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有馬稲子 小津監督は本当にいい人、いい監督でした!「小津4K巨匠が見つめた7つの家族」


映画情報どっとこむ ralph 生誕115年にあたる今年、4Kデジタル修復版特集上映「小津4K巨匠が見つめた7つの家族」が、6月24日(土)より角川シネマ新宿にて始まりました。

これを記念し、2月のベルリン国際映画祭にて4Kデジタル修復版でワールドプレミア上映された『東京暮色』ご出演の有馬稲子さんのトークショーが、おこなわれました。今もなお、哀愁のある美貌が漂った有馬さんが、小津監督との撮影秘話や、豪華共演者との思い出など、ここでしか聞くことのできない大変貴重な、ユーモアに溢れた話をされました

日付:2018年6月24日
場所:角川シネマ新宿
登壇:有馬稲子(女優)、樋口尚文(映画評論家・映画監督)

映画情報どっとこむ ralph 世界に誇る日本の巨匠で、今もなお国内外で高い評価と支持を得ている小津安ニ郎監督。

上映後の余韻冷めやらぬ中、満席の客席から溢れんばかりの拍手で女優の有馬稲子さんが登壇。

『東京暮色』4Kデジタル修復版を昨日再度見たという有馬さんは、まず

有馬さん:この有馬さんはいいですね。

とご自分のことを話し、会場をどっとわかせた。

有馬さん:演技をしていない。あの当時だからこその<清純さ><純潔さ>という感じが自然と出ていました。

と振り返り、

有馬さん:でもあれだけ純粋だからこそ男に振り回されたり思わず妊娠してしまったんだろう。

とご自分の役を客観的に解説し、当時のセリフをトレースしたりとサービス満点。

映画情報どっとこむ ralph
また、「4K」について

有馬さん:光の陰影に深みが出て、濃淡がはっきりとし、とっても綺麗でした。小津さんにも見せたら喜ぶね。

と絶賛した。

素晴らしい共演者たちに囲まれ

有馬さん:小津さんのキャスティングのうまさにつくづく感心しますね。

という有馬さんは、共演者たちとの思い出を細かく話した。

有馬さん:脇を固める人たちも含めて役者がみんないい。まず笠智衆さんのことは大好きで、あんなお父さんがいたらなとずっと思うくらい。高橋貞ニちゃんはのらくら、でたらめさのある芝居が本当にうまかった。いい加減な男をやらせるとピカ1であんな人が実際にいたんです。

と笑いを誘い、原節子さんについては

有馬さん:当初はもっとたくさんのシーンに出ればいいのにと思っていたが、改めて見ると隅々で活躍していたんです。深夜「大好きです」の警察でのシーン、コートを着てショールをしてマスクをした原さんがとっても綺麗、こんなに綺麗な人見たことないと思うくらい素敵で4Kだとなおさら綺麗でした。

と話。

有馬さん:杉村春子さんのおばちゃん役もとってもいい。おっちょこちょいなあの感じが本当にうまいんですね。山田五十鈴さんは、特にラストシーン、人を探している目がキョロキョロせずにじーっと見ている。その目がとても印象的。あのシーンはノーメイクで臨み、傷んだ肌も出した、その役者根性が本当にすごい。

そう共演者たちの演技に改めて感激しつつ、

有馬さん:うまい人に囲まれていたから演技ができたんですね、当時何も知らないことが活かされた。この映画が大好き。昔からある日本らしい家庭が笠智衆さんを中心にカチッとできている。小津さんの作る家族という名の建造物が大好きだから小津さんの作る映画が大好きなんです。

と笑みをこぼした。

有馬さん:実は当時は小津先生が偉い人だってことは知らなかったんです。小津組の撮影が終わってから名匠だということを知ったから次の『彼岸花』に出演した時は緊張で上がってしまったんです。

と小津監督との思い出を語った。

有馬さん:撮影現場で、17時頃になると小津さんは時計をちらちら見出すんです。早くお酒を飲みたいんですね。そうすると「すき焼き食べる?」なんて誘ってもらってよくご馳走になったんです。

と何度も⼀緒にご飯を食べたことを思い出した。演出についての思い出を聞かれると

有馬さん:テーブルの上に並べられた小道具を全部直すんです、ローアングルからレンズをのぞき込んで「3cm大船へ、4cm鎌倉へ」と言って位置を完璧に直し切ってから撮影に⼊った。小津さんの映画はとても絵画的に作っていたんですね。

と話し、また小津作品のセリフは短いことを指摘し、

有馬さん:すごい難しい。「行くの」というセリフだけでも何度も言い直させられたんです。でも小津さんがお手本として言うのがものすごく上手くてとても真似できなかったです。

と会場からも「へー」という声が上がった。有馬さんは鎌倉の小津監督の家に遊びに行ったことがあるようで

有馬さん:いつもチャコールグレーのスーツを着ている小津監督に「この服しか持っていないのかな」と思っていたら、家に遊びに行った時、押し入れが空いていたから覗くとチャコールグレーのスーツがバーッと10着くらい並んでいたんです。

と会場を沸かした。

映画情報どっとこむ ralph 有馬さん:いつもキネマ旬報で1位とか2位を獲っていた小津監督作品だったんですが、この『東京暮色』は当時19位。小津監督は残念がっていたが、でも今年ベルリン映画祭で上映されてヴィム・ベンダース監督と坂本龍⼀さんがトークショーを開催するなど、今また再評価されているんです。

と樋口さんから昨今の再評価について語られた。

有馬さん:映画は白黒が好き、モノクロ映画特有の陰影や濃淡がいいんです、そう考えると小津さんというのはやっぱり大監督ですね。

と賞賛を送った。

有馬さん:小津作品には2作品しか出ていないので、もうちょっと松竹に在籍していたら他にも小津作品に出られたかもしれない。

とちょっと後悔しつつも

有馬さん:本当にいい人、いい監督でした!

と締めくくった。

特集上映開催期間
6/23(土)~7/7(土)角川シネマ新宿
7/6(金)~7/12(木)なんばパークスシネマ(大阪)
7/13(金)~7/26(木)ミッドランドスクエア シネマ(名古屋)
7/21(土)〜7/27(金)Tジョイ博多
8/10(金)~8/23(木)神戸国際松竹
8/17(金)〜8/30(木)フォーラム仙台
11/17(土)~ 長野ロキシー



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『猫は抱くもの』舞台挨拶 柿澤勇人、サニーズ(林田岬優、佐藤乃莉、末永百合恵)ら登壇!


映画情報どっとこむ ralph 『ヘルタースケルター』(2012)以来、6年ぶりとなる沢尻エリカさんが主演、若手演技派俳優の吉沢亮さん出演、犬童一心監督がメガホンをとる『猫は抱くもの』が、6月23日(土)より全国公開。昨日の初日舞台舞台挨拶に続き、本日6月24日(日)に109シネマズ二子玉川で舞台挨拶が行われました。

登壇したのは、劇中で主人公・沙織を振り回す役を1人2役で演じた柿澤勇人さん、アイドルのサニーズを演じた林田岬優さん、佐藤乃莉さん、末永百合恵さん、本作のメガホンをとった犬童一心監督。

日時:6月24日(日)
場所:109シネマズ二子玉川 シアター1
登壇:柿澤勇人、サニーズ(林田岬優、佐藤乃莉、末永百合恵)、犬童一心監督
ゲスト:益田トッシュ

映画情報どっとこむ ralph 会場から割れんばかりの拍手に

犬童監督:僕は映画が封切られてすぐ見ようという気持ちが最近あまりないんですけど、皆様には初日2日目に見に来て頂いて本当にありがたく思っています。僕も見習おうと思います。

と挨拶。続く柿澤は、舞台の貴公子という紹介に対して

柿澤さん:舞台の貴公子柿澤です。最近あまり言われないんですけど(笑)

とコメントし、ファンの笑いを誘った。


MCからの“サニーズはどんなコンセプトで作られたのか“という質問にたいして監督は、

犬童監督:映画の時代設定は明確にしてはいませんが、90年代のアイドルや韓国のアイドルの映像を見ながら考えました。ただ、香瑠鼓さんに振り付けを頼もうと思っていたので、彼女がいっぱい仕事をしていた頃のアイドルでいこうと思いました。益田トッシュさんに作曲をお願いしたのは、普段やらない作曲家に依頼した時の感じをやりたかったのでお願いして、ビジュアルの面も相談しながら作っていきました。

とコメント。

そして、沢尻とのキスシーンについて聞かれ

柿澤さん:映像でのキスシーンは初めてで、舞台の稽古でも、いつキスシーンをするのか緊張することはあるんですけど、相手は沢尻さんなので、余計に緊張しました。でも、それがバレてしまうのも嫌なので、ガッツリ行きました!

とキスシーンの裏側も聞くことが出来た。

映画情報どっとこむ ralph そして、劇中のバラエティ番組で挑戦した熱湯風呂について聞かれ

林田さん:まさか熱湯風呂をやると思っていなかったので、気合入れ過ぎたら転んじゃいました(笑)

体を張った演技について語ると、監督から、実は沢尻さんもやりたがっていたというエピソードが披露され、観客を驚かせた。続き、印象的なサニーズの自己紹介の挨拶について林田さんは、

林田さん:楽屋で皆でふざけながら、それぞれの自己紹介を作ろうよという話になって、色んなアイドルの自己紹介を調べて監督に発表してみたら、監督が乗り気になって採用してくれたんです!

とコメント。


犬童監督:いざ見てみたら良くできていて、使うかどうかは分からなかったけどとりあえず撮っておき、実際に本編でも使いました。

と撮影秘話を披露した。

ここで特別ゲストとして劇中でサニーズが披露する楽曲の「ロマンス交差点」の作曲を担当した益田トッシュさんが登場し、

益田トッシュ:サニーズ最高だったので、すごく楽しい経験でした。

と挨拶。さらに、本日のメインイベントとなるサニーズの劇中でも採用された自己紹介が、沢尻さんの代わりに柿澤さんを加えたスペシャルバージョンで披露。

それぞれが台詞を決め、最後に全員で「We are サニーーズ!」とを決めると会場から大きな拍手が巻き起こった。

犬童監督:大きな拍手を貰うほどでもない(笑)

というツッコミが入り、更に会場を盛り上げた。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

犬童監督:観る人によって解釈が変わるように作っている所があるので、是非この映画の感想を色んな人と話して欲しい。

と語り、イベントは、幕を閉じた。

猫は抱くもの

nekodaku.jp

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監督:犬童一心
原作:大山淳子『猫は抱くもの』(キノブックス刊)
脚本:高田亮
音楽:水曜日のカンパネラ

沢尻エリカ / 吉沢亮 峯田和伸 コムアイ(水曜日のカンパネラ) / 岩松了
藤村忠寿 内田健司 久場雄太 今井久美子 小林涼子 林田岬優 木下愛華 蒔田彩珠
伊藤ゆみ 佐藤乃莉 末永百合恵 / 柿澤勇人

企画製作・配給:キノフィルムズ
制作プロダクション:ADKアーツ
2018年/日本/カラー/ビスタ/DCP5.1ch/109分
©2018「猫は抱くもの」製作委員会 



PANTA × 相原裕美監督登壇『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』川越スカラ座初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph デヴィッド・ボウイをはじめ、イギー・ポップ、マーク・ボラン、ジム・ジャームッシュ、寺山修司、YMO、忌野清志郎など、時代の寵児たちをカメラに収め、代表的なポートレートやアルバムジャケットを数多く手掛けてきた日本人写真家・鋤田正義。現在全国順次公開中。

そんな彼が写真への情熱を語るだけではなく、名だたるアーティスト・著名人、是枝裕和監督、リリー・フランキー、布袋寅泰らが貴重な撮影秘話を披露し、彼の人柄や創作活動に迫ってゆくドキュメンタリー映画です。
この度、6月23日(土)川越スカラ座での初日公開を記念し、本作に登場するPANTAさんと相原裕美監督が登壇し、舞台挨拶を行いました。あいにくの雨にもかかわらず劇場には多くのファンが訪れた。MCには当日急遽登壇となった脚本家・監督の井上淳一氏を迎え、終始和やかな雰囲気でトークセッションが行われた。


日付:6月23日(土)
場所:川越スカラ座
登壇:PANTA、相原裕美監督

映画情報どっとこむ ralph 『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』の川越スカラ座での初日舞台挨拶に、本作に登場するPANTA氏と監督である相原裕美さんが登壇。

PANTAさん:是枝監督とリリー・フランキー、パルムドールが勢ぞろいで…。これ本人許諾とか大変じゃなかったですか?

と今年5月に「第71回カンヌ国際映画祭」にて『万引き家族』でパルムドールを受賞した是枝裕和監督、そして同作主演であるリリー・フランキー氏が本作の出演者であることを話題にあげると、

相原監督:大変でした。

さらに、本編中で、デヴィッド・ボウイの楽曲が使用されていることについては

相原監督:一年くらい交渉にかかって、もちろん鋤田さんとの関係があったので、いろいろやっていただいて良くしてもらったのですが、やっぱりそのくらいかかる感じでした。

と、改めてデヴィッド・ボウイの楽曲使用についての苦労を語った。

映画情報どっとこむ ralph 井上さん:なぜ鋤田さんを撮ろうと思ったんですか?

と質問すると、

相原監督:僕とPANTAさんは元々僕がビクターというレコード会社で仕事をしていて、PANTAさんがアーティストだった、というところからのお付き合いで、どちらかというと音楽ビデオや、音楽に関する映画などを作っていたんです。数年前に自分で会社を興して、アーティストの音楽映画以外のものをやりたいなと思っていた時、ちょうど2016年の1月にデヴィッド・ボウイが亡くなって、鋤田さんお元気かなと思って連絡して会ったのがきっかけですね。

と映画『SUKITA』誕生秘話を披露した。


PANTAさんは鋤田さんとのジャケット撮影当時を振り返り、

PANTAさん:原宿のセントラルアパートの屋上で寒中の中延々立たされたんですよ。よくみんな鋤田さんの写真のことをいろんな言葉を使って説明するけれど、音楽を言葉で説明するのと同じで、すごく届かないところがあるんですよ。やはり彼は撮影のとき一切注文を出さない。セッティングの打ち合わせはしますが、こういうポーズをしてくれとか、ここを見てくれとか一切言わないんです。スタジオにいてもそれは一切同じで、このとき(映画にも登場するジャケットの撮影)一時間近くかかったので、もう寒さで死にそうでしたよ(笑)

と話し、会場の笑いを誘った。

また、

PANTAさん:話によると、カメラマンのタイプは2通りあって、1つは撮影するときによく話しかけてくるタイプ、そしてしゃべらないタイプの人がいるんです。鋤田さんは後者らしいですね。基本的にはしゃべらないで、途中で話をしながら、そういう風にコミュニケーションはとるんですが、写真でこういう風にやってくれとかは言わないと聞いています

と鋤田さんの撮影のスタイルについて話し、

PANTAさん:「誤解があったら申し訳ないんだけれど、注文を出すカメラマンもいっぱいいるんですよ、でもあんまり成功したためしがない。自分がこうやるんだっていう構造ができていて、そこに当てはめようとするわけじゃないですか。それはやっぱり無理がある。それよりもナチュラルにっていうのが、自分の一番大好きな言葉ですけれど、やはりこれが一番かな。

と語った。

映画情報どっとこむ ralph 相原監督は、本作撮影時の鋤田さんについて、

相原監督:いつシャッターを押すのかを撮りたいです、と打ち合わせの時に言いました。そしたら後で是枝監督とかいろんな人が、鋤田さんは新しい技術をいとわない、そっちに行ってしまうと言っていて。一番最初の撮影が2016年の布袋さんのライブで、もうデジタルの時代。布袋さんのライブでいつシャッターを押すのか見ていると、シャッターを押しっぱなしだったんです。デジタルなのですごい量。5000枚くらい撮っていました。後から聞いたら、鋤田さんはムービーをまわしてそこからコマ抜きをしてやりたいぐらいと。そのくらい一瞬のタイミングを逃したくない気持ちで今はやっているみたいです。今年80歳の方なんですけれどそういう風にスタイルを変えられるっていうのがすごいことだと思います。

と、まさに現在進行形で進化し続けている様子を披露した。


『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』は、全国順次公開中。

公式サイト:sukita-movie.com

デヴィッド・ボウイをはじめ、世界的アーティストの代表的なポートレートやアルバムジャケットを数多く手がけてきた日本人写真家がいるーー。鋤田正義、5月に80歳を迎えた。ボウイとの親交は40余年に及び、マーク・ボランを撮った1枚は、ギタリスト・ 布袋寅泰の人生を決定づけた。本作では鋤田自身が写真への情熱を語るだけでなく、錚々たるアーティストたちが貴重な撮影秘話を披露し、彼の人柄や創作活動に迫ってゆく。



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監督:相原裕美

出演:鋤田正義 布袋寅泰 ジム・ジャームッシュ 山本寛斎 永瀬正敏 糸井重里 リリー・フランキー クリス・トーマス

ポール・スミス 細野晴臣 坂本龍一 高橋幸宏 MIYAVI PANTA アキマ・ツネオ 是枝裕和 箭内道彦 立川直樹 高橋靖子 他

製作:コネクツ ハピネット スペースシャワーネットワーク パラダイス・カフェ パルコ 鋤田事務所
配給:パラダイス・カフェフィルムズ
2018年/日本/カラー/ビスタ/Digital/5.1ch/115分
©2018「SUKITA」パートナーズ


沢尻エリカ、吉沢亮、峯田和伸、コムアイ、犬童一心監督登壇!『猫は抱くもの』初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph 沢尻エリカ主演、吉沢亮がエリカさまのペット役!犬童一心監督がメガホンをとる『猫は抱くもの』が6月23日(土)に新宿ピカデリー他にて全国公開となりました!

6月23日(土)に、初日舞台挨拶が行われ、沢尻エリカさん、吉沢亮さん、峯田和伸さん、コムアイ(水曜日のカンパネラ)さん、犬童一心監督が登壇しました。峯田さんを含めた主要キャストが揃うのはこの初日挨拶1回のみ!と言うことで超貴重な全員集合!!


翌24日が犬童監督の誕生日ということでキャスト4人から監督へ猫型のバースデーケーキをサプライズプレゼント。
さらに監督からは沢尻さんへ、お手紙サプライズ!

『猫は抱くもの』初日舞台挨拶
日時:6月23日(土)
場所:新宿ピカデリー
登壇:沢尻エリカ、吉沢亮、峯田和伸、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、犬童一心監督

映画情報どっとこむ ralph 監督、キャストが呼び込まれると大きな拍手と歓声。


沢尻さん:本日は本当にお越しいただきありがとうございます。初日を迎えて嬉しく思っています!
との挨拶からイベントはスタート。続いて

吉沢さん:既にご覧になったのですよね。いかがでしたでしょうか!?(拍手)最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです!
と、ご挨拶。

峯田さん:今日は・初日に・こんな凄い沢山の前で・・・普段僕は音楽やっていて。登壇車の半分が本業じゃないなんて・・楽器とマイクがないと喋れないです。

と、可成り饒舌(笑)。

コムアイさん:(本作の)音楽をやったという緊張と皆さんがどう思ったのだろうと言う思いと。。お芝居も初めて映画でやったので。皆さんが気に入ってくださったらいいなと思っています。今日は全員揃ったので凄い安心感があります。

と、吉沢さん同様に観客の受け止め方が気になる様子。

犬童監督:この映画は、いつと違うアプローチ。いつもは使わない部分の脳と筋肉を使い楽しんで作りました。皆さんもこの映画の仲間になってくれたらと思います。

確かにこの作品は、猫仲間を見ている一匹の猫になって、観るのも良いかも。

映画情報どっとこむ ralph 本作は第21回上海国際映画祭に出品中で監督と沢尻さんは映画祭から帰って来たばかり。

第21回上海国際映画祭写真

沢尻さん:熱量が凄かったですね。皆さんに声を掛けていただいて嬉しかったですね。

と感想を述べると

犬童監督:上映したホールは1200人。チケットも即完売で。舞台挨拶も熱狂的に歓迎ムードで。まあ沢尻さんを熱狂的にですが。余りに凄かったのでこの映画行けるのではないかと思いました!

と中国進出も視野的発言。


しかし、沢尻さんは弾丸旅行だったそうで

沢尻さん:一日も居なかったんです。9時間日帰り(苦笑)。街中で少し撮影したのは、街の雰囲気を味わえてよかったです。(笑顔)

なんとお昼ごはんも食べれずに帰って来たそう。

犬童監督:みんな写真を撮っていましたが、沢尻エリカを撮ってると思ったので、離れて歩いてました!(笑)

因みに上海国際映画祭のコンペ結果は6月24日発表です。

映画情報どっとこむ ralph 本作は夢を忘れられないアラサー女性を演じた沢尻さん。共感できるところを聞かれると

沢尻さん:30代女性、仕事もプライベートも悩むころだと思うんです。共感できるところは多かったので自然に入れましたね。

沢尻さんのペットで見守っていた吉沢さんは

吉沢さん:素敵な女優さんですね。飼い主とペット。普通の恋人より距離感が近いんですよ。稽古の時に猫な僕から近づくことが多くて、嫌がられないかと心配でした。でもすぐ受け入れてくれて。完全に僕を見る目が、ペットを見る目だったので。受け入れて下さった!と言う甘えっぱなしでした。

甘え上手そうな吉沢さん。
沢尻さん:キャットフードを食べながらのシーン。1個食べると凄いもぐもぐになるんですけど、私がNG出して・・・申し訳なくて口ぱさぱさで。

吉沢さん:この大きさのこれ様に作ったクッキーで。でも、バクバク食べろとの指示で。練習用はしっとりしてたのですが、本番はぱさぱさで。


と苦情。実は、しっとり版が絵的にキャットフードに見えなかったので、研究の末パサパサになったと監督。


峯田さんと沢尻さんが坂を転がるシーンはスタントマンがやる予定だったそうですが

峯田さん:練習ではうまくいっていましたが、本番では坂まで行ったら勢い転んで自分たちでやっちゃいました。怪我無くてよかったです。

犬童監督:本人達がやってくれて、しめたなと思っちゃいました。
と、笑顔の監督。このシーンそのまま使われています。


コムアイさんは、出演オファーを受けた時に

コムアイさん:猫役と聞いて声優だと思っていたら、自分でやるのだと。猫たちの動きのタイミングが難しかったです。皆が上手くいったときは気持ちよかったです。

と、すると

吉沢さん:コムアイさんは素が猫なんです。楽しかったです。ほかの役者さんとは違う居心地の良い空気感で。楽しかったです。

コムアイさん:よく言っていただいてありがとうございます。わたし同じ演技が出来なくて。それを吉沢君がフォローしてくれて良くしてくれたので。

と、仲良さそうな空気が流れる雰囲気。

映画情報どっとこむ ralph ここで、翌24日が犬童監督の誕生日ということでキャスト4人から監督へ猫型のバースデーケーキをサプライズプレゼント。

沢尻さん:犬童監督明日お誕生日です!

と運ばれてきたのは良男くん(猫)型ケーキ。
で、ハッピーバースデーの歌を皆で合唱!

逆サプライズで監督から沢尻さんにお手紙。

沢尻さん:現場で手作り感が強くて。良い現場だったんです。いいものを創ろうという現場が凄く良い時間でした。役者人生の中でも大切な映画になりました!

と、締めました。

猫は抱くもの

nekodaku.jp

こじらせた1人と1匹の妄想が、自分らしい幸せに気付かせてくれる―

思った通りの自分になれなくて、いつしか投げやりな生き方に慣れてしまった沙織(沢尻エリカ)。元アイドルのアラサーで、今はスーパーで働く彼女が心を開くのは、こっそり飼っている、ロシアンブルーの猫・良男(吉沢亮)だけ。今日いちにちの出来事を、妄想を交えつつ良男に話して聞かせる沙織。沙織の心に寄り添ううち、良男は自分が沙織の人間の恋人で、彼女を守れるのは自分だけだと思い込んでしまう。そんなある日、沙織の前に“ゴッホ”と呼ばれる売れない画家・後藤保(峯田和伸)が現れ、良男は沙織の変化を目の当たりにする。ある晩、良男は月に誘われるように外の世界に飛び出し、迷子になってしまい…。ゴッホや、ゴッホを慕う猫・キイロ(コムアイ)、個性豊かな猫たちとの出逢いを通じて、1人と1匹は、自分らしく生きるすべを見つけていく。
うまくいかないことの輝き。置いてけぼりをくらっている時間の豊かさ・・・。灰色の日常がカラフルに輝きはじめる、心温まる物語。
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監督:犬童一心
原作:大山淳子『猫は抱くもの』(キノブックス刊)
脚本:高田亮
音楽:水曜日のカンパネラ

沢尻エリカ / 吉沢亮 峯田和伸 コムアイ(水曜日のカンパネラ) / 岩松了

藤村忠寿 内田健司 久場雄太 今井久美子 小林涼子 林田岬優 木下愛華 蒔田彩珠 /
伊藤ゆみ 佐藤乃莉 末永百合恵 / 柿澤勇人

企画製作・配給:キノフィルムズ
制作プロダクション:ADKアーツ
2018年/日本/カラー/ビスタ/DCP5.1ch/109分
©2018「猫は抱くもの」製作委員会
   


上田慎一郎監督と愉快な俳優仲間たち!な舞台挨拶『カメラを止めるな!』初日


映画情報どっとこむ ralph 試写を観た映画系の記者仲間から、緻密な脚本と展開に絶賛の声が上がっている『カメラを止めるな!』。
本年度1,2を争う作品で、何度も観たくなると言う方もいるほど。

上田監督×無名の俳優達が放つスーパー娯楽作!が6月23日(土)公開となりました!!
そして、初日舞台挨拶には、監督含め12名が登壇。

更に、本作を観に来ていた笠井アナを見つけた、MCを担当が急遽泣きつき、無理やりMC交代!

場所:新宿K’s cinema
登壇:上田慎一郎監督、濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学、市原洋、山﨑俊太郎、大沢真一郎、竹原芳子、浅森咲希奈、吉田美紀
MC:フジテレビ笠井アナ

映画情報どっとこむ ralph MCの宣伝さんは、控え通路で始まる前から緊張すると話していましたが、会場でフジテレビの笠井アナが客席にいるのを見つけ、急きょMCをお願い。断るも、観客の拍手に押され・・・
笠井MC:初日おめでとうございます!まずいんですよ。飛び入りで強制で司会に!って書いてくださいよ!ゆうばりでお会いして。その後、軽部さんと一緒にやっている男おばさんにも出ていただいたので。お礼です。

と、言うことで急きょ笠井アナがMCに。

脚本は、数か月に渡るリハーサルを経て、俳優たちに当て書きで執筆。他に類を見ない構造と緻密な脚本、37分に渡るワンカット・ゾンビサバイバルをはじめ、挑戦に満ちた野心作となっている。しかも、役者の皆さんは長編映画ほとんど出たことがないのだそう。
濱津さん:雨の中お越しいただきありがとうございます。。沢山の方の応援でこの日を迎えることが出来ました。最初の吹っ切れた監督が大変でした。青子に自分を持っていくのは良い経験となりました!

と言う濱津さんは、普段は小劇場の俳優さんだそう。

真魚さん:監督の娘役。今日を迎えられてうれしいです。

と、監督曰く猫をかぶっているそう。


しゅはまさん:ポンやりました!こんなに多くの方たちに来ていただけて感激です!今日はずっと満席だそうで。もう1回見たい方はリピーター割もありますんで!

と、営業をかける強者の一面も。
さらにポンを実演。

長屋さん:いけ好かない俳優役です!僕は疑問があります・・・・ゾンビって斧使えます?疑問です。

この返しに、監督が本当にめんどくさい奴なんです!と紹介。

映画情報どっとこむ ralph 細井さん:酔っ払いカメラマンです!最初のはフグ雑炊です!

市原さん:37分ワンカット本当にコンタクトレンズが入らなくてテンパりながら演じました。顔出しパネルがロビーにあります。僕の部分が穴が開いてますので、是非顔を入れて写真をSNSにアップしてください!

山﨑さん:・・・・・・人をいじって笑わせる。監督です。傷つきました。でも愛があるんです。

大沢さん:愉快な仲間たちと、こうして舞台に立ててるのが嬉しいです。何度でも足を運んでください。

竹原さん:始まる前はどうなることかと思っていましたが。無事公開できました!前回の上映の時に世界に行けたらいいなと言ってたんですけど。本当に現実になったそうです!ありがとうございました!!!

本作はイタリアとドイツの映画祭に出品されたそうで、上田監督は現地に行かれていたと話しました。

浅森さん:今日上映後初の舞台挨拶凄いなと思っています。もともとワークショップから始まった作品が。知り合いでない方達にも広がっているのが嬉しいです!

吉田さん:ちょうど一年前に廃墟で撮影。体当たりで演じまして、実は取れたシーンは本当で。脳震盪になってました!

とのハプニングも、そのまま映像に収めているという監督さん。

映画情報どっとこむ ralph 上田監督:記念すべき初日の初回。去年の6月21日クランクインしました。半分ぐらい経験のない人たちとワークショップから初めて。選んだ基準はポンコツ。人間として不出来な、不器用な人をキャスティングしました!そういう映画が作りたくて。宣伝活動もみんなでやってきました!

37分一発撮りはテイク6まで。しかしながら、役者原因で止まったことはなく、技術的なものばかりだそうで。それだけ役者人は力を注いでいたと思われます。

最後に・・・
上田監督:今日から新たな一歩です。今日感染したかたは、他にも感染させてください!ゾンビになって(笑) 


最後の最後に・・・

上田監督:カメラを

客席:止めるな!!!
で、イベントを締めました。

映画情報どっとこむ ralph カメラを止めるな!

http://kametome.net/index.html
物語・・・
とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。
”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイブムービー!”……を撮ったヤツらの話。

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監督・脚本・編集:上田慎一郎
出演:濱津隆之 真魚 しゅはまはるみ 長屋和彰 細井学 市原洋 山﨑俊太郎 大沢真一郎 竹原芳子 浅森咲希奈 吉田美紀 合田純奈 秋山ゆずき
撮影:曽根剛|録音:古茂田耕吉|助監督:中泉裕矢|特殊造形・メイク:下畑和秀|ヘアメイク:平林純子|制作:吉田幸之助|主題歌・メインテーマ:鈴木伸宏&伊藤翔磨|音楽:永井カイル|アソシエイトプロデューサー:児玉健太郎 牟田浩二|プロデューサー:市橋浩治
96分/16:9/2017年