カルロス・サウラ監督の最新作『JOTA de Saura』の邦題が『J:ビヨンド・フラメンコ』となり、11月25日(土)、Bunkamuraル・シネマ他、全国順次ロードショーとなりますが、その予告編が出来上がりました。
予告編について「1、2、3・・・」少年少女がホタの基本ステップを学ぶレッスンの情景から始まる本作の予告篇は、スペイン・アラゴン地方で生まれ、フラメンコのルーツといわれる「ホタ」が老若男女に踊られている民俗舞踊であることがわかるような、楽し気なダンスシーンで始まる。続き、シーンは現代最高のフラメンコダンサー、サラ・バラスと、ホタ舞踊の第一人者、ミゲル・アンヘル・ベルナが躍る“フラメンコ風ホタ”の白熱のダンスパートをたっぷりと見せながら、最後は、『ゲド戦記』の音楽にも参加している、ガリシアが生んだ天才バグパイプ奏者、カルロス・ヌニェスの演奏する“ガリシアのホタ”の曲に乗せて、スペイン舞踊の現代最高のアーティストたちに演奏&ダンスシーンが次々と登場し、クライマックスへ。<歓喜の舞いに心、躍る>、至福のダンス&音楽エンターテインメントの本作の魅力を堪能できる、予告になっています。 カルロス・サウラが本当に描きたかったスペインの魂! 「フラメンコ三部作」と話題を呼んだ『血の婚礼』(81)、『カルメン』(83)、『恋は魔術師』(86)。トップに君臨するアーティストらのパフォーマンスを格調高くスタジオで捉えた、オムニバス形式による『フラメンコ』(95)、『イベリア 魂のフラメンコ』(05)、『フラメンコ・フラメンコ』(10)。数々の舞踊音楽の芸術作品を世に送り出してきたスペイン映画界の巨匠、カルロス・サウラ。 5年ぶりの待望の日本公開となる最新作『J:ビヨンド・フラメンコ』で描かれるのは、監督の生まれ故郷、スペインのアラゴン地方が発祥とされる「ホタ」。フラメンコのルーツのひとつである「ホタ」を通し、フラメンコのフィールドの彼方に広がる「ホタ」の奥深い魅力に迫っていこうという、至福のダンス&音楽エンターテインメント‼めくるめく映像美で描かれる数々のダンスシーンで構成される本作を観れば、あたかも絢爛豪華なエンターテインメントショーを鑑賞しているような、アート空間に迷い込んだかのような気分に! スペイン舞踊のスーパースター、奇跡の競演! |
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カルロス・サウラ プロフィール
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監督:カルロス・サウラ
出演:サラ・バラス/カニサレス/カルロス・ヌニェス/ミゲル・アンヘル・ベルナ
原題:JOTA de Saura/英題:J:Beyond Flamenco/2016年/スペイン/スペイン語/90分/ビスタサイズ/5.1ch/DCP/カラー&モノクロ 日本語字幕:渡部美貴/字幕監修:小倉真理子
後援:スペイン大使館/セルバンテス文化センター東京/一般社団法人 日本フラメンコ協会/公益財団法人 日本スペイン協会
配給:レスぺ
宣伝協力:Lem
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