三島由紀夫の【SF】小説を、『桐島、部活やめるってよ』、『紙の月』の吉田大八監督が悲願の映画化『美しい星』が、5月26日(金)より全国ロードショーとなります。
舞台を現代に大胆アップデートし、或る日突然【覚醒】した宇宙人視点で、世界を切り取る。その予測不可能な三島×吉田ワールドに、リリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介ら、今をときめく個性派キャストが舞台挨拶付き完成披露試写会集結しました。 |
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悲鳴に近い大歓声の中、現れた宇宙人ファミリーと謎の宇宙人と監督。
30年越しの三島由紀夫原作の『美しい星』を映画化に漕ぎ着けてた監督 と幸せをかみしめる監督。 リリーさんが、今日は息子がパジャマで・・・と、亀梨さん衣装がパジャマっぽいことをいじると 亀梨さん:水星人を演じました。パジャマで来ました!今回は準備して現場に入ってからは監督に身をゆだねました。僕はプレーボーイなものであまり家に帰ってなくて、家族に会えてないんですよね。でも一緒の時は控室でも家族といました。 と言う亀梨さんにリリーさんは、「そう野球の練習でいなかった」と暴露! |
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橋本さん:金星人役です。撮影に入る前に監督と話をさせていただいて、絶対に美しくなくてはいけないんだと。重圧がありました。私は絶対に美しいと自己暗示をかけ続けた1か月でした。大変だったのは、金星人のポーズが面白くて、まじめな顔で演じるのに時間がかかりました! 監督:彼女には美を正して欲しくて。彼女はそれに答えてくれたと思います。
リリーさん:おかんの宇宙が一番大きかったね! と同意のうなずきを見せる一同。 |
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佐々木さん:謎の宇宙人役です!台詞を言うと監督が「今、日本語に聞こえました!」って、トライすると「こんどは宇宙人過ぎ!」って演出受けました。なかなか高度でしたね。瞬きしてはいけないので、大変でした。 リリーさん:それ脇から見てて、その匙加減どうなの?って思ってました! と、フォローするリリーさん。佐々木さんは観客の皆さんに 佐々木さん:くそまじめにやってるのを、俯瞰で観て面白がってくれると嬉しいですね! これは止めなくては!なエピソードは? リリーさん:環境問題が話されています。まっとうなんです。まじめなことを声高に言うことが宇宙人扱いされる。ひとって、問題を先送りにしたいんだろうなと。この映画を観ていると考えさせられるよね。 亀梨さん:当たり前に感じてしまっていたことを改めて考えさせられましたね。地球人として新たに思いました。 最後に・・・・ 監督:素晴らしい皆に苦労を掛けてつくりました!あとは観ていただくだけです。 |
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物語・・・・
その手で“美しい星・地球”を救えると信じた、とある平凡な“宇宙人一家”の悲喜劇 “当たらない”お天気キャスターの父・重一郎、野心溢れるフリーターの息子・一雄、美人すぎてまわりから浮いている女子大生の娘・暁子、心の空虚をもて余す主婦の母・伊余子。 『美しい星』 5月26日(金) TOHOシネマズ 日本橋他全国ロードショー |
リリー・フランキー
亀梨和也 橋本愛 中嶋朋子 / 佐々木蔵之介
羽場裕一 春田純一 / 友利恵 若葉竜也
原作:三島由紀夫「美しい星」(新潮文庫刊)
脚本:吉田大八 甲斐聖太郎 音楽:渡邊琢磨
劇中曲:「金星」(作詞・作曲:平沢進/歌:若葉竜也、樋井明日香)
製作:「美しい星」製作委員会 助成:文化庁文化芸術振興費補助金
企画・制作プロダクション:リクリ 企画・製作幹事・配給:ギャガ
監督:吉田大八
(C)2017「美しい星」製作委員会