奈良県の中西部に位置する葛城地域でオールロケをした映画『天使のいる図書館』がシネマート新宿ほか全国順次公開となり、主演の小芝風花さん、香川京子さん、森本レオさん そしてウエダアツシ監督が登壇して初日舞台挨拶が行われました。 香川京子・森本レオがべた褒め!小芝風花に太鼓判なイベントとなりました。 映画『天使のいる図書館』初日舞台挨拶 |
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小芝さん:たくさんの方に来ていただいて心拍数が上がっています。東京の皆様にもどんっとお見せ出来る。
と奈良弁を交えイベントはスタート。小芝さんとの共演に関して香川さんは、 香川さん:長いセリフを1回くらいで覚えてしまって、とても私には出来ない。若いっていいわね。 と吐露し、18歳でデビューした自身の経験を重ねて、 香川さん:ぼんやりしていた私と比べて、19歳で舞台挨拶でしっかりと話せるなんてすごくしっかりしていますね。現代の若い人はすごいなという印象です。 と高評価。 |
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そんな香川さんとの共演で、
小芝さん:私が感情的になるシーンで苦戦してしまったときに、(香川が)セリフを繰り返し言ってくださり、気持ちが入りやすいようにしてくれました。 というエピソードを話すと、 香川さん:あれは小芝さんのためだけにやったんじゃないのよ。私の方も長いセリフで自分のためにもやったの。 とベテラン女優ならではの愛情あふれる気遣い。また、自身が『悪い奴ほどよく眠る』(黒澤明監督作品)で高峰秀子に演技の助言をもらった経験などを例に出し、 香川さん:私も若い頃は先輩に親切にしていただいて、自分も後輩が出来たときにこういうふうに接してあげたいと思っていたの。これから出てくる若い方たちにも私が出来ることがあったらお話ししたいですね。 とエールを送った。小芝さんを“天才”と称する森本さんは、 森本さん:役者筋肉がすごくあって、自分でも気がつかずに役に入り込めんでる と大絶賛。続けて・・・ 森本さん:これからいい旅をして、いい恋をして、いい映画をいっぱい見たらすごい女優さんになると思う。 と小芝へのマネージャーさんはきっとハラハラなアドバイスを授けます。 |
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映画の魅力に関して・・・
香川さん:やはり大きいスクリーンで見てもらうのが一番良いので、この作品もそうですが、昔からの優れた日本映画の上映などに是非足を運んでいただき、映画を好きになっていただきたいです。 森本さん:どの土地にも色んな物語が繋がっていて、それを解きほぐしていける映画って素敵。ほっこりとしたとっても美しい映画なのですが、その下のほうにたまっている神話に耳を傾けてみてください。 最後に・・・・ 小芝さん:奈良の魅力がいっぱい詰まっている映画。たくさんの人に観ていただきたいので、SNSなどで拡散していただけると嬉しいです。 と延べ、温かい雰囲気のなか舞台挨拶が終了となりました。 |
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映画『天使のいる図書館』 2017年2月11日(土)奈良県先行公開、2017年2月18日(土)全国順次公開です。 公式ホームページ 物語・・・ その後も度々違う写真を持ってやってくる礼子を連れて葛城地域の名所をまわるうちに、さくらは礼子に自身の他界した祖母への思いを重ね、図書館利用者と司書の関係を超えた特別な感情を抱きはじめる。しかしある日、約束をしていたにもかかわらず、礼子は図書館に姿を見せなくなる。 そして、礼子のことを知るある男性(横浜流星)がさくらの前に現れる…。 |
出演:小芝風花
横浜流星、森永悠希、小牧芽美、飯島順子、吉川莉早、籠谷さくら(X21)、松田岳、美智子/内場勝則、森本レオ、香川京子
監督:ウエダアツシ
脚本:狗飼恭子
原案・エグゼクティブプロデューサー:山国秀幸
製作:映画「天使のいる図書館」製作委員会(ワンダーラボラトリー/JR西日本コミュニケーションズ/HORIZON/ライブラリーコンテンツサービス/ユナイテッドエンタテインメント)
製作協力:葛城地域観光協議会(大和高田市/御所市/香芝市/葛城市/広陵町)
配給・宣伝:ユナイテッドエンタテインメント
2017年/日本/カラー/108分
(c)2017「天使のいる図書館」製作委員会