スクリーンで蘇る!『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』大絶賛コメント続々

投稿日2017/02/20

映画情報どっとこむ ralph 名匠エドワード・ヤン監督が1991年に発表した、伝説の傑作『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』が4Kレストア・デジタルリマスター、3時間56分版として、3月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館(3/18~)他全国順次公開となります。


エドワード・ヤン監督の生誕70年、没後10年となる節目の今年、本作が25年ぶりに日本のスクリーンに!

1960年代の台湾を舞台に、実際に起きた事件に着想を得た本作は、少年少女の青春のきらめきと残酷さ、そして「時代のうねり」を鮮烈な映像と秀逸な脚本で映し出し、BBCが1995年に選出した「21世紀に残したい映画100本」に台湾映画として唯一選出されるなど、映画史上に燦然と輝く傑作として、評価され、これまで世界中のクリエイターや多くの映画ファンたちに熱狂的に支持されてきました。

映画情報どっとこむ ralph 日本では初上映以来25年間DVD化もされず、観る機会がなかっただけに、公開を待ち望んでいた各界の著名人(加瀬 亮、から公開が待ち遠しくなるような、アツいコメントが数多く寄せられましたのでご紹介!


問答は無用だ。だまって映画館にかけつけ、この真の傑作に打ちのめされるがよい。
――蓮實重彦(映画評論家)

デジタルリマスタリングには基本的には否定的だが、本作を観て考えを改めざるを得なかった。初見の記憶を遥かに上回る奇妙で圧倒的な感動。異様に新鮮で懐かしい血と光、青春の生々し過ぎる躍動と家族という原理。全ての日本人が観るべき。 
―― 菊地成孔(音楽家/文筆家)

『牯嶺街少年殺人事件』は二十二歳の時に観ました。当時いろいろと将来のことを不安におもい迷っていた自分は、懐中電灯で足元だけを小さな光で頼りなく照らしながらなんとか先の見えない闇の中を歩いていく少年の姿にひどく動揺したものでした。映画というものが自分自身の内面の現実に深く触れてきたことも初めてでしたし、映画の言葉にならない大きな力を感じたのもこのときが最初でした。観終わったあとに感じた胸の痛みが、自分が映画の道に進むきっかけとなりました。 
―― 加瀬 亮(俳優)

小四が懐中電灯を消した直後の残像は、まだ光の世界かそれとももう闇の世界か? わずかな瞬間に全てがまるごと見える。その姿はなんと痛ましく残酷で、そして、息苦しいほどみずみずしいことか。嗚呼、プレスリーが切なく美しく胸に迫ります! 
―― イッセー尾形(俳優)

まだ映画館の闇と映写機の光、そこに身を沈めるよろこびを知らない人こそ、この映画に駆けつけて欲しい。『牯嶺街少年殺人事件』は繭(まゆ)のような闇の中で自分を作り変える体験を、見る者すべてに約束する光だ。この映画をスクリーンで発見できる若い世代を、心の底から羨ましく思います。 
―― 濱口 竜介(映画監督)

何も知らずに、私はあの撮影現場にいた。その時は、台湾映画史に残る傑作映画になるとは分かるはずもなかった。もう一度あの日の現場に戻って、もっといろいろなものを見たいと思った。自分の現場もあの日のような空気感になっているだろうかと、今でも考える。『牯嶺街少年殺人事件』は、僕にとって「映画の原風景」である。偶然では作れない緻密な作品だが、ある少年の青春の一瞬を偶然にとらえた奇跡の映画でもある。唯一無二の映画だ。
―― 行定勲(映画監督)

どこか懐かしく穏やかな暮らしの風景と、青春のまばゆい光。それらの隙間に絶望の影がひたひたと浸透していくさまを私たちは遠くから見つめることしか出来ない。
―― ほしよりこ(漫画家)

語っていないのに伝わってくるという、イーストウッドの『許されざる者』と近い空気感。個々の人間を描きながら、同時にその人間が生きている社会、世界を描いている。スクリーンの外にも世界があり、時間が続いていることを感じさせる稀有な傑作。 
―― 李相日(映画監督)

90年代のはじまりに現れたこの映画は、90年代のすべてを超越している。最小から最大まで、光と闇の間にあるあらゆるもののつながりを可視化し、世界全体を視野に収めつつ、一少年の感情の移ろいを鮮明に描きだす。そんな唯一無二の作品である。
―― 阿部 和重(作家)

映画情報どっとこむ ralph 私のよく知る台北の街角で起きた殺人事件に瞠目した。時を経ても変わらない少年の純真と激情、報われない憧憬が、やり場のない怒りへと育ってゆく。すべての少年時代が内包する脆さを見事に描ききった傑作だ。
―― 東山 彰良(作家)

盗んだ懐中電灯で照らされる範囲だけが少年に見える場所。この先を少女が照らしてくれさえしたら進めると思ったの? 「君を守りたい」なんて少年にしか言えない。どうしようもない取り返しのつかない一瞬 ――。 訳ありの少女と居場所のない少年の台北60’sボーイ・ミーツ・ガール。
―― 松田洋子(漫画家)

『牯嶺街少年殺人事件』は、長いこと忘れかけていた、日本もアジアなのだということを相対化する視点を与えてくれ、しかもアジアが楽園であり、その楽園はすでに蹂躙され尽くしているのだということをも報せてくれた。映画を作るときに、頭の片隅にいつもある作品だ。どれほど待ち焦がれても権利問題で上映が叶わず、その理由はいわくつきの噂と共にもはや都市伝説化していった。だったら俺たちがと数年前に思い立ち、動きはじめると本当にたくさんの方々に一緒にやろうと声をかけられ驚いた。その後の詳しい経緯は知らないが、最後はスコセッシが話をつけてくれたという噂。さすがはストリートの大先輩、とかなんとか。とにかくリバイバルにご尽力くださった皆さまに感謝を!漸くその時はきた!あざす!
―― 富田克也(空族)

こんな映画に選ばれてしまった少年少女の運命よ。だから青春映画が好きだと思うのかもしれない。若い身体に、映画を刻み込むような236分、青春の影――撮影現場の暗闇を、踊り場から覗き込むふたりと、確かに目が合った。 
―― 山戸結希(映画監督)

印象的なのは、少年、少女たちの瞳が危うくも堂々としていること。こんな映画に出会えて、とても嬉しかった。
―― 茂木 欣一(東京スカパラダイスオーケストラ/フィッシュマンズ)

舞台は台湾なのに、日本の昭和30年代が生々しくよみがえる。 思春期の純粋が、残酷で無謀なまま息づいていた時代が。
―― 姫野カオルコ(作家)

最高傑作という言葉を、10年に一度だけ使ってよいとすれば、迷わず『牯嶺街少年殺人事件』を挙げるだろう。揺るぎないショットを刻む映画作家として、社会を洞察する思想家として、人間性を優しく見つめる一人の年長者として、エドワード・ヤンを深く敬愛する。
―― 舩橋淳(映画作家)

『牯嶺街少年殺人事件』は、夭折した偉大な映画監督エドワード・ヤンの最高傑作だ。
―― マーティン・スコセッシ

『牯嶺街少年殺人事件』が1991年に発表された時、新たな才能の登場に世界中が驚いた。いま、若い観客が初めてこの傑作を観て興奮できることが、非常に嬉しい。
―― ウォン・カーウァイ

エドワード・ヤンの作品は常に私の映画に影響を与えてくれた。彼は世界を新たな秩序で作り替えることの出来る、冷徹かつ思いやりのある明晰な観察者である。
―― オリヴィエ・アサイヤス

映画情報どっとこむ ralph 物語・・・
1960年代の台湾・台北。夜間中学に通う小四(シャオスー)は不良グループ〝小公園“に属する王茂(ワンマオ)らといつもつるんでいた。小四はある日、小明(シャオミン)という少女と知り合う。

彼女は小公園のボス、ハニーの女で、ハニーは対立するグループ〝217”のボスと、小明を奪い合い、相手を殺し、姿を消していた。

小明への淡い恋心を抱く小四だったが、ハニーが突然戻ってきたことからグループの対立は激しさを増し、小四たちを巻き込んでいく。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件

3月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館(3/18~)ほか全国順次ロードショー!

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監督:エドワード・ヤン 
出演:チャン・チェン、リサ・ヤン、チャン・クオチュー
1991 年/台湾/236分 /
配給:ビターズ・エンド
(C)1991 Kailidoscope

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