桂望実のベストセラー「嫌な女」を、吉田羊と木村佳乃という日本映画界を代表する女優のW主演に迎え映画化。
黒木瞳が初監督を務めたことでも話題となった映画『嫌な女』のBlu-ray&DVDがソニー・ピクチャーズ エンタテインメントより12月7日(水)に発売となります。 セル商品には、監督の黒木瞳と脚本家の西田征史によるオーディオ・コメンタリーを収録されていて、映画化権獲得から撮影まで、撮影まで4年の月日をかけて2人で実現した本作の撮影秘話だけでなく、ここでしか聞けない制作裏話を明かしています! |
|
どのようなものかというと!! 収録が始まると早速、こだわって選曲した音楽や、自身が演出したポイントを次々と明かす黒木瞳監督。店屋物の空きの器が映ったシーンでは、「この器についているごはん粒は、私のお弁当の残りから使った。」ことや、初日に撮影した、吉田羊演じる徹子の泣きのシーンで「もらい泣きした」ことなど、細かな演出から当日の現場の様子まで、余すことなく明かしている。 吉田羊演じる徹子の履歴書の写真から徹子本人のアップに移るシーンでは、履歴書の写真の大きさと実物の大きさが合わず、ピントが合わないとことが判明。黒木監督は「履歴書を畳一畳くらいの大きさにしたら?」と提案し、現場で笑われたそう。 結局その方法が採用され見事狙った演出が実現したが、「何もわからないから言えた」と”初監督”ならではのエピソードも明かした。
黒木監督は、脚本だけでなく、木村佳乃演じる夏子の衣装やヘアスタイルにもこだわった。ある時期の夏子には赤い髪にしたいと考えたが、どうしても思うようなウィッグが見つからず、最後には「宝塚のかつら屋さんに頼んだ」そう。また、吉田羊には、セリフの言い回しを”ドレミファソラシド”の音階で説明したり、21 歳の時に宝塚で教わった“静かなシーンの後ははっきりとしたセリフで切り替えると良い”ということを活かすなど、”元タカラジェンヌ”ならではの演出法も取り入れた。実は、作品には宝塚時代の友人が30 人ほど出演している あるシーンの演出は「大好きなジョディ・フォスターの初監督作品『リトルマン・テイト』のオマージュ」だったことや、森田芳光監督の作品で自身が演じたシーンの演出方法を思い出し、参考にしたことなど、「嫌な女」が完成するまでの苦労や裏話、そして携わったスタッフや観てくれた観客への感謝を余すことなく語っている。 黒木監督は初めてのコメンタリーを終えて、「喋り足りない、もう1回できる!西田さんとは撮影がはじまってしまってからはお会いできず、すごく久しぶりだったので、今日一緒に収録して、あぁ そういえばそうだった!、こんなこともあったな、と色々思い出せた」と感想を語った。また、西田氏は、「映画化権を獲得してから映画になるまで5 年越しの思いがあるので、話尽きないですね」と黒木監督とともに歩んだ月日を振り返った。 |
|
『嫌な女』12月7日(水)Blu-ray&DVD発売、DVD同時レンタル開始 Blu-ray ¥4,743+税 DVD ¥3,800+税 発売元・販売元:(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 【ストーリー】 【キャスト】 【スタッフ】
|