阪本順治監督の最新作『エルネスト』が、10月6日(金)より公開。
今回、革命に身を捧げるチェ・ゲバラと、チェ・ゲバラの意志を継いだ一人の日系人、フレディ前村の二人の青年の真実を描いた物語である本作にちなみ、戦争という大きな戦いの渦に巻き込まれていくアムロ・レイの物語を描いてきた、安彦良和先生が本作のために描き下ろしたオリジナルポスターが解禁となりました。 50年の時を越え、“理想”を追い求めた男たちの物語を現代に甦らせるのは、『人類資金』や『北のカナリアたち』など骨太な人間ドラマを描き、メッセージ性と芸術性に優れた作品の数々が各界から高い評価を受ける阪本順治監督。実在する人物を題材にするのは初めてとなる。そして医学生でありながらもチェ・ゲバラに共感し、信念の為に戦いに身を投じる日系ボリビア人<フレディ前村>を、阪本監督とは3度目のコンビとなる、世界の映画際で多数の賞を受賞してきたオダギリジョーが演じる。 |
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今回のイラストは、安彦良和先生が過去に描いた、漫画『週刊 マンガ世界の偉人』でチェ・ゲバラがボリビアでの革命に失敗し、死に向かっていく様子を日系ボリビア人のフレディ前村の目線から描かれた作品が、本作との親和性が高いことから実現した。本作を鑑賞した安彦良和先生は、作品に深く感銘を受け、今回のコラボに関し快く快諾し、2日間でこのイラストを描き上げた。
また、今回のポスターは、ティザーポスターをベースに描かれており、機動戦士ガンダムのタッチで描かれた“二人のエルネスト”が、世界平和を信じ、自分の信念貫こうとする強い意志を感じ、キューバ革命をはじめ、彼らが成し遂げようとする未来に熱い視線を注いでいる様子がわかる。 引き受けた理由を安彦良和先生がコメントしています。 安彦良和先生: それから5年が経ち、その時に自分が描いたゲバラのマンガの中のフレディと同様のストーリーを、阪本監督が映画化をしたと聞き、今回のお話しを縁と思い、ご一緒させていただきました。 映画は彼の医学生時代がメインで、フレディの青春映画としても楽しませて頂きました。フレディ役を演じたオダギリジョーさんが日本人離れした容姿なので、見事に日系二世フレディを演じられていて、流暢なスペイン語も素晴らしく、さすがだと思いました。 |
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また、本ポスターが描かれたオリジナルクリアファイルが前売り券特典として発売が決定した。
〈8月5日(土)発売〉両面それぞれに、ティザーポスターと安彦先生の描き下ろしポスターが描かれており、見比べて楽しむことができるファン必見のアイテムとなっている。 《前売り特典情報》 10月6日(金)TOHOシネマズ 新宿他全国ロードショー 公式サイト: 物語・・・ 50年前、チェ・ゲバラに“エルネスト”と名付けられ、行動をともにした、ひとりの日系人がいた―。 |
脚本・監督:阪本順治
出演:オダギリジョー、永山絢斗、ホワン・ミゲル・バレロ・アコスタ、アレクシス・ディアス・デ・ビジェガス
配給:キノフィルムズ/木下グループ
2017年|日本・キューバ合作|スペイン語・日本語|DCP|ビスタサイズ|124分
(c)2017 “ERNESTO” FILM PARTNERS.