションシーン等色々と経験したのでとても過酷でしたが、役所さんとの初共演には期待と興奮がありました。
と、役所さんとの共演を述懐。
大ヒットアクション映画『ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)にも出演し、ハリウッドにも認められているチャン・ジンチューと、『At Café 6 六弄咖啡館』(15)で金馬賞最優秀助演男優賞を受賞、アーティストとしても注目されるイケメン俳優のリン・ボーホンは、二人とも世界を股にかけ活躍する実力派俳優だが、役所さんとの共演には多くの刺激を受けたようで、

ジンチューさん:(役所さんは)目が本当に凄い。役所さんの瞳の中には、疑いや絶望、慈愛に満ちた笑顔も含まれていて、魅力的です。役所さんから笑顔を見せられた時には、心が溶けてしまいそうでした。

ボーホンさん:いざ撮影本番が始まると、普段の優しい役所さんはいなくなり、役所さんの視線で一気に現場がエベレストの舞台へと引き込まれるんです。長回しのシーンの際も、役所さんだけが一人台本を持たずにリハーサルに臨んでいました。まさに僕にとって『神のような存在』です。

とコメント。 二人からの熱烈な称賛を受け、

役所さん:今日は沢山褒められたので、嬉しいですね。

と、照れ笑いを浮かべ、

ジンチューさん:役所さんは、27時間もの間ワイヤーに吊らされたこともあった。
チャン・ジンチュ と暴露されると、報道陣からも思わず驚愕の声が…!

チャンさん:撮影後に知ったのですが、役所さんの脇の下にはワイヤーアクションでついた酷いアザが沢山ありました。でも役所さんは全く痛がるそぶりも見せず、愚痴も言わず、終始笑顔でした。そんな役所さんの現場でのプロフェッショナルな姿勢に、とても感動しました

と称賛が止まらないチャンに対して、

役所さん:僕は日本語で沢山愚痴を言ってたので、みんなにはバレなかったんだね(笑)

と真実を明かすと、会場からは大きな笑いが起こった。

一方、フランスのゲーム会社Gameloftの中国グローバル副総裁という立場から一転、映画監督に転身した無名の新鋭、ユー・フェイ監督は、自身が脚本執筆したオリジナル作品となる本作について、

ユー・フェイ監督:世界最高峰のエベレストには、多くの悲しみや喜びが詰まっています。その物語を、映画を通して描きたかった。この映画は『愛の為に、人はどこまで行けるのか』というのが大きなテーマです。
ユー・フェイ監督 とこだわりをアピール。山岳アクションに加え、深い悲しみを背負いながら自然と対峙するジアン隊長役を体現できるのは役所さんのみだったという想いから、“ダメ元”でオファーしたという役所さんからのまさかの出演快諾には非常に胸を躍らせたようで、

フェイ監督:大好きな登山と映画を、融合した作品を作ることが出来て、とても幸運だった。

と、感謝の気持ちを告白した。続くテレンスも、以前から

テレンスさん:世界で一番優秀な俳優の一人。より作品を高みへと向かわせ、すでに色々なジャンルで色々な役を演じられることはもちろん存じ上げていましたが、役所さんは、脚本よりも鮮やかに役を演じられる方だと思います。本作にもそうした部分を吹き込んでくれた役所さんには感謝しかありません。
テレンス・チャン と、過酷な現場を支えた役所を称えた。

映画情報どっとこむ ralph ワールドプレミア後に行われた舞台挨拶でも、会場に集まった多くのファンから万感の拍手で迎えられた役所ら一同は、笑顔で登壇。改めて、

役所さん:かなり以前から、アジアの力を結集して映画を作る際は、僕もぜひ参加したいという想いがありました。アジア各国の映画人が交流して、親交を深めることで、アジア映画界がより良くなるはずだ、と思う中で、こうしてチャンスをいただけたのは非常に光栄でした。

と、オファーの際の心境が語られ、無名ながら過酷な撮影を乗り越え映画を完成させたユー・フェイ監督に向かい、

役所さん:将来、大物の監督になる予感がする。

と太鼓判を押すと、会場中が盛大な拍手に包まれた。
『オーバー・エベレスト-陰謀の氷壁』ワールドプレミア

『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』オリジナル・サウンドトラックジャケ写
『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』
原題:Wings Over Everest(中国題:冰峰暴)


11月15日(金) 全国公開!

公式HP:
http://over-everest.asmik-ace.co.jp/



映画情報どっとこむ ralph <第32回東京国際映画祭 開催概要>
開催期間:2019 年 10 月 28 日(月)~11 月 5 日(火)
会場: 六本木ヒルズ、EX シアター六本木(港区)、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区)ほか都内の各劇場及び施設・ホールを使用

公式サイト:http://www.tiff-jp.net

東京国際映画祭 ©TIFF

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役所広司 チャン・ジンチュー リン・ボーホン

ビクター・ウェブスター ノア・ダンビー グラハム・シールズ ババック・ハーキー プブツニン

声の出演:役所広司、沢城みゆき、宮野真守
神尾佑、山野井仁、俊藤光利、高木渉、細貝光司、沖原一生

監督・脚本:ユー・フェイ
プロデューサー:テレンス・チャン
撮影監督:ライ・イウファイ
美術監督:パク・イルヒョン チー・セバク
音楽:川井憲次
編集:デビッド・リチャードソン ジョーダン・ディーセルバーグ ゾア・ジュイン
視覚効果スーパーバイザー:ユー・ジャン ジ・レイレイ 視覚効果コーディネーター:ジョウ・イェンチュン
日本語吹替版主題歌:GLAY「氷の翼」(LSG)
提供:バップ/配給:アスミック・エース/©Mirage Ltd.
2019/中国・日本/110分/PG-12




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髙橋ヨシキ&大場渉太 ヤバすぎる『ミッドサマー』 真夜中の日本最速上映イベント開催!!


映画情報どっとこむ ralph 2018年、世界中で最高の評価を受け、日本でも同年11月に公開された映画『ヘレディタリー/継承』のアリ・アスター監督最新作にして、最注目スタジオA24が贈るスリラー『MIDSOMMAR』が、邦題『ミッドサマー』に決定。2020年2月、TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショーが決定となります。

この度、本作が伝説の映画祭「東京国際ファンタスティック映画祭」オープニング作品として上映されました!!

第32回東京国際映画祭のオールナイト上映で、一夜限りの復活を遂げた東京国際ファンタスティック映画祭。同映画祭は、ホラー・スリラー映画のブームを牽引し、日本のアニメや、香港・韓国・インド映画にもいち早く注目して来た伝説の映画祭です。2005年以来、14年ぶりの復活を『ミッドサマー』が飾りました。

東京国際ファンタスティック映画祭 オールナイト上映 オープニング作品『ミッドサマー』
日時:11月2日(土)
場所:TOHOシネマズ六本木
登壇:髙橋ヨシキ(アートディレクター/映画ライター)、大場渉太(東京国際ファンタスティック映画祭 プログラミング・ディレクター)

映画情報どっとこむ ralph 一夜限りの復活を果たした東京国際ファンタスティック映画祭のオープニング作品となった『ミッドサマー』。上映後観客からは拍手が起きながら、どこか緊張感が残る独特の雰囲気となった。早速SNSでは「とんでもない映画」「ヤバすぎる」「想像以上のクオリティ」という絶賛も。その会場にアートディレクター、映画ライターである髙橋ヨシキと、映画祭のプログラミング・ディレクターである大場渉太が登場しトークセッションが行われた。

大場渉太は「色々な噂がすでに届いていたが、あまりにもクオリティが高い!」と絶賛。
髙橋ヨシキは「予告編などを見て、「ウィッカーマン」(76)だと思う人もいたと思うのですが、本作は実際に観てみると違いますよね。」「この映画にはいっぱい見どころがありますが、一度観ても村や、そこに住む人々の全体はまだ見えてこないのです。どうやってこの人たちが生活しているのか、育てている作物は何なのか、など謎は多いです。」と様々に張り巡らされた伏線や、もう一度観て検証したくなる謎が溢れた本作を語った。

白夜の太陽の下で行われる祝祭が舞台の”フェスティバル・スリラー”である本作を、結末に感動を覚えたという大場は「スリラーですが、観ると様々な要素でできた作品であり、色々なジャンルにあてはまるとも言えます。」と語ると、髙橋は「悲惨な経験をし、社会に対する生きづらさを抱えた人が楽園を見つけるという映画でもあります。」「『未知との遭遇』(77)などにも同じものを感じますよね。」とコメント。過去の名作との共通点を考察した。
1102シンファンタ「ミッドサマー」試写イベント②
 さらに、本作には『ベニスに死す』(71)で主人公の老作曲家・アッシェンバッハが魅了される少年・タジオを演じ、「世界一の美少年」と呼ばれたビョルン・アンドレセンが出演しているという映画ファンがさらに楽しめるキャスト情報を語る。「年を取っても美少年ですよね。この人が少女漫画に与えた影響は多大です。」
 「とにかく細部まで作りこまれた緻密な映画です」と大場が話すと、髙橋は同意しながら、本作の幻惑的な演出について触れ、独自の映画流行の分析を語った。「ここ最近、サイケデリックな表現をする映画の流れが来ています。例えば『ドクター・ストレンジ』(17)、『CLIMAX クライマックス』(19)などもそう。昔は映像でサイケデリックな描写を上手くできませんでしたが、CGの技術が発達してしっかり表現できるようになりました。」と、最近の人気作との共通点を話した。

 舞台中盤、盛り上がるトークをよそに、風もない劇場内で映画のポスターパネルがひとりでに倒れるハプニングが発生した。おもわずどよめく会場。「これがこの映画のパワーですよ(笑)」と髙橋ヨシキ。スクリーンに実際にスウェーデンで開催されている夏至祭(ミッドサマー)の写真が映し出されると、「スウェーデンの人たちはこの映画を見たら怒るのではないか?」と大場。髙橋は「日本の盆踊りで殺人が起きる映画があっても私たちは怒りませんし、テキサスに殺人鬼が出る映画を作っても誰も怒りませんでしたよね(笑)。」と突っ込んだ。

高橋ヨシキは「人にお勧めしやすい映画です!スリラーやホラーは、あまり馴染みのない人へのおすすめの仕方が難しい時がありますが、“花だらけの美しいスウェーデンで、村人たちが踊ったりして、アメリカ人を歓迎してくれる映画”だとお勧めできますよね(笑)!」と、先行上映で集まった映画ファンに、知り合いへのお勧めの仕方をアドバイスしトークイベントは終了した。

映画情報どっとこむ ralph 祝祭がはじまる
『ヘレディタリー/継承』のアリ・アスター監督最新作。
5人の大学生たちが訪れたスウェーデンの奥地で、90年に一度の祝祭が始まる。
白夜の太陽の下、花は咲き乱れ、人々は陽気に歌い踊る・・・しかし、全ては悪夢の始まりだった。
明るいことが、こんなにおそろしい― 恐怖の歴史を覆す“フェスティバル・スリラー”。
ミッドサマー
『ミッドサマー』
原題:MIDSOMMAR

2020年2月TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

公式HP:
https://www.phantom-film.com/midsommar/

公式twitter:
https://twitter.com/midsommarjp


物語・・・
家族を不慮の事故で失ったダニー(フローレンス・ピュー)は、大学で民俗学を研究する恋人や友人と5人でスウェーデンの奥地で開かれる“90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖……それは想像を絶する悪夢の始まりだった。

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脚本・監督:アリ・アスター
出演:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィル・ポールター、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ウィルヘルム・ブロングレン、アーチー・マデクウィ、エローラ・トルキア
製作:パトリック・アンディション、ラース・クヌードセン
撮影監督:パヴェウ・ポゴジェルスキ プロダクション・デザイン:ヘンリック・スヴェンソン 編集:ルシアン・ジョンストン
衣裳デザイン:アンドレア・フレッシュ 音楽:ボビー・クルリック
© 2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.

配給:ファントム・フィルム

2019年|アメリカ映画|ビスタサイズ|上映時間:147分|




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『東京国際ファンタスティック映画祭』が、14年ぶりに遂に本格始動開始!


映画情報どっとこむ ralph 今年第32回を迎える東京国際映画祭にて、全世界のジャンル映画を愛してやまないあの伝説の映画祭『東京国際ファンタスティック映画祭』が2005年以来、11月2日(土)第32回東京国際映画祭の特別企画として「シン・ファンタ/復活!?東京国際ファンタスティック映画祭ナイト」と題して1夜の復活(Resurrection)を果たした。

そしてこの度、この場で改めて「東京国際ファンタスティック映画祭」を復活させることが宣言された。

『東京国際ファンタスティック映画祭』 『東京国際ファンタスティック映画祭』
映画情報どっとこむ ralph 14年の時を経て、復活するに至った経緯を復活プロジェクトの発起人である株式会社ガイエ配給宣伝事業部ゼネラルマネージャーの大場渉太はこう語っている。「応援上映やジャンル映画が世を賑わせ、若者もその熱狂の渦に呑み込まれる昨今の映画界隈。でもその元祖ともいえるのは、この「東京国際ファンタスティック映画祭」(通称=東京ファンタ)だった。一時期ジャンル映画が日本では陽の目を浴びない不遇な環境もありましたが、こうして令和現代、若者中心にジャンル映画がまた脚光を浴び、応援・絶叫しながら映画を楽しむ映画文化が改めて構築され、それを感じたとき、この「東京ファンタ」を復活するには今しかないのでは!?と思いました。そして何より、この映画業界に身を置くものとして我々の世代がこの世から消えてしまう前に、映画を観客と一緒に楽しみ、観客と作り手が共に次の映画文化を作り育てるという映画文化多様の可能性を次の世代にバトンタッチする架け橋をしないといけない!と強く思ったのが、今回の復活プロジェクトの原動力となっています。これから復活までの道のり色々な困難な壁を乗り越えないといけないことも多々あるとは思いますが、こうして支援してくれる映画人メンバーと応援してくれる映画ファンと共に進んでいければ、きっと復活できると信じています」と語っている。

なお、「東京国際ファンタスティック映画祭/復活プロジェクト始動」支援賛同メンバーには、映画評論家の町山智浩、クリエイターのいとうせいこう氏が既に支援応援メンバーに名を上げ、「シン・ファンタ」では映像による応援メッセージも流された。町山氏はこの復活プロジェクトにあたり「僕も、東京ファンタで育った人間で「映画秘宝」も「東京ファンタ」がなければ産まれなかった。ファンタスティック映画祭がない国は映画ファンにとって、とても寂しいことだと思います。みんなで復活に向けて頑張りましょう」とコメント。いとう氏も「休止前の東京ファンタで、3年ほどグランドプロデューサーを務めましたが休止になってしまい、その残党共にその後10年間「したまちコメディ映画祭」を行いました。今回その大元になる東京ファンタが復活に向けて動き出すと聞いてとても喜んでいます。休止の時にも、せっかくの財産を失くしてしますのが惜しいと思っていましたし、文化の発信地としてとても重要だと思っていますので、この復活の動きは嬉しくて仕方ありません。みなさんも応援よろしくお願いします。」とコメントしている。

その他の復活応援支援参加メンバーとして、東京国際映画祭、映画秘宝編集部、高橋ヨシキ、山口雄大監督、井口昇監督、清水崇監督、西村喜廣、ハリウッド・コンベンション・ギャラリー、「東京コミコン」スーパーバイザー杉山スピ、すぴ豊、江戸木純(順不同)などの人々がすでに名乗りを上げている

またこの始動宣言と共に、公式HPとSNSも開設!!今後の情報はそこを通して発信していく。
『東京国際ファンタスティック映画祭』
映画情報どっとこむ ralph 「東京国際ファンタスティック映画祭/復活プロジェクト始動」

公式サイト:
http://tokyofanta.jp/

公式SNS:
@TokyoFanta



東京国際ファンタスティック映画祭とは!?
(Tokyo International Fantastic Film Festival)
1985年から2005年まで毎年東京国際映画祭の協賛企画として同時期に開催されていた。2002年までは渋谷パンテオン、2003年からは新宿ミラノ座で開催。黎明期のホラー映画のブームの牽引し、日本アニメのすばらしさ、映画の原点、香港・韓国・インド映画にいち早く特集し火をつけ話題をさらっていた伝説的な映画祭。

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大根仁監督×藤えりか 登壇 TIFF特別上映『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』


大根仁監督 × 藤えりか 登壇 TIFF特別上映『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』

映画情報どっとこむ ralph 大根監督「脚本の妙、構成・編集の妙、実はテクニックに溢れた映画」

藤記者「“赤狩り”が今起きないようにするにはどうすればいいのか?」

10月28日(月)より開催されている第32回東京国際映画祭で、幅広い映画ファンに向け世界中の「未知の作品との出会い」「良作を発掘する喜び」を提供する特別上映企画「STAR CHANNEL MOVIES セレクション」を開催中。スターチャンネルの映画レーベルである「STAR CHANNEL MOVIES」を代表する個性的なフィルムメイカーたちの作品をセレクト上映するこの企画にて、2015年の公開された『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』が上映され、『モテキ』『バクマン』を手掛けた演出家・映像ディレクターの大根仁監督と、朝日新聞経済部兼GLOBE記者の藤えりかがトークゲストとして登壇した。
TIFF2019「STAR CHANNEL MOVIES セレクション」
日付:11月2日
登壇:
演出家・映像ディレクター:大根仁監督
朝日新聞経済部兼GLOBE記者:藤えりか

映画情報どっとこむ ralph 朝日新聞紙面にてトランボに纏わる記事を掲載した過去を持つ籐記者は

籐記者:元々トランボさんのファンだったこともありますが、当時ハリウッドで行われた“赤狩り”をもう一度辿って見たかったんです。当時の“赤狩り”が今のトランプ政権に再来する危険があるという指摘も増えてきているので、今“赤狩り”がどのような受けとめられ方をしているのか、それによって追われた人たち、そのご遺族の方がどんな暮らしをしているのか、辿ってみたいと思いまして取材しました。
TIFF2019「STAR CHANNEL MOVIES セレクション」 と自身の執筆経緯を語る。

大根監督:公開当時、アカデミー賞関連の番組出演のため見ました。本当に良く出来た作品で、下手したら社会派の教科書に載っているような話になってしまうところをちゃんとエンターテイメントとして消化させていて、なおかつ家族の話にもなっていたり、“お仕事ムービー”としても楽しめる作品でした。アカデミー主演男優賞を受賞したブライアン・クランストンがイイ演技していて、大作ではないが凄く心に残る映画。
TIFF2019「STAR CHANNEL MOVIES セレクション」 と当時を振り返る。


本編で描かれる時代背景を含めて

藤記者:“赤狩り”というと共産主義者の人たちが追われたイメージだと思いますが、第二次世界大戦前の“リベラル”な人たちはほとんどアメリカでは共産党に入るという流れがあったんです。今イメージする共産党ではなく、それがかなり大きな違い。それが反ナチスの位置づけにもなっていたので、労働者を守るという立場からハリウッドも脚本家のストライキする権利を守るため共産党に入ったという背景があるんです。戦後にいきなり米ソの冷戦が勃発して、共産主義に傾倒した人としていきなり“敵”扱いになったんです。それが当時売れっ子脚本家だったトランボだったり、監督だったり脚本家の人だったりがやり玉に挙がった。

と当時の“赤狩り”を解説。

藤記者:中でもハリウッドでは脚本家や監督が多く挙がりました。彼らが描くものがベースに映画は作られますので、左派的なメッセージが入ったら共産主義的な映画が作られるんではないか、プロバガンダに使われるんじゃないか

と弾圧の実態を語った。また

藤記者:取材中さまざまな裏付けとなる書類を探したんですが『ローマの休日』の脚本を手掛けた証拠は自身で燃やしてしまったそうで、そのくらい隠さないといけなかった時代だったんだと思います。おそらくトランボさんも無念だったと思う。

取材を敢行する中で体験した苦労も合わせて語った。
TIFF2019「STAR CHANNEL MOVIES セレクション」
本作の原作は、小説家のブルース・クックが書いたもの。
原作からの脚色について

大根監督:劇中のトランボの台詞が上手いですよね。脚本家から発する台詞なので、喋る台詞すべて皮肉が効いていてイイですね。家族と話す時だけは本音になるとか、台詞の塩梅が上手だなと思います。『オースティン・パワーズ』のジェイ・ローチ監督なので、同じ監督とは思えませんが(笑)、ユーモアが凄く上手い。台詞で言えば、B級映画ばかり作っているキング・ブラザーズのプロダクションの社長役で出てくるジョン・グッドマンの役が一番感情移入しました。僕も娯楽映画しか作りたくないと思っている人間なので、彼がある啖呵を切るシーンが本作の屈指の名シーン・名台詞なんです。これが上映前なので言えないのがもどかしいですが・・・(笑)

と上映前のお客さんを気遣う場面も。

脚本家は自宅で書くことで隠れることが出来たが、監督や役者は当然表に出ないといけない職業。

大根監督:今やっている仕事でけっこう叩かれているので(笑)、感情移入はしやすいですね。本編にも、ある俳優が仕方なく仲間を売ってしまいトランボに責められるところで「お前は脚本家だからいいよ。こっちは顔で食っているんだ」という好いシーンもありますね。登場人物が、トランボも含め多層的なキャラクターに描かれていて、良いところもあれば悪いところもある。トランボだってヒーロー前としていない酷いシーンもある(笑)

と登場人物の造形についても指摘した。
TIFF2019「STAR CHANNEL MOVIES セレクション」 最後に、

大根監督:名脚本家の映画というのは難しいと思いますが、メタ的な視点にもなりますが、この映画の脚本も優れていると思います。緩急の付け方が上手い。専門的な話にもなりますが、編集が凄く上手い映画で、シーンとシーンの跨ぎが素晴らしいのであっという間に全部見ることが出来る映画でまったく退屈しない。こんなに困難な題材なのに、劇中劇もあったりするので、脚本の妙、構成・編集の妙、実はテクニックに溢れた映画です。

藤記者:ハリウッド映画で育って、ハリウッドに幻想を描いてきた人間なので、そんなハリウッドのもこんな歴史があったのか、と思います。書く場所を奪われるということが突然起きてしまうんだということを、今起きたらどうなってしまうんだろう、と製作の方は思って作ったそうです。当時のような集団ヒステリーが起きないようにするにはどうすればいいのか、と思いながら見て頂ければと思います。

とそれぞれの立場から本作の見どころを語った。


映画情報どっとこむ ralph 映画エンターテインメントサービス「BS10スターチャンネル」の、映画レーベルであるSTAR CHANNEL MOVIES。

今後も、STAR CHANNEL MOVIESは、感動や衝撃、忘れられない余韻が残る、私たちの“心が求める”作品を、スターチャンネルならではの視点で世界中からセレクトし、映画ファンの皆様にお届けします。

映画情報どっとこむ ralph <第32回東京国際映画祭 開催概要>
開催期間:2019 年 10 月 28 日(月)~11 月 5 日(火)
会場: 六本木ヒルズ、EX シアター六本木(港区)、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区)ほか都内の各劇場及び施設・ホールを使用

公式サイト:
http://www.tiff-jp.net

©TIFF
東京国際映画祭
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