『いのちあるかぎり 木田俊之物語』木田俊之ご本人にインタビュー

投稿日2017/05/03

映画情報どっとこむ ralph 発症30年後の現在も、筋ジストロフィー(遠位型ミオパチー)と闘いながら、車椅子で歌唱する「みちのくレコード」第1号の歌手・木田俊之さんと奥さまの智恵子さんの半生をベースに映画化した『いのちあるかぎり木田俊之物語』は4月24日に渋谷UPLINKにて公開!

いよいよ5月6日から本格的に大阪・シアターセブンからムービーオン山形、土浦セントラルシネマズ、横浜シネマノヴェチェント、上田映劇、刈谷日劇、岡山メルパほかにて順次公開となります。

今回、本作のモデルとなった木田俊之さんと奥さまの智恵子さんにインタビューをさせていただく時間をいただきましたのでご報告。車いすでの対談でしたが、全く感じさせない、むしろ押しの強い陽気な方でした!

場所:都内某事務所

映画情報どっとこむ ralph 都内まで、3時間ほど車で移動してきてお疲れのところ、すぐに始まったインタビューですが、木田さんは会議室に入ったところからハイテンション!

Q:映画化の経緯や話を受けたときの感想をうかがえますか?

木田さん:まさか映画って!と驚いて半信半疑でしたけどね。だんだんお話が進んで本当なんだと。嬉しいのが半分、照れくさいの半分ですね。

と、自伝的映画に照れ気味の木田さん。本作は、山形県歌謡振興会の35周年記念事業として始まったそう。

Q:本作をご覧になった感想は?

木田さん:設定は多少違いますが、ほぼ実話なのでリアルです。凄く良くできたなと思っています。主役の武田知大さんと鈴木まりや(AKB48)さん、 植野葉子さんたちも良かったですね。撮影もみな温かくて、和気藹々でした。

Q:ご自身の役を武田知大さんが熱演していますが、いかがでしたか?

木田さん:俺自身は明るくて、暗い人の気持ちがわからなかったのですけど、病気になって、仕事が出来なくなって初めて分かったんです。その辺りの感情表現が武田さんの寡黙で静かな演技で伝わってきて良かったですね。動きとしては弘前公園の部分は歩き方が上手かったですね。

Q:映画の中の奥さんの描かれ方は?

木田さん:鈴木さんは、うちのかあちゃんも若いころはあんな感じでしたね。植野さんは本当にそっくりでした。出会いの場所は違うけど・・本当はディスコ。で、俺がナンパされたの。声かけたのは俺だけどね。

と、設定は違うけれども出会いは熱いものだったそう。

Q:お勧めのシーンはありますか?

木田さん:パラグライダーのシーン。あれ本当は俺が飛ぶ予定で、飛びたかったんだけどね。最終的に武田さんが飛んだんだよね。体縛られてるから怖かったと思うよ。

千恵子さん:泣いてたでしょ。あれ演技じゃないかもしれないです。

と暴露。

映画情報どっとこむ ralph Q:実際に大手のレコード会社からみちのくへの移籍にされていますが

木田さん:大手でもそうじゃなくても、第2営業部は自主出版なんです。小さいところでのメリットはいろいろ小回りが利くことですね。演歌歌手は1曲ヒットが出ると10年以上食べられるからね。紅白出ると凄くなるんだけどね。

と、音楽業界の裏話(本当は詳しく聞かせていただきました。)も飛び出し、紅白への想いも滲みます。

Q:映画の中であちこちで営業・コンサートを行う日々が描かれていますが・・・

木田さん:そうですね。単独でのコンサートやディナーショーもやってるからね。今まで25の都道府県へ行ってるんです。47都道府県全部に行って仕事をしたいですね。今、西の方が弱いんです。でも、この映画が広島と岡山で夏に上映があるから・・・そこから拡げていきたいですね。

と、映画きっかけで、西への進出という野心も語りました。


Q:今回の脚本は?

木田さん:脚本は監督が話を聞いて、話を膨らませてくれたんですね。自伝も二冊出ていて、今回の映画化に際して4月30日に出版された女性誌のライターさんが書いているものがあるので、読んでみてください。そちらは、家内の想いや子供の気持ちも書かれていて思わず泣いてしまいました。

Q:今後のご予定をお願いします。

5月6日から本格的に大阪・シアターセブン(5月6日(土)から。5月13日(土)に舞台挨拶あり)、ムービーオン山形(6月25日(日))、土浦セントラルシネマズ(6月頃)、横浜シネマノヴェチェント(6月17日(土)~6月23日(金))、上田映劇(7月上旬)、刈谷日劇、岡山メルパ(5月13日(土)〜5月19日(金))ほかにて順次公開となります。この他にも、非劇場系で先程話した広島、岡山等でも上映されます。山形では映画の前に数曲歌う予定になっています!

と、終始お話が止まらない木田さん。とてもパワフルな印象でした。
劇中での歌は木田さん本人です。その歌声も是非劇場で。



映画のあらすじ
木田は1982年、智恵子と出会い結婚。
子供も生まれて幸せな日々を送っていた。

その木田を、突然「筋ジストロフィー」が襲う。

自暴自棄になる木田を智恵子は支え続け、ボランティア歌仲間との交流を通じ、難病と戦いながら『紅白歌合戦』への出場を夢みて、「いのちあるかぎり」歌い続ける。

木田俊之の半生を描いた一組の夫婦の物語。

映画情報どっとこむ ralph 木田俊之 プロフィール
1957年2月2日生まれ、青森県大鰐町(おおわにまち)出身。上京後、働きながら趣味で音楽活動を行う。結婚し青森に帰省後、「筋ジストロフィー」を発症。ある日、ステージで倒れたことをきっかけに、歌うことをやめてしまう。仕事を続けることが不可能なほど病は進行し、先の見えない人生に一時は死ぬことも考えたが、家族の支えや、同じ病気と闘いながらも懸命に生きている人と出会い、前向きさを取り戻す。「歌うことは座っていてもできる」ということに気づき、大好きな歌で生きていくことを決意。その後、リハビリを行いながら様々なコンテストに出場し優勝、念願のプロデビューを果たす。発症30年後の現在も、筋ジストロフィーと闘いながら、車椅子に着席のまま笑顔で歌う姿とパワフルな歌唱
力で多くの人に感動と勇気を与えている。

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キャスト
武田知大 鈴木まりや(AKB48) 植野葉子 武智大輔 大林素子
聖川湧 岬坊真明 橋本トオル 古川孝 松田純一 松田えりか 鈴木ゆか 小島久人 保井寛敬 赤松ひろき 若井久美子
滋野由之 西村知美 本田理沙 晃(元フィンガー5) / あべ静江 / 渡辺裕之

監督・脚本:渡邊豊
エグゼクティブプロデューサー:白岩英也
プロデューサー:藤井学
制作:(株)アプローズプロ WARAHATA
制作協力:(株)セブンエクセレント
配給:ベストブレーン
配給協力:渋谷プロダクション
題字:八嶋龍仙(伝統ねぷた絵師)
製作:映画「いのちあるかぎり 木田俊之物語」製作委員会
みちのくレコード 山形県歌謡振興会、みちのく歌謡文化連盟
(有)白岩新聞店(株)ハンプトン東北
(c) 2016 映画「いのちあるかぎり 木田俊之物語」
   
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