デヴィッド・ハイマン×阪本順治監督登壇!キノフィルムズ2017-18ラインナップ発表会


映画情報どっとこむ ralph 創業から丸5年のキノフィルムズ。

さらなる成長と映像業界への貢献を目標に、2017年度は配給・製作映画ともに、バラエティに富んだ作品のラインナップをそろえて、その発表会が行われました。

スペシャルゲストには映画『パディントン』シリーズ(最新作『パディントン2』は2018年1月公開)のプロデューサーであるデヴィッド・ハイマンさん。そして、2017年10月公開となる映画『エルネスト』のメガホンをとった阪本順治監督に登壇しました。

キノフィルムズ2017-18ラインナップ発表会
日時:3月9日(木) 
場所:有楽町朝日ホール
登壇:デヴィッド・ハイマン氏(映画『パディントン』シリーズプロデューサー)
阪本順治監督(映画『エルネスト』監督)
MC:渋谷亜希

映画情報どっとこむ ralph この日は、全21タイトルが発表。

ナタリー・ポートマンの主演女優賞ノミネートを含む、アカデミー賞3部門ノミネートを果たした『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』、2013年のボストンマラソンでのテロ事件発生後、犯人逮捕までの102時間の真実を描く『パトリオット・デイ』、オスカー監督のメル・ギブソンの10年ぶりの新作で、アカデミー賞2部門に輝いた感動作『ハクソー・リッジ』などのハリウッド作品に加え、邦画も『あん』に続き河瀨直美監督が永瀬正敏と組んだ『光』、熊切和嘉監督が綾野剛を主演に迎えて描く、剣を通じて出会った男たちの熱い物語『武曲 MUKOKU』、そして村上虹郎主演の時空を超えた青春純愛ストーリー『二度めの夏、二度と会えない君』など多彩な作品が目白押し。

さらに、リュック・ベッソンが『フィフス・エレメント』以来、20年ぶりのSFエンターテイメント大作としてフランスのSFコミックを原作に描く『Valerian and the City of a Thousand Planets』(原題)の特別映像も上映された。

映画情報どっとこむ ralph ゲストで登壇したのは『エルネスト』の阪本順治監督と『パディントン2』のプロデューサーのデヴィッド・ハイマンのお2人。

『エルネスト』は、オダギリジョーを主演に日本・キューバ合作で製作。1960年代、ハバナ大医学生としてキューバにやってきて、英雄チェ・ゲバラと出会い、彼から“エルネスト”という名を授けられ、戦いに身を投じたボリビア日系2世・フレディ前村の生涯を描く。

日本でなじみの深いとは言えない題材ということもあって、自虐的に

阪本監督:誰が見るんですかね? この映画…(笑)そういう時の方が勝ってきたので、自信はあります。

と力強いコメント。オダギリさんは、全編スペイン語で演技していて、スペイン語の中でも、フレディ前村の出身地であるボリビアのベニ州の方言を覚えないといけなかったそう。それでも阪本監督は

阪本監督:彼は『FOUJITA』でもフランス語を話していたり、既に何か国語かに挑戦していたし、語学の習得に長けているんです。それ(=言語の習得)が一番の苦労かと言われるとそうではない。

と語るが、実際、現地での撮影にはどんな苦労が…? 

阪本監督:オダギリくんが言うには、ヒゲが食べるときに口の中に入ったり、爪が伸びて物が掴めなくて大変だったそうです(笑)。

と言語はおろか、肉体的にも“戦士”になりきって臨んでいたことがうかがえました。

阪本監督:ブレずに自分の役を掘り下げ、全うしてくれた。

とオダギリさんを称えた。また、現地のスタッフとの混合撮影チームでは

阪本監督:ラテンの人たちは朝、ロケ地に集合すると、みんなハグをして、女性にはチュッとするんですが、人数が多いので、7~8分はそれに時間を取られて『早く撮影したいんだけど…』と思ってました(苦笑)

とラテンならではの苦労も…。

また、本作は広島でも撮影が行われたが、これはゲバラが実際に1959年に来日した際、お忍びで広島を訪問したという史実に基づくもの。

阪本監督:大阪、神戸を訪れたときに、広島が近いと知り、夜行で勝手に広島に行き、慰霊碑に献花したという史実がある。日本人の監督としてそれは描くべき。

とそのシーンを入れた意図を説明した。

最後に阪本監督は、映画をよりヒットさせるべく、タイトルの変更をサプライズで提案! ゲバラに“エルネスト”という名を与えられることにちなんで

阪本監督:『君の名は、エルネスト。』(笑)、『シン・ゲバラ』、『エ・エ・エルネスト』

と語り、会場は爆笑に包まれた。

映画情報どっとこむ ralph 続いて登壇したのは・・・

『パディントン2』のプロデューサーのデヴィッド・ハイマン。世界中で愛されてきた児童文学の名作を原作に、2015年に実写映画化されてヒットを記録した、モフモフの紳士なクマ・パディントンのロンドンでの生活を描く物語の続編。

ハイマン氏は今回の続編について

ハイマンさん:第1作目の持っていた心の温かさやユーモアはそのままに、アクションもキャストもパワーアップしています。多様性を受け入れることが前作のテーマでしたが、今回は、人間の中にある良い部分に目を向けること、コミュニティの持つ価値を掘り下げています。

と語る。特にパワーアップしたキャストのひとりが、パディントンの敵役を演じるヒュー・グラント。

ハイマンさん:この役は彼だけにオファーしたので、『YES』という返事が来たときは嬉しかったです。地元のセレブでナルシストな男で、かつて名を馳せた大スター俳優という役どころ。表面でひとを判断してはいけないという、この作品の大きなテーマを表す人物でもあります。

と語り、パディントンとのやり取りを見どころにあげました。

そして

ハイマンさん:この映画が描くのは、何より価値あるのは優しく親切な人の心であるということであり、パディントンはそれを持っています。それをたっぷりと感じていただける作品になっています。

と語りました。

©P&CO.LTD/SC2016
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