映画情報どっとこむ ralph なぎら健壱、佐野史郎、高田漣、森達也らが語る伝説のフォークシンガー・高田渡。

伝説のフォークシンガー高田渡の人生最後の単独ライブを収めたドキュメンタリー映画『まるでいつもの夜みたいに』が、4月29日(土)よりアップリンクで渋谷で公開となります。

この公開を記念して開催される、豪華ゲスト陣によるトークショーのラインナップが発表となりました。

映画情報どっとこむ ralph 『まるでいつもの夜みたいに〜高田渡 東京ラストライブ〜』
トーク特集 《高田渡の「人生の柄」を語る》

4/29(土)13:00の回上映後  ゲスト:高田漣(ミュージシャン)
父・高田渡の楽曲を独自のアレンジで歌い継ぎ、トリビュート・アルバム『コーヒーブルース〜高田渡を歌う〜』を発表。「父超え」の音楽世界を切り拓いている。

4/30(日)13:00の回上映後  ゲスト:森達也(映画監督・作家)
ドキュメンタリー『放送禁止歌』で「自衛隊に入ろう」を歌う高田渡を撮影。その後も吉祥寺「いせや」などで高田渡と遭遇。酒を酌み交し、毒舌を言い交した。

5/3(水)13:00の回上映後  ゲスト:佐久間順平(ミュージシャン)
大学時代に高田渡と出会い、1977年に「ヒルトップ・ストリングス・バンド」を結成。高田渡のサポートを務めることが最も多かったミュージシャンのひとり。

5/4(木)13:00の回上映後  ゲスト:南椌椌(アーティスト・カレー屋『まめ蔵』店主)
ポスター、フライヤーの高田渡の似顔絵を描いたアーティスト。高田渡とは20代からの友人。息子の高田漣は大学時代、カレー屋『まめ蔵』でアルバイトしていた。

5/5(金)13:00の回上映後  ゲスト:なぎら健壱(フォークシンガー)
高校時代から高田渡に憧れて、1970年の中津川フォークジャンボリーで高田渡に入門。自他ともに認める高田渡の一番弟子。フォークの語り部としても有名である。

5/6(土)13:00の回上映後  ゲスト:佐野史郎(俳優・映画監督・ミュージシャン)
俳優であり、ミュージシャンとしても活躍する佐野史郎は高田渡のご近所友だち。高田渡のバックも務めたバンド「はっぴいえんど」が音楽活動の出発点だという。

5/7(日)13:00の回上映後 ゲスト:小室等(ミュージシャン)
関西アングラフォークの旗手だった高田渡に対して、東京カレッジフォークを率いた小室等は正反対のライバルのように見られるが、実は案外仲がよかった。

映画情報どっとこむ ralph 映画『まるでいつもの夜みたいに~高田渡 東京ラストライブ』の内容は・・・

タカダワタルハ、イキテル!
伝説のフォークシンガー高田渡の「人生の柄」を抱きしめる音楽ドキュメンタリー
この映画に長い解説はいらない。とにかく、高田渡さんの東京ラストライブは凄かった。2005年3月27日(日曜日)のことだ。歌いはじめたころの渡さんのような、ギター一本の単独ライブだった。

その夜、高円寺の居酒屋に集まった30人余りの観客はしあわせだった。全国の小さな店や大きなホールを旅するなかで磨きに磨きあげられた渡さんの歌に酔いしれ、焼酎をちびりちびりやりながら発する絶妙な間合いの話術に大笑い。夢のような時間が流れた。このライブのあと、北海道ツアー中の2005年4月4日(月曜日)に倒れた渡さんは、その12日後、56歳でコノヨニオサラバシタ。

あれから12年になる。でもね、この映画をスクリーンに投影すると、そこに最後までフォークシンガーらしい生き方を貫き通した渡さんが、“まるでいつもの夜みたいに”登場し、歌い、語る。タカダワタルハ、イキテル!

2017年4月29日(土)より、アップリンク渋谷にて公開です。

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出演:高田 渡、中川イサト、中川五郎
監督・撮影・編集:代島治彦
語り:田川 律/題字・絵:南 椌椌/ピアニカ演奏:ロケット・マツ
整音:田辺信道、滝澤 修/宣伝美術:カワカミオサム
配給協力:アップリンク、TONE 
製作・配給:スコブル工房
2017年/カラー・B&W/デジタル/74 分
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