映画情報どっとこむ ralph 巨匠:陳 凱歌(チェン・カイコ―)監督、主演:染谷将太をはじめ日本人を含んだアジアのスターが競演、日中共同製作の映画としては史上最大のプロジェクト「空海―KU-KAI―」。

日本の原作・中国のスタッフ、日中のキャスト、日中の映画会社が企画の原点から手を取り合い、湖北省・襄陽市(じょうようし)に唐の都を完全再現し撮影が行われています。
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現在も中国にて長期間の撮影を行っている本作ですが、阿部寛さんが重要な役どころである安倍仲麻呂を演じていることが発表となりました!

いくつかの海外映画参加はすでに経験済である阿部さんですが、近年は主演のTVドラマ「下町ロケット」、映画「テルマエ・ロマエ」などで中国でも人気となっていて、監督もかねてより注目していて出演へ至りました。

映画情報どっとこむ ralph 阿部寛さんからのコメントも到着!

映画「空海」に参加して

阿部さん:スケールがすごく大きくて、俳優人生の中でもこんなスケールの作品に出演するのは初めてです。このセットの凄さ、エキストラの凄さ、監督がそれをまとめあげる凄さ。そして、凄くこだわって1日ワンカットしか撮れない日もありますが、そのような撮影をしているチェン・カイコー監督を尊敬しています。

また、監督が撮りたいことを俳優陣一人一人にきちんと説明して撮影してくれるので、一緒に一つのワンカットを最高のものにしようという意識とその意識の高さを感じます。今回この作品に参加でき、非常に勉強になり凄く良かったと思います。

安倍仲麻呂を演じて、

阿部さん:今回、約1300年前にこの唐に遣唐使として渡って来た安倍仲麻呂を演じています。

生きて海を渡り唐に行くだけでも大変な時代に、日本人でありながら玄宗皇帝の側近になった人です。彼はとても優秀で、玄宗皇帝からとても信用を得た人であり、そんな凄い人を僕は演じさせていただいています。本を色々読んだら、魅力的な人であって容姿的にもカッコいい人だったみたいですね。今回中国に来て、私は安倍仲麻呂を演じさせていただいて、染谷くんは空海を演じていますが1300年前の二人に敬意を称するとともに幸せなことだと思い一生懸命頑張ります。

映画情報どっとこむ ralph 安倍仲麻呂とは

奈良時代、717年に遣唐使として入唐する。第9代皇帝である玄宗に仕え、司経局校書、左拾遺、左補闕など重要な職につく。また、李白、王維、儲光羲など唐詩人らとも交流したとされる。その後、日本に帰国する船が難破し帰国が適わず、中国に戻り、ベトナム、ハノイで任につき、亡くなるまで約50年間も中国で暮らした。日本に帰ることは適わなかった。本作では同じく遣唐使となった空海が白楽天とともに謎の事件の核心に迫る中、期せずして安倍仲麻呂の足跡を辿ることになるという重要な役どころとして登場する。

空海―KU-KAI―

本編は7/31からのクランクインだったが、2か月を過ぎた10月中旬より現場に合流し、すでに数シーンの撮影を済ませています。

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原作:夢枕獏 『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』 (角川文庫/徳間文庫)
監督:陳 凱歌 (チェン・カイコー)
出演:染谷将太、黄軒 (ホアン・シュアン)、阿部寛、松坂慶子
製作:新麗伝媒 KADOKAWA 英皇電影
配給:東宝,KADOKAWA
©New Classics Media Corporation and Kadokawa Corporation 2016

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