R指定のパク・チャヌク監督最新作『お嬢さん』が3月3月(金)に全国公開されます。
彼が原作を読み、このシーンで映画化が決まったというシーンを公開に先駆けて解禁します。 パク監督:原作は読んですぐ引き込まれました。侍女がお嬢様の歯を研ぐシーンが出てきた時、“このシーンがあれば映画にできる”と思ったのです。そこには二人が初めてとても近い距離になることの生々しさ、恥ずかしさがありました。映画にするときには、場面を入浴シーンにすることでより親密さを演出し、しずくの音や歯を研ぐ音、匂いは感じられませんが、まるでバラの香りがするようなシーンといった、ビジュアルや音を総動員させることにしました。 |
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本作はまた、かなり機知にとんだ3部構成になっていて・・・・
パク監督:実は3部は原作とは違います。自分がこうなったらいいのに、という、自分が見たい結末にしたくてそうしました。原作のサラ・ウォーターズさんも、最初は原作と結末が違うことで、“私の作品は原案ね”というお手紙をいただいたのですが、結局映画をとても気に入ってくださって3回も見ていただき、プロモーションにもとても協力してくれたんです。 と、原作との違いも明かしています。 『お嬢さん』 3月3日TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー 美しく純真なお嬢様の財産を狙う、詐欺師と侍女。 物語 |
監督:パク・チャヌク
(カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞『オールド・ボーイ』)
キャスト:キム・テリ、キム・ミニ、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン
配給:ファントム・フィルム
2016年/韓国/145分/シネマスコープ/5.1ch/R-18
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