映画情報どっとこむ ralph モントリオール世界映画祭での最優秀芸術賞受賞をはじめ、世界27の映画祭に正式出品され、19の賞を受賞するなど、海外でも高い評価を得ている映画「たたら侍」が5月20日の全国劇場公開を目前に控え、外国特派員協会において小林直己さん(EXILE/三代目 J Soul Brothers)、脚本・監督の錦織良成氏が登壇し記者会見を行いました。

日時:2017 年5月15日(月)
会場:公益社団法人 日本外国特派員協会
登壇:小林直己 (EXILE/三代目 J Soul Brothers)、錦織良成 (脚本・監督)

映画情報どっとこむ ralph 錦織監督と小林直己さんのプロフィール紹介の後、チアマンからの質問からスタート。

Q:歴史に詳しい印象ですが?なぜ今、たたら侍のストーリーを語ることに?

錦織監督:小林さん:歴史を調べなおすと、たたら製鉄行き当たりまして、日本刀は武器だと思われていますが、戦国時代以降は日本人の神からいただいた守り的存在出会ったこと。これをモチーフにしようと思いました。伝統的なたたらが、今の最先端の鉄より純度が高い。そして、その刀を作る技術が出雲に残されていることを日本人が知らない。これは映画にしたいと思いました。

と、語りました。刀はCGでなくて、本当に使われているのですかとの小林さんへの質問には流ちょうな英語で回答!しかも自分で日本語に訳すと言う荒業を披露

小林さん:今日はお集まりいただきありがとうございます。映画なのでイミテーションですが、撮影前には真剣での練習で、実際の生死に直面する気持ちを知りました。

そして、今回試写に集まった方々からの質問に

Q:戦国時代の村はどうしたのですか?

錦織監督:村は全部作りました!神社は1400年くらい前からある神社を作りました。出雲の大社の修復に携わる宮大工さんたちに協力を得ました。

日本の宮大工さんたちが、釘を使わないで建てることを聞くと、客席の外国人たちから感嘆の声が!

Q:小林さんは映画初出演ですが、ダンスのスキルをどのように役作りに生かしました?

小林さん:記念に日本語に訳していただけますか?(笑)
体を使うことで表現することはダンスをしているのでなれていますが、芝居は言葉があるので難しいところはありました。今回はアクションシーンがメインなので難しさは感じませんでした。

Q:殺陣が素晴らしかったですが、血の滴るシーンがなったのは?

錦織監督:実際に切れ味の良い刀で切ると血が飛ばないんです。今回は子供も観られる時代劇にしようとも思いました。血がドバーは黒沢映画以降なんです。

と、回答。

映画情報どっとこむ ralph Q:歴史上に、このようなことはあったのでしょうか?

錦織監督:戦国時代の資料が残っていなくて、映画や小説は想像の産物なんです。出雲はお金もあったことから、権力者とつながっていて、今回はあったであろうという推察から造りました。

Q:出雲阿国の踊りが日本の伝統風じゃなかったのですが、あれはEXILE風?

錦織監督:巫女舞をモチーフです。静かな部分は神社で実際に舞われているもので、激しい部分は巫女舞のプロに創作してもらいました。是非神社に行ってみていただきたいですね。

Q:七人の侍風な部分もあった気がしますが

錦織監督:意図は最初はなかったのですが、若いスタッフとこだわって行くうちに黒沢監督のようになった部分もありますね。

と、回答されました。

Q:次は侍ミュージカルを作られては?

錦織監督:小林さんは立ち振る舞いが武士のようですので、良い提案だと思います!

ここで、日本外国特派員協会の1年間のメンバーシップが二人に進呈されました。

2017年5月20日(土) 新宿バルト9・TOHOシネマズ新宿ほか全国公開です。劇場によっては4Kや35mmフィルムでの上映もあるとのことです。

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戦国時代中世の奥出雲の村を舞台に、伝統を継承し守ることを宿命付けられた青柳演じる青年・伍介が、葛藤や挫折を通して真の「侍」へと成長していく姿を描いた本格時代劇。

公式サイト:
tatara-samurai.jp

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監督 脚本:錦織良成
エグゼクティヴ・プロデューサー:EXILE HIRO

出演:
青柳翔、小林直己、田畑智子、石井杏奈、高橋長英、甲本雅裕、宮崎美子、品川徹、でんでん、氏家恵、橋爪遼、安部康二郎、菅田俊、音尾琢真、早乙女太一、中村嘉葎雄、佐野史郎、豊原功補、山本圭、笹野高史、
AKIRA/ 奈良岡朋子 / 津川雅彦

配給:LDH PICTURES
©2017「たたら侍」製作委員会

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