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辻仁成 親子の絆を語った!『風をつかまえた少年』公開記念 トークイベント


映画情報どっとこむ ralph この度、世界23カ国で翻訳されたベストセラーを第86回アカデミー賞作品賞受賞『それでも夜は明ける』主演のキウェテル・イジョフォーが初監督した『風をつかまえた少年』が、8月2日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他にて全国公開となります。

この度、作家、ミュージシャン、映画監督として、パリを拠点に創作活動を続け、シングルファザーとして息子の子育てに取り組む姿も注目を浴びる辻仁成さんをゲストに迎え、トークイベントを実施。先日も息子さんの中学校の卒業報告が話題となるなど、お子さんとともに人生を歩み、その成長を日々あたたかく支える辻さんに、本作で描かれる親子の絆と、父として観た本作の14歳の少年の姿について感じたものを語りました。
『風をつかまえた少年』辻仁成さんトークイベント
『風をつかまえた少年』公開記念特別試写会&トークイベント
日程:7月22日(月)
場所:ユーロライブ
登壇:辻仁成(作家、ミュージシャン、映画監督)

映画情報どっとこむ ralph 大きな拍手に迎えられながら、辻仁成さんが登場。
本作の感想について一言、

辻さん:これから皆さんが観るので、あまり言えませんが、いい映画でした。

としみじみと語り、会場からは笑い声が。続けて

辻さん:全編を通して映像がとっても綺麗で、実話の元になった方も最後に出てきて、二度感動する。電気がない場所で、学ぶことを知った少年が、自家発電で風車をつくり上げることの大変さや、人間の限りない力、ひたむきに努力する姿に心が洗われました。感動し、映画の力を改めて感じた。

と本作への熱い感想からイベントがスタート。

本作は2001年にマラウイで起こった出来事。何の予備知識もなく作品を鑑賞したと言う辻さん、
風をつかまえた少年 辻さん:はじめマラウイって、どこの国だろうって。英語で話しているけど、英語が公用語ということも映画を見て初めて知った。監督も父親役として出演していることが後からわかった。何も知らないで観ていたから、その分、映画を観た素直な感動が大きかった。そういうことも映画の素晴らしさかなと思った。

とコメント。

映画情報どっとこむ ralph 本作は貧困で、中学で学費が払えなくなってしまった14歳のウィリアム・カムクワンバが物語の主人公。
先日15歳になったばかりという、同じ世代の息子を持つ親としてどう感じたか聞かれると、
『風をつかまえた少年』辻仁成さんトークイベント
辻さん:子供が親の反対を押し切っても、人のために行動を起こすことに、何が彼をそうさせたのかが映画から伝わってくる。ただ、映画として描いている部分はあると思うので、実際にはもっと大変で過酷な状況のなか、彼が困難を克服したんだろうなと見ていて感じました。

と映画から感じさせられる現実の過酷な状況、そして、それを現実に乗り越えた少年の苦難に思いを馳せるコメントも。

また、息子さんに本作を観て欲しいと感じましたか?という質問では、

辻さん:彼(息子)は皮肉屋だから、僕が観ろといって観るタイプではない。さっき2分ほど電話で話したけど、2分間つかまえるのもやっとで。パリから日本にも1人でくるし、九州や親戚のところまでも、親の手を借りないで1人で行動するタイプで、たくましい。自宅にスタジオを作って音楽家活動をしたり、友達たちと映画づくりの話もしていて、僕も今福岡で新作を撮っているけど、そこにも参加してエキストラの整理とかも頼まれて勝手にやっている。

と。すでに自立した息子さんの姿に会場からは驚きの声も。続けて

辻さん:この映画のすごいところは、父親の反対を押し切ってやり遂げたこと。それがうちにはないんですよね。うちは子どもに反対せず、何でもやらせてきた。バレーボールで優勝したり、成績も優秀で9月には志望校の高校に入れたり、フランス語も彼のほうができるから今では、親としても文句言えないというところもあるけど(笑)。でも本作のウィリアムは、厳しい環境というだけでなく、親にも反対されていた。それを乗り越えて成し遂げたことはすごいと思った。

と話し、また最近息子さんが恋人ができた記念に、一緒に曲作りをもちかけられたという話題になると

辻さん:息子は自分の部屋の半分にスタジオを持っていて、スピーカーやレコーディング機材、マイクや映像編集のソフトまである。彼のスタジオでつくったその曲を僕が歌った。すごくいい曲で、自分たち大人にはつくれないことをやるんだと感じた。今の14歳、15歳の子たちしかつくれない世界観。でも、映画でのウィリアムは、機材など何もないところから、作り上げたことが、さらにすごいところ。息子にも観せたい!

と主人公が0からものを生み出したことの素晴らしさを熱く語り、息子さんとの関係を語りながらも、映画では全く逆の環境で風車をつくりあげたことに感心した様子で話した。

映画情報どっとこむ ralph さらに逆の立場で、辻さんの子ども時代に父親とはどんな存在だったと尋ねられると、

辻さん:僕の父親はすごい怖い人で、厳しい人だった。父親に抱かれて遊んだ記憶がなく、モーレツ社員だった。そのかわり、母親が哲学的なことを言う人だった。いたずらっ子で、親戚にいたずらをして、怒られていたりしたけれど、母親は怒らなかった。僕を叱ることよりも、何か光るものがあるから、ユーモアで人を感動させるようにと言われた。詩を作ったときに、母親に見せて、褒められて嬉しかった。だから、自分も同様に息子には怒らないし、息子も出来た作品を僕に送って聴かせてきてくれる。

と子供の頃の経験が、今の子育てにいかされていると振り返る。

本作のテーマである学ぶことについて、

辻さん:生涯学習で100年の時代に入った。定年が65歳であれば、残りは35年ほどあるなかで、学ぶことが大切だと思う。人生、老いないために続けることで脳は活性化するし、未来も開けていくと思う。ウィリアムが風車をつくりあげたことで、電力が供給されたし、一番いいことはウィリアムの周りの人たちも、風車について知り、学ぶことができた。いつまでも、いくつになっても学ぶことができることを、この映画は教えてくれる。

と独自の視点で学ぶことの大切さや、それが周囲を変えていくことの素晴らしさについて語り、現在、アメリカに在住しマラウイに貢献するべくビジネスをてがけているウイリアム氏に触れ、

辻さん:息子もウィリアムのように、将来日本とフランスを繋ぐ仕事をすることが夢だと言っている。未来に絶望せず自分たちが生きる環境をつくっていきたいんだと話している。若い世代は絶望や悲観的な視点ではなく、常に希望を持っていると思う。

と、息子さんや映画のウィリアムと同じ若い世代に向けた思いで締めくくり、イベントは大盛況のもとに幕を閉じた。



映画情報どっとこむ ralph 『風をつかまえた少年』

8月2日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館 他全国順次公開

公式サイト:
longride.jp/kaze/

風をつかまえた少年
【ストーリー】
2001年、アフリカの最貧国マラウイを大干ばつが襲う。14歳のウィリアムは飢饉による貧困で学費を払えず通学を断念するが、図書館で一冊の本と出会い、独学で風力発電のできる風車を作り、乾いた畑に水を引くことを思いつく。いまだに祈りで雨を降らせようとする村で、最愛の父でさえウィリアムの言葉に耳を貸さない。それでも家族を助けたいという彼のまっすぐな想いが、徐々に周りを動かし始める。

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監督・脚本・出演:キウェテル・イジョフォー 『それでも夜は明ける』
出演:マックスウェル・シンバ、アイサ・マイガ
原作:「風をつかまえた少年」ウィリアム・カムクワンバ、ブライアン・ミーラー著(文藝春秋刊)
提供:アスミック・エース、ロングライド
配給:ロングライド
© 2018 BOY WHO LTD / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / THE BRITISH FILM INSTITUTE / PARTICIPANT MEDIA, LLC


三吉彩花、矢口史靖監督登壇、NYジャパン・カッツ『ダンスウィズミー』試写会イベント


映画情報どっとこむ ralph 8/16(金)の日本公開に先んじて世界の映画祭で上映され、上海国際映画祭正式上映、トロント日本映画祭で “特別監督賞”と“観客賞”をW受賞、世界中から注目されている矢口監督最新作「ダンスウィズミー」。

日本時間7/20AM8時ごろ(現地時間:7/19 19時ごろ)、アメリカ/ニューヨークの【第13回ニューヨーク・ジャパン・カッツ】にて『ダンスウィズミー』がオープニング作品として上映されました。ヒロイン・静香を演じる三吉彩花と矢口史靖監督が登場し大興奮に包まれた現地の模様をご報告させて頂きます。
『ダンスウィズミー』三吉彩花、矢口史靖監督登壇、NYジャパン・カッツ
『ダンスウィズミー』ニューヨーク ジャパン・カッツ
日程:日本時間 7月20日(土) AM8:00~
現地時間 7月19日(金)19:00~ 
ニューヨーク ジャパン・カッツ
開催期間:現地時間 7月19日(金)~7月28日(日)
場所:ジャパン・ソサエティ(JAPAN SOCIETY)
登壇:三吉彩花、矢口史靖監督

映画情報どっとこむ ralph 世界各国から注目を集めている『ダンスウィズミー』が現地時間7/19(金)の夜、ミュージカルの本場NYで開催されるニューヨーク ジャパン・カッツのオープニング作品として上映された。

1カ月も前にチケットは最速完売。260名収容の会場は本作を楽しみにしていたファミリーや20代~30代のカップルなどで満席.

矢口監督と主演の三吉彩花さんが、上映前挨拶としてNYの観衆の前に登場!
興奮気味の盛大な歓声と拍手で迎えられ、まずは

矢口監督:この映画の監督をしました矢口史靖です。普通の人が急に歌ったり踊り出したりするミュージカルって、おかしくない?そんな人、もし本当にいたら、僕からみたら病気です。

と英語でミュージカル映画のなぜ?をNYの観客に対して投げかけると早速会場からは笑いが起こり、続けて

矢口監督:この映画はそんなミュージカル映画のなぜ?と思うことをテーマに作りました。NYのみなさんも楽しんでください。

とユーモアたっぷりにスピーチを続け、観衆から大爆笑を誘った。

三吉さんは現在勉強中という英語で

三吉さん:三吉彩花です。今日は映画を観にお越しくださり、ありがとうございます。この映画はとても楽しいミュージカルコメディ映画になっています。歌ったり、踊ったり、驚きもいっぱいあります。とってもハッピーになれる作品になっていると思います、是非最後まで楽しんでいってください。

とニューヨークの観客への感謝の気持ちを語った。

映画情報どっとこむ ralph 『ダンスウィズミー』三吉彩花、矢口史靖監督登壇、NYジャパン・カッツ
上映後再びステージ上に登場した2人。まず本作を制作した意図を聞かれ

矢口監督:小さい頃からミュージカル映画を観ていましたが、好きになったり嫌いになったりを繰り返しており、エンターテイメントに思いっきり入り込むことができない日本人の一人で、ミュージカル映画が少し恥ずかし思え、抵抗がありました。さっきまで普通にしていた人が急に歌い出すってやっぱりおかしいじゃないか、そしてそういう人が現実にもしいたら、不審者ではないかな?と僕は思っていました。でもいままでミュージカル映画でそんな不審者扱いされる人はいませんでした。それなら僕がミュージカルをすればするほど、不審者扱いされるという映画を作りたいな、と思いました。

と思いを語り、どんなミュージカル映画を観ておかしいなと思ったのですかと聞かれると

矢口監督:『ウェストサイドストーリー』とか『サウンドオブミュージック』とか『ラ・ラ・ランド』でいえば、最初の高速道路のシーンですね。あのシーンを観ると警察が本当にあの人達を捕まえるの大変そうだなと思います。

と会場を笑わせた。続いてダンスや歌など大変な役だったと思いますがと聞かれ

三吉さん:今回はオーディションで矢口監督に選んでいただいたんですが、普通の東京に暮らしているOLにも見えて、尚且つミュージカルシーンも華やかに見せなくちゃいけないなど色々必要事項があったので、監督とたくさん相談しながら役を作っていきました。ダンスと歌に関しては、撮影が始まる2か月前くらいから基礎から練習を始めまして、ちょうど1年前の夏だったのですごく暑かったですし、初めてのいろんな歌とダンスに挑戦しなくてはいけなかったため、精神的にも体力的にも練習期間が一番ハードで、クランクイン前に入院してました。

と話すと会場からは感心の声が起こり、

三吉さん:でもおかげでメンタルも体力もすごく鍛えられたので、監督やスタッフの方、キャストの方と、あの夏を過ごせたのは、私の今後の女優人生において宝物になりました。それにテーブルクロス引きもできるようになりました!テーブルクロス引きのお仕事があったら呼んでください。

と笑いを交え、当時を振り返った。

映画情報どっとこむ ralph 社会を風刺している映画が多いですねと言われた矢口監督は少し悩みつつ、

矢口監督:僕はスマートフォンを持っていませんし、どうせ使えないと思っているので持っていません。主人公静香に社会批判をさせようとは思っていません。ただあの年代で東京で働いているとしたら、静香というキャラクターはトップクラスの稼ぎをしていて幸せな生活をしている人です。でも静香はその生活に実は満足しておらず、本当に自分のしたいことを催眠術をきっかけに、ちょっと太った相棒と共に探しに行き、発見させてあげたかったのです。

と静香への思いを語った。

会場からアメリカでの公開は?と聞かれ

矢口監督:是非してほしいです。今日観てくださった方々が映画の面白さを証明して頂ければ、公開に一歩でも二歩でも近づくと思います。

と語ると

三吉さん;是非SNSで発信してください!

と加勢してお願いした。


また撮影中に起こった面白いことについて聞かれると

矢口監督:三吉さんと共に旅をする太った女の子が劇中にいます。その子は芸人で、演技もほとんど未経験でした。ただ存在感はとてもチャーミングで面白かったので、この役に抜擢しました。カメラの前でも全く緊張せず、自分の普段のままできることが彼女の良さでしたが、困ったことに玉ねぎを丸かじりするシーンでは、普段の彼女のままではできないことでした。なので撮影現場に本物の催眠術師を呼び、彼女に玉ねぎがおいしいリンゴに思う催眠術を掛けました。すると本当においしいと言って、思い切り食べてました。

と撮影中のエピソードを披露すると、会場は大爆笑!

三吉さん:これ以上、面白いこと言えない…私の上司の役で村上さんという人が登場するのですが、彼が話終わると小鼻をきゅっと上げ独特な笑顔のシーンがあるのですが、監督が実際こんな感じでやってほしいです、と演じるとすごくかっこよくて、スタッフさんとマンガから出てきたみたいにかっこいいと盛り上がって言っていたんです。

というと、矢口監督も照れた表情で「ありがと!」と相槌。続けて

三吉さん:それをみた村上さん役の俳優さんもそれを真似て、ずっと『ありがと』ってやっていたのですが、彼はすごく真剣に演じてはいたのですが、だんだんネタみたいになってきまして、これは笑いを取りにいっているのでは?という現場の雰囲気になってきまして、実際トロントや上海の映画祭でもカッコいいと言う反応より、これは笑わせにいきているという反応のお客さんが多く、今日もそういう反応だったので、嬉しかったです。

と笑わせた。

映画情報どっとこむ ralph 色々なところで上映してきましたが、反応はどうですか?と聞かれ

矢口監督:同じパートで笑いますけど、こちらのほうがダイナマイトでした。上海映画祭では、中国の観光客のシーンが一番盛り上がっていました。

と話し、三吉さんはミュージカル映画に対する反応の違いと感じるかという質問に対し、

三吉さん:私自身はミュージカル映画に違和感はなく、普通に好きだったんです。日本でジャパンプレミアを行って、日本のみなさんにはじめて観て頂いたのですが、お客さんも楽しんでみてくださっていました。ただ日本で上映されるミュージカル映画は海外からの入ってきているものが多いので、周りを気にせず映画館で大きく笑ったりだとか、一緒に歌ったりするのは、日本だとまだ少しハードルが高いのかなと思います。なので、この映画をきっかけにどんどん歌って踊って映画館でも楽しんでもらえる映画にしたいなと思っています。

と思いを語った。

『ダンスウィズミー』三吉彩花、矢口史靖監督登壇、NYジャパン・カッツ
最後に

矢口監督:日本の公開はまだ1カ月先です。ですのでここでお客さんがどれだけ反応してくれるかっていうのは、日本の公開に向けてのテストと思っている部分もあって、実際確認したくて、後ろでこっそり反応をみていました。みなさんの反応をみて、日本でも絶対ヒットするという自信を持てました、ありがとうございました!

とミュージカルが盛んなニューヨークで受け入れられたことの手応えを語り、

三吉さん:私も皆さんの反応をみれて安心しました。これを日本に持って帰って、これが日本発のミュージカルコメディ映画だって、自信をもってアピールしていきます。そしてアメリカでも公開できるように是非、みなさんSNSでの拡散よろしくお願いします。

とお願いをすると、会場からは割れんばかりの拍手が送られた。

映画情報どっとこむ ralph 北米での上映の直後、7/21(日)にはカナダのモントリオールでのファンタジア国際映画祭での上映も!日本の公開に先駆け、異例なことに世界中からリメイクと海外公開のオファーがも殺到するなど、海外での盛り上がりが留まることをしらない「ダンスウィズミー」。矢口監督が構想16年、ずっと温めてきた意欲作の「ダンスウィズミー」。

ダンスウィズミー

8月16日(金) 全国ロードショー

公式サイト:
dancewithme.jp 
公式ツイッター:
@dancewithmefilm
#ダンスウィズミー 
ダンスウィズミー <ストーリー>
子どもの頃から何よりミュージカルが嫌いな静香。催眠術のせいで、突然、音楽が聞こえるたびに歌い踊り出すカラダになってしまった!所かまわず歌い踊るせいで日常がメチャメチャに!術を解くため日本中を奔走するが、裏がありそうな5人のクセ者たちと、さらなるトラブルが!恋も仕事も失った静香を待つ、ハチャメチャな運命とは?果たして静香は無事に元のカラダに戻れるのか!? 旅の終わりに彼女が見つけた大切なものとは?

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原作・脚本・監督:矢口史靖(『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』)
出演:三吉彩花 やしろ優 chay 三浦貴大・ムロツヨシ 宝田明
©2019「ダンスウィズミー」製作委員会


映画『​IT/イット THE END 』​ジェームズ・マカヴォイ、ジェシカ・チャスティンら ​”大人ルーザーズ・クラブ“がスケアディエゴに集結!


映画情報どっとこむ ralph あの恐怖から2年、『IT/イット』が遂に完結する!
史上No.1のホラーエンターテイメント『IT/イットTHE END “それ”が見えたら、終わり。』が、11月1日(金)全国公開となります!

コミック・映画の祭典コミコン・インターナショナルのホラー関連イベントであるスケアディエゴ(SCAREDIEGO)が、現地時間7月17日(水)にアメリカ・サンディエゴで行われ、本作のキャストが登壇!
IT/イット THE ENDScareDiego (1) IT/イット THE ENDScareDiego IT/イット THE ENDScareDiego Isaiah Mustafa, Andy Bean, James Ransone, Bill Hader, Conan O'Brien, Andy Muschietti, Director, Jessica Chastain, James McAvoy, Jay Ryan 会場に集まった約2000人のマスコミと一般のファンたち。会場には、“それ”の犠牲者にして主人公ビルの弟ジョージーを思わせる黄色いレインコートを着たファンの姿も。
ジェームズ・マカヴォイ、ジェシカ・チャスティン、ビル・ヘイダー、イザイア・ムスタファ、ジェイ・ライアン、ジェームズ・ランソン、アンディ・ビーンら、豪華な“大人ルーザーズ・クラブ”の仲間たちとアンディ・ムスキエティ監督が登場すると、歓声が沸き起こった。
待望の新予告が本イベントで一足早くお披露目! さらに、3つのシーンクリップが上映されるほか、監督とキャスト陣によるプレゼンテーションも行われ、観客たちは真剣に聞き入っていた。9月6日(金)の全米公開までいよいよ2か月を切り、今までヴェールに包まれていた本作の新情報から目が離せない!!
Andy Bean, Isaiah Mustafa, James Ransone, Bill Hader, Jessica Chastain, Andy Muschietti, Director, James McAvoy, Jay Ryan 映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』スケアディエゴ イベント
開催日時:日本時間 7月17日(水)
場所: Spreckels Theater(サンディエゴ)
登壇者:ジェームズ・マカヴォイ(ビル役)、ジェシカ・チャスティン(ベバリー役)、ビル・ヘイダー(リッチー役)、イザイア・ムスタファ(マイク役)、ジェイ・ライアン(ベン役)、ジェームズ・ランソン(エディ役)、アンディ・ビーン(スタンリー役)、アンディ・ムスキエティ監督

映画情報どっとこむ ralph スケアディゴの会場に、ジェームズ・マカヴォイ、ジェシカ・チャスティン、ビル・ヘイダー、イザイア・ムスタファ、ジェイ・ライアン、ジェームズ・ランソン、アンディ・ビーンら本作に“大人ルーザーズ・クラブ”の豪華キャスト陣と、アンディ・ムスキエティ監督が登場! 

ムスキエティ監督:本当に素晴らしい冒険だった。5年間もの長い時間がかかった。でも今日、この会場いるファンの皆さんだけに、少しだけこの作品をお披露目するよ。
Andy Muschietti, Director と、前作の企画段階から完結となる本作の完成まで5年間もの歳月がかかったことを感慨深く振り返った。
 
前作では、いじめられっ子で構成される“ルーザーズ・クラブ”の仲間たちが、人々を恐怖のどん底に陥れるIT=”それ”に力を合わせて立ち向かう姿が人々の心を捉えて人気となり、子供から大人へと成長を遂げる“大人ルーザーズ・クラブ”のキャスティングが世界の注目を集めた本作。配役について問われ、

ムスキエティ監督:僕らにはベストな子供たちが必要だった。そして製作過程で、誰が彼らのキャラクターが大人になった時を演じるべきかを考え始めた。とてもラッキーだったよ。完全にこの映画で僕がキャスティングしたかった俳優たちに出演してもらえたんだ。とても才能のある素晴らしい俳優たちにね。本当に素晴らしいことだよ。

と、キャスティングについて明かし笑みを見せる。ムスキエティ監督の話を聞いていた

ビル・ヘイダー:アンディは最高の監督だった。彼との会話は、ホラー映画とかいろんなことについてだけど、僕はあまりそういう雰囲気が得意じゃない。僕はただ笑ってしまうんだ。そして僕らのキャラクターには、たくさんのエモーショナルなことが起こるんだ。

と、ムスキエティ監督との作品作りを絶賛!

チャスティン:私はアンディと他の映画で一緒に仕事をしているんだけど、この作品のような奇妙な人々のひとり。楽器を演奏したり。彼は素晴らしいアーティストなのよ。

と、マカヴォイと同様に監督の才能に賞賛のまなざしを見せた。

映画情報どっとこむ ralph 本作では27年前のトラウマと向き合うことが描かれているが、主人公ビルを演じて

マカヴォイ:子供時代のトラウマというのは、いろんなことを含む大きなことだと思う。この映画のすべてのキャラクターたちが持っている。僕とってのリサーチは、罪悪感についてだった。必ずしも子供時代のトラウマじゃないけどね。
James McAvoy と自身の役作りについてコメント。

またシリーズ完結にふさわしく、本編では映画史上最大となる4500ガロン(約17トン)の血糊を使用するシーンがある。当初ムスキエティ監督は、血まみれのシーンがあるというチャスティンを配慮して顔にかからないようにしたそうだが、本作の原作者でもあるスティーヴン・キングの処女作が原作である映画『キャリー』の大ファンで、ホラー映画好きなチャスティンは、

チャスティン:『キャリー』をさらに強化したものを作りましょうと提案して、全身血だらけになりました。
Jessica Chastain と、明かすと、

マカヴォイ:血はとても冷たかった。それは冷たくないと発酵しゲロのような匂いになってしまうんだ!
Andy Muschietti, Director, Jessica Chastain, James McAvoy と、付け加えた。さらに全員が原作者のスティーヴン・キングに会ったようで

ジェイ・ライアン:スティーヴン・キングに会ったよ。僕らみんな一緒にトロントにいた。とてもおかしかったんだ。彼は、書くように、考えたり、見たりする。彼がちょっと不合理な書き方をするようにね。

とコメント。そして、“子供ルーザーズ・クラブ”メンバー全員と会い、彼ら子供たちの写真を入手し、カメラテストの際に1時間くらいお互いを見つめあうなど、役作りについて明かした。

映画情報どっとこむ ralph Isaiah Mustafa, Andy Bean, James Ransone, Bill Hader, Conan O'Brien, Andy Muschietti, Director, Jessica Chastain, James McAvoy, Jay Ryan
恐怖の象徴であるIT=“それ”を演じたビル・スカルスガルドについて問われると、

マカヴォイ:本当にそこに存在しているように感じるんだ。ただセリフを言うだけで。怖いわけじゃないけど、彼と演技をするのはとても居心地が悪いんだよ。

とスカルスガルドの演技を賞賛。
さらに“それ”についての悪魔を見ていたようで

マカヴォイ:“それ”の悪夢をしょっちゅう見たんだ。僕はベッドの横にすわっていて、“それ”が僕と一緒にベッドにいる。そして“それ”は電気を消す。“それ”は僕の背中をさすっていて、僕はすごく怖かった!

と吐露。会場からは笑いと拍手が起こっていた。

イベントでは、初解禁となる最新予告映像に加えて本編映像が公開され、約2000人のマスコミや観客が集まった会場は大熱狂!

さらにファンたちとのQ&Aも行われ、イベントは異様な熱気に包まれた中幕を閉じた。

映画情報どっとこむ ralph 『IT/イットTHE END “それ”が見えたら、終わり。』

11月1日(金) 全国ロードショー

公式サイト:
http://itthemovie.jp
公式Twitter:
@IT_OWARI  
ハッシュタグ:#イット見えたら終わり

舞台は前作から27年後。次々と子供たちが消える「連続児童失踪事件」が再び発生し、「COME HOME COME HOME(帰っておいで…)」という不穏なメッセージが、“それ”と対峙したかつての子供たちに届く。「再び“それ”が現れたら僕たちも戻る」と誓った27年前の<約束>を守るため、忌まわしき町デリーに帰ってくるビル(ジェームズ・マカヴォイ)をはじめとした“ルーザーズ・クラブ”の仲間たち。なぜ再び“それ”は現れたのか? 連続児童失踪事件の真相とは? “それ”の正体と目的とは? いま、すべての謎が明らかになる――。前作を上回るスケールと予想外の展開で、ホラーエンターテイメントの頂点を飾る最高傑作が完結!

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監督:アンディ・ムスキエティ
原作:スティーヴン・キング 
脚本:ゲイリー・ドーベルマン
出演:ビル・スカルスガルド、ジェームズ・マカヴォイ、ジェシカ・チャスティン、ビル・ヘイダー、イザイア・ムスタファ、ジェイ・ライアン、ジェームズ・ランソン、アンディ・ビーンほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.


佐藤快磨監督『歩けない僕らは』国内コンペ短編部門観客賞に! SKIPシティ国際Dシネマ映画祭


映画情報どっとこむ ralph 世界に先駆けてデジタルシネマにフォーカスし、若手映像クリエイターの登竜門 として2004年にスタートしたSKIPシティ国際Dシネマ映画祭(主催:埼玉県、 川口市ほか)は、7月13日(土)より16回目の開催を迎え、最終日となる本日 21日(日)のクロージング・セレモニー(表彰式)を行いました。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019 
そして!国内コンペティションの観客賞には、短編部門で『歩けない僕らは』 (日本/佐藤快磨監督) が受賞しました!
『歩けない僕らは』 (日本/佐藤快磨監督) 佐藤快磨監督コメント
この『歩けない僕らは』という作品は、リハビリテーション病院を舞台に、突然、脳梗塞や脳卒中になってしまったよ うな方々、突然歩けなくなってしまった方々の物語ですけども、ずっと脚本を書いていく中で歩ける自分がこの映画 を撮る意味みたいなものをずっと考えていまして、1年弱取材に通わせていただいたり、お話を聞いたりしたんです。 撮影中から今回上映する直前まで、本当にその思いっていうものがずっと消えなくて。ただ、今回上映させていただい て、その後観客の皆様から質問だったり感想をいただいたことで、自分もこの映画に対する向き合い方が一歩前に進 めたような気がして、やっぱり初めてお客様に見ていただいて映画になるんだな。とこの映画祭で感じました。またこ の映画祭に帰って来られるように、面白い脚本を書いて精進します。
佐藤快磨監督 with トロフィー
映画情報どっとこむ ralph 主演の宇野愛海さんから喜びのコメントも届きました。

主演・宇野愛海 コメント:
この作品のお話を頂いたのは約2年前で、理学療法士という職業について調べるところから始まりました。それから施設に見学に行って、働き方や気持ちを教えて頂いて、本物のリハビリ現場で指導して頂いて。そこで撮影をして、改めて貴重な経験をさせて頂いたなと思います。そんな作品をSKIPで上映して頂き、更には観客賞を受賞することがてきて凄く嬉しく思います。「 歩く 」ということについて、「 生きる 」ということについて改めて考えていただけるきっかけとなったら幸いです。劇場公開に向けて、一人でも多くの方にこの作品が届くよう頑張ります。
歩けない僕らは_宇野愛海

映画情報どっとこむ ralph 映画『歩けない僕らは』

2019年劇場公開予定

公式サイト: www.aruboku.net

Twitter:@uno_narumi_proj

歩けない僕らは
【STORY】
宮下遥(宇野愛海)は、回復期リハビリテーション病院1年目の理学療法士。まだ慣れない仕事に戸惑いつつも、同期の幸子(堀春菜)に、彼氏・翔(細川岳)の愚痴などを聞いてもらっては、共に励まし合い頑張っている。担当していたタエ(佐々木すみ江)が退院し、新しい患者が入院してくる。仕事からの帰宅途中に脳卒中を発症し、左半身が不随になった柘植(落合モトキ)。遥は初めて入院から退院までを担当することになる。「元の人生には戻れますかね?」と聞く柘植に、何も答えられない遥。日野課長(山中聡)と田口リーダー(板橋駿谷)の指導の元、現実と向き合う日々が始まる。

過去記事:

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019に、宇野愛海、落合モトキ、佐藤快磨監督登壇!映画『歩けない僕らは』
http://eigajoho.com/159864
http://eigajoho.com/159864

宇野愛海、堀春菜、佐藤快磨監督 登壇 映画『歩けない僕らは』コンペティション部門上映・Q&A
http://eigajoho.com/160410
宇野愛海、堀春菜、佐藤快磨監督 登壇 映画『歩けない僕らは』

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宇野愛海 落合モトキ

板橋駿谷 堀春菜 細川岳 門田宗大

山中聡 佐々木すみ江

監督・脚本・編集:佐藤快磨(『ガンバレとかうるせぇ』、『壊れ始めてる、ヘイヘイヘイ』、『きっとゲリラ豪雨』)

プロデューサー:登山里紗 撮影:加藤大志
撮影助手:勝亦祐嗣 照明:高橋拓 録音:吉方淳二 音楽:田中拓人

衣裳:馬場恭子 ヘアメイク:橋本申二 ヘアメイク助手:西田美香 助監督:葉名恒星 制作部:福島成人、原田親 スチール:西永智成

協力:医療法人社団友志会、十一合同会社、MotionGallery、独立映画鍋、ニューシネマワークショップ、アクターズ・ヴィジョン、
栃木県フィルムコミッション、栃木市

©映画『歩けない僕らは』


国際コンペグランプリは『ザ・タワー』が受賞!!SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019 閉幕!


映画情報どっとこむ ralph 世界に先駆けてデジタルシネマにフォーカスし、若手映像クリエイターの登竜門 として2004年にスタートしたSKIPシティ国際Dシネマ映画祭(主催:埼玉県、 川口市ほか)は、7月13日(土)より16回目の開催を迎え、最終日となる本日 21日(日)のクロージング・セレモニー(表彰式)にて、国際コンペティション、 国内コンペティションの各賞を発表しました!
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019 
国際コンペティションでは、長編アニメーション作品としては本映画祭 16 回目にして初めての国際コンペティションノミネートとなった『ザ・タワー』( ノルウ ェー、フランス、スウェーデン/マッツ・グルードゥ監督)が最優秀作品賞(グランプリ)を受賞!
 『ザ・タワー』 さらに観客からの投票で選ばれる「観客賞」とのW受賞を果たしました!

『ザ・タワー』は住む地を追われ、70年もの間レバノンのパレスチナ人難民キャンプで暮らす曽祖父と、彼を愛する少女の 深い絆を軸に、4世代に渡る歴史を、クレイアニメと手描きアニメの2つの手法 を駆使して描いた感動作。

◎国際コンペティション 最優秀作品賞&観客賞 受賞 『ザ・タワー』 マッツ・グルードゥ監督
0721CL_Official_TheTower_PatriceNEZAN(Producer) パトリス・ネザン プロデューサーが代理受賞でコメント
監督の代理でお話しさせていただきます。まずは、日本の観客の皆さんに本作を観ていただけたことを大変光栄に思 うと共に、受賞できて嬉しく思います。また、観客の皆さんから色々な反応を頂けましたことも嬉しく思っておりま す。日本においてはこういった難民問題は少し縁遠いのかもしれませんが、恐らくこの映画が皆さんに響いたのは、本 作が人間性あふれるものであり、そして描かれている難民キャンプでの彼らの現状に普遍性があるからなのではと思 います。アニメーションというのは非常に時間のかかる工程です。この作品もマッツ・グルードゥ監督と足掛け 8 年 かけて作品を完成させました。監督がこの作品で何を描きたいのかというのは最初からハッキリしていました。何故 なら、これは監督自身が実際に難民キャンプで過ごした子供時代に基づく作品で、たくさんのリサーチを元にしてい ます。なので、出来るだけ現実を忠実に描きたいという思いがありました。難民キャンプで暮らす人々がお互いに対し て持っている尊敬の念や愛情、ユーモアの感覚などをしっかり描きたいという思いがあり 8 年かかったのです。我々 ヨーロッパ、特にフランスにおいては、日本のアニメーションや漫画から多大な影響を受けています。本作のような大 人向けのアニメーションを作っていくなかで、そういった日本の文化とヨーロッパの文化の架け橋的なことができる ことを大変嬉しく思っています。

映画情報どっとこむ ralph 国内コンペティションでは優秀作品賞は

長編部門で『サクリファイス』(日本/壷井濯監督)。
『サクリファイス』(日本/壷井濯監督)
壷井濯監督 コメント
平成の終わりに多くの凶悪殺人犯と呼ばれる人たちが一斉に死刑になって、何も語らないまま事件が終わって、令和 を迎えて、令和令和だとみんな騒いで、そしてまた登戸の事件が起きて、そして先日京都アニメーションの事件が起き て、物語に、映画とかに出来ることは改めて何もないなと物悲しく思いました。3.11 が起きた時もずっとそう思って いて、でも押し寄せる津波に対してできることは何もないんですけど、その後、これからくる第2波第3波の波とかナ イフとか炎に対してはきっと物語はできるものが何か守れるものがあると思って、これからもここに一緒に参加でき た若い方達と一緒に物語を紡いでいきたいと思っています。SKIPシティは一言で言うと多様性のある場所だと思いま した。色んな国籍の方、外国の子供、障害のある人ない人、大人・子供・赤ちゃん…僕の友達も赤ちゃんを連れて作品 を見に来てくれて、映画祭の保育サービスに赤ちゃんを預けて見に来てくれて。最後は赤ちゃんを抱っこして帰って いきました。今ある既成の権威とか、そういうものをみんなで一緒に壊して、明日はもっと良くなる、きっと良くなる と思える社会を、ちょっと大げさですが作っていきたいです。ありがとうございました。

短編部門で『遠い光』(日本/宇津野達哉監督)

『遠い光』(日本/宇津野達哉監督)
宇津野達哉監督コメント
ちょっと頭が真っ白です。受賞すると思っていなく、荷物を控室に置くように言われていたのにしっかりと席に持っ て来ちゃったので、荷物が心配です(笑)。上映の時にも何度かお話をしたんですが、僕の幼少の時から猟に連れていっ てくれた叔父の奥さん、僕からするとおばさんが癌になったことをきっかけに書き出した脚本で、すごく個人的なス タートだったんですけど、映像化にいたっては千歳烏山というところで材木店の社長さんにたまたま居酒屋で会って、 映画を作りたいんだと言ったら 300 万ぽんと出してくれて。そんな始まりだったんですが、まさかこんなところでこ んな素敵な賞をいただくことになるとは思っていなかったので、本当に胸がいっぱいです。普段は映画やドラマのメ イキングや助監督として活動しているのですが、これからは監督として、長編制作や商業デビューできるよう、一歩ず つ頑張っていきたいと思っています。本当にありがとうございます。



国際コンペティション・国内コンペティシ ョンを通じた日本作品の中から、今後の長編映画制作に可能性を感じる監督に対し贈られる「SKIP シティアワード」には 『ミは未来のミ』(日本/磯部鉄平監督)が輝きました!!

磯部鉄平監督は昨年の本映画祭国内コンペティション短編部門で 『予定は未定』が優秀作品賞を受賞しており、2 年連続の受賞となりました。
『ミは未来のミ』(日本/磯部鉄平監督)
磯部鉄平監督コメント
去年は SKIP シティ国際 D シネマ映画祭の短編部門で優秀作品賞をいただいて、長編を撮って早く SKIP シティに帰 ってきたいと、同じクロージング・セレモニーの会場で言ってから 1 年後、またこうやって戻って来れて、賞までい ただけて本当に嬉しいです。初長編作品には自分が高校3年生の時の話をやろうと前から決めていたので、その話で 賞を取れて本当に嬉しいです。ありがとうございます。

映画情報どっとこむ ralph そのほか、国内コンペティションの観客賞には、短編部門で『歩けない僕らは』 (日本/佐藤快磨監督) 、

『歩けない僕らは』 (日本/佐藤快磨監督)
佐藤快磨監督コメント
この『歩けない僕らは』という作品は、リハビリテーション病院を舞台に、突然、脳梗塞や脳卒中になってしまったよ うな方々、突然歩けなくなってしまった方々の物語ですけども、ずっと脚本を書いていく中で歩ける自分がこの映画 を撮る意味みたいなものをずっと考えていまして、1年弱取材に通わせていただいたり、お話を聞いたりしたんです。 撮影中から今回上映する直前まで、本当にその思いっていうものがずっと消えなくて。ただ、今回上映させていただい て、その後観客の皆様から質問だったり感想をいただいたことで、自分もこの映画に対する向き合い方が一歩前に進 めたような気がして、やっぱり初めてお客様に見ていただいて映画になるんだな。とこの映画祭で感じました。またこ の映画祭に帰って来られるように、面白い脚本を書いて精進します。



長編部門で『おろかもの』( 日本/芳賀俊監督、鈴木祥監督)が 輝きました。

『おろかもの』( 日本/芳賀俊監督、鈴木祥監督) 鈴木祥監督
ご覧いただいた観客の皆様、本当にありがとうございます。そして、本作を一緒に作ってくれた俳優陣、そして一人一 人がそれぞれの仕事にしっかり集中してくれたスタッフ、また芳賀君と僕の家族が、制作にあたって全てを支えてく れたので、改めてここで感謝を述べたいと思います。ありがとうございます。大学を卒業して約10年ぶりに芳賀君と タッグを組んで撮ったんですが、やっぱり映画を作っている最中は、時間を忘れるくらい楽しいことで、今後も機会が あればそういった制作を続けていきたいと思います。この作品(『おろかもの』)も、これを機会に様々な方にご覧いた だきたいと思います。

『おろかもの』( 日本/芳賀俊監督) 芳賀俊監督
自分の子供のように大切な作品が観客の皆様に愛されたということが本当に嬉しいです。ありがとうございます。

映画情報どっとこむ ralph 審査委員長 三池崇史監督コメント
受賞者のみなさん、改めておめでとうございます。いずれの作品も素晴らしい作品でした。キャリアの浅い、いわゆる 新人という方々が作られたとは到底思えない、レベルも技術も志も高い作品ばかりでした。 最初、我々審査員が戸惑ったのは10本の映画すべてジャンルが違うことです。サスペンスもあれば、父の浮気など身 近な問題があったり。特徴としては女性の監督がたくさんいました。色々な国の事情や状況によって自分の居場所を 失った人々の内面を描いた作品もありました。ドキュメンタリーもあればアニメーションもあり。普通審査というと ジャンルで括られてその中で優劣を競うものなのですが、この「映画作品に垣根はありません」というようなフリーな 感覚、これぞDシネマ映画祭の良さだなと思いました。 ここからはわたしの映画監督としての個人的なお願いになります。今日受賞された監督、スタッフ、関係者の皆さんは これから色々な方々に連絡したりするでしょう。それを聞いた人たちが世界中で「本当に?うれしい!」と笑顔になる のです。我々、現場で映画を作っている人間はそういう喜びや事実を胸に、明日へ向かって一歩一歩進んでいきます。 良い時ばかりじゃないですから、苦しい時にもこれは映画を作る人間の支えになります。自分自身もこれまで色々な 映画祭で様々な評価をいただいて、それは本当に有り難く身に染みて感じるところです。その裏返しとして、この映画 祭にはある意味、重い責任が同時に生まれていると感じています。「俺はDシネマ映画祭で賞を獲ったんだ!」と誇り を持って、10 年たっても 20 年たっても言えるように、この映画祭を高いレベルで運営し続けなくてはならない。そ こには様々な問題があると思います。作品選定だったり、運営だったり、大変だとは思いますがなんとか盛り上げてい ただき、願わくば、商業的にもならず。どうしても規模が大きくなるとスポンサーが付いたり、なんとなく日本人は忖 度が得意だったりしますから。僕の立場から客観的に見ると、この映画祭はそういった部分から解放されていて、非常 に個性的で自立していると思います。これは川口市が誇ることでもあるし、埼玉県も誇れることであると思います。こ ういった喜びの場を作っていただいた映画祭の関係者の皆さまに、映画の現場で動いている人間を代表しまして、大 変かとは思いますが今後もこの素晴らしい映画祭をこのまま続けていってくださいとお願いします。また、僕らで出 来ることがあればご協力させていただきたいと思います。本当に有意義な時間を過ごせていただきました。次を作っ ていく監督たちの作品に出会えたことを幸せに思っています。…俺も引退までは頑張りたいと思います。ありがとう ございました。

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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019(第16回)開催概要
会期:2019年7月13日(土)~7月21日(日) <9日間>
会場:SKIPシティ(埼玉県川口市)
内容:国際コンペティション、国内コンペティション、特集上映、関連企画、イベント等
主催:埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会
公式サイト:
www.skipcity-dcf.jp