戦後の台湾に日本の空手を広めることに尽力し、空手界のみならず各界、また多くの国に影響を与えた偉人・故浅井哲彦の10回忌を忍んで企画された映画「武魂~浅井哲彦物語~」が9月25日に台湾の台北市でクランクインしました。撮影は、今後台湾全土にてロケが予定されています。
この映画は、空手家浅井哲彦が残した空手家としての偉大な業績と「強さという優しさと正義」「戦わないで勝つ事が一番の勝利」という彼の教えを基に、浅井哲彦とその家族の物語。 主演の浅井哲彦役には23歳から27歳まで台湾に芸能活動の拠点を移し、台湾在時の2010年にフジテレビドラマ「東京リトル・ラブ」の主演に抜擢され、日本に帰国後、世界的に活躍する韓国の映画監督キム・ギドクの2016年公開予定「STOP」の主演を務めるなど現在、日本及びアジア各国の映画・テレビドラマ・演劇・CMと幅広く活躍する中江翼。 監督には連続ドラマ「警視庁鑑識班」などのテレビドラマで多くの監督・脚本を手掛け、2010年劇場公開された映画「パートナーズ ~盲導犬チエの物語~」などの下村優。 |
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主演・中江翼コメント 下村優監督コメント: 浅井恵子コメント |
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1961年の東京、全国空手道選手権で優勝した浅井哲彦は、台湾の女優、陳恵珠(後の浅井恵子)と出会い、彼は恵子に一目ぼれし、恵子は彼のプロポーズを受け入れ結婚。日本の空手を広めるために、哲彦は台湾に渡る。だが、日本の戦争占領下の記憶が色濃く残る台湾で、哲彦と恵子は、様々な妨害と、困難に直面して行く。二人の努力によって、哲彦を慕う門弟も増え、彼の名前は台湾で不動のものになっていく。哲彦は台湾人による全台湾空手選手権大会を計画するが、私利私欲に走る一部の反日分子が、哲彦と恵子の前に立ちふさがる。
映画「武魂~浅井哲彦物語~」 |
監督・脚本:下村優
出演:中江翼、藤岡麻美、与座重理久、逢澤みちる、本田博太郎
エグゼクティブプロデューサー:浅井恵子
プロデューサー:嶋田豪
制作:健美プロダクション/アイエス・フィールド
配給:アイエス・フィールド
©2017 『武魂~浅井哲彦物語~』製作委員会