この度、2017年6月下旬から沖縄で先行公開し、8月より東京にて公開となる新作映画「STAR SAND-星砂物語―」の情報が解禁となりました!
数々の書物を著し、日本と豪州の各地において舞台を手掛け、大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」で助監督を務めるなど、日本映画に造詣も深いロジャー・パルバースが、日本の沖縄を舞台に、平和への想いを込めて書いた小説を自身の監督により映画化。
ロジャー・パルバース監督は談織田梨沙さんの起用理由を 監督:わたしは 40 年にわたって、芝居の演出や映画関係の仕事をしていますが、 織田梨沙さんほど演技の深さとエモーションの広さを表現する若い女優は見たことが ありません。 彼女は、星砂いっぱいの空に新しい星をもたらした大スターだ。 と述べています。 |
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また 近年その演技力・表現力が出演作ごとに高まっている満島真之介、吉岡里帆、三浦貴大、そしてブランドン・マクレランドといった、フレッシュで才能きらめく若手俳優たちを起用。
またベテラン陣も寺島しのぶ、渡辺真起子、石橋蓮司、緑魔子らが監督の作品への想いに共感し集結しています。 主題曲は坂本龍一が提供。『戦場のメリークリスマス』以来、監督の長らくの友人である彼もまた、この作品のテーマに深い理解を示し、美しい旋律をこの映画のため に生み出してくれている。 |
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映画制作について・・・
ベトナム戦争を嫌って若い日に米国を去ったパルバースにとって、「(戦時に)〝 戦わない〟という裏切り」は生涯の主題になった。パルバースが 2012 年に初めて日本語で書いた小説『星砂物語』は、太平洋戦争中の沖縄で「〝戦わない〟という裏切り」を犯す「卑怯な」米兵と「卑怯な」日本兵とその二人を見つめる少女の物語だった。 劇作家、井上ひさしの絶賛を受けて小説『星砂物語』を公表した時から、パルバースは「この物語を自らの手で映画化したい」と思い始めた。 これは、自分がかつて助監督を務めた大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』の小さな姉妹篇だ。星砂のように、小さく、美しい、戦争映画であり、自分の「〝戦わない〟という裏切り」の最終章である。撮影は、2016年、太平洋戦争の激戦地の一つ、沖縄県・伊江島(いえじま)にて行われた。 |
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物語・・・ 戦うことが厭になって軍を離れた“卑怯者”同士の日本兵と米兵は、洞窟の中で暮らすうちに心を通わせ合い、彼らを気に掛ける洋海は足しげく洞窟を訪れ、 三人の間には不思議な関係が築かれてゆく。 そして・・・ 2016 年東京。 志保はそれを読み、そこに封印されていた過去の出来事とその真実に迫っていく……。 |
キャスト
織田梨沙、ブランドン・マクレランド、満島真之介、三浦貴大、吉岡里帆 寺島しのぶ、渡辺真起子、石橋蓮司、緑魔子
作品概要
日本=オーストラリア/2017/カラー/110 分/日本語・英語
監督・脚本:ロジャー・パルバース
主題曲:坂本 龍一『Star Sand』
公開日 沖縄先行: 2017 年 6 月下旬 東京: 2017 年 8 月上旬
(C)2017 The STAR SAND Team