『嘘八百』 武正晴監督が中井貴一と佐々木蔵之介 で極上コメディ

主演を務めるのは、中井貴一と佐々木蔵之介。

6月に公開となる『花戦さ』にも共に出演していますが、今回のような本格的な共演は、初めてだそうです。

さらに、2人とも武正晴監督作品への出演も＜初＞となります。

舞台は大阪・堺。

骨董の世界に身を置きながらも、冴えない仕事をしている関東から来た古物商の則夫（中井）と関西で暮らす陶芸家の佐輔（佐々木）。

２人の前に現れたのは、＂幻の利休の茶器＂だった？！一攫千金を狙って、家族や大御所鑑定士、文化庁をも巻き込んだ壮大な狐と狸の化かし合いが始まる――。

大人に向けた極上のコメディ。

中井貴一さんコメント
助監督からたたき上げで映画を撮ってこられた武さんは、人間描写に長けている監督だと感じていたので、今回お話をいただき是非お引き受けしたいと思いました。私が演じるのは古物商の役なので、古美術関連の書籍を読んだりしています。良い意味でも悪い意味でもロマンに包まれた商売だと感じているので、演じるのがとても楽しみです。監督や佐々木さんと共に、楽しさの中に人間の本質が浮き彫りにされていくような、そんな作品にしていけたらいいなと思っています。

佐々木蔵之介さんコメント
大阪人の「おまえ、ホンマか⁈嘘つけぇ！」は完全に褒め言葉です。「浪華の八百八橋」と言いますが、200橋くらいです。大阪では大きく盛った方が勝ちです。結果、オモロかったら良いんです。大阪の堺を舞台に、武監督と中井さんと利休さんと嘘っぱち×100倍の映画、お楽しみに！

撮影は、２月に大阪・堺市を中心に行われ、全国公開は2018年を予定しているそうです。