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三島有紀子監督、受賞を実感!凱旋舞台挨拶で『幼な子われらに生まれ』


映画情報どっとこむ ralph 現在公開中の『幼な子われらに生まれ』が、8/24~9/4にカナダで開催されていた第41回モントリオール世界映画祭のコンペティション部門でグランプリに次ぐ審査員特別賞を受賞したことを記念し、三島有紀子監督が登壇する凱旋舞台挨拶がテアトル新宿で行われました!

日程:9月11日(月)
場所:テアトル新宿
登壇:三島有紀子監督

映画情報どっとこむ ralph 8/26(土)の公開より2週間程経った9/11(月)、公開後初めて観客を前に登壇した三島有紀子監督。

三島監督:8/26にこの世に生まれてきてくれたこの映画が、今は色んな方々に育ててもらっているという感じです。私のところにもたくさん感想が寄せられてきていて、観る人によって感情移入するポイントが違うし、様々な見方をしてくれている。皆様に伝わっていると感じています。

と現状の心境を語りました。

モントリオール世界映画祭でコンペティション部門審査員特別グランプリを受賞。
この日、監督にトロフィーが授与されました。

受賞について、

三島監督:全く想像していませんでした。最初メールで知らされて、朝の通勤ラッシュの中一人立ち止まって『えッ!』と叫んでしまいました。

と、スタッフもキャストも全員が驚きの受賞発表であったことを明かしました。

モントリオールでも「すごく感動した」「泣けた」という人が続出。同映画祭の中でも一番集客が多かった作品となったことが一番嬉しかったと振り返ります。

三島監督:ある種のステップファミリーという特別な家族を描きながら、普遍的な家族の話でもあったり、人間同士のコミュニケーションの話でもあったりもする。前半は見方によっては何も起こっていない感じに思われるかもしれないけれど、まさに色々なものが張り巡らされていて、後半に繋がっていきます。それが(海外の皆さんにも)伝わったんだと実感しました。

と海外で高い評価を得ていることへの喜びを語りました。

映画情報どっとこむ ralph 「DEAR ETRANGER」という英語タイトルについて、『ジャストフィットだった』とモントリオール映画祭で評価されていることに対し、

三島監督:色んな異質な人と出会って、色んな化学反応が生まれて、死んでいくのが人間の人生だと思いながら映画を撮っていたので、『親愛なる、異質な人へ』というタイトルにさせていただきました。この英語とフランス語をMIXしたタイトルが非常にモントリオールの皆さんに評価していただいて、このタイトルにしてよかったなと思います。

とタイトルに込めた思いを述べました。


重松清さんの原作が21年前に刊行され、それを脚本家の荒井晴彦さんが温め、21年の歳月を経て、三島監督とタッグを組み映画化となった本作。

観客からの「なぜこの作品を作ろうと思ったのか?」と言う質問に

三島監督:ETRANGERこの話は、浅野忠信さん演じる主人公の信(まこと)という人が、まだ生まれてきてい命であったり、奥さんの元旦那さんであったり、色んな人と出会うことによって、その人の本質がだんだん剥き出しにされていく物語だと私は受け取りました。剥き出しにされ人間の本質が見えてくるところが一番面白いと考えていて、そこを一番大切に描こうと思いました。

と、監督自身が惹きつけれれた本作の魅力を語りました。

(脚本家の)荒井さんの目線と自分の目線を足して作っていったという本作。
実は、終盤の田中麗奈さん演じる信の妻・奈苗のカラオケシーンは、最初に荒井さんが用意した脚本にはなかったそうで、

三島監督:(田中麗奈さん演じる信の妻の)奈苗という女性を、ただ新たしい命を迎えることが全てと思っている何も考えていない女性にはしたくありませんでした。彼女自身もやはり色々なことに悩んでいたんだということを分かるシーンをつくりたいということで、カラオケのシーンを書いてもらいました。

と製作の裏話を披露しました。

映画情報どっとこむ ralph 最後に、

三島監督:21年前の設定とは違うところもたくさんあるので、原作と映画を比べてながら見ていただき、そこも楽しんでほしいです。正解を見つけられずにそれでも必死に生きている姿というのは私にとって美しい姿です。

と観客へ力強いメッセージを送りました。


『幼な子われらに生まれ』
テアトル新宿・シネスイッチ銀座ほか全国公開中!
osanago-movie.com

「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」
娘に言われた時、妻には新しい命が宿っていた。
バツイチ、再婚。一見良きパパを装いながらも、実際は妻の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマン。田中信(浅野忠信)。妻・奈苗(田中麗奈)は、男性に寄り添いながら生きる専業主婦。キャリアウーマンの元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にもうけた実の娘と3カ月に1度会うことを楽しみにしているとは言えない。
実は、信と奈苗の間には、新しい生命が生まれようとしていた。血のつながらない長女はそのことでより辛辣になり、放った一言、「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」。今の家族に息苦しさを覚え始める信は、怒りと哀しみを抱えたまま半ば自暴自棄で長女を奈苗の元夫・沢田(宮藤官九郎)と会う決心をするが…。

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出演:浅野忠信 田中麗奈/南沙良 鎌田らい樹 新井美羽 水澤紳吾 池田成志/宮藤官九郎 寺島しのぶ 
原作:重松清「幼な子われらに生まれ」(幻冬舎文庫) 
監督:三島有紀子(「しあわせのパン」「繕い裁つ人」) 
脚本:荒井晴彦
配給:ファントム・フィルム(2016年/日本/ビスタサイズ/5.1ch) 
ⓒ2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会 


『幼な子われらに生まれ』モントリオール世界映画祭で審査員特別賞受賞


映画情報どっとこむ ralph 現在公開中の映画『幼な子われらに生まれ』。

この度、8/24~9/4にカナダで開催されていた第41回モントリオール世界映画祭のコンペティション部門でグランプリに次ぐ審査員特別賞を受賞しました。

本映画祭で9月1日と9月3日に上映された本作。
モントリオール映画祭で最高の動員数を記録し、「心に響いた」「泣いた」という観客が続出。また「私も小さい頃に同じような経験をした事がある」など、国境を越えた普遍的な家族のカタチを描き、世界の観客を魅了しました。


幼な子われらに生まれ』の審査員特別賞受賞について、

「『DEAR ETRANGER』という題名に呼応するかの様に達者な演者が様々な側面を見せる事で、一見静かにスローに見える冒頭からの30分間に、実は水面下で複雑な緊張が張り巡らされている事に気付かされる。後半に入るとその緊張の糸が切れたり弾けたりして、一体それぞれのエレメントはどこに行くのだろうと思わせる。そこに一貫してイノセントな役柄を通しているのが、一番下の子どもであり、大人の世界で何が起ころうとも動じない。故に対比が一層増幅されるかのようである。英語とフランス語を交えたタイトル『DEAR ETRANGER』はモントリオールの日常にフィットしている。」

と審査員は評価しています。

観客からも「DEAR ETRANGER」という英語タイトルについて、

「見た後には特にそう思う。父親のクローズアップから映画の最後に出てくるメインタイトルで、なるほど、と腑に落ちるんだ。」

と絶賛の声が挙がっています。

映画情報どっとこむ ralph 三島有紀子監督コメント

モントリオール世界映画祭の審査員特別賞をいただけて、海外の皆さまにも伝わったんだなあと、とても嬉しくて、とてもありがたくて、この喜びを、関わってくださったみんなで分かち合いたいです。

スタッフ、キャストのみさなま、おめでとうございます。

そして、この世に生きるすべての『DEAR ETRANGER』(英題)=親愛なる異質な人へ・・・ありがとうございます。


浅野忠信さんコメント

とても嬉しいです!

モントリオール世界映画祭という大きな映画祭で審査員特別賞をとれたのは、三島監督の粘り強さと三島組という1つの家族の支えがあったからだと思います!みなさんが劇中の僕らの演じた田中家に幸福を運んでくれました!

映画情報どっとこむ ralph 「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」

―娘に言われた時、妻には新しい命が宿っていた。

「普通の家族」を築けない、不器用な大人たちの、愛すべき物語。

バツイチ、再婚。一見良きパパを装いながらも、実際は妻の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマン。田中信(浅野忠信)。妻・奈苗(田中麗奈)は、男性に寄り添いながら生きる専業主婦。キャリアウーマンの元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にもうけた実の娘と3カ月に1度会うことを楽しみにしているとは言えない。
実は、信と奈苗の間には、新しい生命が生まれようとしていた。血のつながらない長女はそのことでより辛辣になり、放った一言、「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」。今の家族に息苦しさを覚え始める信は、怒りと哀しみを抱えたまま半ば自暴自棄で長女を奈苗の元夫・沢田(宮藤官九郎)と会う決心をするが…。

公式HP:
osanago-movie.com

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出演:浅野忠信 田中麗奈/南沙良 鎌田らい樹 新井美羽 水澤紳吾 池田成志/宮藤官九郎 寺島しのぶ 

原作:重松清「幼な子われらに生まれ」(幻冬舎文庫)
監督:三島有紀子(「しあわせのパン」「繕い裁つ人」)
脚本:荒井晴彦
配給:ファントム・フィルム(2016年/日本/ビスタサイズ/5.1ch) 
ⓒ2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会 


浅野忠信、リアル引出す即興に面白かった!「幼な子われらに生まれ」初日舞台挨拶で


映画情報どっとこむ ralph 直木賞作家・重松清の小説「幼な子われらに生まれ」を、三島有紀子の手でついに映画化。

本作の公開を記念し、初日舞台挨拶が行われ、浅野忠信さん、田中麗奈さん、宮藤官九郎さんをはじめ、本作で見事な演技を披露した南沙良さん、鎌田らい樹さん、新井美羽さんが舞台挨拶!

「幼な子われらに生まれ」初日舞台挨拶
日程:8月26日(土)
場所:テアトル新宿
登壇:浅野忠信、田中麗奈、宮藤官九郎、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、三島有紀子監督

映画情報どっとこむ ralph
浅野さん:映画はいかがでしたか?(大きな拍手)一年前の撮影から子供たちが大きくなったなと。1年以上な気がしてしまいます。とっても良い時間を過ごさせていただき、思いっきり監督のもと演じることが出来ました。

田中さん:田中家の妻役。家族と一緒な幸せな時間をすごさせていただきました。家族だからこその色濃い時間でした。

宮藤さん:あのーーうちの娘、年頃なので見せられないな。(笑)もう少し大人になってから、こういうお仕事なんだよと説明します。

南さん:この映画は、感情移入するところが様々だともいます。登場人物の数だけ劇場に足をお運びください!

新井さん:今日はありがとうございます。・・・・撮影が楽しかったので、この映画に出られてうれしいです。

鎌田さん:台本を見た時に早くやりたくて、撮影は充実。撮影が終わるのが悲しかったです。でも、こうやって初日。嬉しいです。

三島監督:今までも誠心誠意映画を創ってきましたが、この作品はとても特別で。今回は初めて映画を撮るつもりでと思った映画です。ヘルプレスの浅野忠信さんを20年前に観たときいつの日か撮りたいと思って。そして、20年。そしてかけがえのない時間を過ごしました。こうして初日を迎えられて嬉しいです。

温かい拍手のなか、舞台挨拶はスタート。

本作はモントリオール世界映画祭コンペティション部門出品決定!

三島監督:映画祭のプログラマーさんが、ファーストカットに恋をして、好きになりましたと。嬉しいです。それは俳優の皆さんの演技とスタッフの力だと思います。本当にうれしいです。

映画情報どっとこむ ralph 三島監督からのラブコールでオファーされて

浅野さん:今まで、癖のある役が多くて、事件を起こさない役が少なくて。事件を起こさない男をやりたかったので、素直にぶつけられて、存分に演じられました。本も良かったですしね。映画を観て、家族やその周り、人との出会いが面白い映画ですよね。

この作品で印象的なのは?

田中さん:バイオレンス。宮藤官九郎さんに・・・お会いしてすぐDVを受けて。とっても刺激的な誕生日でした。

宮藤さん:すみませんでした。スタッフがケーキしてる中ね。

田中さん:今まではっきりモノ言う役が多かったのですが今回は男性にぶら下がり系の役。フワフワした状態が難しかったです。

映画情報どっとこむ ralph オファーが来て台本を読んで

宮藤さん:本は面白くて、前の奥さんの悪口ばかり・・・共感はできないですが、人間にはあるよなと。あの人も最初からああいう人じゃなかったんだろうなと思いながら演じました。浅野さんに受け止めてもらえてやりやすかったです。

今回初めての演技ですが素晴らしい足跡を残した南さん

南さん:最初、スタートもわからない、何が何だかわからなかったのですが、監督が無理に演じないで、相手から与えられたものを感じて、思ったものをぶつければ、受け止めてくれるから大丈夫と言われて安心してお芝居できました。

棚kさん:向き合う姿勢がまっすぐで、刺激的でした。

同じく、初めての演技の鎌田さんは

鎌田さん:本当にアトラクションとか楽しみましたし、悲しい場面でも頑張りました。

浅野さん:リアクションが全く想像を上回ってきて、僕の演技も引き出してもらえた気がします。

と、新人相手だからこその化学反応が起こった模様。

新井さん:沙良お姉ちゃんはずっと一緒にいてくれて。麻んでくれて、浅野さんとは超能力ごっこをしてくれました。田中さんにはご飯に連れてってもらって。初めて女優さんにご飯連れてってもらえてすごくうれしかったです!


3人若き女優に関して

三島監督:オーディションの時からセリフのうまさは置いておいて、相手の役者さんの投げた感情を、きちんと感じて返せる人たちを選びました。反応力の凄い3人を選びました。これから、日本映画をしょっていく女優になると、本気で信じています。

と、絶賛。今後に期待です。

浅野さんに関して

三島監督:今回原作も脚本も、人物像が細かく描写されていて、浅野さんもキャラクターを作ってくれてると信じていたので、現場では台本ではなく、こんなシチュエーションで、ハイ!スタート!って。面白かったです。

浅野さん:即興面白かったですね。リアルが出てくるんですね。事件起こさないでも成り立つなと。(笑)


映画情報どっとこむ ralph 最後に

三島監督:英題をディア、エトランジェと付けました。親愛なる異質な人。異質だなと思う人との化学反応が生きていくこと。皆さんの感じる異質な人に広めていただければと思います。

物語・・・
「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」―娘に言われた時、妻には新しい命が宿っていた。
バツイチ、再婚。一見良きパパを装いながらも、実際は妻の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマン。田中信(浅野忠信)。妻・奈苗(田中麗奈)は、男性に寄り添いながら生きる専業主婦。キャリアウーマンの元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にもうけた実の娘と3カ月に1度会うことを楽しみにしているとは言えない。
実は、信と奈苗の間には、新しい生命が生まれようとしていた。血のつながらない長女はそのことでより辛辣になり、放った一言、「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」。今の家族に息苦しさを覚え始める信は、怒りと哀しみを抱えたまま半ば自暴自棄で長女を奈苗の元夫・沢田(宮藤官九郎)と会う決心をするが…。

公式HP:
osanago-movie.com

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出演:浅野忠信 田中麗奈/南沙良 鎌田らい樹 新井美羽 水澤紳吾 池田成志/宮藤官九郎 寺島しのぶ 

原作:重松清「幼な子われらに生まれ」(幻冬舎文庫) 
監督:三島有紀子(「しあわせのパン」「繕い裁つ人」) 
脚本:荒井晴彦
配給:ファントム・フィルム(2016年/日本/ビスタサイズ/5.1ch) 
ⓒ2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会