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鶴橋康夫監督×阿部寛『のみとり侍』製作決定!寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、前田敦子ら共演!


映画情報どっとこむ ralph 映像の魔術師の異名を持つ名匠・鶴橋康夫監督が約40年、映画化を熱望し続けた時代劇映画『のみとり侍』の製作が決定しました。

原作は、綿密な時代考証を基にユーモアを交え当時の社会を表現する歴史小説の第一人者・小松重男の傑作短篇集「蚤とり侍」。

作中では、江戸時代に実在した 猫の“のみとり”稼業を中心に描かれる本作。
表向きは文字通り、町を練り歩き、呼ばれた家庭が飼う猫の“のみ”を取って回る商売。但し、この映画における“のみとり”稼業とは<床>で女性に愛をお届けする裏稼業。

本作では、江戸を舞台に<床>で活躍する侍を通じ、現代にも通じる義理や人情を“鶴橋節”満載で描き出します。

主演を務めるのは、ドラマ「天国と地獄」(2007)以来10年振りに鶴橋作品に出演する阿部寛。“のみとり”になってしまう越後長岡エリート藩士・小林寛之進を演じます。

また“のみとり”稼業の映像化故に濡れ場シーンも伴う本作の出演者には、新旧鶴橋組オールスターキャストが集結!

寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、前田敦子といった演技派出演陣が、鶴橋の為に“一肌脱いで”集結しました。

さらに落語界からは、『明日があるさ THE MOVIE』(2002)以来15年振りの映画出演となる桂文枝が、歴史上実在の人物・田沼意次に扮し出演が決定。

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登場人物/キャスト

小林寛之進/阿部寛
越後長岡藩エリート藩士。ひょんなことから運悪く藩主の機嫌を損ねてしまい“のみとり”にされてしまう。
真っ直ぐな性格な故に、突然言い渡された“のみとり”稼業にも真面目に取り組んでいく。

おみね/寺島しのぶ
寛之進の亡き妻・千鶴にそっくりな武家屋敷の妾。寛之進の初の“のみとり”相手となる。

せい清べえ兵衛/豊川悦司
小間物問屋・近江屋の入り婿。恐妻家だが、欲求には忠実な伊達男。寛之進に不倫の手助けを求める代わりにのみとりの技術を指南する。

佐伯友之介/斎藤工
寛之進が身を寄せることになる長屋の隣人。貧しいながらも子供たちに読み書きを教えている。

じん甚べえ兵衛/風間杜夫
面倒見のいいのみとり屋の親分。勘違い故に寛之進を雇い、のみとりを伝授する。

お鈴/大竹しのぶ
甚兵衛の妻。初見で寛之進ののみとりとしての素質を見抜く。

おちえ/前田敦子
清兵衛の妻。問屋の娘ながらも、気性が激しく、清兵衛にとんでもない浮気防止の策を施す。

田沼おき意つぐ次/桂文枝 1943年7月16日(74歳)
江戸幕府老中だが、失脚危機に晒されている。江戸幕府の経済活性化の為に尽力しており、“のみとり”稼業を容認している。

映画情報どっとこむ ralph 鶴橋康夫コメント
40年前、偶然『蚤とり侍』の小説を手にして、「のみとりって?」。猫の蚤を取るとみせかけ、実は裏の商売をする主人公に興味がわいた。中間管理職である越後長岡藩・勘定方書き役の小林寛之進が、生真面目すぎるあまりに殿の怒りを買って藩を追い出され、江戸の人々に助けられながら、世の中の激動に飲み込まれていく。そこに現代のサラリーマンに重なる部分を感じ、「不条理でばかばかしくて笑える映画をつくってみるのはどうだろう?」と。主人公・小林寛之進は、悲劇を喜劇に、不条理をロマンチックに演じ、哀愁の男っぽさを表現できる阿部寛さんに託すことにした。人生、自分の思い通りにはいかない。だけどみんなそれぞれ、一生懸命で、真面目で、おっちょこちょいで、面白い。そんな悲喜こもごもを観る人にクスクスと笑ってもらえたら最高です。

阿部寛コメント
『のみとり侍』というタイトルを聞いただけで、ほろっとわくわくしたし、出てくる登場人物たちが、一人ひとりが、人間味豊かで、クスっと笑えて、泣ける脚本だなと思いました。鶴橋組常連の方々との共演も楽しみです。色気があって、チャーミングで・・・見ているだけで、きっと引き込まれるでしょうし、それに応えられる芝居をしないと気の引き締まる思いです。鶴橋監督とはずっとご一緒したかったので、こうして「のみとり侍」としてオファー頂けたことは、夢が叶ったかのように嬉しく、歴史ある京都の地で、こうした作品を作っていけることにすごく幸せを感じています。観た人が、“のみとり”をされたかのように気持ちのいい時代劇になればいいなと思っています。

寺島しのぶコメント
『愛の流刑地』以来又鶴橋監督とお仕事ができることが嬉しくてなりません。とても艶っぽい愛おしい女性なのでそう存在できるようにしたいものです。阿部さんとも舞台「近松心中物語」の共演以来なので久々の再会を楽しみにしております。

豊川悦司コメント
鶴橋康夫監督の最新作にて最高傑作!中高年の、中高年による、中高年のための、痛快人情喜劇娯楽時代劇!日本人は、日本の国は、こんなにも素朴で温かみに溢れていた!絶賛撮影中!乞うご期待!

桂文枝コメント
映画は久しぶりです。
時代劇も、今回のような実在の人物を演じるのも、田沼意次という、比類なき政治家を演じるのも、とにかく歴史書を読み漁ってと思っていたら、監督さんから、読まないでと言われたので、気が楽に、脚本が面白いので、監督さんのイメージに合うように、演じられたらと、思っています。

臼井央 製作プロデューサー(東宝)コメント
「後妻業の女」公開後、鶴橋監督の次回作を探していた所、鶴橋監督ご自身が40年来温められていた傑作時代劇の企画を提案頂きました。そこには、現代のサラリーマンに通ずる身分社会が描かれ、その中に真っ直ぐすぎるくらいに立つ爽快な主人公がいました。人情溢れる個性豊かなキャラクター達が、朗らかにも必死に生きていました。脚本を読むと、何度も声を出して笑ってしまいました。一も二もなく製作を決定しまして、阿部寛さんはじめ熟練の役者の皆さんが続々と鶴橋組に集結してくださいました。酸いも甘いも知り尽くし、苦くも楽しい人生をお送りの「大人」の皆様にこそ味わえる、これぞ「鶴橋新喜劇」をお届けできると確信しています。

映画情報どっとこむ ralph 『のみとり侍』

2018年、全国東宝系にて公開です。

滑稽ながらも愛おしい“いとをかし”な人々を演じます。前代未聞!侍が巻き起こす“床の間”の戦いの火蓋が切って落とされる!? 

物語・・・
越後長岡藩藩士の小林寛之進(阿部寛)は、藩主・牧野備前守ただ忠きよ精主催の和歌の会に出席。そこで運悪く忠精の機嫌を損ね、「明朝より、猫ののみとりとして無様に暮らせ!」と江戸の裏稼業・猫ののみとりを命じられる。

「猫ののみとり ・・・?」

途方に暮れていた寛之進は、長屋で暮らすのみとりの親分・甚兵衛(風間杜夫)とその妻・お鈴(大竹しのぶ)の元で働くことに。猫の“のみとり”とは文字通り、猫ののみを取って日銭を稼ぐ職業。しかしその実態は、女性に愛をお届けする裏稼業であった。

住む場所もなくなった寛之進であったが、貧しくも子供たちに読み書きを無償で教える佐伯友之介(斎藤工)や長屋で暮らす人々の助けを借り、“のみとり”としての新生活が始まっていく。

ほどなくして、亡き妻・千鶴にそっくりなおみね(寺島しのぶ)と運命的な出会いを果たす寛之進。幸運なことに、初めての“のみとり相手”がおみねとなり、胸が高鳴る彼だったが、“のみとり”開始数分後、「下手くそ!」と罵られ失意のどん底へ。

落ち込む彼の前に妻・おちえ(前田敦子)に浮気を封じられた恐妻家・清兵衛(豊川悦司)が現れる。寛之進は、欲求に忠実な清兵衛に「拙者に女の喜ばせ方を教えてはくれぬか!」と頼み込むのだった。その甲斐あってか、寛之進の“のみとり”技術はめきめきと上達し、“のみとり”侍として一人前となっていく。

しかし、時代は、老中・たぬま田沼おき意つぐ次(桂文枝)の失脚により急遽“のみとり”禁止令が敷かれる。寛之進はじめ“のみとり”たちは、一転、犯罪者として窮地に立たされてしまう。
果たして寛之進は、運命の相手・おみねとの恋を成就させることができるのか? そして武士として、男として、生き様を示すことはできるのか? 寛之進の運命は如何に!?

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原作:小松重男「蚤とり侍」(光文社文庫刊)
監督・脚本:鶴橋康夫
撮影:2017年8月30日~10月中旬(予定)
完成予定:2018年
公開:2018年公開
製作プロダクション:東宝映画 ROBOT
配  給 :東宝
©2018「のみとり侍」製作委員会


『後妻業の女』大竹しのぶ モントリオール世界映画祭を満喫!


映画情報どっとこむ TJ 女優・大竹しのぶ モントリオール世界映画祭にて大絶賛!

<後妻業の女>をテーマにした、直木賞作家・黒川博行による小説「後妻業」を原作に、ドラマや映画で多くの社会派作品を手がけてきた名匠・鶴橋康夫が映画化した『後妻業の女』は、8月27日(土)に全国318スクリーンで公開され、公開から4日間(8月30日まで)で早くも観客動員数約30万人を記録するヒットスタートをきっています。

そんな本作ですが「第40回モントリオール世界映画祭」(8月25日~9月5日)の“World Greats”部門にて上映されました。


8月30日(現地時間)の公式上映にあわせて、『後妻業の女』主演の大竹しのぶさんと鶴橋康夫監督は現地入りし、上映に先駆けてモントリオール市内各所を周りました。

旧市街のメインストリートであり、モントリオールで最も古い路地の一つであるサン・ポール通りや、
サンポール通り_大竹 鶴橋
旧市街最大の見どころであるノートルダム大聖堂を訪れ
ノートルダム大聖堂_大竹 鶴橋
大竹さん:モントリオールは初めて来ましたが、ヨーロッパ的で綺麗な街ですね。食べ物もおいしいし、人も親切だし、もっとゆっくり滞在したい…。

と、当地の感想を語りました。また映画祭を前にして

大竹さん:どんな方々が観にいらっしゃるのかとても楽しみです。笑いの中に怖さがあるこの作品の魅力が海外の方にも伝わることを願っています。

と期待を膨らませていました。

映画情報どっとこむ TJ 会場となったのは、1913年に建てられた歴史ある映画館「シネマ・インペリアル」。
2001年に歴史的建造物の指定を受けた本劇場にて19時すぎから行われた上映には600人もの観客が来場しました。
シネマインペリアル_鶴橋 大竹
上映前の舞台に登壇したお二人。

鶴橋監督:フランス語でしゃべれないのが残念です。憧れのモントリオールです。(会場:拍手) たくさんの方に来ていただいて本当にありがとうございます。ホテルの前にいましたら、日本でも声をかけられないのに『監督さん!』と声をかけられました。日本出身の女性の方々で、『モントリオールは文化の街で、女性が非常に強い地域である。だから私たちは住みやすい』とおっしゃっていました。(会場:拍手) 大竹しのぶさんは長い間、私が一番愛している女優さんです。そんな彼女と今回この映画を作ってみました。原作はハードボイルドですが、コミカルなユーモアのある作品にしようと考えて作りました。観ていただいてどんな感想を持ったか、是非聞かせてください。

と述べました。大竹さんは冒頭をフランス語を披露!

大竹さん:Mesdames et messieurs, bon soir! Je m’appelle Shinobu OTAKE.(みなさん、こんばんは。私は大竹しのぶです。)」と挨拶し、続けて「ここまでしかしゃべれません(会場:笑)。16時間くらいかけてモントリオールに来ました。とても美しい街でビックリしています。文化も言葉も違う方々に、私たちの映画がどう受け入れられるのか少し不安です。私は(映画の中で)男の人をいっぱい騙してお金を奪う悪い女なのですが、誰もが実は、愛を求めていることを感じてもらえるととても嬉しいです。ここに来てくださった方々に感謝します。Merci beaucoup(どうもありがとうございました)!

と語りました。

上映中は、大竹しのぶ演じる“小夜子”の台詞の度、また“小夜子”の一挙一動に笑いが起き、最後の最後まで笑いが絶えることはなく、まさに鶴橋監督が手掛ける喜劇が海外でも受け入れられた証といえます。上映後、会場が割れんばかりの拍手で送られた大竹と監督は、ロビーにてたくさんの観客に囲まれ、サインや写真の求めに応じました。
観客とのふれあい1
映画情報どっとこむ TJ モントリオール世界映画祭を終えたコメントが届いています!

大竹しのぶ
英語字幕なので、関西弁のニュアンスが伝わりづらいのではないか、と心配していましたが、観客の皆さんはそれを越えてよく笑ってくれました。ロビーで観終わった方々の感想も聞きましたが、なかには「癒された」と言う人もいて、なんでだろう…?
今日初めてお客さんと一緒に映画を観て、「こんなに笑ってくれるなんて!」と驚きました。皆さん細かい部分でも笑ってくださって、反応が嬉しかったです。
モントリオール世界映画祭のあたたかかい雰囲気が味わえてよかったです。会場に着いた時、たくさんの人が並んでいて、どんなところに興味を持って来てくださったのか聞きたくなりました。

監督:鶴橋康夫
日本とはまた違った反応、受け取り方が面白かったです。英語の字幕も新鮮でした。自分の作品に字幕が付いているというのは不思議な気分です。
お客さんたちが笑ってくださったのがとにかく嬉しかったです。なんだか今日はともて褒められました。今度はコンペティション部門を狙って、またこの映画祭に来たいですね。主演はもちろん大竹さんです。

映画情報どっとこむ TJ 観客の感想もどうぞ!

◆60代女性
とても楽しみました。大竹しのぶさんの演技が特に素晴らしかったです。

◆40代男性
すごく面白かったです。笑いました。同時にこのような犯罪を通して日本社会の新たな側面を垣間見ることができ、興味深かったです。

◆30代女性
非常にドラマティックな作品だと思いました。

◆40代女性
小夜子の良い面、悪い面を楽しみました。サスペンスの要素もあり、とても面白かったです。大竹しのぶさんの演技が時には可愛らしく、時には憎たらしく、まさに彼女の映画だと言えると思います。

◆60代男性
主人公を演じた大竹しのぶさんの演技力、特に表情の演技がとても良かったです。

◆20代女性
大竹しのぶさんの感情表現が見事でした。

◆10代女性
とてもドラマティックなコメディーだと感じました。ジョークかと思えば、本当に怖い部分もあり、人の感情を揺さぶる映画だと思います。小夜子という人物は人を惹きつける魅力にあふれた人物でした。

◆メキシコ人ジャーナリスト クリスティーナ・ボイレス(74歳)
まずは、大変素晴らしい映画でした。39年間映画祭に来ていますが、最近の映画の中では一番楽しみました。大竹しのぶさんの演技がとても素晴らしく、舞台挨拶ではとても可愛らしかったのに、映画の中では大変な悪女で、驚きました。予想できない展開で面白かったです。

◆メキシコ人ジャーナリスト レオ・ポルドソト(59歳)
社会風刺も盛り込まれ、すごく知性的なコメディーだと思いました。年配の方々を描いた映画ですが、考え方によっては世代を限ることなく家族でも楽しめる作品なのではないでしょうか。小夜子の、そして大竹しのぶさんの特別な魅力は十分観客に伝わっていたと思います。


映画情報どっとこむ TJ 後妻業の女
65歳以上の男性の5人に1人、女性の2人に1人が独身という昨今、熟年婚活の倍増に目を付けて、金持ち男の後妻に入り財産を奪うのが、<後妻業の女>。

『後妻業の女』

全国東宝系にて大ヒット上映中!

公式サイト:
http://www.gosaigyo.com/

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後妻業の女監督・脚本:鶴橋康夫
キャスト:大竹しのぶ 豊川悦司
尾野真千子 長谷川京子 水川あさみ 風間俊介 余貴美子
笑福亭鶴瓶 津川雅彦 永瀬正敏
原作:黒川博行「後妻業」文春文庫刊
音楽:羽岡佳
Ⓒ2016「後妻業の女」製作委員会
レイティング:PG-12
撮影期間:2015年7月22日~9月12日