11月3日(欽・祝)公開の萩本欽一、最初で最後のドキュメンタリー映画『We Love Television?』の完成披露上映会が、本日から開催となった「第10回したまちコメディ映画祭in台東」特別招待作品として行われました。
この日は、萩本欽一、土屋敏男監督はレッドカーペット、オープニングセレモニー、トークイベント後の囲み取材とフル稼働な一日でした! 『We Love Television?』完成披露上映会 |
|
欽ちゃんが浅草に帰ってきた! 初ドキュメンタリー映画は、”ドッキリメンタリー”!? “視聴率100%男”萩本欽一を追いかけたドキュメンタリー映画『We Love Television?』が9月16日(土)に東京・浅草で開幕した「第10回したまちコメディ映画祭 in 台東」でワールドプレミア上映され、萩本欽一と土屋敏男監督が来場! 人力車に乗って登場した萩本と土屋監督は晴れの映画祭ということでタキシード! と笑わせました。 |
|
映画祭のオープニングイベントでは、今年のコメディ栄誉賞に輝いた小松政夫、オープニング作品『blank 13』の斎藤工監督、同作主演の高橋一生らと並んでステージに登壇。
萩本さん:高橋一生さんに握手してもらいました! ホントによかったぁ。 と語り、会場は笑いに包まれた。 |
|
ワールドプレミア上映前の舞台挨拶では、本作がどういうきっかけでどのように撮られることになったかを語ったが、 萩本さん:ある日、(土屋監督が)いきなりウチに来て『(視聴率)30%番組をやりましょう!』って言ってきた。 と、話すと、 土屋監督:2010年に企画し、2011年から撮り始めて、今年2017年に完成しました。 と語り、それが萩本さん自身、まさか映画になるとは思っていなかったようで 萩本さん:仕事でもないのにいつもカメラを持ってるなと思ってました。普段の(僕自身)ありのままの姿を撮っているんだよ。 と語った。 本作を作る動機について 土屋監督:TVをずっとやってきて、TVって何なのか? 視聴率を獲るってなんだ? 視聴率30%って何なのか? と探っていくと、師匠である萩本欽一に行きついた。自分の中でのTVって何かを明らかにしたかったんです。こんなにも“撮られている”ということを意識していない萩本欽一をカメラに収めたのは初めて。 と胸を張った。 また、萩本さんは完成した映画について 萩本さん:僕にとってはドキュメンタリーというよりもドッキリ! ドッキリメンタリーであり、困ったリーだよ。 と冗談めかして語った。 萩本さん:いま、TVではタバコをくわえていると放送されないから、タバコをくわえているときに本心を言ってるんです。映画を先に見た人に『タバコ吸ってるところは出てくる?』と聞いたら『出てきます』って…(笑) と語るが、そもそも、映画のポスター写真自体にタバコを口にくわえた萩本の姿が映っており、普段、TVでは言えない本音がたっぷりと描かれていると語った。 土屋監督:この映画はあくまで中盤編。この先があるかもしれない」と語ると、萩本は「この映画が大ヒットしたら、今後土屋くんと話しをするときは気をつけるよ(笑) と冗談めかして話した。 |
|
映画『We Love Television?』
物語・・・ 番組に出演する演者との顔合わせ、番組構成に関わる人達との打ち合わせなどを精力的にこなす萩本欽一は、76歳。 新しいものへの探求心、笑いへの追求心…周囲の人達の熱量を最大限に引き出していく萩本欽一独自の手法とは? これまで誰も見たことのない萩本欽一の真の姿を追った、最初で最後のドキュメンタリー映画。 |
出演:萩本欽一 / 田中美佐子、河本準一
企画・構成・監督:土屋敏男(つちや・としお)
配給:日活
上映時間:110分
©2017日本テレビ放送網
©2017映画「We Love Television?」